リーダーです。
えーっと、「ボーカル エフェクター 下手が誤魔化せる・・・・」検索検索・・・・ってこっち見てんじゃねえよ。
はい、連休で御座いますよ奥様。そして気が付けばリーダー800本目の記事ですよ奥様。
・・・・800回もこんな駄文を書いてるのか・・・・我が事ながら嫌気が差して来た。
そんな連休の初日、前日の就寝が晩かったので疲労感があり、少しゆっくりまったりと過ごす。
諸事情で今週もバンド練習があるって事で、では事前練習でもしましょうかね、とGretschはG6120DCを手にする。
Rickenbackerは360C63がフレット交換で入院中って事で、暫くはArchtop TributeはAT130かG6120DCがメイン・ギターとなるのですが、11月は取り敢えずG6120DCを使おうと決めた。
取り敢えずの予定も、前回の練習でG6120DCのサウンドの良さにちょっと感動したワタクシ。
暫く使う事になるかもって事で、じっくり調整してみる。
定期的にNaked Guitar Worksにメインテナンスに出していて、つい先日もお世話になったのだが、先日ネック調整をしたので総合調整しようかと。
プロには敵わないにせよ、ある程度の調整は出来るワタクシ。正直言うと、ギターを弾くよりメインテナンスをしている時間の方が楽しかったりする。弦交換も好きw。
弦高やピッチやピックアップの高さや螺子の緩みやジャックやらを調整。
結果、凄く使い易くなって至極満足。
ピックアップ周辺を接写。猫のシールがお気に入りw。
手持ちのギター何本かあるけど、弦のゲージやフレットの大きさ、セッティングもそれぞれ違うんだけどテンションは大体一緒な気がする。
ギターそれぞれに、僕にとっての好ましい状態がある様に思え、それをすると弦のテンションが大体一緒になるのは何とも興味深い。この辺は、一度じっくり比較してみたいと思う。
そんな訳で家でゆっくりしていたのであるが、どうにも耳にかかる髪の毛が邪魔に思い散髪へ。
過去にも書いたが僕が行くのは所謂千円カット。容姿に諦念が強い僕にはそれで充分なのだが、そんな僕にも癖が強いと感じる店で散髪をしている。何と言うか・・・・人材の宝庫なのである。
本日対応してくれた高齢の理髪師さんは、鋏に合わせて口がパクパクと動くお方。ワウに合わせて口がパクパクするギタリストと一緒にバンドをやっているが、口と動作の連動性がある人って結構多いのだろうか?
気になると気になってしまい、時には笑ってしまいそうになるので目を瞑って散髪して頂く。
軽快とは言えない鋏捌きの音が突然途絶え、何かが床に落ちた音。流石に事態を把握しようと目を開ければ・・・・理髪師さんの入れ歯が床に落ちていた。
入れ歯を拾い、一旦は口に入れたものの(それはどうなんだと思った)、矢張り散髪した髪の毛が付いていたらしく(それはそうだろうと思った)、「おごあっ」との発声と共に慌てて洗面台へ駆け込む理髪師さん。
残された僕が所在無く鏡に目をやれば、我ながら何とも言えない顔をした僕と目が合う。こういう時にどんな顔をすべきか分らぬが、碇シンジに倣い「笑えば、良いと思うよ」って訳にも行かず微妙な顔のまま理髪師さんの復帰を待ったのである。
帰宅すれば夕食に良い時間。休みなので外食しましょうか、と、家人を誘い浅草へ散歩がてら出発。
本願寺裏手から食通通り、オレンジ通りなんぞをぶらぶら。老舗の店と新しい店が混在して、中々にスラップスティックで楽しい。後発のお店ほど「いなせさ」を演出し様としている気がするが、功を奏している場合と、そうでない場合の落差も見ていて楽しい。「いなせ」って「鯔背」って書くんだっけ?まぁいいや。
夜の浅草は、喧騒を引きずりながらもどこかしっとりとしていて好きである。
Naked Guitar Worksが未だ開いていたので顔を出せば、フレット交換を依頼している360C63があった。
パーツを外されクランプで固定されている360C63。重傷感が出ております。
