四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

バンド練習

休日模様

リーダー

リーダーです。

なんだかんだとバタバタと過ごし迎えた春の陽気の土曜日。

家人は義弟夫婦と実家に帰省も、ワタクシは皐月の頃に伺う予定ありで今回は御一人様の御留守番。

家人と義弟夫婦を見送り、ちょいとした用事を済ませ、たまの男の独り身休日となれば・・・・やる事は決まっております。

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そう、自慰行為に御座いましょう。

前回の練習の録音物を聞いてみれば、ワタクシのギターの音が良いんだけどもうちょいこう・・・・と思った次第。

FFM2を常時ON、ギターのボリュームを絞ってエンハンスあるクリーンを基本にしたのだが、曲によりちょい前に出過ぎかなぁ、と思うところがあったり、いや、此処はもうちょい前に・・・・があったり、判断が難しく。

Fuzz Face系のペダルを常時ONにしてクリーンを出す、は、中々に良い感じなのでこれはもう少しに冷たいと言う事で・・・・

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手持ちのFuzz Face Mini(FFM6除く)を改めて試してみた。

歪ませての比較じゃなく、あくまで、「クリーンを出す」との趣旨で試したが、うん、やっぱりFFM2の音が一番好みに思った。

前にも似た様な事をやった記憶があるが、「ギターのボリュームを絞ってクリーンを作ったら」という視点でそれぞれ書くと・・・・

FFM1:フラットな感じ。クリーンを作った際にエンハンス感はあまりない。と言うかぶっちゃけ、クリーンを作ると、ON-OFFの差がそんなにないんじゃ?と感じた
FFM2:エンハンス効果を出しながら倍音が豊かになる感じ。結果、「4機種で一番太いクリーン・トーン」が演出出来て好み。低域と高域が強く出る感じ
FFM3:FFM2程じゃないがエンハンス効果を出しながら倍音が出る感じ。ある意味使い易い
FFM4:大人しい感じながらもエンハンス効果は凄くある(サスティンは短めで分離感があるからかも)。出力が高いピックアップをマウントしたギターならこれが一番かも?

と言う訳で、「うん、やっぱFFM2が良いな」と思いましたが、倍音が凄く出るので後段の歪みペダルが難しい。

どう難しいか、と言うと、誤解を恐れず書くと、倍音を抑えた歪みペダルじゃないと、ONにした時前に出過ぎる、と言うね・・・・。

エンハンス効果がある、且つ倍音が豊か、それに歪みペダルの倍音が加わると、場合によってはToo Muchで、特に低域と高域がゴリッと出る感じがある。

って事は低域と高域を抑えるペダルが良かろう、と、前回練習ではTS9を使った訳だが、うん、悪くはないんだけどもっと良いのがあるんじゃ?と思って試行錯誤。

中々「これこれこれこれ!」にはならず(試行錯誤してもTS9が一番良かった)、さて、ワタクシが求めるものは何か?と考えて思う。

「高低域を弄れる(=抑えられる)ペダル」で「アタック音が強く出るペダル」が良いだろう、と。

前半はFFM2の特性からお分かりかと思うが、後段は、これはワタクシの個人的な意見に御座いますが、「アタック音が強いペダルは倍音を抑制する」と思っておりまして、FFM2の倍音を抑えた歪みペダルが相性良いんじゃないか?と思ったと言う。

で、ワタクシもエフェクター好きの端くれ。アタック音が強いペダルと言えばTS808と思っているのですが(前にも書きましたが、TS808とTS9の違いは、前者の方がアタック音が強いペダルだと思っております)、TS808で・・・・と思いましたが、低域をね、もうちょい抑えたいなぁと思いましてね。

で、アタック音が強いペダルと言えば、メーカーさんのご認識やご使用者の感想が違うと申し訳ないのですが、Xoticのペダルは、アタック音が出るペダルだと思っており、「よし、Xoticのペダル・・・・そうだな、BB Preampが良いんじゃないか?」と思いエフェクターラックを探してみれば、売ったか上げたか貸してるか記憶にないが、BB Preampが無い・・・・。

ワタクシは「機材台帳」を付けていて、それ見れば何処にあるのか分かるのだが、弾きたい気持ちが抑えられず、「よし、じゃ、買おう」と言う短絡的な衝動に駆られ、ご機嫌な陽気の帝都に繰り出す。

ワタクシ位楽器屋巡りをしていると、どの店舗にBB Preampが置いているかなぞ頭に入っている訳で、早速向かいましたよイケベ楽器リボレ秋葉原店。買いましたよ、BB Preamp。

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シモクラセカンドハウスさんに美品中古があったよな?と思いつつも、美品中古だけあって新品価格と大きな差じゃなかったので新品で購入。

V1.5って事で少しモデルチェンジしている様で、見た目ではノブが白になり筐体の色が赤から朱色っぽくなっている。僕はこのバージョンの見た目の方が好み。

ちょっとした買い物、汗ばむほどの陽気に夏を思い出しながらの散歩を済ませ帰宅し、早速FFM2との相性を試せば、うん、良い感じ。

2バンドのイコライザーを好みの所まで絞る。アタック音ありつつも、倍音は過度じゃなく、ギャリギャリとした質感がそれ程無く、で、うん、良い感じ。

FFM2とBB Preampの組み合わせは次回のバンド練習で試そうと思う。

そんな風に楽しみ、帰省した家人と義弟夫婦と夕食を、と話していたのでそろそろかな、と言う時間になれば、自己渋滞に巻き込まれ夕食はご一緒出来なくなる。

はて、であれば時間が余ったな、失敗したな、お知り合いのミクスチャー・バンド、Deathtrapさんのライブ行けば良かったかな、今から間に合うかな・・・・と調べてみれば、17時からと思っていたが11時からのライブだった模様・・・・うん、どちらにせよ間に合わなかった・・・・次回に期待。

中途半端に時間が余ったので、散髪をし、一人夕食を取る。義弟夫婦から頂いた金時芋がとても美味しそうだったので、夕食はそれにさせて頂こうか、と思ったが、家人と一緒に頂くべきであろう、と自粛。結局、近所のおにぎり屋さんのおにぎりで済ます。食に対する拘りは殆ど無いので、独り身となればそんな食事になってしまう。

予定より2時間程遅れて到着した家人を迎え、義弟夫婦を見送る。ゆっくり話が出来ず残念であった。

さて、そんな土曜日だが、遅ればせながら映画「Get Back」も見たり。



可成りな長時間なのでちょっとずつ見ていたが、この日に見終わる。

僕は、レコードでは全作品を持っていたが、CDに置き換わった際には「Rubber Soul」以降を買いなした程度の「ファン」である(「オールディーズ」も安値で処分したんだよなぁ)。まぁ、そこそこ高価なアンソロジー関連の本だのDVDだのも買ったけど。

見終わって思った事、印象が変わった事は・・・・

・僕程度のファンには長い。半分の尺で良かった
・セッションは「悲惨な結果に終わった」とのイメージを持っていたが、目論見通りにならなかったけど相当な成果を出していた
・ポール・マッカートニーが独占的な事にメンバーがうんざりしていた、との印象だったが、ポール・マッカートニーも「俺だってやりたくない、誰かやれよ。誰もやんないから俺がやってんだろ!」と発言しており、寧ろメンバーが、非協力的だった印象
・ソロを出したいと言うジョージ・ハリソンに対し、ジョン・レノンが「折角グループとして纏まっているのにソロ出すってどう言う事だ?」と詰め寄るシーンがあり、ジョン・レノンがビートルズにうんざりは、少なくともこの時点ではしていない事に驚いた
・(主に)ポール・マッカートニーの指示に即座に合わせるメンバーの演奏力の高さに改めて驚いた
・ジョージ・ハリソンのギター・プレイは格好良い上に相当なもので、ソロ策であまり弾かなかくなったのは残念に思った

ポール・マッカートニーが、まぁ、メンバーと共同作業って感じじゃなく、せっつく感があり、それがメンバーにとっては居心地悪かったのかなぁ、と思うも、その奮闘に心から同情してしまった・・・・リンゴ・スターはそんなポール・マッカートニーに寄り添う様な姿勢を見せている様にも感じ、それも印象的であった。

で、一番印象的だったのは、ポール・マッカートニー不在時の三人の音合わせで「あそこのシンコペーションはポールに任せようぜ」とジョン・レノンとジョージ・ハリソンが会話しているところ。

色々と理由はあるが、何かとても印象に残ったのである。

日曜日。

土曜日に引き続きのぽかぽか陽気。

土日は花粉飛散が凄まじかったか、目の痒みを覚えつつ散歩。

陽気の所為か人混み甚だしく、大きな通り若しくは人気の無い裏通りを散歩。

最近は、そこそこ空いているSola Cityがお気に入り。因みに、ニコライ堂は此処から見ると綺麗な造形美が味わえる。

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少し歩き疲れたので暫し休憩。BGMはこんな感じ。





先の練習後の飲み会で「ストーンズってカントリーの曲無いですよね?」とメンバーの誰かが言っていたが、うん、しっかりあるんだ。

その会話後、何となくストーンズのカントリーっぽい曲を聴いている最近なのだが、Far Away Eyesは「Exile on Main Street」の曲だと誤認していた。

僕は、カントリーとハワイアンは何か馴染まないのだが、カントリーっぽい曲、とか、ハワイアン風な曲、とか、そんなのには結構惹かれる。

王道のそれ、より、王道から外れたそれ、って、何か魅力を感じてしまう・・・・。

楽器屋さんも結構巡ってみた、が、特に何も買わず。

BunnyのLes paul Juniourタイプのギターがあってちょっと目に惹かれる。

ボルト・オン・ネック、パンケーキ構造ので肉厚なボディ、そして退職した赤と言うより茶系な色合いは、中々に個性的。

GrecoのLes paul Juniourタイプのギターを持っているので勿論スルーしたが、なんだろうね、王道から外れたそれって、なんか魅力を感じるw。

そう言えば、GrecoのLes paul Juniourタイプのリフレットと改造はいつ出来上がるんだろう・・・・?彼是三ヶ月経つけど・・・・そろそろ弾きたいんだけどなぁ。

帰り道、火曜日に取引先との会食があり、内御一人が異動となるので送別の品を購入。勿論自腹。仕事上の会食、贈答品は自腹じゃなきゃ行かぬ、と取引先に言っているワタクシなので、異動の多いこの時期は出費が嵩む・・・・。

最近はビジネス・カジュアルが浸透して来たが、ご異動先部署はネクタイ着用だろうなと想像出来る先なので無難にネクタイに。

ネクタイに限らず、贈答品の基本は企業のイメージカラーで選ぶのだが、今回は勤め先のカラーの物が良い感じだったのでそれに。

因みに、自分は贈答品を贈るが贈られるのは一切拒否している、融通の利かぬサラリーマンをしている。

帰り道に通った御徒町のパンダ広場では東北の食のフェアをやっていて、はらこ飯が食べたいと思うも夕食が入らなくなりそうなので自粛。いぶりがっこと玉蒟蒻を買って帰宅。

帰宅後、思うところあって前回の練習の録音物をじっくり聴く。

Get Backを鑑賞したからか、我々ももう少し細部に拘るアレンジした方が良いんじゃないかなぁ、と思うも、それやったら間違いなく険悪なムードになるだけだよな、とも思った、日曜日の夜。

第406回練習便り

リーダー

リーダーです。

開花予想と言う、春近しを感じずには居られぬ単語をちらほら聞く様になるも、木曜日から金曜日にかけて積雪もあり。

寒の戻りと言うには早い天気を経て、穏やかに訪れたこの土日。

この休日は日曜日が練習日って事で、土曜日はゆっくりと過ごす。

午前中にちょっとした所用を済ませ、外出先の所用序でと散歩に出てみれば、濃淡のあまり無い青空と冷たい風は冬のそれ。

冬を感じる日なれど、3月も半ばとなれば、道行く人の様相には春らしさもあり、ちょっと厚手の恰好で歩いているワタクシは気恥ずかしさを覚える。

家人の祖母は、どれだけ寒かろうが春分の日を境に春物を着ていたそうだが、北海道出身のワタクシは、春分の日と言っても根雪残る冷帯気候に居る訳で、寒けりゃ羽織る、が、当たり前。

陽を浴びられる道を選んで歩きつつ、楽器屋さんにも立ち寄るも何も買わず。今日は惹かれるものも無かったが、若き女性がお友達とLes Paul Studioを良い音で弾いていて、耳を楽しませて頂いた。

ふと思い出したが、誰に言っても信じて貰えぬのだが、最近、点滴を受けながら楽器を物色している方に遭遇した事がある。

その熱意に「俺もまだまだ」と襟を正したのだが、その方に「試してみますかぁ?」と声掛けをした店員さんの熱意は、ちょっと違うと思った。

喉に渇きを覚え、自動販売機で物色すれば、喉の渇きを潤すのに選択が困難な自動販売機に遭遇。

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糖分摂取による体力回復を兼ねてしるこを買った訳だが・・・・甘くて口直しに博多水炊きスープも買いそうになった。

帰宅後、日曜日の練習前に、先日購入したSpark Miniでバンド練習。

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未だ音作りの途中で試行錯誤中も、少しばかり分かって来た事をつらつらと書いてみよう。あくまで、ワタクシが楽しむとの視点に御座います。

内蔵のエフェクト、アンプを彼是やってみて、Spark Miniに多くを求めずが是ではないか、と思いました。

と言うのは、何と言っても小型アンプな訳で、大きいアンプ程の箱鳴りやレンジ感は求めるに難しく思う一方、それをどこまで演出するかが肝だな、と思い、それを内蔵のエフェクト、アンプを弄ってみましたが、箱鳴り感、レンジ感には限界がある訳で、外部エフェクトでそれを演出出来ぬものか、と思い直した次第。

先ずは、レンジ感。

これはトランスペアレント系のペダルで解決かな、と思い試せばそれなりに良い感じも、それ以上に良かったのがこちら。

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はい、FFM2、です。

ファズとして使う、のではなく、ギターのボリュームを絞り、FFM2で良い感じのエンハンス効果を演出してみれば、うん、良い感じ、でした。

FFM2の設定は写真の通りで、ギターのボリュームはクリーンになるまで絞る。FFM2はクリーンにすると、結構な低域と高域が出るも、エンハンス効果が結構あるのでToo Much感が無い低域、線が太いギターを選んで高域をちょい抑制、とすると凄く気持ち良いクリーンが演出出来ました(因みに使用ギターはLes Paul Special DC Faded。ボリュームをフロントは3.5、リアは4.5、トーンはフルテン)。

続いて箱鳴り感。

これはもう空間系で・・・・と考え、アンプ以外のエフェクトをオフにし、先ずは内臓エフェクターの空間系や残響系で演出出来ぬか?と画策し、以下を使用。

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そう、ショートディレイ。更にトーンを絞れば、FFM2のエンハンス効果が少し丸みを帯び、残響感が箱鳴り感を(そこそこ)演出し、うん、良いなと。

因みに、FFM2にトランスペアレント系のペダルを合わせる、で箱鳴り感の演出、も試してみたが、良い感じだったけど、足元スッキリを目指し内蔵のディレイを選択。甲乙付け難いので、此方で良いかと。

それに合わせる歪みペダルはBruno ModのTS9

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エンハンスあるドンシャリ感をFFM2で作ったので、高低域を削るTS系ペダルとの相性は頗る宜しい。

