四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

四方山話

休日模様

リーダー

リーダーです。

さて、休日です。

平日よりちょっと遅めの起床で、寝覚めに珈琲なんぞを落として啜りながら、何となくYou Tubeでお勧めされるまま音楽を流していたら下記が流れまして、ま、取り敢えず格好良いと思った訳です。



X上でお付き合いある青森在住のGretch使いのAさん(You Tubeのチャンネルはこちら)が「ルー・リード本人が歌っているみたい」と仰ってまして、いや、ホントそう、と思った次第。

ルー・リードとキース・リチャーズ・・・・その関連性を見出すのは中々に難しいワタクシですが、何と言うか、とても様になっていると言うか、格好良くてついついリピート。

年を重ねて得られる雰囲気、は、その人の人生を表すんじゃないかなと思っているワタクシですが、キース・リチャーズのこの凄味がある様は、常人には出せないでしょうねぇ、うん。

と言う訳で、「僕は待ち人」から始まった土曜日は、時々陽が射す薄曇りの空模様。

午前中に用事を済ませ、ぶらりぶらりと肌寒い帝都を散歩すれば、梅は既に最盛期を終えた感があり、次の季節の演出者と化していた。

翌日曜日は東京マラソンであって、迂闊に散歩すると難儀な事となりかねぬので、この日になるべく長い散歩をしたく、あっちへふらふら、こっちへふらふらする徘徊おじさん。

秋葉原の神田川辺りは何故だか人混みが多く、鴎もなんだが不満げな顔付にに見えた。

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まぁ、鴎って、ちょっと凶暴な顔付してるもんね。

楽器屋さんにもちょいと寄りまして、GrecoのSuper Real期のJazzmasterを見付けて「Jazzmasterもあったんだぁ」とちょっと感動したり(お値段は40万円弱でした)、下記は買おうかどうしようか凄く迷うもスルーしたり・・・・。



うん、お値段も安かったし、買えば良かったかなぁ・・・・2ステージ回路のコーラス・・・・機能として面白そうに思ったけど、使い所が分からずでスルーしてしまったw。

ARIA (Ken Multiも含む)のエフェクターって結構好きで、特にディレイは良い感じで一時期愛用していた。壊れて以来探しているんだけど、中々見付からず。

そう言えば、結局Tube Screamerの45周年モデルは店頭で一度も見掛けなかったな。アルミダイキャストの筐体だったら欲し・・・・いや、買わなかっただろうな。TS808販売当初の2つのオペアンプ使用だったら欲し
・・・・いや、買わなかっただろうな。

本日は備品を購入。

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最近お気に入りの指板潤滑剤。塗布する物だが、油分が丁度良い。

スプレータイプは指板に水分つけ過ぎる感があり塗布するGHSのFast-Fretを使って来たが、新品時は油分が多過ぎる感じと言うかつるつる感が凄くて、弦を強く抑えなくちゃならん様な気になり、このXLR8が最近ではお気に入りで、バンド用は持っていたけど家で使う用にも購入。

その他、ストラップも購入。

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安くはないが高くもないストラップ。Les Paul Special DC Fadedと色合い的に合うかなぁと思って購入してみた(実際着けたらちょっと見た目が五月蠅い感じだった。ナイスガッツ俺のセンス)。

因みに・・・・

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こちら、今まで使っていた可成り柔らかい革でオーダーしたストラップ。

このストラップの様に、肩の部分が独立し、細身なストラップの方がデザインが好きな事に加え、何気に身体への負担は此方の方が少なかったりするのが経験則。

上段のストラップって、肩の部分に重さが集中するが、下段のストラップは背中から腰にかけてフィットするので重さが分散すると思っている。

まぁ、ストラップの生地が硬いと、結局重さが肩に集中しちゃうんだけど。

と言う訳でちょいと散在し、夕食には鍋をつつき、在宅型ギタリストの環境設定の試行錯誤をこの日もやってみる。

ごちゃごちゃしているので写真は控えるが、Rolandさんのモニター・スピーカーを電子ピアノの上に置きそこからオケを流し、中央に良い感じのミニ・アンプを・・・・と彼是手持ちのミニアンプで試行錯誤。

何をしようとしているかは過去にも書かせて頂いたのですが

・ギターはバンドで弾いてなんぼ、と思っていた
・故に、家でギターを弾く時の環境はあまり拘っていなかった
・諸々ありまして、自宅でギターを弾くのを楽しめる環境があれば、と思った
・楽しむにあたり、エフェクター中心に機材を彼是楽しむ、だけじゃなく、オケを流しながら楽しめる環境が欲しくなる
・ヘッドフォンでオケとギターを流すとの手法は、己のギターとオケがごっちゃになるので楽しめない&音量を結構出しちゃって、耳に宜しくないなと感じる
・と言う訳で、そこそこの音量が稼げるミニアンプが欲しくなる
・オケもギターも出せる高性能なミニアンプが最近の主流も、試行錯誤中オケはモニター・スピーカーから流し、己のギターは個別小さなアンプから出すと気持ち良い分離感が得られると思った
・モニター・スピーカーは結構気に入っているのがあり、良い感じにオケに馴染むミニアンプを試行錯誤中

と言う事でしてね。

で、まぁ色々と試した訳ですが、手持ちミニアンプとモニター・スピーカーの併用だとギターが良い感じにならず、で、良い感じにならないな、と感じた理由はスピーカーの大きさの差かなぁ、スピーカーが1発だと厳しいのかなぁ・・・・とか思ったりなんだり。

とすると、JC-22?と思いました一方、ミニアンプとは言え結構な大きさで、使っていない時の圧迫感がなぁ・・・・と踏み込めず。

そんなんして過ごし、土曜日の夜は更けて行きました。

日曜日。

快晴の休日は、朝から漂泊の思いに駆られワクワクが止まらずも、東京マラソンのコースに近い場所に居を構えており、混雑が一段落するまでじっと我慢の子。

午後、東京マラソンの落ち着きを待って出発。暖かい日差しに寒桜が映えて美しい空に暫し見惚れる。

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普段と違うルートで、東京マラソン及びその応援者の方々に迷惑にならぬルートを行く。裏通りなのに、昼を過ぎて結構な時間が経っているにも拘らず盛況なピザ屋さんがあったり、ガレージで洋服を打っているお店があったり、未だ未だ知らぬ道がある事にちょっと驚く。

冬場は陽がある中を、夏場は日陰を歩く事が多いが、今日の日差しは早春のそれで、やがて凶暴な夏の太陽となるのが信じられぬ様な優しい日差し。

信号待ちしていたら、隣に居た母娘(多分)の娘さんが、何故か僕の手を握る。

ほぇ?と思い顔を合わせると、手を繋いだ事に気付いた母親が謝罪して来たまでは良いのだが(万が一にも僕の方から繋いだと思われたら大変な事になったよなw)、その娘さん(幼稚園児位かな?)に、「スイカゲームのパイナップルに似てますね」と言われ、再度ほぇ?と相成る。

帰宅し、検索してみれば否定出来なかったと言うか・・・・うん、似ていたよ。因みに、母親は娘を叱責しながらちょっと笑ってやがった・・・・。

時に遠くの喧騒を聞きながら、時に時間が止まった様な静寂に包まれながら、只々歩く。

歩く事、は、間違いなく精神を落ち着かせてくれる行為だと思う。

土曜日に楽器屋さん巡ったし、今日は良いかなと思いつつもイケベ楽器リボレ秋葉原店さんへは訪問しちゃうワタクシ。で、こんなん買っちゃうワタクシ。

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ま、買おうと思って行ったんだけどさ。

はい、Positive GridはSpark Mini。先に述べた、在宅型ギタリストの環境設定で選んだアンプがこちらとなります。

選択の理由は、まぁその機能は検索頂ければ幾らでも出て来ると思うのですが、サウンドの立体感と言うか臨場感が、他の小型アンプを完全に凌駕していた事に尽きます。

試し弾きの際には、プリセットのエフェクト、アンプを全てオフにしたが、クリーンでフラットな音も気持ち良く、「あぁ、これは買いだな」と思った次第。

片手で持てる程度の大きさながら、そのサウンドの大きさは相当で、可成りラウドな音も楽しめる事に加え、充電で8時間程度の使用が可能にもなり、配線がスッキリして大変に宜しい。

スピーカー・サウンドが良いので、PCやスマートフォンとペアリングして音楽を流して良し、アプリでエフェクターやアンプの細やかな設定出来て良し(僕はエフェクターはコンパクトを使いたいのでオフだけど)、と、僕の使用目的を充分に満たしてくれる。

アンプは、その体積が不使用時には邪魔で、壊れた時などは処分も邪魔で・・・・と、サウンド以外で購入を思い止まらせる要因が多くあるが、このコンパクトさなら問題なし、である。

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4つのプリセットをアプリから設定、選択。デフォルトはクリーンが一つ、歪みサウンドが3つだけど、結構良い感じ。あ、自動オフ機能があるのも良い。

エフェクターからSpark Miniをワイヤレスにし、モニター・スピーカーは配線を壁沿いに這わせれば、配線のごちゃごちゃ感もなく、滅茶苦茶良い感じ。

プリセットを、エフェクターを使わなくても良い感じの設定、クリーン、クランチ、もうちょい深い歪みの3パターンにすれば、エフェクターを使わなくてもそれなりに良い感じになって、うん、ストレスフリー。

お金を貯めて、モニター・スピーカーもワイヤレスにしたい。うん、なんか、色々と、環境作りが楽しい。

また新しい楽しみが見付けられて、未来が楽しくなって来た、日曜日の夜。

休日模様

リーダー

リーダーです。さ、休日に御座います。

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家人が買って来た薔薇が花卉に刺さって、小春日和の日差しを浴びていた。うん、良い休日の始まりである。

掃除を済ませ、先ずは家人の眼鏡の新調にお付き合い


外出時はコンタクトの家人だが、諸々事情あり、外出用の眼鏡を買いましょう、と相成ったのだが、眼鏡と言うのは中々に興味深い物であった。

何が興味深かったかと言うと、眼鏡の似合う/似合わないって、そのデザイン性もあろうが、レンズの大きさや位置、で相当に変わるものなのだなぁ、と、店員さんの説明で知れた事である。

お世話になったお店は、所謂量販店ではなく個人商店だったのだが、商品の機能だけではなく、眼鏡のデザイン性含めた点ににお詳しい店員さんが居て、その説明内容に感心してしまった。ギターの改造でお世話になっているNaked Guitar Worksの教授を聞く機会が多いワタクシであるが、そこでの教授を聞く様な気分で話を伺った。

そう言えば、地元小樽に帰省した際に、同じく古くからデパートに店を構える眼鏡屋さんで、サングラスを買った際、色々と教えて貰ったのだった。

散歩を趣味としてから、目の焼けを避ける為に帽子を被る事が多くも、風が強い日などは帽子が邪魔になりサングラスを所望したのだが、店員さんに「お客様は眼鏡やサングラスが似合わないと思います」とハッキリ言われ、強いて言えばこれです、と勧められたサングラスを買ったのだが、出来上がったのは弱そうな大門軍団で、とてもがっかりしたのを覚えている。

視力検査などで時間が掛かる家人と別れ、ぶらぶらと散歩。春節の為か大陸系観光客が大変に多く、表通りに早々に見切りを付け、裏通りを行く。

秋葉原の裏通りは、会社が入った雑居ビルや住宅、マンションがびっしりと犇めき合うが、ぽつりぽつりと飲食店もあり、時々、大変な行列となっている店舗もあったり。

そんな店舗は、大抵はラーメン屋さんなのだが、どれだけ美味しくても並んで食事をするよりゆっくり食事をしたいワタクシは、その光景は(馬鹿にした意味ではなく)滑稽である。

人が並ぶその様は、落語やコントの舞台に使えるだろうなぁと思うも、終ぞそんな演劇に記憶はなく、その理由は何故かしら?と考えながら歩いたりした土曜日。

帰宅し、最近ネットで購入した機材をじっくり楽しむ。

先ずは、GuyatoneはFL2。マイクロシリーズのフランジャーである。

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ずーっと欲しかったが良い出物が無く、偶然に見付けてみれば、殆ど使われなかったんだろうな、と思える美品。

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ゴムの劣化どころか、筐体に瑕一つ無く、それでいて廉価。一度試して好みだったが何故だか購入には至らずで、以来遭遇しなかったペダル。買わぬ訳がない。

Rate、Depthと言う、フランジャーにお馴染みのノブの他、Resonanceを切り替えるスイッチがある。

Resonanceは、1→3に行く程に派手になる、と言うか、派手なフランジャーって、低域にどれだけエフェクトを掛けるか、だと思うが、それが感覚的に出来る感じ。好みのフランジャーか否かは、Resonanceで判断出来る、が、私見でありますが、これは好み。

Rate、Depthをセンターにし、1なら少しだけ揺れるコーラス、同設定で3にすれば派手目なジェットサウンドとなる。

フランジャーで思い出すサウンド、と言えば、色々と御座いますが、薄目に掛けたフランジャーで思い出すはこの曲。



高校時代に、この曲をとても上手に弾く学友が居て、目の前で弾いてくれた時には凄く感動したっけねぇ・・・・。

そう言えばこの曲のギターも確かフランジャー使っていると何処ぞで読んだ記憶あり・・・・。



時代の音、だったのかもね。

ONにすると良い感じにちょっとだけ音量が上がり、リフやソロでも使い易いペダルに思う。

もう一つは下記。

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東芝製の006P型の充電池。

先日、別メーカーの充電池を購入し、別段ノイズも無いし使い勝手も良かったので追加で購入。軽く試した限り、別メーカー品と比較して音の差異やノイズは感じられずも、どれ位電力が持つのか、放電がどれ位進むのか、はまだ不明。

また、マンガン電池よりも蓄電が出来ないなら、BOSSの様な電池交換が容易なペダルは良いが、螺子で筐体を開けてってペダルは面倒かも知れぬ。

交換な容易なペダルってBOSS以外何かあったけ・・・・そう言えば、Maxonも簡単だよな・・・・あとはぁ・・・・と探してたら・・・・

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DigTechのBad Monkey発見・・・・そう言えば、随分と昔に買った様な・・・・誰かに上げちゃったと思っていた。

確か、定価より相当にお安い中古見付けて(5千円弱じゃなかったっけな)、音は好きだけど電池消費が激しくて使わなくなったんだったっけ。

充電を待ちながら久々に弾いてみれば、悪そうな見た目からは想像出来ないそのサウンドは、音の密度が薄く分離感が良く、それでいてしっかり歪んでくれて、と言うペダル。クリーンと歪みのON-OFFで、音の密度が変わらないのが良い。加えて、帯域の調整は2バンドのイコライザーで調整出来るので、グイっと前に出すサウンドも演出可能。うん、良いペダルですね。柄の悪そうな見た目で損をしていると思う。

Levelは低めな設定なのでブースターとしては向かないも、オーバードライブとしては可成り優秀なペダルじゃないでしょうか。お知り合いのissy将軍にはお勧めしたい。多分、彼のLes Paulと相性が良いでしょう。

一部で、Centaurとの類似性を述べてらっしゃる方がいるが、多分だけど音の密度の薄さと言うか倍音の少なさからだと思う。個人的にはそれ程類似性を感じない。

・・・・まぁ、俺のポンコツ耳での判断、ですが・・・・w。

日曜日。

小春日和と言うに相応しい陽気に誘われ、セーター一枚の気軽さで散歩をしてみたり。

湯島天満宮の梅まつりが気になるも、人が多そうだし、と避け、今年は春が早い(と言いつつ今週は関東で雪が降るみたいだけど)ので、コロナ禍の散歩で見付けた寒桜が咲いているかも、と見に行ってみる。

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二分咲き程度なれど、しっかりと咲いていた。

ぶらぶらと街を行けば汗ばむほどで、行きかう人の様相も一貫性が無い。

少しばかり疲労感を覚えたので、以前より気になっていたとあるお古い雑居ビルの中にある喫茶店へ行けば貸し切りで入れなかった。

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残念・・・・次回もう一度行ってみよう。

帰路、最近気に入っている、野菜を中心とした某食料品店へ。

個人商店で、何と言うか、田舎にある何でも屋さんみたいな雰囲気が非常に宜しい。野菜、肉、魚介類、総菜や調味料なども置いている、と書けばイメージが沸くかと思うが、こちらの海産物が美味しい他、自家製の糠漬けが最近気に入っており、足繁く通っている。

本日は、亀有大根の糠漬けがあり購入。シャキッとした質感がとても美味しかった。

帰宅後、金曜日の祝日のバンドの事前練習を・・・・と思ったが、どうにもやる気になれず。

割かし事前練習と言うか、時に練習翌日に気になった点の復習もする方なのだが、メンバーは然程している感もなく、展開が先祖返りする事もあり、都度「こうじゃなかったっけ?」と指摘するのだが(時に俺自身が勘違いしている事もあるけど)、取り組み姿勢の平仄を合わせるのも良かろう、と、言い訳で放置。

で、何をしたかと言うと、在宅ギターを楽しむ施策を彼是と。

家でギターを弾く環境は人それぞれかと思いますが、バンド練習ではモニターから音を出して小さいアンプでギターを弾く、が多かったが(予習復習なのでそれで充分との判断)、より楽しむにはどう言うのが良いのだろう?と試行錯誤中。

色々と試行錯誤してみたが、電子ピアノの上にモニターアンプをある程度の距離を持たせて置き、そこから音を出し、その中央にアンプを置いて鳴らすと、臨場感を味わいながら、己のギターの音が浮き過ぎずで良いなぁ、と思った。うん、これは中々に良いんじゃないか?

