四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

四方山話

休日模様(ライブ直前編)

リーダー

リーダーです。

さて、明日はライブです。

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新宿red cloth(東京都新宿区新宿6-28-12 DS新宿ビルB1)

16時開場16:15開演、私達フジコオーバードライブは19時頃(確か19時15分)からの
出番となります。

お越し頂く方はコメントやワタクシ宛にDM頂ければ幸いです。今日はビクシーさんがフロントを務める、fujico overdrive MK1.5です。ビクシーさんがどんなMCをするのか、も、是非お楽しみ下さい。

ビクシーさんの飲み友達(?)が出演するバンドもあるそうで、鑑賞が楽しみでもあります。長丁場なので全ては見れないでしょうけど・・・・。

宜しくお願い致します。

で、

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11/25(土)はワンマンライブです。

御徒町Jam Session東京都文京区湯島3-40-11 オレンジビルB1)アクセスは此方ご参照下さい。

19時半時開場20時開演、です。此方は入場無料ですがワンドリンク宜しくお願い致します。


と、言う訳で11月に御座いますね。今年も残すところ2ヶ月ですよ奥様。

家人の骨折は、その行動から良くなって来ている事が実感出来て、旦那としては一安心も、ま、焦らずゆっくり治してくれって思いから、家事は継続中も、家人のサポートが増えて来て、とても、楽。

家人の骨折前から、家事はやっていない方じゃない、と思っていたが、家事の奥深さを実感して、家人が完治した後も、もう少しやらねば、と言う気持ちになっている。

家人に迷惑がられなければ、だが・・・・w。

今回は家人の体調不良(と言うか骨折)だが、ワタクシの体調不良の時は勿論家人がサポートしてくれる訳で、サポートしてくれる人が居ると言うのは有難いものだと、ま、体調不良時以外も感じる事は少なくない。

仕事なんかでも、相談出来る相手とか、何かあったら頼れる相手がいると言うのは有難いもので、その存在には感謝しかない。生かされているんだなぁ、と実感する。

それ故、「なんだこいつ」と距離を置かれない様にしないとな、と、思い出した様に自戒する最近。普段は中々意識出来ないのであるが、社会生活を営んでいると、自身の事のみならず、他人様の言動や行動で、自戒せねばと思う場面に遭遇する機会がそれなりにある。

自分が「なんだこいつ」と思われぬ社会性を有したいと思う一方、そんな面倒な存在でいる人は、その人の処世術なのかな、と最近思う。

面倒な存在でいると、他人から距離を置かれるも、結果、指摘や否定をされずに済むので、それが心地好いのかな、と。

自己防衛から攻撃的だったり不遜な態度をしてるんだろうと思うが、結果、孤高な人になり得ればそれも格好良いのだろうが、僕が出会って来た面倒な人にはそんな人はいなかったなぁ。自分が心地好い範囲で社会と繋がっていたいとか、都合の良い発想の人ばかりだった。

そんな事をつらつら考えたのは、Buck-Tickのボーカル、櫻井さんが亡くなった事をニュースで知った事が切欠だったりする。

Buck-Tickは、ベースの大先生が初期の頃が好きだったと言っていた記憶がある。僕はと言えば、大学時代にBuck-Tickが好きだった友達にカセットテープに録音して貰った程度。ファンとは言えないので偉そうな事は言えないが、ご冥福をお祈り申し上げたく思う。

僕にとってのBuck-Tickって、音楽云々じゃないところで強烈な印象がある。それがこのCM。



うん、この曲格好良いよな、うん。

このCMを見た時に、何と言うか、自分の生き方を自覚したのである。大袈裟じゃなく、自分の立ち位置と言うものが分かったのである。

大学時代(だったっけな)にこのCMを見た僕は、時々出て来る「なんだこの人達?」って表情をするおじさんになるんだなぁ、と、認識した次第。

自分の居場所が分からないイライラとか、帰属する先が無い不安とか、そんなんは生きていれば誰でも感じるものかと思うが、このCMを見て、「あぁ、この髪の毛尖ってる人達は、自分で自分の居場所を作った人達なんだな」と思った。事実かどうかは分からないが、そう思ったのである。

ファンとは言えないので偉そうな事言えないし、ファンからしたら不快かも知れないが、自分の居場所とか帰属場所が分からない人達にとって、「こう言う生き方して良いんだ」って思わせるインパクトがこのCMにはあったと思う。色んな不満を抱えた人には、他者に鋭い眼光を飛ばしたり、無関心な振る舞いをするメンバーの様が、とても痛快だったろうと思う。

僕はと言うと、Buck-Tickを畏怖と羨望を持って見る側の存在なんだなぁ、と自覚したCM。

このCMのBuck-Tickの様になれぬなら、世間に馴染める社会性を身に付けねばならないな、と思った事に加え、そんな自分やその周囲の人達に、自虐的だったり皮肉めいた視線を向けちゃ駄目だよな、と思ったのである。

何と言うか、「(お前らと付き合っているけど)本当の俺は違うんだよ!」って匂いを発する人と出会う場面が時々あったが、僕にはその様が、とても情けない存在に映ったのである。そう思ってても、他人に感じさせちゃ駄目だろうさ、と思う。

不満を抱えていたとしても、不満がばれない程度に周囲に馴染む社会性は、齢53ともなればそれなりに身に付いていると思いたい・・・・。

そして齢53ともなれば、「あ、こいつはもういいかな」と見切りを付けてしまう事が増えた。なんせ、忙しいのである。時間が足りないのである。どうしても、取捨選択しなくてはならぬのである。「熊が可哀想だから駆除するな」って人に費やす時間はないのである。

亡父は、忙しい人だったと思うが、面倒な人と意図的に付き合っている節があって、まぁそれ以前に本人が色々と面倒な人でもあった訳だが、周囲に人が沢山いた人でもあった。

今の年齢になって、亡父に聞きたかった事が沢山出て来た。それがもう出来ない事が悔やまれる。

と、そんな事をつらつら考えていたら霜月が始まった。

相変わらず仕事はバタバタも、どこかしっとりとした気候で心地好し。

して、文化の日は、先ずはNaked Guitar Worksを訪問。

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訪問理由は、
PP4-380のバリ取り。僕の保管が宜しくないのか神経質過ぎるのか、手持ちギターのバリ取りを依頼する事が、他のギター弾き対比で多い気がする・・・・。

その他気になった点、色々と指南を受ける。有難いったらない。

リーダー「Danelectroのギターを買おうか迷っててさ」

N.G.W「・・・・弾きます?」

リーダー「弾く弾かないじゃなくて(え?)、あのデザイン結構好きで欲しいんだよねー。ブリッジが嫌だったんだけど、近年出たモデルがね、バダスタイプのブリッジでさ、結構良い感じに思うのよ」

N.G.W「奥様は何と?」

リーダー「家人が骨折しちゃってね」

N.G.W「え?大丈夫なんですか?」

リーダー「いや、大事には至らなかったんだけど、でも、家事が出来なくて俺がやってる訳」

N.G.W「はぁ」

リーダー「でさ、仕事しながら家事やってるから、なんか何度も謝るのよ、申し訳ないって」

N.G.W「・・・・それがDanelectroの購入と、どう関係するんで?」

リーダー「いや、謝るって事は罪悪感あるって事かなと思ってね」

N.G.W「・・・・で?」

リーダー「分かんないかなぁ?俺がギター買ったら家人の罪悪感が軽減されるじゃん。旦那も好き勝手やってるから、とか思えてさ」

N.G.W「・・・・」

リーダー「まぁ、なんての、優しさ?バファリンの様な気持ちでギター買おうかなと思った訳よ」

N.G.W「・・・・もう、やってる事がクズ過ぎてクズ過ぎて」

そんな後押しをNaked Guitar Worksから頂き(頂いてねぇよ)、浅草界隈を少し散歩し一時帰宅し軽く食事し、散歩がてら御茶ノ水界隈へ。

聖橋あたりで銀杏の匂いを感じ、季節を味わう。そんな季節と言う事だけど・・・・汗ばむほどの陽気。ううん、季節感がおかしくなりそうな陽気・・・・。

楽器屋さんを巡り、さて、お目当てのDanelectro・・・・は、好みの色が無くて購入を見送り。同スペックはあったけど、購入したい個体じゃないギターを試し弾きするのは失礼だよなって事で弾かなかった。弾いたらどうだったんだろうな~、あんな感じかな~、と、妄想するのは楽しい。

まぁでも、Danelectro買うお金は、Les Paul Special DC Fadedのフレットをステンレスフレットに交換する資本にした方が良いよな・・・・w。

と言いつつ、実はDanelectroではない、とあるギターを買おうかな、とちょっと思っている最近だったりも。する。

行動範囲が限られている家人の退屈凌ぎにと、般若心経の写経の本と大人の塗り絵なるものを買ってみる。



帰宅後、家人に渡せば、塗り絵を夢中になってやっていた。子供の頃塗り絵が好きだったらしく、久々にやったら楽しいとの事。塗り絵って苦手と言うか好きじゃなかったのだが、クーピーペンシルは凄く欲しかった記憶がある。なんで欲しかったんだろうなぁ・・・・。

使わないと言うか、要らぬ物なのに不思議と欲しくなる物が僕にはあって、例えば工具なんかは無性に欲しくなったり。

この映画を見に行こうかな、とも思ったが、時間合わず断念。



うん、そう、ゴジラって、こう言う怖さ絶対必要。ゴジラと言う存在の怖さだけじゃなく、失う怖さが演出されている感じが凄く良い。これはきっと僕が見たいゴジラだと思うんだ、うん。

ぶらぶら帰路に付けば、なんとも出来る感じの喫茶店発見。

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落ち着いた時間を過ごさせてくれそうな喫茶店だった。こういう喫茶店で時間を費やす事を贅沢と言うのだと思う。

甘味を欲した家人にチーズケーキ購入。

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滅っ茶苦っ茶美味しかった。軽くて濃厚なチーズケーキ。うん、これはリピートせねば。

夕食後、ライブの予習をば。

もうすっかり頭に入ってはいるが、反復練習をすると「え、ここで?」って所で間違える事もあり、それを認識出来て良いのかも、と思う最近なので、取り敢えず反復練習。対して難しい事していない、いや、簡単な事しかしていないのに、やっぱり間違えると言うね・・・・w。

土曜日。

先ずはこちのビデオを数回座して見る。



うん、そうかそうか・・・・。

曲そのものは、デモが其処此処でアップロードされていて、メロディは知っていて、どう纏まるのかなと思っていたけど、改めて、うん、そっかそっか、うん。

リリースされた曲を先んじて聞いて、「ん?」と思い、プロモビデオを待ったけど、何と言うか、凄い時代になったなぁと。それをThe Beatlesがやったってのは、何と言うか、とても感慨深い。

僕の推測が入った個人的感想で恐縮なんですが、この曲を、音楽の個人性と言うか個性って、公共のものになったんだなぁとつくづく感じながら聴いていた。

デモ対比で凄くクリアになったボーカルは、確かにJohn Lennonそのものなんだけど、クリアになったそのボーカルに、少し違和感を覚え、その違和感はなんぞ?と少し考え思うは、John Lennonの声は、John Lennonでしか出せないっていう、個人の特権じゃ無い時代が来たんだなぁ、と言う事也。

John Lennonの声はオリジナルのまま、との事だけど、そうなんだろうけど、相当に加工されているなと感じて、それが出来るって事は、人工的にJohn Lennonの声って作れるんだろうな、僕が造ったメロディをJohn Lennonの声で歌わせるって事が可能な時代になったんだなぁと思ったり。

その時代の到来は、鈍感な僕でも流石に気付いてはいたが、この曲でそれを心から実感した不思議。この技術が一般化すれば、個々人でしか出せない個性って、少なくとも声に関してはなくなるんだろうな、と思った。曲そのものの感想じゃない感想なんだけど、それを凄く感じた曲だった。

実験的にサウンドを構築して来たThe Beatlesが、この時代の技術を駆使して作り上げた曲を以て最後の曲とした、と言うのは何と言うか、凄く時代の変遷を感じた次第。

そう思うと、タイトルは凄く示唆的だなぁ・・・・。

感慨深いまま選択、掃除を済ませ、その勢いに乗って、ライブを控えている事もありギターの弦交換なぞしてみる。

ライブで使用するギターはLes Paul Special DC Faded也。



ライブが2本決まって、「G音FES6」はPP4-380で、ワンマンライブはCasinoで、と思っていたが、前回練習で試したこのギターの音がなんせ好みで、「これでOK」と思ったのである。

軽さで言えばPP4-380だし、ネックのグリップ感で言えばCasinoだし、と、ベストではないが、まぁ、そんなもんだろう。

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弦交換で愛用しているもの。Elixerの弦、最近本当に品薄よねぇ・・・・見付けたら備蓄しておかなきゃね。

指板のケア、ステンレスフレットじゃないのでフレットを磨き、ボディも清掃。螺子に緩みをチェックし、ガリをチェックする。螺子の緩みもガリもなし。

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緩くてグラグラしているLes Tremを調整し、アームの角度も調整。このLes Trem、スタッドの螺子切りがいい加減だったり、アームがグラグラだったりと、明らかに外れ個体。PP4-380のは凄く良かったんだけどなぁ?

弦を張り、暫く放置、アームを激しく動かし馴染ませ、最後にネックの反りのチェック。反りはなく、も各フレットのバズもチェック。先日、Naked Guitar Worksに総合調整をお願いして以来、好ましい弦高、好ましいピックアップの高さとなっていて、Les Trem以外は不具合なし。

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剥げやすい塗装故、其処此処に木部が露出している。2005年の個体でヴィンテージ品ではないんだけどね。あ、ギターの傷に価値を感じないのでこれを喜ぶなんて性癖は御座いません。

昼食を食べ、少しお散歩。半袖シャツで充分な陽気に驚く・・・・11月だよね?

上野恩賜公園を抜けちょっとした買い物。晩御飯どうしようかな、と考えて歩くと、上野駅コンコースで小規模ながら北海道物産展をやっており、蟹イクラ弁当なる、僕にとっては悪夢でしかないお弁当を購入。

夏日の陽気をブラブラ帰れば、空も何だか晩夏のそれで、なんだろうな・・・・そんな年もあるかぁ、と、季節モラトリアムを味わう。

そんな休日に御座いました。

さ、明日はライブだっ!

休日模様

リーダー

リーダーです。

穏やかな気候が続いておりますが、皆様、如何お過ごしでしょう?