これだけでも良い感じ、なのですが、ここで+αの演出。

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内蔵のダイナコンプ系のコンプをアンプ前段に薄めにかけ、これによりコード弾きと単音での音量差を(ある程度)無くし、己のピッキングで強弱が出る感じにしておけば、うん、とても楽しくギターが弾ける。因みにこのコンプ、リミッター的ニュアンスあり、大きい音の圧縮だけではなく、結構音を持ち上げる感がある。

今回の試行錯誤で、FFM2、TS9、そしてダイナコンプを基本とした音作りって、バンドでもありかもなぁ、とすら思った。

尚、Spark Miniのディレイは、Send~Returnに繋ぐ設定にしており、ディレイに関してはその方が良い感じだったが、コーラスはInput前の方が良いかも、と思ったりもし、この辺はもう少し彼是と試行錯誤してみたく思った。

また、アンプを置く
位置、これがですね、結構重要に思います。

僕は立って弾く際は腰の位置にしておりますが、その位置に設置し、且つ少し斜めに置く、具体的には、筐体の下に敷き物を敷き、前面が少し斜め上になる様にしています。これで、筐体下部からの鳴りを楽しめて、それが良い感じ、です。

色々と面白いこのSpark Miniは、Spark Miniでやる事、出来る事を想定し、そこに外部ペダルで調整、が、楽しく弾く肝の様に思った次第です、はい。

モニター・スピーカーからオケを流し、Spark Miniからギターを流してギターを弾けば、うん、小音量ながらも臨場感を味わえ、何とも心地好い。

そんな楽しい時間を過ごし、Black Mariaさんのベーシストのviviさんが所属するBlack Stonersさんのライブ配信を拝見。

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(いつもお洒落なvivi女史。これだけお洒落な方は、自宅用のスエットなんぞにもスワロフスキーが施されているに違いない)

某有名漫画に出演するバンドのカバーとの事ですが、メンバーの皆さんが、なんと言うか、とてもスタイリッシュ。

大きくは、我々fujico overdriveと同じ「バンド」なのだが、なんだろう・・・・「人類」、いや、若しかしたら「宇宙に存在する生命体」以外の
共通点はないと言う位、存在に乖離がある。

そのあまりの距離感に、「Suicaが買い物の時に2回鳴るのは、Suicaが元は電車用に開発されて、改札通る度に情報を認識する必要があり、買い物の時は、改札に入った出たの情報を同時にするから2回鳴るんだっけ?」とか、どうでも良い雑学を思い出しながら観てしまった。うん、自分の潜在意識がどこにあったのか甚だ不明である。

良いライブを配信ながら鑑賞させて頂いた土曜日。

日曜日は練習。

この日も冬らしい晴れた日。小春日和に非ず。

故郷小樽も美しく晴れていた。

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朝食兼昼食後、予定がある家人を見送り、ぶらりぶらりと練習場所に向かう。

楽器屋さんに立ち寄るも何も買わず。機会が合ったら買おうと思っている、とあるペダルは終ぞ見掛けぬ。縁が無いのだろう・・・・。

練習は、粛々と。

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ビクシーの新曲「ファイヤーウォール」のアレンジを少し行い、こんな感じよね、と言うところまで煮詰め、次回作用の10曲が揃うも、1曲目に相応しいが無いなぁと思って作った、勢い以外なんもないワタクシの新曲を少しやって、「1曲目には相応しいかもだけどそれ以上でもそれ以下でもない」な出来栄えにやっぱり感を覚え、少し時間が余ったので偶には動画でも撮ろうか?なんて事をしてみれば自爆したりと、相変わらずの標準運航な我々。

なんか今回の練習は、シンバルの音が以上に強く感じ、こりゃ耳栓用意しなきゃだなぁ、と思った。普段は気にならないんだけど・・・・なんでだろ?

本日も、ギターはLes Paul Special DC Faded



足元はこんな感じでした。

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FFM2(Jim Dunlop)~ファズ

TS9(Ibanez~Bruno Mod)~オーバードライブ

FL2(Guyatone)~フランジャー

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Stdio Gream Mod)

Spark Miniの音作りで彼是やっていて、FFM2とTS9の組み合わせの良さ、を、バンドでも試してみたくなり上記の組み合わせにした他、家で試す内に「あ、これ凄い良いかも」と思ったFL2をコーラス代わりに導入。

FFM2は、ギターのボリュームを絞ってクリーンの設定。エンハンスのあるクリーンを作り常時ON。試しに、ONにした時に少しボリュームが「下がる」設定にし、場合によっては「OFFにしたらゲインがブーストされる」ってのもやってみた。

結果は・・・・うむ、良い。

FFM2の特性かFuzz Faceの特性かは分かりませんが、クリーン設定にすると少しドンシャリ感があるも、エンハンスある音なので、クリーンでは心地好く、歪みペダルと合わせても「低域が強過ぎる」感はなく、寧ろ心地好いゴリッとした音が演出出来た(歪みペダルはTSを使っているので低域が削られるって面もあるけど)。

ソロやリフを弾く時は、敢えてFFM2をOFFにすると、音量を稼ぎつつギターの美味しい帯域がグイっと前に出て来てそれも良い。うん、FFM2とTS9の組み合わせは、とてもロック的で良いんじゃないか?と思った。少しダークな音にしいと言うか、
時々「此処でファズが欲しい」って時にはギターのボリュームを上げればブリブリした音になって、それも楽しい。Stratocasterの様に、弾きながらボリューム操作がし易いギターだと、右手で色々と楽しめるでしょう。

FL2も想像より良かった。

3つあるモードの内、最も「えぐくない」モードを選択し、コーラス風味に使えば。FFM2のエンハンス効果もあってか、奥行き感が際立つ感じ。

また、最近その素晴らしさに改めて気付いたmicro ampとの組み合わせもまた好い。

音量を稼ぐ際にONにしているこちらは、Jim Dunlop移行前のMXRのmicro ampをLED増設&True Bypass処理をStudio Greamさんにして頂いた代物だが、これがね、凄く良い。

ノブを絞り切ったらON-OFFで差が無い、要するにインプットされたサウンドを増幅する仕様。モノの本によると、ボリュームを絞り切ったら音が出なくなる仕様のブースターの方が音質変化が無い、との事だが、良い感じに音質変化してくれるならそれはメリットであるし、ワタクシの耳には、音量がゼロに出来るクリーン・ブースターって線が細くなると言うか硬くなる感じがあって、どうにも使い難さを覚える。

このmicro amp、好きじゃない言い方だけど「当たり」な個体なのかもと思うも・・・・




この動画、大変興味深く且つ感心して拝見させて頂いたのですが、その中にポットの個体差に関する言及とそれによる同一モデルでも出音が違うんじゃ?との考察があるのだが、そんな個体差に加え電子部品の経年劣化により、
CE-2、DM-2、そしてこのmicro ampは僕好みになっているのかも知れぬこういう事を書くのは嫌なのですが)。

と、思う一方、CE-2とDM-2(CE-2は黒螺子でCE-2表記が大きいもの、DM-2は初期型のそれ)に関しては、他の同時期の個体と比較しても出音が変わらなかった記憶もある(micro ampは比較した事なし)


おっと、閑話休題。

と、個人的には気に入った設定なのですが、
次回は先日購入したOSD9を使いたいなぁとも思っており、また足元は変わるかと存じます、はい。

練習後の飲み会は、本日は練習開始時間が遅かったのでサクッと終了。

庄や渋谷南口店閉店前後からお世話になっている「たんと」さんに行けば「今日は5時に来られなかったからいつものお席にお客さん入れちゃいましたー」と。

また、新たな常連店が出来た様である。

そんな、練習。

第405回練習便り

リーダー

リーダーです。

天皇誕生日の祝日は練習日。予定があったがメンバー都合で23日と相成り、土日しか練習が無いので23日には練習はないだろう、と、予定入れていたので何とか予定を変更。

その為、午前はバタバタと過ごし、何とか練習には間に合う時間に出発。

とても寒い日で、その凛とした空気は少しの心地好さを感じるのは、北国出身だからか。

寒い雨が降っていた為か、春節が終わった為か、祝日ながらやけに空いた電車に揺らり揺られて5分程の遅刻で練習開始。と言う訳で今日は楽器屋さんには寄れず。

練習は、粛々と。

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この日は前回に引き続き、ビクシーの新曲「ファイヤーウォール」を中心に。

ある程度纏まってから、最後の最後で別アレンジを提案しちゃったり、途中のギター・ソロをワタクシが担う事になったもノー・プランなので次回へ繰り越し。ギター・ソロ・・・・苦手と言うかどう考えてもビクシーが弾いた方が格好良いと思うんだけど、歌うのみならずイントロのリフも弾いてソロも・・・・だと流石に忙し過ぎるとの事でワタクシの役目に。

今回の練習は結構良い感じだった、と思ったけど、ベースの大先生は「前回の方が良かったと思った」とw。ま、録音物を聞いての判断かな。

練習後、飲み会。

リーダー「ディープ・ラーニングってあんじゃん?」

ベースの大先生「AIとかの?」

リーダー「うん、そうそう。あれさ、個人レベルと言うか、例えば俺個人の行動や言動何かを学習してさ、俺の行動の提案とかする様になんのかな?」

Takayuki君「・・・・我々の個人BOTが出来るとか?」

ベースの大先生「ビクシーのBOTは大阪在住の夜行バス好きな人が作りそうだけど・・・・」

ビクシー「何その悪夢」

リーダー「でもさ、僕個人のディープ・ラーニングが為されたらさ、お勧めのエフェクターを提案してくれる、とかになるのかな」

ベースの大先生「それ、ただのターゲティング広告じゃん」

リーダー「それでも気に入るものが見付かるなら良いけどな。でも、個人レベルのディープ・ラーニングとかされたらさ、ビクシーが自慰行為をする時間になると、ティッシュだなんだの処分の為にルンバが待機、事が終わると動き始めるとかになんのかな」

ビクシー「何その悪夢」

その後、次回作の録音方法をあーだこーだと話をし、
実家帰省するビクシーが早上がり、Takayuki君は多忙な時期と言う事で飲み会は早めに終了。

今回こそギターはCasinoにしたいなぁ、と思っていたが、天気がぐずついていたので、絶対的な体積が小さいギターが良かろうってんでLes Paul Special DC Fadedに。



大変にお気に入りで、ゴキゲンなサウンドが出るこのギターですが、最近、ブリッジをラウンドアップ・ブリッジに交換したくてならない・・・・大手術となるが、やりたい気持ちが沸々と。

只今フレット交換などでNaked Guitar Worksに預け中のGrecoのLes paul Juniourタイプのギター、EJR-50Dがラウンドアップ・ブリッジなんだけど、ブリッジとテールピースが一体となった構造のブリッジこそが魅力的なサウンドの秘訣の様な気がして、交換したくなっている。

まぁ、その前にフレット交換、だな。やっぱステンレス・フレットにしたいんだ、うん。

足元はこんな感じに。

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Mini Bender
Formula B Elettronica)~ファズ

Eternity(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター


前回練習からの変更点は、オーバードライブを最近お気に入りのAMP808からEternityにし、
ゲイン・ブースター(Gold Legacy)の個所にMini Benderを持って来てみた(CE-2(コーラス)のをGutatoneのフランジャー、FL2にしようかとも思ったが今回はお見送り。FL2はCasinoの方が合う様に思ったので)。

Mini Benderは、その名と色合いから推測頂けるかと思うが、Tone Bender MKⅠのレプリカ。お気に入りのファズの一つなのだが、バンドで使った事ないなって事で今回持ち込んでみた。

Mini Benderは、ファズにしては低域がダーク過ぎず高域が出て使い易い。ゲート感も良い感じだった。Eternityとの相性も良かったけど・・・・うん、やっぱファズは使い所が難しい。

曲中で、クリーンと歪みの使い分けをする場合、レンジ感があまり変わって欲しくないワタクシだが、ファズはそれが難しく、最初っから最後までファズ、だと問題ないんだけど、最初っから最後までファズ・・・・ってのも、中々に難しかったりw。

僕のセンスでは、ファズは中々使えそうにないなぁ、と改めて思ったが、Mini Benderはやっぱり良いなぁ、とも思った。このファズは、やっぱり良いよ、うん。

Etrenityは、レンジが広いTS系・・・・と言ったら少し違和感あるが、同じくTS系のAMP808よりレンジは広い。

ゲイン・ブースター(Gold Legacy)でゲインアップした際、よりレンジが広いオーバードライブとの相性を試したくなって家で試して、良い感じだったのでバンドで使いたくなった(結局Gold Legacyは持ち込まなかったけどw)。

ビクシーがフロントマンを務めた、先のG音FES6では、Gold Legacyの位置にKTRを置いていて、同じCentaur系な訳で(と言ってもKTRはCentaur直系、かもだけど)、サウンドの差異は無いかも、と思ったが結構違ったのが興味深い。

設定の差かも知れないが、Gold Legacyの方が音の密度が薄い感じで、抜け感ならGold Legacyの方が得られる感じ。一方、KTRは相当な抜け感とより肉厚な感じがあり、ハムバッカーや箱物ギターならGold Legacy、シングルオイル搭載のギターならKTR、が合いそうに思った。

うん、また試してみよう、そうしよう。

因みに、途中でCE-2の電池が切れたので充電池に交換したのだが、うん、空間系ペダルでも充電池で充分じゃない?と思った。

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どの程度に電池が持つか、放電がどれだけ進行するか、は未知数も、許容範囲なら今後は充電池へのシフトをしたく思った。

にしても、Les Paul Special DC Fadedは・・・・やっぱ良い音だな、うん。どのエフェクター使っても大体良い音しちゃうから・・・・ある意味面白くない、かもw。

土曜日。

連休唯一の好天日、となり、朝食兼昼食後、早速散歩に出掛ける。

爆ぜる気持ちから少し足早になりそうも、いやいや待て待て、ゆっくり行こうぜ、と、寧ろゆっくり目に街をブラブラ。

日が当たる場所では、小春日和を思わせる陽気も、日陰に入れば肌寒い。そんな陽気に凛と咲く梅や寒桜、少しばかり遅い開花の椿などが美しい日。

有刺鉄線の様な染井吉野の枝には、硬そうな蕾もちらほら。来る春は遠からじ。

ふと入った万世橋下のショップ街では、年代感があるその造形が、改めて美しいと感じた。

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アーチ状の構造物、に、何か惹かれるワタクシですが、「アーチフェチ」って結構居そうな気がするんだ・・・・。

散歩が心地好い日であったが、楽器屋さん巡りも一応してみたり。

先の休暇でちょっと欲しいな、と思っていたGretschの6118、HOT CAKEの’77 re-issueは売却済。うん、良かった。これで欲しくならずに済んだw。

此処最近、在宅ギター弾きも良いよな、と思っており、その流れから小型アンプを探しているのは以前に書いた通りで、アンプを見る機会が多い。

在宅でギターを弾く環境、と言うと、家で鳴らせる小さな真空管アンプ、となるかと思うが、ワタクシの選択はそれではない。

在宅でギターを弾く、となると、まぁちょいと手にしてちゃらちゃらと、もあるのだが、個人的に楽しいのは、お気に入りのバンドなんぞを流しながら、適当に合わせてギターを弾く事。

その環境設定を色々と考えて、手持ち機材で試行錯誤して思うは、己のギターは単体でアンプで鳴らし、オケはモニター・スピーカーから別途流す、と言うのが、臨場感がありつつ、小さな音でも充分に楽しめるんだな、と言う事である。

最近は、オケも自身のギターも同じアンプから流せる/鳴らせる機能を持った小型アンプが多く出ているが、それだと臨場感が味わえず、
オケをモニター・スピーカーから鳴らし、別途ギターは個別に小さなトランジスタ・アンプから鳴らした方が、結構な臨場感が味わえて楽しく弾けると思った。