今日は予めコード表だけを控えThe Rolling Stonesのアルバムやライブなんぞに適当に合わせて弾いてみたりしたが、もう物凄く楽しい。

バンドで演奏する様な高揚感、彼是とエフェクターを楽しめる環境は、正直、バンド練習より全然楽しかった。コロナ禍に何故考えなかったのか、と後悔。

シールドが邪魔だったり、使用したアンプにもう少し出力が欲しいと思ったり、とは言えこれ以上大きいアンプだとバランスが悪いし、楽しんだ後小型アンプをデジマートさんで物色。うん、次の連休に楽器屋さんで試してみよう(天気悪いみたいだけど・・・・行きたいなぁ)。

ギターはバンドで弾いてなんぼ、と思って来たワタクシだが、在宅でも、いや、もしかしたら在宅の方が楽しめるかも知れぬ。

自分とギターの在り方、と言うと大袈裟かもだが、そのパラダイムシフトが起きている時期なのかもなぁ、と思った休日でした。

休日模様~Black Mariaさんのライブに行ったりなんだり

リーダー

リーダーです。

本来であればバンド練習の休日・・・・なんですが、メンバー都合で1週間延期。

隔週バンド練習の前提で諸々予定を組んでおり、バンド練習が延期となったので用事が完全に皆無なこの土日。

前日はバタバタで、ちょいと入眠時間が晩くなり、いつもより少々遅く目覚める。

そう言えば最近体重測ってなかったっけ?・・・・って事で体重計に乗れば略変わらず。

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愈々以て、この位の体重がデフォルトになった模様。

ふと見れば、家人が買って来た花が花卉に鎮座。

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薔薇と・・・・黄色い花は何だろう?まぁ、目を楽しませてくれて有難い。

掃除を済ませ、近所で売っていた恵方巻を食し、東京遊歩。

コロナ禍でバンド練習は本より、他人様との邂逅すら侭ならなかった日々に運動不足解消等の目的で始めた散歩であるが、最近は、歩かないと落ち着かぬ様になっている。歩くと言うのは精神的に大変に宜しい、と思う。

そう言えば、小学生時分も彼方此方ふらふら出歩く人間であった。

小学生自分と言えば、隣町に行くのも冒険だった訳で、その「冒険感」が好きでふらふらしてたと記憶しているが、今はそんな楽しみ方はしていない、と言うか、大人になった以上出来ない、が正解か。

ふらふら海まで歩いて、釣りしてるおじさんに声掛けられて釣りの楽しみを教えて貰い故郷に居た頃には趣味にまでなったのだが、昨今では、そんな行動は危険との判断となる訳で、独り冒険心を満たすのも難しい。

ま、僕も結果的に危険な目には遭わなかっただけ、かも知れないが。

おっと、閑話休題。

そんな訳でぶらぶらと散歩。義父へ日本酒を送ろうと思い立ち、名酒センターに行くのに神田明神を過ぎれば、節分の豆まきが行われるのか、舞台が用意されていた。

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この手の行事に顔を出す事は趣味としてあまりないワタクシ。気軽な参加が可能であれば冷やかしたが、開始まで時間が掛かりそうなのでスルー。

境内の梅は見頃と言って良い開花の体。

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今年は春が早そうだ。今週、都内でも雪が降るらしいけど。

節分と言う事もあって、福豆を買う。

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齢54ともなれば、年の数だけ食べれば胃凭れ必至も、季節物はなんか買いたくなる。

散布がてら、楽器屋さんに数件立ち寄る。

只今、Naked Guitar Worksにリフレットを依頼しているGrecoのLes Paul JuniorタイプのEJR-50DのTVイエローが売っていて、ちょっと欲しくなった。僕のより廉価で、且つ状態良さそうだったな・・・・w。

購入した店舗によれば、ワタクシのEJR-50Dは多分EJR-60Dで、今回遭遇したのは、その特徴から50Dだったけど、ネック角度はワタクシのと同じく浅く、弦高は高めであった。ありゃ、弾き難いと思うわ・・・・。

本日も何も買わず・・・・ではなく、エフェクターを一つ購入。

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KGR HarmonyGold Legacy。KlonのCentaur系のペダル。興味あり試したら良かったので入手。



所謂「Centaur系のペダル」で、期待通りのサウンドですが、良いなと思ったのは音量のバランス感。Centaur系のペダルって、Gainを上げて弾いた時、ボリュームを絞ってもON-OFFで音量差が出る物が多いが、それがバランス取れていて扱い易い。ゲインの幅も結構あって、且つGainを上げてもガリガリ感が抑制されており、オーバードライブとしても充分に使える感じが好み。

これを以てCentaur(系のペダル)を理解した、と言うと面倒なご性格をお持ちのギタリストの方々からはなんか言われそうだが、とても良いペダルだと思う。KGR Harmonyさんは、最近凄く好きなブランドである。

有名ペダルを模したペダルが多いが、オリジナルのニュアンスもあるし、完全にオリジナルな製品もあるし、とても面白いメーカーに思う。

夜にBlack Mariaさんのライブに行くので、何か差し入れを・・・・と上野界隈を行く。

さて、余談であるが、ライブの差し入れについて書かせて頂こうと思う。

我々も年に1~2回ライブをやりまして、その時にはお越しの方々から差し入れと言うお気遣いを頂き感謝しかない訳であるが、頂いたのに失礼を承知で書かせて頂くが、頂きものに有難い物と結構困るものがある。

有難いのは、メンバーにシェアし易い物でありまして、頂き物はお気遣いからその手の物が多く感謝しかないのであるが、時にシェアし難い物を頂く事もある。

また、ライブとなると機材もそれなりに多く、頂き物が大きいと有難いんだが中々に運搬がきつかったりもする。勿論、水物、生ものなどご法度。

ワタクシも頂いた身であるので、当然に気を回さねばならぬ。

と言う訳でワタクシが選択したのは「ノルウェー産サーモンの切り身人数分×2」。うん、もう完全に挑発行為である(お前いい加減にしろよ)。

一旦帰宅し、ぶらりぶらりと向かうは上野音横丁。

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お知り合いのギタリスト、issy将軍が所属するAutumn in Oblivionもよくライブをするので行く機会が多いライブハウス。因みに2/13にAutumn in Oblivionのライブ観に行く予定。この会場、結構音が良いと思うんだ。

で、ライブはと言うと・・・・うん、お世辞抜きに楽しかった。

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客席は満員と言って良い程の盛況。ワタクシの様なおっさんが居てはビジュアル的に宜しくなかろう、と、端の方で鑑賞させて頂いたので写真は中々撮れずで上記、ギターのKenちゃんのアップのみ。

ギターのKenちゃんの音がなんか凄く良くて、「おぉ、良い音だなぁ」と感心しきり。前回鑑賞させて頂いた時より良い音に感じた。ギターは変わって無かったけど、足元やアンプ(の設定とか)変えたのかしら?

天井の低くなっている箇所を気にしながら弾いていたけど良い音だった。
ベースのViviさんと位置が変わる所をすっかり失念していたけど良い音だった。Viviさんに「どけ、小僧!」と蹴りを入れられていた・・・・なんて事は無かった(ある訳ねえだろ)。

ベースのViviさんは、我がバンドのベーシストが弾かないフレットも縦横無尽に弾いていて、客席とコミュニケーションをしっかりとりながら難しいフレーズ弾いてて格好良かった。我がバンドのベーシスト曰く「この辺は弾いても音が出ない」と言っていたけどそんな事はない様だ。

ドラムのハジメさんは、Rebornって曲(だったかな?)で、シンバルなどの関係からか遠い位置にあるマイクに向かって、立ち上がってコーラス入れたりしてて、なんか凄ぇって思った。あれでよくバスドラ叩けるよな。スモークが多くて湯煙ハジメさんとなっていたけど格好良かった。エンディングでこけてたけど格好良かった(本人曰く「Yoshiki風の演出です」と言っていたが、その割にはびっくりした顔して視界から消えて行ってたけど)。

ボーカルのRukさんは、客席とちゃんと向き合ってて、歌い手の端くれとして尊敬した。うん、僕には絶対無理だ。客席と一体感を持っていたが、Kenちゃんが「ノー・スリップ、ノー・ライブ」と己を揶揄していたのを「ノー・スリーブ?ノー・スリーブ?あ、今日の衣装ノー・スリーブだもんね」と、肝心のメンバーとは全く噛み合ってなかったけど格好良かった。

何と言いますか、見ていて演者の表情って大事だなと思った。演者である皆さんがちゃんと客席に向き合う表情してて気分が盛り上がった。どこぞのアマチュアバンドは、全員ウンコ漏らす直前の表情しているが見習わねばならぬ。何より、バンドの一体感があったんだけど、一体感あるバンドって良いよなぁ。

そんな訳で、大変楽しく過ごさせて頂きました。アルバムも出されるそうだし、ワンマンライブもされるそうだし、精力的。若いって素敵。

終了後、ちょっとだけご挨拶し、人肌に温まったノルウェー産サーモンの切り身と言う軽い兵器を渡し帰宅。気分が良かったので少し遠回り。

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散歩時間短かったと思ったけど、いつもの休日と同じ位歩いていたんだな。疲労感は少ないのが不思議也。

日曜日。

肌寒い雨の日も、午後には上がり、少しばかりの散歩をして過ごす。

午前中は少し予定があったので、サクッと済ませ、昼食後にぶらっと出掛けてみる。

冷たい日ながら秋葉原界隈は相当な人出。コロナ禍の閑散とした街並みがちょっと懐かしくなった。それでも、コロナ禍よりゃ全然良い。

身体が冷えたので、以前より気になっていた喫茶店に入れば、いい雰囲気でありました。

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猫が3匹いるお店。メニューには「猫も店主も人見知りなので宣伝はお控え下さい」とあり、場所は控えさせて頂きますが、なんでしょうね、落ち着くお店でした。ストーブの傍でロッキングチェアに座って珈琲を頂いたのですが、珈琲もとても美味しかった。うん、リピートしよう。

その後、とある店舗に入ろうとしたら、ベビーカーを押す女性が出ようとしていたのでドアを押さえて待てば、ワタクシの後ろの若い女性が、「あーもう、さっさと入ってよ!」とお怒りだったので、「あ、すいません」と取り敢えずやり過ごせば、その様を見ていた若い男性が女性に向かって笑いながら、「あんたに嫌な事が起きれば良いのにねぇ」と言っていた。

言われた女性は、言い返す事もなくなんか恐怖に怯えたと言うか何とも愕然とした顔をしていた。そんな事言われた事もないんだろうねぇ。

と言うかその男性は、オカルト的な事を言ってなんだが、死神的な人に思う。いや、オカルトは全く馴染まないワタクシであるが、死神と言うか、生霊的な存在って居ると思うんだよ。

寒い曇天だったので、この日は早々に退散。散歩距離は7㎞程度。うん、歩き足りぬ!

本日は秋葉原にて下記を購入。

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充電式の006P。エフェクターに使えるか、を試したくて。

電池の違いが音の違いとなるか?は、以前試したけどさっぱり分からずだったワタクシですが、外部電源では「・・・・あれ?」となった経験あり。果たして、充電式はどうなんでしょね?と気になった次第。

最近、消費電力の大きいCentaur系のペダルを使う機会が増え、受電式の電池を試してみたくなった。

結果は・・・・うん、正直差異はよく分からなかった。問題はノイズかと思うのでバンドで試して決めようと思う。ノイズが気になったら、チューナーに使えば良いでしょう。

帰宅し、改めて土曜日に購入したGold Legacyを試せば、うん、やっぱ良いね、これ。と言う事で色んなペダルと合わせてみた。

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合わせたペダルで良い感じだったのは、最近お気に入りのAMP808とSoul Driven。Gold Legacyでブーストすると、スカッと抜けて来る感じがあり、Gold Legacyをブーストすると、音の密度が濃くなって、これはこれで魅力的。

最近、Soul DrivenのMidをフル、若しくはそれに近い感じでブーストするのが気に入っている(Gainは控え気味)。

中域が過剰とも言える位な設定で歪みエフェクターをブーストすると、ゴリッとした太いサウンドながらも音像はクリアーで、特にGold Legacyの様な、音の密度が過度じゃないペダルと合わせた時に気持ち良いサウンドが出る。音の密度が薄いTS系(手持ちでは上記写真のAMP808とか)と合わせると、何とも心地好いのである。

と、バンド練習に間が開くと彼是エフェクター試せて楽しいと言えば楽しいのであるが・・・・「で、何使おう?」と迷う事にもなる・・・・。

そんな休日に御座いました。

休日模様

リーダー

リーダーです。

気が付けば睦月も末日近く。これを12回繰り返せば2024年も終わる訳で、光陰矢の如しとはこの事也、と改めて思うこの頃。

そんな日々の速さに改めて驚いて迎えたこの土日は、なんだかんだとバタバタに御座いましてね。

そんなバタバタの中、家人と暫く前に近所にできたベトナム料理店に足を運んでみれば、思いの外美味しく、これはリピートしても良いかなぁと思うも、店内のバタバタ感がなんとも落ち着かず居心地は良いとは言えぬ。