ワタクシはと申しますと、仕事が立て込んでいる最中、相変わらず家事なんぞもしている訳で、うん、はっきり言うと休む間が欲しいと思う今日この頃に御座います。

昼食が終われば夕食、洗濯をしても直ぐに洗濯物が出る・・・・家事、には終わりが無く、成程、これがゴールド・エクスペリエンス・レクイエムかと納得しているワタクシは、仕事しながら子育てしている同僚を日に日に尊敬している毎日に御座います。

身体が強い方ではありませんが、睡眠時間は6時間あれば充分、と言うのは昔から変わらずも、最近は寝床に入ると直ぐ入眠し、普段は目覚まし時計に起こされる事なく・・・・だったのですが、先日は目覚ましに久々に起こされ、疲労を実感。在宅勤務がデフォルトも、先の週は4/5の出勤で、まぁ普段よりもバタバタと過ごし、疲れも出て来たのでしょう。

うん、少し休むべき時にある様だ。小人閑居して不善を成す、と言うし、暇にはならぬ様気を付けながら。

そんな忙しい最中に御座いますが・・・・

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はい、ライブに御座います。毎度この導入で恐縮に御座います。予定しておりますので、11/5(日)のお呼ばれライブ「G音FES6」、そして11/25(土)のワンマンライブ「Drives and Drabs」に御座います。

「G音FES6」はチャージ御座いますが、諸般の事情でタイトル変更した「Drives and Drabs」は入場無料に御座いましチケットも御座いませんが、「G音FES6」に付きましては、有料となりますので、お越し頂く方はコメントやワタクシ宛にDM頂ければ幸いです。あ、お越し頂くのがNGになられた際は、お手数ですがその旨ご通知下さいませ。清算がちょいと面倒な様なので・・・・。

さて、これまた何度も書いておりますが、「G音FES6」はビクシーさんがお知り合いからお声掛け頂いたと言う事で、この日はビクシーさんがフロントマンとなります。

ビクシーさん、歌もギターも個人練習を凄くしている様です。うん、気合入っています。彼が恥をかかぬ様、ワタクシ自身も普段より個人練習に勤しんでおります。普段のライブよりギター弾き寄りな立ち位置で、個人練習でも楽しかったりします。正直ワンマンライブより楽しみですっ。あ、我々の出番は19:15~に御座います。

して、ワンマンライブ「Drives and Drabs」。タイトルは「Dribs and Drabs」と言う慣用句(?)を、ちょいと皮肉を込めた裏設定(ってほど大袈裟じゃないけど)で捩ったものに御座います。こちらは前述の通り入場無料ですが、ワンドリンクのみ宜しくお願い致します。

忙しい最中ライブと言う厄介事(?)が入るのは、体力的には避けたいところですが、お越し頂く方のダメージの方が大きいよなぁ、と己を鼓舞し、「俺がしんどかろうが相手にダメージ与えられるなら本望よ」と言う、よく分からぬ好戦的な性格で乗り切っております、はい。この性格は間違いなく亡父より引き継いだものに御座います。

さて、そんなライブを控える我々fujico overdriveですが、ビクシーさんが中々興味深い事を書かれてまして。

「ライブ代を頂きたくない」は、ワタクシが言い出した事でして、ビクシーさんが書いている事に違和感はないのですが、ちょいと加筆をば。

アマチュアだろうがプロだろうが、ライブ代がお高いかどうか、は、個々人の判断ありましょうが、ワタクシがプロ以外で基準にしている「高い安い」は、陳腐な言葉で恐縮ですし適切な言葉じゃない気もしますが、ライブに誠実に対応しているってのが感じられるか否か、に御座います。

例えば、凄く構成を考えているなー、とか、凄く練習してるんだなー、とか、そう言うのってね、鑑賞していると感じるのですよ、えぇ。それが感じられるなら、僕は「高いなぁ」、とは思わないんですよ、えぇ。

昔、亡父とお祭りに行った際、バナナの叩き売りをやっていて、暫し拝見した後に亡父がバナナ買って、「このバナナ高いんじゃないの?」とワタクシが聞いたら、「バナナの値段じゃなくて気風の良さの値段なんだよ」と言っており、子供心に、納得はせずも「そんなもんか」と思ってましたが、今なら亡父の言いたい事、分かるんですよ、うん。それに近しい感覚かも知れませぬ。

ワタクシもライブに行かせて頂く機会はそれなりに御座いますが、「高いなあ」と感じるのは、我々の様なスタンスのバンドが出て来た時に御座います。

余暇的にバンドやって、自分最適化と言うか、自分がしたい事優先と言うか、ぶっちゃけ「普段の演奏を人前でしているだけ」以上のものが感じられぬバンドのライブは、凄く好みな音楽じゃなければ「高いなぁ」と思う。これまた適切な言葉じゃない気もしますが、「子供のピアノの発表会?」って思ってしまい、まぁ高いと感じます。
演奏技術云々の話じゃなくて、です。

「ライブをやる」と「バンド演奏する」って、全然違うもんじゃあないかと。我々は、公の場でバンド演奏するので良かったら立ち寄って下さい、程度じゃないかなと。

正確に書くと、「人前で演奏するのとライブは違いますよね?」ってスタンスで取り組んでいるメンバーは、ビクシーさんのみじゃないかと。

ビクシーがフロントマンを務める「G音FES6」なんかでも、こんなの作ってみたりと、まぁ、凄く「ライブをやる」ってスタンスを持って頑張ってくれている訳ですし、ワンマンライブでは、メンバーの誰より集客に尽力してくれております。

ライブやるってんなら、まぁ、ワタクシに出来る事はしなくちゃな、とライブに纏わるエトセトラ、をそれなりにはやっていますが、ビクシー程じゃないよなぁ、と常々申し訳なく思う次第。

で、そんなスタンスのバンドがチケット代取るの?との思いから、「ライブやるならチケット代は頂きたくない」と思って提案した次第。自虐的な書き方をしている様に思われるかも知れませんが、結構そんなバンドがチケット代取ってライブやってんですよ・・・・だからって、自分達がそうはなりたくない訳です。

我々の楽曲が凄まじく良くて、望まれてライブやる、と言うのじゃないなら、我々の様な「週末の余暇」ってスタンスのバンドは、もう時間費やして頂いて来て頂くだけで「ありがとうございます」じゃないかと。

ま、そんな風に思っている訳です。なのでワンマンライブは入場無料に御座います。お時間だけ頂戴いたします。多様なレジャーがある今の世の中、お時間を頂くってのが一番高価な気も致しますが、ご容赦頂ければと。

「面倒臭くないならライブやっても良いけど・・・・」は、まぁ言うべきじゃないかも知れない本音なんですが、まぁ、面倒臭くないライブって(「俺は面倒事はやんねえよ?」って態度を貫き通せば別ですが)、ま、無理なんだよなぁ。

序盤が長くなり申した。と言う訳で休日。

ライブ慣れしていないワタクシですので、そう言えばライブで必要な備品ってあったっけ?と確認をしようと思った土曜日。

先ずは平日に出来なかった家事を済ませる。

最近、家事のBGMでお気に入りはThe Rolling Stonesの最新作「Hackney Diamonds」。



好きである。最高傑作、とは思わないけど、好きである。

メンバーの加齢、メンバーの死、Keith Richardsの関節炎など、色々な背景をどうしても意識せざるを得ず、それを踏まえて加点して聞いちゃうアルバムなんだろうけど、うん、格好良いじゃないか。

Steve Jordanは、ライブではCharlie Wattsを意識しているのかな、と言う感じで、何と言うか寧ろ違和感がを感じてしまうワタクシだが、今作ではそれを感じさせなくて、寧ろ良い。Keith Richardsのソロでもドラムを担っているし、評判は芳しくないが僕は好きなアルバムである「Dirty Work」からのお付き合い、と言う事で流石に気心は知れているのだろうけど、The Rolling Stonesに参加するって、Steve Jordan程の名うてのドラマーでも難しかったろうなぁと思うと、それもまた感慨深い。

熱心なファンのみならず、ある程度The Rolling Stonesを知っているロックファンなら、聞いて損はないアルバムに思うんだ、うん。

家事終了後、ライブ用の備品をチェック。幾つか、どうしても必要と言う程でも無いけどあった方が良いかなってものを思い付き、用意しておきたく思うも、家事と所用で時間が遅くなり、出掛けるには時間が中途半端だったので、「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を観る。



うん、面白かった。実写版の岸辺露伴シリーズは、ジャンケン小僧以外は面白い。

ギターの調整何かをしながら日本シリーズを横目で見る。阪神タイガースお強い。チームとしての強さを感じる試合展開。

諸般の事情で阪神甲子園球場で観戦しなくちゃならない所をギリギリで回避したのだが、あの球場は若かりし頃訪れて感動したので、都合が合えば行きたかったなぁ・・・・。

日曜日。

思いの外早く目が覚め、ふと故郷小樽のライブ動画を見れば見事な雲海が広がり、対岸の暑寒別岳は雲の上に浮いている様。

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紅葉の色付きと、海にのみ広がる雲海に暫し目を奪われる。うん、美しいじゃないか。とてもとても美しいじゃあないか。

三文以上の得をし、久々に体重計に乗れば、然程変わらず。

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うん、なんかこの体重辺りに落ち着いたなぁ・・・・身体が軽く感じる位が心地好い。

朝食兼昼食後、散髪を済ませ、雨上がりの帝都を軽く散歩。

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秋、だなあ・・・・秋深し、と感じられるほどではないが、秋、だなぁ・・・・。

楽器屋さんを巡り、前日検討したライブ備品などの購入。

最近、ちょっと前に販売されたDanelectroのDC59が欲しくなっていて、見付けたら試そうかな、と思うも出会えず。



このギターは、何と言っても下記の曲で有名だが、それが欲しい理由と言う訳ではない。



ブリッジがバダスタイプのそれになっていて、うーん、良いなぁと。

シングルコイルで、独特の箱鳴り感があって、軽量。うん、僕の好みである事に加え、僕の想定通りの音なら、手持ちエフェクターのあれとこれを組み合わせたら良い感じになるんじゃ?との妄想が広がり、欲しくなっている最近。

尊敬する魔改造の師から売っている店舗を教えて頂いたのは帰宅直後。うん、次の休みにでも行ってみよう・・・・買っても、使わないと思うから、ま、余程気に入ったら買う、って事で。

ぶらりぶらりと散歩して帰宅。セーター1枚で歩くのに気持ちの良い、本当に良い季節。

本日の戦利品。

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神田商会さんのエフェクター・ケース。ソフトケースを持っていなかったので買ってみた。

ライブは転換に手間取ると他出演者さんにご迷惑をお掛けするので、エフェクター・ボードは必須。このケース、内側に独立したボードがあって、運搬と転換、両方で機能性が高いのが宜しい。

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(ボード単体。取っ手がありステージへの持ち運びを考えられた設計)

マジックテープで固定も可能。サイズ的に並べるなら3個程度で、5個使うワタクシには小さ過ぎだが、ステージでは、はみ出しても問題ないし、転換時には、エフェクターを重ねちゃえば運べるよなって事で割り切る。

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運搬時はこんな感じ。

パッチケーブル、ピックケース、潤滑剤なんかも入り、ポケットには電池やシールド(3m×1、7m×1)も入るので、これとギターを持って行けば演奏は可能。うん、機能的で宜しい。移動と言うか運搬時には、重さもそうだけど体積が小さい方が良いよね。

続いてはこちら。

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GHSのFast-Fret。弦の潤滑剤。スプレー型は指板を過度に濡らす様で避けている。ケースが変わり(持ち手もちょっと変わってた)、気密性が上がった様に思う。

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5/18のトラスロット・レンチ。Les Paul Special DC Faded様に購入。こちらは持ち運び用で、家では別の物を使用。マグネット・ドライバーも付いており、出先でネック調整したくなった場合に使用する心算で買ったが、出先でネック調整するケースが想像出来ない・・・・。

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THE EFFECTOR FOOTSWITCH HATと言う商品。下記の様に使う。

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スイッチが踏み難い、と言うか、しっかりON-OFFし難いペダルにこれを装着すると踏み易くなる。KTRが踏み難かったので購入。手持ちにあった筈なんだけど見当たらず。

MOOERと言うブランドの廉価なプラスチックの物もあって、そっちでも不具合はないが、何となくこれに。レンチで固定するのですが、結構螺子が緩んで外れ易いのを買ってから思い出した・・・・。

で、折角KTRに装着したので、手持ちのCentaurと比較してみた。



やっぱ違うものですな。顕著な違いは倍音で、Centaurは音が太い感じでKTRはブライトと言うか、誤解を恐れず書くとファズ風なチリチリ感がある。個人的にはKTRの方が使い易いなと思った。KTRはブライトと言ってもCentaur対比な訳で、ON-OFFで音質変化が極端ではなく、自然なフィルター効果がある。兎に角スカッと抜けて来る感じ。

Centaurは、倍音調整のためにGainをどう弄るか、KTRはブライト感調整の為にToneをどう弄るか、が肝な気がする。KTRは、ブライト感調整の為にGainをどこまで上げるか、を探るのも面白そうだ。

序に、手持ちのCentaurを模したペダルを試したが、どれもKTRの風味の方が強い様に思った。手元にないので記憶を探って書くが、Centaurに肉薄しているのは矢張りScylla Xかな。あ、Long Tail #873にも、太さがあったな。今日は試さなかったけど、今度試そう。

余談だけど・・・・。

早いパッセージのソロ弾くソリストって、Centaurと相性良くないんじゃないか、と久々にCentaur弾いて思った。あの倍音の多さ、結構邪魔になるんじゃないか?

おっと、エフェクターの話だとついつい長くなっちゃうな、と言いつつ、機材ネタは続きまして、「G音FES6」はLes Paul Special DC Fadedで出ます。もう決定です。



似合わない事この上ないが、音はとても好み。P-90って、好きだなぁ。

足元は下記で決定。

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KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

Eternity(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

前回練習の録音物をドラムのTakayuki君が送って来てくれて、それを聞く限り、まぁゴキゲンな音だった。まあ、これ持って行けば大丈夫だよねうんって思わせてくれる音だった、が、micro ampとKTRの使い分けはちゃんと交通整理せねば、と思った。

micro ampは太い音を演出、KTRは分離感ある音を演出、として、曲毎で使い分けると良い感じも、練習時では間違った選択が幾つかあったので再考。

Eternityはやっぱり良い歪みペダルだし、CE-2、DM-2は名器の評価が高いのも納得。CE-2は、ちょいと前に出過ぎ感があって、ライブ会場だと少しToo Muchかも・・・・ま、バンドで試す時間はないから、後は野となれ山となれ。

と、此処数週間の休日は、家事と楽器関連のお話が続いておりますが、まだ暫く続きそうに御座います。家事のペースが掴めて来て、少し余裕も出て来てふと気付けば、今年も残す所2ヶ月。光陰矢の如し、ですなぁ。

そんな休日に御座いました。

さ、次の日曜日はライブです。

休日模様(週跨ぎ編)

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リーダーです。

あ、先ずは・・・・。

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毎回でごめんなさいね・・・・。G音FES6の我々の出演は、19:15~です。Izo先生、issy将軍、旧Lulumamaさん、Tちゃん&Gちゃん、どぞ宜しくです。

さて、先週の日曜日の事。

上記の2つのライブの内、上段の「G音FES6(どうでも良いがビクシーが「G6音FES」とか「G音・6FES」とか書いているけど、G音FES6で良いんだよな?)」では、ギターはPP4-380と決めておりますが、下段の「drives and drabs(諸般の事情でタイトル変更)」では使おうかなと思いつつも、先ずは「G音FES6に集中」って事で最近触れていなかったCasinoを久々手にしたのですよ。



そしたらですねぇ、フレットにバリが出ている、と・・・・。

結構マメにメインテナンスをして、指板の保湿をしていたと思ったのですが、バリが出ちゃった訳ですわ。

指板の保湿をしっかりしていたらバリって抑制されるのかなぁ、と思っているが、因果関係どうなんだろう・・・・?

