リーダーです。
さて、先ずは告知から。
えー、ライブやります、すいません。
日時:2019年6月8日(土)18:30開場
場所:Jam Session(上野・御徒町)
入場料:無料(ワンドリンクだけ皆様宜しくです。軽食用意させて頂きます)
今回はワンマンです。
披露予定曲始め、なーんも決まってません。
バンド練習後の飲みの席で、「Hotel Oregon Banquet Tour Finalとか適当な名を打ってライブやるか」と話のネタに振ったら、思いの外
せん。
普通はですね、CD作って、それを配布する為にライブやるんですが、今回はそう言うのじゃなくて・・・・てか、本当にやるのか?やるんだよな?
と言う訳で、前回のライブと同じ上野・御徒町はJam Sessionさんにお世話になる予定です。
お暇でしたら何卒宜しくお願い申し上げます。
因みに、上記の素っ気ないフライヤー擬きは、先日家人と上野恩賜公園を散歩した際に撮った写真を加工しワタクシが作りましたものです。ジム・ジャームッシュ的なと思って作りましたが、家人曰く「スティーブン・キングのホラー映画風」との事でした。ううん、反論出来ない。
開始時間すら記載がない、極めて味気ない代物ですが、個人的には気に入っています。デザインが、とかそう言うのじゃなくて、なんて言いましょうか、サービス精神皆無なチラシって、僕には魅力的なんですよ。
チラシのみならず、総じてシンプルなデザインが好きってのもあります。
シンプルなデザインが好き、と言う意味では、仙厓義梵の絵が大好きなのも、シンプルであると言う要素は間違いなくあると思う。
それを何気なくTwitterで呟けば、ビクシ君にリツイートされる・・・・絵付きで。
・・・・コイツ本当に死刑で良いよな?
まぁ、それは兎も角、僕はシンプルなデザインが好きと言う事で・・・・はいっ。
えー、上記はですね、会社バンドのライブの一コマなんですがね、ご注目頂きたいのはモザイク掛けても分かるイケメンじゃなくて、手にあるStratocasterで御座います。
写真の通り、鼈甲のピックガード、ホワイトのピックアップ・カバーなんですが、一時期こんな容姿でした。
(ビクシ君に「店頭に野晒で1万円で売ってるギター」と言わしめた我がStratocasterの在りし日の姿。アイツ本当に死刑で良いと思うわ)
周囲の方々には「鼈甲の方が良いじゃん」と言われてますが、個人的には下段の方が好き。理由は「シンプルだから」。いや、鼈甲も良いんですが、写真ではアレですが実物はもっとダークで、で、ネックもローズ指板だし、全体的に色合いが暗いなぁと思っちゃいましてね。
期を見て交換しちゃおうと思っておりました。
で、先の練習でStratocasterを試して、「もうちょっとこう・・・・」と感じたワタクシは、この週末に「では、改造してやろうと」性懲りもなく考え、とあるパーツをポチっとした他、ちょいちょいパーツを揃え、この週末にNaked Guitar Worksで改造を施してやろうと画策していたんですが、序でに黒白のStratocasterに戻しちゃおうかな、と。
改造の話は、誰も読まないでしょうから別で書くとして、そんなんをした週末の話を、つらつらと書いてみましょうかそうしましょう。
話を金曜日の夜から始める。
家人が髪結い処に行くと言うので、では晩御飯は各自ですねって事で終業後にGretschはG6120DCの色みたいなバターチキンカレーを食し帰宅。
カレーと言うものは時々無性に食べたくなるのであるが、無性に食べたくなるのはジャパニーズ・カレーじゃなくてインド・カレー。香辛料を求めるのかしらね。
帰宅し、Stratocasterの改造プランを考える勤勉なワタクシを、帰宅した家人が「顔が怖い」と評する。
まぁ何て言うのでしょうかね、戦う男の顔をしていたのでしょうねぇ、うんうん。
金曜ロードショーの「カメラを止めるな」を録画。日曜日にでも見よう。
Stratocasterの改造プランを纏めて就寝したのは丑三つ時にはちと早い時間であった。
土曜日。
坂道で石を転がす老婆に、老婆が転がす為の石を延々と渡す仕事に就くと言う奇妙な夢で目覚める。いかんいかん、疲れている様だ、・・・・ぜ。
こんな疲労感がある日はギターの改造に限る!とベッドを抜け出しカーテンを開ければ改造には打って付けの良い天気。
家人が旧友と会うとの事で夜までお一人様。
ネットで買ったStratocasterのパーツを受け取る。
はい、写真上はKTSのチタンサドル、下はCallahamのイナーシャ・ブロックである。
別途書く予定であるが、当初は「Stratocasterの倍音を多くする改造」を模索していたのであるが、色々と調べ行くに連れ、「あ、このパーツどうなんだろ?」とか「お?こんなんあるの?」とか倍音なんざどうでも良くなり、結果上記2製品の購入に至ったのである。
「では早速装着・・・・」とならないところが俺のクールたるところである。
その他改造したい箇所のパーツを求め、秋葉原へ向かう。
好天の土曜日の秋葉原ともなれば流石の人出。その人出を縫う様に先ず向かうはHARD OFF。
割と足繫く通ってはいるが、此処で何かを買った記憶が無い。ディスコン以外は中古品は避けてしまうワタクシの性癖(?)故であろうか。
今日も何も買わず、次に向かうは千石電商。
千石電商さんでは、お目当てのこれらを購入。
写真では分かり難いが、上はミントグリーンのピックガード、下はノイズ処理用のアルミ箔である。
SCUDのピックガードとの互換性は既にチェック済。抜かりはない。そもそも改造マイスターのワタクシに死角なぞ無いがなっ!
