リーダー

リーダーです。

えー、本日紹介させて頂きますペダルはこちら。

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はい、nature soundはVS-01。LevelとOver Driveの2つのノブからお分かりの通り、はい、BOSSはOD-01のレプリカ、それもレイセオンのクワッド・オペアンプ(
RC3403ADB)を搭載し、78年の製造開始時のOD-1を模したもだそうです(OverとDriveの間のスペースに制作者の方の拘りを感じます)

限定60台との事で、メーカー・サイトからも既に記載が無い商品ですが、市場には未だ見掛け、現時点で購入可能です。

nature soundさんの製品は、直ぐにディスコンとなる製品も多いので欲しい商品は直ぐに買わないと後悔致しますが、OD-01好きのワタクシが中々手を出さなかったのは、まぁ簡単に申し上げて、複数店舗での在庫を見掛けていたから。此処最近数が少なくなって来て、慌てて購入した次第。

前述の通り、メーカー・サイトにも記載がありませんが、簡素ながらも此方に特集記事があります他、此方でOD-01含めた特集も組まれておりますのでご参考まで。特に後者は非常に参考になりますので気になる方は是非に。

てな訳であんまり書く事無いかなと思うのですが、バンドで使ってみた上での私見なんぞを含めて幾つか書かせて頂こうと思う事あり書いてみようと思います、はい。

操作は、前述の通り音量を決めるLevel、そしてゲインを調節するOver Driveの他、バッファーのON-OFFを切り替えるスイッチが再度横に付いていて、その3つで音作りをするのですが、このスイッチが非常に特徴的。

バッファーのON-OFFを可能にする仕様は、他のペダルにもよくあり珍しくはないですが、その効果がこれ程明確(ONにすると「サウンドが籠る」感じ)なのは珍しいと思います。家で試した限りですが、バッファーをONにしてアンプで音作りしますと、アンプの暴れる感じが抑えられて良いです。

続いて、中身。

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ディスコンなのと複数頁で基盤が載せてあったので載せてみました。美しい基盤。
RC3403ADBに加え、コンデンサーも一部現行品じゃ無いと思しきものがあり、成る程、生産台数が少なくなるのも納得。

レイセオンのオペアンプは、初期不良が多かったとの事で、その後国産のデュアル・オペアンプへ移行し、オペアンプの種類も非常に多いのですが、OD-1好きなワタクシは、幾つかのOD-1を入手し、RC3403ADBも1台所有しております。

で、引っ張り出してみて比較してみました。

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持ち出したのは、
RC3403ADB、C4558C(NEC)、4558D(JRC)。余談ながら、個人的に好きなのはC4558CのOD-1。4558Dと4558DDは個人的に好きなニュアンスじゃ無かったです。あ、VS-01はノブ1つ交換してます。

で、比較してみましたが、楽器屋さんで試させて頂いた際から「あ・・・・」と思っていた通りで、このVS-01、手持ちのOD-1全てと比べてサウンドは結構違います。

大きく違うと感じるのは2点あり、1点目は低域。

OD-1は、600~1000Hz辺りをピークに低域はスポイルする設計ですが、そのニュアンスは充分に感じられるものの、VS-01は低域のスポイルが抑えられる感じ。このニュアンスは、小さいアンプだと分かり難いですが、バンド・アンサンブルでは結構顕著な差に思います。

2つ目は解像度。

低域の強さは解像度と反比例すると思うのですが、その調整の為に中高域を強く出したり、ざらついたニュアンスで音を目立たせたりするチューニングをするペダルが多いですが、このペダルはそんなニュアンスじゃないのに解像度は高いです。これは、中々凄いなぁと思いました。このチューニングにする為の試行錯誤は相当にあったんじゃないでしょうか。

OD-1って、極めて簡単に言うと、中高域をを持ち上げ、低域は抑えるチューニングで、結果「軽いドライブ・サウンド」が特徴的です。そのニュアンスは、(少しダークな方向性とは言え)充分に感じられますが、解像度を上げた事で、鼻詰まり感がありながらしっかりと抜けるサウンドで、素晴らしいなぁと思いました。

解像度とは違うかもですが、OD-1は、ゲインを上げて行くとレンジが狭く感じるのですが。VS-01にはそれを感じませんでした。

「OD-1の完全なレプリカ」かと問われたら「ちょっとだけ違う」と言うのが僕の感想なのですが(それでもこれまで入手して来た「OD-1のレプリカ」を謳った他のペダルより全然OD-1です。「これ、OD-1じゃ無くてTS9じゃね?」って時すらありますw)、素晴らしいペダルかと思います。

先日のバンドで試して、このペダルは使い続けようと思いましたし、加えて、このペダルとの相性が悪いペダルは変えようと思いました。簡単に言うと「このペダルを中心に音作りをしよう」と思えるペダルでした。

限定60台なのに、態々書く必要あるかなぁとも思いましたが、まぁ、備忘と、ちゃんと書き残しておきたいペダルだったので書かせて頂きました。

以上です。

TS808、TS9に比べ、OD-1の評価は低めかと思うのですが、アンサンブルを考えれば、出て欲しい帯域はちゃんと出て、出過ぎないで欲しい帯域はちゃんと抑えて、少しばかりロックな低域が演出出来る素晴らしいペダルだと思います。

ライブ鑑賞をした際、音の塊みたいなサウンドのバンドを時々見掛けますが、意図していないのであれば、音抜けを意識してこれを使うは大いにありかと。

又、所謂TS系に「抜けの悪さ」の不満をお持ちの方は試す価値あるかと思います。

で、これ、完全に私見なんですけど、このサウンドが好きなら、Dynamic Driverは試す価値あるんじゃないかと思います。と言うのが、方向性が結構似ているんですよね・・・・。

「VS-01はパーツの関係から量産出来ないけれど、VS-01比廉価な製品を作ったのがDynamic Driverである」と言われたら、「おぉ、成る程!」と僕はなります。