ま、出ちゃった以上はNaked Guitar Works

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10日で11周年を迎えるそうで・・・・おめでとうございます。

祝日の月曜日に行こうかな、と思ったが、9日から1週間遅い夏季休業って事で、お休み前に持ち込みする。迷惑な客ですまぬ。

休暇に加え、作業が立て込んでいる事を知っていたので、ご無理の無い範囲で宜しく、と伝える。お世話になっている店には無理を言わぬが嗜み。いや、お世話になっていない店でも、だよな。

11/25のワンマン・ライブではCasinoを使いたいのだが、間に合わなかったら・・・・、ま、その時はその時だ。

どうでも良いが所属バンドfujico overdriveでは、初期を除き「同じギターでライブをやった事が無い」ワタクシである。

今回バリ取りを依頼したCasinoでは1度出ているけれど、ベースの大先生不在のイレギュラーなライブだったので、カウント無しで良いよな・・・・w。


(ギターはIzo先生)

折角だからと浅草界隈を少し散歩するも、観光客が多過ぎて閉口し帰宅。空は幻想的で美しかった。

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お正月にこんな空を見た記憶がある。いつの原風景だろうか。

骨折の家人に代わって家事をしつつ、買い物序に秋葉原まで足を延ばす。途中、恐らく飛び降り自殺と思しき現場に遭遇。


辛かったろうし、怖かったろうなぁ・・・・と思うと、知らぬ方ながら心が痛む。事故であったのなら・・・・やっぱり心が痛むし、事件であっても心が痛む。

人間と動物の差の一つに、他者の幸不幸に感情を持つ事が出来ると言うのを何処かで読んだ記憶がある。

その感情移入の度合いは人それぞれ差はあろうが、僕は鈍感な方だと自覚をしている。いや、全般的に機微に鈍い方だと思う。

故に気を付けねばとある時に強く思い、以来気を付ける様にしているのだが、そうすると、己の感度の鈍さを、失礼の言い訳にしているなって人が鼻に付く様になり、そんな人とは距離を置く様になった。距離を取れない場合は、少なくとも信用はしなくなった。

鈍感なままでいた方が良かったのか・・・・ま、答えはないだろう。

して、ライブに備えたお買い物序に。

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TS808DXを購入。

以前試して「要らないかな」と思ったのだが、2in1のブースターとして持っておいても良いかなぁ、と思い直した。TS成分が薄味なTube Screamerだが、ブースターとして使うなら寧ろ使い勝手良いのかも、と思っての購入。筐体が重いのと、デザインが好みじゃないので迷ったが、お安い美品中古だったので。

家でじっくり使ってみれば、中々に宜しい。TS色のあるブースト、クリーン・ブーストが独立して使えるので、1台でブースターとして特色出せて良いと思う。


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で、ライブに備えて、Kaminari Guitarsさんのケーブル

普段の練習では、取り回しを考えてMOGAMIの2mのケーブルを使っているのだが、ライブだと短いかなぁって事で。買って思うは、探せば手持ちに3mのケーブル何本かありそうだけど・・・・まぁ、良いや。

因みに、エフェクター最後段からはMOGAMIのケーブルを用意済。

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本当は両方MOGAMIのケーブルにしたかったんだけど、購入した店舗にジャックがLLの物しかなかったので、何とは無しでこのケーブルに。色が青なので、ライブ用ケーブルって事が分かり易くて良いかな、と。

して、ライブに備えPP4-380の弦交換をば。

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弦交換時期、ライブにはちょっと早過ぎたかな・・・・まぁ、良いや。

弦交換、は、とても好きな作業。

音楽を流して(この日は「Magical Mystery Tour」を流してた)淡々と進める作業は、なんか楽しい。

・ネックの状態(反り)のチェック
・螺子の緩みのチェック
・清掃
・ネックのケア
・ナットとサドルにグリース添付

が、一連の流れ。

ネックは基本的にどストレートにするワタクシ。メインテナンス本では、ほんのちょっと順反りを推奨する記載が多いが、僕はどストレートが好み。して、弦高は低め設定。

ネック角がちゃんと稼げていて、且つフレットの高さ処理がしっかりされていたらネックはどストレートでOKに思う。寧ろ、それがNGなギターは好みじゃない。

PP4-380はネック角を稼ぐ為にシムを挟んでいるが、Casino、Les Paul Special DC Fadedは好みのネック角で好いている。

ネックはストレートだったので、螺子の緩みをチェック。緩みがちなのはペグの螺子也。

続いて全体清掃。好んで使っているのは此方。

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Doc SimonsのMiracle Guitar Polish。色々試して落ち着いたのがこれ。Worn塗装のCasinoでも使えるポリッシュを探して行き付き、同様の仕上げのLes Paul Special DC Fadedにも問題なく使える。甘いバニラの匂いは、好みが分かれそうも個人的にはとても宜しい。

続いて指板。弦交換のメインディッシュ。

清掃は、Freedom Custom Guitar Researchさんのレモンオイル

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蜜蝋が配合されていて揮発性が抑えられたレモンオイルだそう。レモンオイル使用の是非は諸々ご意見ありましょうが、少量なら汚れを落とすに使うには良いかと。

保湿に愛用しているのはこちら。


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奏澄庵さんのココナッツオイルと蜜蝋ワックス。

ココナッツオイルは揮発性が少ないそうで、何かの拍子で見付けて以来愛用している。蜜蠟ワックスは、有名なねこだまり公房さんのそれより緩く粘度が高い感じで、その分塗り易く愛用している。

しっかり塗ってサッと拭いて、20分程放置。放置時間は特に拘りがある訳じゃないが・・・・。

ブリッジとナットに下記、シリコングリースを塗布。

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綿棒でちょいちょい塗布し拭う。グリースの塗る量って分からず。

細部の埃取りには下記を使っているが、とても使い易い。

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結構汚れて来たのですが・・・・買い換えた方が良いのかなw。

そんな訳で完了。新品の弦は気持ち良い。Elixerの弦を使用しているので、ついつい弦交換は疎かにしがちだから気を付けないとなぁ。ライブ控えて家でも結構弾いているから、ライブ前にもう一回交換しようかなぁ。

して、話は先の金曜日。

仕事を終え、Les Paul Special DC Fadedを手にする。



メインはあくまでCasinoだが、ソリッド・ギターでは、PP4-380に並びこのギターがお気に入り。因みにだが、サウンドならこのギターが一番好きだ。

Casinoのバリ取りが間に合わなければ、11/25のワンマンライブではこのギターを使おうと思っている。

このギターを弾いて思ったのは、エフェクターやアンプに寄らず、そのギターの音が出るギターってのがあるんだなぁ、と言う事也。

なんか馬鹿な事を書いている様で恐縮だが、Casino、PP4-380って、勿論その個性はあるのだけれど、アンプやエフェクターで出音が結構変わって、何と言うか、力関係でギターが負けちゃう事がある。

一方、Les Paul Special DC Fadedは、試した限りだが、アンプやエフェクターが変わっても、ギターの個性がちゃんと出る。これは中々に興味深い。

Les Paul Special DC Fadedとの比較は出来ないかもだが、Les Paulってギターの個性がアップやエフェクターに負けないのかな、と思ったり。「Les Paulあれば、アンプやエフェクターはある程度なんでも良いです」って言えるのかも、と思ったり。

推測ですし、そもそものLes Paulが好みの音かどうかで変わるんだろうけど・・・・。

土曜日。

そう言えば、最近体重測ってないなぁ・・・・。

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うん、変わらぬ。

家人の怪我(?)により家事を遂行する日課が此処最近のデフォルトな休日ですが、段々と家事に慣れが出て来ている事を実感してもいる。

洗濯し、布団を干し、植物に水をやり、食事の用意、と、以前はどのタスクから対処するかで混乱をしていたが、慣れれば卆なく動ける様になるものだ。

仕事をしながらなので、どうしても休日に対応をせねばならない事が多くなるが、流れを掴めれば粛々と対応出来るってのは、中々に楽しいと思う一方、家事にはある意味終わりが無いので、どこかで割り切りも必要なんだろうなぁと思ったり。

昼食を済ませ、好天に誘われ少しばかりの散歩。楽器屋巡りも敢行したが、うん、欲しい物はない。

強いて言えば、EpiphoneのES295・・・・



同じくEpiphoneの、Jack Casadyのシグネチャー・ベース・・・・

 

うん、気分がゴールドだっただけの模様・・・・。

散歩中、徒然なるままに思いを巡らすわけですが、本日もですね、散歩をしながらつらつらと考え事なんぞをしていたのです。
 
本日、何を考えていたかと言うと、「あ、多分11/25のライブでワンマンライブは最後になるな」とか、そう言う事でしてね。

我々のライブは、前述のG音FES6に様に、お呼ばれすれば出演もありますが、まぁお呼ばれする事なんぞ稀な訳で、作品を作ったら、「ライブやる?」と僕が言い出し、で、基本ワンマンでのライブの調整をし、って事で動き始める。

で、僕個人はと言うと、何度か書いているので理由は割愛しますが、ライブに積極的な方ではなく、別にやらんでも全然構わないと言うか、寧ろやらんで済むなら・・・・との思いでいる。

僕以外のメンバーはライブやりたいんだろうな~・・・・だったら、バンドやっている以上、メンバーの意向に沿うべきだよな~・・・・、それがバンド活動へのモチベーション維持になってるんだろうな~・・・・と勝手に思っていたのですが、前々回練習の飲み会で、「僕はライブに消極的なんだよなぁ」と漏らしたら、ドラムのTakayuki君が「俺だってライブやりたくないですよ」と言っていたのを思い出し、あ、メンバーの半数がライブやりたくないんだったら、無理してやらんで良いじゃん、と思った次第。

バンドやっていると、普通にライブはやりたいものなんだろう、と、我が事を顧みずに思っていたが、且つ、メンバーである以上メンバーの気持ちは尊重すべきだよなぁ、との気遣いの様な考えを持っていたが、振り返ってみれば、Takayuki君は明確にやりたくない、だし、ベースの大先生とビクシーも、そう積極的じゃなかったのかも?、と、改めて思った次第。

どうやら僕は、一人空回りしていた様だ・・・・これ、恥ずかし過ぎやしないか・・・・。

ライブそのものは、練習して会場に行って演奏するだけなら面倒ではないが、ライブに纏わるエトセトラ、が、兎に角面倒で、そのエトセトラは、集客以外は対外僕が担い、今回多忙も重なった事に加え、いつもより可成りな面倒事があって、つくづく嫌気がさしていた。

「お呼ばれ以外のライブはやらなくてよくね?ま、何年かに一度はお呼ばれされるかも知れないし・・・・呼ばれないだろうけど」ってなったのは、結果的に良かったなぁ、と気が軽くなったのだが、それならせめて11/25のライブはしっかりやらねば、と、予習が家事で疎かになっているんで帰って練習を・・・・と思っていたら、Casinoを預けていたNaked Guitar Worksから「バリ取り完了しましたよ」とのメール。

え、もう?

Casinoはワンマンライブで使いたいと思っており、11/25のライブの個人練習をしたかったので大変に有り難い。

そんな訳で、観音裏はNaked Guitar Worksへ向かえば、お客様が並んでいる。盛況だなぁ。

Naked Guitar Worksに行くと、時々他人様の楽器を拝見出来るのが楽しみ。あ、見せてくれって言って見せて貰ってる訳じゃなく、作業中のを見るって意味ですぜ。誤解無きよう。

僕の前の前にFullertoneのストラトタイプのギターをお渡ししている方がいたのだが、「お、格好良い」と思ったデザインだった。白のボディに黒のピックガード、メイプル指板とシンプルなデザインだったが、格好良かったなぁ。良い音しそうなギターだった。

暫し待って入店し、Casinoを確認させて貰えば相変わらずの上出来な仕上がりに感謝。

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フレットのエッジ処理に付きご教授頂く。フレットのエッジをどう残すか、は、メインテンス屋さんの癖があるのかな、と思っているが、どうなんだろう・・・・?いつも気持ちの良い仕上がりにしてくれる。

NGW「(指板に)蜜蠟ワックス付けてます?」

リーダー「あ、分かる?」

NGW「えぇ、匂いで・・・・苦手なんで出禁にして良いですか?」

リーダー「・・・・そんな馬鹿な」

僕は全く分からないのだが・・・・この辺でも僕は鈍感さを発揮している模様。

一旦帰宅。家に居ざるを得ない家人にお土産。

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「エフェクターくれなきゃいたずらするぞ」の季節ですね(違う)。

一休み&所用を済ませ上野音横丁へ。お付き合いのあるissy将軍の所属するバンド「Autumn in Oblivion」のライブを見に。

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先週Black Mariaさんのライブを見に行った場所。

Black Mariaさんのライブでは、リーダーのハジメさんにチケット取り置きをお願いしたら「リーダー」の名前で取り置きされると言う、ハジメハラスメントを受けたので、issy将軍には「いいか、本名で取り置きしてくれよ?」と念を押し受付へ。

リーダー「Autumn in Oblivionを観に来た〇〇(本名)です」

受付の方「えーっと、あ、〇〇(リーダー)さんですか?」

リーダー「・・・・はい

何の所業だこれ?「梨伊田」とかに改名した方が良いのかこれ?若しくは、パブロ・ディエゴ・ホセ・サンティアゴ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピアーノ・デ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソみたいに長い名前にしたろうか。

issy将軍を殴る為のGretschを買おうかと思いながら階段を下り会場へ。

と言う訳で、ライブ観戦。

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(issy将軍。好きな女性のタイプはリス系女子)

普段はLes Paul Customを愛用する将軍であるが、この日はTelecaster Custom。因みにこのギターはワタクシが散々改造し贈呈したもの。僕が持つより似合っててなんか・・・・腹立たしい(理不尽)。

で、ライブはと言うと、うん、お世辞抜きで良かった。演奏は相変わらずしっかりしていたのだけれど、なんせギターの音が最高に気持ち良く、結果としてかバンド・アンサンブルも凄く良くて気持ち良く聞かせて頂いた。

Telecaster Customのリアで、ボリュームの調整をこまめにしながら弾いていたけど、Telecasterらしいレンジの広い音でありながら、低音もしっかり出ていて、「おぉ、良い音だなぁ」と感動に近い物を覚えた。バンド・アンサンブルも帯域が綺麗に棲み分けがしっかりされており、バンドの音としても良かった。

