リーダーです。
さて、どどんと。
何かと言うと、20年程前に実家は小樽の街を散歩していた時に撮った写真。
1枚目は今は無き道営住宅、2枚目は現存する鉄橋。どちらも寂寥感満載ですな。
20代からふらふらと散歩するのが好きだった。寒かろうが冬に散歩するのも好きだった(流石に吹雪の時は控えたが・・・・)。
この頃は歩きながら音楽を聞くのが常であり、と言うか寧ろ音楽聞きながら歩きたくて散歩してたとも言えるけど、冬の散歩中に何を聞いていたかと言うとJoy Divisionが多かったと記憶している。2枚のオリジナル・アルバムから好きな曲を選曲して1本のカセットテープ(ん?もうMDだったっけ?)を態々作って、・・・・ってのを覚えている。てか、結局殆どの曲を入れたんだけどw。
薄暗くなった帰り道に聞く事が多かったのはPrefab SproutのAndromeda Heights。
「アンドロメダ・ハイツ」ってタイトルが良いなぁって思ったんだよなぁ・・・・ジャケ買いじゃなくてタイトル買いと言っても良いアルバムw。
因みに、先の練習でビクシーが「薄曇りの海岸でキーボード弾きまくっている曲のビデオがもう一度見たい」ってな話をしてた際に、「薄曇りの海岸って言ったらあのビデオ思い出すなぁ」と考えてたのがPrefab Sproutのこれ。
おお、Paddy McAloon ってG6120DC弾いてるんだな、そう言えば。見るとGretsch弾きたくなる・・・・。
と言う訳で、桜狂い咲きの季節に敢えての冬景色の写真で始まりました四人冗語で御座います、御機嫌よう。
此処最近、社会人になって一番忙しいと言うか一番タスクが多かったと言っても過言ではない濃い日々が続いております。
こーゆー時は気が付いたらギター買ったりエフェクター買ったりするので要注意でありますが、平日は帰宅してもデジマートを徘徊する余裕すら無くで、経済的には非常に宜しい。
お世話になっている会社は、変な時期の賞与支給であってそれが来月なのであるが、それ故例年なら桜の頃から物欲が疼くのであるが、それすら無い始末。
つまらぬ大人になったものだ。
そう言いつつも金曜日は未だ早く帰宅出来て、ちゃんと事前練習なんかをしちゃうワタクシ。
ライブ迄残り約2か月後で、残りの練習は4~5回だが、「未だライブ練習には早かろう」と言うメンバーの意見で、今回練習は次回作CD「The Oscar Goes To」収録予定曲の練習。
既に収録予定曲は既定路線の10曲揃ったのであるが、並べて聞いてみると中身が悪い意味で濃い感じがして、ワタクシの楽曲の内濃い目な曲2曲を没又は次々回CDに回し、前々回の練習より取り掛かっている2曲をシンプルなアレンジにして収録しようと画策し、アレンジを考える。
加えて、ビクシ君が己の新曲「軌跡は踊る」で「やっぱギター始まりで・・・・」とか「切れ味ある感じのカッティングで・・・・」とか、面倒な事をうにゃうにゃ言い始めたので「アイツが好きそうなカッティングをちょいと盛り込んでお茶濁そう」と考えたのであるが、切れ味があるカッティングってのは不得手でありまして、結果うにゃうにゃとしたカッティングになってしまふ。
「もうちょっと何とかならんかのう?」とチャカチャカやってたが、疲労もピークで眠くてならぬ。「もう寝ゆ」って事で練習もそこそこに就寝・・・・ZZzzzz。
して、土曜日。
相変わらず早起き・・・・とは行かず、8時近くまで惰眠を貪ってしまう。
時計を見て「いかんいかん!」とベッドを飛び出すも、やる事がある訳でもなく手持無沙汰。
止む無くギターを練習するが、何となく興が乗らず、朝食を取りながらふと手に取るはブコウスキーのエッセイ「死をポケットに入れて」。
何度か読んで居るのだが、全く記憶に残らず、かと言って退屈な訳でもない不思議な本。読んでたら詩集「モノマネ鳥よ、おれの幸運を願え」が読みたくなり探したが、何処を探しても無い・・・・どこ行った?
