四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

TakaYuki

第229回練習便り

TakaYuki_ken

ども。ドラマーです。

先週の土曜日、新年一発目のリハは、なんとリーダーが風邪で病欠という、波乱の幕開けとなりました。そんな次第ですので、今回の練習便りはドラマーが代筆しております。

新しいエフェクターの組み合わせはどうだったのか! と楽しみにされていた皆様、大変恐縮ではございますが、ぜひ再来週以降をお待ちください。m(_ _)m

普段から固定メンバー4人でやってるバンドですんで、メンバーがリハを欠席すること自体が非常にまれな出来事でありまして、1人欠けるとなれば、いわゆる“非常事態”なわけであります。しかも、今回欠席したのは我がバンドの司令塔たるリーダーですから、その影響たるや甚大です。

スタジオ到着後、時間が来るまでスタジオのロビーでだべっていた3人でしたが、店員さんがテンパっていたのか、時間が来ても「どうぞー」と言ってくれず、そのままだべり続けて、5分過ぎまで気付かない始末。……司令塔を欠くとこのざまです。(^^;

さて、とりあえず一通り演奏してみようか、という流れになって色々トライしたわけですが、なんとか形を保てる曲もあれば、崩壊してしまう曲もありました。何を基準にしてその楽曲を把握するのかというのは、メンバーによっても、また楽曲によっても異なるわけです。もろさが出る部分については、(今回に関して言えば)リーダーのギターやタイム感に頼っている部分なんでしょうから、そういう意味では、発見のあるリハだったということは言えます。……ただ、当たり前ですが、前には進みませんやね。

あまりにも崩壊した曲に関しては、証拠隠滅のために病み上がりのリーダーの体調を慮って、音源は送らないことにしようと思います。黒歴史は闇……体調が優れぬところにあまりにも酷い演奏を聴かせてしまっては申し訳ないですからね。やっぱ、ここは気遣いが必要かな、というわけで。(^^)

練習後、3人でも飲み会。

とりとめのない話をしているのはいつものことですが、今回は「おやじのやかん酒」なる小ぶりのやかんに三合の日本酒が入って580円という、リーズナブルかつ親父くさいメニューが皆でツボに入り、調子に乗って二つも頼んだため、すっかり酔っ払って眠くなりました。寄る年波には勝てず。
最近の安酒は妙に飲みやすくてなかなか侮りがたい!……のでありますが、聞けばそんなに大人気のメニューというわけでもなさそうで、ひねくれた我々らしいチョイスかもしれませぬ。つまみに添えたエイヒレと赤ソーセージがまたいい味を出しておりました。いやはや、幸福は値段じゃありませんなぁ。

次回からはきっと平常運転に戻りましょう。
2015年、加齢臭も強まったfujico overdriveにどうぞご期待ください。

GARAGE音源公開

TakaYuki_ken

 ども。ドラマーです。
 我々の5枚目のアルバム『GARAGE』、音源をこちらにアップいたしました。諸般の事情で今のところ1曲未公開としていますが、とりあえず9曲、ぜひぜひ聴いてみてください。
 それでは皆様、よいお年を! 

レコーディング記・その3(録音の前半戦終了)

minamiさん
 fujicoのレコーディングだいたい一年に一度。作業のとっかかりは僕の担当なワケだけど、MTRを調べてみたら、内部時計などのデータを保持するために入れてあった電池が液漏れしていたことが判明。慌てて分解清掃して、なんとか無事に復活。他に、録音用に使っているPC用のインターフェースや、ヘッドフォンアンプもヴォリュームに盛大なガリが出ていた。まぁねぇ、たまにしか使わないからねぇ。

 で、8曲録音するうちの4曲がようやく録音終了。ここで一旦MTRを次の人に回して作業を進行させる。一度に8曲もミックスするとなると非常に大変なので、4曲ずつ2回に分けて進めよう、というような次第。
 それにしても、録音作業を進めていると、楽曲のテンポの揺れというのが如実に判明して凹む。クリックを作ろうとすると、Aメロのテンポに合わせたらBメロがどうも速すぎるだとか、キメの前後に微妙な間があるだとか、そんなのにぶつかって悩むことになるわけです。そんなテンポの揺れを忠実に再現したクリック、なんてものも作れるけど、さすがにそれは自己弁護が過ぎるだろうと思うのでやらない(笑)。……ともあれ、何とか録音の前半戦が終了してちょっとホッとしてます。