白の3プライのピックガードは持っているが、何故これを態々買ったかと言うと、白のピックガードに交換する旨家人に話したら、黒のボディに白いピックガードって・・・・こんな感じにならない?と問われた為である。
(こんな感じ)出典:https://hibiomo.com/wp-content/uploads/2016/06/taimeiken.png
「いや、違うだろ!」と思うも、妙に説得力のある家人の喩えに反論出来ず、であればホワイトニング感が薄いミントグリーンのピックガードであれば良かろうと購入したのである。
ノイズ処理のアルミガードは・・・・まぁ、気分で購入。
その他色々と物色するも購入には至らず。ジュラルミン・ケースに入ったお安いピックアップを見付け、購入するか迷ったが、寧ろ欲しいのはジュラルミン・ケースであると言う本末転倒振りに購入を見送ったのである。
その後、オヤイデ電気、ラジオデパート等を経由し、イケベ楽器リボレ秋葉原店へ。
レイアウトに変更があり、何故か興奮。Gretschのギターがずらっと並んだコーナーはそのフォトジェニックさに圧倒される。うん、俺、いつか白いGretsch買うんだ。でも、色黒の俺が白いGretsch持ったら、あんな感じにならないかなってちょっと不安なんだ。
(あんな感じ)出典:https://hibiomo.com/wp-content/uploads/2016/06/taimeiken.png
イケベ楽器リボレ秋葉原店さんではこれを購入。
Stratocasterに貼ろうと思ってね。でも、これだけ買うのが恥ずかしかったから、電池も買ったのは内緒なんだ、ぜ?
天気も良いし、御茶ノ水もぶらつこうかな、と思ったが、それよりもStratocasterの改造だなって事で一旦帰宅し、Stratocasterを抱え向かうは浅草観音裏の阿片窟ことNaked Guitar Works。
途中、ユニオンさんで珈琲豆とお茶を購入。
珈琲は家人、お茶はお世話になってる会社関係の人の為になんだが、何気なく買ったら8千円近くしたので精算の際に冷静さを保つのが大変だった事も出来れば内緒にしておいて欲しい。コピ・ルアク買った訳でもないのだが何故こんな高かったんだっけ・・・・?
