リーダーです。
さて、先ずは・・・・っと。
SEGOSIX終わったああああああああああ!
と言う訳で会社カバー・バンド「SEGOSIX」無事終了しました。
良かった良かった天晴れ天晴れ。
昨年末、上司のSさんご退任の送別ライブとの事で、Book Band 8%の超先生ことAさんにお声掛けされ参加したSEGOSIX。先の金曜日に無事終了しました。
兎に角・・・・まぁ、疲れましたw。でもでもでもね、でもでもね、ちゃんとやりましたよ、僕は。
「ライブを完璧にやりました」と言う意味じゃなくて、Sさんの送別会と言う事で「Sさんがやりたい事を実現する」が、僕及びメンバーのやるべき事だった訳で、それをちゃんとやりましたと言う意味で「ちゃんとやりました」。
求められた事、求められた以上の事が出来たとは思わないが、僕が出来る事はやったと胸張って言える。
昨年末にやる事が決まって、バンド全員が揃っての練習は実質2回だったけど、個人練習はスタジオ入っただけでも二桁近いし、土日も暇を見付けてはやってたし(メンバーも同様でしょうけど)、演奏のみならず、諸々含め、まぁ、やり切ったかなと。
「オッサンがカバー・バンドやる」ってな趣旨で、それっぽい曲(EX:The Beatlesとかね)でギターを弾くだけかと引き受けたが、歌を歌う荷を担った上に、選曲が「これ、どうやって生演奏するんですか?」な曲が多かった事に加え、Sさんに「こう言う感じでやりたい」って拘りも強く、それをどう実現するのかに四苦八苦しましたが、まぁ、終わったから全て良しって事で。
ライブの出来はどうだったかと言うと、「個人的には」こんなもんだろうと思う。僕個人は、緊張は一切しなかったし、ミスも無かった(エフェクターの設定間違えたのはあったけど)。ステージ捌きもそれなりにした心算だし、よくある「会社の有志が集まって拙いライブをやりましたけど温かい目で見て貰えました」よりは上手く出来たかと思う。
勿論ね「もうちょっと練習時間があれば」とか「もうちょっとアレンジ出来れば」とか「ああ、練習ではもっと上手く出来てたのに!」はそれぞれありましょうが、限りある時間の中で良くやった方じゃない?ってのが個人的な感想。と言うか多分、ライブ当日が一番良い出来だったと思う。
「Sさんの送別会の為に期間限定で集まったメンバーが、限られた時間でSさんがやりたい事を実現すべくやれる限りやりました」と言う意味でも、うん、良いライブだったんじゃないでしょかね。ライブ終わってから誰からも「格好良かったです」「素敵でした!」「お上手でビックリしました!」と言われなかったのはフジコ・オーバードライブのライブと同じだった。気の所為だと思おう。
「MC最高でした」「いや、MC笑ったわぁ!」「てか、MCが巧みでビックリしました!」「あんな事言って大丈夫なんですか?・・・・大笑いしたけど」とのコメントは多数。この辺もフジコ・オーバードライブのライブと同じだった・・・・。気の所為だと思いたい。
今回やってみて学ぶべき事も沢山あった。
慣れ親しんだメンバー以外との演奏は刺激になったし、フジコ・オーバードライブでは演らないであろう選曲はトライしてみて面白かったし、機材面で言えばStratocasterをどう弾くかを試行錯誤出来たしと、まぁ色々とありますが、「絶対無理だろこれ?」って曲を仕上げる難しさに対処したのは面白かった。
基本MCはSさんがやった訳だが、メンバー紹介含め僕もちょっとだけやった。僕にメンバー紹介をしろって事はそう言う事ですよね?って事をちゃんと忖度し、「甘口・辛口・悪口」の3パターンのメンバー紹介を用意。お客様(?)のご意向で「悪口」バージョンを選択。ちゃんと「お前そろそろ本気で怒られるぞ?」と言う内容のメンバー紹介を披露したが、僕の本意ではないと此処で申し上げておく。因みにSさんは僕がお世話になっている会社でリスクマネジメントの長でもなるのだが、僕に任せるとはメンバーのリスクマネジメントは出来ていなかった様だぜ(お前そろそろ本気で怒られるぞ?)。
ライブハウスは良い音だった。個人的に「ドラムが生音でOKな位の広さのライブハウス」って好きである。だからJam Sessionも好きなんだよなぁ。
で、何をやったかと言いますと・・・・。
Primal Scream一択。而もRemixもやると言う・・・・無理と言うか無茶だろこんなんw。
Primal Screamって、展開が一般的なロックの曲と違うし、サビに行く前にドラムのフィルがあってって感じじゃないし、Remixはライブでやるには厳しいし・・・・うん、正直滅茶苦茶しんどかった。歌詞も覚え難い曲ばかりだったし・・・・まぁ、尖り過ぎな選曲だよなw。
「演奏を楽しむ」と言うより「ライブと言う出し物で演者を熟す」感じ。通じない事言ってる自覚はあるが、それ以外の言葉が見付からないからここはスルー推奨。多分Aさんには通じると思う。
