リーダー

リーダーです。

本日は
The Carsを聞きながら。



いや、何と言いますか、この時代ってこの時代の色、ありますわなぁ。

半分ノスタルジアだろうけど、この時代の空気を感じたくなる事がある。

んでもって、この時代の音楽を聞く訳だが、聞いていると割と早い時間で食傷気味になっちゃっうんだが、The Carsが聞けるのは何故だろうな。多分だけど「朗々と歌い上げない感じ」が好きなんだろうな・・・・w。

The Carsは、初期は割かしソリッドなロックだったりするんだけど、結構実験的なサウンドも多く、それでいてポップに凄く振れている時もあって、んで第一回のMTV AwardではMickael JacksonのThriller抑え「最優秀ビデオ賞」を受賞しちゃうとか訳分からなくて中々に楽しい。



んで、時々聞きたくなるのがこの曲。



淡々としているポップ・ソングって、もしかして僕のツボの一つなのかも知れぬ。


連休に御座いますね。

連休に御座いますが、バンド練習も無いし、寒波襲来って事で土曜日は巣籠りしようと決めちゃうワタクシ。

金曜日に所用あって晩くなる家人に対し、早めの帰宅だったワタクシは食材を買い込む。

冬の期間、鍋をする事が多い。特に日曜日の夜は鍋が多い。

理由は、なんせ楽だからってのが大きい。

そもそも食材ぶち込んで煮るだけ、と言う調理の楽さもそうだが、昼の内に食材切っておけばReady Steadyなのでそれも楽。

そんな訳で鍋の食材を・・・・と思えば、同様の事を考える人が多いのか、鍋用の海産物は割と品薄。

食材を物色していれば、近くで軽く言い争う夫婦と思しき男女。

どうも、男性がお酒を買うのが気に入らぬご様子のご婦人。

「ほら、俺って鍋の時にはお酒ないと駄目な人だから」とヘラヘラと笑うご主人に対し、不要を主張するご婦人。

なんだかなぁ、と見やる。

この男性、僕が嫌いなタイプ。

「俺って(私って)こう言う人間だから」との主張をする人って基本苦手で、苦手な理由は、その手の主張をする人にある「だから仕方ないでしょ?」な態度がどうも好きになれぬからである。

「過失があったとしても、私はそれをしても仕方ないと分類された人間であるので止むを得ない。そしてその行動に悪意が無い以上悪くはない」な態度が嫌なのだ。「過失」が罪にならぬとでも思うのか、馬鹿野郎。

一度その手の相手に嫌気が差し、同様の事をしてみたら凄く怒り出したのが面白かった。

どこぞの本で読んだ記憶があるが、「悪気はないから」との主張で癪に障る事をしたり言ったりする人に、相手と同じ事をして怒ったら相手は自覚があり、キョトンとしたら天然、らしい。

そんな男女を横目で見つつ、僕はフローズン・ヨーグルトを籠に入れる。ほら、俺って鍋食べた後にサッパリしたもの食べないと駄目なタイプだから(ん?)。

思いの外買い込んで大荷物。食材を無駄に買い過ぎる、と家人に指摘される僕であるが、確かにこの荷物の多さからしてみるとそうなのかも知れぬ・・・・。

土曜日。

カーテンを開ければ雪景色。津軽海峡じゃないけど雪景色。

ほう、天気予報の通りじゃのう、と暫し雪を眺める。

「全国のニュースです。関東地方は夜半から雪が降り、雪が積もっています」とのコメントと共に流れる、うっすらとした積雪の様子を報道するのは北国に対する挑発行為に思う。「ティッシュ1枚より薄い積雪がトップニュースとか!」と、北国の皆様は笑って頂いて良いかと。

Naked Guitar WorksにRickenbackerは360C63を預けており、取りに行こうかなと思いつつ様子を窺えば、屋根などにうっすら積もる程度の積雪。

「積もる前にぶらりと行きますか」、と、雪が舞う帝都を行く。気分は二・二六事件。雪中を歩くのは、青年将校ではなく中年ポンコツサラリーマン。うん、絵にならぬ。

傘に当たる雪の音は乾いていて、水気が少ない雪である事を教えてくれる。寒い日なんだなぁ。

浅草寺周辺を軽く散歩。

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雪の浅草、なんてお金出しても見れない。雪の日の凛とした空気は、普段より人が少ない境内を心地良く覆っていた。

綺麗な雪景色を暫し堪能し観音裏へ。

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(雪の観音裏)