ある程度防音性がある部屋でギターを弾いているのだが、小型真空管アンプで気持ち良く鳴らし、オケもその音量で・・・・ってのは流石に無理に思った一方、己が弾くギターとモニター・スピーカーを別にすれば、結構気持ち良くギターが弾ける。

これは何もギターのみならず、ベースでも、ドラムも電子ドラムなら同じ様に楽しめるんじゃないか?と思っている。電子ドラムの場合、パットの音が気になるかも、だけど。

そんな訳で小さなトランジスタ・アンプを探す此処最近で、この日はSpark Miniを試すも購入には至らず。うん、良いと思ったけどね。デザインも好きだし。

足を延ばして、神保町~淡路町もぶらぶら。この界隈は、道が広くて太陽を浴びられて、冬場に歩くにとても良いし、少し裏通りを行けば、会社が多いからか休日は空いており、ちょっとした広場もあったりして、ちょいと足を止めて水分補給する場所にも困らない。

嗚呼、良い休日。

帰路、最近好んで通っている、近所の行き付けの八百屋さん兼鮮魚屋さんで、蕪の糠漬けと白菜の浅漬け、鮭の切り身、本鮪の中トロなんぞを購入。

帰り道、幼い女児がギャン泣きし、あやす母親が「何が嫌なの?」と聞けば、女児が「もう全てが嫌なのぉ!」と叫び、何かちょっと笑ってしまった。

Gretschの6118、HOT CAKEの’77 re-issueは買わずに済んだと言いつつ、ついついこんなのを買っちゃう。

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MaxonはOSD9

OOD9と一緒に、新古品みたいな状態で売られていて、比較してみたい欲に駆られ試し、比較結果、OSD9を購入。

OSD9とOOD9、比較して気付くは高域の出音の違い。

どちらも少し低域をタイトにしつつ、それでいて音の密度があるペダルだなぁと思いましたが、OSD9は高域をちょいカット、OOD9はプレゼンスに近い高域を結構ブーストする感がある。

レビューを見ると、OOD9には分離感がある・・・・とのご意見を拝見したが、高域の出方以外にはあんまり差異はないんじゃないか?との印象(ゲイン量もそんなに変わらない感じ、OSD9は
ディストーションの名を冠しているが、ゲイン量はそう高くはなくも僕には充分)

OSD9を購入した理由は、そのタイトな低域と抑え気味な高域と言う特徴が、自分が目立つ必要のない曲でのバッキング時に合うペダルとして活躍するだろうし、リフやソロ弾く時には、前段に少し高域を持ち上げるペダルを持ってくればスカッと抜けて来そうで、使い方次第でとても汎用性があるペダルになり得るんじゃ?と思って。

先ずはバッキング。

ビクシーがメインでリフやソロを弾く時、例えば僕が歌いながらギター弾く時なんかがそれに該当するんだけど、そんな場合には分離良いペダルでオケに馴染み良くして、ビクシーのギターがちゃんと聞こえた方が良い、と思っている。

そんな場面では、密度が高く、あんまり音が粒立つ感じじゃないペダルの方が良い、と思っていて(あくまで所属バンドでの僕の立ち位置的に、です)、OSD9は丁度良いんじゃないかな、と思った。

また、クリーンと歪みを曲中でON-OFFにする事が多いので、アンプの設定は基本クリーン。アンプのイコライザーの設定は、クリーン時にはアコギっぽい鳴りがして欲しいのでドンシャリ感を出しているのだが、歪みエフェクターをONにした際には、低域をタイトに、高域をちょい抑える感じが、クリーンと歪みがシームレスで好ましく、その点でもOSD9なら良い感じが得られる気がした。

リフやソロを弾く場面では、所謂「Centaur系ペダル」の、低域を少しカット、高域を少しブーストってペダルを使えば、抜けが欲しい所では素直な抜け感が演出出来るんじゃないかと思った。試した際、高域が強いOOD9を前段に繋いだんだけど、良い感じに抜けて来た(とは言え両方共音の密度があるペダルなので、併用はToo Muchに思った)。

家に帰ってGold Legacyに合わせてみれば、「ああ、これこれ」って感じ。Gold Legacyの、良い感じに密度の薄い抜けの良さと、とても相性が良いなと感じた。

因みに、だが、このペダルの元となった(?)OD880対比で言えば、ゲインが高くそしてタイトなサウンド。どっちが良い、ではなく、合わせるギター、アンプ次第でしょう。

次回練習は、余程の事が無ければ下記で行こうと思うんだ、うん。

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うん、なんか、良い。ノブが少ないペダルが多いのが、良い。バンドで使うエフェクター上限は5つにしているワタクシだが、ノブの上限も決めるのもありかな。制限が多い中の試行錯誤は楽しいし。

曲の最中にエフェクターを彼是と踏み分けてメリハリ付けたいと思っているワタクシは、やっぱマルチ・エフェクターとは馴染みが無いんだろうなぁ、と改めて思う。

マルチ・エフェクターは、言うまでもなく「バンドで使うエフェクターは上限5個」としているワタクシより幅広いサウンド・メイクが出来るんだろうけど、その為には細やかなプリセットを作らねばならない訳で、選択肢が多過ぎる事は選択肢が殆どない事に等しいと思っているワタクシには無用の長物。

そして、偏見かも知れないが・・・・マルチ・エフェクターの使い手って、結局同一プリセットばかり使っているんじゃ?とも思っており、その為にあの重い物を・・・・と思ってしまうワタクシ。

コンパクト・エフェクターよりマルチ・エフェクターが羨ましい、と思うのは、エクスプレッション・ペダルで、ゲイン量、ディレイ量やモジュレーション系ペダルを効きをエクスプレッション・ペダルで可変させられる事。

僕がマルチ・エフェクターを使うなら、基本のプリセットを作り、スイッチでゲイン、ディレイやモジュレーション系ペダルを選択し、エクスプレッション・ペダルで可変・・・・となるでしょう。そんなマルチ・エフェクターがあるかは不明だけれど・・・・。

そう言えば、OOD9はCasinoには合いそうだったな・・・・買えば良かったかな・・・・あ、家で先に記載した環境で弾く時にも良い感じになりそうだよな・・・・買えば良かったかな・・・・。

日曜日。

冷たい、冬らしい雨の日。散歩には適さぬ日って事でiPhoneの機種変更に行く。

この手のメディアに特段興味が無いワタクシだが、バッテリー残量の減り具合が著しく、秋葉原何かのアン・オフィシャルな店舗でのバッテリー交換で済ませようかとも思ったが交換。

庄やさんが閉店してから、バンド練習の飲み会は「たんと」さんと言う居酒屋になっているのであるが、そこのオーダーがQRコードで行い、そのオーダーをなんとなく僕がやっているのであるが、その際、こんな会話をした。

リーダー「あ、今日のオーダー、途中から各自に任せるかも」

ビクシー「そんなんやりますよ。てか、自分のオーダー位自分でやりますし」

リーダー「助かるよ。最初のオーダーは僕がするけど」

ビクシー「何かあったんですか?」

リーダー「いや、バッテリーがさ、もうすぐ切れちゃって・・・・。このオーダー中にもバッテリー残量が90%から82%になっちゃってさ」

ビクシー「iPhone、機種、なんですか?」

リーダー「確か・・・・8?」

ビクシー「・・・・変える時期をとうに過ぎてると思いますぜ?」

この手のメディアにお詳しいビクシーが呆れる位古い機種の様なので、バッテリー残量以外は特に不満はないが交換に。

iTunesにバックアップを取り、近くのショップにアポ入れをし機種変更。帰宅後、データ移行。

興味が無いメディアにかける時間がなんとも勿体なく感じる辺りに、僕の興味の無さが表れているかと言うもの。

スマートフォンが生活必需品になって久しく、その利便性は充分に理解していると重し恩恵も得ているが、スマートフォンで出来る事が増えた事は面倒事も増えたと思っている。

機種変更対応中に、実家の母から電話がかかって来てたな、と折り返せば、お向かいの家が火事で・・・・と。

お向かいの家は世代が変わっており、僕は馴染みない方々が住んでいるらしく、母も最近では交流が無い、と言っていたが、焼き出された家族が不憫で、今家に招いて暖を取って貰っている、と。

お節介な所が母らしいと言うかなんと言うか・・・・。

なんだかんだで友人、知り合いが多い母には、不便な場所に建つ実家でもやけに来客が多いのは、この辺のお節介さ故か。

その辺の性格は、僕には受け継がれなかったなぁ、と思った、連休最後の日曜日の夜は、最近また聴き直して「うん、やっぱ良いなぁ」となったThe Loch Ness Mouseを流して過ごしております。



デビュー・アルバム聞いて「この人達、Prefab Sprout好きなんだろうなぁ」と思ってたら2ndのボーナストラックでカバー(Sound of Crying)してて、やっぱり感が強かったっけ。

好きなバンドの近似値を描くバンドは今一好きになれないワタクシですが、このバンドはすんなり入ったのは何故だろ?

そんな連休に御座いました。

第404回練習便り

リーダー

リーダーです。

連休となった土日月。土曜日はちょいと間が開きましたがバンド練習日。

仕事がちょいと忙しく、少しばかりの疲労感を覚えて目を覚まし、ぶらぶらと浅草へ。

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晴天の浅草は、午前10時から結構な混み具合。

浅草へ行った理由は
Naked Guitar Worksへ。

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理由は、改造を依頼しているGrecoのLes paul Juniourタイプ、EJR-50D(多分EJR-60Dだけど)のピックアップ・カバーを届けに。

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このピックアップ・カバー、P-90ピックアップを3つマウントしたEpiphoneのRiviera(Riviera Custom P-93)から外されたもの。

プラスチック製ではなく金属製で、スラントしている構造のこのピックアップ・カバーをフリマサイトで発見し購入した。

EJR-50Dは、ネック角度が浅く弦高を下げるとピックアップ・カバーと弦が干渉し、その回避策として木部をザクってピックアップを下げているのだが、心地好い弦高設定にした場合、ピックアップ・カバーの面よりボディの面の方が上に来てしまい、ピッキングがちょいと気になる。

ピッキングが気になるものの、弦高が高過ぎるよりゃ良いか、と妥協したのだが、このスラントしたピックアップ・カバーなら、ピックアップ・カバーとボディの面を合わせる位に出来るんじゃ?と思い購入、期待を込めて届けてみた次第。

プラスチック・カバー比で、少しばかり大きいので追加でザグリが必要であるが、折角だから交換。

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ギターはフレットを抜き終わり、指板調整済。フレット打って、ピックアップ周辺のザグリをして、なので、もう少しお時間が掛かる。

一度だけバンドで試して、そのサウンドが凄く好みだったので出来上がりが楽しみでならぬ。

一旦帰宅し、昼食後ぶらりぶらりと練習場所へ。

楽器屋さんに立ち寄るも何も買わず。Albitさんにファズが気になったがスルー。Albitさんは結構好きなメーカーだが、あまり見かけないんだよなぁ・・・・。

練習は、粛々と。

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本日は、橋下徹元大阪府知事に似て生まれ40年のビクシーさんの新曲「ファイヤーウォール」のアレンジに時間を費やす。

こうじゃね?ああじゃね?いやそれはどうよ?との会話をし、「ま、こんな感じか?」と相成る。ある程度の全体アレンジを考えて行ったので、それをベースに追加アレンジも施す。

ビクシーの新曲の「花は燃えているか」は、全体アレンジはビクシーが主体で、その時は試行錯誤に時間が掛かったが、この曲は割とあっさり決まりそう。

時間がなくなったので、他の仕掛り2曲をやったが、どちらも復習不足か決め事を失念しているメンバーがおり、途中で止めて「そこ違う」などとやって消化不良のまま終了。うん、事前確認はしっかりして欲しいものだ・・・・。

結局通して1回も出来なかった「東京パラディアム」と言う曲は、ビクシーに「次回までに確認したいので、このエンディングのD△7onGを5度コードでどう弾くか教えて下さい」と問われたが、
D△7onGを5度コードで弾くって無理、じゃねぇ、か?

因みに・・・・

_________ 2024-02-11 11.21.23

と、ビクシーさんはポストして居るが、同曲のConFで「ギターはCのままね」と言っているが、前々回、前回に続き、今回でConFでFの5度コードを弾いていた。うん、何の練習をしていたん、だ?

あ、そう言えば、「時に春の様に」と言う曲で、ベースの大先生に「もちっとグルーブ感あるベースを」とお願いしていたらそんな感じになってた。器用な奴だなぁ。

練習後飲み会。

リーダー「藤井風っているじゃない?」

ベースの大先生「なんだ突然」

リーダー「人気あるんでしょ?」

ベースの大先生「あぁ、もう終わっちゃったけど、ドラマの主題曲とか、良い曲だったぜ」

リーダー「・・・・バンド名をさ、藤子風とかにしたら、間違って俺達の曲聴かれたりしないかな」

ベースの大先生「えーっと・・・・」

リーダー「いっその事、藤丼風でも・・・・」

Takayuki君「そう言う、エノケソみたいな提案、思い出した様にリーダーしますけどね、いい加減どうかと思うんですが・・・・」

リーダー「ビートきよしさんは、単独営業でステージ出たら、”なんだよ、偽物じゃねぇか”ってお客さんに言われたらしいけど」

Takayuki君「・・・・・」

ビクシー「ところで、最近、精神と肉体が一致しないのですよ」

ベースの大先生「なんだ突然」

ビクシー「いえね、自慰行為したいと思うんですけど、摩擦に肉体が耐えられなくて断念する事がありまして・・・・」

リーダー「令和始まって数年経つが、令和で一番どうでも良い聞かされている気がする」

ビクシー「諸説あります」

ベースの大先生「と言うかさ、君、そこそこモテるんだから、そういう相手居そうだけど・・・・」

リーダー「いや、彼、あんまりガツガツしてないからさ・・・・。上手く行きそうで行かないとか」

ビクシー「まぁ、ガツガツ行ってる人、飲み屋街で結構見掛けますけどね。大体女性からは引かれている訳でね」

リーダー「それでも、ガツガツ言い寄る人、結構居るんでしょ?」

ビクシー「居ますね。と言うか、8割方そんなんですよ」

リーダー「上手く行かないのにさ、なんでガツガツ行くんだろ?他の人がガツガツ行っても上手く行かないってのを見ても居ように、なんでがっつくんだろね?」

ビクシー「10万回に1回位、上手く行ったりするんですよこれが」

Takayuki君「あぁ、成程・・・・ツチノコに出会うみたいな事があるんだ」

リーダー「ツチノコって・・・・」

ベースの大先生「ツチノコって・・・・」

ビクシー「ツチノコって・・・・言い得て妙か」

ギターはPP4-380で出撃。

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足元はこんな感じに。

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Gold Legacy(KGR Harmony)~ゲイン・ブースター

AMP808(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

ギターをPP4-380にした理由、は、最近お気に入りのオーバードライブTS808との相性を試したくなって。Casino弾きたいと思う最近であるが、CasinoはTS808に合わないかなぁって事で。

結果から書かせて頂くと、矢張りAMP808は凄く良いな、と思った。

中域の密度の薄いTS、が僕の印象で、それに2バンドのイコライザーによる汎用性、ゲインのそこそこあるブースト・チャンネルでは太いサウンドも演出出来て、曲によってはそれで歪みサウンドを作ったが、これも良い感じであった。うん、これは良いペダルに思う。