メンバー構成は、前にも書いたがVo兼Gtで僕、Gtで主役のSさん、BassでAさん、KeyのOさんとDrumsのSさん、そしてDJのKさんの6名。
DJと同期してみたり、エフェクトを多用してみたり、DAWで作ったデータを活用してみたり、ボーカル・エフェクターを多用してみたり、まぁ、色々とやりましたw。
ベースの大先生に「その選曲って正気なの?てか、どうやるの?」と言わしめた訳で、我ながらよく演ったよなって思うわw。フジコ・オーバードライブのメンバーが「見に行きたい」と言って居たけど、その動機は「どうやるのかを見てみたい」だったんじゃないかと。少なくとも僕が見に行く側だったらそうなんだけど・・・・w。
Primal Scream縛りなら、僕に選択権があったらこの曲選んだだろう。
流れ的に・・・・絶対却下されたなw。
そんな訳で
使ったギターは過去何度か書いてますがStratocasterを使いました。
最初はJaguarを使っていたが、エフェクトを多用したりなんだりとが必要になって来て、汎用性が高いStratocasterで対応した。
Stratocasterは、前述の通り色々調整する良い機会となった。気に入らなかったネックも、ちょっとした調整で気にならなくなったし(気に入っている訳ではないけどw)、サウンドも凄く好みな感じで仕上げられた。
フジコ・オーバードライブで使うには、と言うか、クリーン・トーンでコードをジャカジャカ弾くのには今一に思えていたのだが、高さ調整したミドル・ピックアップを選択したら良い感じだった。うん、フジコ・オーバードライブでも使えると思う。
足元はこんな感じ。
下段右手から、
Pitch Black(KORG)~チューナー
↓
Quad Press(HOTONE)~ボリューム・ペダル兼ワウ・ペダル(兼エクスプレッション・ペダル)
↓
Soul Driven(Xotic)~オーバードライブ
↓
CH-1(BOSS)~コーラス
↓
FF&SHO(EBK)~ファズ兼ブースター
Quad Pressは未紹介。DJが入る曲とかで、バンド全体の音量が変わるのでボリューム・ペダルの必要性を感じ導入。1曲だけ洒落みたいなギター・ソロではワウ・ペダルとしても使用。Vow Pressより好きだな、これ。
上の赤いダブル・ペダルはボーカル・エフェクターのVE-20。Kill All Hippiesでダブル・ボイスに、Exterminatorでラジオ・ボイスで使用した他、曲によってはリバーブを深くかけてみたり、まぁ、色々とやり申した。ライブハウスのPAの方に「そのエフェクターのリバーブ、もう少し抑えないと歌詞が聞き取れませんが・・・・」と言われたが、「いや、そう言うバンドですから!」と上司のSさんとユニゾンで回答したのは個人的に笑える出来事だった。どう言うバンドだよw。
基本、飛び道具的なエフェクターはあまり使いたくないのだが、今回は・・・・特別よ♡。
個人的にはFF&SHOがヒット。Fuzz Factoryの使い方にじっくり取り掛かれたし、Super Hard-Onのサウンドに良さに改めて感心した(とは言え「本家」の物じゃないけどw)。Fuzz Factoryって、設定によっては非常にスムースなファズ・サウンドで好感が持てた。(発信させなければ)「非常に使い易いファズ」と思った。SEGOSIX用に買ったBig Muffは結局使わなかったなw。
Stratocasterも凄く良かった。気に入らなかったネックも、諸々調整して「最高!」とは言わないが、「他のStratocaster欲しい」って気持ちは凄く少なくなった(メイプル指板のは欲しいけどw)。
SEGOSIXが無かったら、この辺の発見と再認識は無かったろう。FF&SHOをフジコ・オーバードライブで使うかは微妙だがw。
そんな訳で、3ヵ月続いたSEGOSIX、終了です。
(在りし日の練習風景)
(同上)
(同上)
(初期に使っていたJaguar@個人練習の一コマ)
(ライブの足元)
(使わなかったBig Muff)
(使ったCH-1)
(練習の録音と共有に使ったレコーダー。ライブがそれなりに出来た肝だったかも知れない)
(SEGOSIXの為に購入したパッチケーブルなど。Beldenのこのパッチケーブルは凄く良い)
(こちらもSEGOSIX用に購入したケーブル。2524は纏め易くて好きだ)
なんだかんだで・・・・色々買ったなw。
ライブの写真は諸般の事情で掲載しません。悪しからず。
そうそう、昨年末から練習の日は普段より早起きして6:30AMには家を出ていたんだけど、この3ヵ月で夜が明けるのが劇的に早くなったのを実感した。
日が昇る直前の空が好きな僕は、それを堪能する事も出来ました。
そう言えば、ライブ終了後、最寄り駅から家まで歩いていたら、凄く綺麗な人がとんでもなく家人の沸点並みに短いスカート履いて自販機の傍にいてなんか凄く怖かったんだけど・・・・何してたんだろ?