最近は、美味しい料理を落ち着かぬ環境で頂戴するより、それなりの料理であっても落ち着いた環境で食するが是に思え、これは偏に加齢によるものかと思っているのだが、同年代であっても、わちゃわちゃとした環境を好む方も居る訳で、個人差なのであろう。

ワタクシと言う人間は、食に対しての拘りは無い方で、美味しい料理を食べればそりゃあ美味しいとは感じるが、時間やお金をかけて美味しい料理を食べたいとは思わず、外食は受動的と言うか、今回も家人に誘われ、である。

そんなワタクシを以てしても外食したいと思う店は幾つかあり、その様なお店は美味しくて、そして落ち着いて食事ができる。

この度訪ねたベトナム料理屋さんは、美味しいも落ち着かぬと言うお店で、なんとも残念である。

食後は、そろそろ買い替え時期かなと思っていた白物家電を購入した訳であるが、最近の家電はAIによる進歩が驚くばかりで、ほっほう、今はそんな機能まで付いているのか・・・・と感心したのであるが、その必要性は然程感じる事は出来なかった。

家人が怪我をしていた際は、家事の多くを担っていた訳であるが、それによるストレスは感じなかった。大変ではあったが、家事が出来ない程に仕事を含めた日常生活逼迫していた訳でも無し、寧ろ、良い経験であったと思った。

自動掃除機ロボット、などは、所謂スマート家電の代表的な物であろうが、然程広くもない夫婦二人暮らしの住まいは、掃除の時間などはそれほどでもない訳で、その必要性を感じる事は無い。

スマート家電のその機能に感心する事はあっても、その必要性を感じる生活ではないワタクシにとっては無用の長物の様である。

便利さ、と言うのは、その過程を人間の手によってしなくても出来る様になると言う側面と、それによる時間の節約、との側面があるのではなかろうかと思っているが、ワタクシの様な暇人は、家事負担の削減で余剰時間ができたとして、する事はそれほどはない。

いや、実際、家事の全てを担ってくれる程に家電が進歩したのであれば話は別だが、多少の時間の削減の必要を感じている生活ではないのである。

乳飲み子を抱える夫婦、などは、積極的にスマート家電を活用して然るべきに思う。1~2時間の時間も貴重、と言うのは容易に想像出来る故、強くそう思う。

そう言えば、母の為に自動掃除機ロボットを買おうかと思って勧めてみた事があったが、家事をしないとボケるから要らぬ、と即答されたっけな・・・・。

白物家電を購入後は、いつも通りの東京遊歩をした訳で、いつもの休日であった。

ふと見れば、軒先の鉢植えには梅の花が咲いており、今年は季節が早いなとしみじみ思った。いつもは2月から花粉症の症状が出始めるが、今年は先週から既にそれを感じている。

秋葉原のHARD OFF~千石電商~イケベ楽器リボレ秋葉原点~を巡り、少しばかり日用品の買い物などをして帰宅し、ドラムのTakayuki君が送ってくれた前回練習の音源などを聴けば、なんとも「う~ん」な所が散見された。

メンバー都合で次回練習まで間が開くので、気になった点などをメンバーにメール。

基本的に、楽しくバンドが出来ればそれで良いよね、と言う緩いスタンスでやっており、アレンジもあまり言い過ぎない様に心掛けている最近であったが、良い感じじゃないなと感じた時はもうちょい口出しをしようと最近は思っていて、と言うのは、楽しくバンドやるに楽しく演奏出来るのも必要な訳で、「う~ん」を放置し過ぎない方が良いのかも、との思いから。

まぁ、あまり言い過ぎるとメンバーによっては不快感を覚えるだろうし、匙加減が難しい訳で、面倒と言えば面倒であるし、喧々諤々しても良い感じに纏まらない、なんて場合は、只々疲れるだけ、なんて事にもなりかねないし。

他のバンドの方々は、その辺どうしてんだろうなぁ、と言うのには興味がある。その一方、とあるところで読んだのだが、かのJohn Lennonを以てして、Paul McCartneyにアレンジでは気を回して言葉を飲み込んでいたと言うし、なぁ。

コピー・バンドは、オリジナルと言う答えがあるので、楽しく演奏をする、との趣旨であれば、コピー・バンドこそが楽しくバンドをやるのに最適解なのかも知れぬ。

日曜日は曇り空も、散歩には支障ない空模様。

近所の大変に美味しいハンバーガー・ショップでハンバーガーを食し、この日は秋葉原~御茶ノ水界隈~上野恩賜公園をぶらぶら。

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神田川沿いの花は梅だろうか・・・・距離があり、梅の匂いは味わえなかった。

楽器屋さんは幾つか回るも何も買わず。Jim Dunlop最初期のMicro AmpとBad Monkeyは暫し迷うも、店員さんが接客中だったのでスルー。とあるチューナーが欲しいなぁと思うも買わず終い。今バンドで使っているチューナー、視覚性は凄く良いんだけど、なんせ消費電力が大き過ぎるのが難点でねぇ。

夜に用事があったので早めに帰宅。少し時間があったので、手持ちエフェクターを彼是と試してみたり。

前回練習の録音物を聴けば、ベースの大先生は否定的も己のギターの音が良いなぁと思い、その効果は、Les Paul Special DC Fadedの効果も大きかろうが、新規導入したAMP808の効果も相当にあるのではないかと思ったり。

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このペダルはしっかりレビューを書きたいと思っているが、密度の薄いTSセクションが、バッキングでもリフ弾いても心地好く、加えて、効きの良い2バンドのイコライザーがその汎用性を高め、独立したブースター・セクションは、図太い音を演出し、それがなんとも心地好い。このペダルは、Stratocasterを愛用するギタリストの方には凄く良いと思う。StratocasterとTSの相性の良さに加え、リア・ピックアップを選択した時に、抜けは良いも線の細さの補正にブースター・セクションが活躍しそうに思う。場面によっては、Izo先生には打って付けではなかろうか。

そんなAMP808をPP4-380で試したくなった。

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見た目、その軽量さによる取り回しの良さは大変に好みであるが、好みじゃないロングスケール(とは言え所謂「25インチスケール」なのでFenderのロングスケールよりは短い)であったり、トラスロットがネック側からしか調整出来なくて面倒だったり(購入直後はよくネックが反っていて面倒だった。最近は落ち着いている)抜けは良いも、手持ちギターの中で断トツの線の細さがあるこのギターは、クリーンで弾いた時に「他のギターの方が線が太くて好きだなぁ」と思ってしまうギターでもある。

線の細さの是正に、線を太くするブースターを常時ONにしてみたり、アンプの設定を線の太い感じにしてみたりをしていたが、そうすると歪みエフェクターをONにした際、低域がToo Muchかなぁと思えてしまっていた。

最近は、特にベースの大先生の曲でクリーンを使う機会が多くあり登場が少なくなっているのであるが、試したくなった理由、は、AMP808の密度の薄い歪みを2バンドイコライザーが、線を太くするブースターやアンプの設定を線の太い感じにしても、低域がToo Muchにならんかも、と思って。

結果はと言うと、うん、良い感じである。PP4-380と相性が良いと言うより、AMP808の汎用性があるから、でありましょう。試していないけど、Casinoでも大いに使えるでしょう。

次回練習ではCasino弾きたいなぁ、と思っているワタクシですが、PP4-380でも良いかもなぁ・・・・さて、如何致しましょうかねぇ・・・・・。

最近使用頻度が高いLes Paul Special DC Faded、お気に入りなんですけど、「どんなエフェクターと組み合わせてもそれなりに良い音が出る」ってのがね、ちょいつまらぬ。

愈々以て此奴は何を言っているんだと思われるかもですが、「取り合えず良い音が出る」ってギターより、癖が強いギターの方がね、楽しかったりする偏屈なワタクシ。

さて、次回練習はどんな組み合わせにしましょうか。次回練習は少し間が開くので、色々と試してみましょうそうしましょう。

年末年始模様

リーダー

リーダーです。はい、あけましてOD-1。

さて、諸々あった2023年は過ぎ、2024年に御座います。

いつも年末に総括的な事を書いておりますが、色々とあったので振り返ると限がないなぁって事で割愛。年末年始をつらつらと書いてみようかと存じます、はい。一個も面白くないと思います、はい。

12/29(金)

海外旅行、海外出張の予定も無いのに、業務上の都合でパスポート取得をした訳で、会社がお休みとなった29日に有楽町は東京交通会館へ再び訪れ、少しばかり散歩、なぞ。

1965年の竣工の同館は、僕の様な昭和40年代生まれには何ともグッと来る訳ですが、近場の下記もグッと来る訳で。

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良いですよねぇ・・・・こちらにあった、ミルクワンタンを供していた「鳥藤」さんは、仕事で知り合った方に連れられ数回お邪魔させて頂いたっけね・・・・雰囲気含め、美味しかったなぁ・・・・お勧め以外の料理が無いってのが良かったなぁ・・・・。

こう言う道を歩くのは心躍る。高架下って独特の秘密基地感があって、どうにも惹かれてしまう。

場所を秋葉原に移し、少しばかりぶらぶら。仕事納めの会社も多い模様で、納会準備の若手社員をちらほら。若手社員からすればいい迷惑かも知れんが、面倒事って、後から懐かしくも思えるものだと思う。思い出す事が沢山あるのは、決して悪い事じゃない。いや、寧ろそれがある事を五十路になって嬉しく思ったり。

秋葉原では、年内閉店の西川電子部品(通称「ネジの西川」)さんを訪問。

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中古ペダルで螺子が欠品している物を入手した時は大変お世話になった。ハンダ周りの器具でもお世話になった。閉店は残念も、千石電商さんが継承されるとか。とは言え、店内は物が少なくなっており、物寂しさを覚えた。

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ゴムのクッションと、BOSSのペダルのガイドブッシュを購入。前者は、エフェクターのゴム足に凄く良くて重宝しているので予備に。

ふらふらと散歩をし、楽器屋さんを巡るも何も買わず。GretschのDuo Jetが売却済になっていて羨ましく思った。軽量でミディアムスケールである事、が、最近のワタクシのギター選択の絶対基準で、Duo Jetはその重量から絶対買わないと思うけど、憧れのギターである。


(スペック的にはこれがベスト。Bigsby無し、が良い)

一度、ネック折れを補修した軽量なDuo Jetと出会った事があったが、ネック折れ補修が何とも雑で断念したっけね。

年末の楽器屋さんは、新春セールの準備もしつつで普段とは違う賑わい。その雰囲気が好きだ。いや、楽器屋さんだけじゃないな。年末のその雰囲気が好きなのだ。

この日は空がとても綺麗だった。お古い橋梁の土台、新しいビル、青空。うん、良い。散歩日和。

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御茶ノ水駅前に露店が出ており、以前買って美味しかった乾物屋さんで諸々購入。

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汁物に入れて良し、サラダにして良し、そして何より美味しくて、ついつい買い込んでしまう。お気に入りは黒きくらげ。中国産のきくらげは水で戻しても大して体積が増えないが、こちらのきくらげはとても大きくなって、肉厚で食感も良く、さっとポン酢をかけて頂くだけでも充分に美味しい。

帰路、ぶらぶらと北海道物産展に立ち寄る。

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海産物を少々、そして若鶏時代「なると」の半身揚げなんぞを購入した他、大高酵素さんの出店もあり諸々購入。

大高酵素は、帰省時に宿泊した「蔵群」さんに宿泊した際、そのアメニティが大高酵素で、以来家人が大層気に入り、定期購入している。

店員さんには丁寧にご対応頂き色々教えて頂き助かった。有難い。因みに、大高酵素の販売の女性は、
僕と同い年位かなと思うが、年齢を感じさせないとんでもない美人さんだったんだけど、大高酵素の所為・・・・の訳ないかw。

12/30(土)

小春日和のこの日は大掃除をすると決めていた。

朝食後、骨折は完治も未だ無理出来ぬ家人の指示を受けながら彼是掃除をする。

家事の中では掃除は好きな方で、熱中してしまう。

掃除機かけて拭き掃除してまた掃除かけて・・・・とやっていたら、家人に「いつまでやってんの!」と叱責を受ける。

そうだよな、うん、多分だけど、家事って「そこそこで終わらせる」、は、家事に必要なスキルに思う・・・・。

そんな訳で、一生懸命掃除をした後、ちょっとした買い物を済ませ、買い物先の近場の以前より気になっていた喫茶店で一服。

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どちらかと言うと、喫茶店と言うよりレストランな感じ。それも何とも美味しそうで、次回は食事をしようと思いました。喫茶店のランチって凄く好きなんだ。

帰宅し、ネットで購入したペダルが届いたので試す。年末だけど相変わらず。

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MaxonはOD-880。同封されていた購入時の保証書を見るに、30年前のペダル。箱に付いていた価格表では、販売時の価格は8,800円だったみたい。

オリジナル(?)のOD-880は70年代後半に発売され、これはそのリイシュー品。



70年代のOD-880はChar氏が使用していたと言う事で人気があり、中古でも可成り高価に取引されている。このリイシュー品はあんまり人気が無いのか、廉価に流通しており、お安く購入。

購入動機は、最近家で弾く機会が多いOD-820と比較したくて。

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OD-820を最近好んで弾いているのは、家で弾く機会が多い
Casinoのリアと合わせると、Revolverの頃のThe Beatlesのギターの音っぽくて良いなぁと思ってなのだが、ギターをLes Paul Special DC Fadedに変えたらRevolverのニュアンスはあまり感じず、ギターの音色を大きく変えないペダルなのかも、と思い、OD-880はどうなんだろ?と興味を持って。

OD-880の後継機種はOOD9らしいし、OD-820と比較する意味あるのかも不明も、なんか試したくなった次第。

緑色の歪みペダルで想像される特徴(中域の押し出しと原音がしっかり出る感じ)は両機共にあるが、手持ちTS808、TS9対比で言えば、レンジはこの両機の方があり(それ故TS系の中域の押し出し感は控え目)、歪み音のアタック音がまろやかに感じた。

両機の単純比較では、OD-820の方がすっきりしたサウンドで、OD-880の方が線が太いサウンドと言うか音の密度が濃い感じ。

TONEが付いているOD-820ですので、TONEを絞ったらOD-880に似た感じになるかな、と思いましたが、うん、やっぱ、音の密度が違って、同じニュアンスにはならない。

どっちも良いけど、汎用性ならOD-820、線の太い音が欲しいならOD-880・・・・なんだけど、強いてこの2つのペダルを選ぶ理由はあんまり思い付かない・・・・。

個人的には、ギターの個性を損なわないその色付けの無さが良いなと思ったんだけど(ON-OFFで極端に音色が変わるペダルは使い難いんです)、小さい工房も含め、群雄割拠のエフェクター業界において、この色付けの無さ、は、アドバンテージにはなり難いかも。

ただ、「トランスペアレント系のペダルは好きなんだけどダイナミック・レンジはちょっとToo Muchなんだよなぁ」、とか、「アタック音があんまり強く出て欲しくないんだけどなぁ」、ってギタリストの方には、僕とは違う理由で好まれるんじゃないでしょか。うん、ぶっちゃけ、上手いギタリストの方は「これ位が丁度好いんだよな」って思うかも。僕には無理だw。

僕はLes Paul JuniorタイプのEJR-50Dを使う時に試したいなぁと思った。出力の高いピックアップをリア一に発マウントしたギター(って選択肢殆ど無いけどw)って、中域が強く出る感じがあるけど、適度なコンプレッション感で前に出過ぎ感も無さそうだし。

ま、一度バンドで試そうそうしよう。

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シンプルな基盤なので、改造がし易そう。

以前、OD-880のハンドメイド品を買った事があって、それとも比較してみた。

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上記は、ポイント・トゥ・ポイントで作られていたり、その他高級なパーツで作られており、改めて比較すると「よく出来ているなぁ」と感心。ゲインはちょい低めだけど、音の解像度はオリジナルのリイシュー品より良い。

あ、因みにですが、OD-880はアウトプット側がステレオジャックとなっております。

夕食後、「ビートルズとロックの革命」を観る。

僕程度のファンでも見慣れた映像や内容が多く、マニア垂涎の新しい資料、なんて事は無かったかと思うが(元々そう言う趣旨の番組じゃないし)、爆笑したのは、アメリカのビートルズのコピーバンドがアルゼンチンに来て演奏するのを、本物のビートルズが来ると誤認した新聞が騒ぎ立て、その会場では熱狂しつつも「ん?」って顔をした観客とバンドの様が映し出された映像。

ま、それは兎も角・・・・。

スマートフォンがあれば、個人でも情報が簡単に手に入る時代に慣れてしまうとあり得ない事なのだが、情報がマスメディア、若しくは経験値を積んだ大人や情報収集に精通した人しか持ちえなかった時代、The Beatlesってのは「大きな情報の発信者」としての側面もあったんだろうな、と思いながら観ていた。

僕は、音楽が性格構築に影響を与えた存在である最後の世代じゃないかと思っているのだが、僕の前の世代の人には、生き方そのものを決定付けた存在だったんじゃないかな、と。

その時代にThe Beatlesを聴いていた人と、今、僕がThe Beatlesを聴くのは、その意味合いが大きく違う様な気がしている。若い世代にはどういう風に聞こえているんだろう・・・・いや、音楽そのものをどういう風に聴いているんだろうなあ?