難点と言えば、そのコンパクトなサイズ2in1となっているので、特に歌いながら踏むとスイッチの押し間違いがある事。まぁ、全然許容可能な難点だけど。

新規導入のGold Legacyは、所謂Centaur系のペダル(但しバッファは無し)。これは期待以上であった。これをONにするとスカッと抜けて来る音の演出が出来て、ソロでは重宝した(と言いつつソロなんて殆ど弾かないけど)。とは言え、線が細いPP4-380より、Les Paul Special DC Fadedの様な太い音が出るギターの方が「効果は抜群だ」となると思いもした。

因みに、これに先日購入した充電式の電池使ったんですが、一切ノイズもなく全然使えた。

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「あ、9V電池これで良いかも」と思い、帰宅し2つポチっと。同製品ではなく東芝の物を購入。CE-2、DM-2で使おうと思う(消費電力が結構あるのとBOSS製品だから電池交換が楽、なので)。

また、改めて「うん、やっぱこれは良いな」と思ったのがMXRのmicro amp。

Jim Dunlop移行後の物ではなく、オリジナル(?)のmicro ampで、クリーン・ブースターなんだけど、太いサウンドが出て、それもグッと前に出る感じがあって、これをONにするとPP4-380の線の細さも補正される。

ブースターを2台使い分けているけど、これ1台でも良いかもね・・・・。

あ、そう言えば11月にお呼ばれライブ出るかも、です。先日お邪魔したG音FES6の2024年版らしい。

ワンマンライブはもうやらないだろうから、出演すれば2024年唯一のライブになる事でしょう。前回同様、ビクシーがフロントマンになる、と思う。

宜しければお越し下さいませ。

日曜日。

前の週にちょいと気になる体調の変化あり、日曜日でも受診可能な病院へ。

諸々検査をしたが、大した事なさそうで一安心。ま、54歳ともなれば色々あるわな。

結婚して節目の年だったので、夜はお気に入りのビストロへ。

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(クミンとチーズのパイ)

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(5種のキノコのテリーヌ)

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(白子のムニエル。ガーリックバターと焦がしたパン粉仕立て)

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(尾長鯛のポワレ。春菊とホワイトクリームソース仕立て)

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(カモ肉のテリーヌ。グランベリーソース仕立て)

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(苺のカルパッチョとバニラアイスクリーム)

うん、やっぱり此処は美味しい。苦手な食材もあるのだが、それも美味しく頂けるのは素晴らしいと思う。落ち着いて食べられて雰囲気も宜しい。そして店員さんのご対応も気持ち良い。

フルコース料理で、且つシェフは御一人なので、食事と食事の間に時間ができる訳で、彼是と家人と会話をするが、結婚を振り返る、なんて事はない。彼是と話題はあっちこっちに。

そんな会話の中、先のバンド練習の話などもし、自分で自分の曲のアレンジをするのって、やろうと思ってやってみたけどやっぱり難しくて、かと言ってメンバーから意見も中々引き出せないし、てか、展開失念されたりすると指示するのが面倒だし、と半分愚痴れば「で、それ、楽しいの?」と問われ、思わず考え込んでしまった。

改めて考えると、楽しいのか、なぁ?

バンドでやりたい事、とか、熱量、とかはメンバーそれぞれ相違がある訳で、その平仄を合わせるのは無理だし、その必要性も感じても居ないが、
バンドの円滑な継続には、独りで復習したり、己のパートを考えたり、時に全体のアレンジを考えたり、ライブをするとなればライブに関わるエトセトラ、をしなくちゃ、と思っているが、楽しいか?と問われると、楽しい作業・・・・と言う訳でもない。

個人的には、「色々と機材を試したい」がバンドをやっている最大動機であって、カバーとなるとオリジナルに寄せる必要があって、それがあんまり楽しくないので、自作曲を演るバンドを楽しんでいる、と思っている。

己の欲求を満たしたいが故、ある程度の面倒事は引き受けるし、一人でやらねばならぬ事はしてはいるのだが、
それが楽しみ以上に面倒に思ったりすれば勿論の事、自室でギターを弾いく事がバンド以上に欲求を満たせれば、バンド継続には興味が無くなるのは間違いなかろうとは思う。

そう言えば、自室で機材を彼是楽しめる環境を作る、ってのを意識した事ないよなぁと思い、部屋はそれなりな防音もあるけど、最近はヘッドフォンでも相当な質感が得られる機材も多いやに思うし、月曜日はその手の機材を探す旅をしてみよう、と思い立ち、家人にその旨伝えれば、只管呆れられる始末。

「彼是と考えちゃうって事は、バンドがもう楽しくないんじゃない?」と家人に言われたが、そうなのかも知れないなぁ・・・・最近、自家中毒気味かも知れぬ。

帰路にあった梅の名所で、夜の梅を鑑賞し帰宅。夜の梅、は、果敢無げな様が中々に宜しい。

うん、善き日である。

月曜日。

3月並みの陽気の帝都をぶらりぶらりと。

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暖かく、散歩してて何とも気持ち良い天気の下、楽器屋さんを巡る。

事前に調べた機材を確認したり、心優しい店員さんに彼是聞いたり、ふむふむ、成程、これは凄いな、と、相成るも、購入はもう少しじっくり考えよう、と思った。機材を彼是楽しむ、なら、バンドは不要かも知れぬ。

一方、今回色々試してみて、最近の機材の進歩に改めて思うも、AIがもう少し楽器業界に浸透しているのかな、と思うも思った程ではない様にも思ったり。

とは言え、そう遠くない将来に、「自分以外のメンバーがAI」って事が出来る時代が来るとは確信している。そうなったら、色々と面白い事が起きるんだろうなぁ。

その他、本日は「あ、これ良いな」って物が幾つかあった。

先ずはGretschは6118。



このギターへの憧れは、27クラブの嚆矢たるBrian Jones

格好良いなぁ、と思うも、まぁ使う事は無かろうって事で、目で楽しんでスルー。

そしてHOT CAKE’77 Re-issue。



魅力的なサウンド、なれど、僕にはご縁が無いお値段に御座いました。過去見た時は7万円だったっけな。その時でもスルーして、その倍近いお値段となれば、手は出せぬ。ま、我慢。

にしても魔法の箱研究所さんの動画は、知りたい事が知れる内容で相変わらず良い。機材動画かくあるべき。

他、ワタクシが所有するLes Paul Special DC Fadedが店頭に飾られていてついつい見やれば、店員さんから声を掛けて頂いちゃったり・・・・ごめんなさい、持っているのになんか見ちゃったんです。

他、開催を知った時にはチケット売り切れであった下記の会場を横目で見たり。

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以前、Pink Floydの「狂気」を豪華なステレオで聴く、と言う事もされており、それもチケット完売で参加出来なかったっけ・・・・。

てな訳で、惹かれるものがあるもスルーした楽器屋さん巡りであるが、イケベ楽器リボレ秋葉原店で下記を購入。

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就寝前のベッドで、楽器関連の本を読む事を日課としているが(家人からは「オナ本」と言われている)、繰り返し読んじゃったので何かないかと探して購入。

ギターマガジン刊なのでギターの話が盛り沢山。就寝前に暫く楽しめそうである。そうか・・・・TVイエローのLes Paul Juniourはネックをリセットしてるのか・・・・・ふむふむ。

一旦帰宅し、issy将軍の所属するAutumn in Oblivionのライブを観に上野音横丁へ。

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上野音横丁は、先週はBlack Mariaさんのライブで来たので毎週って事になるが、Black Mariaさんのライブは女性ボーカルのフェス、であったが、この日は漢臭溢れるライブであった。

ライブはと言うと、うん、凄く良かった。

issy将軍は愛器Les Paul Custom、リアを中心に弾いていたと思うんだけど、ハムバッカーとは思えないダイナミズムがあって凄く良い音だった。理想的なLes Paul サウンドの一つ、だと思った。

ライブも良かった。

他人様のライブを観させて頂く機会は、そう多くは無いけどある訳ですが、先日のBlack Mariaさん然り、本日のAutumn in Oblivion然り、演者に「さー、楽しんで下さいな」って感じがあるバンドは、観賞していて気分が宜しい。一流の芸人の、「さ、今日も笑わせますよぉ」って感をプンプン匂わせて出てくる感と言ったら語弊あるかもだけど、そんな感じを出してくれるとこちらも楽しんで観賞出来ると言うものである。

僕自身もステージに立つことはあった訳だが、そう言う感じを出せていた自信は皆無。寧ろ、喜ばせて頂いた感しかない。

ライブはもうやんなくて良いよね、となったのは、正解だったのかも知れぬ。11月のライブは、ビクシーがなんとかしてくれるだろう。

と言う訳で連休は終了。

さ、今週も行ってみますか。

第403回練習便り

リーダー

リーダーです。

故郷の北海道は大雪に見舞われ、83歳にして独り暮らしをしている母に電話をすれば、雪は大変もその対処で周囲の人に色々と助けられてなんとか大丈夫、と気丈な回答。

雪は大変も、晴れた日には素晴らしい景色が見れるのも喜び、と言っており、確かに、美しい。

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対岸の雄冬岬、暑寒別岳が美しく見える日、は、饒舌尽くし難い美しさがある・・・・。

実家は、途中の改修があったとは言え相当な築年数であり、今は母一人の住まいも、土地の安い地方都市であった事に加え、6人家族であった事もありそれなりに広さがあり、母一人では手に余ろうと引越しを勧めているが、頑として動かない。

街の中心部からも遠く便利な場所とは言えず、遠く離れた場所に母一人残す親不孝なワタクシは、己の罪悪感の軽減の為に帰省の度に引越しを勧めるが、周囲の人や長く住んでいるが故の人の繋がりが心地好いらしく、今更動くのはストレスでしかない、との理由もあるが、何より
亡父が残した家を終の棲家としたい、と

此方の都合で強制出来るものではなく、親不孝な息子としては母が所望する物を送る位しか出来ぬのであるが、定期的に送っている物にパンと珈琲豆がある。

幼少期から、実家の朝ご飯はパン食で、ワタクシの時分は給食もパン食であったので、朝にはご飯を食べたかったのであるが、亡父も母もパンと珈琲を好んでおり、終ぞ朝に白米が出て来る事は無かったのである。

旅館の朝食・・・・御櫃に入った白米や、鮭、海苔、納豆などの朝食が凄く好きなのは、幼少期の影響やも知れぬ。

おっと、閑話休題。

近所に大変美味しいパン、珈琲を供するお店があり、試しにと送ってみれば母は大層気に入り、以来、送り続けて数年となるが、最近はその頻度が増えて来た。

コロナ禍が一服し、母を訪ねる人が増え、訪問者があれば軽食にとパンと珈琲でもてなしている様で、随分と早く在庫が心許なくなる。

北海道内に住む愚弟が定期的に帰省してくれているが、様々な人が母の元を訪ね気を配って頂いているのには感謝しかないのだが、母曰く、便利な場所に住んだらもっと訪問者が増えると思うので、これ位が丁度良い、との事。

人には人の生きるに心地好いペースがあると思うのだが、コロナ禍で訪問者が殆ど居なかった頃にも、母は母なりに心地好い生活のペースを楽しんでいた節があり、かく言うワタクシも、コロナ禍に当て所なく散歩をする喜びを見付け、それが今も続いていたりする。

自分にとって楽しく生活をするに重要なものにバンド活動があるのだが、天気が悪いと楽しい筈もその気持ちも萎えてしまう。機材を持って、傘をさして・・・・うん、面倒である。

そんな雲行き怪しい空模様の日曜日は練習に御座いました。

日曜日の練習だったので、前日の土曜日の散歩は空模様から7km程で少しばかり物足りないも、その分エフェクターを彼是試したりして楽しく過ごす。BGMは、The Rolling Stonesのロマンティックな作品「山羊の頭のスープ」。



Angie、Silver Train、Star Star・・・・と、好みじゃない曲が多いも、凄く好きなアルバム。高校時代、The Rolling Stones好きな学友と、このアルバムは傑作か否か、を喧々諤々美術部室で話したのを覚えている。そして、好きじゃないのにAngieのギターを一生懸命コピーしたのを覚えている。何故、コピーしたんだろ・・・・?

雨上がりの帝都をブラブラと練習場所に向かう。雨が上がって良かった。

楽器屋さんに立ち寄るも何も買わず。最近、購買意欲が減退気味。ま、理由は特にない。

練習は、粛々と。

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本日の課題曲は改題した「東京パラディアム」と「爆心地へようこそ」、そしてビクシーの新曲の3曲。

ワタクシの2曲は既に取り掛かっていたので細部を詰めて行く感じで、まぁ、後は反復練習かなと。

ビクシーの新曲は、前回に続き歌詞カードもない状態でホワイトボードに書かれたコード進行を頼りに、壁打ちみたいな感じで、こんな感じ?あんな感じ?を複数回試し、ビクシーが持ち帰り一人で煮詰めて行って・・・・なので、次回から真剣に取り掛かる事になりそうな感じ。

うん、録音の目処としている10曲溜まったんだよな・・・・溜まっちゃったんだよな・・・・どうしようかな・・・・どうなんのかな・・・・取り敢えず、面倒事が遠からず未来に発生するのは分かっている・・・・。

練習後飲み会。

庄や渋谷南口店の閉店と言う残念な事実から、最近の根城は「たんと」さんで、そろそろ顔なじみになって来ており、説明なく席に案内される・・・・。

リーダー「さて、最近思うは、我々を評するに最も適した言葉は”タフネス”でないかと」

ベースの大先生「また変な事言い出したよこの人」

ビクシー「80代の体力の持ち主と言われるTakayukiさんがいるのに何とも適さぬ言葉ではないでしょうか」

Takayuki君「全くだ全くだ・・・・いや、待ておい」

リーダー「誰が体力的にタフって言ったよ」

ベースの大先生「どう言う事だ?」

リーダー「いやね、こんな誰からも評されぬ、人目も付かぬ黒歴史を彼是20年弱続けているのってさ、タフさがないと出来ないと思わんか?」

ベースの大先生「・・・・」

ビクシー「・・・・」

Takayuki君「・・・・」

リーダー「例えばだ、この世に生を受ける前にさ、神様に”お前は来世ではバンドをやる事になるだろう。そのバンドは長く続くバンドであるが、一切評価されぬばかりか、完全に黒歴史となるバンドとなろう”って言われたらだよ、この世に生を受ける事が嫌にならねぇか?」

ベースの大先生「・・・・」

ビクシー「・・・・」

Takayuki君「・・・・」

リーダー「それを続けてるんだから、タフじゃなきゃ出来ねえだろうよ」

ビクシー「まぁ、そうかも知れませんけど」

リーダー「もっと言えばさ、例えば君が犯罪犯して逮捕されたらさ、君の知り合いに君がどう言う人か記者が聞いて回る訳じゃん」

ビクシー「・・・・はぁ、まぁ、そうでしょうね」

リーダー「で、結果はと言うと、毎週ゴールデン街で飲み歩き、家には大量のアダルトビデオとゲームを保有し、離婚歴もある、と」

ビクシー「もう、完全にやばい犯罪者のプロフィールそのものじゃないですか」

リーダー「それをこの世に生まれる前に神様に言われたとしたらだね・・・・」

ビクシー「それは、素晴らしい事ですね」

ベースの大先生「そう言えば、G音FES6の音源ってあるんだっけ?」

ビクシー「あぁ、DVDあります。僕も未だ見てませんけど、見ますか?」

リーダー「自分の自慰行為も性行為も見たくないなぁ」

Takayuki君「あんた、ホントなんでバンドやってんだよ?」

ギターは、Les Paul Special DC Faded



足元はこんな感じ。

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Professional Overdrive(Landtone)~ブースター

