
リーダーです。
さて、一部読者の方に「これが一番面白い」と言われますのが、ワタクシが帰省した際の出来事を描いたこの「帰省便り」(もっとコアな方には「これの続きかけ」と言いますが無視します)。
なんですが、もう今年は本当に書きたくねぇったらない。
正確に言うと、書きたくない、と言うより、書く程の事が無い、が正しい。
諸々あって、余り自由に行動出来なかったのである。
完全にフリーな日は数日で、遅ければ17時からフリー、なんて日も多く、それ故、然程書く事も無いと言う・・・・。
そんな訳で、日毎の出来事とかではなく、項目別で失礼します。簡素に、且つ写真多めで失礼します、はい。読まれる方が居るかは不明ですが、本当に面白くないです。
・取り敢えず、時間が出来たら小樽の街を歩いたり、走ったり
帰省前は、あれしよう、これしようと考えていたのであるが、諸々あってそれが叶わぬとなったので、数時間の余裕を見付けては散歩したりレンタル自転車で文字通り疾走したり。
先ずは早朝の散歩。北海道は既に秋桜が咲いていた。

(北海道は既に秋桜が咲いていた)



(子供時代の遊び場の裏山)

(熊碓神社へ続く山道。この道、本当に気持良く散歩出来る)







(急勾配な坂)



(胡桃がもう実を落としていた)

(庭に咲いていた
- いくらFuzzが好きとしてもゲラニウムとゲルマニウムを混同するのはいただけないな、シモのひとつも投下したいが自粛しますが。」とのご指摘を受け修正。
続いては、街中及び海岸線など

(子供の頃はお世話になったミツウマさんの看板)








して、住吉神社に参拝。此処の境内が好きなのである。


(心地良い境内を独占)

(急勾配の階段も好き)

(振り返れば海が見える。残念ながら増毛連山は見えず)
続いては水天宮さん。


(此処から見る港は本当に綺麗である。帰省の度に訪れる)

(上記の東屋は壊されていた・・・・)

(近隣の此方の旧邸宅は補修進まずで拝見出来ず・・・・もう一度で良いから見たいものだ)
して、これまた急勾配な境内の階段を下る。



浴衣祭りで普段より賑やかな静屋通りを歩けば、風鈴が其処此処に。

硝子の街の風鈴は、涼やかで良い。
して、小樽運河迄出る。


北運河で、Facebookでもお付き合いがあるKさんの水上喫茶兼ライブハウス「艀」へ。


此方の珈琲は、そんじょそこらの珈琲専門店より美味しい。

残念ながらオーナーが変わられるとの事で、この雰囲気を味わえるのも今年が最後。Kさんに挨拶してお別れ。
して、手宮洞窟を見学し、手宮公園へ。





枯れ木も山の賑わいと言うが、手宮公園は白化した木が良い味出していた。

(子供等も居ない公園)

(高台から海を臨む)


(誰も居ない野球場は、夏の匂い)

(なーつー!)
坂を下って高島へ。


(小樽には、其処此処に自生する紫陽花が咲いている。多分、昔の住人が植えたものが自生し、住民が居なくなった後も紫陽花だけが咲いているんだと思う。小樽の紫陽花は、夏から秋が見頃)

(現役の赤ポスト。因みに、ポストは一度設置が決められたら、余程の事が無い限り場所を移動出来ないんだそうな)
高島神社へ。



良い雰囲気の神社でした。此方の盆踊りは結構有名。


(終点感皆無な高島三丁目のバス停と時刻表。本数が・・・・)
続きまして祝津方面。
先ずは此方。

そう、ホテル・ノイシュロス。過去2度ほど宿泊した事があるが、料理も美味しく景観も良く、本当に良いホテル。
立地はこんな感じ。

此方からの景観が、どんな景観かと言うと・・・・






まぁ、こんな感じなのですよ。夕日がね、又ね、綺麗でねぇ・・・・。
お食事は頂けなかったが・・・・

滅茶苦茶美味しいリンゴジュースを頂く。このリンゴジュースを超えるリンゴジュースに出会った事無し。
それを・・・・

こんな部屋で頂く訳。嗚呼、至福。
ホテル・ノイシュロスを後にし、坂を下る。夏満載の散歩道。


そして小樽水族館。且つては東洋一を称していたが、最近はノスタルジアと、不思議な価値観が売りの素晴らし過ぎる水族館。

今回の企画は・・・・

そう、蛸をフューチャリング。この企画力、他の都市の追従を許さない。やったぜ小樽市。蛸足のぬいぐるみは最後まで購入を迷った。
蛸展はそこ迄のスペースに非ず、通常展をじっくりと。

(入り口直ぐの亀)

(威嚇するエイ)

(3本足の亀「太郎」)

(オショロコマ。サケ科の荒々しい口元がなんか良い)

(昆布がある水槽にあったクイズ。耐えているって・・・・?)

