リーダー

リーダーです。

なんだかんだで相も変わらず貧乏暇無しな毎日で御座います。

そんな毎日ながらも、就寝前に数時間好きな事をして過ごす余裕はあるのだから有り難い。

そんな時間に何をしているかと言うと、本を読んだり音楽聞いたりと、考えてみれば学生時代と何ら変わらぬ過ごし方。

ワタクシの学生時代と言えば、インターネットなぞ存在し無い時代であったので、せねばならぬ事が無い時間の過ごし方と言えば、本読むか音楽聞くか、であった。

TVをぼんやり見る、を好まぬ性格であるので、見たいプログラムがある時以外は見なかった。まぁ、見たいプログラムなんてのも殆ど無かったんだけど。

そんな時間帯に、最近は「夜散歩」も入って来て、1時間程度歩いたりする事もある。

テレワーク中心となり、就業時間に融通が利く会社なので、例えば17時から1時間・・・・なんて事もある(勤務時間はちゃんと調整してますよ)。

平日夕刻の時間帯、浅草や近所の商店街をぶらぶらと歩けば、そこにはどこかノスタルジックな匂い。

商店街の精肉店からする総菜の香り、飲食店の開店前の準備、家路を急ぐ学生さんや主婦と思しき人達には、生活の匂いがあって好い。

母方の実家が魚屋を営んでいて、少なからずその市場に行く機会が多かったのが、そこにあった匂いに近いのが、郷愁の理由かも知れぬ。

旅行先でも、例えば有名な観光場所に行ったり、有名な飲食店に行くよりも、其処に住んで居る人達の息吹が感じられる場所の方が断然好きだ。「地元民が知る隠れた名店!」なんてんじゃなく、其処に根付いたお店とかが宜しい。

某商店街傍に居を構えており、テレワーク中心となってからは、平日ともなれば近所の精肉店、鮮魚店や青果品店、中華料理屋、時にハンバーガーショップのお弁当を買って済ます様になり、序でに日用品も商店街で購入する様になり、余程の事が無いとスーパー、コンビニに足が向かなくなった(日用品の多くをネットで買う様になったのも大きな理由だけど)。

夕食も、鮮魚店で牡蠣が出れば買って牡蠣を酒蒸しにしてみたり、青果店で茸が出れば鍋にしたりしてみれば、「昨日の牡蠣はどう調理したの?」だの「白菜の漬物入ったからどう?」なんて会話も生まれ、いつの間にやら新たな関係性が生まれている始末。

遂には「これ持って行きな」なんて総菜なんぞを頂く事も増え、果ては商店街の噂話なんぞも耳にし、市場のイドラを実感したりしている。

そんな毎日の就寝前。今週はJaguarを弄って過ごしていた(下記から暫く機材ネタが続きますのでスルー推奨)。

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最近、このJaguarがとても好きなのである。正確には、「色々と弄って凄く好きになった」のである。

先日、0.25㎜のシムを挟んだのだが、もう少しハイポジションの弦高を下げたく、0.5㎜のシムも追加で挟んだ。

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結果、ハイポジションの弦高は下がったが、流石にバズが発生し、解決策としてブリッジを上げる。

バズは無くなったが、テールピースとブリッジの角度が急になり過ぎ、弦のテンションが強くなったので、心地良いテンション迄テールピースを調整してみれば、弦高、弦のテンション共に凄く良くなり、「ああ、もう、これ、最高じゃん!」と悦に入っているのである。

弾き心地のみならず、生音での鳴りも良くなり、矢張りギターと言うのはしっかり調整してナンボ、と思う一方、ワタクシのメインテナンスと言うのは一般的とは言い難い自覚もあり、人によっては弾き難さを覚えるのだろうと思うと中々に興味深い。

しかし、どーしても気に入らぬ個所がある。それが、ブリッジである。

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そう、チューンオーマティックが気に入らないのである。

機能としては素晴らしいと思うこのブリッジであるが・・・・

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(ネック・エンドにフォーカス)

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(ブリッジにフォーカス)

