リーダー

リーダーです。

ぐへへへへ・・・・忙しさも一段落・・・・もとい、一息付ける感じだぜ。

と言いつつ、なんかこう、呼吸の為に水面に上がって来て呼吸しただけな感じなんだよなぁ。

ま、仕事は仕事。

そんな忙しい最中でアップデート出来なかったのだが、Takayuki君がライブのフライヤー作ってくれた。

fujico_flyer2019

飲み会で、洒落で「ライブタイトルはHotel Oregon Banquetツアー・ファイナルにしようぜ」と言った記憶があるが、多分元ネタ(?)はそれ・・・・だよな?

てか22回目だったっけ?21回目かと思ってたわ。

記事のトップも折を見て変更しましょかね。

で、そんな一呼吸の本日紹介させて頂きますブツはこちら。

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伊勢原市にある楽器屋「Sound Loft」さんによる、BOSSのCE-2BをCE-2にし+αをしましたって言うモディファイ品です。

CE-2Bはベース用のコーラスとして製造され、現在ではその後継機種CE-B3へと引き継がれております。

CE-2が生産中止になり高額で取引されている中。安価で出回っていた(いる)このCE-2Bが「回路をちょいと弄ればCE-2になるぞ」って事で改造する人も居た。誰が始めたかは定かじゃ無いが(Sound Loftさんのオリジナルでない事は確かだと思う)、僕が初めてそれを目にしたのは松美庵さんのこちらのページ。

Analog.manが、TS9をTS808にモディファイする方法を見付け爆発的なヒットをして以来、エフェクターの改造が一世を風靡し、様々なメーカーや楽器屋さんがそれに参入したばかりか、個人でもそれをやり始める人が出始め、なんとも賑やかであったが、このCE-2BをCE-2に改造しましょうってのは然程流行った記憶が無い。

面白い改造だと思ったにも関わらずなんでかなぁ?との疑問があった事に加え、エフェクト音を調整出来るCE-2って面白いかも、との興味があり
機会があれば試してみたいと思っていたが機会が無く、先日偶然遭遇し且つ廉価であったので購入してみました。

先ずは改造元のSound Loftさんの紹介文を引用させて頂きましょう。

なにせ素体が生産終了機種なので、継続的に作れないのが悩みの種なUsed(Vintage)素体のモディファイ品。
最近は素体の入手も難しくなりましたが常連さんの協力もあり、どうにか製作を継続しています。
今回は1987年製、Made in Japan期の物を素体に改造しました。

古い素体ですがモディファイ時にオーバーホール/メンテナンスも行っていますので、
動作は全く問題ありません。
ACアダプターもPSA-100アダプター対応に改造してあります。

モディファイ自体は以前から広く知られるアナログベースコーラスCE-2Bをギター用CE-2にしてしまおう!
という内容。
CE-2には無いエフェクトレベルコントロールがあるのでCE-2をクドく感じる方はエフェクトレベルを下げ
原音比を上げる事で太いコーラストーンが得られる、等メリットたくさん。
と、ここまではよくある定番のモディファイなのですが、当店はチューブスクリーマー系のモディファイ用に
1980年代のJRC4558Dをストックしています。折角ですので当時のCE-2と同じこのチップを使用しました。
また、単にCE-2化するだけでなく、基板上パーツの要所をグレードアップする事でアナログらしい暖かさと
肌理の細かいシルキーなトーンを高バランスで実現しています。

更に2モード切替の「+α」スイッチを装備。「+α」というネーミング、意味も解らないまま
随分マネされてるみたいですが(笑)歪み物を同時使用した際気になる不快なウネリ、アンサンブルで
「なんだかベースとぶつかってる?」なんて時に有効です。
また他の機材との組合せ、相性でローが強く感じる時にもスイッチONです。
サトリアーニディストーションのミニスイッチばりに、人によっては違いが判らないかも?という微妙な違いで
劇的な変化を得る物ではありませんが耳の肥えた方々には好評です。

出典:http://www.sound-loft.com/ce2bmod.htm

との事。因みに僕の筺体は台湾製。本体の製造は93年頃(付属の期限切れの保証書から)。Sound Loftさんのシールのデザインが違います。

回路を比較してみましたが、松美庵さんのモディファイとはちょっと違いました。この辺はSound Loftさんの匙加減があったのでしょう。

で、試してみた感想はと言うと・・・・。

結論から申し上げますと「CE-2WのCE-2モードに近しく、それにLevel調整が付いた感じ(低域調整のスイッチはOFFの場合)」かと思います。

CE-2は、これまで①初期の銀螺子使用の物、②黒螺子の初期の物、③黒螺子の後期の物、④台湾製の物、そして⑤CE-2Wを所有してきましたが、一番好きなのは②です(と言うかそれ以外は積極的に使おうとは思わないペダルだったりしました。CE-2WのCE-1モードは好きだけど)。

私見ではありますが、①~⑤を比較した際、①、③、⑤(のCE-2モード)はサウンドが近しいです。共通するのは低域をカットした爽やかなコーラス・サウンドの演出がある事です。

爽やかなコーラスを演出している理由は、エフェクト音が抑え気味だからかと。

エフェクト音を強調出来ないのは好み次第かと思いますが、「もうちょっとエフェクトを前に出したい」って際には不満を覚えるかと。やろうと思ったら変調感を強くするしかないかなと思います(②は異端で、中域がちょいと持ち上がる感じがあります。個体差かもですが僕のはその癖があります。人によっては「邪魔」と感じるかもですが、僕にとってはそのニュアンスが大変望ましかったりします)。

で、こちらのCE-2B+αですが、(僕が好ましく感じる癖は無いものの)アドバンテージとしてLevelが付いており、エフェクト音の調整が出来るのが宜しい。CE-2Wで「もうちょっと音が前に出てきたらなぁ」と言う不満があっただけに、これは良いなぁと思いました。

なんですけど・・・・。

僕が好きなCE-2は②。それ以外無理してCE-2を買う必然性は感じられず、
このCE-2+αも、Level調整が出来るアドバンテージを以てしても、それに加えて細かなイコライジングも可能なCH-1、CE-5(のアナログ版)で充分かなぁとも思っています(CE-2Wは、バッファが素晴らしいのでそれを求める方にはお勧めします)。

この意見を持っているワタクシですので、無理して買わなくても良いかなぁと言うのが正直な感想でした。

只、これが良いと思う点も幾つかあります。

バイパス音が他のBOSSよりなんか良かった事に加え、スイッチ一つで低域を調整出来るスイッチは結構使い勝手が良いなぁと思います。

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(増設されたスイッチ。右側に倒せば低域がカットされます)

ベース用のエフェクターが元になっているが故に、低い帯域にもしっかりエフェクトが掛かる様に設計がされており、ギターでそのままで使うと低域のエフェクトが強くかかり変調感が強くなるんですが、その辺の調整がスイッチ一発で出来るのは良いです(但しイコライザーが付いているCH-1、CE-5でも可能です)。又、Rickenbackerは360C63の様に、低域が弱いギターと合わせる際にも効果的だったりします。

高感度のLEDも見易くて良いし、消費電力が可成り低く(CE-2と同じ10㎃)、電池派のワタクシには大変嬉しい仕様。

オペアンプがソケット式なので、試しに手持ちのオペアンプを交換してみて、良い感じのがあったら交換しちゃおうと思います。所謂「艶ありJRC4558D」がマウントされていますが、このオペアンプに然程価値を感じないワタクシです。

と言う訳で中々気に入ったエフェクターとなりました。次回練習で試してみようかと思います。