僕がこのギターを弾いていた時にはこんな音は出せなかったので、
issy将軍(好きな女性のタイプはリス系女子)の音作りと技術あっての事だと思うが、リフもソロも耳に痛くなくしっかり抜けて良かったなぁ。Autumn in Oblivionの前に出演したバンドのギターの方が態々前に行って足元含め見ていたけど、良い音だったからじゃなかろうか。

そう言えばBlack Mariaのオチ担当の
担当のKenさんのギターも、耳に痛くない抜けの良い音だったな。しっかり確認していないけど、BD-2とMXRの10バンドのイコライザーを常時ONにしていた様だけど、イコライザーの効果でしょうかね。どうでも良いけどKenさんはキャラクターが良いから我々のイメージ・キャラクターになって欲しい(どう言う事だよ)。

音作りがお二方共お上手で感心した。ワタクシ?ONにしたいと思ったエフェクター踏むのみですよ、えぇ。

SNSの発達で、ライブや旅行などのイベントは楽しいものじゃならなくなって、外食は美味しいものじゃならなくなったけど、ま、そんな訳はないけど、Black MariaさんもAutumn in Oblivionさんも、良いライブでした。

ライブ終了後、お若い方々ばかりで場を乱さぬ様早々に退店。裏通りを行けば、立地が良いとは言えぬも盛況なお店が其処此処にあって、どう言う理由で流行っているのかなぁ、等と夢想しながら、すっかり秋となった道を歩けば、金木犀の匂いが時々ふわりと漂ってくる。

そんな季節、なんですねぇ。

10/20はIzo先生のライブ、10/30は菊地さん所属のSoy Storyのライブ、どちらも平日なので配信を拝見すると言う事になりそうだが、Izo先生のシグネチャーのストラトタイプのギターも、菊地さんのピックアップ交換したStratocaster若しくはLes Paulも、生音で聞きたいねぇ。

我々もライブをやるし、コロナ禍からライブが普通に行える環境になりつつありますが、11/5にメンバーの誰か罹患したら、11/25はお流れだなw。

日曜日。

すっかり秋の冷たい雨が降る午前中、掃除機をかけ、拭き掃除をし、トイレ含めた水回りの掃除をする。

掃除、洗濯、料理、と言う家事で言えば掃除が一番好きである。身体を動かして綺麗になると言う過程と結果が好きである。

昼過ぎに一時的に雨が上がったので、用事を済ませがてら軽くお散歩。

冷たい雨上がりの帝都はヒヤッとした空気で、北海道の秋口の様で心地好い。

本日は秋葉原に用事ありけり。

用事を済ませ、最近行ってないなって事でHARD OFFさんに行けば、心惹かれるRickenbacker360を発見。

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コの字型テールピースは改造かなぁ?R型より絶対こっちの方が好きだ。軽かったら買うんだけどなぁ・・・・と、予算も無いのに言ってみる。

調子の悪いヘッドフォンを購入。ヘッドフォンには特に嗜好は無いが、有線である事は譲れない。何となくでForza MatelloのV-MODAを買ってみた。

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まぁ、良いんじゃないでしょうか。うん、俺には音の良し悪しはよく分からぬが、癖が無ければそれで良い。

9V電池が欲しく、ラジオデパートさんへ。

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う~ん、この昭和感・・・・たまんねぇぜ。


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(ちょいと欲しかった真空管ラジオ・・・・ラヂヲ?)

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(お安いレコード針。帰省した時に宿泊した蔵群さんの音楽室のレコード・プレイヤーの針、交換したいって思ったんだよなぁ・・・・勝手にやったら怒られるかなw)

秋葉原からぶらりぶらりと家路に付く。本日歩いたのは、ビジネス街と住宅地が混在している界隈。台東区ってそう言う場所が多いわよね。

休日なので会社関連のビルはひっそりとしていて、どこからか子供達の歓声も聞こえて、なんとも不思議な気分。平日と休日、昼と夜では大きく顔を変えるであろう界隈は、今日はどこかノスタルジック。

東京は、人が居なくなった場所を放っておいてはくれず、景気次第で直ぐにビルが建ったりする訳で、コロナ禍から始めた散歩で、幾つか古い建物が取り壊されるのを見て来たが、風情ある建物で勿体ないな、と思う一方、直ぐに新しい建物が建つのは、東京らしくてそれも良いなと思ったり。

一方、故郷の小樽などの過疎が進む地域は、廃墟が其処此処にあって、人が入れ替わる事が出来ない場所の物悲しさがあって、それもまた宜しい。

夕張市は、動画で検索すると其処此処に廃墟がある様だが、廃墟を観光資源にしたら良いのに、と無責任ながら思う。安心して行ける廃墟って、それなりに需要あるかと思うんだけどなぁ。

帰宅し、さ、Casinoでライブの予習を、と手にしてみれば、うん、やっぱCasinoは良い訳ですよ奥様。

何が良いって、弾き易いんですよね。抱えた時のバランスとか、ネックのグリップ、スケールとか、本当に弾き易い。

うん、やっぱこれが俺のメインギターだな、ラストとなるであろうワンマンライブはやっぱこれしかないな・・・・と思ってふと気付く。

10/21(土)バンド練習
11/5(日)G音FES6(ライブ本番)
11/19(日)バンド練習
11/25(土)drives and drabs(諸般の事情でタイトル変更)(ライブ本番)

んーっと、G音FES6のギターはPP4-380で、10/21の練習はPP4-380な訳で・・・・Casino使っての練習って、11/19しかない・・・・よね?

通常練習でCasinoの音作りはしているけど、ライブでは・・・・んんんんんんんん?

えーっと、どうしようかな、試行錯誤する時間、ないよな、どどどどどうしましょう、どどどどど童貞ちゃうわ。



うむ、こんな時はどんな時でも秒で決断する女、家人に聞いてみよう、と尋ねれば、「誰も聞いてないんだからなんでも良いんじゃない?」と言うお裁き。

・・・・なんか色々と考えるのが面倒になって来た、秋の日でした。

週末模様

リーダー

リーダーです。

此処最近の無理が祟りまして体調不良を感じた先の月曜日。

前回練習前から疲労感を感じてはいたのですが、愈々発熱。

最近はインフルエンザ、コロナの罹患者が多いなんて話を耳にし、こりゃあヤバいかな、と検査してみれば、結果はどちらも陰性。念の為複数日に分けて検査もやっぱり陰性。ただの風邪でホッとした訳ですが、自制しないとですわねぇ。

帰省、半部仕事の東北訪問、11/25のライブ調整のゴタゴタ、そして仕事の忙しさも相まって、流石に身体が悲鳴を上げた模様。

完全に愚痴であるが、諸々ストレスを感じる事があり、それも良くなかったんだろうなぁと思う。家人からも、顔に険があると指摘されていたし。

こうなって思うは、そこまで担ってはならぬと言う事也。今回は大丈夫であったが、倒れる方が周囲の迷惑となる。僕がやるべき事では無かった事があったよなぁ、と、自戒を込めて思う。

齢53ともなれば、それなりの社会生活で社会性を身に付けている訳で、その社会性から、己がこの場を担えばなんとか収まるかも、等と考えるのであるが、それによる疲労やストレスが一因となって体調不良になって思うは、自身の「普通」に於いてイレギュラーに思う事は、此方が寄り添ったり、付き合わなくても良いのかも知れぬ、と言う事である。

己の「普通」と他者の「普通」に差異があるのは理解しているし、アインシュタイン曰く、普通とは18歳までに身に付けた偏見だそうだが、そうは言っても他者の「普通」に配慮した行動をするだけの社会性は持っていると思う一方、それを以てしても「ん?」と感じるものに、此方が対処する必要などないのではなかろうか、と最近思った。

是非で話をすると治まらぬが、「誰がその対処をするべきか」との視点で話をすると、意外と話は簡単に収まるんじゃないか?と言う気が最近はしている。

と言う訳で体調不良だった訳ですが、節制ある生活をする事で凡その回復に至る。うん、大事に至らず良かった。

そうは言っても完全回復って訳じゃない我が身。家人が体調不良と言う事もあり、この長月と神無月を跨ぐこの土日は、家事なぞしてみたのであるが、全く以て様にならぬ。

食事の用意、掃除、洗濯などをやってみるも、これまでも亡くなった義母が入院している時はそれを担ってはいたので勝手が分からぬ、なんて事はないものの、様にならぬのである。

と言うのは、洗濯物を干している時、ふと鏡を見ればそこに映るは当然に僕なのであるが、「いやぁ、我ながら様になっていないなぁ」と思ったのである。

家事に様になるもならぬも無い様に思うが、何と言うか所作が見っとも無いったらない。慣れている人と言うのは所作が矢張り様になっている、と思う。

家人曰く、下心満載の男の優しさは見ていて見っとも無いとの事であるが、それと同等な気もしなくはない。

と言うのも、何処か嫌々感がある様な気がしてならぬ。

家事を喜んでする、と言うのは中々難しいかとは思うが、体調不良で家事が出来ぬ家人がそんなワタクシを見ると居た堪れなくなるだろう、と思う。これは宜しくない。

何も格好つけている訳ではなく、己が体調不良の際は家人にケアをして貰う訳で、その際に不満が滲み出ていたら治るものも治らぬ、と思うのである。

そんな己に嫌気がさす。

不快感を隠さぬ人、威圧的な拒否をする人などに時々接するが、その醜さと言ったらない訳で、当人は「あぁ、俺の要求が通って良かった」とでも思っているのかも知れぬが、醜態を曝している事に、もっと自覚的であるべきだと思う。

身近な人がその醜態を曝す場面にもそれなりに遭遇する最近のワタクシであるが、そんな時はそれに気付かぬ振りして許容して来た事が少なからずある。醜態など見たくもない。

しかしながら、その醜態の頻度が多い、それにストレスを感じるのであれば、前述の通り、是々非々ではなく、「それは誰が担うべき?僕が担う事では無いよね?」との視点を持ちたいと、最近は思う。

そんな訳で己の様にならなさは心の問題か?との思いから、そうだ、音楽を流して家事をしよう、と思い立ち、彼是流していたのであるが、家事が捗ったのは下記だったりする。



熱心なファンを以てして「PANTAを殺して俺も死ぬ」と言わしめた、PANTAの所謂「スィート路線」の2作目、「唇にスパーク」から「レーザー・ショック」。

凄く時代性のある音かと思うが、今、敢えてこんなサウンドやアレンジを狙うバンドが出て来たら結構嵌ってしまいそうである。

この曲は、TOYOTAのCMに使われていて、何となくだが記憶がある。そうか、僕のPANTA初体験はスィート路線の時だったんだな・・・・w。

PANTAの自伝「歴史から飛び出せ」の記憶を辿ると、「CMは”レーザー革命”との打ち出しだったが、PANTAで革命はヤバいんじゃない?と議論があった」と言うエピソード、「TOYOTAがカスタムしたカムリ(だったかな?)をプレゼントしますと言われたが、カー・マニアのPANTAが”TOYOTAなんか乗れるか!”と断って後悔した」とか、そんなエピソードがあった記憶がある・・・・うん、定かじゃない。ファンの方、違ってたらごめんなさいね。

スィート路線の2作目「唇にスパーク」は、1作目の「KISS」より全然好きなのは、適度に「照れ」があるからかも知れぬ。

流れで、PANTA&HAL。傑作「マラッカ」収録のネフードの風は、いつ聞いてもグッとくるんだ、うん。



1980Xから「Audi80」。うん、家事が、と言うか拭き掃除が捗るリズムとライム。



と言う訳で、バタバタしたこの土日ですが、少しは自分の事もしようかなってんで、ライブの使用機材を再考してみた。

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えー、11月に2本のライブを予定しておりまして、ギタリストのビクシーのお付き合いある方からお呼ばれされた「G音FES」なるイベントは、ビクシーがフロントマンって事で彼の楽曲が多く、僕はいつもよりギターを弾く機会が多い。うん、バンドのリード・ギタリストはビクシーだが、彼の曲は彼が歌う訳で、結果、ビクシーの曲のギターはワタクシがメインで弾く、なんて事になる。

ギターは、諸々考えてOTARU BASEさんのシールを張って格好良さが増したPP4-380に決めている。

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前回練習では、組み合わせるペダルはこんな感じであった。

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TS9(Ibaneze~Tony Bruno Custom Amp Mod)~オーバードライブ

GINGER TURBO(Chimaira Guitars)~ファズ

CE-2(BOSS)~コーラス

Stereo Delay(Nadine's)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

不満は一切なかった一方、大好きなGinger Turboを踏む機会が少なく、はて、如何致そう?と思った事に加え、ドラムのTakayuki君から共有された、大変に塩辛い演奏満載の前回練習の録音物を聞いて、ちょい再考しよか、と思った次第。

Ginger Turboは最近導入したペダルで、一方ライブではGinger Turbo導入前の楽曲が多い、つまりはGinger Turboの出番は敢えて作らなくては行けない訳で、はてさて、と思った事に加え、曲によってはもう少し音抜けが欲しいな、とも思ったり。

Ginger Turboは足元にあるだけでテンションが高くなるから持っておきたい、音抜けの悪さも「ライブはライブ」と割り切れなくもない、が、ドラムのTakayuki君が以前「バンドでは滅私の精神が必要」と自身のブログで書いていた記憶があり、「成程確かに」と感銘を受けたのを思い出し、「ビクシーがフロントマンを勤めるG音FESでは兎に角ギター弾きとしてしゃんとしないと!」と思い、断腸の思いでGinger Turboは外したのである。

で、こんな感じに。

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Java Boost(Keeley Electronics)~トレブル・ブースター

TS9(Ibaneze~Tony Bruno Custom Amp Mod)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

Stereo Delay(Nadine's)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター


Java Boostを久々に持ち出した次第。

理由はと言うと、先にも触れましたが、披露予定のビクシーの曲では、録音時でも僕がメインでギターを弾く割合が多く、その際には、ジャリっとした質感で音作りをし、己のギターにエッジを持たせ、「はい、これがメインギターです」って演出をしている。要するに、抜けを意識している。

それを再現するにはトレブル・ブースターかなって事でJava Boost。うん、安易だ。安易過ぎるが、まぁ、良かろう。

ドライブ・ペダルをジャリっとした質感を持つBD-2にしようかなとも思ったが、ワンマンライブ「drives and drabs(諸般の事情でタイトル変更)(仮)」の練習も同時進行って事で、それにはBD-2だとちょっと、なぁ・・・・と。

この組み合わせ、家で試す限りは良い感じで、次回練習はこれで行こうと思った。なんせ直感で楽しめる感じが良い。

マルチエフェクターが苦手と言うか好まないのは、直感的な楽しみを味わえないからである。

エフェクターを直列で並べて、直感的に「此処で踏んじゃえ」が出来る感じが好きなのである。「この曲のここではこれとこれを組わせて・・・・」と言う事を緻密えてプログラマブル・スイッチャーを導入・・・・とか、僕には悪夢でしかない。

