リーダーです。
なんだかんだとバタバタと過ごし迎えた春の陽気の土曜日。
家人は義弟夫婦と実家に帰省も、ワタクシは皐月の頃に伺う予定ありで今回は御一人様の御留守番。
家人と義弟夫婦を見送り、ちょいとした用事を済ませ、たまの男の独り身休日となれば・・・・やる事は決まっております。
そう、自慰行為に御座いましょう。
前回の練習の録音物を聞いてみれば、ワタクシのギターの音が良いんだけどもうちょいこう・・・・と思った次第。
FFM2を常時ON、ギターのボリュームを絞ってエンハンスあるクリーンを基本にしたのだが、曲によりちょい前に出過ぎかなぁ、と思うところがあったり、いや、此処はもうちょい前に・・・・があったり、判断が難しく。
Fuzz Face系のペダルを常時ONにしてクリーンを出す、は、中々に良い感じなのでこれはもう少しに冷たいと言う事で・・・・
手持ちのFuzz Face Mini(FFM6除く)を改めて試してみた。
歪ませての比較じゃなく、あくまで、「クリーンを出す」との趣旨で試したが、うん、やっぱりFFM2の音が一番好みに思った。
前にも似た様な事をやった記憶があるが、「ギターのボリュームを絞ってクリーンを作ったら」という視点でそれぞれ書くと・・・・
FFM1:フラットな感じ。クリーンを作った際にエンハンス感はあまりない。と言うかぶっちゃけ、クリーンを作ると、ON-OFFの差がそんなにないんじゃ?と感じた
FFM2:エンハンス効果を出しながら倍音が豊かになる感じ。結果、「4機種で一番太いクリーン・トーン」が演出出来て好み。低域と高域が強く出る感じ
FFM3:FFM2程じゃないがエンハンス効果を出しながら倍音が出る感じ。ある意味使い易い
FFM4:大人しい感じながらもエンハンス効果は凄くある(サスティンは短めで分離感があるからかも)。出力が高いピックアップをマウントしたギターならこれが一番かも?
と言う訳で、「うん、やっぱFFM2が良いな」と思いましたが、倍音が凄く出るので後段の歪みペダルが難しい。
どう難しいか、と言うと、誤解を恐れず書くと、倍音を抑えた歪みペダルじゃないと、ONにした時前に出過ぎる、と言うね・・・・。
エンハンス効果がある、且つ倍音が豊か、それに歪みペダルの倍音が加わると、場合によってはToo Muchで、特に低域と高域がゴリッと出る感じがある。
って事は低域と高域を抑えるペダルが良かろう、と、前回練習ではTS9を使った訳だが、うん、悪くはないんだけどもっと良いのがあるんじゃ?と思って試行錯誤。
中々「これこれこれこれ!」にはならず(試行錯誤してもTS9が一番良かった)、さて、ワタクシが求めるものは何か?と考えて思う。
「高低域を弄れる(=抑えられる)ペダル」で「アタック音が強く出るペダル」が良いだろう、と。
前半はFFM2の特性からお分かりかと思うが、後段は、これはワタクシの個人的な意見に御座いますが、「アタック音が強いペダルは倍音を抑制する」と思っておりまして、FFM2の倍音を抑えた歪みペダルが相性良いんじゃないか?と思ったと言う。
で、ワタクシもエフェクター好きの端くれ。アタック音が強いペダルと言えばTS808と思っているのですが(前にも書きましたが、TS808とTS9の違いは、前者の方がアタック音が強いペダルだと思っております)、TS808で・・・・と思いましたが、低域をね、もうちょい抑えたいなぁと思いましてね。
で、アタック音が強いペダルと言えば、メーカーさんのご認識やご使用者の感想が違うと申し訳ないのですが、Xoticのペダルは、アタック音が出るペダルだと思っており、「よし、Xoticのペダル・・・・そうだな、BB Preampが良いんじゃないか?」と思いエフェクターラックを探してみれば、売ったか上げたか貸してるか記憶にないが、BB Preampが無い・・・・。
ワタクシは「機材台帳」を付けていて、それ見れば何処にあるのか分かるのだが、弾きたい気持ちが抑えられず、「よし、じゃ、買おう」と言う短絡的な衝動に駆られ、ご機嫌な陽気の帝都に繰り出す。
ワタクシ位楽器屋巡りをしていると、どの店舗にBB Preampが置いているかなぞ頭に入っている訳で、早速向かいましたよイケベ楽器リボレ秋葉原店。買いましたよ、BB Preamp。
シモクラセカンドハウスさんに美品中古があったよな?と思いつつも、美品中古だけあって新品価格と大きな差じゃなかったので新品で購入。
V1.5って事で少しモデルチェンジしている様で、見た目ではノブが白になり筐体の色が赤から朱色っぽくなっている。僕はこのバージョンの見た目の方が好み。
ちょっとした買い物、汗ばむほどの陽気に夏を思い出しながらの散歩を済ませ帰宅し、早速FFM2との相性を試せば、うん、良い感じ。
2バンドのイコライザーを好みの所まで絞る。アタック音ありつつも、倍音は過度じゃなく、ギャリギャリとした質感がそれ程無く、で、うん、良い感じ。
FFM2とBB Preampの組み合わせは次回のバンド練習で試そうと思う。
そんな風に楽しみ、帰省した家人と義弟夫婦と夕食を、と話していたのでそろそろかな、と言う時間になれば、自己渋滞に巻き込まれ夕食はご一緒出来なくなる。
はて、であれば時間が余ったな、失敗したな、お知り合いのミクスチャー・バンド、Deathtrapさんのライブ行けば良かったかな、今から間に合うかな・・・・と調べてみれば、17時からと思っていたが11時からのライブだった模様・・・・うん、どちらにせよ間に合わなかった・・・・次回に期待。