AMP808(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)

DM-2(BOSS)


micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

本当は別の組み合わせを考えていたが、前日土曜日に彼是試してこの組み合わせを試したくなった。

新規導入のオーバードライブはLovepedalのAMP808。

ゴールドのバージョンが良いなぁと思っていたAMP ELEVENと操作は同じ感じも、その名と色からお分かりの通り、TS系のペダルに独立したブースターが付いているペダル。

お安い中古で売っていたので買ってみたが、なんせこのペダルの情報が殆ど無いので詳細は不明。

ブースター・チャンネルは、AMP ELEVENはCOT50であると何処ぞで読んだ記憶あるが、こちらはどうなんだろう・・・・?クリーン・ブースターではなく、若干歪み、ノブを絞り切ってもONにすると音量は結構上がる。ブースターはドライブ・チャンネルの後であり、ゲインブーストする感じに非ず。

ドライブ・チャンネルはその名の通りTS系で、高低域を独立して操作可能であり汎用性もある。そのサウンドは、「密度の薄いTS系」と言う感じで、TSの鼻詰まりなサウンドを期待すると「ん?」となるかも。また、ゲインはそう高くないので、これ単体で歪ませると不満を覚える方も居るかと思う。

TS系って、「アンプはクリーンで歪みはエフェクターでつくる」「コードをジャカジャカ弾いく機会が多い」ってギター弾きには使い難いと言うか難しいペダルに思う。

500~700Hzを持ち上げるその特徴は、ソロやリフを弾く時に抜けが良い設定(≒ゲイン抑えめ)
にすると、コード弾いた時には分離感があり過ぎてアンサンブルで邪魔な感じがし、一方、アンサンブルに馴染むコード弾きに適した設定(≒ゲインを上げた設定)にすると、ソロやリフ弾く時には分離感が悪いなぁ、と感じてしまう。いや、コード弾きにTS系?って指摘されると「うん、すいません。イレギュラーな使い方と認識しております、ハイ・・・・」と首を垂れるしかないのであるが、TS系ペダルでコードを弾いた時の、過度じゃない音の壁なニュアンス、好きなのですよ、えぇ。

で、コード弾きでもソロやリフでも丁度良いチューニングのTS系って無いものか?と彼是探して来ましたが、その両方を満たすのは無理で、基本コード弾きに適した設定にするなら、リフやソロでは他のペダルを使うか他のペダルで補正した方が良いんだよな、との結論に達したのが数年前も、未だに「も、もしかしたら俺の需要ぴったりなTS系ペダルがこの世の何処かにあるかも・・・・」と、ワンピースを探しても居るのである。

で、このTS808でありますが、個人的にはワタクシの我が儘な需要を結構満たしてくれました。密度が薄い(≒500~800Hzの持ち上げが抑え気味)ので、ゲインを結構上げても、それなりな分離感とそれなりな抜けがありました。

エフェクターで歪みを作ると、どうしてもレンジは狭くなると思っておりまして、それを嫌うギタリストがアンプで歪みを作ったり、トランスペアレント系のペダルを好むのは分かるのですが、且つ、そのサウンドが弾いている側からすると気持ち良いのは分かるのですが、アンサンブルを考えずに全帯域をカバーされるとと、聞いているこっち側は「うるせえな」と感じる事も多くありまして、個人的な気持ち良さは、バンドでやるなら二の次にすべきかなと思っている。

また、ブースター・チャンネルも結構良かった。ピッキング次第で歪む感じが心地好く、加えて、BD-2の様なバリっとした質感があって、これは、箱物ギターでフロント・ピックアップを使って粋なブルースを弾くギタリストさんが、ちょいとONにして、とかで使うと凄く良いとも思った。いや、そんなギタリストさんには、ドライブ・チャンネルのゲインを抑えたサウンドも良い感じで使えるんじゃなかろうか。

で、そんなAMP808に合わせるは、中古で6千円で購入したCentaurのバッタもんの
Professional Overdrive。

うん、このペダル、やっぱ好きだな・・・・安い耳してて良かった。

手持ちCentaur(絵無しゴールド)やKTR、他のCentaur系と比較して、軽い感じのそのサウンドは、嫌みじゃない抜けがあって好み。

てな訳で、全体的に満足した組み合わせでした。うん、この組み合わせはとても良いなと思った。ベースの大先生は「前回の方が抜けが良かったんじゃない?」と言っていたが、個人的には前回より全然好みだった。

で、此処最近Les Paul Special DC Fadedを弾いて来た訳ですが、次回からはCasinoにしようかなと思っている。なんか、Casino弾きたい最近のワタクシ。GrecoのEJR-50Dがリフレットから戻って来たらそれ弾くだろうけど。

そんな練習に御座いました。

第402回練習便り

リーダー

リーダーです。

大きな震災やら不幸な飛行機事故やらで、正月気分は早々に萎えて迎えた土曜日は練習日。

年末年始は不規則な日もあったなあ、と思っていたが、体重測れば然程変わらず。

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この位の体重がデフォルトになったのか、なぁ・・・・。

朝食兼昼食後、ぶらりぶらりと晴天の帝都の空の下、練習場所へ向かう。

最寄り駅のホームで、左手指先が真っ赤に汚れていて、「は?へ?なんか零したっけ?」と思えば、指が切れて出血していた。

切った記憶も痛みもなくも、結構な出血で、手を洗い絆創膏で止血。絆創膏を持ち歩いていて良かった。念の為、と何故か絆創膏を持ち歩いていたが、初めて役に立った。

三連休で嘸かし電車は混んでいるかと思えば、思いの外の空き具合。基本車両半ばで立っているワタクシだが、目の前の席が空き、且つ周りに人が居なかったので珍しく着席した隣の駅で、老夫婦が乗って来たので席を譲る。御一人は目が不自由な老女で、その方を優しく座らせる旦那様と思しき老人男性。そしてその様を見ながら席を譲る気配すら見せぬ白人男女。見かねて反対側の席の方が老人男性に席を譲ろうとするも、「彼女の傍に居たいので」と断られてた。うん、優しい旦那様だ。

練習場所の駅で降りれば、その白人男女に「スクランブル交差点はどう行くの?」と問われたので、近場まで誘導しつつ、「目の悪く且つ老人が目の前に立っていたのに何故席を譲らなかったの?」と問えば、「普段は電車乗らないから・・・・」とか、回答に詰まり気まずそうにしていた。

前回練習でも書いたが、インバウンドは大いに結構な事だが、海外の感心出来ないマナーまで持ち込まないで欲しいと心から思う。うん、年越しで草の根レベルの国際問題を起こしそうなワタクシ。

ビクシーからLINEが届き、「家の都合で可成り遅れそうです」とのメッセージ。

了解しつつ、彼の家の都合・・・・来れない訳じゃないって事は身内のご不幸ではない・・・・とすると・・・・女生徒の揉め事しかないな、と、ワクワクが止まらず居たら、タクシーの中に鍵を忘れたが無事回収出来たので今から向かう、と。

「君、スマートロックにしたんじゃ?」とは突っ込まないで置いた。そう言う事にしたいらしい事にはスルーする心優しいリーダー。うん、女性関係は程々にね(悪意ある印象付け)。

スタジオに向かう道中、ベースの大先生と擦れ違うも、ワタクシには楽器屋さん訪問と言う予定があるので別行動。とは言え、目的はピックだけ。思うところあり、暫く興味程度の機材は自粛。

ビクシーは少し遅れるも合流。練習は、粛々と。

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未録音の曲を一通り熟し、歌詞が未だもビクシーが新曲を持って来たので取り組む。

真剣にアレンジを、と言う前段階の、ビクシーの確認作業的な持ち込みも、「イントロは派手目で、Aメロは抑え気味に」との指南もあり、どこまでやるか定まらぬまま取り組む。因みに、ビクシーの指南もメンバー一切無視でイントロと同じテンションでAメロに突入した・・・・大丈夫か俺達?

ビクシーの曲の後、前回練習より取り組んでいるワタクシの新曲2曲を40分程度。

自作曲のアレンジは基本メンバー任せ、なのだが、此処最近それが上手く行っていないので、久しぶりに彼是と指示と言うか依頼と言うか、「こんな感じにしたい」を、伝える。

とは言え、「この辺は肝だと思う」の範囲のみのアレンジ提案に止めれば、「それならこんな感じの方が良くないか?」とのリアクションもあり、焦点が定まって来る。自作曲でも、ある程度はアレンジの提案をするのはありなのかもなぁ、と思い直した。やり過ぎるとそれはそれで亀裂も入りそうだし・・・・匙加減が難しいんだけど。

自作曲ではアレンジの指南をせず、ベースの大先生やビクシーの曲では色々提案をするが、アレンジの指南が無いと、何となくで纏めると手癖と言うか、各自得意な事のレンジに納まると思うが、指南はあった方が良いのかもね・・・・。

練習後飲み会。ビクシーは別件あり欠席。
うん、女性関係は程々にね(違う理由だったろ・・・・表向きは・・・・と、度悪意ある印象付けリターンズ)。

昨年末閉店になった、庄や渋谷南口店の跡を惜別を持って眺め、庄やさんがお休みの時にお世話になっている、ビールとハイボールが1杯100円のお店へ。

隣に、バンド活動をしていると思しき若い方が居て、何となく声を潜める内弁慶な中年バンドの我々。

Takayuki君「
ビールとハイボールが1杯100円は日曜日限定みたいですね」

リーダー「なんだと?じゃ、これからバンド練習日曜日にするか?」

Takayuki君「いや・・・・」

ベースの大先生「・・・・いや」

ギターは前回練習に続きLes Paul Special DC Faded。久し振りにCasinoにしようかと思っていたが、前回練習で今一だったので、何か悔しくてこれに。



足元は、こんな感じ。

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Hot Cake
Crowther Audio)~ゲイン・ブースター

OD-880(MAXON)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

前々回練習ではちょいと不満があり、個人的に「良い音出たなぁ」と思ったG音FES6のセッティングに戻そうかなぁ、と思ったが、バンド練習はエフェクターで遊ぶ場でもある、と、他のメンバーへの配慮に欠ける発想で、年末年始に色々試して使いたくなったHot CakeとOD-880を持ち込む。

ゲイン・ブースターとして選んだHot Cakeは可成りお古い物で、スイッチが「Normal↔Mid Lift」表記期のブツ。

Normalでは野太い感じに、Mid Liftではブリリアントな感じに、がスイッチ一発で切り替えられるかを試したくて持ち込む。

オーバードライブのOD-880は、
「何を言っているんだお前は?」と言われそうだが、「トランスペアレント系でありながらTS系」と言うペダルの印象(トランスペアレント系ほどはレンジは無く、TS系ほどレンジがミッドに寄っていない感じは、中々に絶妙なチューニングに思った次第)。

比較したOD-820の方が汎用性あって、スッキリしたサウンドなんだけど、「DM-2以外ノブが2つ以下」と言う事で纏めてみたw。

結果は、うん、80点。

OD-880は良かった。うん、不人気機種だけど、これ、良いペダルだと思う。何と言うか、色んな意味で、丁度良い。

ペダルの個性が強くある訳じゃないけど、必要にして充分な事は抑えている感じ。特にバッキングで使った時のアンサンブルに馴染む感じ、は、凄く良いなと思った。大きな筐体は、歌いながらのON-OFFにも踏み間違いなくて良いかも。

ゲイン・ブースターとして使ったHot Cakeは期待通り・・・・と言う訳じゃなかったのが残念。抜けとゲイン・アップを期待するなら、モア・ベターな選択肢がありそうな気がする一方、Hot Cakeのバッファは凄く良いなあとも思った。

ビクシーが遅刻したので、Hot Cakeのバッファを試していたら、ベースの大先生が「それ生音?良い音だなぁ」と言っていたが、うん、僕もそう思ったんだ。さて、どうしましょうかね・・・・Hot Cake使い続けるか、若しくは手持ちペダルで良い物ないか探そうか・・・・色々と楽しみでありんす。

まぁ多分、ギリギリまで悩んだこれで行く、と、思うけど・・・・。

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と言う訳で、2024年も相変わらずなワタクシ(達)ですが、そう言えば、アレンジが未だの曲が3曲あるけど、もう新曲10曲あるんだな・・・・。

ついこの間10曲入りの新作作り終わったばかりだよな・・・・いやなんか、やっぱペースおかしいよな俺達?

そんな練習に御座いました。

第401回練習便り

リーダー

リーダーです。

海外旅行や出張の予定はないが、とある理由でパスポート発行に向かうは東京交通会館

パスポート申請は恙なく終わり、ビル内をふらふら。1965年開業の昭和の雰囲気溢れるこの大好きなビルで、ついついゆっくりしてしまう。

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お気に入りの階段に・・・・

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お気に入りの喫茶店に・・・・

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冬は名のみの風の暖かさか・・・・と、早春賦ならぬ遅冬賦と言うべき陽気に、お気に入りの空中庭園を楽しむ。

ああ、良いなぁ・・・・落ち着くなぁ・・・・。

各都道府県のアンテナショップがあり、彼方此方見て回り少しばかり買い物をする。家人が興味を示していたアロニアのジュース、何気なく買ってその値段に驚いた、が、家人は気に入った様で何よりであった。

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(後日、気に入って大きいのを購入)

そんなちょっとした非日常を味わった週の最後の日は練習日。

先ずは散髪、と近所の馴染みの髪結い所へ。

この界隈で長く営んでいる髪結い所なので、ご近所情報が沢山入ってくるのはいつもの事。特段、興味は無いのだが、なんとなくする雑談は、決して不愉快ではない。

此処界隈に住んで10年ほど。人や景色はそれなりに変わったが、好きな場所である。

所用あり、早めの出発をし、所用終了後、楽器屋さんを巡ろうかな、と思ったが、1件訪ねて終了。

いつもより遅い時間から始まる為、バンド練習まで時間があり、喫煙可能な喫茶店でも探そうかしら、と思うも、ま、練習場所で誰か時間間違えて来たら雑談しているか・・・・と待てば、時間を間違えると言えばこの人、相方ギタリストのビクシーさんが登場。

彼を誘って近所の喫茶店へ繰り出し、あーだこーだと雑談。偶には、メンバーと差しで話すのも悪くない。「時々割り勘で多く出して貰っているので」とビクシーさんに珈琲をご馳走になる。申し訳無し。年下にご馳走される事に慣れていないが、こう言う気遣い彼には好感を持つ。

音楽の趣味が合う合わないじゃなく、技術が合う合わないじゃなく、気の置けぬ仲間になり得るかで選んで組んだバンドだが、それで良かったんだよなぁ、と、結成20年近く経っても思う。

練習は、粛々と。

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やってはみたものの、何とも今一な感じだった自作曲2曲は断捨離。上手く行かないなら、無理してやるよりきっぱり諦めた方が良いかなって事で。練習してても楽しくないし、その手の曲は、録音しても特段良い感じにはならんので、潔く捨てるが是であろう、と言う判断。最新作でも捨てるべき曲が幾つかあった、と思う。

閑話休題。

前回練習より課題となっていた、ビクシーの「花は燃えているか」を再度取り組む。ビクシーの提案と言うか希望で、当初の感じに戻したが、うん、これが正解って事で良いんじゃなかろうか。試行錯誤しての決定なので、迷いがなくなったからか、良い感じじゃないかなと思った。あとは、慣れるのみ。

