四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

ライブ

ライブ雑記(LIVE Drives & Drabs)と真冬の様な日曜日の話

リーダー

リーダーです。

さて、fujico overdriveの不定期公演にして(恐らく)最後のワンマンライブ、「Drives & Drabs」終了しました。

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お越し頂きました皆々様、お寒い中本っっっっ当に有難う御座いました。諸事情で開演時間がいつもより遅く、結果晩くまでお付き合い頂き有難う御座いました。

と言う訳で、振り返ってみましょうそうしましょう。

今回のワンマンライブは、運営に関しメンバー間でわちゃわちゃしまして、やるかどうかが微妙な雰囲気となり、しかもこの20日前にはライブもあったので、やんなくても良いかなと思うも、メンバー都合でこの日を逃すと随分先になる事を踏まえ、なんとかなんとか、わちゃわちゃを調整すべく奔走。

結果、わちゃわちゃは解決出来たものの、その過程での疲労が仕事の多忙と重なってか、気持ち的な盛り上がりに欠けちゃったワタクシ。このモチベーションでライブやって大丈夫かしら?なんとかしないとお越し頂く方に失礼になるなぁ・・・・と思っていたら、わちゃわちゃを解決した後のメンバーとの会話で、ワンマンライブはもうやらなくて良いかもねって事にもなり、おお、では気合い入れねば!と、変なところでスイッチが入っていた此処最近。

気合は入るが、仕事が忙しく、怪我した家人へのケアもあり落ち着かぬも、時間を見付けて個人練習をしましょうそうしましょう、と気持ちが高まる。

前回ライブの時は本当にしんどさマックスだったんですが、仕事面はほんの少し落ち着いたので体力的には前回よりマシ・・・・うん、大丈夫だって思っていたら、前日に右手人差し指のピック持つ個所を怪我すると言う始末・・・・。

軟膏などで治癒を試みるも怪我は深く、ただでさえポンコツ・ギター弾きを自称するワタクシですので、こりゃやべぇ、と。

取り敢えず痛みに慣れちゃえば良いか、とギターを弾けば痛いわ傷口広がるわと散々。血を流しながらギター弾いたWilko Johnsonには狂気を覚える(因みに、氏のピックガードが赤いのは血が流れても分からない様にする為だったとか・・・・マジかよ)。

はてさて、如何致そう・・・・?と沈思黙考し、出した結論は、「ピッキングして一番痛くないギターで出よう」である。

前回のライブと同じギター、同じエフェクターとする心算だったが、テンションが最も弱いギターはなんぞね、と当日まで彼是試し、結果、PP4-380に。



ロングスケール(とは言えFenderのロングスケールよりちょい短い)ながら、トップ・ローディングなのでテンションは緩く、ピッキングして一番痛くなかった。

バンド練習で何度も試していたし、まぁ、これしか無かろうとは思った。うん、まぁ、止む無しだ。色々改造して来たが、クリーン・トーンの線の細さを是正しきれていないままだが、まぁ、止む無しだ。

(ピッキングして痛くなかった)次点のギターは
CasinoJaguarも良かったけど、ライブを前提としたバンド練習で一度も試していないので流石に諦めた次第。

足元はこんな感じ。

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KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

OD-1(BOSS)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

うん、前回ライブからオーバードライブだけ変更。

今回披露させて頂いた曲は、クリーンでコードを弾く曲が結構あって、クリーンで、シャカシャカじゃない心地好い太さをアンプで演出すると、エフェクター(オーバードライブ)に寄っては、ONにして歪ませた際、低域がブーミーになり過ぎる。

PP4-380は線が細いギターなので、アンプ側である程度低域を出さないと線の細さがカバー出来ないのですが、その設定でエフェクターで歪ませるなら、相当に低域をコントロールしないと団子になる。

と言う訳でOD-1。手持ちのOD-1の中で、低域を削る具合が大きい物を選択。黒螺子でオペアンプはJRC4558Dのブツでちょいと改造してある。

うん、もう、ぶっつけ本番だ。しかもリハ時間がドラム持ち込みもあり時間短めなので、ギターのセッティングの時間も少ないって事を考えると、当日変更は無謀なんだけど、もう割り切った次第。メンバーやお客さんに迷惑かけない範囲での音作り、と、吹っ切った。

会場が家から近いも、万が一早く会場入れたらセッティングの時間持てるよな、早めに出よう・・・・と思っていたら、属長がコロナ罹患との一報。僕は接触していないので大丈夫だが、属長と一緒の週明けの来客対応等の調整を少しばかりせねばならず、出発がバタバタ。

慌てて向かえば銀座線が混雑で遅延・・・・うぉおおおおおおおい。

慌てに慌てて会場の御徒町Jam Sessionの階段を下れば、良い感じのセッションが聞こえて来て、「お、格好良い。格好良いって事はあの三人じゃないな、誰だろ?前のライブの方々?」と見やればメンバーだった。

不覚・・・・あの三人組のジャムを格好良いと思ってしまった・・・・不覚である。

ドラム持ち込みって事でリハにはもう少し時間があるかなと思ったが、既にセッティング済で(村田店長がお店のドラムを片付けて下さっていた模様)、ワタクシも慌てて用意。

さて、ギターの音作り・・・・とMarshallのアンプをセッティングするも良い感じにならず。クリーンを良い感じにすると、OD-1ではドンシャリ感が強く、クリーン~歪みがシームレスな感じじゃない。それを狙ってもいない。OD-1よりTS系の方が合ったかな~と思うも後の祭り。会場のアンプの状態は何ともならぬ。

もう少し時間があって音作りを根詰められたらなんとかなりそうだったが、リハ時間を考えJC-120に。イコライザーは全て真ん中。インプットはLOWに挿し、コーラスのスイッチをONにし両スピーカーから音を鳴らす設定。薄くコーラスがかかる音を作れば、ベースの大先生より「いつものリーダー君の音に近い」とのご評価。

先ずはステージで良い感じになるセッティングをメンバーで確認し、その後村田店長と相談しながら会場の音作り。

客席に降りて音を確認すれば、うん、良い感じ。御徒町Jam Sessionは、音が良いライブハウスに思うが、村田店長の音作りがお上手なのだろう。

リハ中に、以前一緒にバンドをやっていたYさんが開始時間を間違えて到着。「入り待ちする熱心なファンだと思われたら不本意だから何処かで時間潰して来る!」と逃げて行かれた・・・・いや、不本意て。

開場5分前にリハ終了。危なかったわー。寒い日だったから、開場時間遅らせる訳に行かんし、ギリギリだったわー。

バタバタの運営だったので、取り敢えずメンバー分の水を買っておこう、と近所のコンビニに行き水を買いに行く途中で、義妹と旧Twitterでお付き合いのあるSさんにお声掛け頂き、Sさんからは差し入れでエフェクターを頂戴する。世界広しと言えど差し入れにエフェクター貰うのは俺くらいなものだろうと思う・・・・。

Sさんとは初対面だったが、SNSで存じていたご趣味等から印象していた人物像そのままだった。イケメンだったのでちょっと腹立ったのは此処だけの話な。

水を購入し戻れば、開場外の喫煙所にお付き合いのあるO君とBlack Mariaの突っ込まれ役兼時々ギタリストのKenちゃんが居たのでお声掛け。差し入れなんぞも頂き只管恐縮。

リーダー「開場外にO君とBlack MariaのKenちゃんが居たよ」

某メンバー「・・・・う~ん、俺、Viviちゃんの方が良かった」

・・・・け、Kenちゃん・・・・ごめん・・・・ウチのメンバーにまで弄られるようになったのは、俺が君を弄っちゃってるもんだから、だと思う。うん、俺もViviちゃんの方が良かった(おい)。

そんな訳で、ライブ。

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(写真協力:Black Mariaさん。デジタル産業廃棄物なのでご自身のフォルダからは削除済と思料)

まぁ、相変わらずのライブだったんじゃないでしょか。ギターが軽いからいつもより動こう!と思っていたけど、本日、今まで痛くなった事が無い箇所が筋肉痛。うん、年考えろ。

演奏中に大変盛り上げて頂き、お客様に感謝感謝のライブでした。皆様方に甘やかされていい気になった、いい年したオッサン四人の奇行珍行愚行を暖かく見て頂き有難う御座いました。皆様の視線が略、可愛くないパンダを見るそれだった事、ひしひしと感じながら演奏しておりました。Black Mariaのお三方、issy将軍、Tちゃん、Gさん、Sさん、Yさん、Tさん、I君、義妹ちゃん、G街の方々、ブログを見て来て頂いたお方(お名前頂くの失念してました、ご無礼お許し下さい)、撤収間際に来て頂いたL様、有難う御座いました。特にひかるちゃんとRukちゃんには最前列で大変盛り上げて頂きました。有難う。

ほんのちょっとでも楽しい時間を提供出来てましたら幸甚です。お褒めの言葉頂きました皆様、有難う御座いました。お世辞でも嬉しゅう御座いますが、我々へのお褒めの言葉は、ハトの餌付けみたいに社会的には宜しくないものかと思いますので、控え目でお願い申し上げます。

お世話になったにも関わらず、加えて差し入れを大量に頂戴しました。メンバーで、と頂いたものは、次回練習時にメンバーにシェア致します。尚、今はみかん大福頂きながら書いておりますが、その前はピーナッツ最中食べました。美味しく頂いておりますが、最中の皮が喉に張り付き窒息しそうになりました。Kenちゃんの呪いだと思います。その前は落っことした金平糖が足裏に刺さり悶絶しました。Kenちゃんの呪いだと思います(Kenちゃんが来てくれるとネタが多くなって助かるなぁ)。

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Tさんに頂いた崎陽軒のシュウマイは、お醤油さしが陶器のそれ。

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このお醬油さしのシュウマイは特殊な場所でしか買えぬものですが、このお醤油さしのシュウマイの方が美味しく感じるのは何故かしら・・・・?

