リーダー

リーダーです。

さて、梅雨であります。

普段であれば土日ともなれば散歩に行くのであるが、土曜日はしっかりした雨が一日続くとの予報で、こりゃあもうゆっくり休もうではないか、と腹を括る。

ちょいとバタバタし、日が変わる前に仕事終了。クールダウンにとKeith Richardsのドキュメンタリーを見る。

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ギターの話も多く、興味深く拝見。凄いなぁと思ったのが、所有ギターの一覧がリスト化されており、「調整すれば使用可」等の状態まで更新されている事。そう言う管理なんだぁ。

音楽関連のドキュメンタリーは、ギター弾きながら見て楽しめるものは基本的に面白いんだけど、特に秀逸な一本だった。ネットフリックス独占なのが惜しい所。

して翌土曜日。

先ずは歯医者。虫歯は治療済だが、他にも古い詰め物が2本欠けているとかで治療。内1本は本日終了。小さい欠けなら直ぐに治るので、チェックの意味も含め歯医者さんには定期的通った方が良いと思う。尚、歯医者が苦手な人もいるかと思うが僕は全然平気である。

帰宅し、
購入したアームを使い易くすべく、Stratocasterの調整をば。

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Callahamの短いアームを購入したのは先の土曜日の事。アーミングは全くと言って良い程やらぬワタクシだが、なんかちょっと使いたくなったのはJaguarを使い始めてから。

アーミングはしない前提だったので、スプリングをしっかり締め付けており、ではではと調整。

・フローティングはしない
・アームアップはしない

が前提で、こんな感じに。

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積極的にアーム使う人からするときつめの設定だが、軽くビブラートする感じが欲しいのでこれで。結構締め付けフローティングしていないのであるが、アームアップ方向に力を入れると僅かにシャープする。これ以上緩めると、アーミングを戻した時にシャープしちゃう感じ。それが好きじゃないのでそのギリギリを狙ってみた。

力加減は可成り楽にアーミング出来る様になり、嬉しくてきゅいんきゅいん(って程じゃないな。ちょっと揺らす程度)やっている。チューニングは驚くほど狂わない。尚、
スプリングはESPのもの。一時話題になったRaw Vintageは柔過ぎて好みじゃなかったけど、今だったらどうだろうな。機会があったら試してみよう。

又、黒で統一したパーツに真っ白のアームグリップが気に入らず交換。

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(Before)

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(After)

こんな劇的なBefore/Afterもそうは無いんじゃなかろうか。お値段80円ながら満足度は無限のそれ。尚、ペグのボタンは敢えてのオフホワイト。これは交換する事は無い。プラスチックのボタンは廉価品な感じがして好きである。

う~ん、このStratocaster良いなぁ・・・・もうちょっと弾き込んでみようかなぁ・・・・。

調整序に弦交換を済ませ、清掃し、うん、良い感じ。メインテナンスは普段通りだが、尚、ちょっと前に入手していた此方を使おうかと思ったが止めて普段通りのオイルのみ。

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最近一部で話題の匂いの無い蜜蝋ワックス。使い勝手が良く、乾燥する部屋に置いてあるこのStratocasterでは使っていた。

個人的には、指板は過度な乾燥も宜しくないが過度な保湿も宜しくないと思っていて、夏場は使わないでいる。指板が割れた経験は一度も無いが、過度な保湿が原因と思われる歪んだ指板は見た事があり、保湿し過ぎもどうかと思っている。Rickenbackerはブビンガと言う油分が少ない指板だが、塗装されている事もあり割れるとか無いと思っている。

そしてそんな黒いStratocasterで最近入手した黒いBOSSのSD-1と、依然入手した黒のDS-1を弾く。それにしてもこの黒いデザインはクールで格好良い。

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両方とも長く売れている人気機種だけあって、改めて弾くとやっぱり良いなと思う。一時期この2機種のモディファイ品が彼方此方から出ていて、ご多分に漏れず僕も幾つか買ったが、DS-1はオリジナルが好きでSD-1はFreedom Custom Guitar Reserchの物が好きだったなぁ・・・・あれ、どこ行ったんだっけ?

そんなんしてたら空腹を覚え、家人に所要あり一緒じゃなかったので、近所のお弁当屋さんへ。

在宅勤務が普通になってから、ランチはと言うと近所の商店街にお弁当を買いに行く事が増えた、と言う事は以前書いた記憶があるが、我が家の周辺は会社も多く、その需要を踏まえてかお弁当屋さんも結構多い。

大抵は鮮魚店、精肉店のお弁当を買うのだが、最近新規開発したお弁当屋さんが増え、そちらのお店が兎に角楽しいのである。

何が楽しいかと言うと、そのお店のお嬢さんと思しき年齢にして40頃の女性が居るのだが、なんかディレクションを受けた様な分かり易い艶っぽさが楽しいのである。

下町のこ洒落た小料理屋の粋な女将さん、の様な風貌で、容姿の時点で大変に艶っぽいのだが、喋り方がそれに輪をかける感じで、狙っているとしか思えないのである。

例えば、土曜日のお勧めはビーフシチューだったのだが、強いて言葉にすると「今日のぉ・・・・ふー・・・・お勧め・・・・、びーふぅ、しちゅぅ・・・・ふー・・・・」と言う感じで、説明しようのない気怠さを交えながら話し、気を抜くと笑いそうになるのである。