前回練習では、直感的に「あ、此処でこれ踏もう」って事を愉しむ事が出来て楽しかったし、出音に特段不満は無かったが、音の質感と抜けを考えJava Boost。

「録音では部分部分で抜けの調整出来たけど、ライブはライブ」と割り切れるいい加減さを持ち合わせているが、ビクシーがフロントマンのライブはしっかりサポートしたい。そして願わくは、自爆する彼を見届けたい(おい)。

様々なトレブル・ブースターを試して来たが、Java Boostが好みなのは、ノイズの少なさ、帯域を変更出来る汎用性、そしてトーンが付いている事で好みの音を作るに適しているからってのもあるが、なんせその音が凄く好きなのである。



「トレブル・ブースター」と言うと、高域を持ち上げる効果と思われがちだが、いや実際そうであるが、個人的には抜けを演出するペダルだと思っている。実際、低域のリフを弾くにトレブル・ブースターは抜けの演出者としてとても効果的だったりする。

このJava Boostは、貴重なゲルマニウム・トランジスタであるOC44をマウントしていて(CV7003も使用している)、この質感は凄く独特で・・・・良い。

パーツで音が変わるか、に付いては、まぁ色々意見がありましょうが、変わる事を実感出来る事もあればそうでない事もある、と言う、モラトリアムな回答しか持ち合わせていないワタクシだが、色んなトレブル・ブースターを試して思うは、Java Boostはとても好みだと言う事である。そして、後年に出たトランジスタが違うJava Boostは、買って未だに所有しているが、やっぱちょっと・・・・魅力が足りない。



うん、次回練習が楽しみになった。「この組み合わせが至宝」となった場合、Ginger Turboの出番がなくなるのが不安だけど・・・・。

にしても見事に、ギターもペダルもディスコンの物ばかりになったな・・・・それを避けていた筈なんだけどな・・・・。

そんなんして過ごした訳ですが、買い物などの所用の他、少しばかり散歩や楽器屋さん巡りもしまして、秋の日を愉しむ余裕もあった。

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(道を間違えて偶然見付けた良さ気な喫茶店。今度行こう)

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(両大師橋を下った所にあるJRの建造物が何か好き)

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(上野恩賜公園界隈の好きな街路樹のある道)

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(お馴染みの博物館。この建物は本当に良いよなぁ・・・・)

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(ライブに備えて購入したMOGAMIのケーブル)

TS808DXを試すも購入には至らず。本家ながらTS成分が薄いと言うか、原音のミックスが大きい感じで、ギャリッとした印象だった。買っても良かったかなぁ・・・・。

そんな風にして過ごした、夏日が続く長月と神無月。

連休模様

リーダー

リーダーです。

さて、連休に御座います。

先週、帰省したり間を置かず練習だったり休暇明けのバタバタがあったりと、流石に休みたいと思ったものの、半分仕事の所用で東北へ。う~ん、身体を休めたい・・・・。

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東北新幹線は好きである。特に、栃木県~福島県の田園風景は大好きで心躍る。

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散歩してみたいなぁ、と言う気持ちになる場所が其処此処にあるが、自分がその場に行く事はないだろうと言う事も知っている。だが、それが良いんだぜ。

吾妻山や智恵子抄で有名な阿多多羅山は、晴れていようが雨であろうがそれはもういつみても美しく、心地好い新幹線の揺れに眠気を誘われるも、見ずにはおれぬ、と風景をたのしんでみたり。

北海道新幹線が完成したらどんな風景が見れるのだろう・・・・待ち遠しくてならぬ。トンネルだらけかな・・・・それでも良いや。

そんな幸せな時間を過ごし仙台着。

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夜の時間に会食があり、それには少し早い到着。いや、余裕を持った行動をしただけで、仙台で楽器屋行こうとかそんな気持ちは一切なかったのですが、私が魔改造の師と仰ぐ方や、ロンドンで(Rickenbacker好きには馴染みある)Rose Morrisの写真を見せて頂いた方が旧Twitterで「行くんだろ?あ、なんだかんだ言って行くんだろ?」と、挑発行為をして来たが、超人的な精神力で一つしか行かなかった自分を褒めたい(行ったんじゃねえかよ)。

今回東北に行った理由は、勤めている会社がとあるスポーツイベントの主催社の一つで、事務局の依頼で仕事でお世話になっている先々にスポンサーの依頼をし、なんかやり過ぎちゃったか複数社から凄く協力を頂き、事務局に大いに感謝されたまでは良かったが(自慢気に聞こえたら恐縮ですが、この後の展開があるので不遜で恐縮ですが書いております)、スポンサーさんがそのイベントに参加すると相成り、それではその対応をせねばとの事で此処数年東北通いをしていると言う訳なのだが、その主催も今年までって事で、今後は理由なければ東北には来なかろう、仙台の楽器屋巡るチャンスはこれが最後であろう、との思いから、ちょっと回ってみたのである。

念願の「うつぼ」さんを堪能も何も買わず終了。最近、欲しい物は大体手にしちゃったし、今ある機材の満足感も高いし・・・・まぁ、買わないだろうなとは思ってたんだ、うん。

食に興味なしなワタクシなので、適当に昼食を済ませ(土曜日と日曜日は夜に会食なので控えたかったし)、大好きな仙石線でぶらぶらと石巻に向かう。

最初にこの電車に乗った時は、その風景に感動するだけだったが、やがて高く作られた護岸や、やけにただっ広い場所に違和感を感じたりと、震災の事情を垣間見る。目の当たりにすると、あの震災の時にもっと出来る事あったんじゃなかったか、と居た堪れない気持ちになる。

そんな気持ちも、風景の美しさは矢張り感動的で、特に野蒜駅から陸前小野間の美しさは目を奪われる。

野蒜駅は、震災前は「海の見える駅」だったらしい・・・・。

そんなこんなで石巻着。サイボーグ戦士のフランソワーズ・アンヌールとジェット・リンクがお出迎え。駅を出れば島村ジョーにも出会える。

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先ずはチェックインし、会食前に石巻にある楽器屋さんTime Slipさんに行こうかと思いつつ、道中にある駄菓子屋さんが魅力的で立ち寄ったりなんだり。

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可愛いおばあちゃんと老犬が店番をしていて、懐かしいお菓子が其処此処に。結構買ったなぁと思ったら500円でお釣りが来た・・・・駄菓子にインフレ無いのかしらね。

石巻は大好きな街でじっくり散歩したい気持ちにさせてくれる街。Time Slipさんに行ってあそこも行って・・・・と考えてホテルに着けば、はい、貴方の宿泊場所はお向かいね、とフロントの方に言われる。

「ん?」と思い伺えば、目の前にあるホテルと業務提携をしており、フロントはこちらに集約しているのでそのホテルで伺うが、私の部屋はお向かいの建物、と。

面白い運営だなぁ、と向かいのビルに行けば確かにホテル。して、張り紙には「9月で閉館する」と。まぁ要するに、だ、とてもとても古いホテルなんだわさ。

まぁ良いわい、男一匹騒ぎ立てる様な事でもない。いや、確かに多額のスポンサー集めに奔走したのはワタクシであるが、チヤホヤされたい訳ではない。主役はイベント参加者であって、僕如きが「綺麗なホテル泊まらせろ」など大人気ないこと言うのもどうだと、チェックインを済ませ、その古びたホテルのフロントで鍵を受け取り、部屋に入ろうとすれば、ドアが開かぬ。

「こはいかに?」と竹取の翁の台詞を吐きながら四苦八苦も開かぬ。ああ、若しかしたら鍵が違うのかな、とフロントに聞けば、「あぁ、建付け悪いから、体重を乗せる様にしてドア開けて下さい」とワイルドな事を言われる。

興味本位で、全室そんな感じ?と問えば、老いたフロントの方は「もう営業止める直前だから彼方此方ガタが来てるけど、お客さんの部屋のドアが一番酷いねー」と、マイルドにワイルドな事を言われる。

「ふんぬっ」との声を漏らしつつドアを開ければ確かに開いたが・・・・これ、出る時大丈夫なの、か?

エアコンは最小の設定も自棄に寒く、物の怪の類の様な冷気が・・・・。

ホテルは事務局の方に手配頂いたが、うん、ナイスな選択である。いや、確かにね、スポンサーさん集め、忙しい最中伺って頭下げて奔走したよ?それでこの仕打ち・・・・気分は水曜どうでしょう。

と書いてはいるが、そのイベントで部屋を手配頂くだけでも大変で、ご無理を申し上げたので文句は言えぬ。しかし・・・・左肩が、痛いのよね・・・・。因みにそのイベントのHPに、何故か出走していないワタクシの写真がでかでかと出てて、多くの方に弄られたり・・・・なんだろう・・・・俺、前世でなんか凄く悪いことしたんだろうか・・・・。

さて、じゃあ石巻散策に・・・・とホテルを出れば上司とその秘書に遭遇。会場の下見に行くから付いて来い、と・・・・。

サラリーマン検定1級のワタクシの回答は「御意」。うん、散策、行けなかったんだ、うん。

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と言う訳で会場の下見。某大学の敷地。

凄く綺麗な大学で、こんな場所でキャンパスライフ送れる学生さんは幸せだろうな、と思うも、とある場所には震災で亡くなった方のモニュメントがあり、心が痛んだり。

事務局の方に挨拶したりご苦労を労ったりし会食へ。

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上司の秘書の方の手配で昨年も訪ねたが、食に興味が無いワタクシでもその美味しさに驚くお店。此処でなら、苦手な海鞘も美味しく食べられる。

翌日のイベントが朝早いので長居せずホテルへ戻る。ワタクシ以外は綺麗なホテルへ。うん、俺、前世で絶対何かやらかしたよな・・・・。

日曜日はイベント本番日。早々に起床し行動開始。

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北上川は、悠々としていて美しい。

イベント参加者を見送り、お迎えまで時間があるので、大きな悲劇のあった場所に献花しに行こうかなと思っていたが、知り合いの女性が出走する旦那様の応援に来ていて、その方が連れていた2歳前のお子さんに懐かれ一緒に遊んで過ごす。

女性は秘書の方との久々の邂逅で盛り上がっていたので、もう孫と言える年齢差がある女の子と遊んでいたのだが、小さい子には警戒される事が多いワタクシに珍しく懐いてくれる女の子。それだけで破顔しちゃうちょろいワタクシ。

小さい子のお世話は甥っ子でしか経験ないが、子供の世話がお上手とのお世辞にいい気になって遊びまくれば汗だくになる。うん、自分の身体から昆虫みたいな匂いがしているんですけど・・・・。

小さい子を見る度に、その子に良い出会いがあればと願って止まぬ。

己の事や、身近では甥っ子なんかのこれまでや成長を振り返り思うのは、出会いの大切さ。うん、くさい台詞であるが、本当にそう思う五十路の頃。

幼少期、と言うのは我が儘が通る時期であるが、魔の二歳児と言われる頃と言うのは、自我の目覚めと思い通りにいかぬ理不尽さの調整期間なのかな?と、その時期の甥っ子連中を見て思っていた。

家庭から社会にまみえる過程で、我が通らぬ状況に気付かされ、かと言って一人で生きていく訳にも行かず、学校や会社で色んな人の交流の中で、儘ならぬ事態への消化の仕方を覚え、社会性を学んで行く事となるのでは?と思っている。

その過程での出会いと言うのは大事なんだろうな、とつくづく思う五十路のワタクシ。「どんな風に社会性を身に付けるか」は、どんな人と出会うか、と言う事ではなかろうか。

僕は自他共に認めるポンコツであるが、それなりの社会性を身に付けられたのは、良い出会いからも悪い出会いからも学んで来たからかと思う。

いい年してその社会性が無い人を見ると、なんだかなぁと思う事が多いのだが、その社会性の無さが魅力となっている人もいたりして、中々に面白い。

魅力となっている人は、兎に角自己完結していて、「ったく、しょうがねえなぁ」と周囲も自然とフォローしている様に見受けられる。僕がスポンサー集めに奔走したのは、事務局の対応者がそんな人だったからなのは間違いない。うん、魅力的な人だった。

魅力となっていない人、は、上手く説明出来ないのだが、中途半端な社会性を持つものの、結局自己最適化に終始しちゃって、「ああ、この人面倒臭いな」と思わせちゃっている様に思う。そんな人は、「我慢したくない事」を「我慢出来ない事」にしちゃっている。

別にそれは悪い事とは思わぬ。善し悪しではなく、色んな人がいて、そんな人達の集合体だから、生きるのに飽きないのだろうと思う。

閑話休題。

お昼寝した女の子をお母さんに託し、イベント参加のスポンサーさんをお迎えし感謝を述べ、仙台へ移動しこの日も会食。会食は気遣いで疲れるも、相手方のそもそものお人柄、イベント参加で高揚している事も功を奏してか、楽しい会食となった。下戸のワタクシの役目は場を乱さぬ事と盛り上げる事。

とは言え疲れぬ訳ではない。僕のレイヤーでこれだけ疲れるのだから、僕の上司やその上の人ってのはそれ以上なんだろうなぁと思うと、仕事人としてこの程度の立場である己のポンコツさに安堵もする。

先方の副部長の方が、札幌で仕事をしていた際、学生時代に僕がバイトしていた小樽の親戚(従兄)のお店によく来て頂いたとか。思わぬ縁ですわな。

その日の内に帰京。さよなら仙台。

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仙台って、丁度良い垢抜け感があって凄く魅力的な街。人気がある訳だねぇ。

23時に上野駅に着き、普段は賑やかな上野駅コンコースがひっそりとしている様は凄く好きだ。飾り付けを変えている人、掃除している人、普段気付かない人にも目線が行く。

家までゆるりと歩けば、流石に身体に重さを覚える・・・・次の金曜日は会社都合のお休みなので、今週は、三日間だけのお仕事だが・・・・内容は濃いんだよなぁ・・・・。

と言う訳で敬老の日で祝日となった月曜日はゆっくり過ごすとする。

散歩出来る夏日は今年最後かも、と思うと散歩したい気持ちにもなったが、「あ、今日無理すると駄目だわこれ」と身体が告げている。

ライブを控えているので、間違いなくやるライブとやるかどうか微妙なライブの演奏曲を練習してゆったり過ごす。

序に、ライブやる際のギターを考え、間違いなくやるライブは、PP4-380を使用する事にする。

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普段はワンマン、時折ご一緒する事もあるが、今回は複数バンドの出演で、しかも長いので、タフなギターが良いかなって。

タフなギター、と言うのは、簡単に書くと、取り扱いが楽なギター。

久々に練習する曲なんかもあったり、普段は僕が歌う曲をビクシーに歌って貰ったりする曲もあったり、と、まぁ、なんか面白い。

すっかり忘れている曲もあって、「あれ、どうやって弾いてたっけ?」と、自分の演奏を聴いて確認すると言う罰ゲーム。でもこれは「我慢したくない事」、だな・・・・w。

足元は未定だが、普段使っているエフェクターで行けそうだし、普段使っていないエフェクターは使わなくても行けそうな感じ。うん、それで良いと思う。

ライブ欲、と言うのは個人的に一切ないワタクシだが、「やるなら恥はかきたくないよなぁ」と思うのは培って来た社会性故か。

そんな訳で一通り練習をし、途中から何の気なしにLes Paul Special DC Fadedを弾き、ちょいと改造したいのでNaked Guitar Worksへ。