さて、これで次回からは通常営業fujico overdriveに戻ります。お呼ばれライブ、若しくは気が変わってワンマンライブやります場合は、何卒宜しくお願い致します。

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帰宅後~

家人「お疲れ様。ライブ、どうだった?」

リーダー「まぁ、いつも通り?でも、お世辞は言わないI君(私と妻の同期)は凄く褒めてくれた」

家人「ふーん・・・・」

リーダー「どした?」

家人「配信は殆ど聞いて貰えてないんだよね?」

リーダー「と、思うよ、うん」

家人「だったら、配信よりライブした方が良いんじゃないの?勢いで誤魔化せそうだし」

リーダー「・・・・・取り敢えず、シュウマイ食べるわ」

翌、日曜日。

最高気温10度と肌寒い日に、体重測定すれば変わらず。

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前日帰宅後に、シュウマイ食べたり甘味食べたりして胃凭れしてたけど、変わらずに御座いました。

重い胃を以て雨の中向かうはNaked Guitar Works。改造依頼をしていた、一部世田谷方面の方(特定済)を気持ち悪くさせるGrecoのEJR-50D(60D?)に問題発生、との一報があったので詳細を聞きに。

症状(?)を聞けば、う~む、成程、重症じゃあないか。

問題点その1:ネックの捻じれ

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指板面は真っ直ぐ、も、6弦側に湾曲しているのがお分かりだろうか。写真では分からないかな。

弦は全て指板に乗っかっているが、弦とネックの縁の距離が一定していない。この手の症状はよくあるらしい(Naked Guitar Works談)。

弦落ちしなく、弾いてて違和感ない範囲であれば良いよな、な訳ですが、「どの位置に弦を収めるか」は要考慮(ブリッジ及びのナットの溝切りである程度の調整は可能。今回ブリッジを交換し、その溝切りで調整の為、僕の希望をって事でNaked Guitar Worksからお声掛けあった)。

Naked Guitar Worksの小園氏お勧めは、弦落ちを考慮し弦とネックの縁が平均的な箇所にする。その場合、弦間ピッチは少し広めに。また、ポールピース上を弦が通らない箇所が出てくるので、その調整も必要。

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(ピックアップを1弦側に寄せる必要があるが、その場合、ピックガードとピックアップ・カバーが干渉するのでその調整も必要となる)

喧々諤々の結果、僕にとって気持ち良い弦間ピッチに。小園氏のお勧めより部分的に弦落ちのリスクあるが、それ以上に弦間ピッチの気持ち良さを考慮しこの案を採用。結果、弦とポールピースの位置のズレは解消される。

問題点その2:弦高

ネックの仕込み角度の浅さと、すり合わせにより減ったフレットの影響もあって、ハイフレットで弦とピックアップ・カバーが干渉する(デフォルトのピックアップ・カバーは1~3弦が相当に抉られていた)。回避する為には弦高を上げねばならず、そうすると可成り高くなってしまう。

解決策の一つは背の高いフレットへの交換。すり合わせされていたと思しきこのギターのフレットは、低いフレットを好む僕でも低いと感じるレベル。

フレットの高さは限界であり、交換を視野に入れるも、Naked Guitar Works曰く「フレット交換で稼げる高さはコンマ何㎜。それでは不十分で抜本的解決にはならない」との事。

背の低いピックアップ・カバー・・・・、フロント用のピックアップ・カバーがそれに該当するが、その場合弦間ピッチが狭くなるので、弦がポールピース上を通らなくなる(音は拾うと思う)。

弦間ピッチが50mmの背の低いピックアップ・カバー・・・・は、探せど存在せずで、相談の結果、ザグリましょう、と相成る。要するに、ピックアップ自体の高さをザクって下げましょう、と。

ザグリをして下げても、必要に応じ(プレートを挟む等で)上げる事は出来る。リフレットでピックアップを上げたい時はそれで対応すれば良い。

ハイ・ポジションは殆ど弾かないので別に良いかな、と思うも、ロー・ポジションでも結構なテンション感があり、是正したいと思った次第。ヘッド角度が18度ときついのでテンション感があるのかな、と思っていたが、弦高の影響だったのかも。ブリッジの交換(ラウンドアップ・ブリッジからバダスタイプのブリッジへの交換)により、そこでもテンション感は是正して貰えるとNaked Guitar Worksとは会話済。

取り敢えずお任せ、と言う事でNaked Guitar Worksに一任。Naked Guitar Worksなら安心して一任出来るのは、これまでお願いして来た様々な実績から、也。

合わせて、削れ過ぎの個所があるナットも交換。フレット交換までやっちゃおうか、と思ったが、取り敢えずは様子見。その場合、再度ナットの交換も必要になり、Naked Guitar Worksには大変にお手数を掛ける事になる・・・・。

と言う訳で、想定以上の対応が必要となるが、依頼済みの改造は終了していて、軽く弾かせて頂いた。

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うん、良い感じじゃないの。トーンを絞って弾いた時のクリーンが気持ち良くて、その音はドンシャリ感がある歪みペダルと相性が良さそう、と思った。試行錯誤が楽しみだ。

購入時に気付けなかった問題が、彼方此方にあるギター。色々と手を加えられて、相当に弾かれて来た事が思料されるギター。

僕に買われた事が不幸だったと思うが、可愛がろうと思う。

そんな休日。

ライブ雑記(フジコ・オーバードライブ in G音FES6)

リーダー

リーダーです。

さて、「G音FES6」に出演させて頂きました11/5(日)。ライブは無事(?)に終了しました。

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大勢のお客様に来て頂き感謝申し上げます。本当に有難う御座いました。企画頂きお声掛け頂いたK様、有難う御座いました。

と言う訳で、お呼ばれライブなんて可成り久し振りなのでちょいと振り返りをば。

トリ前19:15の出演だが、計7バンド出演と言う事で13:30からのリハ。うん、長丁場。

ちょいと早目に出掛け、久し振りにイシバシ楽器新宿店さんに立ち寄る(ライブ前に何してんだお前)。

一通り見て回り、流石に何も買わず会場へ向かう。うん、ちょっとだけ欲しい機材が無かった訳ではない・・・・。

新宿は、大学時代に馴染みがあって結構足繁く通っていた。末広通り界隈に、30年前にとある事情で一ヵ月ほど同居と言う形で住んでいた事もあって、住んでいた頃、雑多な街に変な安心感もあったが、長く居ちゃいけないよなとも思ったりした。新宿には、どんな形であれ自分を肯定出来る雰囲気を感じたのだが、それを居心地良く思っちゃ駄目だって気持ちが凄くあった。

同居させて頂いたマンション前を何とはなしに通ってみたら未だあった。店舗や居住者が変われど、街の風景が変わらない一角が新宿にはある。

早めに会場の新宿Red Clothに到着。

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ワンマンライブでお世話になっている新宿Jam Sessionさんは、ライブハウス兼飲食店であって、ライブハウス然としていないのが僕には心地好いが、ライブハウス然とした会場の雰囲気も嫌いじゃない。

企画のK様にお声掛け頂きちょっとご挨拶しトリのお湯バンドさんのリハを拝見。音のバランスが凄く良くて驚いた。もし、僕等の演奏が悪くない物だったとしたら、機材やPAさんの力が大きかったと思う。低域が過度に出てボーカルが聞き取れないってライブハウスが結構あるけどそれもなくで、うん、良い音だわ。

セッティングはデジタルで記憶されている模様で、PAさんがiPadで調整されていたのが興味深かった。設定を記憶しておいて対応って良いと思う。と言うか、そうあるべきにも思う。

リハをしっかり見たかったが、体調が優れぬ母と電話する必要があり中座。そんなんしてたらメンバー到着でリハ開始。ご高名な方の手によるアンプを使用。

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うん、凄い音だった。リハ時間があんまりないので色々試せなかったのが残念。歪ませた音を少し試したが、スカッと抜けて来る音だった。クリーンは少し作り難かったけど、このアンプにどクリーンを求める僕がおかしいと思うw。

