四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

ベース

Mustang Bass PJ(Fender)

リーダー

リーダーです。

書く気は無かったんですが、備忘がてら。

IMG_8791

はい、ベースです。ムスタング・ベースです。購入動機は・・・・まぁ、こんなご時世で、バンド活動もままならないので週末の暇潰しに宅録でもしようかな、とか、そんなんですってのが一つ。

あとは・・・・実は「パーフェロー」なる指板がどんなもんなのか知りたくてってのもあったりします。

ま、先ずは動画をば。



続いてはスペックをば。

BODY
Body Material:Alder
Body Finish:Gloss Polyester
Body Shape:Mustang Bass

ELECTRONICS
Bridge Pickup:Vintage-Style Single-Coil Jazz Bass
Middle Pickup:Vintage-Style Split Single-Coil Precision Bass
Controls:Master Volume, Master Tone
Switching:3-Position Toggle: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Middle Pickups, Position 3. Middle Pickup
Configuration:PJ(分かり難い表記ですが、プレべとジャズベのピックアップ構成って意味かと)

HARDWARE
Bridge:4-Saddle Standard
Hardware Finish:Nickel/Chrome
Tuning Machines:Fender Vintage-Style
Pickguard:3-Ply Black
Control Knobs:Vintage Style Black Plastic Jazz Bass
Neck Plate:4-Bolt

MISCELLANEOUS
Strings:Fender USA 7250M Nickel Plated Steel (Gauges .045 - .105)
Legal Notice:WARNING: Cancer and Reproductive Harm - www.P65Warnings.ca.gov.

NECK
Neck Material:Maple
Neck Finish:Satin Urethane
Neck Shape:"C" Shape
Scale Length:30" (762 mm)
Fingerboard Material:Maple(購入元の店舗の表記から抜粋しましたが、Pau Ferroかと)
Fingerboard Radius:9.5" (241 mm)
Number of Frets:19
Fret Size:Medium Jumbo
Nut Material:Synthetic Bone
Nut Width:1.5" (38.1 mm)
Position Inlays:White Dot
Truss Rod:Standard
Truss Rod Nut:3/16" Hex Adjustment

生産国はMexico。所謂「Fender Mexico」です。

上記の長ったらしいマテリアルは絶対誰も読まないかと思うので、主たる仕様を抜粋すると

・プレベのピックアップとジャズベのピックアップをマウント
パーフェロー指板

です。うん、これで充分だ。

で、なんで紹介したくなかったかと言うと、紹介出来る程ちゃんと弾いていないからに尽きます。アンプを通して弾いたのは、購入を検討して楽器屋さんで試させて頂いた時くらいで・・・・記事に出来る程じゃ無いんですよね。バンドで弾く機会もないだろうし・・・・w。

楽器屋さんで試させて頂いた感じでは、リアのニュアンスが強く出る感じで、輪郭がしっかりとあるベースって感じでした。

ショートスケールのギターやベースは低域が弱い、とのコメントを時々お見掛けしますが、私見ですが「低域が弱いんじゃなくて低域がぼやけていて、音量を上げると更にぼやけるから弱く感じる」と思っております。短くテンションが弱めな弦楽器は、弦振動が大きくなるから音は出し易いと思うが、ボヤっとした感じになるのかなと思料。

で、このベースですが、ピックアップの特性か、リアの位置がブリッジ近くだからか(こちらが主要因だと思料)、輪郭がしっかりと出ていて、引き締まったベースサウンドになっています。ジャズベを一時期弾いていた事があるのですが(元々はベース弾きなんですよワタクシ)、ジャズベ程バリバリした感じじゃ無くて凄く好きなサウンドでした。

強いて不満点を言えば、リアのニュアンスが強いので、ボリュームは独立するか、若しくはピックアップ切替はロータリースイッチならなぁと思った次第(Fender USAから発売されているMustang Bassはそんな仕様だったかと)。

購入に際し、米国製、日本製も試しましたが、一番好みだったのがこのメキシコ製。一番安かったのもメキシコ製。うん、俺の好みはお安いものらしい・・・・人間が安いって事だろう。海外では600ドル程度で売られている。

米国製と日本製は弦が裏通しだったと記憶している。裏通しの方がテンションが稼げるのでそれを好む人の方が多いかもだが、個人的には裏通しではないこの方が好み。緩いテンションのベースが好きなのよ。

その他、米国製は、フロント・ピックアップがムスタング・タイプのそれで、ピックアップ切替がロータリースイッチの仕様。ロータリースイッチは良いなと思ったが、3つ並んだノブにカッコ悪さを覚え見送りし、日本製はこれと同じマテリアルも、ネックの塗装が好みじゃ無かったのでお見送り。

