リーダー

リーダーです。

さて、本日紹介させて頂きますペダルはこちら。

IMG_2002


strymonのアンプシミュレーター、キャビネットエミュレーター、Iridiumです。

詳細は上記リンクにありますのでご参照下さいますと幸甚です。

先ずは、動画など。



上記動画はサウンド紹介に主眼があるかと思いますが、操作性と言う意味ではBenimaruさんの頁が、僕が拝見する限り最も分かり易いです。と言うか、これ見たらもう充分過ぎる位丁寧で、流石Benimaruさんと感心しきり。



と言いつつも、ワタクシの視点でつらつら書かせて頂きましょう。

先ず、アンプの種類ですが、上記記事にあります通り、

・Round:Fender Deluxe Reverb
・Chime:Vox  AC30
・Punch Amp:Marshall Plexi (Super Lead model number 1959)

の三種類。完全に私見ながら、僕の中の分類は

・Round:エンハンスが効いたフラットなサウンド
・Chime:中高域寄り
・Punch Amp:飽和感のある中低域寄り

でした。

デラリバ以外、ちゃんと試した事が無いので再現力は分かりませんが、デラリバを使って感じたエンハンス感は「ああ、確かに」と感じました。

続いてCAB。a~cの3つが選択出来まして、それぞれ

round
a:1x12 Fender Deluxe Reverb
b:1x12 Fender Blues Junior
c:2x10 Fender Vibrolux
chime
a:2x12 Vox AC30-6 open back fawn
b:1x12 Custom cab w/ Celestion Blue AlNiCo
c:4x12 Mesa/Boogie Half-Back
punch
a:4x12 Marshall w/ Celestion G12M-25s
b:2x12 Custom cab w/ Celestion Vintage 30s
c:8x12 Marshall w/ Celestion T652s

だそうです。うん、さっぱりイメージ湧かないw。数字がでかいと音圧ある位の違いで取り得ず分類しておこうと思う。

上記は出荷時のもので、IRデータはWebから変換可能。上記ですら分からぬワタクシなので恐らく弄らないと思いますが、DLすれば「FenderのヘッドにMarshallのキャビネット」なんて事も出来るみたい。

イコライザーは3バンドだけど、「chime」を選択した時のMiddleはCUTに働く。後述しますが、これ、凄く良いなぁと思いました。

その他のノブは「Drive」と「Room」。

Driveですが、あんまり歪みません。歪みペダルが別途必要な程度。又、Marshallアンプの「Gain」の様に「上げると低域が出て来る」と言う事もありません。

歪みと言う意味で補足ですが、前段にブースター繋いでアンプをドライブさせる、と言う事も不得手なペダルに思います。この辺をどう評価するか、はそれぞれ意見がありましょうが、ワタクシの様に「歪みはペダルで作ります」には、下手にアンプがブーストしちゃうより好ましいです。

そしてこのペダルの最大の売りは「Room」でしょう。

上げて行くと、誤解を招く表現ですが「リバーブ感が出る」なんですが、リバーブ感と言うより、「アンプの近くで聞いている」のと「アンプから遠い所で大きな音で聞いている」の違いに感じました。凄く頭の悪い表現で言うと「
「ギターをアンプに繋いで大きな音出してマイクで録音しましたシミュレーター」かと。

これはとても面白いなぁと思いました。

宅録なんぞをしていると、アンプシミュレーター使っても、空気感、前述の「ギターをアンプに繋いで大きな音出してマイクで録音しました」感が無く、平面的な音になるのですが(僕は嫌いじゃ無いです)、そこに立体感、奥行きが出ます。しまった、「奥行きシミュレーター」と言った方がスマートで良かったかってさして変わりないかw。

このペダルをバンドで使うなら、「Room」の設定は絶対バンドでやるべきに思います。一人でやると大きくし過ぎて、バンドで試したら「やっべ掛け過ぎた」となる事必至に思います。

これを買った事をtweetした際、Izo先生とメールでやり取りしたのですが、IRローダに対して最近色々と試行錯誤されている模様。

最近のBlogで「録音しミックスしたら奥行きが無くて・・・・」的な事を書かれていたので、絶賛製作中2枚目のSoloではその辺何か意識されたものになるのかなと期待。