余談だけど・・・・

最近は、ライブに自身のモデリングアンプを持ち込まれるギタリストが多いなぁと感じているが、その理由はライブハウスのアンプの音に左右されたくないから、との理由からかと。事前にしっかり音作りして行っても会場のアンプが・・・・と言うのは、ライブ出演経験が多くないワタクシでも経験しているので気持ちは凄く分かる。どこでもある程度同じ音が出るジャズコーラスは偉大だと思う。

で、リハ開始。

今回の狂言回しはビクシーな訳で、ビクシーの取り仕切りで進行。少しばかり希望を述べたが多くは口出しせず。ステージ上ではベースの音が聞こえ難かったが(デッドな訳じゃない)、お湯バンドさんのリハを聞いて、PAさんの実力が垣間見れたので口出ししないでおくが吉と思った。ドラムに近い立ち位置だったので、ドラムのTakayuki君に乗っかれば良いや、と割り切る。

リハ後、少しばかり他のバンドさんのリハを拝聴。

ビクシーからは、今回のライブの趣旨とかを聞いていて、言葉選ばずに書くと、身内的なノリと、出演者の思い出ドリブンな感じかな、と思っていたが、アハガリさんは別次元だった。



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聞けばメンバーの皆さんメジャー経験があられるとの事。と言うか、今も高名なアニメのゲームに楽曲提供されているし、プロ、ですよね。演奏と音の次元が違ったもん。音と演奏だけで心地好くさせて頂いた。対バンに我々が居て恐縮である。

アハガリさんのリハ見てたらベースの大先生がなんかもぞもぞしていたので声掛け。

ベースの大先生「バンドのシールにさ、配信のQRコード付けたもの作ったんだよ」

リーダー「おお、それは苦労掛けた、有難う」

ベースの大先生「どれ位置いておく?ワンマンライブにも残しておきたいから全部は置かない方が良いよね?」

リーダー「(全部なくなる訳ないじゃん)」

ビクシー「
(全部なくなる訳ないじゃん)」

Takayuki君「
(全部なくなる訳ないじゃん)」

ベースの大先生「ねぇねぇ、どうするどうする?」

リーダー「(だから全部なくなる訳ないじゃん)」

ビクシー「
(て言うか全部なくなる訳ないじゃん)」

Takayuki君「
(大体全部なくなる訳ないじゃん)」

そんなベースの大先生は、3年後還暦を迎えるらしい。だが、未だ人生の折り返しじゃないらしい。生きている間に、元号があと二回は変わるらしい。

アハガリさんのリハの後、ビクシーの接待でゴールデン街へ。

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大好きなsugardropのライブ前にもお邪魔させて頂いたシネストークと言うお店で少しばかり休息させて頂く。

ビクシー「ちんちんは伸ばさないと縮むらしい」

Jちゃん「ちんちんは使わないと駄目らしい」

G君「山梨で風俗梯子したら性病2つ貰った。ワインの産地、山梨県で貰った性病だけに、性病のロゼって事で・・・・ってやかましいわ」

うん・・・・なんの話してるん・・・・だ?

ライブ前に食事しようか、と言うも時間が早く、ビクシーのお勧め店は開店前。仕方なくマクドナルドで一服し、開始時間になったので会場へ。

会場には、Tちゃん、Lさん、Gさん(前述のG君とは別)が既に来てくれていてご挨拶。

・・・・我々の出番は未だ先だけど大丈夫かしら?と思うも、ああ、生演奏がお好きなんだなぁと納得。Lさんはドラムを自身でも叩かれているのでその興味もあったのかも知れぬ。

ワタクシは中座し、体調不良の母のケアに届け物の手配を彼是と。ライブハウスに戻る際の新宿の空は綺麗であった。

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会場に戻れば、全バンド見たベースの大先生とTakayuki君は「退屈しなかった」と言っていた。見たかったなぁ。

と言う訳で、fujico overdrive。

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(写真拝借先:issy将軍。好きな女性のタイプはリス系女子のAutumn in Oblivionのギタリスト)

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(写真拝借先:
Dr.ハジメさん。コンタクトレンズを入れるのを怖がるBlack Mariaのドラマーさん)

最初の2曲はメンバー緊張しているなぁ、と言うのが普段より早いBPMで伝わって来た。ま、緊張してたのは僕もだけどw。

そんな緊張も、相変わらずお客様に救われたライブでありました。てか、全曲ビクシーの曲で良かったんじゃない?とライブ前から思っていたけどライブ最中もライブ後も思った。そして今回もビクシーが俺の水を飲んでいた。用意しとけ・・・・。

初めて、ビクシー背中見ながらライブした訳ですが、なんか感慨深かった。因みに彼は、小学校の学芸会の演劇の配役は「牛の糞」だったと聞く。出世したもんだなぁ。

・・・・って事は俺達、牛の糞のバックバンドだったって事?

ライブ終了後、Izo先生が楽屋に来て下さって、メンバー全員に差し入れを頂いたり(ホント、お気遣い恐縮です・・・・)、お貸ししていたエフェクターが「ちょっとこれ合いませんでした」って事でご返却頂いたり。エフェクター、差し上げた心算だったけど。

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(Lさんからも差し入れ頂きました。恐縮です、有難う御座います)

手に持つ荷物を減らすべくケースのポケットにしまうも、どうしてもエフェクターが入り切らず。

リーダー「と言う訳で、Kenちゃん」

Kenちゃん「ひいいいい、来ねえで下せえ、ナンマイダブナンマイダブ・・・・」

リーダー「稲川淳二か君は。そして俺は怨霊か?はい、これ」

Kenちゃん「ん?」

リーダー「これを君に贈呈する。うん、間違いなく君にフィットするエフェクターだ」

Kenちゃん「え?良いんですか?マジすか?」

リーダー「前回ライブ拝見して、これしかない、と思ったんだ。アンプの上にBD-2乗せて常時ONにしてたでしょ?それの代わりに打って付けだ」

Kenちゃん「いやあれ、コンプですけど?」

リーダー「・・・・いや、あれはBD-2だった」

Kenちゃん「いやだから・・・・」

リーダー「いや、あれはBD-2だった!」

Kenちゃん「でっ、でも・・・・」

リーダー「BD-2だったって言ってんだろ!」

Kenちゃん「・・・・はい、BD-2だった様な気がして来ました」

・・・・大丈夫だろうか、変な壺とか買わされないだろうか、彼。

Kenちゃん「でも、良いんですか?」

リーダー「うむ、君の為にある様なペダルだと思う」

Kenちゃん「どんな感じの音なんですか?」

リーダー「良い感じの奴だ(一度も試してないから知らん。と言うか、所有していた事も忘れてた)」

まんまとエフェクターを押し付けた後、Black Mariaの皆様とご挨拶&御礼をば。

Rukちゃん「と言う訳でリーダー、プレミアムモルツが美味しくて今とても気持ち良いです」

リーダー「えっと・・・・君、体調不良じゃ・・・・?」

Rukちゃん「大丈夫です!プレミアムモルツが美味しいんです!」

リーダー「えっと、それに今日長丁場だったんでしょ?」

Rukちゃん「大丈夫です!プレミアムモルツって美味しいんです!」

・・・・大丈夫だろうか、変な掛け軸とか買わされないだろうか、彼女。

ハジメ君「ところでリーダー、センシティブ・ハジメ名で予約されてるって聞いてたからそう言ったらありませんって言われて気まずい空気が流れたんですけど・・・・」

リーダー「そう言う時には全てを拾ってくれるBlack Mariaの流星街ことKenちゃんに振っちゃえば良いじゃん・てか、KenちゃんもすっかりBlack Mariaに馴染んだ感じよね。偉そうですまんが」

ハジメ君「えぇ、すっかりバンドのオチ担当として活躍してます」

Rukちゃん「滑り止めが一切効かないボケ担当でもあります」

Viviちゃん「ロードオブザリングは見直した方が良いと思われます」

Kenちゃん「上野でライブやるからいきなり落語やれって雑に振られて、仕方なくロードオブザリングの登場人物(ゴクリかな?)の物真似しただけなんです。物真似したら、Viviさんに”結構似てた”とか、なんか救われている様な更に谷に落とされている様な事言われるし・・・・、ロードオブザリング、鳥で帰るなら最初から鳥で行けばいいじゃんとか元も子もない事言える雰囲気でもないし・・・・兎に角、
ボケてもボケても雑な突込みされるだけで終わらないんです。終わらないんですよ!」

リーダー「成程・・・・正に、Never Ending Storyって訳ですな」



Rukちゃん「(ドブを見る様な目で)違うから」

ハジメ君「(漆黒の様な表情で)違うから」

Viviちゃん「(液体窒素より冷たい目で)違うから」

Kenちゃん「(牛の糞を見る様な表情で)違うから」

RukちゃんとViviちゃんと言う美人2名に睨まれると言うのをご褒美と思うのは我がバンドではビクシーだけなのよ?覚えておいてね?