フレットが抜かれ、塗装が剥がされ、指板がむき出しに。ローズウッドと言いながらブビンガと言う材。乾燥で変形し易い特徴があるらしい。指板に向いているとは思えぬw。導管が粗いなぁ。
Rickenbackerの大きな特徴の一つ、トラスロットが2本ある事が分かる。
ネックの状態は宜しくなく、フレットを外し指板を削れば逆反りが激しくネックアイロンをかけているとの事。
フレットを抜いた後にネックに塗装を施すのだが、ネックがストレートじゃないと塗装に斑が出来るとの事で、アイロンをかけて落ち着かせているとか。
指板の塗装をやめようかなとちょっと思うも、指板塗装あってのRickenbackerって気もして継続を決める。
交換前のフレット。Naked Guitar WorksのFacebookより転載。バインディングの亀裂は、ネックの変形によるものかしらね。
面倒を掛けた事を詫び、家人の希望でナポレオンキッシュへ向かう。
季節によって変わるメニュー
前菜のソフトクラブ。蟹が苦手なので家人が食す。野菜につけたタルタルソースが凄く美味しかった。
キノコのスープ。滅茶苦茶美味しかったがそろそろ季節が終わるとか・・・・残念。
家人のメイン。メニューのチキン(Aセット)
僕はBセットの鱸を選択。メインも美味しかったが、苦手な南瓜が美味しくて驚いた。
デザート。ブリュレと柿は家人が食べた。ブルーベリーのアイスとバナナのケーキのみ食べたが大変美味しかった。
うん、やっぱりね、このお店好きなんだな。パイを幾つかテイクアウトするのが常なのだが、それを知って態々焼いて頂いていた。今回も勿論テイクアウトしたのだが、多分家人が全部食べるだろうw。
冷え込みが厳しい夜の街から帰宅し、中途だったバンド練習の事前練習。
ベースの大先生の新曲は、キーが変わったので新しいコード表を送ってね、と言って居たのだが案の定来ない。うん、来ないと思ってたw。
変更になったキーは分かっていたので軽く取り掛かるも、ビクシーがどう弾くのかで対応が変わってくるので軽くに留める。
過去何度も書いているので簡単に書くが、フジコ・オーバードライブのメイン・ギターはビクシーで、僕は隙間を埋める係。時々メインを弾く事もあるが、余興みたいなものである。
そんなんしてたらビクシーからメール。風邪を引いたので練習は行けるが声が出なさそうとの事。
確か、男二人でパワースポットに行ってた筈だが、直球でご利益無い事証明しちゃっている様な気がして
土曜日。
冬の到来が近い事を感じさせる気温の中目を覚ます。
カーテンを開ければ曇天模様も雨の心配は無いと天気予報は言っている。
鼻がムズムズしてくしゃみを数回。年を取るとくしゃみの音が大きくなると思うのだがどうだろう。
くしゃみで思い出したが、
リーダー「ハックション!」
家人「うるさーい」
リーダー「あ、ごめん」
家人「ハックション」
リーダー「うるさーい」
家人「うるさくない!」
リーダー「あ、ごめん」
と言うのが我が家のデフォルトなのだが、どっちでも結局僕が謝罪すると言う状況は何とかならぬのかと思う。
珈琲を飲みながら、Primal Screamを初期から流して聞く。うん、同一バンドとは思えぬ変遷に改めて驚く。
我々フジコ・オーバードライブも早13年目。変遷があったかと言うとあった様な無かった様な・・・・技術力は変わって無いな、うん。
13年と言うのは中々な年月である。先日のライブに来てくれたじゅんじゅんちゃんは13年前は小学生、アーリーちゃんは中学生か?その当時のワタクシ達がどうだったか、ビクシ画伯の過去漫画で振り返ってみると・・・・
・・・・。
・・・・。
・・・・。
・・・・ビックリする位変わって無い。強いて言えば、ビクシ画伯による我々の絵が初期は人間であったと言う事くらいか。いつの間にか、妖怪、ハゲの僧侶、そして犬となったのは悪意以外の何物でもなかろう。
個人的に一番腹が立ったビクシ画伯の似顔絵は下記。
