四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

TakaYuki

時代

minamiさん
TakaYukiです。
ビクシに占領されるのもなんなので、何か書いてみます。(^^;
久しぶりで早く帰ってきたし。

 職場で最近の若いコと話していると、「ミスチル聴いてます」とか「山口百恵が好きなんです」とか、そんなことを言ってくるので驚く。どうやら彼らからは“時代の流行”という感覚が消失してしまっていて、過去の全ての音楽やらタレントやらエンターテイメントやらが、フラットに見えているものらしい。
 なるほど、どうりで最近新しいミュージシャンが出てこないわけだ。過去の蓄積の全てと戦って勝ち抜ける現代のミュージシャンなんて、確かにいないに違いない(ビートルズやツェッペリンに“時代”という武器を使わずして、どうやって勝てというのだ)。

 アダルトビデオで考えると分かりやすい(女性の裸とかそういうものには、元々あまり流行が関係ないからね)。最初の頃は、カメラの前で服を脱ぐだけでも大変な騒ぎだったのが、だんだん可愛い子が過激なことをするようになっていって、後発の子は必然的にそれを超えなければいけなくなる。DVDになって、高画質な映像がデジタルで永久に劣化しないと来ればなおさらだ。後に行けば行くほど、単純に状況が不利になる格好だ。

 つまり、過去のアーカイブが何らかの形で無効にならない限り、コンテンツの価値は下がり続ける。これはコンテンツの供給側からすれば、非常に頭が痛い問題だろう。

 やっぱりね、“流行”ってそれなりに必要だったと思うのよ。僕自身は“流行り物”は大嫌いなんだけどね。それでも必要性というのは感じる。近頃特にそう。上記の例でいえば、“それはもう古い”っていう感覚こそが、過去のアーカイブを無効化する唯一無二の魔法だったわけだからね。
 クリエイターはもう一度、時代と寝てみろ、というのが僕の意見。でもまぁ、これだけネットが発達すれば、仕掛けるのも難しいだろうけども。

 干支が一回り以上離れた若者に、「『イノセントワールド』いいっすよね」とか普通に言われると正直妙な気分になる。同世代のヤツと話しているように一瞬錯覚するというか、なんというか。
 若者との会話ではむしろ、「いやー、おじさん最近の若い子が聴いてるの分かんないなー」とか年相応に言いたい。それを言わずに済んでいる現代という時代は、先行きが不安でちょっと恐い。


ビクシ

今更ペニシリンにハマっている俺が来ましたよ。

minamiさん

時流と無関係にも程があるな、君はw。ある意味若い。(^^)

開設に寄せて

minamiさん
 どうも、ドラムのTakaYukiです。既存のテンプレをちょいちょいっと加工したら、一応それらしくなったんで、ブログのデザインはとりあえずこれで。「何故妖怪なのか?」についてはサッパリ分かりませんが(笑)。
 ……っていうか「ブログ作りましょ」ってことになると、この手のイラストが“素材”として既に手許にあって、それがサクッと出てくるあたりが、他のアマチュアバンドとの違いでしょうなぁ。(^^; 

 ま、我々も妖怪……じゃなくてロックバンドなので、やはり音楽をどんどん発信していかなければなるまいね、と思うわけです。が、違法ファイル対策とかなんだか、mp3をそのままアップするってのが、どうも出来ないみたいなんですね。さて、どうしたもんかな。

 YouTubeならすぐ貼れるんですが、YouTubeってことは映像を撮らなきゃいけなくて、ということはライブをやらなきゃいけなくて、しかもそこで良い演奏をしなくちゃいけない……と、我々にとってはハードルが高……おっと誰か来たようだ。ではまた。
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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