リーダー「・・・・ま、Kenちゃんさ、辛くなったらうちのバンドおいで。優しくするから」

Kenちゃん「あ、それだけは絶対嫌です」

リーダー「・・・・・」

~上記やり取りは一部フィクションです。さて、どこでしょう?正解者には剥がし易いシール差し上げます~

他、来てくれた方々と軽くご挨拶し帰路に就く。

身体もしんどいからタクシーで帰ろうかな、と思うも自粛。電車内で日本シリーズの動向を確認。阪神優勢と言うか、まぁ、決まりだなって展開。

最寄り駅でコンビニへ。お時間午後9:35。間違いなく言えるのは、今このコンビニには阪神ファンはいないって事だ。

ギリギリ試合終了に間に合い観戦。

うん、何と言うか、良い日本シリーズでしたね。凄く、詩的な日本シリーズでした。

オリックス・ファンには怒られそうだが、NPB最終登板(メジャーから戻れば別ですが)の山本投手の日本シリーズ初勝利&完封劇、日本シリーズ・レコードの三振の数は、日本一の阪神タイガースに相手に痛快であったし、その山本投手の幼馴染の頓宮選手のシリーズ3本のホームランも痛快であったし(特に最終戦の一撃は凄い意地を感じた)、負け試合もあったが、宇田川投手の気合の入ったピッチングも痛快であった。オリックスは、強かった。流石連覇しているチームだと思わせる強さだった。

そんなオリックスを下した阪神タイガースは矢張りお強い。チームとしてお強い。

タイガース・ファンの上司は「なんで強いのか分からん」と自虐的に言っていたが、何と言うか、負けないチームで、試合を見ているファンもドキドキハラハラしてシーズンを楽しめたんじゃないかと思う。

オリックス・ファンも悔しかろうが喜べる場面が多くあって、阪神タイガース・ファンも喜べて、野球好きにも楽しい試合が多かった。うん、作家が書いた様な日本シリーズだったと思った。

これで日本一から最も縁遠くなったのが広島カープか・・・・来年は強そうだよね、楽しみである。

我が愛しの北海道日本ハムファイターズは・・・・うん、まぁ、未だチーム作りの途中って感じだけど、来シーズンも応援しよう。

と、ライブ雑感が日本シリーズ雑感で終わる訳にも行かぬので、機材話を少々。

ギターはLes Paul Special DC Fadedでした。



凄く弾き易くて、操作し易いギターでした。ステージが狭くて柱にぶつかりそうになって少々難儀しましたので、このサイズのギターにして良かったです。

足元はこんな感じ。

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KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

Eternity(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

アンプは前述の通りで、此方に詳細御座いますが、Chariot50-Rを使いました。アンプはクリーンが常なので、Charioto33にした方が良かったかもですが、
Chariot50-Rを使いました。

今回は、ビクシーが主役って事で、色々と考えたのですが、少ない機材(でもないのかな)でなるべくバリエーションある音を出したいと思いました。

と言うのは、ビクシーの曲って、色々とバリエーションありますが、やっぱりビクシー節ってのがあって、彼の曲が多いと、ともすれば一本調子に聞こえるかもと思い、なるべく変化を付けたいと思っておりました。そして持ち時間から、あまりエフェクターの設定を彼是変えたくないとも思っておりました。

それが出来たかどうかは客観視出来ないので分かりませんが、まぁそれなりに、は出来たかなと。ビクシーの曲以外をやったのでこの組み合わせとしましたが、全曲ビクシーの曲ならもう少しバリエーション付けた方が良いと思ったし、エフェクターの設定もちょこちょこ変えた方が良いなとも思いましたが、割り切りました。特にコーラスとディレイはもう少し控え目の方が良かったかなと思う曲もありましたが、ま、制約ある中でと割り切れば、自己弁護最大限にして許容範囲かなと。

アンプは、と言うと、うん、確かに凄いアンプだなって思いました。他のバンドの出音からそう思いましたがステージでもそうでした。

先ずですね、何と言うか、キャビが振動して音が出るって感じじゃなく、良い意味で「軽い音」と言うか、スピーカーがしっかり鳴ってるって感じで、音像がね、クリアなんです。それにとても驚きました。

アンプの音量を上げた時の飽和感って、それを狙いにするなら良いんだけれど、音抜けも悪けりゃアンサンブルが団子になっちゃうと思っていて、練習ではそれを避けるのに四苦八苦しているのですが、それが上手く機能しているアンプだなと。要するに、サチュレーション感が凄く綺麗なんですわ。

少し低域を削たら、凄く前に出てくる感じで、ベースの音が遠かったってのもありますが、いやぶっちゃけ、ドラムと己のギターの音以外ほとんど聞こえてませんしたが、練習でもここまで前に出してないなって事で違和感を感じる程。途中で低域を上げたくなりましたが、リハと違う音出すのもどうかと思い止めました。

ベースの音と合わせてコードを分解した音を出しているので(要するにルート音はなるべく弾かない様にしているので)、ベースの音がない事で「あれ?チューニング大丈夫?」と思ったりもしました。客観的に聴いていないから分からないけど、大丈夫だったと思いたい・・・・。

Izo先生に、ギターの音が良かったですとのコメント頂けたのが嬉しかった。Kenちゃんにはコードストロークが歯切れ良かったって言われました。テクニシャンな2名にそう言われて破顔するワタクシ53歳は、うん、お世辞でも嬉しいんだよ。

と、そんな風に思ったライブに御座いました。
てか、前々からメンバーに言ってるんですが、今後もビクシー真ん中で良いんじゃね?と思ったライブでもありました。

最後に改めて、お越し頂いた皆様、有難う御座いました。

セットリスト

・ゴールデンアワー



・ミスタードリラー



・トロイライダー



・君は狂ってる(ショートバージョン)



・世界の午後



・月とサムライ(ビクシー・ボーカルバージョン)



相変わらず推古無しなので宜しくお願い致します。あ、写真転用させて頂いてますが不可であればお申し付け下さいませ(>issy将軍、ハジメさん・・・って見てないと思うけどw)。

さて、次はワンマンライブ、です。

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本日はライブです

リーダーです。

本日11/5(日)はライブです。


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新宿red cloth(〒160-0022 東京都新宿区新宿6-28-12 DS新宿ビルB1)

16時開場16:15開演 私達フジコオーバードライブは19時頃(確か19時15分)からの
出番となります。

お越し頂く方はコメントやワタクシ宛にDM頂ければ幸いです。今日はビクシーさんが狂言回しを務める、fujico overdrive MK1.5です。

宜しくお願い致します。

フジコ・オーバードライブ第22回不定期公演「Hotel Oregon Banquet Tour Final」終了

リーダー

リーダーです。

と言う訳で、フジコ・オーバードライブ第22回不定期公演「Hotel Oregon Banquet Tour Final」終了しました。

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(会場となったJam Session)

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(会場の看板。当初出演が「Hotel Oregon Banquet」になっていて爆笑した。

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(Takayuki君が持ち込んだドラム。マ・クベに似ているとの評判であるが、マ・クベの愛器ギャンと同じ青を選択する辺りに彼の洒落っ気が伺える)

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お越し頂きました皆様、有難う御座いました。

と言う訳で・・・・

<大いに反省した所>

・兎に角MCが滑り捲った

これはもう本当にワタクシの不徳の至り。「曲は良いからMCを」とのご評価でライブに足を運んで頂いていると言う方も居るやに聞いているのにお客様のハートを掴むMCが全く出来なかったと言うのは大いなる反省。後半は大分MCをカットしたが軌道修正が不十分でありました。
楽器屋ばっかり行ってないで少しはお笑い番組を見なくてはならぬと帰宅後TVをつけた所、何故か「おしん」の総集編を見てしまい、信じられない位の号泣をしたと言う事実は反省が足りないと反省しながら書いております。いや、おしんを見て耐え忍ぶ姿を学んだと言う事にして頂けるとこれ幸い。

・会場が狭かった

これはもう本当に想定外の事実としか言い様が無いのですが、まさかあんなに多数の方々にご来場頂けるとは夢にも思わず、「来場者のご予定は?」とライブハウスの方に聞かれた際「ステージとお客さんで綱引きしたらステージが勝つくらいっすかね」と回答したワタクシの不徳の至り。立って見て頂いた方も少なからずいらっしゃった事に申し訳ないと思うと同時に、メンバーでありながらステージ上で呑気に座ってやがったTakayuki君に関しては、米国の統一軍事裁判法第15条(非刑事罰)の適用を予定しているので結果は追って報告させて頂きたい。