振り返ってみたら段々腹立ってきた・・・・アイツ死刑で良いよな?てかこの絵、確か庄屋で半分寝ながら書いてたんだよな・・・・ぞんざいな扱いにも程がある。
ま、己の姿を石景山遊園地の髭の長い猫を模して書いちゃったが故に、13年後大惨事を本人が招いたので良しとするか。
(本人が招いた大惨事)
此処数日で随分と冷え込んで来た東京の街を歩き、ぶらりぶらりと練習場所へ向かう。
楽器屋さんへ数件立ち寄る。先週も行ったけどやっぱり立ち寄る。
一つ「ん?」と思うものがあったが結局買わず。「ん?」と言うか「んんん?」な代物。
プラズマ放電で信号を変化させて歪ませる・・・・意味も意図も一切分からないが・・・・こ、これは気にならぬ訳がない・・・・欲しいかと言うと欲しくは無いのだが気になる・・・・。
練習場所に早く着けば、既に大先生が鎮座。
ベースの大先生「Primal Screamやんの?」
リーダー「どうやらその様だ」
ベースの大先生「どの辺の曲?」
リーダー「(候補曲を挙げる)」
ベースの大先生「・・・・君んとこの役員、とんがり過ぎだろ?」
リーダー「俺もそう思う」
ベースの大先生「止めなかったのかよ?」
リーダー「面白がって同調しちゃった・・・・どうしよう?歌う前提無かったから」
ベースの大先生「凄い見たいんだけど」
リーダー「俺も他人事だったら凄ぇ見たいわ」
練習は粛々と。
13年前から冴えない感じは変わり映えせず
紫とオレンジの競演
ビクシ君が風邪気味で声が出ない&元気無しと言う事でテンションは低いが粛々と。
本日のメインはベースの大先生の新曲「ガネーシャ」。遂には神様の名前をタイトルにしちゃった天国に一番近い最年長者。
この曲は凄く好きだ。ベースの大先生らしい曲だなぁと思うが、その中でも凄く好きな曲だ。
未だアレンジの最中であるが、イントロ、Aメロ、Bメロは、僕はルート音を弾くだけになりそうだ。
ディレイとコーラス交えてボフボフってな感じの音にしたんだけど、その音がなんとも心地良くて曲にもマッチしてるんじゃないかなと。
本当は歪みペダルも合わせていたのだが、ドラムのTakayuki君の「ギターが凄く前に出ている」とのコメントで外してみた。どっちが良いかは録音聴いて判断だなぁ・・・・。
因みに、次回作収録CD予定曲が既に9曲あるのだが、全曲で転調する(正確には転調じゃないのもあるが)。
その理由は「転調しない曲は1曲と認めません」と言う謎のルールをビクシ君の野郎が定めやがった為である。
結果、ビクシ君の曲以外は「全曲ギターソロの個所だけ転調する」と言う解決案を見出したワタクシとベースの大先生なのだが、結果何と言うか色が濃くなり過ぎちゃって、厭らしい感じのぎらついた男女が勢揃いのハズキルーペのCMみたいになって来ちゃってどうなんだ?と言う状況。
リリース当日に廃盤となる我々のCDであるが、次回作はリリース前に廃盤とした方が英断かも知れぬ。若しくは、とどめ差す意味で「貰って嬉しくないフジコ・オーバードライブ・カレンダー」も付けるとか。
我がバンドは無駄な画力を持つ男とデザインを本職とする男が居るので、無駄にハイ・クオリティな代物が出来そうで凄く嫌だ・・・・。
練習後、僕は所用で飲み会参加せず。
練習後の飲み会は、欠席者の悪口で大いに盛り上がるのが我々の常。
ベースの大先生に貸しているコンプレッサーに盗聴器を仕掛けておけば良かったと後悔。
で、本日のギターは上記の通りGretschはG6120DCだが、足元はと言うと・・・・。
うん、前回練習と一切変わらず。だってこの組み合わせ、良いんだもん。
11月はG6120DC強化月間でしたが、12月はArchtop TributeはAT130にしようと思っている。
と言いつつだ・・・・。
最近ね、改造しまくったStratocasterがね、結構ナイスなサウンドでね。
これを弾きたいと思っている俺も、居る。
うん、この辺も、13年前からなーんも変わって無い・・・・。