続いては、良い感じになっていなかったが、捨てる程じゃないかもなって思っていた「時に春の様に」と言う曲をアレンジ。

アレンジ、と言うか、ここが良くないからこういう感じにしよう、と提案。

我々は、得手不得手が多くあるバンドで、いや、不得手と言うが課題が多くあるバンド、だと最近改めて認識した。例えば、

・遅いテンポで跳ねる事が出来ない
・サビ前に盛り込み過ぎちゃって、サビでなんとか盛り上げようとして加速しがち

なんて事がある。

それを是正しないまま19年(だったっけ?)放置して来て、結局のところ、「なんか良い感じにならないね」って曲は、上記が原因である事が多いと思っている。

己が歌わないならまだ何とかなる。遅いテンポで僕が跳ねるギターを弾けばある程度是正出来るし、サビ前に盛り込み過ぎてたら、僕がサビ以外押さえてサビでエフェクターを多用して盛り上げる、とかが出来る。

が、自分が歌うとなると、跳ねたギターを弾きながらは歌えないし、サビでエフェクター多様と言っても、コード弾きが精々なので、ただ喧しいバッキングとなるだけだし、中々に上手く行かぬ。

メンバーに彼是指示を、は、メンバーの自尊心もあろうから、あまり言うのも憚られる。

「時に春の様に」と言う曲では、遅いテンポで跳ねたい、と思うも適わずで、「Aメロはこういう解釈で、Bメロはこんな解釈で・・・・」と、「こうしてくれ」はあまり言わずに、ニュアンスを伝えてやってみたらどうだろ?を試してみた。

結果は、うん、これまでよりは良いんじゃないかと思えた。慣れて来るうちになんとかなるんじゃなかろうか、と思える内容だった。

して、新曲を2曲。

「招集通知」と言う曲は、Aメロとサビ、そして後半にちょっと転調、という構成。Aメロとサビ、であれば、「サビまでに盛り上がり過ぎちゃって」が無いんじゃないかと思って。

「爆心地へようこそ」と言う曲は、イントロ、Aメロ、サビ、が、メドレー、とは言わないが、それぞれ別の曲の様な感じにし、Aメロは、跳ねてはいないが、コードチェンジを多くして、シンコペーションの様な感じにして、と、彼是盛り込んでみた。彼是盛り込みがちな我々が、そもそも彼是盛り込んだ曲をどう処理するか、を、試してみたくなった。

イントロは、ドラムのTakayuki君がリズムが取れず、で、「ドラムの楽譜で教えてくれ」と、ギター弾きとベース弾き相手に無理な注文。

「まぁ、取り敢えずこんな感じにしてみたら?」とだけ伝え、後は家で考えてみてよ、と伝えタイムアップ。

ある意味変則的な曲だけど、ちゃんと解析と言うか解釈すれば、多分、それなりに上手く行くんじゃないかと思った。

と、言う訳で・・・・。

「招集通知」と言うは単純なので上手く行くだろうな、と思ったが、「爆心地へようこそ」と言う曲は、未知数だろうなぁと思っている。駄目だったら断捨離するのみ。ま、不得手を克服しなきゃならん、って訳でも無かろう。出来ないなら無理してやる事もない。隔週の余暇なのだし。

体調が今一、と言うか、先日の体調不良以来喉に痛みが残っているので、歌うのがきつかった・・・・もうちょっとちゃんと歌いたかった。

2023年を締めるギターはLes Paul Special DC Faded



足元はこんな感じ。

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Professional Overdrive(Landtone)~ブースター

TS9(Ibaneze~Bruno Mod)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)

DM-2(BOSS)


micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

ディスコン製品が多い・・・・ディスコン製品使うのは、出来れば避けたいんだけど・・・・まぁ、いっか。

ライブでこのギターを使った時使おうとした時はこの組み合わせでした。

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KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

Eternity(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

上記組み合わせで好ましい音、出したい音は出たのですが、エフェクターを彼是試さずには居られない特殊性癖を持つワタクシ。今回は上記のラインナップ・・・・と言いつつ、換えたのはKTRを
Professional Overdriveに、EternityをTS9にしただけ、だけど。

先ずは
Professional Overdrive

Centaurを見た目から模したこの廉価な中華性ペダル、僕は凄く良いと思っている。最近KTRを使っていますが、改めてこれを試してみたく。

Centaurを模したペダル、は、幾つも出ておりますし、幾つか持ってもいる。スイッチが心許なかったりと製品としての信頼性はちょっと、な、この製品を敢えて持ち出すのは、好みの音を出してくれるからに他ならない。

何と言うか、線が細くならずスカッと抜けて来る感じは、改めてゲイン・ブースターとして良いなぁと思います。KTRはもうちょっとダークな感じで、好みもありましょうが、僕はこのペダルが好きです。

オーバードライブはモディファイ品のTS9

前回練習でEJR-50Dと合わせたが、その時に改めてこのオーバードライブは良いなぁ、と思い導入。

特にコード弾きに使用すると、もこもことしたサウンドになるTSにおいて、このモディファイ品は解像度が高くて使い易い。前回練習では少し前に出過ぎな感じだったが(他メンバーに練習後「どうだった?」と問うた時は「よく分からん」との回答だったけどw)、今回はそれも踏まえ抑えめに使ったら、を試したくなった。

他のペダルは変わらず。

で、結果はと言うと・・・・。

ううん、前回練習の方が良かった、なぁ。特に、歪みサウンドが前回練習の方が好みだった。

前回練習とはギターが違う訳ですが、スペック的には近いしいので、ペダルは殆ど変わっていないし、歪みサウンドで言えばその目的を果たすペダルのTS9は変わっていない訳で・・・・。

前回練習で使用したGrecoのLes Paul JuniorタイプのEJR-50D(お詳しい方からEJR-80Dでは?とのご見解を頂いた。ううん、どうなんでしょう・・・・決定打となる確認点が見付からない)。

EJR-50Dには好ましかったTS9ですが、Les Paul Special DC Fadedにはライブで使用したEternityの方が良いかな、TS9より広いレンジ感を持つEternityの方がLes Paul Special DC Fadedには合うのかもな、と思ったり。

レンジ感はLes Paul Special DC Fadedの方があるかと思っていたのでちょっと驚いた。やっぱ、エフェクターは相性があるよな、うん。単体でどうのこうの評価するもんじゃないよな、うん(散々レビュー書いて来てそれかい)。

EJR-50Dは、リフレットに時間が掛かるので、それまではLes Paul Special DC Fadedを使おうと思っているが、色々と試行錯誤出来そうで楽しみである(ま、歪みペダルをEternityに戻すだけかもだけど)。

Landtoneはやっぱり良いと思う。スカッと抜けて来る感じが良い。Centaurのミニチュアみたいな形も好きだが、Centaur、KTRより軽い感じの音が特徴的だが、それが良い。Eternityとも相性が良いと思う。試すのが楽しみだ。

最近使用頻度の高いCE-2、DM-2、そしてmicro ampは、本当に良い、と思う。それぞれ、レンジを保ちつつ線が太くなるので、ソリッドギターに合わせるなら、これ以上の選択は中々無いと思っている。

練習後、飲み会@庄や渋谷南口店。


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(出展・ビクシー画伯

そう・・・・我々のメインステージ、庄や渋谷南口店さんが、年内閉店、との事。

最近は日曜日の練習も増えて来て、日曜日の営業を止めた庄やさんへ行く機会が減ってはいたが、本当に・・・・残念である。

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この根城で、色々と良くして貰ったなぁ・・・・感慨深いなぁ・・・・1枚目の絵、本当は魚の絵だったんだけど、ある時から上に浮世絵貼られたんだよなぁ・・・・短パン破けたビクシーが制服借りて帰った事あったなぁ・・・・白ころホルモン美味しかったなぁ・・・・。

と、最後の庄やさんは、Tさんと言うゲストを迎えて過ごした。

あーだこーだと話をし、なんだかんだで3時間、最後の庄や時間を過ごす。

途中喫煙所に行けば、同年代と思しきサラリーマンの方に声を掛けられる。

男性「ここの庄や、今年で終わりだそうですね」

リーダー「・・・・そうみたいですね」

男性「よく、来られてましたよね?」

リーダー「・・・・えっ?」

男性「いやね、私、表参道でちょっとした会社やってるんですけど、なんかね、気楽に飲める店欲しくて、彼方此方回って此処に辿り着いたんですよ、もう、何年も前にね」

リーダー「・・・・そうでしたか」

男性「で、時々お姿見てたんですよ」

リーダー「え・・・・?」

男性「あ、今日も来られているなあって」

リーダー「すいません、私は存じませんでした」

男性「何度か、この喫煙場所でもお会いしてます。場所譲って頂いた事も数回」

リーダー「・・・・そうだったんですね」

男性「えぇ・・・・寂しいですね」

リーダー「・・・・はい、残念です」

男性「・・・・さて、そろそろ帰りますね。私はもう来る事はないでしょうけど、貴方は?」

リーダー「私も、今日で最後です」

男性「そうですか・・・・何処かでまたお会い出来たら」

リーダー「そうですね、また何処かで」

と、なんだか、戦場のメリークリスマスのエンディングの様な会話をするワタクシ。



そうして、2023年のバンド活動終了。ライブに来て下さった方々はじめ、色々とお世話になった方々、有難う御座いました。

2024年は、どうなります、やら?

第400回練習便り

リーダー

リーダーです。

さて、2023年も残り1ヵ月を切りまして、鬼が笑う来年の話なんぞがボチボチ出て来る訳ですが、なんでしょうね、例年以上に師走感が無い。

年を重ねる程に師走感を味わう事が無くなって来てはいるのですが、今年の師走感がないのは何故かと考えて思うは、秋口から仕事もプライベートも忙しく、プライベートでは家人の骨折と言うアクシデントにも彼是対応をしていた訳ですが、それも完治し、ふと気付けば少しだけ余裕が出て来た昨今。

師も走る忙しさの師走にふと一息付ける時間が生まれ、それが師走感を失わせているのではないかと思ってみたり。

とは言え、師走感を味わうよりは多忙から一息付けるこの状況は喜ばしく、日常の有難さを改めて思うのである。

さすれど、流石は師走と言うべきか、仕事の忙しさは相変わらずで、それなりにお呼ばれの会食だのなんだのでもバタバタもしていた先の週の土曜日は練習日。

前日の金曜日に、Naked Guitar Worksから改造依頼していたGrecoのEJR-50Dの改造が完成したとの連絡を受け、練習前に観音裏へ。

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ぽかぽか陽気の浅草寺境内は、既にそこそこの混み合い。浅草と言う観光地の人気ぶりを認識する。

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(ワタクシの馴染みの店は?と問われたらこちらを答えます)

リーダー「今年最後かな、お邪魔するのは」

N.G.W「・・・・心からそうであって欲しいと思う、Naked Guitar Worksです」

リーダー「と言う訳で、来年も何卒宜しく」

N.G.W「来年は、お客様によってはメインテナンス代金を時価にしようかと思っているNaked Guitar Worksです」

リーダー「お、いいなそれ。本日のおすすめ、ジャック交換、とか看板出すとか?」

N.G.W「・・・・呆れて二の句が継げないNaked Guitar Worksです」

そんな相変わらずの友好的な会話をしつつ、行く年の挨拶をし帰宅。

帰宅し、早速ギターを手にしてみる。

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うん、未だ諸々問題点あり、なギターだが、なんか良いな、これ。
うん、先週メインテナンスしたのでPP4-380にしようかな、と思っていたが、家での音作りすら全然出来ていないが、弾きたくなってバンド練習に持ち込む事を決意。

時間が無かったので、適当に合いそうなエフェクターを選んで出撃。

行きの電車では少々混み合った電車内で目の前の人が立ち、邪魔にならぬ様着席すれば二駅程進んだ所で更に混み合えば、ちょっと離れた所に赤子と大きな荷物を抱えた女性が。

僕の席からは少し離れていたが、流石に危ないので声掛けし席を譲れば、その女性の前に座っていた白人から「君、優しいね」と言われて「いや、目の前なんだからお前が譲んだ方が良くないか?」と思わず言ってしまう。

なんだろうな・・・・欧米には「子供から目を離したらそれだけで虐待」って思想があるやに聞いているが、その発想を持つ方々が目の前で赤子を抱えて大変そうな女性に席を譲らぬ神経が全く分からぬ。

余談であるが、赤子を抱えた人に席を譲ろうとしたら、子供の足が付いちゃうのでと固辞された事がある。そう言うものなのか、と、驚いた事がある。

楽器屋さんに軽く立ち寄り、EJR-50D用にストラップ購入。

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赤と黒を基調としたストラップが欲しく、感覚でこれにしてみれば、
Jimi Hendrixが使用していた物のレプリカだそうで・・・・これをLes Paul Juniorタイプに付けるって、何と言うか、石投げられる事しちゃったかしら・・・・w

柔らかく、少し幅広なので使い勝手は良さそう。ロックピンは帰宅後に付けたので、バンドでは試していない。

そんなちょっとした買い物のし練習場所へ向かえば、メイン。ギタリストのビクシーより「電車乗り遅れたので遅れます」との連絡に続き、「渋谷駅の改修で出口が分かりません」との連絡が入る。

聞けば同じJRを使ったドラムのTakayuki君も同様だった模様。そう言えば、僕も銀座線渋谷駅が回収された時、出口が複雑で混乱したっけ・・・・。

練習は粛々と。

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本日はライブ前に取り組んでいた曲を粛々と。メインで取り組んだのはビクシーの「花は燃えているか」。

跳ねるリズムでやるもピンと来ず、思い付く限りの案を提案するも、ビクシーのお眼鏡には叶わず。

ビクシー「うー・・・・ん」

ベースの大先生「てか、何か長いよね。Aメロ短くするとか転調ばっさりカットするとか」

ビクシー「うー・・・・ん」

リーダー「跳ねる感じを止めてみるとか?」

ビクシー「うー・・・・ん」

リーダー「ま、こんな感じはどう?」

~色々と提案~

ビクシー「うー・・・・ん」

リーダー「ま、思い付く限りは提案したから、後はビクシーがどれを選択するか、だな」

ビクシー「うー・・・・ん」

ベースの大先生「俺は、あの、コード変えないで分数コードの進行、良いと思ったけど」

ビクシー「うー・・・・ん」

リーダー「これは、あれだな。奥さんが旦那に向かって、今晩何食べたい?って聞いて、旦那が何でも良いって回答をし、じゃ、魚ねって言ったら、いやー、魚って気分じゃないな~とか返してさ。だったら何が食べたい?って再度聞いても、何でも良いって回答する、兎に角俺が納得する提案をしろって言う、駄目旦那みたいなもんだな」

ビクシー「・・・・」

練習後、飲み会。ビクシーはデート的な予定があるとかで欠席。先のブログで、「クリスマスに市民権を失う男」とか書いちゃったので見栄を張らせてしまったらしい・・・・すまんかった。

練習後、飲み会。

Takayuki君「で、マジでもう曲書かないんですか?」

リーダー「うー・・・・ん、その方がねー、良い様な気がするんだよね」

ベースの大先生「まぁ確かに、歌いながらアレンジをあーだこーだは難しいわな」

リーダー「そうなんよね。と言うかね、前提としては、バンド愉しくやる、なんだけどね」

Takayuki君「どう言う事?」

リーダー「いやさ、隔週でバンドやるって、面倒な事もあるけどさ、愉しみじゃん」

Takayuki君「ですわね」

リーダー「でもさ、愉しくなくなると続けるの困難じゃん」

ベースの大先生「ま、それはそうだな」

リーダー「だから、愉しくなくなる理由は除外すべきと思う訳よ」

Takayuki君「それが曲を書かない事、だと?」

リーダー「そうそう。だってさ、煮詰まる時って、やっぱ練習してて倦怠感あるじゃん」

ベースの大先生「俺は、何度も反復しながら、少しずつ組みあがって行くって嫌いじゃないけど」

リーダー「そうは言ってもさ、隔週バンドでそうそう時間もない訳で、同じ曲をアレンジ定まらないまま何度もやるよりさ、手応え?あった方がさ、気持ち的な高揚感あるでしょ?」