・ご来場頂いた方との会話の時間が少なかった

これはもう本当にどうしようもないと言えばどうしようもないのであるが、ご挨拶すらそこそこになってしまった方が大変に多く、落ち着いてのお話が出来なかったのはワタクシの不徳の至り。次回はなんとかその辺の調整が出来ればと思っているのだが、どうすれば良いのか皆目見当が付かぬのも事実。取り敢えず、人材派遣会社に「リーダーの体でお話ししてくれる人」の有無を問い合わせしてみる所存である。
今回お初でお知り合いになって頂いたIZO先生Sugardropのお二方他の方には別途落ち着きましたらお返事申し上げます。お二方から「いつか対バンを」との有り難いお話も頂いちゃったりしたのであるが、噛ませ犬としての役割はしっかり果たせる自信はある。

因みに、頂いたお土産の数々。

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上司から頂いたものもあったのだが、会場で食べてしまったので(ご馳走様でした!美味しかったです)写真が無い事はご容赦頂きたい。又、義理の弟夫婦から頂いたものは開封してしまったので割愛させて頂く事もご容赦頂きたい。

現在、この記事は「松と部長」でお馴染みの松蔵君に頂いた愛媛銘菓「玉椿」と、その色白さからワタクシと並ぶとツートンカラーになるアーリーちゃんに頂いたアーモンドキャラメルを頂戴しているのだが、後者は尋常じゃ無く歯にくっ付く食べ物で、舌先でなんとか取ろうと格闘しており、顔が美川憲一になっている事も余談ながら報告しておくとする。

・Jazzがお好きな方にご来場頂いてしまった

関西から単身赴任で来られた音楽好き、特にJazzを愛する方が「生演奏を聞きに行こう」と思い立たれ、ネットで検索しお越し頂いた。どこの検索エンジンで我々がヒットしたのか大いに気になるところであるが、取り敢えず申し訳ない気持ちがいっぱい過ぎてアーモンドキャラメルを指先で取ったのである。

<非常に納得した事>

・「ノート」と「ガネーシャ」はやっぱり良い曲だと確認出来た。

手前味噌で大変に申し訳ないのだが、ビクシーの新曲「ノート」とベースの大先生の新曲「ガネーシャ」の評判が芳しく、ワタクシ個人も大変に好きな楽曲であるが故に「そうでしょう、そうでしょう」と甚だ納得した次第。取り敢えずこの2曲はちゃんとレコーディングしようとの決意は・・・・うん、まぁ、そんなにないかも知れない。

<非常に嬉しかった事>

・「社会人でバンドやるのが良いです」

上記は来て下さったSugardropの方に言って頂いたのであるが、今まで頂いたコメントの中で一番嬉しかったなぁ・・・・。次に嬉しかったのは「フジコ・オーバードライブって、あんなん俺でも出来るよって思うんだけどなんか出来ないんだよなぁ」との台詞。

<全く納得行かなかった事および立腹した事>

・「ビクシーさんってあんなに格好良かったでしたっけ?」

義妹が数年振りに見に来てくれたのだが、上記の様に申しており、思わず「こんひゅーじょんいずまいえぴたふ!」と叫びKing Crimson以上に混乱してしまったワタクシ。因みに、他の女性からも同様の意見があり、これはもう一揆を起こして良い位に腹立たしかった。
ビクシーさんの会社の方も来られていたとの事で彼のメンバー紹介を大いに自粛(PCに向かって自慰行為をしていたら画面がロックされて黒い画面に映る己の顔で絶頂を迎えたとか、野郎の自慰行為の為に年間東京ドーム3個分の森林が砂漠になるとか)したのだが、気を回す必要など無かったと後悔。次回ライブでは絶対してやろうと心に誓った。

・「いやだから、肘とか壁にぶつかるかもしれないじゃ無いですか」

ワンマンライブと言う事でレンタカーまで借りてドラムセットを持ち込んだTakayuki君であるが、非常に余裕があるスペースを確保していたので、結果ワタクシの立ち位置が畳半畳に満たぬスペースと相成り、「もっと後方につめなさい」と言ったところ上記の発言。
「そこまで言うなら仕方ない」と我慢したのであるが、結局ドラムの間違いが散見され、肘がぶつかろうがぶつかるまいが間違えるのならつめらせれば良かったと心から思った次第。

・「・・・・・そうだっけ?」

ビクシーの馬鹿野郎が「君は狂ってる」の入りを間違え、結果3回やり直したのであるが、「煙突」の入りでも間違えて止めやがったのはお越し頂いた方の記憶に新しいと思う。
始まったのに止めるのは中々にイレギュラーな訳だが、実は「煙突」ではベースの大先生が「2番を2回歌う」「1番と2番のベースの入る音を間違える」と大胆なミスをしていたのにお気付きの方が複数いらっしゃった。それに対する大先生の回答が上記。因みに練習中もよく言う。

・「ここまで30分ですから」

態々関西からライブ見に来てくれたつあらいちゃんの台詞。勿論関西から30分で到着する訳も無く、リニアでも無理。よくよく聞いてみれば「深夜バスの時間は移動時間じゃないので」と言う謎理論。サンドウィッチマンのカロリーゼロ理論、リーダーの「コンプは音が変わらないからエフェクターじゃない。だから何個買っても大丈夫」理論、等に近しいのだが、本人が真剣に言っているのには若干の恐怖を感じざるを得ない。

・「あ、使用済みじゃなきゃ駄目なんですか?」

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上記は過去のレコーディング風景の1コマ。アーリーちゃんが「生悪魔が見たいので・・・・」とストッキングを買って来たのだが、「いやいやいやいや、無理だし!」と言ったら上記の台詞を言われた。「変態を拗らせている」と言われる我々であるが、それ以上だから早めに通院して欲しいと心から思った。

<gkblした事>

・「あんなエフェクター持ってたっけ?」

ワタクシの足元を見た家人の台詞。これについての詳細は割愛させて頂く。

と、まぁそんな感じでライブ終了しました。

最後に改めて、お越し頂いた皆様本当に有難う御座いました!披露させて頂いた曲は下記の通りです。

・月とサムライ
・君は狂ってる
・処暑
・黒犬
・満身創痍アート
・20世紀殺し
・煙突
・ミスタードリラー
・庭に墜ちる月(新曲)
・ノート(新曲)
・ガネーシャ(新曲)
・ミコトノリ

ライブ終了のお知らせ

リーダー

リーダーです。

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(だから売り切れじゃねっつうの)

と言う訳でライブ終了しました。

お越し頂きました皆様、有難う御座いました。

相変わらずの味覚障害が作る料理の様にしょっぱい内容でしたが、少しでも楽しんで頂けましたら本望です。

ライブに行く手間お手間をかける>ライブを楽しんで頂く

の不等式が10年経っても成立しているのは誠申し訳ないと慚愧の至り。せめて「>」を「≧」位にはしたいものです。

12星座占い 山羊座 11位 不用意な発言をしないよう注意しましょう。
四柱推命 総合運 10点/100点 今日あなたの周りではトラブルが巻き起こりそうです。

これがワタクシの5/20の運勢。MCやる当日に「不用意な発言をしないように注意」と言われても困る。普段から不用意な発言しかしていないのであるからして、なんの窘めにもならぬ。

本日披露させて頂いたのは以下の通り。

・世界の午後(★)
・悲しいギフト(☆)
・煙突
(☆)
・ミスタードリラー
(☆)
・裏切られた心臓
(☆)
・朝月夜トッカータ
・デイトラッパー
(★)
・退屈
・ヒステリックマンション
(★)
・世界エンジン
(★)
・黒犬
・太陽と道化師~ミュージック
・象の海岸
(★)
☆:「LATENCY」収録
★:「フジコ・ミュージアム」収録

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殺戮場所会場となった御徒町JAM SESSIONさん。歌が聞こえ易いステージでした。

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Takayuki君自前のドラム。バンド名が痛々しい。

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モザイク無しでは見れない生物兵器の皆さん(@アフロPhotoed By エレガ様)

当Blogをご覧頂き起こし下さった方が居たとか・・・・有難う御座いますよりどうもすいませんと言いたくなるのは何故だろうか?

あー、終わった終わった、これで1年ライブやらないで済む訳で、安堵感が半端ねっす。

そう言えば、Rickenbackerのサウンドを複数の方にお褒め頂き申したが、これからのメインは・・・・

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うん、AT130で行こうと思うんだ。

さて、通常運転に戻りますか。

ライブ終了のお知らせ(要るのか?)