12/31(日)

2023年最後の日にして週の最初の日は、
地元の旧友とちょいと所用で電話して始まる。

昨年、家の軒先で野良猫が子供産んで、弱い猫を放置してたんで保護したら、今年も同じ猫が弱い猫を放置したので保護したと。

「子猫は兎に角可愛いんだけど、ビ〇チなお姉ちゃんが家族に居る様な気分」と言っていて、なんか納得。

旧友は心優しい奴なので、母猫もそれ分かって放置していくのかしらね、と思った大晦日は、カーテン開けたら雨模様。

大晦日って、地元北海道は小樽は雪が多い印象で、東京は寒いけど穏やかな日、という印象なのだが、今年の大晦日は雨。

じゃ、ゆっくり過ごしましょうか・・・・と思ったらみるみる晴れ間が出て来て、では、と、家人と年末詣をし、上野恩賜公園を散歩。

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大晦日の上野恩賜公園は、海外からの観光客と思しき方々ばかり。迷惑行為をしてしれっとしている外国人観光客を見るに、インバウンドは大いに結構な事だと思うが、腹立たしいマナーまで持ち込まれるのは凄く嫌だと改めて思った。

・・・・まぁ、日本人でもおかしな人はいるから、な。

大晦日の街を行く人、は、色々な用事や目的があるんだろうけど、不思議と「家へ帰る人」の表情をしていて、その表情はどこか優しく思う。うん、なんか良い、うん。

家人が好むぼたん苑に行きたかったが、開催は元旦から、と言う事で、家人と別れ・・・・楽器屋さんへ。

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大晦日でもぶれないワタクシを褒めて頂きたい。

年末の楽器屋さんには、賞与で高価な機材を買う若きビジネスマンが居てとても好感が持てる。年明けは、お年玉で初めての機材やちょっと背伸びした機材を買う若者が多くてとても好感が持てる。

年末年始の楽器屋さんは、色々とね、楽しい。

ぶらぶらと街を行き、帰路、鐘の音が聞こえ見やれば、成程、こういう事でした。

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夜中に五月蠅いとのクレームで早い時間になったと、いつぞや話題になっていたが、近場のお寺でもそうなった模様。

風情が無いとも思うが、仕方ないとも思う。習慣はどこかでアップデートが必要となる。今の習慣も、昔は違った訳だしね。

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8km程の散歩。うん、気持ち良かった。もうちょっと歩きたかったなぁ。

早い時間に年越し蕎麦で夕食を済ませ、見るでもなくTVを流しながら、PP4-380の調整。大晦日だろうが、やっぱりぶれないワタクシ。

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どうもなんかこう、しっくり来ないなぁ?と感じていたこのギターのネックと言うか弦高。

シムを外してみたり増やしてみたり含め、改めてじっくり調整してみれば、やっと良い感じに。

このネック、トラスロット調整はネックエンド側からするので、弦を張っての調整が出来ないのですが、少しばかり逆反りの状態にして弦を張るが正解の様。

弦高は1弦1.25㎜、6弦1.5㎜。

ずーっと「もうちょっと良い感じになる筈」と思っていたが、やっと良い感じになった。2023年最後の憂いを除く事が出来た。機会を見付け、ネックの塗装を剥がしてオイルフィニッシュにしたくも思っているのだが、この年末年始にやってみても良かったかもなぁ・・・・。

余談であるが、年明けに改めてネック状態を確認すれば、良い感じに収まっていた。これでネックが安定してくれると良いんだけれど・・・・。

近所の神社へのお参りがあるので早めの入浴をし、
2023年をのんびりと終える。

色々あった年であったが、年を越すにあたり、大きな憂いはない。うん、有難い事だと思う。色んな人に感謝、である。

1/1(月)

ゆく年くる年を見終え、家人と近所の氏神様のところまで参拝。

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御神酒を頂き、御札を新しくし、新しい年を迎え就寝。

いつも通りの時間に起床。初日の出にはちょい間に合わず、也。

故郷小樽も穏やかな年明けだった模様。

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美しい、なぁ。

混み合う前に、と、家人と浅草寺界隈に参拝。

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早い時間なれど相当な混み合いで、この後三箇日の日中はこんな状態が続く。午前の早い時間か晩い時間かじゃないと、浅草寺界隈はゆっくり参拝は難しい最近。コロナ禍の静寂が懐かしくもなる。いや、コロナはもう本当にごめんだけど・・・・。

帰宅し、御雑煮を頂き、少しゆっくりし、午後から少しばかりの散歩。元旦の散歩は、喧騒と静寂が入り交じり、少し裏通りを行けばひっそりとしていて、その雰囲気は中々に宜しい。

帰宅してみれば、能登半島で大きな地震。

大きな地震があった時には、SNSでの発信は積極的に控える事にしている。大きな災害時に「沈黙」する事も大事な事に思っている。そもそもそんなに利用しないし、僕のSNSが邪魔になる事はないかと思う、が、一応。

ニュースを見ながら、Rickenbackerは1997を弾く。

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見た目は格好良いし、ネックシェイプも好みだし、強いアタック音と短いサスティーンと言う、これじゃなきゃ出せないって主張がある音が大好きなんだけど・・・・重量が3.3kgありましてね。

一般的には「軽量」な分類のギターかと思うが、これより軽いギターに慣れると重く感じる。300g軽ければメインギターにしたい1本。たかが、じゃなく、されど300g。軽いギターの方がね、歌い易いんですよねぇ・・・・。

家でしか弾かないかなぁ・・・・沢山弾いてくれる人いるだろうから売ろうかなぁ・・・・とちょっと脳裏を過るも、やっぱね、これは手元に持っておきたい。これを探している人が居て、沢山弾いてくれるかも知れぬが、うん、これだけは手元に持っておきたいんだよなぁ。

因みに、RickenbackerはBig Muff系のファズと相性が良い、と思っている。手持ちのBig Muff系のファズで楽しめば、1997とBig Muff系のファズだけってギタリストになりたいと思った。

大晦日の除夜の鐘で消す事が出来なかった煩悩を自覚した元日。2024年も、煩悩具足の凡夫となりそうですわ。

1/2(火)

はいっ、楽器屋さんの初売りですよ。煩悩の犬は追えども去らずですよ、えぇ。

と思うも生憎の雨。被災地近郊の友人と義妹の親戚の安否確認をし、無事と言う事で先ずは安堵。被災状況を確認しつつ、
箱根駅伝見たかったのでそれを楽しみ、母校の往路優勝に喜び雨の状況を見極め遅めの楽器屋さん巡り

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楽器屋さん巡り、と言いつつ、1/2はイシバシ楽器さんとESPさん位しか開いておらず。

買おうと思っていたペダルがあったが、家人の勧めもあってその値段相当分を今回の震災への募金とさせて頂く。

曇天の街を暫し散歩。

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改札は完成も、ビルは未だ建設途中のJR御茶ノ水駅を横目に歩けば、時々降る雨はとても冷たく、少しの雨も傘をさす。

傘をさしての散歩となると、広い道若しくは人が少なそうな道をと選び歩けば、どうしても裏道ばかりとなるが、お正月の裏道の静寂と、弱くも冷たい雨に、何故か旅情を掻き立てられる。

旅は好きではない、いや、寧ろ避けたい方であるが、時折「あぁ、なんかどっか行きたいなぁ」と思う事あり、それは決してTVやネットで素敵な風景を見たからではなく、独りでいる時に掻き立てられる。

美しい風景を見に旅に行くより、見知らぬ街をぶらぶら歩いてみたいなぁとの気持ちはある。不謹慎であるが、今回の災害の被災地である能登半島は、とても歩いてみたい町並みが多かった。しっとりと落ち着いた町並みは、とても美しいと思った。

帰宅して、被災場所が気になりニュースを見れば、羽田空港で事故。海上保安庁の亡くなった方が気の毒でならぬ。

気が滅入るニュースが多かったので、少し気を紛らわしたくなりギターでも弾くか、折角だからバンドの練習でも・・・・したら余計に気が滅入るかも知れんので、何となくで適当に映画を見流せば寝てしまい、Adoちゃんの正体がベースの大先生だった、と言う夢を見て汗かいて目を覚ます・・・・。なんて日だ。

1/3(水)

いつも通りの時間に起床し、珈琲を飲んで、駅伝を見やる。

駅伝を見ながら、Windowsを11にアップデートし、この日はCasinoを手にしてみる。

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手持ちギターで、ネック・シェイプが一番好み。最近、ネックが安定して来ている気がする。

購入後改造を諸々し、暫くネックが反ったりなんだりして来たが、最近はとても安定していて、うん、良い。

大きな生音は曲作りに助かるし、このギター独特の、雑味と言うか滲みがある音は何か好き。因みにCasinoの肝は弦高だと思う。上げ気味にするか下げ気味にするかで音が大きく変わる。生音でも大きく変わる。弾き易さとの兼ね合いもあるが、僕は下げ気味にし、シャリっとした質感を出すのが好み。

して、それに合わせるは、可成り昔に買ったIbanezeのWF10。持っている事を失念する位に使ってないペダルで、年末の機材整理の際に発見した。

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ワウにON-OFF出来るファズが付いたIbanezeの品。ファズ無しのWH10はJohn Fruscianteの使用で有名。WF10はスガシカオさんが愛用しているとどこぞで読んだ記憶がある。

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ファズの切り替えと歪み量の調整ノブ。

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販売当時の定価と今は懐かしい「イバニーズ」の表記

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説明書にある規格の説明

WH10は、金属素材で復刻されておりますが、こちらは軽量なプラスチック素材。ONにすると音量が上がるWH10ですが、こいつも上がります、が、WH10の復刻版程は上がらない気もする。久々に使って「あれ?この程度だっけ?」と思った。

古い物だけど、ガリもなくちゃんと動いた。このペダル、ストロークが気持ち良いんだよなぁ。

人気のWH10だったら高価だったんでしょうけど、これはね、それなりのお値段もそれ程じゃない。なんとなくで使ったけど、うん、これ、ワウとしても、ソロ何かでフィルター的に使うと良いかも知れない。今度バンドで使ってみようかな・・・・あ、音痩せが嫌で外してたんだっけ?だとすると難しいかなw。

朝食兼昼食後、駅伝を楽しみ、曇天の帝都を楽器屋さん巡り。

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この日から営業開始するお店も多く、初売り本番(?)な訳だが、初売り予算は寄付で使い切ったので、見て回るのみ、と言う迷惑でしかない客と化すワタクシ。

例年通り、初めてギターを弾くであろう子供を連れた親子連れ、お年玉で初か2本目のギターを買おうとしている若人、が多く、なんだか嬉しくなる。長く続けて欲しいと思う。そして、ギター弾くより機材弄りの方が好きな大人にはならない様に祈るのみ・・・・。

楽器屋さんではこれの中古があり、ちょっと欲しかった。



バット・ウィング・ヘッド、好きなんだよなぁ・・・・と思うもスルー。何も買わず、ぶらぶらと散歩。

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普段より静かな万世橋

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肉の万世さんの傍の有名(?)な闇を感じる自動販売機エリア。以前より商品や販売機の数が少なくなっていた。謎の文章が書かれた包装紙にくるまれた商品の中身は、お菓子の詰め合わせとどこぞで聞いた記憶がある。

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佐竹商店街傍の一度は行ってみたい喫茶店。昔ながらの喫茶店のホットケーキとカレーライスがなんとも美味しそうなんだよなぁ・・・・。

三箇日最終日は、明日からの始動に向けてか、街には少しばかりざわついた感がある。その雰囲気も良い。

駅伝を見てた為に出発が遅くなり、不充分な時間しか取れなかったが、結構堪能出来た。

帰宅し、この日はHot Cakeを試したりなんだり。

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所謂「オールド・サーキット」のHot Cake。電池駆動のみの使用。

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上部のスイッチでブースト帯域が切り替えられるのだが、NormalはHot Cakeらしい図太いサウンドで、Mid Liftは、その名の通りミッド~ハイミッドを持ち上げる感じ。

Driveを下げるとクリーン・ブースターでも使えるが、音量はそんなに上がらない。

これを持ち出した理由は、最近、KTRなど、抜けの良いペダルでゲイン・ブーストする事が多いのだが、曲によっては図太い音も欲しくなり、それがスイッチ一つで出来たらそれはそれで良いかも、と思って持ち出してみた。

結果は頗る良好で、抜けの良い音、図太い音、が、スイッチ一発で演出可能。これは一度バンドで使わねば、と思った。抜けの良い音の演出との目的で使った記憶あるが、スイッチの切り替えはしてなかったもんな、うん。

と、年末年始は相変わらずも、気になっていた機材を調整したり試したり、と、有意義に過ごす事が出来た。書いていない機材も彼是試したんだ、うん。

長い休みも明日迄(会社が4日迄お休みなので)だなぁ・・・・と、ふと思うに、年末年始って長い休みの割にはいつもあっと言う間に終わるのだけど、今年は長く感じたのは、まぁ、色々あったからかな・・・・。

1/4(木)

この日はゆっくり過ごす予定であったが、あまりの好天に漂泊の思い止まず、ぶらりぶらりと出掛ける。

楽器屋さん巡りは終わらせたからなぁ、何処に行こうかね、でも、明日から仕事だからあまり長い散歩はなぁ、って事で、足の向くまま気の向くまま、人混みを避けながらの散歩。

今日までお休みの会社やお店も多いのか、平日感が少なく、なんとも不思議な雰囲気が心地好し。

いつも通り10km程の散歩を楽しみ、この年末年始に彼是試したペダルから、次回練習の足元をば再考してみる。

うん、然程変わっていないと言うか、「あ、これ良いな」「お、これ良いじゃん」と思っても、これまで取捨選択してた物ってのは、やっぱり気に入っていたんだなぁ、と再確認した感じ、だけどw。