(お気に入りのチンアナゴ)


(これまたお気に入りのフウセンウオ)


(お気に入りのコーナー。この回転水槽は見ていて飽きない)

(触って海洋生物に親しみを持って貰おうと言う企画)

(ユムシに触れろ、と・・・・?)
海獣公園へ。




(こう言うオッサンよく見かける@オスパ)


(こう言うオッサンもよく見かける@オスパ)

(海獣に餌を供する事が出来るコーナーの道。此処、好き)

(僕が子供の頃からある手洗い兼水飲み場)

(子供の頃、入れそうな気がした出口)

又、来年!
小樽水族館は思いの外盛況で嬉しくなった。騒がしい大陸系観光客が兎に角邪魔だが、まぁ、それを差し引いても素晴らしい場所に思う。
気が乗って、オスパまで歩こうと決める。

(オスパ着いてから測ってみれば7キロほどの工程)

(道中見掛けた鰊御殿の一つ)

(祝津の稲荷神社。山頂にお社があったらしいが気が付けず。行きたかったなぁ・・・・)

(祝津の海水浴場兼漁港。若い女性が結構いて、居た堪れなくなり直ぐに後にした)

(使用されなくなったトンネル発見。中が見たいなぁ)


海岸線をごゆるりと歩く。

(水が綺麗)

(途中発見した何かの花の群生地)



(曇り空の港も趣深い)
北運河で一服。



Cafe Pressさん。こちらのお店、凄く好きで来ると立ち寄らせて頂いている。この日は珈琲のみでしたが、お食事も美味しい。

お隣のGold Stoneさんも好きである。

(北運河で見付けた揺れそうな船)

(同じく北運河で見付けた未来から来た船)

(同じく北運河で見掛けた髭の配管工の専用船)
オスパで疲れを癒し、ハーバー沿いから最寄り駅へ。



寂寥感が堪らなく好きなのである。

(家まで歩く時に住吉神社さんの前を通れば、参道を三日月が見下ろしていた)
時系列は滅茶苦茶だが、運河プラザでサカナクションは山口一郎氏(小樽出身)の展示物を見る。


同郷と言う事もあって応援しているサカナクションであるが、仕事上でお付き合いがある方が好きで写真を送らせて頂く。
続いては、旧三井銀行が博物館風になっていると言う事で突撃。

(僕が生まれて初めて開いた口座がこちら。今は統廃合されてしまったが)


支店が統廃合されて無くなったのは残念だが、昔は入れなかった場所に入れる幸せ。







この時代の建物がごろごろしているってだけでも、小樽に生まれて良かったなって思う。
この建物のメインは地下の金庫室。


(結露防止で回廊となっている)


(時代を感じさせるタイルに萌え)
同建物で出は、月岡方年展が!

好きな浮世絵師の一人でありますが、500円で見れるとはなぁ!本当は「月百姿」が見たかったが、残念ながら帰郷後がその特集と言う事で・・・・誠に残念。
フジコ・オーバードライブの「月とサムライ」と言う曲は月百姿がモチーフ。
当然、ポストカード購入。

(月の兎VS孫悟空)
続いては、オタモイ海岸とオタルナイ湖。
先ずはオタモイ海岸。



オタモイ海岸から地蔵尊への道は年々険しくなっており、海水浴場への道も閉鎖されて久しく行くに行けない。

同行した甥っ子と途中まで一緒に行ってみたが、この先は先日の雨で地盤が緩く断念。もう一度だけ、地蔵尊迄行きたいものだ。
続いてはオタルナイ湖。



所謂「ダム湖」。巨大建造物は見ていてワクワクする。甥っ子がこの辺に携わる仕事をしており、色々と教えて貰って興味深かった。国の公園内にある電柱の色に指定があるなんて知らなかったなぁ・・・・。
因みに・・・・

日差しが余りにも強かったのでサングラスをサンポート(デパート)はメガネサロン「ルック」さんで購入。安物のサングラスで済ませようと思ったが、お店の人と話し、弦の部分を調整頂き掛け心地が素晴らしいサングラスを手に入れる事が出来た。似合う似合わないはさておき、兎に角「掛けていて違和感の無いサングラスが欲しかったのである。
母に「渡哲也風だねぇ」と言われたが、僕は犯人逮捕に銃火器の乱用、ダイナマイトの使用、ヘリからのスナイプ等した事は無い、と断言しておく。
・色々と食べました
さて、遅い昼食や晩御飯で彼方此方と行ってみたのでご紹介。

(いろはすはこの味がダントツで好きである)

(道中飲んだぶどうソーダ。これは、凄まじく旨い)

(”西や”さんのラーメン)

(これ食べたけど、確かに美味しかった)


(OTARU GRILLのステーキ。牛肉嫌いなワタクシだが・・・・滅茶苦茶旨い!タレが付いているが塩で頂いた)


(100周年を迎えた美園さんのアイスクリーム。因みに此処のお嬢さんは美人である)

(メニューは男塾感満載で楽しい)
続きましては「和食ダイニング こうじ」さん。


(北寄貝のかき揚げ)