上記の通りで、ブリッジのRと指板のRが合って無いのである。

弦のテンションが低いので気にならないのであるが、このRの差異は、1弦、6弦基準で弦高を下げると、3弦、4弦なんかでは低過ぎとなり、かと言ってチューンオーマティックの構造から、弦毎の高さ調整が出来ないので、ある程度での妥協が必要と相成るのである。Fenderのネックとチューンオーマティックの取り合わせ、相性悪いよなぁ・・・・弦間ピッチが変わるのは、あんま気にならないけど。

最近のFenderのネックはRが緩やかになって来たので(因みにこのJaguarのRは9.5。チューンオーマティックのRは12~14位)、弦のテンションが抑えられたら気になるレベルじゃ無いが(6弦側のブリッジを高くするとの対処もしてるけど)、Mastery Bridgeの様に、各弦での高さ調整が出来るブリッジの方が絶対良いと思う。

最近Jazzmasterが欲しいとかほざいていたのは、
軽量で好みの色のJazzmasterを見付けてってのもありますが、上記の不満を解決するとの面もありましたんですの。Jaguarがメインテナンスで好ましいセッティングとなったので購入は見送った次第。

まぁ、身体に対して垂直にギターを構える癖があるワタクシに、Jazzmasterはヘッドが遠過ぎるよなと思って止めたのが大きいんだけどね。

そんな訳でJazzmaster見に行く目的は失われたが、散歩を理由にGo To 楽器屋をしちゃう土曜日は散歩に打って付けな天高い空。

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先ずは相も変わらず御茶ノ水。本日も神田明神の境内を経由。色々な塚や碑があり、行く度に少しずつ拝見しているのだが、銭形平次の碑があるとは驚いた。洒落が効いてるなぁw。

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(ピンぼけ御免)

先日、義父にお酒を送ったら思いの外喜んで頂いたので、ではまた送りましょうと名酒センターへ。

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八海山と出羽桜の大吟醸。下戸で値段分からずも、下戸な僕でも知っている名前で選択。お値段に驚くが、母に自家製の梅を送って貰ったりと、大変お世話になっているので痛くはない。家人が毎週数時間母と電話してくれていると言う事への感謝を義父に返すとの意味もある。あと、名酒センターさんがGo To 絡みで風評被害を受けたとの事で、応援の意味も、ある。

ぶらりぶらりと銀杏並木を歩けば、銀杏が其処此処にちらばり、銀杏の匂いがしていた。

秋、だなぁ・・・・。

御茶ノ水は然程混んでおらず、各店舗をゆっくり見て回れた、が、Parkerの中古に2本遭遇し、何処ぞのバンドの「全集中、股間の呼吸!」を毎晩唱える自滅の刃なギタリストを思い出し気分が悪くなった上に、特段欲しいものも無く・・・・。

宅録はちょっとずつやっている一方、バンドは全く活動していない最近。機材に対する興味の中で「エフェクター」が占める割合がグッと減った事を自覚している。

これは、由々しき、事態である。

いや、実際だ、「バンド活動=エフェクターを踏みに行く」との等式が成立するワタクシの行動原理に於いて、踏みたいエフェクターが無いと言う事は、只でさえどうでも良くなりつつあるバンド活動への動機付けが更になくなる、いや、枯渇するのは時間の問題と言える。

と言う訳で、Java Boostを購入したのである。

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で、Java Boostであるが・・・・

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3台目なんだお(・ω・)。

家人「”なんだお
(・ω・)”じゃねえわ、このガキゃ!三代目が許されるのはルパン三世だけだボケェ!」

いや、そっちの三代目じゃ無いし・・・・J Soulなんとかも三代目だし・・・・と言って修羅場。口は禍の元を実感。

エフェクターのパーツの差異は、無い訳じゃ無いが微々たるものが多いと思うワタクシだが、ゲルマニウム・トランジスタに関しては差異があると思っておりまして、Java Boostは、OC44と言う現在では入手な困難なトランジスタを使用し、且つゲルマニウム・トランジスタなるものは個体差が大きく、今回入手したのは初期のJava Boostって事で、状態の良いトランジスタから優先して作られたとすると、良い音するんじゃないかと思って買っちゃったんだお
(・ω・)。