加えて、トラスロット調整がヘッドが側から出来るのも特徴。僕はヘッド側からネック調整出来るギター(ベース)が好きで、その仕様じゃないものは余程じゃ無いと買わない。

数年前に販売され、最近リニューアルされたと記憶しているが、うん、申し訳ない、定かじゃない。確かこの色(Torino Red)はもう無いんじゃなかったっけな・・・・。

色は、この他に、Firemist Gold(金色)、Olympic White(白)があった。最初はOlympic Whiteにしようかなと思ったが、以前同色のコンペティション・ラインの入ったMusutangを買って、色合いにすぐ飽きたのでTorino Redを選んだ。まぁ、人前で弾く機会も無いだろうし色は何でも良かったんだけど。

で、このパーフェローなる指板に俄然興味がありましてね。

ローズウッドに対する国際的規制を受け、Fenderではローズウッドの代替としてパーフェローを積極採用しますなんて記事が出たのはそんな昔の話じゃ無かったと記憶しており、デジマートではこんな特集を2017年にしている。。

で、使ってみてですが・・・・うん、よく分からないw。よく分からないのでネットの評判に・・・・と思うも、やっぱりよく分からないw。あからさまな否定は無く、絶賛するものもあり・・・・ってな感じでしょうか・・・・うん。

えっとですね、ホント、質感だけの私見で恐縮なんですが、硬い感じがします。油分が少ない木材なんでしょかね・・・・?

質感は好きです。さらさらした質感は、若しかしたら好みが分かれるかもです。サテン・フィニッシュのメイプル・ネックみたいな感じ。しっとりとした質感を好む人は好きじゃ無いかも。

で、改造は・・・・うん、まぁ、このままで良いかな・・・・暫くはw。

暫くと言うのは、やりたい事はあるんですよね、うん。

・フロント、リアの音量を個別に操作出来る様にしたい
・ピックアップ切替のスイッチがピッキングには邪魔なのでなんとかしたい

これは、あるんですよね、うん。で、その解決法ってのも、考えはあるんですよね。Jaguarの改造でやった、下記をイメージすると何しようとしているのかお分かりかもですが・・・・。

IMG_8568

ピックアップ切替はスライドスイッチにして、フロントとリアを、それぞれ独立させちゃおうかな、と・・・・。

只、スライドスイッチは、座刳りしないとだからな・・・・面倒だな(Naked Guitar Worksがw)。

さてさて、どうしましょうか・・・・まぁ、飽きたらやるでいっかw。

トータル・メインテナンスは連休でNaked Guitar Worksに依頼します。

あ、そうそ、「へ?」と思ったのが下記。

・ケースがSquireのそれだった
・しかも肩にかけられるストラップが無かった(楽器店のミス?)
・且つ、プレベ、ジャズベと兼用の物だった
・フレットにバリがあった

と、なんか記事にしてすいませんな内容ですが以上です。

4001C64S(Rickenbacker)に改造を施した超先生の話

リーダー

リーダーです。

先日、ライブやったんですけどね、えー、ライブ映像を録画しまして、で、ドラムのTakayuki君がシェアしてくれたんですがね、なんでしょね、ギター二人の落ち着きの無さ。

どう落ち着きが無いか、を言葉にするのは大変に難しいが、近似値はこれかと。



ライブ時の俺とビクシ君に言いたい。

「落ち着け」

因みに、ストラップが外れたベースの大先生にはこう言いたい。

「慌てろ」


さて、楽器に携わる人間なら「憧れの楽器」と言うのは幾つかあろうかと思います。

高校時代からボチボチ楽器を触り始めたワタクシですが、その頃憧れた楽器ってのは今でも憧れだったりします。

その幾つかは大人になってから入手しましたが、未だ手にした事が無い物も沢山ありましてね・・・・。

例えばES-295であったり、例えばFirebirdであったり、例えば・・・・と、限が無いw。

そんな憧れの楽器の一つに「Rickenbackerのベース」ってのが御座います。



敢えてベースだけの動画じゃなくてR.E.Mを張り付けた理由は・・・・まぁ、この時期のR.E.Mの雰囲気が好きなんでw。

そんなRickenbackerのベース。実はベースの大先生も憧れとかで「いつか弾いてみたいのう」と時々仰られております。

そんなフジコ・オーバードライブの長老2名が憧れるベースをお持ちなのがBook Band 8%の「超先生(ビクシ君命名)」ことAさんである。

050455f8-s
(Book Band 8%リハーサルをするの図。矢印が「超先生」。因みにこのバンド、全員巧者で・・・・同じバンド・マンとして聞いててイラッとする←違う)

