リーダーです。
1992年の春に僕は社会人になり、それから10年程その会社にお世話になって、今の会社に転職した。
今の会社の方がお世話になっている時間が長く、多分人より愛社精神がある方だが、それでも社会人生活を始めさせて貰った会社に強く恩義を感じており、その時の同期に対する思いはそれ相当のものがある。
今じゃ連絡先も分からない者も数名いるし、この世に居ない者も二人程いる。
そんな会社の同期ととある理由で久し振りに会ったのは先の水曜日の事。一人は秋口に会ったが、他二人は会社を辞めて以来十余年振りとなる。
十余年振りに会うその二人は海外に居て、会おうと思っても会えるものではなく、忙しくあったが時間の都合を付けて飲みに参じた。河岸は下記。日本食と日本酒の美味しい店にしようかと選択。
思い出話に花が咲き、亡くなった同期に献杯をし、楽しく過ごさせて貰ったのだが、浮かれた時代の終焉と共に社会人生活が始まり、紆余曲折あって今に至る訳だが、僕が辞めた会社も色々とあって、そんな中で頑張っている同期の話を聞いていると、僕も頑張らなくてはならねばと、気持ちを新たにする事が出来た。
帰路、何となくシャッフルで流れて来たのは下記。
なんか、好いなぁと思った。いや、同期に勿論恋心無いけどさw。
コールドムーンの空の下、積もった銀杏の葉を踏みしめて、暫し立ち止まった夜でした。
そんな邂逅があった週の土曜日は練習。
家をぶらりと出てみれば、枯れ木にぶら下がる柿に群がる鳥。
冬、だなぁ。
時間が合ったので楽器屋さんへ。
幾つか気になるペダルがあったがスルーしたのは、試しても買わないだろうなぁってブツだったが故。
そんな訳で、練習。
前回は、次々回作CD収録予定の4曲の練習に特化したが、ドラムのTakayuki君が次の週末にドラムを録音するって事で、次回作CD「The Oscar Goes To」から開始。油断していたお気楽メンバー2名(ベースの大先生&ビクシー)、大いに慌てる。
油断していたとは言え、これまで長く練習はして来たので、行き当たりばったりメンバー2名(ベースの大先生&ビクシー)も難なく熟し(チッ)、次々回作CD収録予定曲の練習を開始。
ベースの大先生の「衛星」は略固まり、ワタクシの「玩具の心」も固まったかと。
続いてはビクシーの新曲「ゴールデン・アワー」。
既にテンコ盛りな展開も、ビクシーさん更に追加を要求。フード・ファイトならぬソング・ファイトな展開が止まる事を知らぬ。而も・・・・ぶっ早い。
そろそろ本気で何らかしらの制裁措置が必要であろう。セーフ・ガード発動の日は間近。
そして前回より取り掛かった、ワタクシの新曲「鉄の雨が降る」。
シューゲイザーでオルタナティブな感じと言う無茶な要求(フジコ・オーバードライブにしては、ですよ?)に、メンバー一同混乱した前回。因みに、作曲者すら混乱した次第で、もう何がしたいんだか不明。
そんな状況を踏まえ、少しばかり編曲して展開を少なくしてみるも、老いて尚血気盛んな最年長者、ベースの大先生により、「前回のシューゲイザーでオルタナティブが出来ていない感じが良かった」と言う、後ろ向きで前向きな発言から結局元に戻す。秋より深く混乱は深まる。
練習後、飲み会。
半開きのシャッターを勝手に開けて(オイ)、庄や渋谷駅前店に突入。本日は、ビクシーのご学友のエレガちゃんが来てくれた。
ビクシー「練習動画を録画してアップすべきだと思うんですよ」
リーダー「なんで又そんな自分の通り道に地雷を埋める様な事すんだよ?」
ビクシー「言えね、我々もバンドでありましてね。音楽活動をちゃんとしていると言う事をアピールしないと駄目じゃないかと思った訳ですわ」
エレガちゃん「そう言えば、前回のライブで”今年は2回ライブやります!”って宣言してたけど、今年も残り半月。で・・・・?やるんですか?」
リーダー「・・・・」
ベースの大先生「・・・・」
Takayuki君「・・・・」
ビクシー「こう言うご意見を踏まえてですね、ちゃんと生存宣言と言うか、そう言うのをするべきかと」
リーダー「録画はどうするのさ?機材無いよ?」
ビクシー「ワタクシのスマートフォンの性能をお忘れですか?」
リーダー「ああ、なんか、モバイル・オ〇ニーが出来る位ハイスペックである旨は聞いた」
ビクシー「バンド練習の録画程度、バッチリ出来ますぜ?」
リーダー「やったとしてもさ、精々、君は狂ってるのライブ・バージョン程度しか出来ないよ?」
