リーダー

リーダーです。

寒暖差激しい此処最近ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?

ワタクシはと言えば、次々入る仕事の予定と忘年会に、正直大変ウンザリしております。仕事は止む無しと思いますが、忘年会は・・・・。

いえね、そりゃあね、ワタクシもしがないながらもプロのサラリーマン。忘年会ともなれば、それなりに盛り上げますよ?盛り上げますってばさ。

そんな意思はあれど、身体の疲労感と言うのは拭えない訳で、健康診断で健康年齢41歳と出てもだ、疲れるのは間違いないのですわ。

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うん・・・・すまん・・・・ちょっと自慢したw。

師匠も走る位忙しいから師走と言う・・・・とはどこぞで読んだが、師匠でも走らねばならない位ですから、ワタクシの様なペーペーは全力疾走せねばならないのは分かります。

しかし・・・・流石に予定入り過ぎじゃなかろうか?とも思う2018年の師走。

そんなワタクシですが、今朝電車で近くに立っていた小学低学年の女児が、その友達に「ねーねー、トマトって誰が色塗ってるの?」と問う様に少しばかり癒された事に加え、齢40を超えて尚、全身タイツでライブやると言うシーシュポスも吃驚の苦行を自らに課す男が間近に居ては、中々愚痴も言えないと言うものである。うん、あんな目に合う位なら毎日忘年会でも良いや。

そんな多忙な師走の土曜日は練習日。

前日の金曜日に事前練習するは恒例行事も、帰宅が少々晩くなりザーッと流す感じで・・・・ってなんで課題曲が9曲もあるんだか・・・・。

ベースの大先生の「ガネーシャ」と言う曲は、前回練習から取り組み始め、流石に少しアレンジを考えねばとつらつらと。

前回練習では、ディレイをかけてベース音を弾くだけの単純なものを主軸にやっていたのだが、作曲者であるベースの大先生が「その路線で」と言ったのでそれを踏襲。サビの部分のギターをちょっと考えて終了。

ビクシ君のギター次第で全然別の事しなくちゃならなくなる事も充分に考えられるが、現時点ではこんな感じで。

他の曲は既にアレンジが固まった感があるが、ビクシ君の「ノート」と言う曲のサビのギターが単純過ぎるかもって事で再考する。この曲と前述のベースの大先生の「ガネーシャ」は本当に良い曲だと思うので、普段より真面目にやっております(おい)。

うんうん唸って少しばかり考えて終了。

改めて全体を聞いて練習した訳ですが、僕の「戦場に一番近い場所」と言う曲は、もうちょいなんとかならないかなぁって感じなのだが、録音でギターを重ねて誤魔化そうと決める。この臨機応変さが社会人バンドでは有益なのである。なんとかしようとし過ぎない姿勢が大事なのである(おい)。

土曜日。

休日前は夜更かしをしたがる家人に合わせて就寝時間は晩いものの、朝は相変わらず早く目を覚ます。

珈琲を飲みながらなんとなく手に取るはジョルジュ・シムノンの「メグレと火曜の朝の訪問者」。

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所謂「メグレ警視」シリーズなのだが、単純な推理小説と言うより正道の風俗小説の様な感じがあり、その雰囲気の良さが好きで何度か読み返している。

メグレ・シリーズは色々な出版社から出ているが、河出文庫の物が圧倒的に素晴らしいのは間違いないかと思う。これが作家の世界観を表したものなのか翻訳者が忖度した世界観なのかは分からないが、一つ言えるのは「機械的に翻訳しました」って文章では無い事。機械的な翻訳が匂って来る本はげんなりするのは確か。

ちょっと一瞥・・・・の心算が読み耽る結果になり、結果2時間程で全部読んでしまった。まぁ、面白い本ってのはそう言うものでしょう。

では、ギターの練習でもしようかね、と思うも、安普請な東屋の様な我が家で未だ就寝中の家人を慮れば、セミアコをジャカジャカ弾く訳にも行かず、Jaguarなんぞを取り出してみた。

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とある事情でやる事になったカバー・バンドで、歌だけの心算が「いやこの曲はギター弾け」とのご指示を賜り、忠実な部下として「嫌ですよ面倒臭い勿論で御座いますMy Lord」と回答した訳ですが、このJaguarを弾こうかと考えている。