総合調整に加え、諸々気になる点の改造を依頼。サウンドが好きなのですが、気になる点が幾つかあり調整頂く事を依頼。

少しばかり談笑し、浅草をちょっとぶらぶらと。

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暑いけど、気持ちの良い青空。

彼是行動的で、且つ色んな事を思い出す様に考えさせられたりした連休に御座いました。

休日模様

リーダー

リーダーです。

さて、インターネットも携帯電話も一般的ではなかった時代の情報源と言えば、テレビ、ラジオ、雑誌の他は、他者とのコミュニケーションしかなかった訳でしてね。

そんな時代には、知識や経験を持っている人が重宝されていた訳で、親や先生や上司や先輩、は、どれだけ嫌な野郎でも尊敬せねばならない対象に御座いましたが、それも今は昔のお話。

検索エンジンが「先生」と呼ばれるのもまぁ納得。知識、そしてバーチャルであれば経験さえも、簡単に得られる時代になって久しい。

そんな時代だからこそ、ネットで拾った知識や経験で回答が出せなかったり、試行錯誤せねばならない事柄が楽しかったりもする。

ギターの改造なんかは良い例で、改造パーツについて検索すればある程度どんなもんか分かるでしょうし、動画なんかがあると具体的に分かる訳ですが、ネットで拾った知識やバーチャルな経験から「こうなる筈!」と思って取り組んでも、「思てたんとちゃう」なんて事は往々にして御座います。エフェクターなんかもそうでしょう。

バンド活動なんかもそうかも。

コピーバンドであれば、その答えは「オリジナル」な訳ですが、我々の様ないい年して自作曲を演っているバンドは、自ら答えを出さねばならぬ。

歌詞を書いてメロディを書いてアレンジをして・・・・の試行錯誤は楽しい。試行錯誤にすらなってない事も間々・・・・もとい、多々あるが。

そんな所属バンドfujico overdriveの2023年作完成したので近々リリース致します。

Q-BASE
(作画:ビクシー、デザイン」Takayuki君)

内容は相変わらずです、はい。相変わらずの線状降水帯な内容です。

個人的なお気に入りは、ビクシーの「トロイライダー」とベースの大先生の「シーラカンス」。





MP3音質で恐縮です。ま、音質良くても内容はこんなもんです。

「トロイライダー」はビクシー作の秀逸なメロディが好みで、「シーラカンス」は年相応な(?)草臥れたパンク感とビクシーのギターソロがエフェクト含め好み。

いやね、このギターソロ、滅茶苦茶格好良いと思うんだ。貶す所は枚挙に暇が無く褒める所は皆無なビクシーだが、このギターソロは手放しで褒めたい(けど人間性考えると褒めたくない)。

そして相変わらず、自作曲ではお気に入りはないんだな、うん。まぁそんなもんだ。

いい加減動画編集ソフトもフリー素材で、製品名が出て見難いものは止めた方が良いと思うが、動画アップロードはそこまでやらんしなぁと思って躊躇。それ以前に、ミックスやって今回はマスタリングもやって動画(と言っても動画じゃないけど)も作って、は、作業過多だし、何よりいい加減「Q BASE」の曲は聞きたくもないし演りたくもない。

と言う訳で酷暑が続きますが皆様お変わりないでしょうか?ワタクシは元気に過ごしております。

そう言えば、メールだのなんだので「お身体ご自愛下さい」って普通に使っていて、母へのメールでもそんな言葉で締めていたら、母より「ご自愛下さいは、それだけで身体に気を付けてとの意味があるから、お身体ご自愛下さいは間違いです」との指摘があった。うん、知らなかった。

猛暑日となった土曜日。

前回練習の録音物をドラムのTakayuki君から頂きまして、聴いていたのですが、ワタクシのギターの線が細いのう・・・・と気になった次第。

使用ギターはPP4-380

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改めてじっくり家で弾いて、フロント・ピックアップの線が細いなぁ、ううむ、如何致そう、と沈思黙考。

リア・ピックアップは
Satch Trackに交換済。線の太さをと考えての事であって、効果は相応にあったが、フロント・ピックアップにはもう少し太さがあっても良いかもと思った次第。

Satch Trackは、本来はフロント・ピックアップとして開発されたもので、フロントとの兼ね合いからリアにマウントしていたが、こいつをフロントにして、フロント・ピックアップの線の太さをだして、リアはオリジナルのリア・ピックアップに戻そうかな、と思った、が、以前Izo先生から「Fujigenはハイが出るギターだと思う」的な事を伺った事があり、であればオリジナルに戻してもリアが線が細くなるなぁ、目論見通りにならないかなぁと思い、手持ちになんかなかったかなぁ、と探して見付けたのが此方

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DiMarzioはThe Tone Zone DP189。中低域が強いピックアップ。いつ買ったか、漠然としか覚えていないけど結構前だったと思う。

うん、これマウントしてみようかな。手持ちにLace SencerのPurpleもあって、それをフロント・ピックアップにマウントしても良いかなと思ったが、リアにマウントしているSatch Trackをフロント側に移動し、リアにThe Tone Zoneをマウントするのもありだよな、と思った。

う~ん、そうしましょかね・・・・
Satch Trackはハイが出るピックアップだし・・・・なんか良い感じな気がする。

では早速Naked Guitar Worksに・・・・と思ったが、9月に所用で石巻に行く用事があり、新幹線チケットを予約する序も兼ねて、先ずは散歩がてら御茶ノ水界隈をぶらぶら。

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今日も夏、に御座いました。

御茶ノ水駅のみどりの窓口では、面倒な客が居て閉口。

面倒な客、の行動は

・返金を求める
・返金対象じゃない事を説明される
・説明に対し文句を言う
・再度説明を求める
・返金が無いと困るとの話を始める
・泣き付く
・最後に切れて捨て台詞で退散

が一連の流れだと思うのだが、その王道を行っていた。後ろに結構な人が待っている様をチラチラ見ながら、それでも食い下がる精神力は中々の物だと思うが、ああはなりたくないものだ。

楽器屋さん巡りでは、最近気になるLes Paul Jr.のダブルカッタウェイを見掛け、ちょっと欲しくなる。いや、近しいスペックのLes Paul Spesial DC持ってるし、要らないけど、なんか最近好きなんだよな、ダブルカッタウェイのJr.のシンプルなデザイン。



どうせピックアップの切り替えしないし、1ピックアップで良いよなぁ・・・・あ、でもノイズは出そうだよなぁ・・・・。

結局何も買わず。IbanezeのWF10はちょっと欲しかったけどお見送り。



格好良い音だけど、ファズはなんせ
GINGER TURBOが気に入っているのでね・・・・使わないと思うんだ。

あ、千石電商さんでこれ買ったんだ。

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Satch Trackとの平仄合わせで、The Tone Zoneにクロームのカバーが欲しかったけど無く、であればピックガードとの平仄を合わせましょうって事でクリーム色のこのピックアップ・カバーにしようかな、と。

散歩中、疲労感を覚え公園のベンチに腰掛けて夏を感じる。

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暑くて人気の無い公園に蝉の声だけ響いて、妙な静けさを感じる。子供の頃、こんな公園で一人で遊んでいた記憶がある。

帰路、いつも良い匂いを漂わせる鰻屋さんの前を通る。

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一度行ってみたいなぁ・・・・と思うが、然程食事に興味が無いワタクシは、仕事中や妻が行きたいと言わないと外食はしないのだけど、鰻は妻が好まぬので行く機会には恵まれる事はないだろう。

一旦帰宅し、PP4-380を持ってNaked Guitar Worksへ。ツインブレードながらフロント、リア共にハムバッカーに交換するので、コンデンサーも交換。

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手元にあったビタミンQ。0.022μfがこれしかなかったんでね・・・・。

浅草は流石の混み様で、其処此処で浴衣姿のお嬢さんの写真を撮る、素人カメラマンの姿が。凄い邪魔なんだよな、あれ・・・・。

Naked Guitar Worksでは、PP4-380の改造依頼に合わせLes Paul Spesial DCの気になる点についても指南を頂く。

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うん、PP4-380の改造終わったら、総合調整と、やっぱりブリッジの溝切りをして貰おうかなぁ、うん、それ以外も気になる点あるから、じっくり弾き込んで考えよう。

帰宅し、なんかちょっと日焼けしたかなぁ?と家人に聞けば、「地黒だからビフォーアフターがさっぱり分からない」と言われて終了。うん、鏡見て自分でも分からんかった。そう言えば、痩せて以来「マッチ棒みたいになったけど、地黒だから使い終わったマッチ棒だよね」と家人に言われたんだっけ・・・うん、上手い事を言うってやかましいわ。

日曜日。

午前中に所用を済ませ、この日も午後からぶらぶら散歩。

猛暑日との事だが土曜日よりは涼し気。少しばかり雲が広がっていたからか。

今日は秋葉原中心をぶらぶらし、母に所望された鰹節を購入。購入店の鰹節は本当に美味しく、家でも愛用している。あ、義弟夫婦の愛猫へのプレゼントにも良いかもな・・・・今度買ってみよう。義妹は料理上手なので、美味しい鰹節も喜んで貰えるかもだし。

酷暑となると人出も局地的で、裏通りは何とも静かな夏の散歩。

静かな路地を選んで歩けば、
住宅地にはエアコンの室外機の音が響いているも人の気配を感じない。何か不思議。

夏は静かに散歩するのが好み。それを存分に味わった散歩に御座いました。

帰宅し、Les Paul Special DCを改めて弾いてみる。

うーん、やっぱ音は凄く好みだなぁ。フロント・ピックアップが(ネック接続の関係で)リアに近く、フロント・ピックアップが低域が過剰じゃないのが良いと思うんだよな。メインギターのCasinoと違って、ソープ・バーのP-90はピックアップの高さ調整が出来るから好みの高さに出来るのも良い。

フロント・ピックアップで太さを、リア・ピックアップでダイナミック・レンジを、と言う音作りをしているワタクシですが、加えてフロント・ピックアップはピックアップの高さで調整とボリュームで調整する、をしているのだけど、その両方が出来るLes Paul Special DCはとても使い易くもある(PP4-380は1ボリューム1トーンなのが不満でもある)。

うん、やっぱ、このギター良いなぁ・・・・と思う一方、やっぱね、ヘッド側のストラップ・ピンが12フレットよりボディ側だと、立って弾いた時のバランス、悪いよなぁ・・・・w。

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ヘッド立てて弾きたくなるよね、このギター・・・・。

改めてLes Paul Special DCに向き合って、良いなぁと思うも、弾き易さで言うとCasinoの方が好みだったり・・・・でも、取り回しの良さだったらPP4-380だったり・・・・音ならこのLes Paul Special DCが好きだったり・・・・。

全てに於いて満足行くって訳じゃないってのは、ある意味楽しかったりする。彼是楽しめるし。

そんな楽しさを味わった、猛暑の土日でした。

休日模様

リーダー

リーダーです。

酷暑と言うに相応しい日が続いた葉月が始まった週。

毎朝、酸漿に水をやる為にベランダに出るのだが、「あれ、今日涼しい?」と思う事あれど、暫くすると矢張り暑くなる。

家人が避暑で八ヶ岳へ一人旅をし坪庭を散策して来たのだが、相当に涼やかで心地好かったとの感想に、来る9月の帰省に思いを馳せる。

酷暑の中の散歩も嫌いじゃない、と言うか、好きな方だが、そりゃあ心地好い季節の方が宜しい訳で、帰省まで一ヵ月を切った今、とてもワクワクしている。

帰省しても特段何をするでもない。ただ、(元)一市民としての日常を過ごすだけ。だが、それが良い。

帰省のみならず、旅先に於いてもその場の日常を過ごすを好み、何かしらイベントをするでもない。帰省にせよ、旅行にせよ、それは休暇を貰ってする事であるので、休むが目的なのである。

そんなワタクシにある非日常は、バンド活動であって、そのバンド活動の最大のモチベーションは機材であって、その試行錯誤を愉しむこそ喜びな訳でありますが、先の日曜日に弦のゲージを変更したCasinoの調子が頗る宜しい。

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ネックの反りがおきるかなと思ったが、1週間経っても変わらず。廉価なギターながら安定感あるネックなのが嬉しい。

音像に張りが出た感がある事に加え、09~42では、弦をなぞる感じで弾いていたが、しっかり弾く感じが気持ち良く、強く抑え過ぎて1~2弦がシャープしちゃう事もなく、と。

元々は10~46を張っていたが、何かの拍子で09~42に変更し、それが良いなぁと感じていたが、Les Paul Special DCを購入し、スケールからそれに10~46を張ってみれば、なんかそのゲージの方が弾き易くて、ねぇ・・・・。



上記を参照するに、ワタクシのCasinoには10~46が良いのかもなぁ、と思った次第。

因みにCasinoの弦高は6弦1.25㎜、1弦1.00㎜。ビビりもなく快適。メインテナンスの本などで弦高のデフォルトを参照にすると可成り低いが、弦高は低い方がフレット音痴にならなくて良いとの自論。

組み合わせるペダルは、諸々考えてこんな感じにしようかなと。

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OD2(Guyatone)~オーバードライブ

GINGER TURBO(Chimaira Guitars)~ファズ

V810 Valve Tone(VOX)~オーバードライブ

SCH-1(Arion~Mod)~コーラス

M169A Carbon Copy(MXR)~ディレイ

M223 micoro amp +(MXR)~ブースター

前回練習から、GINGER TURBO以外は変更。

前回練習で使用したギターはLes Paul Special DCで、その時の組み合わせはこんな感じだった。

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Green Rhino(Way Huge)~オーバードライブ

GINGER TURBO(Chimaira Guitars)~ファズ

CE-2(BOSS)~コーラス

Stereo Delay(Nadine's)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター


趣旨は「ローファイ」。Les Paul Special DCが明瞭なサウンドなので、ローファイなペダルを選択して凄く良かったんだけど、中低域が強めで、且つサウンドが、明瞭じゃないと言うか、ぼんやりしたサウンドのCasinoならハイファイなペダルが良かろうとの思いで選択。コーラスとディレイはCasinoとの相性が良い事は何度も使っているので確認済で、ブースターは、手持ちペダルからクリアな質感の物を選択。


オーバードライブは、Green Rhinoの100kHzのカットがCasinoでも相性良いだろうと思った一方、ドラムのTakayuki君から送られて来た前回練習の録音物を聞いて、CasinoだとGreen Rhinoの厚い中域のゴリッとした感じがToo Muchかなと思って、慣れ親しんだOD2に。CasinoにベストなオーバードライブはV810 Valve Toneと思うも、それと同じ位相性が良いOD2に。ゲインを上げても低域がToo Muchじゃなく、中域が過度に厚くもならない、サラッとしつつ暴れる感もある歪みペダル。