そして土曜日。
家人が前日から実家に帰省しており、SEGOSIXの疲労も相まってかゆっくりとした目覚め。
SEGOSIXで使用した機材を清掃しラック等に納め、PC上のデータを片付ける。うん、これで本当に終了って感じがした(あ、打ち上げあんのかな?)。
お昼ご飯食べがてら、楽器屋巡りをしようと思っていたが、ライブの疲れか身体が重い。
「体調崩す訳に行かないし、今日はゆっくり休もうかな」と思っていたらお腹が鳴る。
そう言えば昨日の昼食から殆ど何も食べてない・・・・と思い出し、取り敢えず何か食べようを探れば出て来るココナッツサブレ。
「特に好物には挙げないけれど嫌いな人はいないんじゃないかランキング」の上位に入るとの私見を持っているのがココナッツサブレ。
下段の発酵バターを5枚ばかり食し、少しばかり空腹を満たし家を飛び出せば小春日和。お昼ご飯の序でで楽器屋巡りか、楽器屋巡りの序ででお昼ご飯かは・・・・スルー推奨。
「孤独のグルメ」よろしく、どこかぶらりと行った事が無いお店で昼食を・・・・と思うも、どうしてもお蕎麦が、それも立ち食い蕎麦のお蕎麦が食べたくてならぬ。
「ラーメンが食べたい」と「カップラーメンが食べたい」が結構違うワタクシだが、「お蕎麦が食べたい」と「立ち食い蕎麦が食べたい」も結構違うワタクシ。結局小諸そばさんでお蕎麦を啜って御茶ノ水へ。
時間もあったので、ゆっくり堪能。
此処最近Stratocasterを使っていた所為かStratocasterに目が行く。TokaiのASTは一度試してみたいなぁ。
グレードがあるが104で充分過ぎると思う。
Sさん「いや、ライブでは世話になったな」
リーダー「いえいえ、お世話になったお返しをさせて頂いただけです」
Sさん「いや、単に歌とギターをやって貰ったってだけではなく、運営に掛かる雑務、そしてあの無茶な選曲を取り纏める為に色々と動いてくれて・・・・感謝している」
リーダー「それが僕の役目だと思っていましたから」
Sさん「そこで、お礼と言う訳ではないがこれを受け取って欲しい」
リーダー「これは・・・・TokaiのAST104?どうしてこれを?」
Sさん「ほら、TokaiのASTが欲しいと言って居たから」
リーダー「いや、なんかお気遣い頂いちゃって・・・・」
Sさん「キャップを被った俺をリック・ニールセン呼ばわりしなかったら、ラッカー・フィニッシュの高いグレードの物にしようと思ったんだがな!はっはっは」
リーダー「いやぁ、失敗したなぁ!あはははは」
Sさん「これも、リスクマネジメントだぞ?覚えておけ」
リーダー「成る程!これは一本取られましたわ!」
との展開が今後あると思うので予め申し上げておきますが、色はホワイト、メイプル指板でお願いします(お前そろそろマジでいい加減にしろよ?)。
某店で、店員さんがRickenbackerのダブル・トラスロットを調整しているのを目撃。うむ、このお店は信頼出来る。流石、中古楽器を可成り古くから個別店舗化してやってらっしゃるだけある(さて、どちらのお店でしょう?)。
そう言えばParkerを2本ほど見た。珍しいギターに別店舗で複数見掛けるというのは中々興味深い。
どこぞの馬鹿者が使っているのを見て恥ずかしくて売りに出したのでは無いかと思料。アイツが愛でているものは結構寿命短いんだよな、そう言えば。
(在りし日のどこぞの馬鹿者)
結局何も買わず、天気に後押しされ秋葉原へ足を延ばす。
上記は高架橋のトンネルから空を撮ったものと電燈。アーチ形のトンネルや橋に萌えるのは俺だけじゃあるまい。
イケベ楽器リボレ秋葉原店で、思い出した様にこんなものを購入。