手持ちの三台の内、向かって左のグレーの物はトランジスタが違うので比較出来ませんが、青の筺体の差は分からず。

いやね、バンドで試さないとね、やっぱぶっちゃけ分からぬのですよ。

家で試して「こうか!」と思ってもですね、バンドで試すと「あれ?」な事も普通にありまして・・・・。

まぁ、バンド再開したら試しましょう・・・・。

と言うか、バンド再開はどうしようかなぁ・・・・?

ぶっちゃけ、マスクする事により罹患の可能性は相当に低いのは間違いないだろうな、と思え、であればボチボチ再開しても良いかもと思う一方、万が一バンド活動により罹患となれば、仕事を持つ身で如何なものかと、ポンコツ社員のワタクシでも思う。

まぁ、もう少し様子見かねぇ。

いつもの通り、佐竹商店街の佐藤精肉店で野菜コロッケを購入し食べ歩き。相変わらず、サクっとした衣にふっくらとした具材、絶妙な塩加減が秀逸。

此方の精肉店、大きな声じゃ言えないが、ぶっちゃけ肉を使わない揚げ物の方が美味しいと言う不思議なお店で、特に野菜コロッケとクリームコロッケが安くて絶品なのであるが、最近ではトンカツ等の肉系の揚げ物より、カキフライ、エビフライ等が充実し始め、
どうもその需要を捉えつつある様なのである

そう遠くない将来、肉以外の揚げ物やさんに特化する事もあるかも知れぬ。

夕食後、Izo先生のツイキャス拝見しながらJaguarの調整の続き。

弦高調整とストップ・テールピースの調整でネックの具合がちょい変わったのでメインテナンスを施せば、ううん、良い感じじゃ無いのさ。

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(メインテナンス中にコンペティション・ラインが中途半端に剝がれたので剥がしました)

可成り良い感じになったので、メイン・ギターに据えました。

ボディを大きく削ったので軽いし、箱鳴りもそこそこ(Rickenbacker程度にはある)あり、アンプに繋がずジャカジャカ弾くにも宜しいので、すぐ手に出来る様にケースから出しておくギターもこれに。

しかし、このギターは「Jaguar」と言って良いのか、本当に分からぬ仕様であるのう、と、改めて思った。これは・・・・なんだろう?

バンド再開の暁には、メインは1997になるだろうから、暫しのお付き合い。

して、日曜日。

本日は午前からぶらぶら。

目的は近所の蕎麦屋さん。最近新装開店して行きたいと思っていた。

此処に引っ越して来た時、家人と引っ越しそばを食べようと訪ねて、美味しかったのでね。

密を避けるべく開店同時に入店し、牡蠣蕎麦を注文。

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蕎麦汁で焼いた牡蠣、焼き葱が入ったお蕎麦。柚が少し効いてて美味しく、肝心の手打ちの麺は、蕎麦粉が多めで好み。うん、又来よう。

食後浅草までぶらぶら行けば、競馬、七五三、秋晴れとあって人出は多い。

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東京は、秋と冬の境界線が曖昧だと思っていたけど、僕が鈍感なだけかも知れぬと思えた秋の一日。

境内には、現役の井戸あり。

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手洗いに使ったら(手洗い専用です)、七五三の子供達が集まって来てカオス。姉弟の弟の方が「お姉ちゃん、お姫様みたいでしょ?綺麗でしょ?」と話しかけて来てほっこり。

誇らしげな弟と、着飾って普段より大人しくしていると思しき姉の姿に、人生の時を感じる。

井戸の傍には五重の塔後の碑。

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戦争による消失で再建されたらしいが、元の場所に建てなかった理由はなんなんだろう・・・・?

少しばかり買い物をしての帰路では、添乗員に誘導された観光客。

日常は戻りつつあるが、マスク姿が普通になった日常であるのがちょっと寂しい。

そんな、10月最後の日曜日。