リーダー

リーダーです。

イケメンの属性を有するか否かの判断指標に「蓋が付いたホット珈琲をどの様に飲むか?」と言うのがある様に思う。

「蓋が付いたホット珈琲」とは、例えばスタバでホット珈琲をテイクアウトした時にさ、蓋付きで来るじゃん。あんなんね。

あの飲み方が良く分からない。どうしても、分からない。

①蓋を取って飲む→火傷しないがなんか違う
②蓋に付いている飲み口を開けて飲む→冷まさないと火傷する。火傷せぬ様に少しずつ飲むと「ズズズズ・・・・」と啜る音が大きくてもっと違う
③蓋に付いている飲み口から息を吹き込み冷まして飲む→なんか違う上に「ほひゅーほひゅー」と言う変な音が出る

ふと見渡せばクールに飲んでいる人も多く、「何故俺はあの様にクールに飲めぬ」と逡巡する日々。

しかしとうとう、そんな逡巡の日々にけりを付けた。

どの様にけりを付けたかと言うと、「珈琲を買って来たのを忘れた体で放っておいて、火傷しない程度に冷めてから徐に飲む」と言う方法。うん、クールである。

「うん、ここはあれだ、視線をPCに向けたままブラインドでコップ掴むともっとクールであろう」と実践すれば、距離感分からずひっくり返す始末。

慌てて机を拭きながら、イケメン属性の無さを改めて実感したのである。

さて、そんなイケメン属性皆無のワタクシと言えば、最近Stratocasterばかり弾いているのである。

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理由はと言えば、それはもう会社バンドSEGOSIXの練習の為なのであるが、弾いてみて改めて、Stratocasterと言うギターの優位性に感心するばかり。

取り回しの良さ、サウンドメイクのし易さ、そして改造のし易さ。

改造により好みな感じに仕上げるのも容易で、事実リプレイスメント・パーツの多さでは、他のギターに比べ頭一つ、いやそれ以上に抜きん出ているのではないかと思うし、Stratocasterを発展させたギターの多さも、他の追従を許さないのではなかろうか。

そんなStratocasterと比べ、汎用性の無さで他の追従を許さぬのが我が愛器Rickenbackerは360C63

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このギターを積極的に使う人と言うのは、特殊性癖を拗らせて何回転もしちゃった人かと思うが、僕個人は大好きである。

ステンレス・フレットに交換し、サウンドに「立ち上がりの速さ」が加わり、結果更に好みのサウンドになった360C63を、うきょうきょしながら弾いている訳ですが、先日手にした時にふと違和感を覚え、諸々チェックしてみて気付く。

「ネック反ってね?」

チェックしてみれば順反り。

只、普通の順反りではなく、6弦側だけ反ってる感じ。

「ふむ、これは噂に聞く”ネックの捻じれ”なるものか?」と焦るワタクシ。

と言うのも、全体的に沿って居ればトラスロットの調整でなんとかなるが、ネックの捻じれとなると重症な訳で、下手すりゃ「使えません」な症状。

「折角結構なお金出してステンレス・フレットにしたのにぃ!」とガッカリ。アイロン当てて調整しなきゃとかかなぁ・・・・それでも治らないかもなぁ・・・・と思考してて気付く。

「そういやRickenbackerってトラスロット2本入ってたよな?」と。

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うん、確かに2本。構造的には低域と高域にそれぞれ利くと言うトラスロットだけど・・・・眉唾w。

そう思う理由は2本のトラスロットの位置。もうちょい離さないと意味なくない、か?と言うか寧ろ、近過ぎて相互干渉しちゃうんじゃない、か?

「Rickenbacker トラスロット」若しくは「Rickenbacker ネック調整」で調べてみると色々なお話が出て来る。

曰く「ネック弱っ」

曰く「絶対素人はやるな」

曰く「あんなもん合う訳ない」

etc、etc.....

特にベースは結構シビアっぽい上に(と言うかギターでは寧ろ「ネック反った事無い」ってな書き込みも散見された)、トラスロットの効きも宜しくない。旧タイプのトラスロットは、無理にやると指板が剥がれる事も・・・・なんて恐ろしい事も書いてある。

そんな訳でRickenbackerは360C63のネック調整は「素人さんが手を出しちゃ駄目」と判断し、Naked Guitar Worksに赴く。

リーダー「てかこれトラスロットの調整だけで治るの?」

N.G.W「ま、やってみまっさ」

とのやる気が無い言葉に不安が募る。てか、客を不安にさせんじゃねえよ。

そして先の土曜日、雪降る帝都の下町を歩いて受け取りに行く。

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結果はと言うと・・・・うん、ワンダフルである。

ネックの反りは解消され、凄く弾き易くなった。

「君達の技術を疑った事は無い、が、構造的に調整しきれないと思うこのネックをどう直したんだ?」と問えば、「相互干渉しているからどっちも調整するんですよ」と軽く答えられる。

うん、目から鱗。

僕の推測である「相互干渉する」は合っていたが、「相互干渉するから合わない」は間違えだった。「相互干渉するんだからどっちも動かすんだよ」が回答らしい・・・・成る程。

考えてみればそうだよな。同じ様に湾曲した2本トラスロットが並行に並んでいるんだから、片一方だけ動かしたら、極端に言うと「一方は真っ直ぐで一方は曲がっている」状態になるんだから、無理が生じる訳で、「無理が生じない程度に両方動かす」が正解なんだろうなぁ。

片一方だけ動かして「効きが悪い」じゃなくて、「両方動かして作用するんだから片一方だけ(極端に)動かしちゃ駄目」って事か。ふぅん、面白いなぁ・・・・。

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上記はネックエンドからブリッジを見た所(分かり難くてすいません。因みにMastery Bridgeです)。山なりだが6弦側が一番低い。弦の太さを考えるとこれが正しいと思う。

で、ネック調整して貰う前、僕が良い感じにと調整した際は左右対称に近い山なりだった。考えてみれば対象って事は無いわな・・・・。

と、只単に「ギターのネックを調整した」と言うだけの話なのだが、Rickenbackerのネック調整にお悩みの方、「どっちも動かす」と言う方法もあるみたいです、って話をしたかった。悩まれている方も多いかと思うので。

只、「僕のギターではこうでした」って話でもあるので、参考程度に、自己責任で宜しくお願いします。