リーダーです。
さて、休日です。
平日よりちょっと遅めの起床で、寝覚めに珈琲なんぞを落として啜りながら、何となくYou Tubeでお勧めされるまま音楽を流していたら下記が流れまして、ま、取り敢えず格好良いと思った訳です。
X上でお付き合いある青森在住のGretch使いのAさん(You Tubeのチャンネルはこちら)が「ルー・リード本人が歌っているみたい」と仰ってまして、いや、ホントそう、と思った次第。
ルー・リードとキース・リチャーズ・・・・その関連性を見出すのは中々に難しいワタクシですが、何と言うか、とても様になっていると言うか、格好良くてついついリピート。
年を重ねて得られる雰囲気、は、その人の人生を表すんじゃないかなと思っているワタクシですが、キース・リチャーズのこの凄味がある様は、常人には出せないでしょうねぇ、うん。
と言う訳で、「僕は待ち人」から始まった土曜日は、時々陽が射す薄曇りの空模様。
午前中に用事を済ませ、ぶらりぶらりと肌寒い帝都を散歩すれば、梅は既に最盛期を終えた感があり、次の季節の演出者と化していた。
翌日曜日は東京マラソンであって、迂闊に散歩すると難儀な事となりかねぬので、この日になるべく長い散歩をしたく、あっちへふらふら、こっちへふらふらする徘徊おじさん。
秋葉原の神田川辺りは何故だか人混みが多く、鴎もなんだが不満げな顔付にに見えた。
まぁ、鴎って、ちょっと凶暴な顔付してるもんね。
楽器屋さんにもちょいと寄りまして、GrecoのSuper Real期のJazzmasterを見付けて「Jazzmasterもあったんだぁ」とちょっと感動したり(お値段は40万円弱でした)、下記は買おうかどうしようか凄く迷うもスルーしたり・・・・。
うん、お値段も安かったし、買えば良かったかなぁ・・・・2ステージ回路のコーラス・・・・機能として面白そうに思ったけど、使い所が分からずでスルーしてしまったw。
ARIA (Ken Multiも含む)のエフェクターって結構好きで、特にディレイは良い感じで一時期愛用していた。壊れて以来探しているんだけど、中々見付からず。
そう言えば、結局Tube Screamerの45周年モデルは店頭で一度も見掛けなかったな。アルミダイキャストの筐体だったら欲し・・・・いや、買わなかっただろうな。TS808販売当初の2つのオペアンプ使用だったら欲し・・・・いや、買わなかっただろうな。
本日は備品を購入。
最近お気に入りの指板潤滑剤。塗布する物だが、油分が丁度良い。
スプレータイプは指板に水分つけ過ぎる感があり塗布するGHSのFast-Fretを使って来たが、新品時は油分が多過ぎる感じと言うかつるつる感が凄くて、弦を強く抑えなくちゃならん様な気になり、このXLR8が最近ではお気に入りで、バンド用は持っていたけど家で使う用にも購入。
その他、ストラップも購入。
安くはないが高くもないストラップ。Les Paul Special DC Fadedと色合い的に合うかなぁと思って購入してみた(実際着けたらちょっと見た目が五月蠅い感じだった。ナイスガッツ俺のセンス)。
因みに・・・・
こちら、今まで使っていた可成り柔らかい革でオーダーしたストラップ。
このストラップの様に、肩の部分が独立し、細身なストラップの方がデザインが好きな事に加え、何気に身体への負担は此方の方が少なかったりするのが経験則。
上段のストラップって、肩の部分に重さが集中するが、下段のストラップは背中から腰にかけてフィットするので重さが分散すると思っている。
まぁ、ストラップの生地が硬いと、結局重さが肩に集中しちゃうんだけど。
と言う訳でちょいと散在し、夕食には鍋をつつき、在宅型ギタリストの環境設定の試行錯誤をこの日もやってみる。
ごちゃごちゃしているので写真は控えるが、Rolandさんのモニター・スピーカーを電子ピアノの上に置きそこからオケを流し、中央に良い感じのミニ・アンプを・・・・と彼是手持ちのミニアンプで試行錯誤。
何をしようとしているかは過去にも書かせて頂いたのですが
・ギターはバンドで弾いてなんぼ、と思っていた
・故に、家でギターを弾く時の環境はあまり拘っていなかった
・諸々ありまして、自宅でギターを弾くのを楽しめる環境があれば、と思った
・楽しむにあたり、エフェクター中心に機材を彼是楽しむ、だけじゃなく、オケを流しながら楽しめる環境が欲しくなる
・ヘッドフォンでオケとギターを流すとの手法は、己のギターとオケがごっちゃになるので楽しめない&音量を結構出しちゃって、耳に宜しくないなと感じる