と、まぁ良い感じのペダルですが、ちょいと残念だったのがお気に入りのセッティングを記憶させFAVスイッチでの切り替え。

音、切れちゃうんですよね・・・・一瞬・・・・。

「ライブでソロとバッキングを一瞬で切り替え!」と言う使い方は出来ないんじゃないかなぁと思いました。

この他、説明書を読むと、EXペダルでの操作、MIDIとの同期、パワーアップ機能、と色々と汎用性があり、拡張性は高いかと思いました。

ワタクシがこれを購入したのは、もうちょい宅録で楽しんでみようかなと思って。

何度も書いてますが、ワタクシが機材を彼是試すのは、所属しているフジコ・オーバードライブと言うポンコツ・バンドで、音出した瞬間VUの針が振り切れる相方ギタリストの横で、ポンコツ・ギター弾きのワタクシが、立ち位置的にこういう音を出した方がバランス良いよね、の試行錯誤。

コロナ禍でバンドが休止して、であればせめて録音で、とやってみても、そもそも僕含めたメンバーもそう乗り気じゃ無く、
言い出しっぺの相方ギタリストも、自作曲やったら気が萎えたっぽいので、ちょっとバンドは横に置いといて、もーちょい宅録で楽しんでみようかしら?と思った一環で、手持ちのアンプ(ヘッド)のシミュレーターよりも生っぽい感じを演出出来るかなぁと思って買ってみました。

で、試してみて「はい、良いです!」で至極満足。バンド再開時に使う心算はなくて、これは宅録での使用が主眼。バンドでは前に出ない方が良い立ち位置なので、アンプは歪まずフラットに鳴ってくれれば良いので。

Kemperと比較して・・・・は、難しいかと思います。僕の様に「マルチ買っても片手に余る程度の音しか使いません」なら、(好みのシミュレーターを見付けられるなら)Iridiumで充分、かも知れません。

で、これですが、個人的に一番楽しかったのが、「ビートルズごっこ」です。

手持ちに、Epiphone Casinoと同じ構造(GibsonのES-330と同じ構造と言った方が正解かしら?)のAT130ってギターがあるのですが、このギターをIridiumに繋いで彼是試していたら、中期ビートルズっぽいなってサウンド、あの、エッジが立っている訳ではなく、箱鳴り感が強いんだけど、飽和せずちゃんと抜ける感じ、が出来て、で、それが「Chime」選択してMiddleを弄ってる時だったんですが、この質感、ビートルズがお好きなギタリストの方に喜ばれるのではなかろうか?と思ったり。

で、少し「邪」な使い方をば。

このペダルの大きなアドヴァンテージである「Room」ですが、自然な空気感はギターのみならず、ウィンドシンセサイザー「Aerophone Mini」に接続すると、良い感じな空気感が得られ、ああ、こういう使い方もあるのか、と感心。

Aerophone Miniは、ある程度の生々しい質感は演出出来ますが、やっぱフラットな感じなのですが、Iridium通すと少しばかり生っぽい感じになった。

Aerophone Miniにもリバーブは付いていますが、デジタルな質感で、録音で使うと浮いちゃう感が出たのですが、馴染み良い質感となり、ああ、これは使えるなぁと思った次第。



上記は、バンド・デモ用で作った物で、ドラムはTakayuki君、それ以外は僕が演奏した曲なのですが、オーバーチュア的にウィンドシンセサイザーのトランペットをダイレクトで録音し、エンディング(2:30辺り)ではIridiumを通したものなのですが、後者には空気感があって気に入っています。

「折角だからIridiumでギター録れば良いじゃん」と言われるのは重々承知で、試しにやっても見たのですが、全部録り直したくもなるので、それは面倒だなぁとw。

参考になるかは分かりませんが、そんな使い方もあるんだって事で。

以上です。

良い天気だったので散歩に行きたかったのですが、Iridiumが楽しくて引き籠ってしまった2021年2月最後の日のリーダーでした。