リーダー

リーダーです。

ギターを改造したり、エフェクターを彼是と試して来たりして来て、「あ、これはこう言う事か」とか「こう思ってたけど・・・・違うんだなぁ」とか学習する訳だが、学習すればする程分からなくなったり、混乱したりもする。

「これは、こう言う事である」と定義付けると、その定義で解釈出来ない事も出て来て、その都度「理論や理屈はある一定の場所、ある一定の期間でしか通用しない」との言葉を思い出す。

それに対する解として、汎用性が高いものを選択する、と言うのもあるが、「ある一定の場所、ある一定の期間で通用するなら、それはそれで解ではないのか?」とも思うワタクシ。

僕は、フジコ・オーバードライブと言うバンドでギターを弾く人間である。フジコ・オーバードライブ以外でバンドをやる気も無ければ、家で一人音作りを探求するって事も無い。フジコ・オーバードライブでどう言う音を出すか、がギターを弾くに於いて全てである。

傍から見れば、彼是とギターを改造したり、節操なくエフェクターを買ったり、だろうが、確かにフジコ・オーバードライブでの使用の有無を超えた興味でその行動に至るのも事実であるが、最終的には「バンドで使ったらどうか」の判断基準しかない。故に、彼是と機材を買っているがアンプに対する興味は甚だ低い。アンプ持ってバンド練習に行く、ライブをする、は考えていない為である。ジャズ・コーラスが好きなのは「いつでもどこでも同じ音」だから。アンプに依存した音作りは僕には向かない。過去幾度かアンプを買ったが手放したのはそう言う理由である。「バンドで使わないじゃん」と思ってしまう。

自身が、何処で、どういうスタンスでギターを弾くか、との前提無く「良し悪し」を語るのは違うであろうと思う。愛器Rickenbackerは360C63も、人によっては「なんだよ、このギター」でありましょう。

そんなワタクシが、此処最近一つの解を求めているのがコーラス。使わない人も多いけど、僕にとってはマストなアイテム。

クリーンでコードをジャカジャカ弾く時、歪みペダルと合わせて広がりのあるリフやソロを弾く時、コーラスの使用頻度は相応に高い。

使用頻度が高いペダルは、「もっと好みの物があるんじゃないか?」との興味が湧き、結果複数のペダルを買う事となるのであるが、最近コーラス・ペダルを彼是と試して来て、「もしかしたら、こう言う事なのかな?」と言う、とは言え前述の通りで、「僕にとっては」と言う限定的な定義付けが出来そうな気がして、彼是とコーラス・ペダルを買い漁っているのである。

その過程で入手したのが、本日紹介させて頂きます此方のペダル。

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はい、TBCFXさんのコーラスTBCH-1。

先ずは説明所のコピーをば。

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2007年、TBCFXがARIONコーラス、当時のレギュラーモデルSCH-Zを廃盤初期モデルSCH-1のサウンドに再現させるモディファイを行いました。
以後、ニーズに応じて、いくつかのモデルを企画、販売して参りまして、プロ・アマ共に大変ご好評頂きました。ギタリストの柴崎浩さんはもう10年以上も使用されています。

そして今、アリオン製品が入手困難な中、ミュージシャンのリクエストにより、モディファイではなく、SCH-1の回路から基板を起こし、単なるレプリカではなく、今までのモディファイのノウハウ、ミュージシャンの意見を取り入れ、一から製作致しました。
前述の通り、初期のSCH-1回路が基本になっていますので、SCH-Zの様に低域が強調され過ぎる事はなくスッキリ明瞭なサウンドです。
ARIONでは、エフェクトONするとバイパス音よりも音量が大きくなってしまう音量差がありましたが、VOLUMEを搭載していますので任意に調整可能です。
心臓部のBBDには、パーツの安定供給、適正売価を考慮してcoolaudioを採用致しました。
松下NOSとcoolaudioで2台のプロトタイプを作り比較しました。松下の方が明瞭感ありましたが、coolaudioでもあまり遜色ないレベルに入念に仕上げました。
ARIONコーラスの良さをそのままにデメリットの解消とプロの意見を取り入れ、明瞭で独特な揺れを得られるアナログコーラスが誕生致しました。
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続きましては動画をば。