リーダー「お早う諸君」

N.G.W「うわ、こんな雪の日に来た」

リーダー「天候に左右されぬナイスガイ、フジコ・オーバードライブのリーダーです」

N.G.W「雪の日くらい勘弁してくれぬか・・・・」

リーダー「断る。人が折角雪の中を闊歩する青年将校の気分に浸っているのにその言い様はなんだ?」

N.G.W「・・・・青年将校って言うより赤穂浪士。いや、寧ろ吉良上野介」

リーダー「じゃかましいわ。てか、こんな雪の日でも営業するんだな」

N.G.W「ええ、受け取りに来る予定のお客さん複数名と馬鹿1名が居ますから」

リーダー「ほう、馬鹿も来るのか」

N.G.W「・・・・鈍感って言われた事無い?」

リーダー「人を統べる者たれば、ある程度の鈍感力は必須と思う。下々の者の言う事など、一々聞いておられぬわ」

N.G.W「寝首かかれるタイプだな、こりゃ」

そんないつも通りの友好的な会話を済ませNaked Guitar Worksを後にする。あ、依頼内容は内容は別途書いてるネック調整に御座います。

ギターを背負い、家路に付けば、道中に雪の帽子を被った梅の花。

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雪と言うのは、中々の演出家よのう・・・・。

帰宅し、昼食を作る。共働きなので、食事作りは時々やる。

今日はパイがあったので、スープともう一品。

ベーコン、海老、帆立、浅利、野菜と木耳や舞茸等の茸を適当にぶち込み、ブイヨンで煮込んだだけのスープ、牡蠣をニンニクとオリーブオイルで炒めただけ炒め物、と言う簡易な食事でお茶を濁すが、思いの外家人には好評であった。チョロい

で、360C63を弾く。

うん、やっぱりね、このギター好きだ。

適度にソリッドで、適度に箱鳴り感がある。僕好み。

家人がジムに行くと言うので楽器屋でも、と思うも、家でSEGOSIXの練習。

それなりに個人練習はしてきた心算だったが思う所あり煮詰め作業。

先ずは展開の確認。前回展開を一部間違えていたので再確認。間違った曲は、展開が面倒臭いと言うか、リックになる箇所が無いまま展開する事が多く、小節数を数えながらやらないと不味い事となる。

バンドの練習テイクを聞くと、ボリューム・ペダルあった方が良いかもと思うも、「もうこれ以上操作するもの多くしたくないから嫌っ!」と可愛く否定する49歳のワタクシ。

一通り練習を終えて、取り掛かるはボーカル・エフェクター「VE-20」のプログラミング。

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会社バンドSEGOSIXは、平均年齢50歳を優に超えるバンドなのだが、その選曲が期間限定の企画オッサンバンドには似つかずアグレッシブ過ぎる事は過去何度も書いた。

そんな背景があり、コピーするだけではなく「サウンドの演出」も求められ、ボーカルにおいても同様。

ライブでは、ライブハウスのPAさんが適当にリバーブとかをかけるので、足元でボーカルのエフェクト処理をするってのはイレギュラーにも思うし、下手すると「それ切って下さい」になるかもだが・・・・ま、いいや。

前回練習ではファクトリー・セッティングで対応したものの、普通にライブで使う分には充分だろうけど、「選曲にはマッチしない」が結構あって、プログラミングをしてみた。

結果、6曲7バージョンでプリセットを4つ。約3時間も掛かる始末。それもバンドでやって上手く行くか分からないと言うねぇ・・・・w。

ま、次回練習で試してみよう。

練習は、残す所2回。内一回はライブ前日で、その日は流す程度だろうから、次回練習で纏めておかないと諸々ヤバいわな。

全員揃った練習が1度しか出来ていなく、その練習時も、全員がぼんやりとしか出来ていなかったので、本当に次回練習が肝となる事必至。前回練習の前に「全員ちゃんと個人練習する様に。僕もするとコミットする」と上司のSさんから発破をかけられ、気分はブチャラティ。

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と言いつつ・・・・。

本音を言うと、僕は結構仕上がっている。展開と、お座成りにしてたギター・ソロをちゃんと考える程度。他のメンバーの出来については分からないが、それがどうであれ、「もう割り切ろう」との気持ちにもなっている。

ライブまで後す所2週間程度。残り練習2回でしょ?もう、割り切らないと出来ないんじゃないか?残り2回の練習で、「ここはこうしよう」と言うバンドでのコンセンサス取るので精一杯だろう。

やりたい事は明白。しかしどうやるかが試行錯誤中で、各自のTo Doも未だしっかり見えてこない。

家人のジム帰りに待ち合わせて外食。結構お世話になっているお安い中華料理屋(台湾料理かな?)さん。

最初から凄く愛想良く対応してくれる店主と、いつまでたってもツンデレのデレが無い美人女将さんが提供してくれる料理に舌鼓。

僕はね、これ位気楽に食べられる料理が、一番美味しいって思う。

帰宅後、ビクシ君から動画アップロードの依頼。



「Latency」収録の「ミスタードリラー」。ビクシ君作詞作曲。この曲大好き。手前のバンドの曲を「好き」と言うのも如何なものか、と思うが、この曲は本当に好きだ。

リーダー「あの・・・・スペル間違ってるけど?」

ビクシー「面倒臭いのでそのままで良いっす」

リーダー「・・・・」

で、久々に「Latency」聞いたけど、このCDでやっとちょっと真面なミックスダウンが出来たかなと思えた。うん、自画自賛。

この時は、バランス悪いもんなぁ・・・・。



と言うかさ、なんで自分でアップロードしないんだアイツ?