ビクシー「あんなもんで充分ですわ」
リーダー「あんなもんなら必用あるか?」
ビクシー「良いんですよ。年末のご挨拶みたいなもんなんだから」
ベースの大先生「じゃ、ビクシーの曲やるって事で良いな」
リーダー「うむ、此処迄言ってるんだからそうなるわな」
ビクシー「・・・・あれ、なんかもう・・・・積んでね?」
エレガちゃん「月とサムライとかは?」
リーダー「あー、ほら、俺達カバーはしないから」
ベースの大先生「そうそう、カバーは無いわ」
ビクシー「全くだ全くだ」
Takayuki君「・・・・こういう時の一致団結凄いよな」
ビクシー「民主国家においてはやっぱり投票で決めるべきでは無いですか?」
ベースの大先生「そうするとTakayuki君次第じゃん!俺達全員自分の曲やりたくねぇんだし。曲作って無いの彼だけじゃん」
Takayuki君「久々の、神展開」
リーダー「俺の曲選んでみろ?玉子お見舞いするぞ?」
Takayuki君「最近、玉ねぎも駄目になりました。玉子に玉ねぎ・・・・玉がつく食材が駄目なのは“たまたま”って事で」
ベースの大先生「何一人で笑点始めてんだ」
リーダー「いや、彼ほら、曲のリストは適切な方法で廃棄して残って無いって言ってたよ?選べないだろ?」
Takayuki君「どっかの花見る会じゃねえんだから」
リーダー「まぁ、冗談抜きに、どれやるのさ?」
ビクシー「次回作CDの中から、ですね」
リーダー「だったら話が早い。君の”ノート”かベースの大先生の”ガネーシャ”じゃん。次回作CDでは間違いなくあの2曲がベストだぞ?別に世辞じゃなく」
ビクシー「いやさ、本当に、年末のご挨拶程度だから、軽く演奏出来るのにしません?って事で”庭に墜ちる月”で。久々にフジコ・オーバードライブっぽい曲だし」
Takayuki君「あ、あれ簡単だから良いよ」
ベースの大先生「異存ないな」
リーダー「あれ?なんで俺いきなりアベンジャーズに囲まれた感じになってんの?」
と言う訳で、次回はなんか録画するらしいですよ?その後に忘年会もやるみたいですわ。
(エレガちゃんにクリスマス・プレゼント頂きました。有難う!)
ギターは先週に引き続きArchtop TributeはAT130で出撃。前回練習で使用し、良いなぁと思って再度の出撃となった。
センター・ブロックの無いフルアコ構造であるが故にハウリングに気を付けなくてはならないが、諸々改造を施し制御出来る範囲になっている。太いネックも、ミディアム・ジャンボのフレットも気にならぬ造りの良さ。お金貯めてステンレス・フレットに交換したい・・・・。
足元はこんな感じに。
FFM6(Jim Dunlop)~ファズ
↓
Custom Badass Modified O.D(MXR)~オーバードライブ
↓
TBCH-1(TBCFX)~コーラス
↓
Carbon Copy(MXR)~ディレイ
↓
micro amp +(MXR)
前回練習では、Custom Badass Modified O.Dで低域を削ってスッキリしたサウンドを演出してみたが、録音物を聞き返してみれば非常に良いサウンドで、今回も選択。このエフェクター、人気があるとは言えないけれど、僕は素晴らしいと思います。スッキリとしたドライブ・サウンドの演出に最適に思う。
軽いドライブ・サウンドなので、少しばかりヘヴィな感じの演出にFFM6でブースト。Custom Badass Modified O.Dとの相性は非常に宜しい。リア・ピックアップ選択して単体歪みペダルとしてもOKだったのは嬉しい誤算。極論すると「ストラトのリア専用機」なFuzz Faceだが、こういう使い方も大いにありだなぁ。
コーラスはTBCH-1。バンドで1度しか試さなかったので改めて使ってみた。このペダルの肝はトーン。センターでフラットだけど基本カットはしない感じなので、ボリュームと連動して考えると使い易く、僕の好みは「ボリュームは上げずにトーンでハイを出す」だった。コーラスのうねり方に癖があるのでシビアなセッティングが必要だが、作り込んで行けば良い塩梅が見付けられる。
そんな訳で、改造中のJaguarが出来上がる前に色々試してみる心算も、なんかAT130とCustom Badass Modified O.Dに嵌ってしまった此処最近に御座います。
このご時世ですから「ゲリラライブ」「無観客ライブ」なんか如何でしょうか?
「無観客ライブ」だったら平壌… おや、来客かな?