さ、明日は仕事だっ。

ボチボチ頑張りましょうか、2024年。

休日模様と1979年製のPhase100のレビューとか

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リーダーです。

気が付けば師走も半分過ぎ、年末のバタバタでこれからあっと言う間に年末を迎えるだろうな、と思う今日この頃。

時間と言うのは一定じゃない、と、やっぱり思う。まぁ、一定であって欲しいとも思わないが。

そんな師走の真っただ中、エフェクターを通販で購入。

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MXRのPhase100。Jim Dunlop移行前、ブロックロゴの1979年製の物のモディファイ品。お古い物なれど綺麗な個体。箱や説明書が無かったのは残念。あ、MXRのノブのゴム・キャップもないな・・・・残念。



当時のPhase100は、いや、当時のみならずその時期のMXRのペダルは、LED、DCジャック無しだったのですが、それが増設され、加えてTrue Bypassの改造が施されている

電池で使うのでDCジャックは不要だし、余程音質が好まぬ方に変わらなければ、True Bypassである事も求めないのであるが、LED無しのエフェクターはちと困るので有難い改造。

ヴィンテージ・エフェクターに特に拘りがないのであるが、MXRはJim Dunlop移行前の物が好き。つるっとした筐体が好きなのですよ。Phase100、欲しいなと思っていたが、LED無しは使い難いので手を出さずにいたが、LED増設の改造がされているので買ってみた。

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内部のスポンジは劣化の所為か除かれ、絶縁シートが入っていた。

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内部トリマーはSpeedの調整が出来るのかな?トリマーは壊れ易いと聞いた事があり、怖いから弄らないけどw。

フェイザーは、バンド練習ではあまり使わないも大好きなペダル。バンド練習で使うエフェクターの上限を5個にしており、フェイザーは除かれてしまうのだが、出来れば足元に置いておきたいペダル。

同時期のPhase45、Phase90も所有していますが、前者はONにすると音量が下がり、後者は音量が上がり、ちょい使い難い。

Phase100はON-OFFで音量に差が無く、先ずそれが好み。モジュレーション系エフェクターはON-OFFの音量差があるものがあり、時にはそれも魅力なのだが、フェイザーはフラットな品じゃないと食指が動かぬのは、僕の使い方によるもの。

常時ON、であれば、ギターやブースターで音量差を調整出来ますが、アクセント的に使用する事が多いフェイザーは、曲中に他のペダルとの組み合わせで使うので、音量差があると使い難い。

手持ちの現行品Phase100と比較してみれば、エッジ感が違うなぁ、と感じた。

簡単に書くと・・・・

1979年製:原音はON-OFFに差が無く、エフェクト音のエッジ感がまよらか
現行品:ドライ音にエッジ感があり、それがエフェクト音にも影響あり、尖った印象

何と言いますか、現行品はエッジ感があり、それがドライ音でも感じられるって印象。それ故か、ONにした際に前に出てくる感があるも、エフェクト音のエッジ感からかドライ音が抑制される印象で、分離感が無いも、音の壁作るには現行品の方が好ましい。

また、4つあるモードの切り替え(Intensity≒Depth、Resonanceの切り替えと思う)の並び順が、今回入手した物と現行品では違うのも興味深い。効果は同じ様な感じで、どっちだからどう、と言う差はないと思う。と言うか、このモードの差、分かり難いっちゃあ分かり難いが、円と線が大きい方が効果がでかい、程度で雰囲気で切り替えればよいかなと思った。かかり具合(Speed≒Rateと思う)を強くした時には、効果が少なめなモード(円が小さいモード)にしておくが是じゃないかとも思った。

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上記はBOSSのPH-2。前回の録音物のこの曲で使ったんだけど・・・・



今回Phase100を入手し、改めて比較してみるとPH-2の方が使い勝手が良いなぁと思った・・・・音はPhase100の方が好みなんだけど。

Phase100 は10段、PH-2は4段、12段の切り替えが出来るし、他、色々と違うんだけど、PH-2って、ピッキングの反応度が高くて、カッティングに連動したフェイズ・サウンドが得られて使い易いと言うか、なんか、こっちが欲しい感じのフェイズ・サウンドが得られて好きかも。フェイザーがお好きならお勧めしたい。ディスコン製品なれどそこまでお高くないし。

うん、Phase100 の話をしたいんだかPH-2の話をしたいんだかw。

と、フェイザーを愉しんだりしましたが、お陰様で相変わらず忙しく過ごして迎えた土曜日。

久々に体重測定すれば、大体の範囲内(54~55㎏)。

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完治したとは言え未だ無理出来ぬ家人の手伝いで掃除を済ませ、家人の快気祝いで外食する予定あり、その前に散歩を・・・・と思ったが、疲労感を感じたので、
少しばかりの所用をこなすのみとする。

さて、ゆっくりするとしてどう過ごししましょうかね・・・・と考え、何となくドラムのTakayuki君が送ってくれた、前回のバンド練習の録音物を聞く。

おっと、僕のギターの音が大きいな。メンバーに「音大きくない?」と聞いたら「いや、別に?」ってリアクションだったけど、うん、ちょっと大きいな。是正しよう。

最近、バンド運営を色々と考える事が多い。

隔週のバンド活動は、日常の多忙さがあったりすると「面倒くさいなぁ」と思う事もあるが、基本愉しみであり、出来得る限り楽しく過ごしたいと思っている。

基本的に、バンドで演奏する事は楽しい訳で、同じ曲を何度も演奏しても良かったりするのであるが、新しい曲を纏めて行き、それが良い感じになる過程も楽しいものである。

ライブが苦手なのは、基本的に「社会人の余暇」である我々の活動を見て貰っても面白いものじゃなかろうとの気持ちが先立ち、来て頂く方に申し訳なくなってしまうからである。

おっと、閑話休題。

で、バンド活動を楽しく過ごすには、慣れ親しんだ曲の演奏、それも出来れば演奏していて楽しい曲の演奏をし、時に曲を纏め上げる楽しさを味わい、なのであるが(個人的には機材を愉しむとの趣旨もあり、自宅で愉しむのも大好きで、その愉しみは年々強く感じてはいるが、それを愉しむ動機付けにはバンド活動の併用も必要だったりするのかな、とも思っている)、新しい曲を取り組んでみたものの今一だなって事もあったり、録音はそれなりに纏まったけど演奏していて楽しいって感じじゃないよな、って曲もある。

新しい曲への取り組み、は、自作曲が一番厄介。

メンバーの曲だと、「こんな感じは?」とギターで色々提案出来るのだが(不遜で申し訳ない)、自作曲だと、歌いながらなので、「こんな感じは?」が言えず、メンバーのアレンジ能力に任せるしかない。
上手く行けば良いんだけれど、上手く行かない時はとても難しい。

であれば、メンバーに作曲を任せるのが、バンド活動を楽しく過ごすに是かなぁと思ったのだが、多作な方じゃないのでそれはそれで煮詰まるかも、と思い、であれば、ある程度やって上手く行かなかった自分の曲は捨てちゃって、別の曲を用意する、もありじゃないかと。

そんな事を考え、今やっている自作曲の2曲は捨てよう、と思った。1曲は色々試したが駄目な感じだし、もう1曲は未だそれほど取り組んでいないが、良くなる気配が無い。

であれば曲を作ろうか、と、ギターを手にする。作曲時に手にするのはEpiphoneはCasino

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現行品の中でも、塗装の工程が少ない所為かお安いCasino。僕は大好き。ネックのシェイプがなんせ好きである。

取り敢えず曲を沢山。質より量って事で2曲作る。てか、質が良かった事などそもそもあったっけなぁ・・・・?

家人の快気祝いで外食。向かうはお気に入りのビストロ

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ひよこ豆のパネッレ。イタリア料理でフレンチじゃないのが興味深い。

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冷たい前菜。鯖のマリネの炙り。聖護院大根と合わせて頂く。家人が鯖を好まぬも、美味しいと食べていた。

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暖かい前菜。鱈の白子のムニエル。この時期の人気メニューでこれ目当ての常連さんも居るとか。確かに美味しい。

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鱸のポワレ。赤人参とビネガーで頂いた。赤人参と鱸がとてもよく合った。

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鹿肉。鹿肉は焼き具合で臭みが出るらしいが、臭みが一切なくとても美味しかった。ジビエが苦手なワタクシでも美味しいと思った。家人曰く、某店で頂いた鹿肉はちょっと臭みがあったとか。

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ガレット・デ・ロワ。人形は当たらなかった。バニラアイスと相性が良い。

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珈琲の当てに頂いた甘味。一番手前のお菓子は、確か先のワンマンでBlack Mariaさんから頂いた美味しいお菓子と同じだと思う。何て名前だったか・・・・。

快気したとは言え、家に居る時間が長かったので、妻は未だ外食と言うか外に長時間出るのを怖がっていたが、リハビリがてら連れ出せば、とても楽しそうにしていた。

お腹いっぱい頂き、母が好むチーズケーキを送る手配をし店を後にすれば、12月の夜と思えぬ陽気に驚く。夏日となった場所もあったとか・・・・。

日曜日。

小春日和と言うに相応しい快晴、絶好の散歩日和・・・・と思えど、身体が動かない。

熱を測るも出ておらずで、ああ、疲労か、と気付く。

秋口から続いた忙しさによる疲労が此処に来て出たのだろう。

良い天気なので散歩したかったのに残念であるが、栄養価の高い物を食べ、横になって過ごせば夜には殆ど回復。

折角だから、と、適当に音楽を流し、ウトウトしながら過ごせば、風邪で寝込んだ幼少期を思い出す。

ウトウトしながら過ごす休日は、それはそれで良いものだな、うん。

さて、今年も残り2週間程度。英気を養えたし、ラストスパート頑張りますか、ね。あ、今週会食3回あるんだった・・・・大丈夫か、俺?

休日模様

リーダー

リーダーです。

さて、霜月もいつの間にか終わり気が付けば師走。師走と言えばクリスマスとかある訳ですよ。アラフォー独身のビクシーさんが市民権無くなるクリスマスがある月なんですよ、えぇ。

雪待月の異名もある霜月を待たずして、故郷は雪が降り、気候の違いを改めて実感。

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2023年ももう直ぐ終わるんですねぇ。

仕事もそうだが、バンド活動も何かとバタバタ。今年は3回もライブやって、新作も作って、で御座いました。特に11月は仕事の忙しさや家人の怪我もある中、ライブを2回強硬。3月ライブはベースの大先生が欠席。リベンジのワンマンライブを5月に、と話していたが、Takayuki君の反対で延期し、仕切り直しで11月にやってみれば、お呼ばれライブと月が重なると言う・・・・。

ま、いずれにせよ、柄にもなくバンドが活動的だったなぁ・・・・って、総括には早いな、うん。

そんなバタバタの中迎えた休日。話は金曜日の夜に遡る。

会食を予定していたが体調不良者が出て延期となり、思いがけず時間が出来たのを良い事に、何をしたかと言うと、愛器の1本であるPP4-380のメインテナンスをしたのである。



販売当時価格3万8千円の廉価なこのギター、聞く所によると、売れ行きの悪さから半額で投げ売りなんぞもされていたらしいこのギター、先のライブで諸事情で使う事になり、略ぶっつけ本番で使ったのですが、リハ時間の短さから設定もやっつけだったにも拘らず、自分が想像していたより良い音だったのは嬉しい誤算であった。

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(写真提供:御徒町Jam Session・村田店長。うーん、Takayuki君も映った写真が、無い)

音源が無いので自分の耳での判断ですので、都合良い主観かなぁと思うも、一部優しいお客様のお声でも「良い音だった」と言って頂き(恐らくCE-2とDM-2の効果かと思う)、軽くて取り回しも良いし、もうちょい使おうかなと思っていたが、ライブ前から気付いていたが、ネックがね、ちょっと反っていたので調整。

反りの調整は、ネックエンドからせねばならん構造で、つまりはネックを外さなくちゃ行けない訳で、面倒なのが玉に瑕。

弦のゲージは0.09~0.42、そもそもトップ・ローディングでテンション感は弱い・・・・それでも反るとなるとネックが弱いんだろうな、と諦めつつ、弦高を下げテンションを弱くし、それに合わせピックアップの高さも調整。

先日、Naked Guitar Works総合調整して貰い良い感じになり、その時の設定はもう少しテンション感あった。そっちの方が良い音だなぁと思うも、ネックの反りによる使い難さより、許容範囲なら音を妥協するのも止む無し、かと。

因みに・・・・



尊敬するZinギター公房さんの上記動画には心から賛成する、が、これは開放弦のお話であって、押弦した時のテンション感は、弦高やギター(のスケール)によってやっぱ違う、と思う。ピッキングした時のテンション感も、やっぱ違う、と思う。

結果、弦高は1弦1.25㎜、6弦1.5㎜。デフォルト(は色々あるが)より低めであろうと思う。弦高確認は下記を利用。使い易いので愛用している。

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勿論これだけで終わる訳もなく、組み合わせるエフェクターも試行錯誤。うん、なんて良い週末。

結果・・・・

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KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

TS-9(Ibaneze~Bruno Mod)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

MC402(MXR)~ブースター

この組み合わせが気持ち良かった&バンド練習に合いそうだった。

前回ライブからの変更点はオーバードライブと最終段のブースター。オーバードライブはOD-1、ブースターはmicro ampだった。

OD-1からTS-9への変更、は、ライブで使ってみて、OD-1よりもう少しローミッド寄りのTS-9の方が音圧感あって良いな、と思った為だが、そう思ったのは御徒町Jam SessionのMarshallを使ってなのだが、スタジオのMarshallの方が低域出るので、OD-1の方が良いのかもなぁ、とも思ったり、逡巡中。あ、Analog.manのSD-1も良いかもな・・・・どうしようかな。ま、試して決めよう。

ブースターはMC402。これはクリーン・ブースター・セクションはクリーン・ブースターとして、オーバードライブ・セクションは図太いブースターとして、と考えると使い良いペダル。

抜けの良い音、は、クリーン・ブースター・セクションとKTRで演出出来るが、ファズ風な図太い音も欲しい時があり、その時はこのオーバードライブ・セクションで実現出来る。太い音の演出には、本当はGinger Turbo使いたいんだけど、エフェクターの上限5個を己に課しているのでMC402に。Ginger Turboとブースターの2in1ペダルが心から欲しいところ。MC402って、重いしね。

ま、バンド練習で使って判断。様子見としましょう。てか、一度他のギター弾きの方々と、通常使っている機材を持ち寄ってどんなスタンスでその機材を使っているのかとか、アンプの設定どうしているとか、そんなんをしてみたい。自分で自分の答えを出してはいるが、他のギタリストの方の答えをご教授頂きたいと心から思うのである。

そんな事をTom Waitsのデビュー・アルバムを聞きながらやっていた訳ですが、うん、やっぱTom Waitsはこのアルバムが一番好きだな。Grapefruit MoonとSaturday Nightが入っていないのが残念だけど、休日前夜のBGMにこんなぴったりなアルバムは、そうはないと思う。



土曜日。

所用の家人に朝から同行@新橋。

新橋は、一時期お世話になった会社があり馴染みある場所だが、土曜日の新橋は別の顔。

所用を済ませ、家人と軽く散歩をし、ミニチュア盆栽を買ってみる。

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白紫檀。珍しく僕と家人の趣味が一致したw。うん、可愛い。