リーダー

リーダーで御座います。

はい、ライブ終了致しました。

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(いや、SOLD OUTじゃねえし)

お越し下さいました皆様及び共演させて頂きましたBook Band 8%の皆様、本当に有難う御座いました。

ライブをやるといつも心苦しいのが、お越し頂いた方々とゆっくりお話が出来ない事、です・・・・。

ううむ、もう少し運営、考えたい所です、ハイ。


それでは、軽く振り返りましょう振り返りたくないけどw。

出演は20:00も、逆リハと言う事で16:00に現地飯田橋Space Withに間に合うべく行動を開始。

体調不良、ま、簡単に言うと御風邪を召されちゃうワタクシ。

咽喉が痛く咳が止まらずなので、総合感冒薬、咳止め、鼻水止め、炎症止めの薬を飲む。

症状は和らぐも明らかに飲み過ぎで、なんか体がふわふわ。セミ・ドッペルゲンガーな感じで、自分を少し離れた場所から見ている感がある。うげえ。

そんな状態で、いつもより入念に髭を剃る粋人なワタクシ。うん、血が出た。

ビクシ君提案でスーツでやろうって事と相成り、仕事でも着ないスーツを着る。

家人に「ケイン・コスギ感が半端無い」と言われる。

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(色合い、全然違うんだが・・・・)

電車に揺られていると、ベースの大先生より「5~10分遅れる」とのメール。

「いつも通りって事ですね」とレスするリーダー。

ビクシ君⇒僕⇒Takayuki君⇒(悪びれず)ベースの大先生の順で到着。

フジコ・オーバードライブで一番お洒落なTakayuki君は帽子を被っていて、誰かに似ているなぁと思って気付く。

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(こうして見ると似てない・・・・w)

設営に時間が掛り16:30からリハ開始。慣れたスタジオとは違う環境で緊張。リハはあんま覚えていないの・・・・。

お腹空いたんでご飯を食べよう!と相成る。食欲は無かったが軽く打ち合わせもしたいし賛成。

中華を提案するもビクシ君の提案でなか卯へ。

・・・・カウンター席しかなく打ち合わせ不可。

スーツ三人、これから着替える私服のビクシ君が並んだカウンターは、相席感が半端無い。

食事を終えて戻ると対バンのBook Band 8%さんがリハ中。

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(総勢9名の大所帯。ステージ上はいなばの物置状態)

相変わらず巧いんだ、この人達・・・・。 

そんなんしてたら開場のお時間。ボチボチとお客様がお見えになられる。

Book Band 8%さんのベースのAさんに、「Rickenbackerのベースのピックアップ交換したいんですが、Naked Guitar Works紹介して貰えます?」と言われる。勿論、快諾。

先日は上司のSさんを紹介させて頂いたワタクシ。

どうやら、ワタクシはNaked Guitar Worksのスポークスマン的存在を担っている模様・・・・そろそろマージン貰おう。

19:00よりBook Band 8%さんが演奏開始。

お世辞では無く、Miss Me Blindは本家より全然格好良いと思った。アレンジも凄く良くてさ・・・・。

 

来年ご一緒させて頂けるなら、もう一回やってくれねぇかなぁ。

Hotel Californiaでは熱いギター・バトル。フジコ・オーバードライブのギター・バトルは「ギターで殴り合う」だが、Book Band 8%さんはソロの掛け合いだった(普通そうだろ)。

 

ギターのお二人は、ストラト、SGで、12弦ギターでも無いのにそれを感じさせない演奏で只々感心。

この方↓が一か所間違えてましたとか言ってません。
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(ジョンさん弄りが止まらないワタクシ。そろそろ怒られると思う) 

話しが前後するが、打ち合わせの際ジョンさんが「いやあ、ステージでは自分の音聞こえないんですよ」と仰っていたが、これはギタリストの5大言い訳の一つであり、僕も良く使う。

・自分の音が聞こえなくて・・・・
・なんか、リハと音が違って・・・・
・XXXが間違って引き摺られて・・・・
・照明が眩しくて暑くて・・・・
・ミスした言い訳考えるのに大変で・・・・

そろそろ他の言い訳が欲しいと思う今日この頃。

「なんでベースなのに弦が5本もあんだよ、俺、3本しか使ってねぇよ、ふざけんなよ」
「お前何年その話すんだよ!」

と会話しつつフジコ・オーバードライブの出番。

ビクシ君が楽屋で着替え。スーツに着替えた彼は橋本感が半端無い。

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SEはBabymetalとのど自慢のテーマ。 のど自慢での登場は僕のアイデアだが、飲み会の席で盛り上がった程ウケが良くないのはよくあるお話w。

スコアは、以下の通りで御座います。

・月とサムライ
・ガーデン
・グッド・フィーリング
・ゲカカゲ(新曲)
・三日月クローバー
・煙突(新曲)
・デイトラッパー
・以前は永遠を信じていたが今は定かじゃない
・二人は踊る(新曲)
・狂気(新曲)
・世界の午後 

体調不良に過剰摂取の薬の所為で(あ、新しい言い訳出来た!やったぁ!←違う)、演奏もトークもメタボロw。最初は本当に緊張していたなぁ・・・・いつもと違う緊張だったけど。

いつもと違う緊張ってのは、体調不良で上手く出来ない事を知りつつやらなくちゃ行けないってのが起因している。負け戦に強い精神力で立ち向かう強さは僕には無いw。3曲目からは少し緊張溶けたけど、まぁ、個人的に酷い演奏&トークで御座った、申し訳無い。 

追い討ちを掛ける様にやっぱり音が出なくなるJava Boost。うん、死刑。

にも拘らず盛り上げて下さった皆様には感謝の言葉しかない。特に、慣れぬスーツで暑くて汗も酷かった我々の様を見て「だったらスーツ着なけりゃ良いのに」と盛り上げて下さったBook Band 8%さんのベースのAさんに感謝。

終わって、これ程安堵したライブは無い。いや、ホント、お客様に助けて頂きました、有難う御座いました!

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(結婚式の二次会・・・・?)

家人には、過去曲の選曲他のを聴きたかったと言われ申した。歳月、朝月夜トッカータ、ミュージック、だそうですが・・・・うん、多分もうやらぬ曲ばかりじゃw。

練習後、軽く打ち上げ。

本Blogをご覧になりお越し頂いた高野さんとY田さん、リンクに貼らせて頂いておりますスメアゴルさん、ちーちゃん&妹さん、ぷるさんにエレガさんご夫妻、YザキさんにS崎さん、イマムー&たくみくん、んで、オータ君、写真撮ってくれたMさん、他の皆様、有難う御座いました!皆様とゆっくりお話出来ぬのがいつも心残りで・・・・本当に。

ギターは、これ。

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(GretschはG6120DC。Book Band 8%さんの「Hotel Californiaのギター・ソロを間違わなかった方のギタリストさんに「てかビグスビー本当に使わないんですね?改造したんですよね?」と言われました・・・・)

あ、間違った方はこちらです。

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(暫くこのネタ引っ張る予定です、俺を止めるなら今だぜ?)

足元は、予定通り以下です。

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会場のマーシャルが割かしジャキッとした感じに加え結構ローが出たので、Jan Rayを常時ONにし、ローとハイを削りました。

Java Boostの馬鹿野郎がやっぱり故障・・・・。大事な所で使えなかったとさ。お前死刑。 

さて、ライブも終わったし、通常運転に戻りましょうそうしましょう。Gretschのビクスビーのアームも元に戻そうっと。

ギターは何にしようか、ペダルはどうしようか、再考します。Gretsch?僕、似合わないでしょw。 

今日4/23(土)はライブです(4/23更新)

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場所はこちらを御参照下さい。

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飯田橋駅から

都営大江戸線・東京メトロ南北線・東京メトロ有楽町線【A4出口】A4出口を出てそのまま太い道路(目白通り)沿いにまっすぐ歩きます。サンクス、セブンイレブンを越え、10分ほど歩いた辺りにある歩道橋を通り過ぎると、右斜め後ろに入る太めの坂道(東京大神宮の石碑)があります。それを少し登った右側に、黒い看板でスペースウィズと出ています。

東京メトロ東西線【A5出口】A5出口を出て目の前にある信号を渡り、太い道路(目白通り)沿いに、左方向にまっすぐ歩きます。セブンイレブンを越え、10分ほど歩いた辺りにある歩道橋を通り過ぎると、右斜め後ろに入る太めの坂道(東京大神宮の石碑)があります。それを少し登った右側に、黒い看板でスペースウィズと出ています。

JR線【東口】東口改札を出て、目の前の太い道路(目白通り)を右方向にまっすぐ歩きます。サンクス、セブンイレブンを越え、10分ほど歩いた辺りにある歩道橋を通り過ぎると、右斜め後ろに入る太めの坂道(東京大神宮の石碑)があります。それを少し登った右側に、黒い看板でスペースウィズと出ています。

九段下駅から

都営新宿線・東京メトロ半蔵門線【3番出口】3番出口を出て、大きな交差点を飯田橋方向へ左折。目白通りをまっすぐ歩き、ロイヤルホスト、セブンイレブン、ホテルグランドパレスを越えた先の歩道橋の手前(東京大神宮の石碑)で、左斜めに入る坂道を少し登ると、右側に黒い看板でスペースウィズと出ています。

東京メトロ東西線【7番出口】7番出口を出て、そのまま太い道路(目白通り)をまっすぐ歩き、ホテルグランドパレスを越えた先の歩道橋の手前(東京大神宮の石碑)で、左斜めに入る坂道を少し登ると、右側に黒い看板でスペースウィズと出ています。


