リーダー

リーダーです。

さて・・・・。

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突然どうしたと思われるかもだが、上記は手持ちのFender Mustangのムック本である。

Mustangは所有していないが、ギター関連の本が好きで、面白そうなものは取り敢えず買っており、上記も面白そうだからと買ったもの。

向かって左手はスペックの変遷の説明に優れ、向かって右手の物はMustangの使用者によるMustangの魅力の説明と、そして何より改造と調整の説明に優れている。

過去1度Fender JapanのMustangを所有していたが、扱い難さ(音作りの難しさと調整の難しさの意)にお手上げとなって売却した。

お世話になっていた元上司のSさんから、「部屋を掃除してたらMustangが出て来た」と言う謎のメッセージと共に画像が届いた事は以前書いたが、改造をお考えらしく、であれば上記の本は役に立つであろうとお渡ししたく思っている。

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(1978年製のFender Mustang)

正直言うと、凄く羨ましい1本である。コンター加工が施されたブラック・パーツの黒のMustang・・・・渋いぜ、

Mustangは、今であればもう少し真面に扱えるかとも思え、上記筺体は好みドンズバで正直とても欲しい1本。と言うか、Sさんのギターはどれも欲しいw。

調整の面倒さなんかも、今なら楽しみながら出来そうなんだよなぁ・・・・調整や改造好きにMustangは楽しいギターにも思える。家人に「これ以上ギター買ったら背後から撃ち抜く」と物騒な事言われているので買えないけど・・・・。

それにしても・・・・Sさんって黒いギターお好きだよなって思った。

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(Sさんとご一緒したバンドの1コマ。向かって右手のギタリストがSさん。ギターは黒のEG700)


さて、それは兎も角として・・・・。

多数の方に来て頂いて恐縮仕切りであったライブも終わり、通常運転に戻ったfujico overdriveであるのだが、4月の練習からやっていない曲も多く、ではではと練習日前日の金曜日に練習してみれば「・・・・これ、どうやって弾いてたっけ?」との曲も散見され、うーうー唸ってしまう始末。

そればかりか、ライブ練習に移行する前に、次回作CD「The Oscar Goes To」に収録する予定の曲を並べてみると、なんとも冗長だったりまったりだったりした曲が多い気がして、2曲程差し替えちゃったもんだから、それらはアレンジが定まっていない訳で、アレンジどうしようかとか考えて時間が掛かったり・・・・。

又、アレンジは大体固まったけど、早い上に半音多数、加えて展開が多いビクシ君の「軌跡は踊る」は、兎に角忙しくてならず、混乱に拍車を掛ける。あーあーうーうー。

しがみつく様に練習してみて、なんとか「まぁ、こんなもんか」と言う所で入浴し就寝。練習前の金曜日は大体こんな風に過ぎる。50歳目前の大人の金曜日の過ごしたかとして正しいのかと言われると不安でならぬ・・・・。

して土曜日。

不安定な気候の中、ちょいと所用で会社経由で練習場所へ。

楽器屋さんへは2件程立ち寄り、ちょいと興味があるペダルを見付けて試そうかと思ったが、混んでいたので自粛。どうしても欲しい・・・・って訳じゃ無かったので。うん、大人な対応。

練習は、粛々と。

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既にアレンジが固まっている曲はスムースだった。良かった、結構覚えているもんだ。

そんな感想を言えば、ベースの大先生が「一番古い曲って去年の1月からやってるもん。出来なきゃ拙いだろ」?」と。

・・・・一年以上やってる曲があるのか・・・・早く録音終わらせ供養せねば。

課題曲は2曲。

先ずはビクシ君の「軌跡は踊る」。

此処最近鳴りを潜めていたビクシ君が得意とする「取り敢えずぶっ早い」曲が久々登場。加齢により、早い曲がどんどん厳しくなっていくメンバーを尻目に、バンド内タカ派(若しくは過激派)のビクシ君の楽曲は体力的に中々に厳しい。

アレンジが固まってないのだが、ギター・ソロも担わねばならず、アレンジを考える余裕なんぞない。而もギター・ソロを不得手とするワタクシが何故かそれを担うこの曲・・・・訳が分からぬ。ギター・ソロはビクシ君に全く叶わぬワタクシ。態々低いパフォーマンスにする必要は無いと思うのであるが・・・・。

どうにかこうにかアレンジも決まり、ま、こんな感じでと相成る。録音物聞いたら変わるかもだが・・・・。まぁ、兎に角疲れる曲である。

ワタクシが50歳になったらバンド名を「フジコ・オーバードライブやすらぎの里」に変更し、BMP145以上は全て没にしようと画策しているのだが、変更の前倒しの必要性を感じさせる曲である。

続いてはワタクシの作った「薬の花」。アレンジが定まっていない上にもう彼是3ヵ月やっていない。

前述の通り次回作を見据えて曲の差し替えをしたのだが、その意図は「シンプルな曲を入れたい」である。次回作は、冗長な曲がなんか多くて、その具合を軽減したく思ったのである。