理由は単純で、練習が平日となる予定なので、混んだ電車で人様の邪魔にならない様に取り回しが楽なソリッド・ギターにしようかと。

ソリッド・ギターなら、別にStratocasterでも良いのだが、僕がメインで弾く訳じゃないから、見た目勝負でJaguar。

で、足元は、ワウとオーバードライブとファズ程度・・・・か。ボーカル・エフェクターも使う予定なので、荷物増やしたくないw。あ、ZOOMさんのMS-50Gにしちゃうかも。持ってないけどw。

そんな逡巡してたら出立時間。ギター抱えて曇天模様の寒空に飛び出したのである。

楽器屋さんには1件立ち寄る。

ZOOMさんのMS-50Gをチラ見するもスルー。買っても良いが、買っても良いのだが・・・・これで凄く良かったら、今までの投資はなんだったのかと・・・・w。と言いつつ、過去1度試しているんだけど、まぁ、良いマルチ・エフェクターかと思います。買うなら、MooreのGE100を選ぶかもだが。

で、練習。

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本日のメインディッシュはベースの大先生の「ガネーシャ」。

それ以外の曲を軽く流し・・・・ただけで1.5時間(セッティング込み)。おかしいだろう?曲多過ぎだろう?

「ガネーシャ」をあーでもないこーでもないと弄る。この「アレンジ」と言う作業は中々に難しい訳で、他のバンドがどうやっているのか一度拝見したい。我々の場合と同じく、拳で語り合うのが矢張り基本なのだろうか・・・・?

取り敢えず方向性は見えた感があるので、後は細部を詰めるのみ。うん、前回取り掛かってもう纏まりそうなんだよごめんなさい。

アレンジの決定が早過ぎでは?と思われるだろう。うん、早いと思う。何故なら・・・・出来る事が少ないから選択肢が無いんでなっ!うわはははははは・・・・・ふぅ。

ビクシ君の「ノート」のサビは、最高の余地があるかと感じた。もう一回考えてみよう・・・・。

練習後、飲み会。

「くっ、子守があっって・・・・」と言うベースの大先生に後ろ指を指し(
庄屋行かないのにバンド練習来るってどう言うお心なのであろうか?)、男三人目指すは庄屋。

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食って
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食って
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食って
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食った。

締めは男3人で「雅」の名を冠したフレンチ・トースト。冴えない中年がフレンチ・トースト。気持ち悪いですか?気持ち悪いでしょう分かります。

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チョコレートとキャラメルのソースがこれでもかってかかっている上に中央にはバニラアイスが鎮座。カロリーの化け物の様な甘味を・・・・

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数分で食った。甘味殺し。瞬殺のフジコ。

ビクシ「滅茶苦茶美味いですね」

Takayuki君「うん、こりゃあ美味いわ」

リーダー「庄屋さんはすげえな。渋谷駅南口地下で表参道の埃まみれでお茶をするお洒落な女性が集うオープン・カフェの味が味わえるとはな」

ビクシ「我々は、箸で食ってますけどね」

Takayuki君「和風甘味と思えば違和感無し」

ビクシ「リーダーなんか、焼き鳥のたれの着いた皿で・・・・」

リーダー「意外と行けるぜ?フレンチ・トーストの和風たれ添え。口の中が世界旅行だ」

Takayuki君「乗っかってるアイス食っていいすか?」

ビクシ「乗っかってるアイス食っていいすか?」

リーダー「食い終わってから言うんじゃねえよ。既に俺のアイスがねえよ?てかチョコレート・ソースもねえよ。ここから先はただの厚い食パンだよ」

Takayuki君「焼き鳥のたれ残ってますよ?あ、イカリソースも・・・・」

リーダー「裂くぞこの野郎」

ビクシ「ビジュアル系っておかしくないすか?」

リーダー「なんだ突然」

ビクシ「いやね、ビジュアル系って音楽的な特徴もあるし、様式として確立されてると思うんですよ。ダーク・ポップと言うか・・・・そんな感じ?あの感じ、僕は大好きなんですわ」

