リーダー

リーダーです。

暑い日がまだ続くも、ふと日陰に入ればひんやりとした空気があり、吹く風には少しばかり季節の変化を感じる。

風呂を沸かせばこれまでより時間が掛かり、日没時間の変化から、カーテンを引く時間も早くなって来た。

夏は、着実に終わろうとしている。

コロナで一変した世界で、2回目の夏が終わろうとしている。

上京してから三十余年が経ったが、地元小樽に帰省しなかったのは昨年と今年のみ。望郷の思いは募るも、今はその時期じゃないと分かっている。

亡父が残した家に一人過ごす母は80歳を超え、息子として心配でもあり、帰省して親孝行したい気持ちもあるが、今は帰省しない事が親孝行、と窘められている。

故郷は 遠くにありて思うもの そして悲しく歌うもの 帰る所にあるまじや

室生犀星の有名な歌だが、去年、今年はそんな感じであった。

コロナで色々な事が変わって、コロナと言うものがどんなものか少しずつ分かって来て、それに対処する人の考えも様々。気にせず飲食店に行く人、マスクしてない人も相当に目に付く。

僕はと言えば、相変わらず自粛中も、ワクチン接種2回目も終わったし、少しばかり行動範囲は広めても良いかもと思い始めているが、どうやらエアロゾルでの感染が間違いなさそうで、いや、そうじゃないと説明出来なかろうとは薄々思ってはいたが、感染経路を鑑みて、公共機関での移動、同一店舗滞在は1時間と言うのをガイドラインとして行動範囲を拡大しようかと思っている。

特に根拠は無いが、それがOKじゃないと、流石に仕事も出来ないんじゃないか?との理由で。

お世話になっている会社は在宅勤務がデフォルトとなり、一ヵ月で片手で余る程しか出勤しなくなったとは言え、それでも出勤となれば往復1時間は公共機関を利用するし、昼食ともなれば1時間弱は店舗に居る訳で、それすらNGとなると、最早経済活動が出来ない。いや、僕と言う人間がその行動をしない事が重要なのかもだが、取り敢えずは「出勤での時間をガイドラインにしてみよう」かと。

是々非々はあろうが、ま、そんな感じで。

そんな訳で、
Izo先生Black Mariaさんのレコ発ライブに出演されるとの事で、場所が上記私的ガイドライン範囲内であって行きたかったのだが、実に下らぬ所用で都合が合わず断念した。

所用を終え、いつもより遅い時間に散歩開始。活動範囲を広げようと思っていた矢先だが、時間の都合で結局いつものコース。

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東京は、綺麗な街だと思う。歩くに飽きず、四季を楽しめ、歩き易いのも良い。ふと入った裏道には、時に古い町並みを見付けたり、時に不思議な同線の道があったり・・・・楽しい。

時間も無かったので、楽器屋さんはそこそこにで何も買わず。そう言えば、銀螺子OD-1を最近見掛けなくなった気がする一方、VOXのV830を矢鱈見掛けるんだけど・・・・何故だ。

一度食べてみたかった、清水坂にあるBckerei Thringer Waldと言うドイツパンの専門店で、ザムスタックと言うスイスのグリュイエール・チーズが入ったパンを購入し、その後所用で立ち寄ったPARCOのワイン屋さんでチーズとテリーヌも買う。

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晩御飯にと思ったが・・・・帰路でカレーの匂いがして、ボンカレーにしようか迷ったワタクシ。基本的に安い舌なのですよ、えぇ。。。。

ま、折角だから美味しい内にとパンを食べたが大変に美味しかった。ライ麦の酸味が夏に合う。種類が沢山あるのでまた買おうと思う。あてにした
酪恵舎さんのチーズはカプレーゼで頂く。トマト嫌いだがカプレーゼは好物と言う不思議。糠漬けが好きだが茄子の糠漬けは嫌いってのも不思議。麻婆茄子は好きだし、茄子が嫌いって事は無いんだけど・・・・。

散歩ではその他、湯島天神の境内を楽しむ。ガス灯の光は冬場に見た方が映えるだろう、と冬の再訪を決めてみたり、女坂の梅の枝振りに、来春が楽しみになったり。

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男坂、女坂は神田明神にもあるが、ジェンダーレスが進む中、そんな名称もいつかは消えるのかしら?と、どうでもよい事に思いを馳せながら歩く。

ちょっと買い物をしに松坂屋へ。古い階段が好きで、階段を歩いて上る。

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奇妙な造りは増築の所為だろうか。最近はどの建物も画一的で楽しくないが、一昔前のビルはなんか楽しい造りがあって好きだ。

食後、SquierのJaguarを弾く。

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JaguarでJazzmasterでMustangでStratocasterでTeiscoも混じってて・・・・そんな得体の知れないギターだが、手持ちのギターで弾いてて一番楽しい。軽量で気楽に弾けるので、手にする機会も多いも重要。

弾いてて楽しい、気軽に弾けるって非常に重要に思う。比喩として如何かと思うが、最高にお気に入りのスポーティな「軽」自動車を手に入れたって感じ。

こう言う使い勝手が良くお気に入りの物って、最高の宝物だよなと思った晩夏の休日でした。