リーダー

リーダーです。

令和と言う時代に最初に紹介させて頂きますのはこのペダルと決めておりました。

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はいっ、GuyatoneCooler Boosterに御座いますよ、奥様っ。

日本の楽器メーカーの先駆者的存在であったGuyatoneは、2013年1月に倒産したのですが(良質な新製品エフェクターを次々出している最中だったので突然感が凄かったなぁ)、2019年に復活。

その歴史や復活の経緯はネットでお調べ頂ければ出て来るので割愛しますが、ごく簡単に申し上げますと、現在は米国の
DeMont社がGuyatone商標を取得し、このペダルの開発は、Guyatoneの晩年に精力的に製品を世に送り出していたToshi鳥居と言う方が開発に携わっているとの事。確か、The Effector Bookのクリーン・ブースター特集で旧Guyatone製のCool Boosterの紹介をされていた方だったんじゃ無かったかな。違ったかな。

購入の動機は、Guyatoneと言うメーカーへのノスタルジアから・・・・では無いですw。Guyatoneにノスタルジアを感じるた世代はもうちょい上の世代。

僕のGuyatoneに対する印象と言うか思い付くのは「Ry Cooderのギターのフロント・ピックアップってGuyatone製だったよな」とか「晩年は良いエフェクター多かったなぁ」程度。

「あ、復活したんだ。試しみようかな」と思いつつも中々試さなかったのは、復活前のCool Boosterを所有しているのですが、スイッチの癖が好きじゃなくて使っておらず(一瞬音が途切れる感じになる)、
その癖まで継承されたら嫌だなぁと思っていたから。

その変どうなったんだろうとの興味が湧き、
先日試させて頂いたら、ON-OFFでの音の途切れが無く、デザイン、サウンドも気に入ったので購入しました。

先ずは操作性から。

M-Out:出力
Tone:所謂ハイカットのみなトーンじゃ無く、1Khzの帯域をカット~ブーストが可能。ノブはセンタークリックがあり、センターでフラットと思料
Gain:増幅回路のインプット・ゲイン。絞り切っても音は出る。3時以降で急激にブーストされバリバリっとしたニュアンスが出る
Active:エフェクトOFF時にアクティブ回路を通るか否かの切り替えスイッチ。
Level:アクティブ回路を通した際の音量の調整

機能として面白いのはActiveですかね。単なるバッファではなく、音量も(Levelで)調整します。

説明書見て頂いた方が早いかもw。

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筺体は少し斜めになっており、スイッチのON-OFFでノブに触れ難くなっている。この辺は過去のモデルを継承している。但し電池の交換はドライバーが必要なデザインになっております。

で、サウンドなんですが・・・・・。

試した瞬間「うわはははは、なんじゃこら。こんなん買いだわ」と思いました。

これですね、「滅茶苦茶癖が強いブースター」です。決して「原音に忠実なブースター」ではないです。この振り切れ方は面白いなぁ。

どんな癖かと申しますと、中域(ハイミッド)をグッと持ち上げる感じのブースターなんです。而も、Active回路を通した時にもその癖があります。

「ギターの気持ち良い帯域を持ち上げてみましたよ」との制作者の考えが見えて凄く好感が持てます。「好きな人は好きでしょ?」と言うか「こう言うの欲しかったんじゃ無いですか?」が感じられます。

Toneの域も絶妙です。この帯域を上げておくと低域にもエッジが加わったり、絞っておくと甘いサウンドになったり、Gainでちょっとした歪みも加えれば、汎用性が広く、これを常時ONにして音作りするってのもありかと思いました。

音量をゼロにも出来るブースターなので、
これを常時ONにしておいて、OFFにしたら音量が上がるなんて設定も可能。出力(M-Out)とGainで「ちょっとだけ音量を上げて抜けも得る」なんて微調整がし易く、それを求めるワタクシには打って付けのエフェクター。うん、これ、良い。

強いて言えば、ブースト量はそう多くないので「アンプをブーストしてドライブさせる」のには不満を覚える方が居るかもな、と思いました。まぁ、Gainを上げてちょい歪んだ感じを出しながら、Toneを調整して抜けの良いサウンドを得る、なんてのが可能なので、それで良いんじゃないかなとも思ったり。

家で色々と試して、もう一個欲しいなぁと思いました。

歪みペダルの前段にかませば、ハイミッドを上げる癖からゲインと抜けが得られるし、最後段で音量をちょい上げるにも適しているから、2つあっても良いんじゃないか・・・・と思ったり。

で、こちら、メーカーやエフェクターを積極的に取り上げる楽器店での紹介動画が無いんですよ。でも、それで良いと思います。

と言うのは、汎用性があるので、動画で先行的なイメージを持つより、自身で試して好みなサウンドを模索した方が絶対に良いと思う次第です。

また、このペダルはベース・プレイヤーの方にも試して頂きたいなぁと思いました。アクティブ回路を持たないベースには有益なペダルなんじゃないかなと思ったり。

以上です。

あんまり宣伝に力を入れている感じじゃ無いので、ともすれば気付かずスルーしちゃうかもしれないペダルですが、僕はデザイン含め大変気に入りました。エフェクターにもデザインは大事です。足元にあって気分が盛り上がるペダルか否かは重要です。

化粧箱も含めて、ね。

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