お代?勿論頂きません。あ、ドリンク1杯飲んで頂ければ幸い。

中途半端に10周年って事で作成したベスト盤(笑)と言う名の地雷を配布させて頂きます。



自分達が持って帰るのが嫌なので是非お持ち帰り下さい。

主にこのCDからライブで演奏させて頂きます。

「CD持って帰るかはライブ見てから決めます」って方は呪われます(主にリーダーに)。お早目にお手に取って下さい。

我々、フジコ・オーバードライブの出番は20:00頃から。

音楽を楽しまれたい方は、19:00から登場するBook Band 8%さんにご期待下さい。

我々は基本的に出オチです。

半分強歌うリーダー風邪引いてます咽喉が痛いです鼻声ですがトークは問題なさそうなので大丈夫です(何が?)。

当日のラインナップの一部を・・・・

・50歳からのバンド活動~今年50歳を迎えるベースの大先生による講演。余命70歳と言われる長老の「人生折り返し手前のバンド活動」他、「息子にうるさいと言われた時の家での練習方法」。

・家庭内格差を考える~リーダーによる「名ばかり世帯主のススメ」。妻とお寿司を食べる際はかっぱ巻きを中心に・・・・が夫婦円満の秘訣。新曲「ギミエフェ!!!」制作秘話を交えながら。

・「パクリ、ダメ、ゼッタイ」~グレーゾーンの作曲家、エクソビクス先生による「安全圏の佐村河内守としての生き方」をテーマに大いに語る。

・Not for me but for you~Takayuki先生による「割り勘負けしない庄屋の飲み方」講座。「取り分けはするな、自分の物だけ取れ!」をテーマに「気が利かないんだから仕方無いでしょう!」と言う生き方を考える。

では、宜しくお願いします。 


【4/23更新】

ドラムと言う楽器に興味を持ち、ドラム教室に通うに収まらず定期的に演奏出来る環境を求めていたTakayuki君に某バンドメンバー募集サイトで声を掛け、2005年8月27日に初顔合わせをし、バンド参加を依頼して快諾して貰ったのがその後の10年を超す黒歴史の始まりだとは、僕とベースの大先生、そしてTakayuki君自身もその時は気付いていなかったと思う。

思えば、技術向上を図るのであればコピーバンドに参加した方が良かった筈なのに、何故我々の様な「野心は皆無だがオリジナルをやる」バンドにTakayuki君が参加したのか不思議でならぬ。当時から「ナチュラル・ボーン・うっかり者」だったと言う事だろう・・・・うっかり体質は今もだが(悪化している)。 

布袋寅泰をこよなく愛し、紫色のParkerなる超軽量ギターを持つエクソビクス君(以下ビクシー)が加入したのは、それから1ヶ月に満たぬ9月19日。

出会いはTakayuki君と同じサイトだった。

最初は、生意気にも他のバンドへの加入が決まったとの事で生意気にも断られるも、そのバンドとはウマが合わなかったらしく当時名が無かったフジコ・オーバードライブへ来てくれたと記憶している(ギターが恥ずかしく先方から断られたとの説が有力)。

遅刻して来た上にParkerにDODにマルチエフェクターを経てマーシャルに接続し、いきなり大音量で弾き始めたに留まらず、僕とベースの大先生が慣れぬキーでコーラスしている様に爆笑していた彼に参加を要請したのは何故なのか・・・・。それが、どうしても思い出せないが、彼の参加で、黒歴史に拍車が掛ったのは、万人が認める所である。

それから、10年。

最年少20代後半だったビクシ君ですら精神の成長が無いまま40の声が聞こえ始める年齢となり、ベースの大先生は腰痛が悪化、 何気無く始めたBlogが思わず閲覧を伸ばし、期待(?)に応え様と機材を買いまくったリーダーはそれが原因で夫婦危機を迎え、Takayuki君はやっぱり卵が食べられない。

10年の間、順風満帆(と言うか、野望が無いので「希望は無風」なんだけど)と言う訳では無く、いい年して中病拗らせて辞めるとか言い出すリーダーが居るわバンド練習なのにギター忘れてケースだけ持って来るギタリストは居るわ「重くて嫌」とベースを持ってこないベーシストは居るはなんだかよく分からないドラマーは居るわ、恥ずかしいエピソードには事欠かない。

この10年、僕とベースの大先生に進歩は無かった(出来ない事は増えて来ましたっ)。「社会人の週末の余暇」とは言え、進歩無く10年続いちゃったのは、偏にTakayuki君とビクシ君の功罪・・・・じゃねぇ、功績でしょう。

「フジコってTakayuki君とビクシ君のバンドだよな」と、事ある毎にベースの大先生は言うが、まるっと同意。結局の所、Takayuki君とビクシ君の両名の「こんな事してみたい」「これが出来る様になったので試してみたい」がこの10年の原動力であったと思う。長老2名は、そのモチベーションは既に枯渇していた。

振り返ってみれば、Takayuki君とビクシ君のサポートに回る大人の対応をしておけば良かったかと思うも、凌ぎ合いも又原動力であったと言い訳してみるw。及ばざるが如しは考えぬに限る。

此処最近は、そんな血気盛んなTakayuki君とビクシ君にも老成感が漂い始め、積極的に「あれやりたい、これやりたい」が減少して来た。

一区切りついたのかな、と思う。

これから先は、「動力は慣性」と言うか、「勝手知ったる連中による作業」と言うか、よりお気楽なスタンスでの活動になるかと思いますが、年齢的にはその方が良いかとw。余暇感が加速すると思います。

今日のライブは、別に集大成の積りも無いしそれ以前に大成すべきものも無いのですが、10年の中でなんとなく演奏し続けて来た楽曲を披露させて頂き、10年録り溜めて来た楽曲のリミックスをパッケージしたCDを配布させて頂きます。

過去の楽曲に関しては、アレンジを施したい気持ち、録音し直したい気持ち、沸々と御座いますが、個人的には「区切り」の位置付けですので、まぁ、この程度で納められればと。

と言う訳で、本日は、宜しくお願いします。 

あーやべーMC考えて2時間しかねてねー。 

ライブやります(2016/4/17再追記)

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フジコが誇るデザイナーのTakayuki君がちゃんとしたフライヤー作ってくれると思いますが、ま、それまでの繋ぎって事で、やっつけ仕事ですいませんw。僕が作ると戦中のビラみたいになるのはご愛嬌って事で。

てか、ライブ・タイトルは未定っす。てか、誰の承諾も得ていないのでw。

今年もBook Band 8%さんとご一緒します。

聞かれる前に答えて置きますが、「らんだのかるた」と読みます。

懶惰、とは、「面倒臭がり」とか、まあ、そんな意味です。有名じゃないですが、太宰治の短編の名前から拝借。

あ、「ベスト盤」みたいなCDをおみまいしますので覚悟して下さい(なんの?)。

ちょいと遅れた結成10周年ライブで御座いまっす。 

暫くはこの記事が一番上にアップされますのでスイマセン宜しく。

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【3/27TakaYuki追記】
ども。ちゃんとしてるかどうかは分かりませんが、フライヤーを作りました。

懶惰の歌留多も正式タイトルになりましたのでよろしくです。

さて、CDの方も作らねば。

【3/27追記】
リーダーです。

Takayuki君GJ。流石じゃ。ところでエフェクターのネジが少し緩んでいるのは行かんぞ。ゴムが切れるぞw。

では、ベスト盤(笑)を抜粋で・・・・。



結果、誰も貰ってくれなくても僕の知る所では無い・・・・。 

【4/17追記】

会場はこちら飯田橋Space With

アクセスはこちら御参照下さい。 

あ、Startが18:30?19:00じゃ???
※修正済です。

宴の後

リーダー

リーダーです。

はい、去る4月4日(土)、飯田橋はSpace Withさんにて開催されましたBook Band 8%さんとのライブ「宥恕の宴」終了しました。

は~~~~~終わったっ。

では、少し振り返ってみましょう。



ライブ前日の金曜日、帰宅後通しで2回練習するワタクシ。こう見えても真面目な俺だ。まぁ、こんなもんでしょうと、クールにギターを置く。

さ、お風呂入って寝よ寝よ・・・・と思ったら家人に「そう言えば・・・・ちゃんとMC考えた???」と言われ「・・・・あ」と相成る。

「ちょっと、ギターなんか練習している場合じゃないでしょ!」 と叱責される。

曲よりもMC長くしてくれ」と言われるライブのfujico overdrive。 家人とビクシ君の友人のぷるちぇ女史に至っては「曲はどうでもいいからMC長めで」とはっきり言う始末・・・・薄々気付いていたけど本当の事言うんじゃねぇよ。

