リーダー

リーダーです。

冬将軍到来で、故郷の老いた母が気になり電話をすれば、いつも通りの気丈な回答なれど、気になる今日この頃。

とは言え、コロナ禍を寧ろ楽しんでいる様な生活も垣間見え、息子としては少し気が楽。

愚弟と甥っ子が定期的に母を訪ねてくれているので安心感はあるも、負担も相当であろうと思うと、では何か年末に家で食事するに適したものは無いかと思案していれば、家人が牛肉や甘味を既に送ってくれていた模様。

週に一度は長電話する程に仲が良い家人と母であるが、その関係性はこの距離故であると思い出した様に母は言う。

「年を取るとその人の嫌な面が強く出て来る」とは母の台詞。

愚痴っぽい人は更に愚痴っぽく、怒りっぽい人は更に怒りっぽくなり、若い時分はそれを相殺出来る魅力が他にあって付き合って居られるが、そんな魅力は年と共に錆び付き、嫌な面だけが目に付く様になるものだ、と。

そんな母は、別の人からプロポーズされていたらしいが、断って亡父と結婚した。

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プロポーズしてくれた人は、割かし良い所の人だったらしいく、気も合う人だったらしいが、飲酒した際の態度が好きになれず断り、亡父と結婚したそうな。

よもや、老年期にその癖が強く出て来るのを気にしてた・・・・なんて事では無いと思うけど。

と言うか、亡父も割かし癖が強い人だったと思うが、と言うか凄く癖が強い人だったと思うが、亡父の晩年、母は何か嫌な面とか見たのかなぁ・・・・?今度聞いてみよう。

「つまらない大人になりたくない」って台詞は終ぞピンとこなかったワタクシだが、「みっともない老人にはなりたくない」とは改めて思う。いやホント、みっともない老人って本当にみっともないから・・・・。

そんな思いを胸に抱きつつ、短日なれど虎落笛鳴らず、な土曜日。

先ずは散髪へと出かける。

最近少し不精して、もう本当にボサボサとしか言い様がない髪形になっていたのであるが、家人は「それ位の方が良い」と・・・・。

いや実際どうなんだ・・・・鏡に映るは4浪の大学生の髪の毛の中年のオッサン。この方が良いってどう言う事であろうか?との疑問を持ちつつチョキチョキと。

サッパリして一旦帰宅。昼食をとって今日は楽器屋巡り。

これまでは楽器屋巡り+散歩、であったが、この時期は慎重に行動せねば、と併用は控える。

と言うのは、楽器店で温まった、時には温まり過ぎた体で寒空を歩くのは宜しくない、との考えから。

ちょっと汗ばんで寒空に・・・・なんて事は避けたい。

楽器屋巡りは楽器屋巡り、散歩は散歩、とするべき季節。無理出来る程若くはない。

と言う訳で御茶ノ水。寒空ながらも、紅葉は未だ街に賑わいの色付け。

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東京の街を散歩する様になって、東京都は綺麗な街だなと思う様になった。いや、勿論雑多で汚い所もあるけど、綺麗な場所がいっぱいある街だなと思った。

義父に年末用の日本酒を贈り、床屋さん独特の整髪料の匂いを撒き散らし、ゆっくり、じっくり見て回る。

某店で、Jim Dunlop移行前のDistortion +が数台あって、なんかちょっと感動した。Jim Dunlop移行前のMXRって、なんか所有欲そそられるんだよなぁ・・・・なんでだろ。micro ampしか持って無いけど。

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各店を彼是見て回り、某店では、「アダルトビデオ見ている時以外はスケベな顔してる」でお馴染み、我がバンドが誇るエロ柱、ビクシーさん所有のギターの色違い(Majik Blue)が250,000円(税抜き)で売られていた。ビクシーさん所有の方が良い色だなぁって思った。ビクシーさん所有のあれ、何気に良い色だと思う。

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だが・・・・台座たる弾き手が、なぁ・・・・。

その他、カート・コバーン風に改造されたFender JapanのJaguarをふんふん、と見てみたり、SquierのJazzmasterの中古はちょっと買おうか迷ったりしながら、結局弦等の備品のみだけ買って終了。

あ、某店でYAMAHAのSGが数本売っててちょいと気になった。



好きなフォルムじゃ無いのだが、最近凄く気になる。

SGと言えば高中正義さん・・・・ではなく、僕にはMagazineだったりXTCだったり、する。





大好きなギタリストであるJohnny Marrが「見た目はダサいけど気になるギター」と某インタビューで言っていたり、最近ではJohn Fruscianteも好んで弾いている様だし・・・・気になるなぁ。気になるけど、まぁ、買わないだろうな、うん。

夜は鍋にしよう!と家路に牡蠣を買いに商店街を行けば、注連飾りの出店。ああ、年末だねぇ。

クリスマスにワクワク感が無くなってもう随分経つが、年末年始の喧騒感は、季節が感じられて未だに好きである。

晩御飯前に、SquierのJaguarの調整。

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このギターにマウントしていたリプレイスメント用のネックを、最近入手したJaguarに転用したので、元のネックに戻したのだが、改めてじっくり調整してみようかと。