 MTRはZOOMのR16って機種を使ってるんだけど、時計などのデータは本当はボタン電池か何かで保持してもらいたいもんだよね。まぁ安い機材だから仕方ないかな。楽器屋なんかを見ていると、最近はMTRって衰退傾向にあるようで、TASCAMとZOOMとBOSSぐらいしかない。で、同時録音できるチャンネル数が多くないとドラムが録れないんで、必然的にZOOMが選択肢に残るわけ。んー。時代的には「もう録音はPCでやってね」ってことなんだろうけど……それも面倒だしねぇ。

レコーディング記・その2(軽く挫折編)

minamiさん

 濃いギター談義の間に挟まるのもなんだか恐縮ですが、レコーディングの続報です。

 ニューアルバムのレコーディング、微妙に難航しております。Rolandのエレドラ、TD-20KSをMidiでPCに接続し、DAW(SONAR8.5)上でサンプリング音源(Addictive drums)をリアルタイムで演奏しようと試みてるわけですが、どうにもこうにも演奏しづらいのです。
 前回の企画盤でも何曲かに使用したんですが、思えばどれもミドルテンポで、割とストレートなリズムの曲ばかりでした。現状、ちょっとテンポが速かったり、ちょっと複雑な表現があったりすると厳しい感じです。セッティング項目も多々あるわけですが、どうもしっくりくる感じに調整できず……うーん。
 レイテンシーも一応調整して、演奏できないってレベルじゃないんですけどね。なんかこう、薄皮が一枚挟まってる感じというか、ふわふわしているというか。エレドラの音源に戻すと、レスポンスが良くて妙に安心したりする始末。(^^;

 もうここからセッティングにさらに取り組んで追い込んでいける感じもしないんで、残りはエレドラの音源でやろうかと思います。音質的にはサンプリングの方が良いんで、残念ではあるんですけどね。前回「やってみてどうなるか」って書きましたけど、「やってみたらキツかった」って感じです、はい。
 Addictive drumsなら素直に打ち込めば良いじゃん、ってのもあるんですけどね。やはりアマチュアミュージシャンが音源を録音するからには、“自分の演奏”を記録しておきたいってのが人情なわけですよ。例え電子楽器を介していたとしても……。

レコーディング記・その1

minamiさん

 ども、こっちのブログにはあまり登場しないドラマーTakaYukiです。あけましておめでとうございます。
 さて、ニューアルバムに向けて、レコーディング開始です。「新春ざつおん」のマンガでいうところの(2)の作業。リズムの打ち込みって書いてありますが、正確にはSONAR(PCの音楽制作ソフト)で曲の展開を合図するように仕込んだクリックを作って、それに合わせてドラムを叩いて録音する、ってな感じです。

 1~3枚目のアルバムまでは、クリックの打ち込みを終えたら、それをレコーダーに録音して、それに合わせてエレクトリックのドラムで演奏してたわけですが、近頃はドラム録りまでをPCでやってしまいます。PCにエレドラを接続して、PCにインストールしたサンプリング音源を鳴らすわけです。そっちの方が音が良いんですね。
 ただ、機械の処理的に複雑なことをやるので、ちょっちレスポンスが悪い(つまり演奏しにくい)のが難点。前作では初めての試みだったんで、その辺かなり四苦八苦だったんですが、今回はソフトの調整を念入りにやったんで、多少はマシになった感じです。さて、やってみてどうなるか。

 ようやくソフトの調整が済んで、クリックも一曲分できたんで、今週末で録ってみることにします。新録の予定は8曲分ですが、5曲分は既に採譜してありました。去年の自分が頑張った証なのか、それとも途中で力尽きた痕跡なのか……うん、後者だな(笑)。

 ではまた~。

6/23ライブ告知!

◆6月23日(土)
fujico overdriveライブ『キングスナイト』

時間:
開場18:00〜 開演19:00〜
場所:飯田橋 Space With
〒102-0072
東京都千代田区飯田橋1-7-3 増田金属ビルB1F
TEL&FAX: 03-5213-3085
入場無料(別途、ドリンク代500円が必要です)

今年もやってまいりました。fujicoのライブ@飯田橋です。
先着20名様に新作『フジコデラックス』進呈(辞退不可)!