Sugardropのライブを見に行きたかったが間に合わず。昼食後、ぶらぶらと秋晴れの帝都の空の下を散歩すれば、秋深し。

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先月は夏日もあって、冬が来る気がしなかったのであるが、しっかり冬は近付いている。

楽器屋さんでは、最近品薄だったElixerの弦が出回っていたので予備を購入。なんか、突然無くなるんだよなぁ。

楽器屋さんも軽く巡るが弦以外は買わず。最近、MaxonのOD9を買おうかなぁとぼんやり考えて、備品中古があったんだけどスルーしちゃったのは、まぁ、深い理由はない。多分気に入るんだろうけど、なんとなくスルーしたのは、本日は鞄持たずに散歩に繰り出したので、手にあの重いMaxonのペダル持つのが面倒だったとの理由だったり・・・・。

散歩中、最近お気に入りのお店がある商店街で買い物。不思議なお店で、基本的には八百屋さんなのだが、お刺身も売っていたり、加工肉も売っていたり。

こちらの糠漬けが好きで購入した序でに、家人が刺身を食べたいと言っていたので買ってみれば、食した家人は大変美味しいとの事。ちょっと量が多かったが、美味しいと家人がペロリと食べた。うん、今度からはお刺身も贔屓にさせて頂こう。

帰宅し、夕食後、そう言えば・・・・とバンド練習。

ライブが終わったので、ライブ前に練習していた曲を思い出しながら練習。

久々に練習の録音物を聞いてみれば・・・・なんか、アレンジがなんだかなぁ、って曲が散見。理由は、うーん、よく分からぬ。焦点が合っていないのを何とかしようと、彼是詰め込み過ぎたり押さえる所を押さえていなかったりするのは分かる。

アレンジをちょいと考えたりして過ごしたが、アレンジとか考えているより、ギターとエフェクターを彼是試している方が全然楽しい・・・・。

いや、自分の曲以外のアレンジを考えるのは嫌いじゃない。問題は自分の曲。

メンバーの曲なら、全体のアレンジを考える時、「こんな感じでさ」とギターを弾いたりして、方向性を示せるんだが(偉そうですいません)、自分の曲となるとそうも行かぬ。

と言うのは、自分の曲は歌いながら弾くので「こんな感じでさ」をギターで実現するのが難しくて、それでメンバー任せにする事が多いんだが、メンバーは自分のパートは考えるも、全体のアレンジ提案はあんまりする方じゃないので、結果「こんな感じ」の共有がバンド内で出来なくて、なんとも収集付かなくなる事がある。今取り組んでいる曲の2曲は「駄目だなこれ」って感じ。

と言う訳で、自分の曲で「なんか違うんだよなぁ」が起きるとドツボなのだが、「ここさ、こんな感じでさ」と他のパートにあんまり口出すと、メンバーも気分良くない感じになってるの分かるので気を付けて言わないと・・・・、って、うん、面倒くせえ・・・・。

一方で、ビクシーの曲は、ビクシーが「こんな感じで」を提案してくれているのだが、偉そうに言っている僕がそれに付いて行けてない感が・・・・やっばいな、うん。

そんなんしてたら諸々面倒となったワタクシは、潔くバンド練習を放り投げ、The Rolling Stonesを流しながら、適当にギターを合わせて楽しんだり。

The Rolling Stonesは、少しコピーして、適当に合わせて弾いていると滅茶苦茶楽しい。なんだろな、そんなバンド、あんまりないよな、あんまりと言うか、他が思いつかぬ。

と言う訳で、昨日メインテンスしたPP4-380をアンプで鳴らし、彼是エフェクターをとっかえひっかえして過ごす。「ギターはバンドで弾いてなんぼ」と思っているワタクシだが、最近は在宅型ギタリストの楽しさが分かって来た様な気がしている。

そんな話を家人にすれば、「だったら曲書かなきゃ良いじゃん」と・・・・。

・・・・。

・・・・。

・・・・。

おお、何と言う大岡裁き。そうだよな、曲書かなきゃ面倒な事の多くはなくなる訳だよな、うん。自作曲をやりたくなったら自宅録音でも出来る訳で、コロナ禍のバンド休止期にはやってみたし。

メンバーは多作家じゃないから、そうそうアレンジで彼是気を揉む事もそう多くなかろうし・・・・よ、良いかも知れぬ。

と言う訳で、リーダー53歳、在宅型ギタリストへちょいと舵を切るのもありじゃね?在宅型ギタリストと言えばアンプじゃね?と、デジマートで小型アンプを物色(やってる事変わらず)。

で、アンプを物色していて「うーむ?」と思ったのは、多機能過ぎて・・・・躊躇してしまう。

例えば、様々なエフェクトが、とか、マーシャルのモデリングでマーシャルの音を自宅で!、とか、僕はその辺に需要を感じないのですわ。もう単純に「自宅で小音量でも気持ち良い音が出せるアンプ」ってのが欲しいのだが、そう言うスタンスの丁度良いアンプって、あんま無いのね・・・・。うん、こんなところでもマイノリティな自分を自覚。

素人なのでよく分からぬが、例えば電子ドラムに求める需要って、電子ドラムで本物(?)のドラムの音が出せるって需要と、叩いた時の質感が本物のドラムに近いって需要、どっちもあると思うのですが、その両方を満たす、若しくはどっちかに特化してるもんだと思っている(多分だけど、後者はどうしたって実現は中々に難しいもんだとも思っている。興味本位で叩いた事しかないので全然違うのかもだけど)。

で、ギター・アンプであれば、「家で気持ち良い音が出せます」「家でもちょっとしたライブハウスでも使えます」「マーシャル等の音が家で体験出来ます」って需要があるかと思っているのだが、ワタクシが所望する
「家で(要するに小音で)気持ち良い音が出せます」ってのに、ピンとくるものが無い。

家では、ボリュームを凄く絞ってBlues Jr.を弾いているのだが、特段拘りあって使っている訳ではなくて、手頃な大きさだからこれでいっか、とか、そんなんで選択した。

不満がある訳ではないが、それなりに大きいしボリュームは殆ど上げられないので、ダイナミクスはあんまり感じられない。

と言う訳で、「小音だけど気持ち良い音が出せますよ」ってアンプ探しをちょいとしてみようと思っている。うん、此処迄つらつら書いておいてなんだが、要するに「ちょいと自宅アンプを探してみよう」って思った事に、後付けで理由を付けているだけだ。そして、求めるは小音量でどれだけダイナミズムが感じられるか、だ。エフェクターを彼是楽しみたい、エフェクターはダイナミズムを抑える感じのものが多い、だからアンプはダイナミズムがあるものが良い、うん、それだけだ。

日曜日。

小春日和となった好天の師走。

ワタクシはと言うと、散歩序でに試したい事あり楽器屋へ。

そう、試したいのは下記である。



そう、JC-22。Rolandの名器、Jazz Chorus、ジャズコと略されるアンプ。その最も小型の物がJC-22。

今はディスコンだと思うが、小さいジャズコは以前所有していて、それには無かったSend~Returnやヘッドフォン・アウト、ライン・アウトが搭載されたこのアンプ、これがワタクシの希望を満たしてくれるのでは?と思ったのである。

小さいながらもスピーカーは2発あり、僕が希望するダイナミクスが期待出来る他、Send~ReturnにJan Rayの様なトランスペアレント系のペダルをかましたり、Iridiumの様なアンプ・シミュレーターをかますと良い感じになる事は、スタジオでJC-120で実証済み。ジャズコ使いのギタリストの皆々様には「ジャズコはSend~Return活用でなんぼのアンプである」と強く申し上げたい。

で、それをJC-22でも実現出来るか?を試したく、Jan Ray(とシールド)を持って楽器屋さんに行ってみれば、置いている店があまりなく、あっても混んでいて・・・・と言う。

「ま、急ぐ事ないか」と散歩再開。なんせ、とんでもなく心地好い日なのである。

散歩をし、少し買い物をし、家人のリハビリにも打って付けな日であろうと家人を誘って散歩。太陽に背を向けて、日の光を浴びながら歩けば汗ばむほどに。

この様な日があって、とても有難い。

今週も忙しいけど、ま、ボチボチと頑張りましょうかね。

そんな休日。

休日模様

リーダー

リーダーです。

さて、ライブ告知から。

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はい、何度も何度も申し訳御座いませんが宣伝です。

来る11/25(土)@御徒町Jam Sessionさんにてライブやります。ワンマンです。先日、お呼ばれライブやったばかりですが、またやりますですはい。

入場無料に御座いますので、宜しければ冷やかしに来て下さいませ。

フライヤーはドラムのTakayuki君によるもの。流石デザインを生業とする者です。

ワンマンライブの都度、Takayuki君がフライヤーを作ってくれるのですが、今回、諸般の事情でタイトル変更となりまして、変更前のタイトルでは「知見が無いので作れない」と言っており、「そんなものか」と思ってましたが、更に訳分からぬタイトルで作れるのは・・・・一体全体何故かしら?

まぁ、デザインってのはセンシティブな生業なんだろうなぁ・・・・。

タイトルと言えば、映画を捩って「フジコ -1.0」にしようかなと思ったが、同様の事をした前々回のライブでは、ベースの大先生がコロナ罹患で欠席となったので、ゲン担ぎで止めた次第。

ま、それは兎も角として・・・・。

はい、休日です。

今週はとてもとてもとてもとても忙しくて、そんな中家事もあったりしまして、流石に疲労困憊。そんな中、夜会服必須のとあるパーティにも参加せねばならず、「あれ・・・・この会場・・・・テレビで見た事ある・・・・」なんて場所でのパーティで、「あれ・・・・あの人・・・・テレビで見た事ある・・・・」なんて出席者が居るパーティで、「何故此処に僕が居るんだっけ?」と思いながら過ごしておりました。

居た堪れない気持ち、と言うのは、齢53ともなれば、それなりに経験して来た訳ですが、今回は流石にレベルが違う感じ。

場を弁えぬ人、とか、自身の事情で他人に迷惑かける事を厭わぬ人、とか、そういう人に接すると居た堪れない気持ちになりまして、居た堪れない気持ちってのは、人に対して感じるものかと思っていましたが、場所や雰囲気に圧倒されて居た堪れなくなるって、中々経験しない。

華やかな場を好む人も居るかも知れぬが、僕は全くそうではなくて、諸々事情があったとは言え、強く求められてこの場に居る自分が、何と言うか、自分じゃない気持ちがして、ソワソワしていた。

憂鬱な場所でも楽しい振りをせねばならぬのもまた、社会人だから仕方ない。それも含めてお仕事だと思う、昭和なおじさんのワタクシ。

そんな忙しい平日を過ごし迎えた休日。

最近は、家人の骨折と言う事で、休日の予定を(バンド練習以外は)キャンセル。

ふと実家、小樽は天狗山のライブカメラを見れば美しき雲海と、その後に初雪。

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美しい・・・・本当に美しい・・・・雲海、雪と青空、海に降る雪・・・・美しいじゃあないか。

美しい風景に癒され、この土曜日に一気に家事を済ませ、東京楽器博もちょっと考えたが、散歩をば。

ついこの間夏日があったのが噓の様な陽気を歩く。暑い日が続いたので、この寒さが本物なのかな?また暑くなるのかな?と、冬が来ると言うのに頓珍漢な事を思ったり。

一度ランチをしてみたい、と言うお店に向かうもギリギリで時間切れ。

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鯵が、食べたかったです。くさやは一度トライしたいんだよな、うん。春飛魚(はまとびうお)も興味あるが、先ずは鯵だな。

と言う訳で楽器屋巡り。気になっているDanelectroの下記を試してみる・・・・事もなく取り止める。




バダスタイプのブリッジをマウントしたこのギター、良いな良いなと思っていて音も(動画を見る限り)良い感じ、なんだけど、ブリッジがね・・・・掘られていて、それに乗っかっているんだけど、そのデザインが今一に思えて・・・・。

でもまぁそうだよねぇ、Gibsonで言う、エレベーテッド・フィンガーボードじゃないもんね、バダスタイプのブリッジを装着するなら、掘らないと面が合わないよねぇ・・・・。

と、言う訳でDanelectro熱は冷め、そうは言っても楽器屋巡りって事で彼方此方巡れば、GrecoのLes Paul Juniorタイプのギター発見。多分、下記と同じもの。



僕の認識が正しければ、ミント・コレクション・シリーズのジュニア・タイプ。

今のお気に入りはLes Paul Special DC Faded。



Naked Guitar Worksに総合メインテナンスして貰い、ネックのエッジ処理もして貰って以来、なんせ弾き易く音も好み。軽量で使い易いし、音作りも楽。

Izo先生にここまで書いて頂いていたり、ライブ当日も、ご一緒させて頂いた出演者のとある方からおほめ頂いたりと、まぁ、客観的に聴いて頂いても、それなりな音を出せているのだろうと・・・・ニヤニヤが止まらない。

これ1本あればまぁ満足な訳だけど、これからフレット交換などで長く使えない時期となる訳で、その間のバックアップに、このGrecoはどうだろう?と暫し逡巡もスルーしたのは、Les Paul Special DC Fadedと違い1ピックアップでそもそも音が大きく違う事からバックアップには使えないであろう事、ドッグイヤー・タイプのP-90はピックアップの高さ調整の幅が広くない事、ラップアラウンド・ブリッジが経年劣化で潰れて来ており交換が必要であろう事、を踏まえた為であります。

とは言え、この時期のGrecoのギターは興味あるし、Juniorのデザインは好きだし、バックアップではなく入手しても良いかもなぁ・・・・って、いかんいかん。

Epiphoneブランドのディストーション見付けて「こんなんあったの?」と驚いてみたり、「ううむ、相変わらずElixerが品薄よのう」と呟いてみたり、「デュアルオペアンプのOD-1で6万円?」と腰抜かしそうになったり、ふと見たTelecasterのシンラインに興味を持ってみたり、そんなんして楽器屋巡りは終了。

11月11日はベースの日、との事か、ベース弾いている人多かった気がしたのは気の所為か。因みに我がバンドのベース担当は、4弦あっても2本しか使わねえよ?と公言して憚らぬ剛の者。彼のベースの日は元旦なのであろう。

今日は清水坂を歩こう、とぶらぶら行けば、湯島天満宮では菊祭り。

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菊、と言えば犬神家の一族の菊人形を思い出すのはワタクシが昭和生まれだからでしょうかね。

帰宅して、あ、そう言えば前回のライブから1度もギター触っても居ないや、って事で触れてみれば、Les Tremの角度に違和感あり調整なんぞを。

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ブリッジ中央をレンチで調整し良い感じにしてみる。ライブ中からちょっと違和感あったんだよな。

Les Tremは、ダウンの時のチューニングは殆どズレないけど、アップすると必ずシャープする。Les Tremはチューニングがズレないと過去書いたが、うん、ごめんなさい、アップをする人には不向きなトレモロ・システムかも知れぬ。

日曜日。

12月の気候となった肌寒い日は、普段の疲れか珍しく寝坊し8時間睡眠。

未だ眠れそうだったが、生活リズムが崩れそうで起き上がり、肌寒さにちょっと驚く。

冬が来たんだ、なぁ・・・・。

体重を測れば変わらず。

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Izo先生に「痩せ過ぎ?」と指摘されたので、ではではとチョコモナカジャンボの朝食。インシュリン上げまくる。