MXRのアナログ・ディレイの10周年記念モデル。正式名称はM169A Carbon Copy Analog Delay 10th Anniversary Editionですって長ぇよ。
MXRのヒット商品Carbon Copyは、その派生商品であるディレイ音がブライトなものを持っておりますが、これはオリジナルのCarbon Copyの筺体を軽量にしたもので限定品。
比較すると可成り軽いです、が、他の機材と一緒に持ったら差は分からないでしょう。100gと200gの差は大きいが、5.0㎏と4.9㎏の差は小さいと思うので。矛盾してる事言ってる自覚はありますがw。
比較してみたら面白かったので、追々紹介記事を書かせて頂きます。上記と似た事書きますが、「単体で弾き比べると差異は明瞭だがバンド・アンサンブルでは大きい差は無いかな?」みたいな事を思いました、はい。
折角買ったので、では次回練習に先んじて足元をと試行錯誤。ギターはRickenbackerは360C63使用を予定。
で、結局こんな感じ。
Dynamic Driver(Zahnrad)~オーバードライブ
↓
micro amp(MXR~Studio Gream MOD)~ブースター
↓
CE-5(BOSS)~コーラス
↓
carbon copy (MXR)~ディレイ
↓
six band eq(MXR)~イコライザー
うーん、前回の練習とディレイしか変わって無い上にディレイが只のバージョン違いなだけと言う、間違い探しみたいな変更。色合いは地味w。そしてMXRの占有率が高いったらない。
個人的にお気に入りなのが、2段目に入れたmicro ampと最後段のsix band eq。
過去何度も書いているが、フジコ・オーバードライブは曲によって音量差が結構あって、時にリフやソロ弾く時には抜けも良くしたくって、それをどう調整するか頭を悩まして来たのだが、全体的に音量を稼ぐペダル(micro amp)と抜けを良くするペダル(six band eq)の組み合わせで対処するのが最近の好み。ブースターを2個使うってんじゃなくてブースターとイコライザー使うって事にもっと早く気付けば良かった。
そんなんしてたら家人と食事で待ち合わせの時間。
家人「で?SEGOSIXは上手く行ったの?」
リーダー「上手く行ったかは分からないが、Sさんは満足したんじゃないかな?」
家人「だったら良いんじゃない?てか、MCしたんだっけ?」
リーダー「基本はSさんで・・・・僕はメンバー紹介を少々・・・・」
家人「どんなん?」
~メンバー紹介の内容を言う~
家人「・・・・絶対畳の上じゃ死ねないね」
リーダー「自覚ならあり過ぎる位にある。それ以上に有り得ない死に方は、君の腕の中で死ぬ、だな」
家人「それはないわね」
リーダー「でも、自粛したMCもあるんだぜ?」
家人「どんなん?」
リーダー「うちの会社さ、優秀な人材集めて”XXXアカデミア”って勉強会みたいのやってんのよ(XXXは会社名)」
家人「ああ、貴方が声掛からなかった」
リーダー「そうそう。でね、Sさんってその塾長みたいなのしてんのさ」
家人「オチが分かったからもういいわ」
リーダー「ほう?分かるか・・・・」
家人「ええ。どうせ”Sさんが退任したら名前をXXX男塾にする”とか言う心算だったんでしょ?」
リーダー「流石夫婦だ。よく分かったな」
家人「で、キャプテン鱏破布は誰がやるの?」
リーダー「気になるところマニアック過ぎないか?」
そんな週末。
ほんと疲れましたね!
ここまで曲中に小節数を数えたり、ここまで歪ませた音作りは初めてでした。
でも、何でしょうこのやりきった感。とても満足したライブでした!