 例によって終演後は楽しく飲み食いできますので、
ぜひぜひ遊びに来てください!! 
(TakaYuki)

TAMA PNS146E ……スネアの話

minamiさん

soulsnare

 なんかこっちのブログに書くの久しぶりですねぇ、TakaYukiです。
 こないだ買ったスネアの話など書いてみます。

 元々、TAMAの最廉価モデルだったスチールスネアに、“そうる透プロデュース”の名前がついて、シェルのエッジにシリコンが注入されたのが、確か2007年とかその辺り。このスネアが評判になって、限定でバリエーションモデルが出たわけです。このモデルは第3弾ということになります。
 TAMA入魂のスネアSTARPHONICに、スチールのモデルが海外で(限定で)出たのですが、それのエッジにシリコンを注入して“そうる透仕様”に準じた、というのが恐らく本モデルの成り立ちでありましょう。国内でも限定70台ということですが、このエントリを書いている時点(2011年9月)では、まだ手に入るようです。

 価格帯、シェルの素材(+メッキ)など、直接のライバルはパールのチャド・スミスモデルではないかと思われますが、チャド・スミスモデルは、良く言えば「まとまりのある音」。本モデルは(チャドモデルと比べて)音に厚みがあり、倍音のニュアンスも豊かだと感じました。シリコンが余計な響きを抑えるとはいえ、倍音が少なめのタイトな音になるわけではない、というのがミソですね。
 あとはスチールのシェルらしく、癖のないサウンドが持ち味。ロックから吹奏楽まで、オールラウンドで使えるという宣伝文句に偽りはないでしょう。まぁ、癖がないサウンドだけに、「自分独自のサウンドを追求したい!」という向きには物足りないかも知れませんが、一台持っていて損はないですよ。

 STARPHONIC特有のボルト穴のないフランジフープと、フック状になっていて簡単にヘッドが交換できる仕組みのラグ、この辺はなかなか秀逸です。ヘッドの交換は本当に楽ですし、チューニングの狂いも特に気になりません。また、フランジフープはリムショットのサウンドが抜群(特にクローズド)だったりします。ストレイナーの動作も安心感がありますし、ハードウェアの出来映えはかなりのものです。

 欠点らしい欠点は見あたりませんが、強いて挙げるなら、フープの強度が若干不安なことと、フープにラグのフックが引っかかる溝にスティックの木くずが溜まると掃除が面倒臭い(笑)ってことぐらいかなぁ。……あと、普通スネアはオープンリムショットなんかを繰り返していると、ヘッド固定用のボルトが痛むのが常なんですが、(機構が特殊なだけに)その辺の経年劣化がどう出てくるかが未知数で、気にはなります。

 ……とまぁ、一応レポートなどしてみましたが、僕もいい加減歴が長くなってきて、自分のチューニングというのにある程度定石が出来てきていることもあるからか、スネアを換えて、バンドサウンドに影響が出たとかそういうことは“皆無”です(笑)。ギターほど機材の影響が出ないんですよねぇ、ドラムって……。

ライブ終了



 ドラムのTakaYukiです。
 昨日は雨の中、ご来場いただきありがとうございました! 悪天候にも関わらず、たくさんのお客さまに囲まれてライブが出来て、とても有り難かったです。

 総選挙で敗れたため(嘘)、前に出ずに物陰で演奏してましたが、それが幸いしてか、演奏に集中してました。おかげですっかりMCに参加し損ねましたが、まーいーか、って感じです。全般的に、ライブなんでイケイケな感じで叩きましたが、今までのライブと比べると、大きなミスもなくてよかったです。……ドラムがトチると何より目立ちますからねぇ。

(※今回は我々のたっての希望で、ベースアンプの位置を変えてもらった関係で、ドラムが影になっていたというのがホントのところです)

 最後の「月とサムライ」は、リーダーから“ぶっ速く”という指示があったんで、とりわけ高速バージョンでお届けしました。……バンド結成当時は、緊張のあまりテンポが速くなってしまって、意図せずに高速バージョンになっちゃってたんですが、今回は意図して加速させた次第です。やってみると、加速した曲の感じが妙に懐かしくて、吉祥寺のライブのこととか不意に思い出してしみじみしてました。物陰で。

 次回ライブは……1年後? ともあれ、新しいCDが出来たら……ってところでしょうか。ライブでお披露目できなかった新曲達を復習して、もう少し煮詰めて、レコーディングして……といった流れです。たぶん。

 ではでは、次回もお楽しみに!