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このネック、移植したネックよりも幅広で、好みが分かれそうも、塗装の質感は日本製のそれよりも好きである。

ネック角度を付けようと、千石電商さんで購入したシムを挟む。

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0.25㎜と0.5㎜を買ってきた心算だったが・・・・0.25㎜×2だったと言うね・・・・まぁ、0.5㎜必要なら2枚挟めばいいか・・・・。

ネックポケットはあまり密着させずに隙間があった方が生音が大きくなる、との話をどこぞで聞いた記憶があるが、強ち「そりゃないよ」って話じゃ無い様に思う。と言うか、もしかしたらそうかも知れぬ、と思っている。

試した結果、0.25㎜×2でシムを挟み、弦はIzo先生に頂いたDR Stringsを試してみた。DR Stringsは(ウクレレでは使った事あるけど)初めて。

これ、結構好きな弦かも。ツルっと言うかぬめっと言うか、そんな質感を感じた。

面白いなと思ったのが梱包の仕方。

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2本で一つの梱包。面白いなぁ。

不精からコーティング弦(Elixer)ばかり使っているが、音を出してみれば、Elixer比で高域に煌びやかさを感じた(ネックが違うからその影響かもだけど)。弦ってメーカーによって音が結構違うのだろうか・・・・。あんまり意識して来なかったけど、ちょいと探求してみたくなった。

指板にはこれを塗ってみた。

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蜜蝋とオレンジオイルが入ったもので、冬場、家具の保存に使う事が多いが指板にも使える。わりかしベトベト感が残るので、薄く塗り、しっかり拭くのがマスト。

凄く乾いてる指板にしか使わないが、保湿性は凄く高いと思う。

アンプに繋いで音出してみれば・・・・うん、このギター、やっぱ好きだなぁ。

Gold Foilのピックアップの煌びやかさ、ザグリによる箱鳴り感、ローカット・スイッチによる引き締まった低域・・・・うん、好みのサウンド。

ペグをマグナムロックにして、ストリング・リテイナー追加して、あ、ナットも交換してゲージは0.9~0.42にして・・・・とかをやりたい欲が凄く出て来たぞ、と。

最近入手したJaguarの改造が終わったら、じっくり考えて取り掛かってみようかと思う。

夕食後、Izo先生のツイキャスでのライブを拝聴。

リハも含め長丁場な演奏だったとかでお疲れだと仰っていたが格好良いライブであった。

某サイトで2020年の日本人ギターインストで年間三位だったCDも拝聴し、且つ配信ライブも何度も拝見しているので、最近は先生がミス・ピッキングされた場合に気付く様になったのだが、なんでしょね、ミスってある意味演出みたいなもんで、却って臨場感を感じさせて良いもんなんだなって思ったんですよね。

こう言う事を書くと「止まらなきゃミスなんてバレねえよ」と言い切るどこぞのバンドの某ベーシストが「そうだろう、そうだろう」と言いだしそうなのであまり言いたくないのだが・・・・。

そう言えば、鋭意製作中と聞く2ndのソロのジャケット、我がバンドの絵師にお願いするかも、何て事を仰っていたが、もう一度しっかり「止めておきなさい」と釘挿しした方が良いのだろうか・・・・。

妖怪にされたり禿の僧侶にされたり狛犬にされたり、散々な目に合っている我々であるので、この辺はしっかりお伝えしておいた方が良いかも知れぬ・・・・。

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因みに、我々のCDのジャケットが無駄にクオリティが高いのは、絵師ビクシーのと同じ位に、プロのデザイナーのTakayuki君の貢献があるのは間違いないと思う。

フォントの選択、文字の大きさや配置を担っているのはTakayuki君であり、ライブのフライヤーも同様。

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日曜日。

土曜日は薄曇りだったが快晴。

Jaguarの改造を依頼しているNaked Guitar Worksに使いたいパーツを届け、浅草界隈をぶらぶら。

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冬には冬の華やかさ、艶やかさがあるなと気付くこの冬。コロナ禍で無ければ気付けなかった事も多い。

そう言えば、上野恩賜公園で寒牡丹苑がそろそろか、と行こうか迷うも、家人も行きたかろうと自粛。来週にでもぶらぶら行ってみるか・・・・。

暫し散歩を楽しみ、帰宅して年賀状を書く。

もう年賀状止め様かな、と思っていたが、コロナ禍で会えなくなった人も多く、今年は出そうかなと思い立った次第。

コロナを契機に止めた事もあるが、コロナを契機に見直した事もある。

そう言うのも、言ってみれば人の世の機微と思うと、何とも感慨深い。

色々とあった2020年も残す所十日余り。

今年はウィルスに世界が翻弄された年だが、来年は落ち着いていて欲しいと思う。

色々な事が変わったし、この状況下の不満を喚き散らす人の浅はかさも知り情けなくも思ったけれど、この状況の中に凛として生きている人も見る機会もあり、心洗われる事も多くあった。

さて、後十日余り、踏ん張って行きましょうか、ね。