媚びている感じは一切なく、寧ろ冷たい位なのだが、時々さり気無くオマケを入れてくれたりと、これが俗に言うツンデレと言うものか、と、偶にしか目にしない物を見た様な、何かちょっと得した気持ちにもさせてくれるのである。

貧乏学生であったが故にバイトは彼是とやった方で、飲食店でも働かせて頂いた事があるのだが、振り返ってみて、僕と言う人間は客商売には向かぬ性格なんだなと今更にして思う。

と言うのは、僕と言う人間が、気の短さと、何処に居ても居心地の悪さを覚える性格をしているからである。

気が短い、と言うと、好戦的で揉め事を頻繁に起こすと思われるかも知れないがそれはなく、実際「客と喧嘩した」等は一度もない。

何かやらねばならぬ、何か決めねばならぬと言う時にグダグダやるのが我慢ならず、「こう言う感じでどうですか?」等と口を出してしまうとの意味での「気の短さ」である。

そんな性格故、「じゃ、任せるので宜しく」となってしまう事が多く、長く勤めていると、決定事項や確認事項をそれなりに担う事となる。うん、それは別に良い。

その一方、
何処に居ても居心地の悪さを覚える性格・・・・これが大変宜しくない。

客商売には「距離感を感じさせない様にしながら距離を取る」と言うのが重要だと思うが、何処に居ても居心地の悪さを覚える性格では、客に求める以上の距離感を感じさせてしまう。

ある程度任せられる立場でありながら、一方で距離を取ってしまう中途半端さに、なんだかなぁと我ながら思う。

ワタクシ同様、何処に居ても居心地の悪さを覚える性格をしているなって人と同じ職場になった事もあるが、その人は上手に距離を取る事が出来ており、ああ、羨ましいなぁと思ったのである。

冒頭の女性なども、社交性は感じない一方、無理なく仕事をしているクールさがあって羨ましく思う。

今の仕事にしても人と接する事は少なくないが、「サービス」は限定的で、且つ昨今の世情から、過度に距離感が近過ぎる事にはならず、ワタクシの様なポンコツでも仕事になるのであるが、それでもそれなりな社交性は求められもし、なんとかかんとか毎日を過ごしているのである。

こんな性格に付け込んで、自分が解決すべきリスクを押し付けようとする輩と時々出会うが、その手の方にはきっぱりと距離を取れるのは、経験則でそうなったか元来の性格なのかは分からぬが、「嫌いなタイプは?」と問われればその手の輩である事は間違いない。

そんな気の短さからバンドのミックスダウンを担う様になって数年、DAWをCUBASEにし、色々と学んでいる事を書かせて頂いてきたが、オシロスコープの機能があり、ミックスダウンそっちのけで、「ほう、このギターはこんな波形か」だの「このエフェクターにはこうなるかぁ」など楽しんでいる始末。

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「何が楽しいの?」と家人に問われるが、楽しいと思う事を説明するのは難しいが兎に角楽しい。


そんな作業(?)も果たして無駄ばかりではなく、ミックスダウンの為にCUBASEの操作を学ぶ必要な通過儀礼であると己を納得させているのである。

試しにと昔の曲もリミックスしてみたりすれば、おお、こんな機能があるのか、と試しては自爆するが、遠回りこそが俺の最短の道(By スティールボールラン)って事で。

そんなんして楽しく過ごしていたら晴れ間が覗き、おお、小一時間ばかり散歩しようか、と近所をぶらぶら。

近所の自然野菜系(?)のカフェでソーセージと生ハム購入。

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此処の製品は取り合えず美味しい。この日は買わなかったが茸は兎に角美味しい、と言うか、味が濃い。

浅草まで足を延ばせば、夕暮れの雨上がりの、閑散とした鈍く光る道は歩いていてとても気持ち良かった。

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浅草某所の自動販売機で見掛けるこちらの製品、妙に惹かれるが・・・・飲んだら絶対後悔するんだろうなって事で自粛中。

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甘い飲み物が苦手なワタクシが何故に惹かれるのか分からぬ。ちょっと禍々しいこのデザイン故か。

近くまで来てみたのでNaked Guitar Worksを冷やかす。

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改造依頼中のSquieのJaguarが完成間近と言う事で見せて貰った。

Squieと言う廉価なギターの大改造。改造費は本体を軽く凌駕し、そして・・・・なんとも恥ずかしい仕上がり。果たしてこれを「Jaguar」と呼んで良いのだろうか・・・・?

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某所で入手したIzo先生のステッカー。これをギターに貼るとテクニックが2ポイント上がるらしい、が、デザイナーの性癖も漏れなく付いてくるかも知れぬと言う呪いのステッカー。Jaguarが仕上がったらこれを貼ろうと思う。

ワクチン接種もボチボチ進んでいるし、昨年6月27日以来のバンド練習も秋口には再開出来るかな?って感じになって来たので、そろそろ再始動の準備しましょうか、ね。

そんな中、知り合いのつあらいちゃんが作ってくれた動画。



公開する予定じゃなかったが、取り合えずアップだけしておいて公開日指定を適当に打ってたら、その適当な日が今日だったと言う始末・・・・・しかもタイトル「ビクシー帝国の野望」だった。うん、いや、色んな意味ですいません・・・・。

そんな休日に御座いました。