日曜日。

晴天なれど寒い日。

ドラムのTakayuki君が送ってくれた前回練習の録音物を聞く。

マゾヒズムから聞くのではなくて、前回練習ではGretschはG6120DCを使ったのだが、その音がどうだったか確認。

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うん、手前味噌だが良い音だなって思う。可成りの改造を施して、よくもまぁ此処迄の音が出る様になったものだと他人事の様に感心。

只、練習している時から感じてたんだけど、前々回の練習対比で演奏が雑だった。

調子とか、そんなもんもあろうけど、僕のギターの倍音が大きい時、バンド全体の演奏が雑になるってのはある様に思った(前々回の練習ではG6120DC比で倍音が少なくアタック音が強い360C63)。

G6120DC使うなら、基本リアのみってので作った方が良いみたい。正直、自分のギターの音の倍音が多い方が、歌は歌い易いんだけどw。

そう言えば、AT130も倍音が多いギターだけど、フジコ・オーバードライブで使う時は、フロント・ピックアップの音を絞って倍音を抑えてたもんなぁ・・・・。

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このギターも、ステンレス・フレットに交換したい。お金貯めよう・・・・。

と聞いていて、ベースの大先生の「ガネーシャ」のイントロのビクシーのリフ、聞いてたらこれを思い出した。



うん、この、26秒からのメロディがなんかダブったんだけど、音が似てるからかな(動画は最近の物だからあんま似てないけど)。

僅かに残る残雪が風情を醸し出しているだろうと、上野恩賜公園のぼたん苑に寒牡丹を見に行く。

両大師橋の坂を登れば、朧げな太陽。

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上野恩賜公園では出店があったが、スルーしてぼたん苑。

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牡丹と言う花は、僕は好かぬのだが大振りな花を好む家人は好きらしい。僕は寧ろ蠟梅に惹かれる。

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梅も綺麗に咲いていた。

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(背景をぼやかしてみた。写真としてはこう言う方が見栄えが良いなぁ)

五重の塔は、ぼたん苑の中から見る方が素敵。

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(手前の木は三又かな?)

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ぼたん苑、好きだなぁ。

上野恩賜公園には寒桜も咲いていた。

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冬に咲く花は健気で宜しい。得意ではない寒牡丹含め、寒さの中に艶やかに咲く様は好きでもある。

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上記は不忍池で撮影した枯れ木とカラス。なんかパンクで良い。

ところで、上記写真は全てスマートフォンで撮ったんだけど、スマートフォンで撮られる被写体第一位は地面だと確信している。

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誤操作で、ねw。

結婚記念日がSEGOSIXの練習と相成っちゃったお詫びに、本日家人が所望する焼肉屋さんへ。

牛肉を好まず、時に霜降り牛肉を好まぬワタクシは、豚肉を食すが我が家の習わし。

家人「そう言えば、SEGOSIXって上手く行きそうなの?あ、タン塩ね」

リーダー(焼きながら)「うーん、状況的には難しいかな」

家人(食べながら)「だったら練習すれば?あ、カルビね」

リーダー(焼きながら)「個人練習は出来るけどさ。バンド練習は絶対的な時間が足りない感じかな」

家人
(食べながら)「この前(録音物を)聞いたけどさ、結構出来てると思うけど?あ、カルビね」

リーダー(焼きながら)「そう言われると安心する」

家人
(食べながら)「それにアマチュア・バンドなんだから。そこまで頑張らなくても良いんじゃない?タン塩宜しく」

リーダー(焼きながら)「それは寧ろ逆な気もする」

家人
(食べながら)「は?あ、タン塩宜しく」

リーダー(焼きながら)「ライブに来てくれる人ってさ、普段はプロの音楽しか聞いてないでしょ?」

家人
(食べながら)「まぁ、アマチュア・バンドばかり聞いている人とか・・・・聞いた事ないね。ナムル食べよ」

リーダー(焼きながら)「でしょ?って事はさ、比較されるのは”プロと”な訳よ」

家人
(食べながら)「・・・・そっか。そう言えば時々、なんじゃこれ?ってアマチュア・バンド居るものね。あ、カルビね」

リーダー「一個良いか?」

家人
(食べながら)「何?あ、タン塩」

リーダー「食う暇が無いのだが?」

家人
(食べながら)「遠慮せず食べたら良いじゃない?」

リーダー「焼いてて暇ねえよ」

家人
(食べながら)「複数のタスク熟せないなんてサラリーマン失格。ほら、カルビ焼いて」

リーダー「もう一個良いか?」

家人
(食べながら)「口動かさず手を動かす!」

リーダー「お前は口と箸しか動かしてねえじゃねえかよ!」

そんな、連休。

さ、明日は楽器屋でも行こうか。