リーダー

リーダーです。

間もなく失効するポイントがありまっせ、とイケベ楽器さんからメールが来て。おお、そりゃあ行かねばならぬと繰り出すは先の秋晴れの日曜日。

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10月も下旬と言うのに、未だ香りを運んでくる金木犀や、抹茶チョコレートの様な苔生す道に癒されながら、散歩がてらぶらぶらと向かうはイケベ楽器リボレ秋葉原店。

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さて、何を買おうか・・・・そう言えばセミアコ用のギグバッグ欲しかったんだよなぁ・・・・でも、どれもピンと来ないなぁ・・・・うーん、今のギグバッグもうちょいメインテナンスして使うか、と決めかねて、以前持ってて気に入ってたけど壊れたままのペダル発見し、中古で廉価だったので購入。

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久々に試したけど良いな、これ。うん、使おう。昨日の練習は、空間系が全然駄目な感じだったので見直そうと思っていたのだが、これは候補に入るだろう。あ、100円で1ポイントって事は・・・・とかは考えない様にしている。うん、その方が良かろうて。

と、そんなどーでも良い前振りから、本日ご紹介させて頂くのはこちら。

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はい、TRIALさんのsmart.ODに御座います。

一部を除いて日本製パーツに拘ったこのペダル、内部は理路整然としており、配線も美しく、エフェクター好きなら萌えちゃう次第。

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上記リンク先を見て頂ければ分かりますが、3つのモードとDrive/Boostの2つのスイッチを持つペダル。

モードは、TS系、フェンダーアンプ風(Open)、マーシャル風(Crunch)となっているが、TS系以外は正直言うとその方向性が近似値を描いているかは分からないので個人的な感想をば。

・TS:TSより低域を抑えた感じで鼻詰まり感は少なめ。この感じはHyper TS808 ModやCULTによるTSのモディファイ品でもあるが、凄く使い易い。モードで一番ゲインが稼げる
・Open:モードの中で一番音量が上がるが歪み量は少ない。低域に張りが出る感じ。これは積極的にアンプのゲイン・ブースターとして使うモードに思う。
・Crunch:クリスピーなサウンドで、Openよりコンプレッション感がある。

こう言う3モードは斬新と言う訳ではなく、他メーカーでも見掛ける。で、このペダルの最大の魅力はもう一つの切り替えであるDrive/Boost。

購入当初は、Boostってのは歪まず、音量を稼ぐモード、トランスペアレント系を意識したモードなのかなと思っていたが全然違って、Boostを選択すると、音量が下がり、サウンドが各モードとも少しばかり高低域を抑える。

Boostモードは、Driveノブを上げてこのペダルで歪ませる時、若しくはアンプをプッシュする際に、高低域が暴れるのを抑えるモードで、結果、各弦の分離感が凄く良く出る。うん、この発想は凄いと思った。

他のペダルと合わせたり、このペダルでアンプをプッシュして歪ませてハイゲインを得た時に、音が団子にならない設計として、高低域の邪魔な部分を排除している。単体で歪ませる場合、例えばTSモードでBoostモードを使った場合、Driveをマックスにしても低域が抑えられているので分離感のあるサウンドになる。極端に言うと、高低域を抑えているのにダイナミックレンジを感じさせる設計が為されている。うん、成程、この発想は無かった。アンプをプッシュしたり、前段にブースターかましてゲインを稼いでもこのニュアンスがしっかり残る。うん、これは・・・・凄いチューニングだと思う。

単体で歪ませるには歪み量が少ないと感じる人がいるかも、だが、アンプをドライブさせたり、前段にブースターかませば有益なチューニングが為されたサウンドが得られるので重宝しそう。高低域を纏めてくれるので、前段にファズをかますと、ゴキゲンなニュアンスにもなる。

購入動機は、このメーカーさんのYou Tubeのチャンネルを見て、面白いなぁと思って、折角だからと半分興味本位だったのですが、うん、これは良いペダルに思います。

以上です。

次回練習で使ってみる予定ですので、練習での感想を加筆するかも、です。