リーダー

リーダーです。

毎朝、珈琲を飲むを習慣としている。

結果、定期的に珈琲豆を買いに行く事となり、彼方此方で節操無く珈琲豆を買っていたのであるが、最近は此方にお世話になっている。

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以前も書いたので割愛するが、兎に角珈琲に向き合ってくれとの意向が強く、携帯電話の使用や会話が制限されている珈琲店。こう書くと、さも頑固親父の店の様な印象を持つかもであるが、店主の方は大変に物腰が柔らかい人で、決して面倒なお店ではない。僕がこれまで訪れた珈琲店で最も美味しい珈琲を味わえて、それは珈琲豆も同様である。

ふと気が付けば豆が底を突きそうで、買いに出掛けた日曜日。ぶらぶらと歩けば、日差しは強いが日陰はそうでもなく、時折吹く風はちょっと心地良い。

で、北山珈琲店。

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この佇まい・・・・出来る!と思わせる外観。そしてそれを裏切らぬ味。

珈琲豆をちょっと多めに買い、疲れるまで歩こうと歩み始めれば秋葉原到着。

昨日も来てるしなぁ・・・・と躊躇しつつもイケベ楽器リボレ秋葉原店さんに突撃すれば、MXRの名機、Carbon Copyの見た事も無い色の物があり、よくよく見ればMODスイッチ付き。

これは買いでしょう!と勇んで買ったら・・・・

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うん、手持ちの従来品と同じだったよ・・・・色以外。

向かって右手の物は、限定品の軽量な筺体のもだが、購入した青も同じ重さで御座いましたわ。

まぁ良いや、散歩して帰ろう・・・・とぶらりぶらり。

家人に「同じところ散歩してて楽しいの?」と問われた事があるが、同じところでも、視点を変えれば幾らでも楽しめる。

ゆっくり見れば、ああ、こんな所に小さな神社があるよ、と気付けたり、見上げた先のビルの看板に、こんな所にこんな会社があるのかぁ、何やってる会社だろう?と想像してみれるし、裏道に入れば、今は使われてないっぽい建物を見付け、この建物にはどんな歴史があるのかしら?と夢想して楽しんだり・・・・。

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そんな8月最後の日曜日の散歩を終え、僕は久々にKLONのCentaurを取り出した。

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最近、THE EFFECTOR BOOKで特集され、なんでも重版となったらしい。Centaurって、人気あるんだねぇ・・・・。

同じCentaurでも、変遷があったのは有名で、ワタクシのは「数は少ないが人気はそこまでない」最後期のNO PICTURE。購入価格は新品で4万円だったのを覚えているのは「高いなぁ!」と思ったからだ・・・・貧乏だからさ、仕方ないのよw。

昨夜、ちゃんと読んでいなかったTHE EFFECTOR BOOKを読んで改めて興味を持ち、久々に引っ張り出した。

ブースターとしてその価値が見出され、ディスコンとなった今でも高価で取引されている逸品ですが、改めて使ってみて、ああ、僕には使えないなーと思った。

理由はと言うと、もう簡単に言っちゃうと、僕のセッティングではCentaurを使っても意味ないなぁ、と言う事となる。

全くの私見なのですが、Centaurの特徴って、ちょっとばかり低域をカットして、高域はちょっとこもらせる、があると思います。

で、その特徴が、ゲイン・ブースターとして使っても、クリーン・ブースターとして使っても、低域のカットから音が玉にならず分離が良く、且つハイが耳に痛くない感じになるのでは?が、僕のイメージ。フルレンジのブースターだと、音が小さい時には気にならなかった低域がToo Muchになったり、高域が五月蠅くなる事があるんで、それを解決する手段としてCentaurは素晴らしいと思う。

僕が特に素晴らしいと思うのは、低域のカットのチューニングのみならず、高域を耳に痛くない感じにする調整。僕はギターで、敢えて容量の抜けた古いコンデンサーをトーンにかまして同じ効果を狙う事があるのですが、エフェクターでそれを絶妙なチューニングでやっているペダルはあまり無いと思う。一般的なトーンのみ、が普通じゃなかろうか。余談だが、Centaur系を謳うペダルで高域の処理が雑なペダルは凄く多いと思う。

と、絶賛しておいてなんですが、僕が「Centaurは使わないなぁ」「使っても意味ないなぁ」と思った理由は、そもそものセッティングで、低域をスッキリさせ、高域をある程度丸めているから、なんです。

フジコ・オーバードライブって、ベースの大先生は低域寄りな音作りだし、メイン・ギタリストのビクシーも、アクティブのハムバッカーのフロントを使うって低域の倍音が多いしなので、低域が交通渋滞起こしている。

そんな訳で僕は「低域の倍音が少ない軽い音を出す」「高域がシャリシャリにならない様に丸める」をメインにしていて、Centaurを使うより、フルレンジ・ブースターを使ったり、抜けを出す時はイコライザー使って中高域持ち上げた方が、バンドにマッチしているのですよ。

そもそものセッティングが中域よりの人や倍音ある低域を求める人にTube Screamer系が合わない様に、そもそも抑えた低域と丸い高域で音作りしている僕には、Centaurは合わないと改めて思った次第。良し悪しじゃ無く、ね。

Centaurを買ったのも、Centaurなるペダルを使ったら素晴らしい音が出るらしい、との情報からなのだが、それを繋げば万人に素晴らしい音が・・・・ってのは無い、と今なら分かる。

勿論、Centaurにはそれ以外の特徴もあって、僕が挙げた特徴以外もあるのだけれど、

僕なりに「Centaurを使うとマッチすると思いますよ」って思う人はこんな方。

①ゲイン・ブーストした際に低域がToo Muchで抜けが悪くなる
②ゲイン・ブーストした際に高域が耳に痛い

Centaurは、決して「すべからず良い音を出す魔法のペダル」ではないと僕は思う。又、上記①、②に該当する方でも、Centaurが答えにならない、Centaur以上の答えがあるって人も居るかと思う。

音作りはトータルで考えるものだと思うけど、個人的には「Centaurじゃなくちゃ駄目」って場面は、実はあんまりないんじゃないか?とも思っている。特にバンドと言う場面においてはそうである。

このペダル、ギター・ヒーローみたいなさ、そんな感じの立ち位置のギタリストで、且つハムバッカーや線が太いシングルコイルがマウントされたギターの人が使って映えると思うんだけど、(最近の若い方々が出す)ヘヴィなサウンドのバンドの中で抜けを得ようとすると、相当に音が上がっちゃうと思うんだよなぁ・・・・。

アンサンブルが団子になっている不満を持つ人には、寧ろ、ゲイン・ブースターじゃなく、Centaur踏みっ放しはありだと思うし、メインの歪みとして使うのもありだと思う。オリジナルのCentaurでは、ゲインは確かに稼げないけど、下記はゲインがCentaurより高く、人によってはマッチするんじゃないだろうか。



そんな事を考えた、葉月最後の日曜日。