Takayuki君「まぁそれは確かに」

リーダー「ライブの練習とか愉しかったけど、同じ曲だけだとやっぱ飽きるでしょ」

ベースの大先生「注意力は散漫にはなるわな」

リーダー「で、そんな時にさ、アレンジを積極的に提案するのって、やっぱ俺が多くを担っていると思う訳よ」

ベースの大先生「まぁ、それは確かにそうだな」

リーダー「でも、自分の曲だとアレンジ提案はやり難い訳で、それならベースの大先生とビクシーに曲書いて貰って、俺はアレンジを考えるが良いのかな、と」

Takayuki君「うー・・・・ん。でも、ベースの大先生もビクシーも、そんな多作じゃないから、それはそれで結構飽きるかも」

リーダー「俺もね、ちょっとそうかなって思ってさ、代替案もあるんだ」

ベースの大先生「ほぅ?」

リーダー「寧ろね、馬鹿みたいに曲作ってやろうかと」

Takayuki君「・・・・はぁ?」

リーダー「いやね、今取り組んでいる曲で、あぁ、良い感じだなって曲もあれば、そうじゃない曲もあるじゃん」

Takayuki君「ま、確かに」

リーダー「僕の曲でもさ、良い感じに纏まっている曲もあるでしょ?他人様が聞いたら分からんけど、少なくともバンドでやっている我々は、愉しく演奏出来ているじゃん」

ベースの大先生「今やっている曲だと、”月は今夜も行方不明”と”そして君も居なくなった”だろ?」





リーダー「そう。曲の出来栄えがどうとかじゃなくて、演奏していてさ、愉しかったりする訳よ。それってさ、纏まっているからだと思うんだわ。で、アレンジが中々煮詰まらなかった、とかじゃなく、何度かの演奏で上手く行ったって事だと」

Takayuki君「・・・・言いたい事が分かって来た」

リーダー「でしょ?つまりだ、上手く行ったらそれは続ける、今一だなって思ったら潔く止めるってのが良いんじゃないかなと」

ベースの大先生「無理してアレンジ続けなくてもって事?」

リーダー「うん。だってさ、録音はしたけど、自己評価でも今一だなこれっての、あるじゃん」

Takayuki君「まぁ、分かります」

リーダー「だったらさ、良い感じになったら録音、それ以外はもう捨てちゃいましょう、で良いのかなと」

ベースの大先生「でもさ、試行錯誤繰り返して良い感じになったものもあると思うんだよ。それにさ、君、自分が作った”鉄の雨が降る”は嫌いって言ってるじゃん。俺は良いと思うんだけど」

リーダー「そう言うのは話し合いじゃなかな。自分の曲は客観的になれんけど」

Takayuki君「大きな方針として、無理して何とか纏めるより、何度かやってみて駄目だったら諦める、と」

リーダー「そうそう。別に完全に止めるって訳じゃなく、他の曲を優先しましょう、程度でさ。ほら、The Rolling StonesのStart Me Upってさ、80年代を代表する曲だけど、あれ、元々はレゲエのリズムでやってたけど上手く行かなくてお蔵入りにしてて、思い出した様にやり始めたんだって。そう言う事もあるからさ」

ベースの大先生「比較対象がでか過ぎると言うか我々がミジンコ過ぎると言うか、比較して良いのかそれ?」

リーダー「・・・・」

Takayuki君「で、ライブは?リーダーの負荷減らすのはやりますけど」

リーダー「まぁ、どうだろうねぇ」

ベースの大先生「ブッキングなら良くないか?」

リーダー「いや、それこそだ、G音FES6?ああ言う、広義で内輪なライブなら良いけどさ、見知らぬバンドが沢山出るライブに今更出るってどうよ?」

Takayuki君「意味無いですかね?」

リーダー「じゃなくてさ、ほら、我々目当てに来てくれる方がさ来難かろうし、出る立場として、プロ目指してさ、他のバンドとの交流とか、他のバンド目当てのお客様に訴求する為にブッキング・ライブに出るとか、そう言う趣旨無いじゃん」

Takayuki君「まぁ確かに」

ベースの大先生「でもさ、寧ろワンマンだとさ、内輪ばかりじゃないかって思われてさ、来たいと思う第三者が来難くなるじゃん」

リーダー「そう言う方がどこに居るんだよ?」

ベースの大先生「・・・・」

ギターは前述の通りGrecoのEJR-50D。足元はこんな感じであった。

IMG_3962

KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

TS-9(Ibaneze~Bruno Mod)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)

DM-2(BOSS)

MC402(MXR)~ブースター

お初なギターなので取り敢えずのTS-9、リア一発のギターなので太い音欲しい時にとMC402、って感じで選んだが、メンバー評価は不明も、個人的にはすっごく良いと思った。いや、滅茶苦茶良かった。

ギターに付いては別途しっかり書こうと思うが、トーンを絞って使ってみれば、好ましい太さと抜けがあり、1~6弦のバランスが良く、クリーンと歪みの切り分け・・・・クリーンでは良い感じもオーバードライブを踏んだ時にどこかの帯域が強くなったり、などがなくで、弾いてて滅茶苦茶楽しかった。

音は素晴らしいと思ったが、ちょっと難あり、でもあった。これについては別途書かせて頂きましょうそうしましょう。

日曜日。

ワタクシは、前日年末の挨拶をしたNaked Guitar Worksを急襲。

N.G.W「昨日年末の挨拶しただろ!」

リーダー「あけましておめでとう。じゃ、このEJR-50Dのフレットを交換して貰おうか」

N.G.W「はぁ?」

リーダー「練習で使ってみたんだけどさ、やっぱご指摘箇所の対応が必要じゃないか、と」

N.G.W「もうちょっと使ってみれば良いじゃんん」

リーダー「いや、来年から料金時価になると聞いて、年内に、と」

N.G.W「時価になんかなる訳ねえだろ」

リーダー「ま、宜しく」

N.G.W「Izoさんにもフレット交換承っているし、年末年始はステンレス・フレットへの交換ばかりになりそう・・・・」

リーダー「良いじゃないの、ゆく年くる年ならぬ、行くフレット交換、来るステンレスフレット」

N.G.W「・・・・」

そんな練習に御座いました。

第399回練習便り

リーダー

リーダーです。

霜月も半ばを過ぎれば冬の気配強まり、街には重衣料を着込んだ人が其処此処に。

暑さが残っていた頃には信じられなかったが、冬が来るらしい。本格的に来るらしい。

遅ばせながらクローゼット内を整理し、夏物を仕舞いつつ、もう着ないかな、と言う衣類を処分。うん、スッキリ。

そんな季節の変わり目を楽しんでいたら、故郷の友人から、共に通っていた塾の先生がパーティを開くとの連絡。

ご体調が優れぬのは間接的に聞いていたが、聞けばさよならパーティー的な位置付けで、東京から小樽ってのは難しいかと思うが来れないか、と。

お世話になったので行こうかな、と日付を聞けば11月25日。そう、ワンマンライブの日。

fujico_flyer2023

何と言うか、ねぇ、日頃の行いが悪いのか、ねぇ。ピンポイントでこの日とはね・・・・。

流石にライブを私的都合でキャンセルって訳にも行かず、事情を説明し、不義理のお詫びを伝えて貰う様にお願いする。

北海道内からも人が揃う様で、これを逃すともう会えないであろうな、と言う学友も多数。先生への御礼を伝えるだけではなく、旧友を暖めたいとの気持ちも募る。

とは言え、今更ライブをキャンセルするには、周囲に与える迷惑を考えるとどうかと思うし、家人も回復著しいとは言え本調子ではなく、行くとなると数日は東京を離れる訳で、それもどうかと思った。うん、残念ながらご縁が無かった様だ。

この機を逃せばこの先に機会がないのは間違いなく、我を通して行こうかなとも思ったが、我を通す人の厭らしさに辟易する事が多かった此処最近、そんな人を嫌悪しておきながら、己が我を通すのは理に適わぬだろう、と思った。

「我を通す理由」は「我を通して良い理由」にはならぬ、と思う。嫌な比喩だが、虐められる理由があっても虐めをして良い理由にはならぬ、と言えば分かり易いか。

理由があっても、それをして良い理由にはならないって発想になれぬ人には驚かされる。理由があればそれは認められるべき、とか、正気の沙汰じゃないと思うんだけどねぇ。

・・・・って、それ以前にだ、ライブ、楽しみにしている人、いる、のか?

そんなモヤモヤした気持ちを抱え迎えた土曜日。翌日曜日は練習日なので、日曜日には出来ない家事を先ずはこなす。

骨折から大分回復してきた家人が、炊事洗濯は担ってくれる様になり、家事負担がとても減ったのだが、此処で無理させる訳にも行かぬ、と、少しばかりフォローすれば、「うん、邪魔」と・・・・。

うん、そうだよな、家事って自分のペースとかやり方あるもんな。依頼された事をしてくれる、が一番助かるお手伝いだよなって事で、掃除買い物担当のワタクシは、掃除を済ませ買い物序でにちょいとお散歩。

御茶ノ水、秋葉原を巡り、気が付けばギターを買っていた。

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GrecoのEJR59-50D。Mint Collection期のLes Paul Juniorのダブル・カッタウェイ・タイプ。先週の楽器屋巡りで見掛け、その時はスルーしたんだけど買っちゃったんだよベイビー。EJR59-50Dとの事で売られていたけど、EJR59-60Dじゃないかとも思っているんだよベイビー。

issy将軍しか喜ばぬ購入動機やお約束の改造をどうしましょうか、は、別途書かせて頂きますとして、ギター買って、秋葉原は千石電商さんやイケベ楽器リボレ秋葉原店さんにてパーツ物色。

千石電商さんでパーツ買って、じゃ、イケベ楽器リボレ秋葉原店に・・・・と歩いて横断歩道前で「え、パーツ代安過ぎない?」と気付き、信号を気にしながらパーツをチェックすれば、やっぱり間違っている・・・・。

千石電商さんに戻り確認、差額5千円強を精算。普段は塩対応のお姉さんがちょっとだけ優しい口調だったのは気の所為ではあるまい。

神田川の畔でちょいと休息。昔、喫煙所があった場所。この場所は結構好きなんだ、うん。

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イケベ楽器リボレ秋葉原店でもパーツ物色。

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オクターブ・チューニングをある程度合わせるラップアラウンド・ブリッジのGibsonの純正品を発見。うん、2万円超はちょっとお高過ぎ・・・・その半額のAll Partsのバダス・タイプで良いや。これも興味あったが、デザインが好きじゃないんだよな・・・・。

ぶらぶらと帰路に就き、在庫が乏しくなって来た珈琲豆を買って帰宅。曇り空はいつの間にか晩秋の青空に。

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うん、気持ち良いなぁ。夏に汗をかきながらする散歩も好きだけど、この時期の散歩は気持ち良いったらない。

買って来たギターをちゃらちゃらと弾く。うん、良い感じだ、このギター。ワンマンライブには間に合わないが、バンドで活躍してくれそうな予感がビンビンと。うん、こりゃあ良いぜ。堪んないぜ。

改造には少し時間かかるから、デビューは来年かなー。うん、来年の抱負が出来た(早ぇよ)。

して、The Beatlesの、所謂「赤盤」「青版」の2023年盤CDをじっくりと聴く。いや、正直言おう、初期のロックンロールな感じの曲は殆ど飛ばした。

Rain、Run For Your Life、For No One、I've Just Seen a Face、I'll Follow The Sun、Your Mother Should Know、Baby You’er Rich Man・・・・何故入れなかった?って曲が多数ありますが(あ、ワタクシの趣味ですので)、「よくぞ入れてくれた!」って曲も多く(特にTaxmanとHey Bulldogは嬉しかった)、満足。Machine Assisted Learningって凄ぇ・・・・と思ったが、I Am The Walrusはエンディングが少しごちゃごちゃし過ぎじゃ・・・・いや、聞き慣れぬだけか。

全体的な分離感が良くなって、臨場感ある音に感動。今回特に感動したのは、George Harrison、Ringo Starrの演奏の素晴らしさ。

George Harrisonのギターは、メロディアスでリズミカルで、Andy Timmonsをして「あんなプレイ出来る人は居なかった」と言わしめるのを実感。Michelleのリード・ギターは、そのサウンドとメロディはもっと評価されるべき点だよなぁ、と一人うんうん言いながら聴いていて、家人に気持ち悪がられる・・・・。

Ringo Starrのドラムは、本当にこうあって欲しいってドラムで、曲を引き立てる素晴らしいドラムに思う。手数は多いが曲に寄り添っていないドラムを聞くとイライラしちゃうワタクシ。それならシンプルさを極めてくれと思うのだが、Ringo Starrのドラムは本当にそのバランスが最高に良い、と思う。

メロディやギターのリフを壊す事なく曲をしっかり支え、それでいて曲を盛り上げるドラムって、言ってみれば「格好良いドラムの作曲」が出来ないドラマーが多いと思うんだ、うん。

そういう意味ではRingo Starrのドラムって理想。それがクリアに聞こえる曲が沢山入ってて、本当に気持ちが良い。

そんな気持ち良い時間を過ごした土曜日。うん、休日斯くあるべき。

して、日曜日。

晴天の秋晴れの下、ぶらりぶらりと練習場所に向かう。楽器屋さんに立ち寄るも何も買わず。うん、昨日ギター買ってるし。

・・・・PB-1wが売ってたら買っちゃったと思うけど。

練習は粛々と。

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ワンマンライブの課題曲を2巡。もう次の土曜日はライブな訳で、今更彼是言う段階じゃないが・・・・前半は酷くて後半も怪しい曲が其処此処にありまして・・・・だ、大丈夫かしら?

まぁ、前半はビクシーのギターが電池切れでおかしな音で、1巡無駄にしたかなぁと思うが・・・・、

「ライブ本番で電池切れ気付くより良いじゃん」byベースの大先生

うん、全くその通り。

ギターはLes Paul Special DC Faded。うん、ライブももうこれにしますわ。



足元も、前回のお呼ばれライブと変わらず。

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KTR(Klon)~ゲイン・ブースター

Eternity(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

写真にはJava Boost映っていますが使ってませんです、はい、写真は過去の使い回しです。

正直、ギターはCasinoを使いたいと思っていたんだけど、ライブまで練習1回しか出来ないし、最近使い慣れた機材が良かろうと、これを持ち込んだ。

結果は、ま、良いんじゃないかと思います。うん、Casinoの方が良いなって思う曲も幾つもあったけど、Casinoより良いよなって思う曲も多かった。

エフェクターの使い方はちょっと戸惑う事もあった。前回のライブを標準にして組んだものなので、ま、仕方がない。ビクシーの「満身創痍アート」と言う曲が特に戸惑った。うん、この曲はライブまでもう少し考えよう・・・・。

練習後の飲み会は、ライブ確認事項をチェックしサクッと終了。前回ライブは、皆様のご厚意で、収益がプラスになったそうです。改めて有難う御座いました。

で、来てくれた方の多くはゴールデン街の方々だったそうで、その御礼をビクシーがしてくれたのだが、結果、マイナスになったそうです。

経済的に貢献したって事で、うん、改めて良いライブをさせて頂きました。

宜しければ、ワンマンライブもお越し下さいませ!