この組み合わせは中々だと思う。うん、次回練習が楽しみである、が、比較して弾いているLes Paul Special DCもやっぱり良くて、「Casinoが良かったらLes Paul Special DCのフレット交換はお見送りだなぁ」と思っているのだが、この調子だとやっちゃいそうだなぁ・・・・。

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CasinoにせよLes Paul Special DCにせよ、手にしたくなるギターが手元にあるってとても幸せな事に思う。うん、有り難い。そう言えば、PRSがLes Paul SpecialやJuniorのダブルカッタウェイを模してあのデザインにしたって話を何処ぞで聞いた記憶があるが、そう言えば、そんな感じもする。Les Paul Special DC対比で6弦側の角を伸ばしたPRSの設計は、バランスとり易くて良いと思う。

そんな事して過ごして迎えた土曜日。

相変わらずの酷暑の中、昼食後ぶらりぶらりと散歩に出掛ける。

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神田明神の裏参道は、季節を味わえて好きである。春は桜が、初夏は躑躅が、秋から冬は椿が咲いて目を楽しませてくれる。

酷暑故か、普段は混み合う境内も人が疎ら。混み合っている日は参拝もせずな罰当たりなワタクシだが、空いているならと参拝し、近くの名酒センターで義父に御中元の日本酒を贈り、御茶ノ水界隈・・・・ま、楽器屋さんですけどね、を巡る。

手持ちエフェクターのみならず、手持ちの機材で満足している最近は、楽器屋さんに行っても物欲に駆り立てられる事もなく、心穏やかに楽器屋さんを回れる。うん、お財布を刺激されないのは有難い・・・・と言いつつ、Les Paul Special DCのギグバッグを購入。

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IbanezのPowerpad Ultra Gigbagと言う代物。

ネック角が17度のLes Paul Special DCはネックが折れ易い構造なので、自宅保管用にハードケースを探していてたが、結局これにしたのは、ハードケース程じゃないが堅強で、且つしっかりとギターをホールドする構造で安心感がある事に加え、そこそこ軽量で収納力が高いのでバンド練習にも使えるかも、と思って。防水加工があるのも宜しい。

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フィット感はしっかりしていて、移動中にギターが動いて・・・・なんて事もなさそう。
Casinoも入りそうだけど、このフィット感とポケットの奥行きがあまりないので、センターブロックが無いCasinoを入れるには不安。ブリッジ周りが押されてトップ落ちするんじゃ?とか考えちゃったり。

ソフトケースよりゃ重いので、柔弱者なワタクシはまぁ持ち出しては使わないだろうけど、このケースは廉価ながら良い感じ。ちょっと前にあった、Gibsonの革っぽい生地のセミハードケースも良いなと思ってたんだけど、持った瞬間「重っ」と思って止めたんだっけ・・・・。

湯島天満宮下のこのお店は一度行ってみたいが、家人がチーズを然程好まないので行く機会に恵まれていない。

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食に関しては、家人の趣向>僕の趣向で選択している。力関係で当然そうなるだけでなく、食に興味が然程ないワタクシは、どうしてもこれが食べたい、って事はあんまりない。

ぶらりぶらりと、ライブでお世話になっている御徒町Jam Session傍のソープ桃山の横の裏道から春日通を渡ってソープランド・ニューヨークニューヨークの横を抜け、突き当りを道なりに進んでヌード劇場シアター上野の前を通り過ぎ上野恩賜公園へ。うん、なんか微妙な裏道を通ったって事だ。他意はない。

酷暑と言いながら、湿気は然程感じず兎に角日差しの強さを感じる今年の夏。日陰に入ったり、強く風が吹く場所では涼しさを感じる。そして今年は油蝉より蜩の音を聞いている気がする。年によって蝉の勢力って違うのかな。そう言えば、アメリカでは17年周期で発生する蝉が居ると聞いた記憶がある。

夏の散歩には妙な達成感があるのは汗をかくからだ、と思うワタクシは、家人に呆れられるくらいに汗をかいて帰宅。

シャワーを浴びて休憩。少しの疲労感を癒すは、George HarrisonAll Things Must Pass



今日は、レイドバックな気分だったんだ、うん。

The Beatles時代にGeorge Harrisonが収録曲を披露したものの正式な録音はされず、なんて曲もあり、「もしThe Beatlesの解散が無かったら」と言う妄想をしたファンが、The Beatles解散以降のメンバーのソロから代表曲を集めて・・・・なんて事をされていますが、All Things Must Pass収録曲は絶対にThe Beatlesで録音するよりソロでの方が良かったと思う。

日曜日。

不安定な大気との天気予報で散歩は迷うも、イケベ楽器リボレ秋葉原店で中古エフェクターのフェアがあるので行かずにはいられないって事で早めの散歩。

土曜日より少し涼やかで歩いていて楽しい。

雨が降る前に帰宅したく、秋葉原のみの散策。ぶらりと流してイケベ楽器リボレ秋葉原店で中古エフェクターのフェアを拝見。

と言っても、前述の通り最近機材購入のモチベーションがそんなに高くないのでたった1個しか買わず(ん?)。

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ARION さんのSPH-1。はいどうも有難う。ARION では人気機種。中古では結構高値で取引されているけどフェアに相応しくお安かったので購入。

あー、成程、これは良いですな。結構好きですわ。五月蠅過ぎなく、それでいてしっかりとフェイザーのうねりを感じられて良い。低域と高域の喧しい帯域がしっかりと抑えられていて良い。

ぶらぶらと散歩し帰宅。豪雨の20分前に帰宅出来たが、雨の前の空はしっかりとした夏のそれ。

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ちょいとで済ませ、用事を片付けた後、
次回練習に備え事前練習。

Takayuki君から送られた前回練習の録音物を聞いて、ベースの大先生の新曲とビクシーの新曲のギターをもう少しちゃんと考えないとね、と、猛省して。


ビクシーの新曲は、前回練習で大きくアレンジが変わったから仕方ないとは言え、己のギターにその場での対応力が無さ過ぎだなぁ、と残念な気分になる。

ま、しっかり考えても大したギター弾けないんだけど・・・・。

ひぃひぃ言いながら、それっぽい感じのギターを作・・・・れたのか分からんが、まぁ、そんな感じに。

この日は、お世話になっているIzoさんとBlack Mariaさんのライブの日でもあった。

ライブ会場とタイムスケジュール的に梯子は無理、であり、どっちかに行って配信を後追いで・・・・Black Mariaさんは生で見た事ないからBlack Mariaさんに行こうかしら・・・・と考えたが、配信と言えどリアルタイムで見る方が臨場感が間違いなくある訳で、どちらも配信で座して拝聴。

他人様のライブを見るとライブをやりたくなるかと言うとそうでもない。お二方共、我々の様な余暇バンドとは別次元で活動されているのでそもそもが比較にならぬ。

Izoさん、Black Mariaさん、お疲れ様でした~。良いライブでした。

無題

無題1

そんな休日に御座いました。

ああ、そう言えば我々fujico overdrive、そろそろ次回作「Q BASE」出します。

Q-BASE

発表ライブやるのか、やるならいつなのかとか考えなくちゃ、だなぁ・・・・面倒臭いなぁ

休日模様

リーダー

リーダーです。

梅雨明け前なのに酷暑と言うに相応しい気温が続いた東京も、時々ふと涼しい朝があったり、日陰に涼しい風が吹いたりしながら梅雨明け。

先週から続く夏風邪は、日日薬で少しずつ回復も、食欲沸かずで体重減ったかな、と思い久々に体重計に乗れば然程変わらず。

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来週家人が一人旅をするののもあって風邪を移したくなく、家人と寝室を別にしようと自室に布団を持ち込んでみれば、大学時代の一人暮らしのアパートの体。なんか・・・・懐かしい。

大学時代の一時期、なんでか分からないが僕のアパートがたまり場になっていた事があった。

六畳間に野郎が私含め大体4人集まっていたりしたのは、今にして思えば異様なんだが、僕が居ない時なんかも普通にたまり場として機能していて、お喋りしてた者もいれば、友人により持ち込まれた本だのCDなどを楽しむ者もいたり、特に持ち回りって訳じゃないけど誰か彼かが食事の用意をしたり、隣に住む女子大生といつの間にか恋仲になる者が居たり、そんな生活をしていた。日用品や食料品は家賃代わりにって事で集った面々が持ち込んでいた。

ある夜、そのアパートに酔っ払い運転の軽トラが突っ込んで事故になって、運転者は重傷となるも我が家に集まっていた面々他住人に怪我はなかったが、結構な事故で建物に被害が出て、結果引っ越しを余儀なくされ、近場の同程度のアパートに引っ越したのだが、その後は集う事がなくなった。

集まっていたのは、大学時代の友人とかバイト先で知り合った人とか、最初はそんなんだったが、やがて友人の友人、とか、知り合いの知り合いとかとなり、なんで我が家に集まっていたのか甚だ不思議である。あだ名で呼ばれていた人などは、本名すら分からなかったっけ・・・・。

あれは、なんだったんだろうなぁ・・・・どうやって寝てたとか、どうやって食事してたとか、どうやって入浴してたとか、そんなんは全く覚えていないが、若かりし日の今剛さんが参加していたこのアルバムを好んで聞いていた人がいて、今でもこのアルバムを聞くと当時を思い出す。



名盤、だと思う。未だに思い出しては聞いている。ネフードの風、が、特に好きだったなぁ・・・・。

頭脳警察の印象と、野太いボーカルを好まない人はいるだろうなぁ、と思うも、僕は凄く好きだ。特にこのアルバムのアレンジと演奏は、今聞いても凄まじいなぁとドキドキしてしまう。PANTA &HALはライブ盤も随分聞いたなぁ・・・・ステファンの6つ子ってあのアルバムでしか聞けないんだっけ。



「ステファンの5つ子銀河」を捩ったのだろうか・・・・凄く洒落たタイトルに思う。

おっと、閑話休題。

そんな日々を過ごしての休日。

早い昼食後、ぶらりぶらりと散歩に出掛ける。暑くはあるが、酷暑って程じゃない。

本日は、Les Paul Special DCの改造パーツ探しで秋葉原界隈を重点的に。必要なパーツを千石電商さんで入手しつつ、気になったお店を回ったりなんだり。

HARD OFFさんでPhotogenicのストラトタイプを見掛けデザイン変更に気付いたり、イケベ楽器リボレ秋葉原店ではロイヤルタンのエピフォン・リビエラに目を惹かれたり、まぁ、相変わらずの休日。一番目を惹かれたのは此方。



とは言え、Les Paul Special DC入手後はギターやエフェクターよりも改造パーツが気になる訳で、本日滞在時間が一番長かったのが千石電商さん。

家人に頼まれた買い物をしがてら、ぶらぶらと歩けば、何と言うか、夏である。

住宅街では家庭用プールで燥ぐ子供が居たり、昼間から開いている酒場は外から見ても盛況だったり、百日紅が満開で風に揺られていたり、カラカラに乾燥した紫陽花が物寂しげだったり。

始まったばかりと思っていた7月も気付けば半ばを過ぎ、そう言えば夏らしい食事をしていないな、と言う事で茗荷を買って帰宅後家人に素麵を茹でて貰い食せば、ピリッとした辛みが爽やかで宜しい。

以前は嫌いだった夏も、コロナ禍に散歩を始めてみれば、思いがけず目を惹く通りに出会ったり、汗をかいて人気の無い公園に座ってお茶を飲む心地好さを覚えたりして行くにつれ好きになっていた。

振り返ってみれば、夏休み、には、冬休み、春休みにはないワクワク感があり、酷暑にうんざりしながらも、積極的に好きだった事を思い出す。

社会人になってからは、寧ろ年末年始の休みの方が楽しく思え、それはなにも休暇期間の長さだけではない心証がある様に思う。

その理由を考えるに、お盆休みなど一斉休暇を取る会社に勤めていないからか、どこか夏の休み期間も仕事が頭から離れず、携帯電話の普及で休暇中も仕事がある程度出来るようになったばかりか、昨今のリモートワークの普及で、此処数年の夏季休暇はなんだかんだで仕事をしてしまってもいる。

これが年末年始ともなれば、一斉に休暇を取る訳で、思う存分休暇を楽しめる、と言う違いがあるのかしら、と思ったり。

不器用である故、切り替えが下手な自分が宜しくないだけかも、だが・・・・。

日曜日。

先日は秋葉原中心だったので、この日は御茶ノ水界隈・・・・の前にNaked Guitar Works

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前日に入手したパーツを持ってLes Paul Special DCの改造を依頼。

意識していなかった不具合箇所を指摘され、その修正も依頼。持つべきは信頼出来るメインテナンス屋さん也。

千客万来だったので軽い近況報告で退散。5656会館で好きな雷おこし(ミルクピーナツ味)を購入。

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美味しいのですよ、これ、好きなんですよ、これ。

浅草寺界隈を軽く散歩。

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五重塔は、近くで見るより遠くから見た方が好きだったり、する。

浅草寺界隈を軽く流して、さて、今日はこの界隈を散歩するのもありだよなぁ、と思いながらも、次の土曜日はバンド練習であんまり散歩も出来ないので、いつも通りに御茶ノ水界隈へ。

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神田川の水量が随分少なく感じる。

そう言えば、こちら葛飾区亀有公園前派出所で、台風の中屋台船で宴会をして、海の荒れから神田川に流れ込んで丸の内線の線内に入っちゃって、ってシーンがあり、神田川は台風の度に氾濫するみたいな事が描かれたシーンあったよな。治水事業が進んで神田川の氾濫なんて記憶が無いけど。

楽器屋さんでは、マツモク時代のAria ProⅡのCasinoタイプのギターが調整中ながら飾られていてちょっと気になったけど何も買わず。因みに、そのギターのトラスロット・カバーは2点留めであるのが、良いんだよ(分かる人には分かるお話)。でも、マツモク時代のCasinoはシェイプがもっさりしてて好きじゃないんだよ。因みに、先週見た時から調整中だったのだよ。どんだけ見てんだよって話なんだよ。

あ、そう言えば某楽器店で凄く艶っぽいギターの音が聞こえて来て、どんな機材なんだろって思ったらKemperだった。あれは・・・・ソリストには良い機材なんだろうなぁ。

クワッド型オペアンプのOD-1が10万円越えの値段に呆れながら楽器屋さんを後にし、百日紅の花に見惚れたり、良い雰囲気の喫茶店を見付けて休んだりしながら只々歩く。

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酷暑と言う程ではなかったが、結構汗をかいたので塩分補給に焼き鳥を食す。

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美味しいのよね、此処。塩分補給は言い訳で、匂いに誘われただけなんだ。

本日の散歩での距離はこんな感じに。

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10kmも歩かない軽い散歩。日差しの強さからか、疲労感はもうちょっと歩いた時と同じ位。

暑かったけど、太陽の下を歩くのはやっぱり楽しい。

そんな土日に御座いました。

休日模様

リーダー

リーダーです。

気が付けば、文月。2023年も半分終了、ですな。

バンドのブログをメンバー共同で書きましょうとの位置付けで始まった本ブログですが、派生的に書いていた機材ネタから読者になって頂いたと思しき方も僅かながらいらっしゃいまして、そんな方々に喜んで頂こうと日々奮闘し機材ネタを多く書いておりますが、その趣旨から最近の休日話も機材ネタを増やしておりましたら、機材の検索でこの場末ブログに辿り着いて読者になっていた方々からも大変不評となっていると言う今日この頃。

・・・・いや、君たち、機材検索で辿り着いたんちゃうんか?