中途半端に時間が余ったので、散髪をし、一人夕食を取る。義弟夫婦から頂いた金時芋がとても美味しそうだったので、夕食はそれにさせて頂こうか、と思ったが、家人と一緒に頂くべきであろう、と自粛。結局、近所のおにぎり屋さんのおにぎりで済ます。食に対する拘りは殆ど無いので、独り身となればそんな食事になってしまう。
予定より2時間程遅れて到着した家人を迎え、義弟夫婦を見送る。ゆっくり話が出来ず残念であった。
さて、そんな土曜日だが、遅ればせながら映画「Get Back」も見たり。
可成りな長時間なのでちょっとずつ見ていたが、この日に見終わる。
僕は、レコードでは全作品を持っていたが、CDに置き換わった際には「Rubber Soul」以降を買いなした程度の「ファン」である(「オールディーズ」も安値で処分したんだよなぁ)。まぁ、そこそこ高価なアンソロジー関連の本だのDVDだのも買ったけど。
見終わって思った事、印象が変わった事は・・・・
・僕程度のファンには長い。半分の尺で良かった
・セッションは「悲惨な結果に終わった」とのイメージを持っていたが、目論見通りにならなかったけど相当な成果を出していた
・ポール・マッカートニーが独占的な事にメンバーがうんざりしていた、との印象だったが、ポール・マッカートニーも「俺だってやりたくない、誰かやれよ。誰もやんないから俺がやってんだろ!」と発言しており、寧ろメンバーが、非協力的だった印象
・ソロを出したいと言うジョージ・ハリソンに対し、ジョン・レノンが「折角グループとして纏まっているのにソロ出すってどう言う事だ?」と詰め寄るシーンがあり、ジョン・レノンがビートルズにうんざりは、少なくともこの時点ではしていない事に驚いた
・(主に)ポール・マッカートニーの指示に即座に合わせるメンバーの演奏力の高さに改めて驚いた
・ジョージ・ハリソンのギター・プレイは格好良い上に相当なもので、ソロ策であまり弾かなかくなったのは残念に思った
ポール・マッカートニーが、まぁ、メンバーと共同作業って感じじゃなく、せっつく感があり、それがメンバーにとっては居心地悪かったのかなぁ、と思うも、その奮闘に心から同情してしまった・・・・リンゴ・スターはそんなポール・マッカートニーに寄り添う様な姿勢を見せている様にも感じ、それも印象的であった。
で、一番印象的だったのは、ポール・マッカートニー不在時の三人の音合わせで「あそこのシンコペーションはポールに任せようぜ」とジョン・レノンとジョージ・ハリソンが会話しているところ。
色々と理由はあるが、何かとても印象に残ったのである。
日曜日。
土曜日に引き続きのぽかぽか陽気。
土日は花粉飛散が凄まじかったか、目の痒みを覚えつつ散歩。
陽気の所為か人混み甚だしく、大きな通り若しくは人気の無い裏通りを散歩。
最近は、そこそこ空いているSola Cityがお気に入り。因みに、ニコライ堂は此処から見ると綺麗な造形美が味わえる。
少し歩き疲れたので暫し休憩。BGMはこんな感じ。
先の練習後の飲み会で「ストーンズってカントリーの曲無いですよね?」とメンバーの誰かが言っていたが、うん、しっかりあるんだ。
その会話後、何となくストーンズのカントリーっぽい曲を聴いている最近なのだが、Far Away Eyesは「Exile on Main Street」の曲だと誤認していた。
僕は、カントリーとハワイアンは何か馴染まないのだが、カントリーっぽい曲、とか、ハワイアン風な曲、とか、そんなのには結構惹かれる。
王道のそれ、より、王道から外れたそれ、って、何か魅力を感じてしまう・・・・。
楽器屋さんも結構巡ってみた、が、特に何も買わず。
BunnyのLes paul Juniourタイプのギターがあってちょっと目に惹かれる。
ボルト・オン・ネック、パンケーキ構造ので肉厚なボディ、そして退職した赤と言うより茶系な色合いは、中々に個性的。
GrecoのLes paul Juniourタイプのギターを持っているので勿論スルーしたが、なんだろうね、王道から外れたそれって、なんか魅力を感じるw。
そう言えば、GrecoのLes paul Juniourタイプのリフレットと改造はいつ出来上がるんだろう・・・・?彼是三ヶ月経つけど・・・・そろそろ弾きたいんだけどなぁ。
帰り道、火曜日に取引先との会食があり、内御一人が異動となるので送別の品を購入。勿論自腹。仕事上の会食、贈答品は自腹じゃなきゃ行かぬ、と取引先に言っているワタクシなので、異動の多いこの時期は出費が嵩む・・・・。
最近はビジネス・カジュアルが浸透して来たが、ご異動先部署はネクタイ着用だろうなと想像出来る先なので無難にネクタイに。
ネクタイに限らず、贈答品の基本は企業のイメージカラーで選ぶのだが、今回は勤め先のカラーの物が良い感じだったのでそれに。
因みに、自分は贈答品を贈るが贈られるのは一切拒否している、融通の利かぬサラリーマンをしている。
帰り道に通った御徒町のパンダ広場では東北の食のフェアをやっていて、はらこ飯が食べたいと思うも夕食が入らなくなりそうなので自粛。いぶりがっこと玉蒟蒻を買って帰宅。
帰宅後、思うところあって前回の練習の録音物をじっくり聴く。
Get Backを鑑賞したからか、我々ももう少し細部に拘るアレンジした方が良いんじゃないかなぁ、と思うも、それやったら間違いなく険悪なムードになるだけだよな、とも思った、日曜日の夜。