Takayuki君「ああ、成る程。確かにな」

ビクシ「でしょ?なのになんですかビジュアル系って?体系化に使われる言葉が音楽に関係ないじゃないじゃないですか」

リーダー「では・・・・我々は何系だ?」

ビクシ「黒歴史系?」

Takayuki君「地雷系?」

リーダー「自爆系?」

ビクシ「・・・・」

Takayuki君「・・・・」

リーダー「・・・・あのさ」

ビクシ「は?」

リーダー「よくさ、暑がりと言うか脱ぎたがりなお嬢さんのツイート、いいねしたりリツイートしたりしてるじゃん?」

ビクシ「はい、それが何か?」

リーダー「君をフォローしてるからさ、いきなり画面に半裸女性が出て来るのよ。控えては貰えぬか?」

ビクシ「前振りですね分かります」

リーダー「違うって!マジで!」

ビクシ「まぁ、リーダーがそこまで言うなら・・・・・お断りです」

リーダー「あーそうだった。この子はこう言う面倒な子だった!忘れてた!リーダー失念!リーダー失敗!」

ビクシ「分かれば良いです」

リーダー「もう一個良いか?」

ビクシ「まだあんすか?」

リーダー「転調しなきゃ一曲とは認めないって、時限立法だよな?」

ビクシ「ま、当面はって事にしますわ」

リーダー「誰がその匙加減を?」

ビクシ「僕です」

Takayuki君「分かった!」

リーダー「何が?」

Takayuki君「下剋上系じゃないすかね?若しくは理不尽系?」

リーダー「もうなんでもいいよもう」

で、本日のギター。

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はい、Archtop TributeはAT130

此処最近GretschはG6120DCを弾いてまして、そのサウンドが凄く気に入っているのですが、12月はクリスマス・カラーのこれでw。

・・・・しつこい様だが「井村屋のあずきバー色」とは言うなよ?バーガンディだからな?

久々のAT130は「え?こんなに良いっけ?」と思えたサウンド。

低域の強いフロントのボリュームを少し絞る事で、抜けが大変に良くなり、非常に使い易い上に(ロー・ミッドが強いのがお好みのベースの大先生はもうちょいロー・ミッドを出した方が好みの様だが)、P-90の粘っこいニュアンスが心地良い。

加えて、構造的に取り回しが良く(16フレット・ジョイントなんで、ハイ・ポジションを使わない僕にはヘッドが物理的に体に近くて宜しい)、且つ軽い。

G6120DCと言い、このAT130と言い、最近手持ちのギターのサウンドがとても良くて嬉しい限り。乾燥した冬場はギターが鳴る、とかも、ありそうだけど。

足元はこんな感じに。

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Java Boost(Keeley Electronics)~トレブル・ブースター

Dynamic Driver(Zahnrad)~オーバードライブ

CE-5(BOSS)~コーラス

carbon copy bright(MXR)~ディレイ

micro amp(MXR)~ブースター

折角買ったのでJava Boostを投入。
micro ampは、トレブル・ブースターの導入によりブライトな感じになるのを補正する目的で。このブースターには「いなたさ」があるから。

結果はと言うと、うん、良いんだけれどやっぱグライコの方が使い易い。それも圧倒的に。

と言うのは、AT130は前述の通り抜けが良い感じのサウンドが既に得られているので、トレブル・ブースターで抜けを出す必然性をね、あまり感じられなくて・・・・。

加えて、この2018年版のJava Boost、以前の物に比べ「じりじりとした感じ」が少ない事は紹介記事で書かせて頂いた通りですが、そのサウンドの質の変化(好ましい変化)が薄味な事も、敢えて使おうと言う感じにはなりませんでした・・・・。

てな訳で、次回練習は
six band eqに戻そうかと思います。

そんな練習でした。

フジコ・オーバードライブ、2018年の練習は残す所1回。ビクシ君が次回までに新曲作ると言ってるし・・・・年内に次回作CDに収録する10曲が揃う。

と言いつつ、CDと言うフォーマット、いつまで続けられるのかしら?CD貰っても聞くメディアが無いですって人多くなって来たとビクシ君から聞いたし。

ま、こっちの自己満足で作るだろうけどw。