第398回練習便り

リーダー

リーダーです。

秋が気配だけじゃなく本格的にやって来た神無月。

日差しが良い日には汗ばむ事もあるし、季節外れの夏日の日もあったが、夏のそれとは明らかに違う優しい日差しは、円やかさがあり、ソファなんぞで寛いでいる時にそんな日差しを感じると、自然と頬も綻ぶと言うもの。

さて、家人の骨折と言うアクシデントがあり、最近家事をしているワタクシですが、苦手な洗濯が、穏やかな秋の陽気だと、とても心地好いと気付く。

急いた性格故、洗濯物と洗剤、柔軟剤を投入、洗濯機が終了したら干し、乾いたら畳む、と言う作業の間の「間」がなんとも手持無沙汰で嫌なのだが、その「間」の間に、音楽なんぞを流しながらまったりする、に、とても心地好い気候。

「夜濯ぎ」と言う季語がある。

晩夏の季語だそうで、涼しい夜に洗濯をする様を表したものだそう。秋の心地好い陽気に選択をする季語が生まれなかったのは何とも不思議である。

そんな心地好い季節の土曜日は練習日。

毎度毎度で恐縮ですが・・・・

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はい、11/5(日)、新宿Red Clothにてお呼ばれライブ「G音FES6」に参加させて頂きます。

チャージ御座いますが、前売りは少しお安くなりますので、ご観覧希望の方はお声掛けの程宜しくお願い致します。コメントに残して頂いても、ワタクシ宛にDMでも大丈夫に御座います。

ご予約のお取り置きのお名前は、場合によっては「ハジメ・デラックス」「サザンクロス・ハジメ」「龍騎兵のハジメ」「リベリオンのハジメ」「センシティブ・ハジメ」など、ワタクシのあどけなさを反映したものにさせて頂く場合が御座います。何卒宜しくお願い致します。

我々フジコ・オーバードライブの出番は19:15から30分程。この日はこの企画に声掛けをされたビクシー主導で、彼がフロントマンとなります。

して・・・・

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ワンマンライブ「drives and drabs(諸般の事情でタイトル変更)」もやらせて頂きます。この日は入場無料(要ワンドリンク)に御座います。チケットなども御座いませんが、ワンドリンクのご協力、宜しくお願い致します。

この日は演奏時間1時間ほど。我々のライブを1時間も聞くと食中りになるかと思いますので、体調的に薄目でご覧頂くのが宜しいかと。

数年に一度あるかないかのお呼ばれライブ以外、ライブはやんなくなるだろうなーと思っておりますので、1時間と長丁場なライブで
御座いますが、良ければお越し下さいませ。

そんなライブを控えた土曜日は練習日。

前日の金曜日、予習をしなきゃなぁ、と思いつつ、Izo先生のライブ配信を仕事しながら鑑賞させて頂いたり。

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MCがAI(?)と言う斬新なもので、単純に「すっげ」と思ってしまった。演奏は相変わらずお上手で、いつも以上にアクションが大きく、ライブ映えしていらっしゃった。

ソロで活動されているIzo先生ですが、その前はバンド形式でやってらして、その時代の曲も演奏されていましたが、バンドありきで作られたであろうその曲が、
バンド構成だったからか秀逸に御座いました。

して、土曜日。

朝食兼昼食後、ぶらりぶらりと練習場所に向かえば、外国人集団に話しかけられ「?」と思えば「スクエア交差点に行きたい」との事。

説明が難しい場所だったので案内し、練習場所へ向かえば何処からか聞こえるバグパイプの心地好い響き。

遠くで、路上ミュージシャンと思しき方が居て、近くで見たいなぁと思うも時間切れ。道案内しなければ少しでも聞けたのになぁ・・・・残念。

楽器屋さんでちょいとお買い物(後述)し、練習場所へ。

練習は、粛々と。

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ビクシーがフロントマンを務める「G音FES6」を3回通し、ワンマンライブの曲は3曲演奏する程度。ワンマンライブの練習は残り1回なんだけど・・・・良かったんかな?

リーダー「残り時間で、ワンマンライブの曲数曲やるか」

ビクシー「え?」

リーダー「ん?」

ビクシー「練習して来てませんよ?」

リーダー「・・・・」

とは言え、まぁ、ちゃんと弾いてたから良いんだけど・・・・大丈夫かしら。いや、我々は大丈夫だった事などないんだけど。

ギターは、うん、なんでかLes Paul Special DC Fadedを持ち出したのです。



G音FES6、は、ビクシーがメインな訳で、ワタクシの立ち位置は普段よりギター弾き寄り。で、その立ち位置なら汎用性あるし取り回しも楽なPP4-380にしようと思っており、ワンマンライブは立ち位置的にメインギターのCasinoにしようと思ってもいるのですが、どちらのライブでも使う予定の無いこいつを持ち出した、と言う不思議。

理由は、前回練習の録音物がTakayuki君から共有され、聞いてみれば、なんかギターが浮いている感じでね・・・・。

何と言いますか、「パワーはあるんだけどキャンキャンした感じ」で、そんなサウンドは個人的には好きなんだけど、バンドでは「あれ・・・・なんか違う?」と。

ペダルを再考しようか、アンプのセッティングを再考しようか・・・・と悩んだ結果、PP4-380より線が太いCasinoかこのLes Paul Special DC Fadedの方が合いそうだなぁと思い、Naked Guitar Worksにメインテナンスして貰って凄く良い感じになったLes Paul Special DC Fadedで挑んでみた次第。バンドで1度しか試していないのにねぇ・・・・w。

足元はこんな感じ。

IMG_2561

KTR(Klon)~ブースター

Eternity(Lovepedal)~オーバードライブ

CE-2(BOSS)~コーラス

DM-2(BOSS)~ディレイ

micro amp(MXR~Studio Gream Mod)~ブースター

最初の数曲はKTRの代わりにJava Boostを使いましたが、その後はKTRがメインに。

前述の「お買い物」はKTR。Human Gear時代の、所謂Vre.1。電池駆動が無くなったVer.1.5は先日買ったんだけど、電池駆動のKTRが欲しくて衝動買い。

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で、結果はと言うと、うん、頗る良い感じ。これまで以上に良い感じ。

先ず、Les Paul Special DC Faded。うん、やっぱり凄く良い音。

前回練習から、アンプの設定を変えたし、エフェクターも替えたけど、ギターそのものの音がしっとりとした感じと言うか、好ましい線の太さとレンジがある。今は値段がそこそこ上がっているものの、そもそもが廉価品の1本ですが、このギターは良いと思います。

1ピースのマホガニー材のボディ、同じくマホガニー材のネックにP-90、と言う素材がこの音を出させているのだろうか。あ、Naked Guitar Worksの総合メインテンスも凄い良かったんだろうな。メインテンスに出してから、なんか凄く良いなってなったから。

前回練習まで使っていた、PP4-380と同じくダイナミック・レンジが広いが明らかに線が太い。ツインブレードのハムバッカー構造のピックアップに交換したPP4-380とそんなに差異無いかな?と思っていたが明らかに線が太い。

それでいて、どこかの帯域が主張し過ぎずでバランスが良い。PP4-380のキャンキャン吠える感じも好きで、それはそれで個性的で楽しいし、アンプの設定やエフェクター次第で線の太さも演出出来るだろうけど、Les Paul Special DC Fadedの方が、設定をあんまり考えずも好ましい音が出る様に思う。


メインギターのCasinoと比較すると、Casinoの方が線が太くもわっと言うかもやッと言うか、そんな感じで、ジャカジャカ弾くにはCasinoのそのニュアンスが心地好いが、歪ませた際の太くも抜ける感は、Les Paul Special DC Fadedが心地好くて、メインギター変更しても良いかも、と思ったり。

とは言え、絶望的な位ワタクシに似合わない。まぁ、ワタクシに似合うギターなんざ端から無い訳で、まぁ、仕方ない・・・・そう言えば、見た目ならLes Paul Juniorのダブルカッタウェイの方が最近好きなんだよな・・・・ほ、欲しいかもしれないな、うん。買わないけど。うん、買わないけど・・・・買わないったら。

続いてエフェクター。

初導入のKTRは、成程、多くの人がCentaurを好むのがよく分かるなぁ、と改めて実感。

ブースターとして使うと、耳に痛くなくスカッと抜けて来る。うん、こりゃあ良いわ。Java Boostは、
結構音質が変わる感じだけど、KTRはシームレスな音の変化で、それがすっごく良い。

僅かに削がれた低域と、ハイミッドをちょいと持ち上げたイコライジングががある(と思う)KTRですが、それが気持ち良いって事は、やっぱ最近の機材って低域出過ぎなんじゃなかろうかと思ったり。ギターだけじゃなく、全体的に低域が出過ぎてて、リフやソロでアンサンブルで前に出ようとすると、音量だけじゃどうしようもなくなるかなと。

でかい筐体のCentaurは、重くて大きくて、とてもバンドで使う気になれないけど、KTRなら持ち運びにも良いかも知れません。音の違いとか、そんなんどうでも宜しい。KTRが良いのであればそれで良いのである。

電力消費量が大きいので、今後も使うなら充電式の電池で使わなくちゃお財布がきついかもな・・・・付属の説明書では「アルカリ電池で10時間までがベスト」と書いてあった。バンド練習3~4回かぁ・・・・充電式の006Pを使おう。

ゲインは10時、トーンは1時、ボリュームは11時で使用したが、まぁ、王道なセッティングが気持ち良く、存在するものには合理性がある、と改めて思った。

オーバードライブはEternity。久々にEternityを持ち出したのは、家で試した限りLes Paul Special DC Fadedとの相性がとても良い感じだったから。

TS系とも言われるEternityですが、個人的にはそう感じない。Eternityの特徴は、TSよりももっとハイ寄りな設計に思う(Toneに準ずる「Glass」次第だけれど)。個人的には、レンジの広いOD-1って印象。Eternityは、初めて試した時は、このレンジ感に感動したなぁ・・・・今改めて使って、やっぱ良いなと思った。

と言いつつ、バンドで使ってみれば、なんかブリブリした音で、「あれ?こんなんだったっけ?いや、そんな筈ないよな・・・・」と相成り、電池交換してみれば良い感じの音に。電池が少なかったのねえ・・・・。

電池残量が少なくなるとLEDが暗くなるBOSSのペダルの様なサービスが無いので(しかも結構LEDは最後まで煌々と点くんだよなー)、耳で判断するしかない。

・・・・家で試した時は電池が残っていたと信じたい・・・・でないと、俺の耳はどうなってんだって話になる・・・・いや、どうかなってんだけどさってほっとけ。

KTRでEternityをブーストするは、両方とも低域を抑えるペダルなのでどうかと思ったが、削る帯域が違うのか美味しい感じで出てくる。両者の相性は頗る宜しい。

CE-2、micro ampはこれまで使って来たがディレイを交換。初期型のDM-2は、線が太いディレイの音が心地好く、なんか使いたくなった。久々に使ったけど、うん、やっぱこれ良いな。でもこれも消費電力量大きいんだよな・・・・充電式の電池、1つしか持っていないんだよな・・・・買おうかなぁ。

そんな訳で、まぁ、とても良い感じでした。ビクシーもベースの大先生も「今日は歌い易い」と言っていましたが、ワタクシのギターの所為かと存じます。うん、そう言っても「そうかなぁ?」と言うリアクションでしたが、貴様達はもう黙ってて良いですからね。

・・・・そう言えば、ボーカル・アンプのイコライザー、中域結構上げてたな・・・・歌い易かったのはその所為か・・・・その所為だろうな・・・・。

練習後飲み会。

ベースの大先生「で、ギターは今日のでライブ出んの?」

リーダー「うーん・・・・、未だ悩み中。好みの音だし、バンドに合っていると思うけど、似合わないかなと」

ベースの大先生「いや、それは自意識過剰」

リーダー「いや、個人的に似合わないなってのに加えてさ、黄色とかさ、ビクシーより目立つ感じじゃない?それが嫌でさぁ」

ビクシー「はぁ?俺のParkerより目立つギター何かある訳ないじゃないですか」

Takayuki君「あんな自己主張の化け物みたいなギター、他にないですよ?」

リーダー「・・・・まぁ、それもそうだな」

ベースの大先生「そう言えば、もうライブやんないの?」

リーダー「やんないよ。少なくとも僕からは提案は今後しないね」

ビクシー「ベースの大先生の還暦祝いライブでもですか?」

リーダー「・・・・それは、全力で仕切らせて頂きたい」

ビクシー「ちゃんちゃんこ着せて・・・・」

リーダー「赤い帽子被せて・・・・」

ビクシー「遺影をアンプの上に置いて・・・・」

ベースの大先生「殺してんじゃねえよ。と言うか、数年後にはお前(リーダー)がそんなライブやんだぞ」

リーダー「その場合、機材は全て赤で揃えようと思う」

ベースの大先生「ところでさ、G音FES6のチケット買ったら、購入者の似顔絵書いてるの?」

ビクシー「えぇ、書いてます

ベースの大先生「大変じゃないの?」

ビクシー「んー、まぁそうでもなかったりそうだったり。でも、割かしさっと書けますよ」

Takayuki君「イラストレーターの大きな武器だよな、仕事が早いって」

ビクシー「最近、ボチボチ絵を描いてって仕事の依頼受ける様になりましたけど、その場合は先方の趣旨反映しなくちゃだから、結構時間掛かりますね」

リーダー「・・・・あのさ」

ビクシー「なんです?」

リーダー「幾ら払ったらさ、俺の似顔絵、妖怪じゃなくなるの?」

ビクシー「5千円頂ければ角は無くなりますよ?」

リーダー「価格設定おかしいだろそれ。それよりも、つるっとした妖怪とか、気持ち悪さが増すだけだろが」

ビクシー「じゃあ、どんなのが良いんですか?」

リーダー「そうだな・・・・さいとうたかを先生の様な感じかな」

ビクシー「お任せ下さい」


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リーダー「・・・・何この人相の悪い池上彰」

ビクシー「さいとうたかをってこんな感じじゃありませんでしたっけ?」

リーダー「・・・・俺が知っているさいとうたかを先生と君が知っているさいとうたかを先生は、どうやら別人の様だな」

ビクシー「じゃ、仕方ないですね」

リーダー「いやちょっと待てよ」

ビクシー「待たぬ!」

ベースの大先生「そう言えば(またなんか)エフェクター買ったの?」

リーダー「よくぞ聞いてくれた心の友よ。そう、KTRのHuman Gear代理店時代の物を買った訳だよ」

ベースの大先生「うん?」

リーダー「いやさ、最近の電池駆動しないイケベ楽器代理店のKTRは持ってるんだけどさ、Human Gear時代の電池駆動するKTRは、そう言えばじっくり試した事なくてさ」

ベースの大先生「・・・・同じもの?」

リーダー「同じと言えば同じ。違うと言えば違う」

ベースの大先生「音に違いあんの?」

リーダー「そう言う話をしているんじゃないんだよな、電池駆動するかしないかの話をしてるんだ」

ビクシー「リーダーって、機材好き、とかじゃなくて、エフェクター・メンヘラって感じですよね」

リーダー「お前二度とそれ言うなよ?」

うん、なんか、こんな連中のライブ、期待出来る筈無いよなって改めて思いました・・・・。それなりの戦闘力と防御力ないと、来ない方が良いかも知れません。

そんな練習に御座いました。

さて、ライブで使うギターはどれ(どっち)にしようかなぁ・・・・。
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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