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チョコモナカジャンボは、最近モナカのパリパリ感が増し美味しいったらない。パリパリのモナカは好きな食感である。

雨だったが洗濯物がたまっていたので洗濯をし、浴室乾燥で強引に乾かせば、Naked Guitar Worksから「PP4-380のバリ取り終わりましたぜ」との連絡入り、ぶらりぶらりと観音裏。

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小雨交じりの曇り空も、賑やかな境内。コロナ禍の閑散とした雰囲気はすっかり過去になった。

Naked Guitar Worksで、Grecoのギターどうかな?と相談。あの時代の木は今じゃ手に入らないだろうし入っても相当なお値段になるんじゃ?と言われ少し心が揺らぐ。

少しだけ散歩をすれば、息が時々白くなり、冬到来を実感。未だ寒気は弱まる事もあろうけど、冬支度を考える。

帰宅し、PP4-380を改めて試す。

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総合メインテナンスも依頼したのだが、うん、抜群に弾き易くなっている。因みに、ゲージを10~46から09~42に戻した。10~46の方が好みなんだけど、このスケールには09~42の方が良いかも、と思い直したが、違和感なく弾けたのは、総合調整が良い感じだったからかも。

ワンマンライブではどのギター使うか、未だ決め切れていないんだけど、このギターもありかもな、うん。

さ、今週も忙しくなりそうだ。

体調には気を付けないとだなぁ・・・・。

休日模様(ライブ直前編)

リーダー

リーダーです。

さて、明日はライブです。

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新宿red cloth(東京都新宿区新宿6-28-12 DS新宿ビルB1)

16時開場16:15開演、私達フジコオーバードライブは19時頃(確か19時15分)からの
出番となります。

お越し頂く方はコメントやワタクシ宛にDM頂ければ幸いです。今日はビクシーさんがフロントを務める、fujico overdrive MK1.5です。ビクシーさんがどんなMCをするのか、も、是非お楽しみ下さい。

ビクシーさんの飲み友達(?)が出演するバンドもあるそうで、鑑賞が楽しみでもあります。長丁場なので全ては見れないでしょうけど・・・・。

宜しくお願い致します。

で、

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11/25(土)はワンマンライブです。

御徒町Jam Session東京都文京区湯島3-40-11 オレンジビルB1)アクセスは此方ご参照下さい。

19時半時開場20時開演、です。此方は入場無料ですがワンドリンク宜しくお願い致します。


と、言う訳で11月に御座いますね。今年も残すところ2ヶ月ですよ奥様。

家人の骨折は、その行動から良くなって来ている事が実感出来て、旦那としては一安心も、ま、焦らずゆっくり治してくれって思いから、家事は継続中も、家人のサポートが増えて来て、とても、楽。

家人の骨折前から、家事はやっていない方じゃない、と思っていたが、家事の奥深さを実感して、家人が完治した後も、もう少しやらねば、と言う気持ちになっている。

家人に迷惑がられなければ、だが・・・・w。

今回は家人の体調不良(と言うか骨折)だが、ワタクシの体調不良の時は勿論家人がサポートしてくれる訳で、サポートしてくれる人が居ると言うのは有難いものだと、ま、体調不良時以外も感じる事は少なくない。

仕事なんかでも、相談出来る相手とか、何かあったら頼れる相手がいると言うのは有難いもので、その存在には感謝しかない。生かされているんだなぁ、と実感する。

それ故、「なんだこいつ」と距離を置かれない様にしないとな、と、思い出した様に自戒する最近。普段は中々意識出来ないのであるが、社会生活を営んでいると、自身の事のみならず、他人様の言動や行動で、自戒せねばと思う場面に遭遇する機会がそれなりにある。

自分が「なんだこいつ」と思われぬ社会性を有したいと思う一方、そんな面倒な存在でいる人は、その人の処世術なのかな、と最近思う。

面倒な存在でいると、他人から距離を置かれるも、結果、指摘や否定をされずに済むので、それが心地好いのかな、と。

自己防衛から攻撃的だったり不遜な態度をしてるんだろうと思うが、結果、孤高な人になり得ればそれも格好良いのだろうが、僕が出会って来た面倒な人にはそんな人はいなかったなぁ。自分が心地好い範囲で社会と繋がっていたいとか、都合の良い発想の人ばかりだった。

そんな事をつらつら考えたのは、Buck-Tickのボーカル、櫻井さんが亡くなった事をニュースで知った事が切欠だったりする。

Buck-Tickは、ベースの大先生が初期の頃が好きだったと言っていた記憶がある。僕はと言えば、大学時代にBuck-Tickが好きだった友達にカセットテープに録音して貰った程度。ファンとは言えないので偉そうな事は言えないが、ご冥福をお祈り申し上げたく思う。

僕にとってのBuck-Tickって、音楽云々じゃないところで強烈な印象がある。それがこのCM。



うん、この曲格好良いよな、うん。

このCMを見た時に、何と言うか、自分の生き方を自覚したのである。大袈裟じゃなく、自分の立ち位置と言うものが分かったのである。

大学時代(だったっけな)にこのCMを見た僕は、時々出て来る「なんだこの人達?」って表情をするおじさんになるんだなぁ、と、認識した次第。

自分の居場所が分からないイライラとか、帰属する先が無い不安とか、そんなんは生きていれば誰でも感じるものかと思うが、このCMを見て、「あぁ、この髪の毛尖ってる人達は、自分で自分の居場所を作った人達なんだな」と思った。事実かどうかは分からないが、そう思ったのである。

ファンとは言えないので偉そうな事言えないし、ファンからしたら不快かも知れないが、自分の居場所とか帰属場所が分からない人達にとって、「こう言う生き方して良いんだ」って思わせるインパクトがこのCMにはあったと思う。色んな不満を抱えた人には、他者に鋭い眼光を飛ばしたり、無関心な振る舞いをするメンバーの様が、とても痛快だったろうと思う。

僕はと言うと、Buck-Tickを畏怖と羨望を持って見る側の存在なんだなぁ、と自覚したCM。

このCMのBuck-Tickの様になれぬなら、世間に馴染める社会性を身に付けねばならないな、と思った事に加え、そんな自分やその周囲の人達に、自虐的だったり皮肉めいた視線を向けちゃ駄目だよな、と思ったのである。

何と言うか、「(お前らと付き合っているけど)本当の俺は違うんだよ!」って匂いを発する人と出会う場面が時々あったが、僕にはその様が、とても情けない存在に映ったのである。そう思ってても、他人に感じさせちゃ駄目だろうさ、と思う。

不満を抱えていたとしても、不満がばれない程度に周囲に馴染む社会性は、齢53ともなればそれなりに身に付いていると思いたい・・・・。

そして齢53ともなれば、「あ、こいつはもういいかな」と見切りを付けてしまう事が増えた。なんせ、忙しいのである。時間が足りないのである。どうしても、取捨選択しなくてはならぬのである。「熊が可哀想だから駆除するな」って人に費やす時間はないのである。

亡父は、忙しい人だったと思うが、面倒な人と意図的に付き合っている節があって、まぁそれ以前に本人が色々と面倒な人でもあった訳だが、周囲に人が沢山いた人でもあった。

今の年齢になって、亡父に聞きたかった事が沢山出て来た。それがもう出来ない事が悔やまれる。

と、そんな事をつらつら考えていたら霜月が始まった。

相変わらず仕事はバタバタも、どこかしっとりとした気候で心地好し。

して、文化の日は、先ずはNaked Guitar Worksを訪問。

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訪問理由は、
PP4-380のバリ取り。僕の保管が宜しくないのか神経質過ぎるのか、手持ちギターのバリ取りを依頼する事が、他のギター弾き対比で多い気がする・・・・。

その他気になった点、色々と指南を受ける。有難いったらない。

リーダー「Danelectroのギターを買おうか迷っててさ」

N.G.W「・・・・弾きます?」

リーダー「弾く弾かないじゃなくて(え?)、あのデザイン結構好きで欲しいんだよねー。ブリッジが嫌だったんだけど、近年出たモデルがね、バダスタイプのブリッジでさ、結構良い感じに思うのよ」

N.G.W「奥様は何と?」

リーダー「家人が骨折しちゃってね」

N.G.W「え?大丈夫なんですか?」

リーダー「いや、大事には至らなかったんだけど、でも、家事が出来なくて俺がやってる訳」

N.G.W「はぁ」

リーダー「でさ、仕事しながら家事やってるから、なんか何度も謝るのよ、申し訳ないって」

N.G.W「・・・・それがDanelectroの購入と、どう関係するんで?」

リーダー「いや、謝るって事は罪悪感あるって事かなと思ってね」

N.G.W「・・・・で?」

リーダー「分かんないかなぁ?俺がギター買ったら家人の罪悪感が軽減されるじゃん。旦那も好き勝手やってるから、とか思えてさ」

N.G.W「・・・・」

リーダー「まぁ、なんての、優しさ?バファリンの様な気持ちでギター買おうかなと思った訳よ」

N.G.W「・・・・もう、やってる事がクズ過ぎてクズ過ぎて」

そんな後押しをNaked Guitar Worksから頂き(頂いてねぇよ)、浅草界隈を少し散歩し一時帰宅し軽く食事し、散歩がてら御茶ノ水界隈へ。

聖橋あたりで銀杏の匂いを感じ、季節を味わう。そんな季節と言う事だけど・・・・汗ばむほどの陽気。ううん、季節感がおかしくなりそうな陽気・・・・。

楽器屋さんを巡り、さて、お目当てのDanelectro・・・・は、好みの色が無くて購入を見送り。同スペックはあったけど、購入したい個体じゃないギターを試し弾きするのは失礼だよなって事で弾かなかった。弾いたらどうだったんだろうな~、あんな感じかな~、と、妄想するのは楽しい。

まぁでも、Danelectro買うお金は、Les Paul Special DC Fadedのフレットをステンレスフレットに交換する資本にした方が良いよな・・・・w。

と言いつつ、実はDanelectroではない、とあるギターを買おうかな、とちょっと思っている最近だったりも。する。

行動範囲が限られている家人の退屈凌ぎにと、般若心経の写経の本と大人の塗り絵なるものを買ってみる。



帰宅後、家人に渡せば、塗り絵を夢中になってやっていた。子供の頃塗り絵が好きだったらしく、久々にやったら楽しいとの事。塗り絵って苦手と言うか好きじゃなかったのだが、クーピーペンシルは凄く欲しかった記憶がある。なんで欲しかったんだろうなぁ・・・・。

使わないと言うか、要らぬ物なのに不思議と欲しくなる物が僕にはあって、例えば工具なんかは無性に欲しくなったり。

この映画を見に行こうかな、とも思ったが、時間合わず断念。



うん、そう、ゴジラって、こう言う怖さ絶対必要。ゴジラと言う存在の怖さだけじゃなく、失う怖さが演出されている感じが凄く良い。これはきっと僕が見たいゴジラだと思うんだ、うん。

ぶらぶら帰路に付けば、なんとも出来る感じの喫茶店発見。

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落ち着いた時間を過ごさせてくれそうな喫茶店だった。こういう喫茶店で時間を費やす事を贅沢と言うのだと思う。

甘味を欲した家人にチーズケーキ購入。

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滅っ茶苦っ茶美味しかった。軽くて濃厚なチーズケーキ。うん、これはリピートせねば。

夕食後、ライブの予習をば。

もうすっかり頭に入ってはいるが、反復練習をすると「え、ここで?」って所で間違える事もあり、それを認識出来て良いのかも、と思う最近なので、取り敢えず反復練習。対して難しい事していない、いや、簡単な事しかしていないのに、やっぱり間違えると言うね・・・・w。

土曜日。

先ずはこちのビデオを数回座して見る。



うん、そうかそうか・・・・。

曲そのものは、デモが其処此処でアップロードされていて、メロディは知っていて、どう纏まるのかなと思っていたけど、改めて、うん、そっかそっか、うん。

リリースされた曲を先んじて聞いて、「ん?」と思い、プロモビデオを待ったけど、何と言うか、凄い時代になったなぁと。それをThe Beatlesがやったってのは、何と言うか、とても感慨深い。

僕の推測が入った個人的感想で恐縮なんですが、この曲を、音楽の個人性と言うか個性って、公共のものになったんだなぁとつくづく感じながら聴いていた。

デモ対比で凄くクリアになったボーカルは、確かにJohn Lennonそのものなんだけど、クリアになったそのボーカルに、少し違和感を覚え、その違和感はなんぞ?と少し考え思うは、John Lennonの声は、John Lennonでしか出せないっていう、個人の特権じゃ無い時代が来たんだなぁ、と言う事也。

John Lennonの声はオリジナルのまま、との事だけど、そうなんだろうけど、相当に加工されているなと感じて、それが出来るって事は、人工的にJohn Lennonの声って作れるんだろうな、僕が造ったメロディをJohn Lennonの声で歌わせるって事が可能な時代になったんだなぁと思ったり。

その時代の到来は、鈍感な僕でも流石に気付いてはいたが、この曲でそれを心から実感した不思議。この技術が一般化すれば、個々人でしか出せない個性って、少なくとも声に関してはなくなるんだろうな、と思った。曲そのものの感想じゃない感想なんだけど、それを凄く感じた曲だった。

実験的にサウンドを構築して来たThe Beatlesが、この時代の技術を駆使して作り上げた曲を以て最後の曲とした、と言うのは何と言うか、凄く時代の変遷を感じた次第。

そう思うと、タイトルは凄く示唆的だなぁ・・・・。

感慨深いまま選択、掃除を済ませ、その勢いに乗って、ライブを控えている事もありギターの弦交換なぞしてみる。

ライブで使用するギターはLes Paul Special DC Faded也。



ライブが2本決まって、「G音FES6」はPP4-380で、ワンマンライブはCasinoで、と思っていたが、前回練習で試したこのギターの音がなんせ好みで、「これでOK」と思ったのである。

軽さで言えばPP4-380だし、ネックのグリップ感で言えばCasinoだし、と、ベストではないが、まぁ、そんなもんだろう。

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弦交換で愛用しているもの。Elixerの弦、最近本当に品薄よねぇ・・・・見付けたら備蓄しておかなきゃね。

指板のケア、ステンレスフレットじゃないのでフレットを磨き、ボディも清掃。螺子に緩みをチェックし、ガリをチェックする。螺子の緩みもガリもなし。

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緩くてグラグラしているLes Tremを調整し、アームの角度も調整。このLes Trem、スタッドの螺子切りがいい加減だったり、アームがグラグラだったりと、明らかに外れ個体。PP4-380のは凄く良かったんだけどなぁ?

弦を張り、暫く放置、アームを激しく動かし馴染ませ、最後にネックの反りのチェック。反りはなく、も各フレットのバズもチェック。先日、Naked Guitar Worksに総合調整をお願いして以来、好ましい弦高、好ましいピックアップの高さとなっていて、Les Trem以外は不具合なし。

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剥げやすい塗装故、其処此処に木部が露出している。2005年の個体でヴィンテージ品ではないんだけどね。あ、ギターの傷に価値を感じないのでこれを喜ぶなんて性癖は御座いません。

昼食を食べ、少しお散歩。半袖シャツで充分な陽気に驚く・・・・11月だよね?