家人が友達、と言うかとある職場で知り合った先輩女性の方と昼食に行くと言うので、家人を送り出した後、僕も昼食をとる為に普段より早めに家を出る。
常々思っているのだが「そんなに美味しく無い飲食店」「コスパが良い訳じゃ無い飲食店」には一定の需要があると思うワタクシ。何故なら、僕がそんなお店が好きだからである。
理由はと言うと、ゆっくり出来るから。
混み合ったお店とか、やかましいお店とか、全く以てご免被る。食事に味を求めぬ。求めるは「のんびり食事出来る事」である。
その需要を満たすのが、「そんなに美味しく無い飲食店」「コスパが良い訳じゃ無い飲食店」かと思うのだが如何か。
家の近所にワタクシの需要を満たす喫茶店があるのだがお休みで、止む無く以前より気になっていた中華料理屋に入ってみれば、落ち着きのない店内と中年にはちとヘビーな量の定食で辟易。
ま、食事に拘りがある訳じゃ無いし、腹も満ち足りたから良しとしよう。
車内では気を失う様に眠ってしまった。疲れてるんだろうか。睡眠は結構とったと思うんだけど。
練習時間には少し早かったので楽器店を数件回る。幾つか興味深いエフェクターがあったが食指が動かずだったのは筺体が好きじゃ無かったから。やっぱエフェクターはMXRサイズに限る。
煙草が吸いたくなったので、某チェーン店の喫茶店へ行ってみれば「満席です」との事。席は大量に余っているように見えたが・・・・。
「何じゃこの仕打ち」と思うも、精算しようとしてた人が「料理出て来るのが遅過ぎる」と文句を言っていたところを見ると、店員さんの絶対人数が足りず、調整していたのかも知れぬ。
「仕方ないのう」と諦め周辺をぶらぶら。
桜、満開。今年の桜はなんか・・・・爆発感が無いなぁ。
時間になったので練習スタジオへ。春はスタジオが混み合う気がしているのだが、本日も混み合うスタジオでありました。
練習は粛々と。
今日一番時間を掛けたのは、ビクシ君の「軌跡は踊る」。
考えて行ったカッティングは、ベースの大先生より「合って無い」と言われ却下。可成り無理したカッティングしてて、右手が筋肉痛になったので正直助かったw。
あーでもないこーでもないと試行錯誤するが、結局は当初のアレンジに戻る。ビクシ君の曲でまゝある通過儀礼。
課題曲であるワタクシの新曲は、時間が無く2曲の内1曲だけ軽く。テンション・コードを使う曲なのであるが「A9ってどうやって弾くんですか?」と己の曲でC9を使っているビクシ君に聞かれる不思議。
そう言えば、ベースの大先生の「ガネーシャ」と言う曲がなんかしっくりこなかったんだよなぁ・・・・録音物聞き返して考えよう。
練習後飲み会。ビクシ君のご学友のFちゃんが来てくれる。
「忘年会で食べて以来どうしても食べたくて・・・・」とのご要望で頼むは下記。
「お腹いっぱいなので余ったら食べますわ」と言ってたビクシ君が早々に手を出していた不思議に最早誰も突っ込みを入れず。
ビクシ「リーダーって思った程音楽聞いてないんすね」
リーダー「お?なんだ突然この野郎」
ビクシ「だってね、前回の練習後の飲み会で、僕が探してたビデオ分からなかったじゃないですか」
(前回の練習後の飲み会で話題に挙がったビクシ君が探していたビデオ)
リーダー「阿保か。曲名も覚えていない、ミュージシャンの名前も分からない、メロディの記憶も無い。あるのは薄い記憶だけで而も髭面だったとか勘違いも多いってな情報で分かる方がおかしいわ」
ビクシ「ネットで問い合わせたら直ぐに回答来ましたよ?」
リーダー「来る方がおかしい。てか・・・・興味ある分野じゃ無いし」
ビクシ「でも、リーダーが好きなNew Orderっぽいじゃないですか」
リーダー「どこがだよ!」
ビクシ「New Orderってキーボード弾きますよね?」
リーダー「・・・・弾くけど?」
ビクシ「海辺で演奏するビデオあるじゃないですか」
リーダー「・・・・あるけど?」
ビクシ「でも、Mario Mathy分からなかったじゃないですか?」
リーダー「いやいやいやいや、待て待て待て待てこの野郎。海辺でキーボード弾くミュージシャンをすべからず抑えているとか有り得んだろ?」
ビクシ「そうですかね?」
リーダー「貴様だって全てのゲーム抑えている訳じゃ無かろうが」
Takayuki君「・・・・ファミコンなら分かるかもですよ?」
リーダー「・・・・なら、試してみようか?ああん?」
~リーダー”ファミコン マイナーゲーム”で検索。ヒットしたページの紹介文を読む~
リーダー「では行くぞ?”ひげ面のスキンヘッド、がたいの良いおっさんが主人公のアクションゲーム。開発はデータイーストで・・・・”」
ビクシ「ああ、カルノフ?」
リーダー「へっ?なんで分かるの?」
ビクシ「”ひげ面のスキンヘッド、がたいの良いおっさんが主人公”で分かりました」
リーダー「・・・・次。”ゲーム開始直後にフィールドに放り出され、モンスターから町を守るため、外から町が見えないシステムにより、プレイヤーにも目指すべき町が見えない。ラスボスとの戦闘がない。「たたかう」を選択すると敗北したことだけがわかってエンディングに・・・・”」