とは言え、fujico overdriveあるあるかなのだが、アレンジを進めるにつれどんどん盛り込み過ぎになる事が間々あり、この曲もそうなりそうな空気を感じ「いや、シンプルで良いから!」と方向性を何度か念押し。

アレンジは、ブラッシュ・アップされ良い方向に行く事もあるけど、焦点が定まらぬ方向になる事もある。

「こんな曲作った」とメンバーの誰かが持って来て「じゃ、やってみっか」と何気なくやったのが「あ、これで良いじゃん」と思う事が時々あるのだが、アレンジにかける時間軸がある程度無いと作った感が無いのか、彼是したくなってしまう衒いがこのバンドにはある。

と言う訳で「シンプルで良いから!」との前提で取り組む。

その前提で進めたが、とある個所でドラムのTakayuki君に「ここ(エンディング付近のとある小節の頭)にシンバル入れて」と言ったら、それ以外の個所にも入れ始め、それがエンディング感を増して良いなぁと思ったのは面白かった。

「これも入れよう、あれも入れよう」とするより、出来る限りシンプルに纏めて、必要と思える個所だけ+αして行くと言うが、僕にとって好みのアレンジに仕上がる様な気がしている。

この曲で、僕が目指しているのはこの曲の雰囲気。



個人的にNew Orderの好きな曲でTOP 5には入るこの曲を目指すとは烏滸がましいにも程があるが、こんな風に纏められたらなぁと思ってならん。

練習の見学に、ライブにも来てくれたアーリーちゃんが遊びに来てくれた。

アーリーちゃん「先日、こんなコスプレしてお店に出たんですけど・・・・」

Takayuki君「・・・・お嬢さん、布の面積が少な過ぎじゃないかね?」

アーリーちゃん「で、お釣り間違えて・・・・この格好で街中を走ってお客さん追いかけて・・・・」

リーダー「・・・・そんな分かり易い不審者中々居ないわな」

アーリーちゃん「で、コスプレしたからお店でチェキ1枚500円ってのをやりましてね」

ベースの大先生「ほう?」

アーリーちゃん「9枚撮って貰いました。でも、衣装代が¥3200で・・・・」

Takayuki君「儲けが出るだけ凄いと思うけど?」

ビクシー「リーダー、何考えこんでるんすか?」

リーダー「・・・・いやさ、俺達も何とかならんかと思ってさ」

ビクシー「・・・・は?」

Takayuki君「あのですねリーダー、確かに以前”隙間産業ほど熱狂的なファンが付くとは言いましたよ?言いましたけどね・・・・」

ベースの大先生「中年男性バンドとチェキとか・・・・隙間過ぎて日が差さないと思うが・・・・」

リーダー「誰が俺達と写真撮るなんて言ったよ?」

ビクシー「は?」

リーダー「俺が持っているエフェクターと一緒に写真を・・・・」

ベースの大先生「そろそろ練習再開するぞ、ほら」

練習後、家人と義理の姪と食事の為に飲み物は参加せず。あー、庄や行きたかったわぁ!6月1度も行ってないんですよ?異常事態ですよ!

家人と姪の所望でしゃぶしゃぶだったのだが、しゃぶしゃぶ及び牛肉に一切興味が無い、と言うか寧ろ苦手なワタクシは、その前に立ち食い蕎麦を食し腹を満たす。

富士そばにしようかと思ったが、「吉そば」なる店を発見し食してみれば、富士そばよりそば粉が多い麺が大変に美味しい。

その後、以前より一度行ってみたかった喫茶店へ。

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古い喫茶店で、軋む木の床とどんよりとした光は好みであったが、肝心の珈琲のお味は好みの感じじゃあ無かったなぁ・・・・残念。

ま、喫茶店は味と雰囲気で評価すべきだわね。その意味では、又行きたいお店です。

で、しゃぶしゃぶですが・・・・。

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(先付け)

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(8種類の塩で頂くタンしゃぶ)

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(個人的になんの魅力も感じ無いお肉)

美味しかったと家人と姪は言ってました、はい。僕は・・・・うん、野菜が美味しかったっす。

で、食事はそこそこに、使用ギターのお話。

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そう、Stratocasterである。

ステンレス・フレットへの交換が完了し、今回の練習が初陣。

交換の件については別途書きます。

足元はこんな感じ。

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Super Clean Buffer(Xotic)~ゲイン・ブースター兼バッファー

SCOTCH(Zahnrad)~オーバードライブ

CH-1(BOSS)~アナログ・コーラス

Carbon Copy(MXR)~ディレイ

Super Hard ON(Z Vex)~ブースター

特に考えなしに組んだ打線であるが中々に好み。メインの歪みのSCOTCHは好きなサウンドだけど、同社のDynamic Driverの方がやっぱり好きかなぁ・・・・。

Super Clean Bufferはハイミッド上げで設定。これとSCOTCHの相性は本当に良いと思う。

ブースターはSuper Hard ON。やっぱねー、このブースターねー、好きなんだよねぇ。

Stratocasterの事を書かないとなんか書く事無いと言うか書き難いなw。

結論から言うと・・・・凄く好みなStratocasterが出来上がりました。

そんな、練習。