上野恩賜公園を抜けちょっとした買い物。晩御飯どうしようかな、と考えて歩くと、上野駅コンコースで小規模ながら北海道物産展をやっており、蟹イクラ弁当なる、僕にとっては悪夢でしかないお弁当を購入。

夏日の陽気をブラブラ帰れば、空も何だか晩夏のそれで、なんだろうな・・・・そんな年もあるかぁ、と、季節モラトリアムを味わう。

そんな休日に御座いました。

さ、明日はライブだっ!

休日模様

リーダー

リーダーです。

穏やかな気候が続いておりますが、皆様、如何お過ごしでしょう?

ワタクシはと申しますと、仕事が立て込んでいる最中、相変わらず家事なんぞもしている訳で、うん、はっきり言うと休む間が欲しいと思う今日この頃に御座います。

昼食が終われば夕食、洗濯をしても直ぐに洗濯物が出る・・・・家事、には終わりが無く、成程、これがゴールド・エクスペリエンス・レクイエムかと納得しているワタクシは、仕事しながら子育てしている同僚を日に日に尊敬している毎日に御座います。

身体が強い方ではありませんが、睡眠時間は6時間あれば充分、と言うのは昔から変わらずも、最近は寝床に入ると直ぐ入眠し、普段は目覚まし時計に起こされる事なく・・・・だったのですが、先日は目覚ましに久々に起こされ、疲労を実感。在宅勤務がデフォルトも、先の週は4/5の出勤で、まぁ普段よりもバタバタと過ごし、疲れも出て来たのでしょう。

うん、少し休むべき時にある様だ。小人閑居して不善を成す、と言うし、暇にはならぬ様気を付けながら。

そんな忙しい最中に御座いますが・・・・

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はい、ライブに御座います。毎度この導入で恐縮に御座います。予定しておりますので、11/5(日)のお呼ばれライブ「G音FES6」、そして11/25(土)のワンマンライブ「Drives and Drabs」に御座います。

「G音FES6」はチャージ御座いますが、諸般の事情でタイトル変更した「Drives and Drabs」は入場無料に御座いましチケットも御座いませんが、「G音FES6」に付きましては、有料となりますので、お越し頂く方はコメントやワタクシ宛にDM頂ければ幸いです。あ、お越し頂くのがNGになられた際は、お手数ですがその旨ご通知下さいませ。清算がちょいと面倒な様なので・・・・。

さて、これまた何度も書いておりますが、「G音FES6」はビクシーさんがお知り合いからお声掛け頂いたと言う事で、この日はビクシーさんがフロントマンとなります。

ビクシーさん、歌もギターも個人練習を凄くしている様です。うん、気合入っています。彼が恥をかかぬ様、ワタクシ自身も普段より個人練習に勤しんでおります。普段のライブよりギター弾き寄りな立ち位置で、個人練習でも楽しかったりします。正直ワンマンライブより楽しみですっ。あ、我々の出番は19:15~に御座います。

して、ワンマンライブ「Drives and Drabs」。タイトルは「Dribs and Drabs」と言う慣用句(?)を、ちょいと皮肉を込めた裏設定(ってほど大袈裟じゃないけど)で捩ったものに御座います。こちらは前述の通り入場無料ですが、ワンドリンクのみ宜しくお願い致します。

忙しい最中ライブと言う厄介事(?)が入るのは、体力的には避けたいところですが、お越し頂く方のダメージの方が大きいよなぁ、と己を鼓舞し、「俺がしんどかろうが相手にダメージ与えられるなら本望よ」と言う、よく分からぬ好戦的な性格で乗り切っております、はい。この性格は間違いなく亡父より引き継いだものに御座います。

さて、そんなライブを控える我々fujico overdriveですが、ビクシーさんが中々興味深い事を書かれてまして。

「ライブ代を頂きたくない」は、ワタクシが言い出した事でして、ビクシーさんが書いている事に違和感はないのですが、ちょいと加筆をば。

アマチュアだろうがプロだろうが、ライブ代がお高いかどうか、は、個々人の判断ありましょうが、ワタクシがプロ以外で基準にしている「高い安い」は、陳腐な言葉で恐縮ですし適切な言葉じゃない気もしますが、ライブに誠実に対応しているってのが感じられるか否か、に御座います。

例えば、凄く構成を考えているなー、とか、凄く練習してるんだなー、とか、そう言うのってね、鑑賞していると感じるのですよ、えぇ。それが感じられるなら、僕は「高いなぁ」、とは思わないんですよ、えぇ。

昔、亡父とお祭りに行った際、バナナの叩き売りをやっていて、暫し拝見した後に亡父がバナナ買って、「このバナナ高いんじゃないの?」とワタクシが聞いたら、「バナナの値段じゃなくて気風の良さの値段なんだよ」と言っており、子供心に、納得はせずも「そんなもんか」と思ってましたが、今なら亡父の言いたい事、分かるんですよ、うん。それに近しい感覚かも知れませぬ。

ワタクシもライブに行かせて頂く機会はそれなりに御座いますが、「高いなあ」と感じるのは、我々の様なスタンスのバンドが出て来た時に御座います。

余暇的にバンドやって、自分最適化と言うか、自分がしたい事優先と言うか、ぶっちゃけ「普段の演奏を人前でしているだけ」以上のものが感じられぬバンドのライブは、凄く好みな音楽じゃなければ「高いなぁ」と思う。これまた適切な言葉じゃない気もしますが、「子供のピアノの発表会?」って思ってしまい、まぁ高いと感じます。
演奏技術云々の話じゃなくて、です。

「ライブをやる」と「バンド演奏する」って、全然違うもんじゃあないかと。我々は、公の場でバンド演奏するので良かったら立ち寄って下さい、程度じゃないかなと。

正確に書くと、「人前で演奏するのとライブは違いますよね?」ってスタンスで取り組んでいるメンバーは、ビクシーさんのみじゃないかと。

ビクシーがフロントマンを務める「G音FES6」なんかでも、こんなの作ってみたりと、まぁ、凄く「ライブをやる」ってスタンスを持って頑張ってくれている訳ですし、ワンマンライブでは、メンバーの誰より集客に尽力してくれております。

ライブやるってんなら、まぁ、ワタクシに出来る事はしなくちゃな、とライブに纏わるエトセトラ、をそれなりにはやっていますが、ビクシー程じゃないよなぁ、と常々申し訳なく思う次第。

で、そんなスタンスのバンドがチケット代取るの?との思いから、「ライブやるならチケット代は頂きたくない」と思って提案した次第。自虐的な書き方をしている様に思われるかも知れませんが、結構そんなバンドがチケット代取ってライブやってんですよ・・・・だからって、自分達がそうはなりたくない訳です。

我々の楽曲が凄まじく良くて、望まれてライブやる、と言うのじゃないなら、我々の様な「週末の余暇」ってスタンスのバンドは、もう時間費やして頂いて来て頂くだけで「ありがとうございます」じゃないかと。

ま、そんな風に思っている訳です。なのでワンマンライブは入場無料に御座います。お時間だけ頂戴いたします。多様なレジャーがある今の世の中、お時間を頂くってのが一番高価な気も致しますが、ご容赦頂ければと。

「面倒臭くないならライブやっても良いけど・・・・」は、まぁ言うべきじゃないかも知れない本音なんですが、まぁ、面倒臭くないライブって(「俺は面倒事はやんねえよ?」って態度を貫き通せば別ですが)、ま、無理なんだよなぁ。

序盤が長くなり申した。と言う訳で休日。

ライブ慣れしていないワタクシですので、そう言えばライブで必要な備品ってあったっけ?と確認をしようと思った土曜日。

先ずは平日に出来なかった家事を済ませる。

最近、家事のBGMでお気に入りはThe Rolling Stonesの最新作「Hackney Diamonds」。



好きである。最高傑作、とは思わないけど、好きである。

メンバーの加齢、メンバーの死、Keith Richardsの関節炎など、色々な背景をどうしても意識せざるを得ず、それを踏まえて加点して聞いちゃうアルバムなんだろうけど、うん、格好良いじゃないか。

Steve Jordanは、ライブではCharlie Wattsを意識しているのかな、と言う感じで、何と言うか寧ろ違和感がを感じてしまうワタクシだが、今作ではそれを感じさせなくて、寧ろ良い。Keith Richardsのソロでもドラムを担っているし、評判は芳しくないが僕は好きなアルバムである「Dirty Work」からのお付き合い、と言う事で流石に気心は知れているのだろうけど、The Rolling Stonesに参加するって、Steve Jordan程の名うてのドラマーでも難しかったろうなぁと思うと、それもまた感慨深い。

熱心なファンのみならず、ある程度The Rolling Stonesを知っているロックファンなら、聞いて損はないアルバムに思うんだ、うん。

家事終了後、ライブ用の備品をチェック。幾つか、どうしても必要と言う程でも無いけどあった方が良いかなってものを思い付き、用意しておきたく思うも、家事と所用で時間が遅くなり、出掛けるには時間が中途半端だったので、「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を観る。



うん、面白かった。実写版の岸辺露伴シリーズは、ジャンケン小僧以外は面白い。

ギターの調整何かをしながら日本シリーズを横目で見る。阪神タイガースお強い。チームとしての強さを感じる試合展開。

諸般の事情で阪神甲子園球場で観戦しなくちゃならない所をギリギリで回避したのだが、あの球場は若かりし頃訪れて感動したので、都合が合えば行きたかったなぁ・・・・。

日曜日。

思いの外早く目が覚め、ふと故郷小樽のライブ動画を見れば見事な雲海が広がり、対岸の暑寒別岳は雲の上に浮いている様。

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紅葉の色付きと、海にのみ広がる雲海に暫し目を奪われる。うん、美しいじゃないか。とてもとても美しいじゃあないか。

三文以上の得をし、久々に体重計に乗れば、然程変わらず。

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うん、なんかこの体重辺りに落ち着いたなぁ・・・・身体が軽く感じる位が心地好い。

朝食兼昼食後、散髪を済ませ、雨上がりの帝都を軽く散歩。

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秋、だなあ・・・・秋深し、と感じられるほどではないが、秋、だなぁ・・・・。

楽器屋さんを巡り、前日検討したライブ備品などの購入。

最近、ちょっと前に販売されたDanelectroのDC59が欲しくなっていて、見付けたら試そうかな、と思うも出会えず。



このギターは、何と言っても下記の曲で有名だが、それが欲しい理由と言う訳ではない。



ブリッジがバダスタイプのそれになっていて、うーん、良いなぁと。

シングルコイルで、独特の箱鳴り感があって、軽量。うん、僕の好みである事に加え、僕の想定通りの音なら、手持ちエフェクターのあれとこれを組み合わせたら良い感じになるんじゃ?との妄想が広がり、欲しくなっている最近。

尊敬する魔改造の師から売っている店舗を教えて頂いたのは帰宅直後。うん、次の休みにでも行ってみよう・・・・買っても、使わないと思うから、ま、余程気に入ったら買う、って事で。

ぶらりぶらりと散歩して帰宅。セーター1枚で歩くのに気持ちの良い、本当に良い季節。

本日の戦利品。

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神田商会さんのエフェクター・ケース。ソフトケースを持っていなかったので買ってみた。

ライブは転換に手間取ると他出演者さんにご迷惑をお掛けするので、エフェクター・ボードは必須。このケース、内側に独立したボードがあって、運搬と転換、両方で機能性が高いのが宜しい。

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(ボード単体。取っ手がありステージへの持ち運びを考えられた設計)

マジックテープで固定も可能。サイズ的に並べるなら3個程度で、5個使うワタクシには小さ過ぎだが、ステージでは、はみ出しても問題ないし、転換時には、エフェクターを重ねちゃえば運べるよなって事で割り切る。

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運搬時はこんな感じ。

パッチケーブル、ピックケース、潤滑剤なんかも入り、ポケットには電池やシールド(3m×1、7m×1)も入るので、これとギターを持って行けば演奏は可能。うん、機能的で宜しい。移動と言うか運搬時には、重さもそうだけど体積が小さい方が良いよね。

続いてはこちら。

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GHSのFast-Fret。弦の潤滑剤。スプレー型は指板を過度に濡らす様で避けている。ケースが変わり(持ち手もちょっと変わってた)、気密性が上がった様に思う。

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5/18のトラスロット・レンチ。Les Paul Special DC Faded様に購入。こちらは持ち運び用で、家では別の物を使用。マグネット・ドライバーも付いており、出先でネック調整したくなった場合に使用する心算で買ったが、出先でネック調整するケースが想像出来ない・・・・。

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THE EFFECTOR FOOTSWITCH HATと言う商品。下記の様に使う。

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スイッチが踏み難い、と言うか、しっかりON-OFFし難いペダルにこれを装着すると踏み易くなる。KTRが踏み難かったので購入。手持ちにあった筈なんだけど見当たらず。

MOOERと言うブランドの廉価なプラスチックの物もあって、そっちでも不具合はないが、何となくこれに。レンチで固定するのですが、結構螺子が緩んで外れ易いのを買ってから思い出した・・・・。

で、折角KTRに装着したので、手持ちのCentaurと比較してみた。



やっぱ違うものですな。顕著な違いは倍音で、Centaurは音が太い感じでKTRはブライトと言うか、誤解を恐れず書くとファズ風なチリチリ感がある。個人的にはKTRの方が使い易いなと思った。KTRはブライトと言ってもCentaur対比な訳で、ON-OFFで音質変化が極端ではなく、自然なフィルター効果がある。兎に角スカッと抜けて来る感じ。

Centaurは、倍音調整のためにGainをどう弄るか、KTRはブライト感調整の為にToneをどう弄るか、が肝な気がする。KTRは、ブライト感調整の為にGainをどこまで上げるか、を探るのも面白そうだ。

序に、手持ちのCentaurを模したペダルを試したが、どれもKTRの風味の方が強い様に思った。手元にないので記憶を探って書くが、Centaurに肉薄しているのは矢張りScylla Xかな。あ、Long Tail #873にも、太さがあったな。今日は試さなかったけど、今度試そう。

余談だけど・・・・。

早いパッセージのソロ弾くソリストって、Centaurと相性良くないんじゃないか、と久々にCentaur弾いて思った。あの倍音の多さ、結構邪魔になるんじゃないか?

おっと、エフェクターの話だとついつい長くなっちゃうな、と言いつつ、機材ネタは続きまして、「G音FES6」はLes Paul Special DC Fadedで出ます。もう決定です。



似合わない事この上ないが、音はとても好み。P-90って、好きだなぁ。

足元は下記で決定。

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KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

Eternity(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

前回練習の録音物をドラムのTakayuki君が送って来てくれて、それを聞く限り、まぁゴキゲンな音だった。まあ、これ持って行けば大丈夫だよねうんって思わせてくれる音だった、が、micro ampとKTRの使い分けはちゃんと交通整理せねば、と思った。

micro ampは太い音を演出、KTRは分離感ある音を演出、として、曲毎で使い分けると良い感じも、練習時では間違った選択が幾つかあったので再考。

Eternityはやっぱり良い歪みペダルだし、CE-2、DM-2は名器の評価が高いのも納得。CE-2は、ちょいと前に出過ぎ感があって、ライブ会場だと少しToo Muchかも・・・・ま、バンドで試す時間はないから、後は野となれ山となれ。

と、此処数週間の休日は、家事と楽器関連のお話が続いておりますが、まだ暫く続きそうに御座います。家事のペースが掴めて来て、少し余裕も出て来てふと気付けば、今年も残す所2ヶ月。光陰矢の如し、ですなぁ。

そんな休日に御座いました。

さ、次の日曜日はライブです。
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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