家人から軽いハラスメントを受け、
どうやらMCは我々のライブの生命線らしいので チョイと考えるどうも今一。

取り敢えずメンバー紹介を考えて就寝。Zzzzz・・・・。


ライブ当日。

マンションの配管清掃が入るって事で早起き。ねみゅい。

配管清掃も早々に終了したので昼寝しようかと思ったが、映画「スティング」を何となく見てしまい気になってしまい、やっぱりやっぱり最後まで見る。名画は何度見てもやっぱり見てしまう(だから「名画」なんでしょうが)。

昼食後軽く練習、も、眠くて寝惚けながらギターを弾く。

ギターのテクニックの一つ「寝惚けギター」を体得。可也の荒業故披露する場所は、無い。

ぶらぶらと出掛け、飯田橋Space Withに到着。集合時間の16:00丁度。

珍しくメンバー全員が時間通り揃っており、今日のライブの失敗を確信する

リハをするとMarshallの音が途切れる事多く、挙句の果てに突然音が出なくなる。「?????」と見やれば電源が抜けている。

電源周りをうろうろしていたTakayuki君の仕業。足に引っ掛けたらしいが気が付かなかった模様。流石のうっかりマ・クベエ。期待を裏切らない男である。

電源を入れ直し、さぁリハ!と相成ると、又もMarshallの音が出ず。

「?????」と確認すればヘッドとキャビネットを繋ぐケーブルが抜けている・・・・おい。

まぁ、厄落とし出来たかなと、気持ちを切り替えてリハ。

ペダルはこれで行こうかと思ってBlogでも紹介させて頂きましたが・・・・

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上記から、Eternityを外しOD-1にしました。

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ジャックの劣化がありましたが、取敢えず接点潤滑剤で対応。Eternityはぶっつけ本番だったので、一応持って行ったが使わず。

会場のMarshallの音が結構「シャリン」とした音だったので、Jan Rayをクリーンに設定し常時ONで倍音を増やしてみました。「歳月」と言う曲では途中からOFFにしましたが、このペダルがあって良かったと思いました。

Marshallって、ゲインを上げないと線が細くなるんですが、クリーンのギリギリ迄ゲインを上げるも線の細さは満足出来ずで、結果Jan Ray常時ONで対応。うん、これはこれで大いにアリ、だ。

で、リハ。飯田橋Space Withさんでライブさせて頂くのは何度目かなのですが、PAが改善されているのか可也やり易かった。

ベースの大先生は自前のヘッドアンプTecamp PUMA300を持ち込んでいた。「電池が重い」と使用済み電池を練習場所に捨てて行った男が態々アンプを持って来るとは・・・・此は如何に?

ステージ上はデッドな環境なのでコーラスも加える。コーラスはMXRのM234 Analog Chorus

ドラムのTakayuki君が「やり易い」と言っていたので、まぁ効果あったんだろうと。

会場の出音、ステージ上の各パートのバランスを調整。ビクシ君のギターが聞こえ難かったので音の返し(アンプから出た音をスピーカーからステージに返す事です)を多くして貰い、ベースの大先生にも必要かを確認すると

アイツの音は要らない」と内部分裂を起こしそうな御発言。

発言者の趣旨は「僕は充分聞こえているのでこれ以上は要りませんよ」だったらしいが、どう客観的に聞いてもビクシ君の存在を全否定。

リーダーとしてベースの大先生に説教。あんまり聞いていないっぽい。

凡そ30分弱のリハで、史上最弱ドラマーのTakayuki君が活動限界を超えてしまったのでリハ終了。

到着したBook Band 8%さんと挨拶させて頂き、Book Band 8%さんのリハの内に晩御飯食べよう!とフジコの面々は大阪王将へ。

ベースの大先生の発言に落ち込むビクシ君にラーメンのスープを渡し慰める。ラーメンのスープでバンドの危機を乗り越える。

会場に戻るとBook Band 8%さんがリハの真っ最中。なんか・・・・凄ぇ上手い。以前から演奏達者な方々だったが、今更ながら焦るフジコちゃん。


「やべぇよ、あの人達マジだよ」
「・・・・何を真面目にやってくれちゃってんだよ」
「なんでベースに弦が5本もあんだよ?俺、3本しか使ってねぇよ」
「どうする?」
「何か刺激臭でも嗅がせる?」
「なんでベースに弦が5本もあんだよ?俺、3本しか使ってねぇよ」
「なんで2回言うんだよ」


等と器の小さい会話をしつつBook Band 8%さんのリハを鑑賞。上手いなぁ。

こりゃあ・・・・こっちは泥を啜る様なライブやるしかないな、と気持ちを切り替える。

「芸人に成れる程面白く無いけど中年会社員としては面白い方」と言われる我々。MC頑張ろう・・・・。

そんなこんなで開場&開演。

Book Band 8%さんのお客さん多数。演奏のみならず集客でも完敗のフジコさん。生きててスイマセン。

フジコの呪い届かず、歌、演奏、MC、どれも巧みなままBook Band 8%さんのライブは好調に続く。

メンバーの方にご不幸があり、メンバーチェンジもあったBook Band 8%さんですが、PAの改善もあってか滅茶苦茶良い訳よ。

ラスト・ナンバーのLong Train Runnin'では、ベースのAさんがブルース・ハープまで吹く始末。・・・・事前に分かってりゃあ接着剤付けといたのに・・・・。

服装も、ギターのSさん主催のブランド「Smart Spice」で統一。因みにワタクシもシャツはSmart Spice。軽い、嫌がらせw。

大変に盛り上がった状態でライブ終了。いや、本当にお疲れ様でした。「サンシャインロマンス」もうやらないんでしょうか、凄く良いのに。家人は「Plastic Love」が可也懐かしかったらしく、終了後女性メンバーの方にその旨伝えたと言ってたっけ?

「この後で出たくねぇなぁ」と力一杯後ろ向き発言のベースの大先生に激しく同意。俺も出たくねえ。

残酷にも我々の出場時間と相成る。因みにSEは下記の通り。





勇ましい曲がこの後のグダグダな演奏と対比されて物悲しい。やるんじゃなかった。

そんな訳でフジコちゃんのライブスタート。披露曲は以下の通りです。

・最後通牒
・成層圏の狂人
・コザクラレター
・ガーデン
・誰がために鐘は鳴る
・惑星(「中央ブリーフ連盟」へ改題予定)
・デイトラッパー
・裏切られた心臓
・歳月
・以前は永遠を信じていたが今は定かじゃない
・夏越の祓い
・ヒカラクヨウ
・月とサムライ

多いよ、多過ぎるよミサトさん。聞いておられる方々もウンザリしてたよミサトさん。第13使徒まで登場させる事無いじゃないのさ。

最初の2曲は信じられない位に上がってた。緊張していた。なんであんなに緊張していたんだろ?夏越の祓い以降は体力が持たなかった。ううん、中年。

コザクラレターでベースの大先生がサビでド派手に間違えてくれてなんか緊張が解れた。「うん、あいつよりは俺は大丈夫」と切り替えられた。ライブとしてはNGだが個人的にはGJだ。2年以上演奏していない「月とサムライ」に至っては「2番でようやく思い出した」と言っていたベースの大先生。個人的にはGJだ。「お前の所為だ」と言える演奏してくれて有難い限り。

家人にも「曲が多過ぎる」と言われ(同時に「MCが少な過ぎる」とも言われたが)、反省のしきり。次回は曲数減らします、ハイ。

「MC面白かったです!」「ギター漫談が面白かったです!」「メンバー紹介良かったです!」との感想を頂いた。

・・・・曲、は?

「えー・・・・っと、ちょっと・・・・多かったです

バ・ン・ド・の・ラ・イ・ブ・な・ん・だ・よ・!

傷付いた心で精算。Space Withの朴さんから「いやぁ、トーク冴えてましたねぇ」との感想。

もう一度言わせてくれ、
ラ・イ・ブ・な・ん・だ・よ・!

お越し頂いた方々、会社のMさんとそのご友人のKさん、昔一緒にバンドやらせて頂いたYさん、Summer Solsticeの皆さん、本Blogを見てお越し頂いたお二方、対バンのBook Band 8%さんに盛り上げて頂きなんとか崩壊し切らずに終了しました。本当に本当に有難う御座いました。

因みに、ライブ当日の本Blogの閲覧者数1028名。お越し頂いた方2名。凡そ0.2%。

超低金利の現代の1年固定の定期預金の金利と略同じ、と言う結果ですが、本当に嬉しかったです。有難う御座いました! 

Book Band 8%の皆様に「又やりましょう!」とお声掛け頂く。是非是非!と思う一方、演奏力の差が有り過ぎて後ろ向きな俺も、居る。 

そう言えば、GretschはG6120DCでの初ライブでした。

まぁ、こんなもんかなと言う音が出ましたが、思う所もあり・・・・。

第一、背の低い僕には似合わないかなぁ・・・・とも思ったり。

はてさて、どうしましょうか、ね。 

準備万端???

fujico_18thlive
001


そんで、なんて読むの?「・・・・・のうたげ」?

プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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