Takayuki君「星をみるひと」
リーダー「・・・・」
ビクシ「Takayukiさん好きって言ってましたよね?」
Takayuki君「結構好きだな」
リーダー「・・・・次。”いきなり船で海に放り出され、なにをすればいいのかわからないところから始まる。やるべきことは、停泊している海賊船を探し出し・・・・”」
ビクシ「魔界村」
Takayuki君「簡単過ぎる」
リーダー「・・・・次。”プロレスラーの長州力とコラボした・・・・”」
Takayuki君「新人類」
リーダー「・・・・次。”地底洞窟を探検中に地底人にさらわれてしまった姪と猫を助けるべく・・・・”」
ビクシ「あー、何だっけ?スーパーピットフォール?」
リーダー「・・・・次。”初期状態では自分のいる場所しか表示されため、付属品であるワールドマップの上にメタルフィギュアを・・・・”」
Takayuki君「簡単過ぎる」
ビクシ「ですね・・・・」
リーダー「本当に分かるのかよ?」
Takayuki君「メタルフィギュアって言った時点で・・・・」
ビクシ「覇邪の封印」
リーダー「・・・・次。これは分からんだろ。”月刊少年マガジンで連載されていた同名の作品から・・・・”」
Takayuki君「名門 多古西応援団」
リーダー「・・・・次。”ハイハイする赤ちゃんが・・・・”」
ビクシ「バイオミラクルぼくってウパ」
リーダー「・・・・次。”巨大なハンバーガーを・・・・”」
ビクシ「バーガータイム」
リーダー「・・・・次は周辺機器。”指の動きでコントローラー操作が行える・・・・”」
Takayuki君「パックスパワーグローブ」
リーダー「・・・・。」
ビクシ「あれ、指でしたっけ?腕じゃ無かったでしたっけ?」
Takayuki君「指だよ」
リーダー「・・・・次。”RPG専用片手コントロ・・・・”」
Takayuki君「アスキースティックL5」
リーダー「・・・・なんか色々と俺が悪かったよごめんなさいごめんなさい」
ビクシ「分かりゃ良いんですよ」
因みに検索したページはこちら。馬鹿二人は7割以上の正解率だったんだけど普通なの?因みに分からなかった「ザ・ブルーマリーン」なるゲームに食い付いていた。釣りゲームだけに食い付いていましたってやかましいわ。
庄屋さんを出ると結構な雨。ビクシ君のみ傘持たずだったのは俺の呪いだろう。
花散らす春の冷たい雨は結構好きである。
で、今回もギターはStratocaster。
足元は若干変更。
Sweet Honey Overdrive Deluxe(Mad Professor)
↓
six band eq(MXR)~イコライザー
↓
CH-1(BOSS)~アナログ・コーラス
↓
carbon copy(MXR)~ディレイ
↓
micro amp(MXR~Studio Gream MOD)~ブースター
前回からコーラスだけ変えました。前回はCE-5でしたが、録音物を聞いて1バンドのイコライザーで充分かなと思ったのでCH-1にしましたが、サウンドがCE-5の方が好みなので元に戻すと思います。その他、改造でハイが出る様になったのでsix band eqのブーストする帯域を少し変更しました。
結果は至極満足。
「Stratocasterらしいサウンド」とは言い難いが、狙ったサウンドになった事に加えて、見た目も気に入っている。不満があったネックも、慣れの所為なのか気にならなくなって来て、演奏に支障を覚える事は無かった。強いて言えばリアでハイが出過ぎかなと思ったので、リアにもトーンが欲しくなった。カバーを被せてハイを抑えるって手段もあるなぁ・・・・ま、暫し考えましょう。
と言う訳で、Stratocasterは素晴らしい仕上がりとなりました。
が!
音が前に出過ぎてるかなぁ?との懸念を持った。
フジコ・オーバードライブのメイン・ギタリストはビクシ君であって、僕は時々前に出て来る役目なのに、僕の方が音抜け良いとかはどうかと思った。
箱物ギター使って居た際は「基本的にアンサンブルに埋もれて前に出る時だけペダルで対応」だったのだけど、Stratocaster使うなら「アンサンブルに埋もれるペダル」があった方が良い様な気がしてならない・・・・ううん。
恐らく、フジコ・オーバードライブで僕の役割を考えた際に。一番塩梅が良いのはRickenbackerは360C63で次点がAT130なのだろう。G6120DC使うなら、もう少し音抜け改善しないとと思う。
と言う訳で、Stratocasterは至極満足行く出来栄えなのにも関わらず、此処に来て悩みが増えたのである。
加えて、家人からは「ライブはGretschとかRickenbackerとか、ああ、あのバーガンディのセミアコとかさ、見栄えの良いギターの方が良いと思うけど?」と言われ更に動揺している俺なんだよな・・・・。
奥様の発言を意訳すると、
「あんたのストラトは地味だから、派手な色のに買い換えたら?」
…かも?w