そんなAさん(ポール・マッカートニーを愛する凄腕ベーシスト。通称「超先生」。チョッパーでフジコ・オーバードライブのベーシストを常に僻ませる憎いヤツ。ポール・マッカートニーに憧れる割にポール・マッカートニーのライブチケットをライブ会場に忘れる失態を起こし「本当にファンなのか?」と訝られている)から「Rickenbackerのベースを改造したいんですが、Naked Guitar Worksでやってくれますかね?」との質問を頂戴する。

確か同店のBlogに記事があったよな・・・・と思い電話で聞いてみる。

リーダー「おっす、オラ、僕」

N.G.W「・・・・ご用件は?」

リーダー「Rickenbackerのベースの改造ってやった事あるっけ?」

N.G.W「・・・・無い訳では無いですよ?」

リーダー「じゃあさ・・・・」

N.G.W「(遮って)あれですか?トースター・ピックアップに因んでオーブン・トースター付けろとか、ホース・シュー・ピックアップに因んで馬糞が飛び出すベース作れとかそう言うのですか?だったらお断りですよ!ウチはね、リーダーさん、魔改造専門店じゃないんですよ!真面目な、真面目なメインテナンス屋なんですよ!」

リーダー「未だ何も言ってねぇよ」

との会話があったか無かったかはさて置き(為念で言うが無いですよ?)、AさんをNaked Guitar Worksにご紹介。同行させて頂けなかったのは悔恨の極み。くそ、いつ行くかもっと強く聞き出せば良かった・・・・。

そんなAさんより、「ご対応頂きました!有難う御座いました!」とのメールありけり。

「どんなんなったか興味あるので写真下さい」と依頼すれば早速頂く。

image
(Before)

image (1)
(After)

あ、ケースは62~68年迄の仕様のグレーですね・・・・ってかちょっと待て。

これってさ・・・・4001C64Sじゃねえの?

RI4000308

・・・・だよ・・・・な?なんてマニアックな物を・・・・。

ポール・マッカートニーのRickenbackerに関しては、まぁあちこち書かれているし、研究も進んでいるので、僕如きが中途半端な事は書けないのでご興味あれば検索頂ければと思います。本器種に付いては、上記をご参考頂くのが一番かと。

そこに書いてありますが、ちょいと書くと、

・削られた角部分(ストラップピンのヘッド側)
・0フレット
・白いナット(Ricknenbackerは通常「黒」)

・リバースのヘッド
・右用を反転させた形状のトラスロッド・カバー

が、特徴的。斜め文字部分はポール・マッカートニーによる改造だとか(本人がやった訳じゃないだろうけどw)。

リバースのヘッドや、
右用を反転させた形状のトラスロッド・カバーなんかは面白い特徴。右用を強引に左用にしたのが伺える。現行品をポール・マッカートニー仕様に変更したいとしても、これは難しいだろうな。それこそ「魔改造」だわw。

2003年頃販売されて、中古でもまぁ見掛けないし、製造されていないのでオフィシャル・サイトにも記載が無い。

角部分を削ったのは、手持ちのリットーミュージックさんのムック本「Rickenbacker」によると、ウィングス時代との事ですが、リア・ピックアップ、ホース・シュー・ピックアップからハイ・ゲイン・ピックアップに交換されている。

Aさんは、リア・ピックアップをDuncanのSRB-1bに変更されているかと。と言うか、Rickenbackerの純正品は手に入り難いし、Rickenbackerのベースのリプレイスメント・ピックアップはこれしか僕は知らない。

オリジナルのサウンドは

 

上記動画の2本目(2:45周辺~)が、4001C64S(と思われる)。

ホース・シュー・ピックアップ、が、ピッキングし難いとの事で交換したとか。うん、確かに弾き難そうだが、個人的には偉そうな見た目が好きだw。

Rickenbackerのベースに付いては此処に詳しく、ホース・シュー・ピックアップも、今じゃマグネットとしての役割は無いとかで、邪魔な部分だけ外しちゃうのも手だったかもですな。

サウンドに付いては同行させて頂いていないのでなんとも、ですが、ローが出難い、ハイが弱いと言われるRickenbackerのベースが改善されているのでしょうか。

個人的には、(出力が弱い)フロント・ピックアップを変えた方が太い音が出そうな気がしますが、それは求めるサウンドが何処にあるかであって、良し悪しじゃない。Aさんには不要だったのでしょう。

以上です。

てか、「貰った2枚の写真を元にBlogを書く」ってのは中々面白いw。情報が殆ど無いのにも関わらずそこそこ書けるのは、ネット時代の恩恵と、昔から楽器屋さんに足繁く通っていた経験値でしょうかw。

次回ライブでご一緒させて頂く際には是非とも音を聞かせて頂きたいですなぁ・・・・。 

 
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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