浅草寺を軽く詣で、観音裏へ。
外からNaked Guitar Worksを見やれば千客万来。てか、奥に見慣れた人が居た。
リーダー「どもっ」
N.G.W「はい、どうも」
師範代「やぁ、ご無沙汰です」
そう、僕が師範代と呼んで居るこのお方、魔改造界の一人北朝鮮の異名を持つMさんである。
それなりに改造に携わって来ている僕を以てして「師範代」と呼ぶのは訳がある。
以前Stratocasterのネックの交換をしたくご相談させて頂いた際には、膨大な知識を以て僕を圧倒しただけではなく、イケベ楽器リボレ秋葉原店に行った際にすれ違った時には、まるで店員の様に2本のベースを抱えており、後から聞けばなんでも一度に2本ベース買ってその足でNaked Guitar Worksに行って改造したり、2日で4本のベース買ったり、家には大量のパーツがゴロゴロしていて、使っていない大量のピックアップの所為で地場が歪んでコンパスが使えなくなると言う伝説を持つ、何と言うか「異次元」「亜空間」な存在なのである。
N.G.W「何と言うか・・・・・この二人が会うと何かしらの緊張感がありますな」
リーダー「そう・・・・例えるなら虎とタイガーの睨み合い、かな」
N.G.W「それどっちも同じじゃね?」
リーダー「ま、それはそれとして・・・・Stratocasterの改造をお願いしたい」
N.G.W「ほう・・・・で、何を?」
リーダー「今日はサドルをチタンサドルに、イナーシャ・ブロックをCallahamに交換したいと考えている他、配線の変更、コンデンサーの変更をお願いしたい」
N.G.W「良いですけど・・・・てか、サイズちゃんと測りました?合わないと付けられませんよ?」
リーダー「はっはっは、俺を只のイケメンだとでも思ってるのか?」
N.G.W「・・・・」
師範代「・・・・」
リーダー「ちゃんと確認して買ったわ、俗物がっ」
N.G.W「早速ですけどチタンサドルは合いませんよ?」
リーダー「はい?」
N.G.W「だから、チタンサドルは合いませんて」
リーダー「馬鹿言うな、ちゃんと弦間10.5㎜の物を買って来たわ」
N.G.W「それは合ってますけどね。良いですか?チタンサドルの螺子、各サドルの真ん中にあるでしょ?」
リーダー「何を分かり切った事を」
N.G.W「で、デフォルトのサドルって、螺子がサドルの真ん中じゃないんです」
リーダー「何を分かり切った・・・・なんですって?」
(デフォルトのサドルは螺子が右側に寄っている。螺子と弦の干渉を避けるナイスなデザイン)
リーダー「・・・・」
N.G.W「・・・・ぷっ」
師範代「・・・・ぷっ」
リーダー「うん、まぁね、チタンサドルなんてそんな興味ないし。付けば良いな位で買ったし」
N.G.W「では、定価1.7万円は諦めるって言う事で」
リーダー「いや、諦めるって言うのかな。転じて進む、みたいな?」
師範代「ここはあれだ、今直ぐイケベ楽器リボレ秋葉原店へ行って、”このサドルに合うStratocaster下さい”って言うのは如何だろうか?」
リーダー「そんな亜空間な事出来るかっ!」
N.G.W「リーダーさんなら違和感ないですよ?」
リーダー「あるよっ!ありまくりだよ!」
N.G.W「イナーシャ・ブロックは大丈夫ですか?」
リーダー「・・・・それも大丈夫じゃなかったら一悶着あるぞ?」
N.G.W「何の脅しだよ?」
リーダー「取り敢えず、確認するんだ今直ぐに」
N.G.W「御意」
リーダー「てか、今俺以外の心が一つになってねえ?」
N.G.W「はい?」
リーダー「これも合わなかったら面白いのに、って思ってるだろ?」
N.G.W小園「はい」
N.G.W多田「はい」
師範代「はい」
リーダー「なんなのさ君達?この世から戦争が無くならない理由はそう言うさもしい感情だよ?」
N.G.W「残念ながら・・・・合いました」
リーダー「そうでしょうそうでしょう」
N.G.W「・・・・ちっ」
師範代「・・・・ちっ」
リーダー「なんなんだ君達は?この世から戦争が無くならない理由h」
(遮って)N.G.W「で、いつまでに仕上げれば?」
リーダー「急がないよ。来週の日曜日で良い」
N.G.W「・・・・それ、世間では明日って言わない?」
リーダー「おお、グレゴリオ暦詳しくなったな!」
N.G.W「どんな苦労を掛けたいんだアンタは!」
リーダー「対価がある作業を苦労と言うとは・・・・未だ未だだな」
N.G.W「対価と言うなら特急料金貰おうか」
リーダー「すいません、いつでも良いっす」
そんな友好的な会話を済ませ、チタンサドル・ショックを和らげる為に甘味でも、とたい焼きを食す。
たい焼きはパリッと薄皮派。写楽さんのたい焼きは僕にはベスト。
その後、梅の花なんぞを眺めてナポレオンキッシュさんへ。
パイを4つほど購入し、郵送が出来るとの事なので、パイ生地を好む北海道の母へも送ってみる。
さて帰ろうか、と思うも、あまりにも天気が良いので、紫に揺れる森の広場に遊ぶマリーの話でも聞きに行こうかとぶらぶら(この一節は分かる人にしか分からないのでスルー推奨)。
梅が満開でした。
さ、日曜日は録画した「カメラを止めるな」と購入した下記のDVDでも見てゆっくり過ごそう。
前回のライブは体調悪く行けませんでしたが、今回は何としても!と思っています。
それにしても、たい焼きの写真までたいめいけんに見えました。
そのうち、おこられますよ(笑