うん、短い動画なので分からんでしょうw。

商品内容は説明の通りです。ArionのコーラスSCH-1をベースにTBCFXさんの手により開発されたコーラスです。

発売されて以来気になっており、試し弾きの上購入致しました。

このコーラスの素晴らしい所は「TONE」。この効きが実に絶妙で、素晴らしいチューニングに思います。

コーラスのトーンと言えば、絞って甘い感じにしたり、上げてクールな感じにしたり、と言う使い方をする僕ですが、「RATE」「DEPTH」がどの位置でも、諄くなり過ぎない良い具合になっています。

サウンドですが、Arionの遺伝子はしっかり残っていると思います。

「Arionの遺伝子とは何ぞね?」

はい、それを私見ながら説明申し上げましょう。

Arionのコーラスって、代表機種のSCH-Zは、低域が強く、ONにしたら音量が上がると言う特徴の他に、コーラスの残響音が派手、と申しますか、長くもわ~っと広がる感じがあります。諄い様ですが私見ですが、これがArionの最大の特徴だと僕は思っています。

「コーラスの残響音をどうチューニングするか」は、メーカー各社それぞれありますが、結構その特徴は違うなと最近気付きまして、で、僕はCE-5がベストなんだろうなと思いつつ、それを確認する為の通過儀礼として彼是買っていたのが最近の購買行動で御座います。うん、我ながら頭おかしいと思う。

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(手持ちのコーラス・ペダル一覧。Analog.manが行方不明。Electro HarmonixのSmall Cloneは写真撮るの忘れたw。他にもなんかあるかもだけど面倒なので目に付いたものをピックアップ)

で、彼是弾き比べて気付いた事が、下記です。

・BOSSのコーラスは中域をリフトアップするチューニング(但しCH-1は除く)。コーラスのディケイがナチュラルなのがBOSSの特徴とも言え、僕はそのチューニングが非常に使い易い

・Small Clone(Electro Harmonix)はONにすると音量が下がる。但しそれはデメリットでもなく、変調感が強い使い方をする場合にはその特徴でアンサンブルで邪魔にならずに馴染む(BOSSのコーラスは変調感が強い使い方をすると結構邪魔になる)。コーラスの広がり方は強くなく、ディケイも短め。派手目なイメージのElectro Harmonixだが、変調感が強い使われ方をする事が多いからそう言うイメージなだけだと思料。換言すれば「派手に使わないと効果が分かり難い」

・コーラスの残響音が強いのがTBCH-1、Freezer(WEED)、CS-550(Maxon)。残響音の強さは3ピースバンド等で倍音多く出したい時は効果的と思料。又、前段に合わせるペダルの特徴がコーラスの残響音にも強く反映されるので、他のペダルと併用する場合は使い難いと感じる時もある(僕はこれが結構NG)

・CS-9(Maxon)はある意味「普通」のコーラス。大きな特徴が無い分個性が強いペダルと組み合わせるとベター。CS-9に近しいのがCH-1(BOSS)。CS-9にトーンとボリューム付けました、なイメージ

「使える・使えない」の判断は、どんな音を欲し、どんな局面で使うかで人それぞれ違うかと思いますが、僕はCE-5が使い易いと、彼是試して再確認した次第。

TBCH-1は、残響音の派手さが僕がフジコ・オーバードライブで使うには駄目でしたが、それを求めるギタリストも多くいるだろうとも思います。僕自身も、フジコ・オーバードライブでは使いませんが、持っておきたいと思えるチューニングが為されたペダルです。

以上です。

TBCH-1の紹介と言うより、コーラス・ペダルに対する私見みたいになっちゃいましたが、自分の中でコーラス・ペダルをどうしても体系化してみたいとの思いから書いてみました。

本日の纏め「エフェクターは一個一会」(なんじゃそりゃ)。