・と言う訳で、そこそこの音量が稼げるミニアンプが欲しくなる
・オケもギターも出せる高性能なミニアンプが最近の主流も、試行錯誤中オケはモニター・スピーカーから流し、己のギターは個別小さなアンプから出すと気持ち良い分離感が得られると思った
・モニター・スピーカーは結構気に入っているのがあり、良い感じにオケに馴染むミニアンプを試行錯誤中
と言う事でしてね。
で、まぁ色々と試した訳ですが、手持ちミニアンプとモニター・スピーカーの併用だとギターが良い感じにならず、で、良い感じにならないな、と感じた理由はスピーカーの大きさの差かなぁ、スピーカーが1発だと厳しいのかなぁ・・・・とか思ったりなんだり。
とすると、JC-22?と思いました一方、ミニアンプとは言え結構な大きさで、使っていない時の圧迫感がなぁ・・・・と踏み込めず。
そんなんして過ごし、土曜日の夜は更けて行きました。
日曜日。
快晴の休日は、朝から漂泊の思いに駆られワクワクが止まらずも、東京マラソンのコースに近い場所に居を構えており、混雑が一段落するまでじっと我慢の子。
午後、東京マラソンの落ち着きを待って出発。暖かい日差しに寒桜が映えて美しい空に暫し見惚れる。
普段と違うルートで、東京マラソン及びその応援者の方々に迷惑にならぬルートを行く。裏通りなのに、昼を過ぎて結構な時間が経っているにも拘らず盛況なピザ屋さんがあったり、ガレージで洋服を打っているお店があったり、未だ未だ知らぬ道がある事にちょっと驚く。
冬場は陽がある中を、夏場は日陰を歩く事が多いが、今日の日差しは早春のそれで、やがて凶暴な夏の太陽となるのが信じられぬ様な優しい日差し。
信号待ちしていたら、隣に居た母娘(多分)の娘さんが、何故か僕の手を握る。
ほぇ?と思い顔を合わせると、手を繋いだ事に気付いた母親が謝罪して来たまでは良いのだが(万が一にも僕の方から繋いだと思われたら大変な事になったよなw)、その娘さん(幼稚園児位かな?)に、「スイカゲームのパイナップルに似てますね」と言われ、再度ほぇ?と相成る。
帰宅し、検索してみれば否定出来なかったと言うか・・・・うん、似ていたよ。因みに、母親は娘を叱責しながらちょっと笑ってやがった・・・・。
時に遠くの喧騒を聞きながら、時に時間が止まった様な静寂に包まれながら、只々歩く。
歩く事、は、間違いなく精神を落ち着かせてくれる行為だと思う。
土曜日に楽器屋さん巡ったし、今日は良いかなと思いつつもイケベ楽器リボレ秋葉原店さんへは訪問しちゃうワタクシ。で、こんなん買っちゃうワタクシ。
ま、買おうと思って行ったんだけどさ。
はい、Positive GridはSpark Mini。先に述べた、在宅型ギタリストの環境設定で選んだアンプがこちらとなります。
選択の理由は、まぁその機能は検索頂ければ幾らでも出て来ると思うのですが、サウンドの立体感と言うか臨場感が、他の小型アンプを完全に凌駕していた事に尽きます。
試し弾きの際には、プリセットのエフェクト、アンプを全てオフにしたが、クリーンでフラットな音も気持ち良く、「あぁ、これは買いだな」と思った次第。
片手で持てる程度の大きさながら、そのサウンドの大きさは相当で、可成りラウドな音も楽しめる事に加え、充電で8時間程度の使用が可能にもなり、配線がスッキリして大変に宜しい。
スピーカー・サウンドが良いので、PCやスマートフォンとペアリングして音楽を流して良し、アプリでエフェクターやアンプの細やかな設定出来て良し(僕はエフェクターはコンパクトを使いたいのでオフだけど)、と、僕の使用目的を充分に満たしてくれる。
アンプは、その体積が不使用時には邪魔で、壊れた時などは処分も邪魔で・・・・と、サウンド以外で購入を思い止まらせる要因が多くあるが、このコンパクトさなら問題なし、である。
4つのプリセットをアプリから設定、選択。デフォルトはクリーンが一つ、歪みサウンドが3つだけど、結構良い感じ。あ、自動オフ機能があるのも良い。
エフェクターからSpark Miniをワイヤレスにし、モニター・スピーカーは配線を壁沿いに這わせれば、配線のごちゃごちゃ感もなく、滅茶苦茶良い感じ。
プリセットを、エフェクターを使わなくても良い感じの設定、クリーン、クランチ、もうちょい深い歪みの3パターンにすれば、エフェクターを使わなくてもそれなりに良い感じになって、うん、ストレスフリー。
お金を貯めて、モニター・スピーカーもワイヤレスにしたい。うん、なんか、色々と、環境作りが楽しい。
また新しい楽しみが見付けられて、未来が楽しくなって来た、日曜日の夜。