不評と聞くと続けてやろうと思う天邪鬼なワタクシですので、今回も勿論ギターのネタから始めさせていただきます、はい、ドーン。



はい、EpiphoneはES-230。そう、Casinoに御座いますの。

最近の箱物ギターのメインで、廉価ながらとても気に入っていまして、彼是改造を施して更に気に入りまして、ライブでも録音でも愛用しております。

最近はPP4-380も気にって愛用しておりますが、家で手にするのは圧倒的にCasinoな訳で、まぁ、好きな訳です。

お気に入りのギターがあるってのは、なんとも心を豊かにしてくれる訳で、そして最近、とてもお気に入りのペダルを入手し、まぁ、心はとても豊かな気持ちで満たされる訳ですよ。

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キマイラギターズはGINGER TURBO。見た目も好みだし音も好み。

先の練習で試して、次回練習では絶対Casinoで試そうと思ったのですよ。

ソリッドギター比でハウリングし易い箱物ギター、その中でもセンターブロックの無いCasinoはハウリングし易い訳で、それにファズを合わせた事はありますが、中々に難しく、「Casinoとファズって相性悪いかなぁ?」なんて思っておりましたが、GINGER TURBOは図太くもソリッドなファズで、サスティンが抑えられているその特徴からも、Casinoでも全然使えるんじゃないか?と思った次第。絶妙なチューニングが施された2バンドのイコライザーで、音の幅が広めに取れるから、スィートスポットも見付けられそうだし。

そんな訳でGINGER TURBOを必ず組み込む、と言う前提で他のペダルをどう合わせましょうかを、先の週の終業後に試行錯誤。結果、下記2つで悩んでいる。

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OD2(Guyatone)~オーバードライブ

GINGER TURBO(Chimaira Guitars)~ファズ

SCH-1(Arion~Mod)~コーラス

M169A Carbon Copy(MXR)~ディレイ

Twin Sixty(Lovepedal)~ブースター

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V810(VOX)~オーバードライブ

GINGER TURBO(Chimaira Guitars)~ファズ

SCH-1(Arion~Mod)~コーラス

M169A Carbon Copy(MXR)~ディレイ

Twin Sixty(Lovepedal)~ブースター

オーバードライブが違うだけ。どちらも並べると落ち着きは悪いけどw。

久々に持ち出したV810はやっぱり好み。このペダルを評して、低域は削られないとのコメントをどこかで見たが、僕の印象は違って、結構低域はタイトになる印象。

「ホワイ何故に」と永ちゃん風に確かめた事があるのですが、その印象はブースターとして使用するか歪みペダルとして使用するかの差かなと。

Levelを上げて使う(≒ブースターとして使用)と、低域は削らない、と言うか、結構原音のまま上げるので、相対的な話かもしれないが、低域の強さを感じるのかも。

一方のGainを上げて使う場合(≒オーバードライブとして使用)は、低域をタイトに、と言うより、倍音少なく歪む感じで、密度の少ない歪みペダルではないかなと。

OD2は、低域をタイトに、そして高域を上げつつ密度濃く出す感じで、その傾向は違えど出音は割かし似ているのは何とも不思議。OD2はレンジを狭く密度を濃く歪ませ、V810は密度は薄くもレンジは広い歪ませ方。心地好いと感じる設定にすると・・・・似てくるのかもなw。

どちらを使用するかは悩み中。次回練習まで楽しく悩みましょ。と言いつつ、もしかしたらCasino使わないかも、なんだけど・・・・w。

そんな、手持ち機材を楽しむ日々を過ごして迎えた土曜日は、生憎の雨模様。

散歩に向かぬ日なれど、義理の姪と家人とお気に入りのビストロへ行き善き時間を過ごす。

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相変わらず美味しかった。そして今日も満席だった。ご馳走様でした。

日曜日。晴れ。と言う訳でお散歩日和・・・・なのですが、所用をこの日に一気にスケジューリングしちゃったので散歩は適わず・・・・。

と、まぁ、殆ど機材ネタに尽きたこの休日模様に御座いますが、いえね、ほんとーにここに書けるネタが無いのですよ、うん。楽器屋さんも行ってないしなぁ・・・・行きたかったなぁ・・・・。

そんな、バタバタした休日に御座いました。

休日模様

リーダー

リーダーです。

突然ですが、所有するギターで一番好きなギターは?と問われたら、ワタクシは迷わず「それはRickenbackerは1997です」と回答します。

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理由は、何より格好良いから、です。うん、とても格好良いと思います。

音も好きです。是々非々ありますし、実際、絶対的な利用者が少ないって事から、そのサウンドは万能ではないかもですが、僕は凄く使い易いです。

Rickenbackerは、本当に特殊なギターに思いまして、このジャキジャキしたサウンドは他に類がなく特徴的で、己が所属するfujico overdriveに於いては、バンド・アンサンブルには結構合うなぁと思っております、ハイ。





分離が良く、クリーンは綺麗に響き、歪ませてフレーズ弾いても分離感があり使い易い。そして、個人的に好きな音。5th Controlをローカットに変更した事で、音作りも凄くし易い。

じゃ、何故使っていないか、と言うと、「これより軽いギターを使いたいから」です。

3.3kgと言う重量は、ギターにしては軽い方で、この重量で文句言う人は少ないかと思いますが、CasinoPP4-380を使うと、やっぱそっちの方が楽でねぇ・・・・。

「ま、家で楽しめばいいよね」なんて思っていたのですが、先日のバンド練習後の飲み会で、ドラムのTakayuki君が「スネアの重量は6kgあるんですが、やっぱこの音が好きなので持って来てるんです」と言っていて、「3.3kgで文句言ってちゃいけないよなぁ」と思ったり。

53歳と言う年齢になって、体力低下は否が応でも自覚する訳で、さすれば、今好きなギターを弾かんでどうする!と思い、改めて弾いてみれば、うん、やっぱ好きだな、Rickenbacker・・・・。

と言う訳で、暫くぶりにRickenbacker熱が高まったので、デジマートさんを閲覧する度にRickenbackerを検索しちゃう訳で・・・・。

そんな検索をしていたら、「お?」と思うRickenbackerを見付け、「まぁどうせ重いでしょう・・・・どれどれ」と重量をチェックしてみれば3.0kg・・・・お軽いじゃないの、ねぇ・・・・。

気になるお値段は50万円。うん、無理。1997対比△0.3kgの対価に50万円って、どう考えても自制心が働く。

「えーっとぉ、これ買ったらこことこことここを改造して・・・・」と想像を楽しみ、どっとブラウザを閉じる。うん、良い夢見たぜ。

手持ち機材を売って・・・・とかも夢想したが、3ピックアップはなぁ・・・・Rickenbackerの3ピックアップって、絶対ピッキングで邪魔になると思うんだ、うん。

ま、それ以上に熱くなるペダルが届いたので、寧ろそっちに夢中になっている最近。

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そう、キマイラギターズGINGER TURBO

見た目もね、サウンドもね、もう最高なんですようん。

紹介記事を書かせて頂いて以来、ギター弾く時についつい繋いじゃうのですが、ついつい弾いちゃうのがこのリフ。



Neil Youngがファズを使っているかは分かりませんが、太くて、それでいてソリッドで、なこのサウンドを弾きたくなっちゃう、と言えば、まぁどんなサウンドかはお分かりかと。

チューニングが凄く良くて、後段に空間系を使えば分離感を持ちつつも音の壁が出来て、前段にTS系のペダルを繋ぐと、太さとソリッドさに艶やかが加わり、なんかこう・・・・良いんですわぁ。

1997を弾く、もやりたい事なのですが、GINGER TURBOを使う、と言う前提でギターを選べば、手持ちのギターでの最適解はPP4-380。

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いや、このギターのみならず他のギターも合うのですが、このギターを使った時の突き抜ける感がなんとも心地好い。

で、PP4-380とGINGER TURBO以外の組み合わせはなんでしょう?と試行錯誤し、以下が凄く良い感じだった。

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OD2(Guyatone)~オーバードライブ

GINGER TURBO(Chimaira Guitars)~ファズ

CE-2(BOSS)~コーラス

AD9 STD MOD(Ibaneze~Keeley Electronics)~ディレイ

Baby Pink Booster(Bare Foot)~ブースター

GINGER TURBOを軸に考えたんだけど、この組み合わせは1997でも良かったんだ、うん。

Casinoでも、PP4-380でも、プリアンプ的エフェクターを合わせて来た最近だが、「バンドで使うエフェクターの上限を5つとする」との制約から外した。

いやね、プリアンプ的エフェクターあった方が音作りし易いのは間違いないので、又使い始めるかもだけど、結局、歪ませてもクリーンでも、何かしらエフェクターをONにする訳で、その「ONにしているエフェクター」でPP4-380の線の細さを補正出来れば良いよな、と振り切ってみた次第。

歪みペダルは、BD-2やOD-3の様な低域が強いエフェクターが良いかなと思ったけど、結局OD2に。

OD2は、ゲインを3時より手前にすると高域が抑えられると言うかミッドレンジが前に出る癖があり、ゲインを普段より抑え気味に使えば良いかな、と。

コーラスのCE-2は中域が強いペダルで、プリアンプ的エフェクターで線の太い音を作っちゃうと、Takayuki君が「バスドラ聞こえ難い」と言っていたので、プリアンプ的エフェクターを外したら丁度良くなるんじゃ?と期待。

久々登場のディレイはAD9 STD MODは、BOSSのアナログ・ディレイやCarbon Copy対比でダークなディレイ音で、これも、プリアンプ的エフェクターを外した事でその方が好ましいかなと選択。

一方の初登場となるBaby Pink Boosterは、倍音が整理される感じのブースターで、その癖を知った上で選択。PP4-380のブースターはM402を愛用して来たが、その理由はダークな歪みが欲しくて、だったんだけど、ダークなサウンドの演出はGINGER TURBOがあるから此方に。

家で試した分には申し分ないんだけど、バンドで大きい音で試したらどうか。は未知数も、家で弾く分には本当に気持ちが良い。

早くバンドで試したいなぁ・・・・。

終業後にそんな楽しい時間を過ごした先の週ですが、仕事はと言うと何だか疲れる日々だった。ストレス発散にGINGER TURBO弾いてたってのも確かw。

この感覚って、テスト前なんかに漫画読んだりゲームしたりする感覚に近いのかしら?面倒なタスクがあると、成功体験を得たくて漫画やゲームする心理が働くと聞くが、それが俺にはエフェクターって事なの・・・・か・・・?

して、土曜日。

前日金曜日の終業が晩くなり、普段より目覚めが遅く出遅れる。

散髪を済ませ、前日にビクシーから次回作の歌やコーラスのデータが送られてきたので軽く聞いてみる。うん、質感がトレブリーな感じで、ミックスで浮きそう。さて・・・・どう纏めようか・・・・。

普段の練習で僕の曲でコーラスを入れてくれているが入っていないので、じゃあ自分でコーラス入れようか、と相成り取り掛かる。

疲れた週の休日に、歌録り・・・・拷問である。

メンバーのビクシーとTakayuki君から指摘されていた個所も録り直し。ひぃひぃ言いながら終わらせ、逸る気持ちで突き抜ける様な好天の帝都をお散歩。

日差しは強いが湿気はなく、なんだろう・・・・北海道の夏の様。

気持ち良くなって、楽器屋巡りもせずに只管歩き、近所の氏神様のお祭りを見に行く。

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小さいながら由縁あるお寺で、催事日とあって舞台催しもある模様。見たいなぁ、と思ったけど席数が少なく、関係者さんが優先すべきよのう、と自粛し帰宅。

帰省していた家人が帰って来たが結構疲れていたので、夕食はワタクシが担当。適当な献立ながら有り難がられる・・・・いや、ホント、大したものではない・・・・。

夕食後、午前中の録音の確認しミックスダウン。

ミックスダウンって、ある程度気持ちが盛り上がっていないと本当に苦痛な作業。各パートを個別に確認、気になる箇所の調整、ミックスしたものを聴き直し再ミックス・・・・の循環作業。

何度も聞いていると耳が慣れると言うか感覚が麻痺するので、別の曲のミックスをしてリセットしてまた聞いて・・・・と、そんなのを繰り返す。

それをメンバーに提供、感想、意見を反映し、反映した結果バランスが悪くなった他のパートの是正。

そんなんして、最近はサブスクでオープンにする訳だが、うん、聴いてくれる人は・・・・メンバーの数を大きく下回ると言う・・・・。

https://music.youtube.com/channel/UCJ8ZPyly8ytp5APfyDH2Uog

うん、まぁ、休日の余暇だしさ、そもそもがさ、曲ばかり出来上がるので供養としての録音だから良いんだけどさ・・・・タイム・パフォーマンス、コスト・パフォーマンスを考えると・・・・いや、いかん、そんなん考えたらいかん、やる気が益々無くなる。

深夜晩くなったので、ある程度で見切りし就寝。なんか、彼方此方が凄い疲れた・・・・。

日曜日。

早めに目が覚めたのでミックスダウン再開。「こう言う趣旨で纏めたよ」と言う言い訳メッセージを添えてメンバーに送付。ある程度事前に済ませてい居たとはいえ、7曲ミックスしたんだから偉いと思う。結果は問わないで頂きたい・・・・。

昼食後、やっぱりお散歩。今日は曇天も湿気が無く心地好い。

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昨日出来なかったので、楽器屋巡りもしたけれど、特に惹かれるものもなく、で終了。大振りな額紫陽花に目を奪われたり、上野恩賜公園の台湾フェスティバルを冷やかしてみたり、涼を求めて寛永寺にお参りをして風鈴の音に和んだり、と、そんな風にして過ごした。

散歩の休憩を人気の無い公園で、お茶を飲みながら。BGMはこの日誕生日のポール・マッカートニー率いるWingsはWild Life



評価はそう高くないけど(ポール・マッカートニーにしては、ですよ?)、僕は結構好きなアルバム。前半(A面)の泥臭いポール・マッカートニーと、後半のメロディアスなポール・マッカートニーが楽しめる。殆どがワンテイクの録音と言う事もあって、なんかGet Back Sessionの雰囲気もあって良い。結構良いアルバムだと思うんだけどなぁ・・・・。

と、そんな風に過ごして帰宅。録音だミックスダウンだと、ちょっと普段とは違う事もしましたが、普通通りの休日に御座いました。

と、今日は早い投稿なのは、これから家人と外食があるからで、とっとと終わらせてみましたとさ。
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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