リーダーです。
さて、久々にJaguarです。
元々は日本製のマッチング・ヘッドのJaguarでしたが、ネックをUS製リプレイスメントのそれに交換し使っていますが、ふと思う事ありオリジナルに戻そうか、と画策した次第。
動機はと言うと模様替えに近い発想・・・・もあるが、一応サウンドの事を考えて。
ネックのグリップはUS製のそれが好きで交換していたが、その重量は日本製より重い。
ギター、主にネックの質量が大きいと低域が出るとの私見を持つワタクシだが、敢えて軽いネックにした方がバランスが良いんじゃ?と思った次第。
と言うのが、今のサウンドはJaguarの音で想像する様なチープさが薄く、重心が重いサウンドで、所属バンド、fujico overdriveで使うなら、オリジナルのネックのサウンドの方が合うかも、と感じた次第。
と言う訳で・・・・
はい、元に戻してみました。
戻した結果の全体重量は3.2kg。Jaguarとしても、ギターとしても軽量な方に思う。3.2kgと言う重量は個人的にベスト。軽過ぎず、重過ぎず。あ、アーム付けたらもうちょい重くなるか・・・・まぁ、良いやw。
ネック重量の差異の大きな要因の一つは、ジョイント個所の厚みかと。US製の物は厚みがあり、日本製に交換すると結構ブリッジを上げる必要があった。一方、ネックそのものの厚みは日本製の方がある感じ。
余談だが、最近弦高調整のやり方を変えてみた。
これまでは、世間一般(なのかな?)のデフォルト、所謂1弦は1.2mm~1.5mm(だったっけ?)にしてから調整・・・・だったが、低めに設定して開放弦が気持ち良くなる個所まで上げて行く、としている(勿論その前にネックは調整)。この方が、良い感じに設定し易い気がする。デフォルトを否定する心算は無いが、好みとデフォルトが一致しなくても良いだろうと思う。
で、元に戻した結果はと言うと、ペグもストリング・リテイナーもナットもフレットも違うが、交換前より重心が軽くなった。
諸々改造しているので、ペラペラな感じでは無いのだが、従前の、Jaguarと思って弾いたら思いの外ヘヴィだなって感じではないかと。低域の割りには、相対的に弱く感じた高域の抜けが良くなり、何と言うか、バランスが良くなったなぁと感じた。
「Jaguarにしては重心が低いサウンド」と言う、ある意味個性と言える特徴は少なくなったが、バランスが良くなった事で音作りはし易い気がする。これまでは、OD-1の様な、密度が濃くなく高域寄りなペダル以外は合わせ難かったのだけど、汎用性が高まったと言うか・・・・まぁ、使い勝手が良くなったって事で。
ネックのグリップは、矢張りUS製の方が好みだが、まぁ、慣れるだろう。
バンドで使うなら、ペグをロック式に、フレットをステンレスフレットに、合わせてナットも交換したいと思うし、ネックのグリップもUS製の方が好みだし、ヘッド側からネック調整が出来ないこの構造は好きじゃないのだが、このネックの方がサウンドは良いなと感じた。
バンドで使う際、箱物ならCasino、ソリッドギターならこのJaguarって使い分けられたらと。
ネックのグリップは圧倒的にCasinoが好みだから、メインはやっぱりCasinoだろうし、ライブではCasino使うだろうけど、このJaguarも準メインで使える様に改造しようかしら。
ソリッドギターは取り回しが楽で良いし・・・・なぁ。