19歳【ビクス改竄】

minamiさん
 
  fujico overdriveのメンバーは、狙ったわけでもないのに、ほぼ階段状の年齢構成になっています。

・ミドリカワ……1966年生まれ
・リーダー………1970年生まれ(+4)
・TakaYuki………1975年生まれ(+5)
・エクソビクス…1978年生まれ(+3)

 ミドリカワ→TakaYuki間が9年、リーダー→エクソビクス間が8年、見事に一世代ずれており、それぞれ年長組が「恥ずかしいから触れたくないと思っている青春時代の音楽」だと感じているものを、一世代ずれた若年組(てか、そう若くもないが)が「幼児期の郷愁にまみれた、魅惑的な音楽」だと捉えているフシがある。話は合うけど受け止め方が根本的に違うという、何とも微妙なバランスで成り立っていたりするわけです。

 じゃ、僕にとって「恥ずかしいから触れたくないと思っている青春時代の音楽」ってどの辺だろう、と思って探してみたら、ヒットチャートに苦手な曲が一番多い年は、1994年でした。僕が19歳の頃です。そこから大学時代のヒット曲はどうも抵抗感が強い感じがしますね。んで、その先のヒット曲については、嫌い以前に知らない(笑)。
 一番トンがっているのは高校時代かな〜と思っていたら、意外とそうでもないんですね。高校生って、案外素直なのかも知れません。

 
 嫌いな曲を貼っても仕方がないので、高校時代に好きだった曲を貼っておきます。この辺まではセーフ(笑)。


2周目

ドラマー日報(2011年3月5日)

minamiさん
 ども。ドラマーTakaYukiです。
 自分のブログとは違った視点で、リハのまとめを。
【夜を盗む】
 テンポを135bpmに設定してから安定した。フレーズもほとんど固まった。跳ね気味のリズムパターンを叩いているのだが、その“跳ね”成分にあたる16部音符の音が小さすぎだろうか、というのが検討課題。

【デッドエンドアイロニー】
 こちらもフレーズは固まった(はず)。サビの部分がイレギュラーなリズムなので、単純に練習が必要。

【世界の午後】
 普通の8ビートの曲なので簡単……なはずなのに、不思議とテンポ制御で苦労してしまう曲。Bメロの「ドンタタチドタン」というフレーズのスネアの連打を綺麗に出す、という目標は達成できた。あとはとにかくサビでの加速を抑えたいけど、サビの手前で「行くぞー」と気分を盛り上げる感覚がある曲なので、これがまた難題。

【マクガフィン・コード】
 前々回何故かボロボロだったが、今回は上手くいった(今回何故上手くいったか、よりも、前々回何故あんなにダメだったか、の方が個人的には“謎”……)。ビートに粘りが出せた。2回目より1回目の演奏の方が良かった気がする。気負うとダメなのは相変わらず(笑)。

【南蛮渡来】
 新しくできたキメがどうも身体に入っていない。あと、“叩きながら歌う”部分でどうしてもつられてしまうので一部メロディを変えて歌っているが、それを本当は元に戻したい。歌詞はやっと覚えた。(^^;

【東京タワーが倒れた日】
 やっと漠然とフレーズが固まった。まだテンポが揺れてる気がするので、その辺は要注意ポイント。(全般的に、慣れてない曲はテンポが揺れる傾向にある)

【庄屋】
 炭水化物的なものをもう一品頼めば良かった。帰って普通に腹が減った。……って、ここは反省いらねーか。(^^;

 ……そんなわけで、次回作用の楽曲でアレンジが進んでいるのは、現在6曲。アルバム一枚まとめて録るのは苦行だから、分割して録らなければ……と思いつつも、仕事に追いやられて何気にピンチ。何か良いアイデアを考えねば。活動のための時間をどう捻り出すかってのが、社会人バンドの最大の悩みでしょうなぁ。ではまた!
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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