他、色々と食べたが、鮎の塩焼きや天丼も抜群に美味しい。で、こちらのポテトフライは「Best of ポテトフライ」である。これを食べに行っても良い位に美味しい。サクッとした感触と塩加減が抜群なのである。
続きましては「藪半」。



「いやいや、北海道に来てお蕎麦って・・・・」と仰る貴方は一度此方のカレー蕎麦を食すべきである。
因みに・・・・

「対Takayuki最終決戦兵器」と言われる出し巻き卵も食した方が良い、と申し上げておく。
こちらの女将さんが、母と茶道教室仲間で、行くと気を回して貰うのだが、それを申し訳なく思う程に常に盛況なので、行かれますなら待つ事を覚悟されたし。
続きましてはビストロ・ブランシュ。


「いやいや、北海道に来て・・・・洋食?」と思われた貴方は一度此方に来てみるべきである。
家人曰く「海産物が美味しい場所のフレンチ、イタリアンは大体美味しい」との事で、ではではと開発してみたが抜群に美味しい。




上記以外にも幾つか食したが、どれもこれも美味しい。お勧めは魚系。ヒラメのカツレツ風は、兎に角抜群である。

(母の知り合いから頂戴した茹でたての玉蜀黍。採って直ぐに茹でた玉蜀黍の美味しさは、饒舌に尽くし難い)

(新千歳空港で食べた函館らーめんの”あじさい”。この塩ラーメンは・・・・最高だと思う)
・蔵群に行ってみた
家人が気を回して、母を誘い出してくれた先は「蔵群」。
宿泊費にあらゆる費用が含まれており、要するに、どれだけ食べてもどれだけ飲んでも宿泊費に含まれている。
まぁ、四の五の言わずに写真を見て頂きたい。



(中庭)

(ウェルカム・ドリンクは抹茶。泡の立て方と茶室の位置から裏千家と思料)


(飲み放題のバー。アルコール以外もある)

(レコードが聴ける音楽室。レコードも充実。此処で飲み物を頂く事も可能)


時代感満載の貴重なレコードも多数。





音楽室にだけでも数時間居られる。昔のレコードだけではなく、R.E.Mなんかもある。

レコード・ラックは書斎にあり、本も充実。母は此処で長い時間を過ごしていた。
続いては茶室。こちらで茶を立てる事も頂く事も可能。



調度品も良いセンス。
内観を少々。




(喫茶室)


(モーニング・グローリー)
部屋はこんな感じ。



(メゾネットになっている)


(寝室は2部屋)

(内庭)

(内風呂。勿論天然の温泉。別に露天風呂もある)
お食事は、時間を指定すると呼びに来て下さり、別室で頂く。


(夕食のメニュー)

(前菜)

(御造り)

(湯葉と鱧の茶わん蒸し風)


(八角のフライ。トリュフ塩で頂く。アスパラガス、小さいトマトも美味しい)

(すき焼き。最近の北海道の牛肉は抜群に美味しい)

(ご飯もの。無添加のななつぼしが抜群に美味しい)

(サクランボのパイとメロン。メロン、好まないんだけど凄まじく美味しい)
続きまして朝食と喫茶室で頂いたアイスクリームと珈琲。



朝食後、吟行に行きたいとの事で母が外出、妻と同行。



母はホトトギス派で、吟行は非常に重要なんだとか。
兎に角、常に母に気を使ってくれる妻には感謝しかない。
・草の根レベルの日露戦争@オスパ
さて、今年も当然に毎日オスパに行ったのである。

時期が時期だけにライダーも多数おり、オスパ馴れしていない輩の狼藉は致し方ないとは言え、どうにも許せぬ連中が居たのである。
それは露西亜人。
酔っぱらった2人の露西亜人の1人が、大声で騒ぐ、湯船にダイブする、タオルを湯船に付ける、挙句の果てに唾を浴槽に吐くに至って、夏のエーゲ海並みに穏やかな心を持つと専ら評判のリーダーも堪忍袋の緒が切れる。
「おいコラそこの露助!タオル湯船に入れんじゃねえ!」
この台詞から抗争が勃発。筋肉隆々のプーチンみたいな露西亜人VSリーダー。威圧的な態度に屈せず言い争いをしてみれば、もう一人の露西亜人が謝罪をして事無きを得る。
言い争いをした露西亜人と、その後何故か湯船で談笑。ウラジオストックから来た事、42歳である事、日本のビールは最高に美味しい事、お前が年上だなんて信じない、等と話した。
湯船にタオルを付けるのは、ウラジオストックでは湯船にタオルを頻繁に入れて耳を温めないと耳を傷めるかららしい。知った事かよ。
「お前は日本の友達だ。今度は船一杯の蟹を持って来る。約束する。風呂から出たらビールでも飲もうぜ!」との誘いを断るが、ガタイの良い露西亜人が寂しそうにしているのはなんか可愛かった。
こうして書くと色々とやっている様に思うでしょ?これがもう、全然でね・・・・。
したかった事、色々とあったんだけど、1日も完全にフリーな日が無く、何とも落ち着かない帰省でありました。
あー、書いた書いた。添削しないでアップするけどご容赦、あれ。