リーダーです。
所用で高知に行ってきましてね。
うん、凄く好きです、高知。
明るくて、そこそこの都会で、路面電車が便利で、アーケードが楽しくて、子供達がよさこい踊りの練習している様が可愛らしくて、食べ物は美味しくて・・・・。
仕事で行ったので自由時間は無かったけれど、移動で路面電車に乗りましてね。
高知の路面電車はね、なんか凄く良いんですよ。
車両は見た限りどれもそこそこの年季が入っていて、ノスタルジアが車輪付けて走ってる感じ。馴染みがある札幌の路面電車は新しく機能的な感じだけど、高知の路面電車には何とも言えない風情がある。個人的には、圧倒的に高知の路面電車の方が好きである。
帰京する朝、早めに起きてホテル周辺の浮桟橋を散歩。
同行した人が「高知は蝉が五月蠅い」と言っていたが、不思議と蜩の鳴き声しか聞こえなかった。
次回は仕事以外で行きたいなと思いました。ゆっくり散歩してみたい街でした。
そんな訳で、帰京し一服した金曜日の午後10時位から練習開始。疲労感からか寝ながらギター弾く感じだったw。ビクシ君の新曲のギター先週考えてて良かったわ。
眠い目擦って練習を済ませ就寝。やっぱ、家で寝るのが一番落ち着く。
土曜日は早めに起きて気象情報をチェック。
おかしな進路を取る台風。大丈夫なんかな、これ。
家から駅までは曇天模様も落ち着いた天気で傘もささず。練習場所は空いていて、こんな日にバンド練習しちゃう我々も中々におかしい。楽器屋に行っちゃう僕も大概であるが・・・・あ、何も買いませんでしたよ高知で結構なお金使ったので暫くは大人しく過ごしますてかこの先福岡行ったり東北行ったり帰省したりと目白押しなんで。
これは・・・・欲しいんだけど。
練習場所は空いていた、が、聞けばキャンセルとかではないらしい。まぁ、こんな日もある。
練習開始前にメンバーに宣言「Fuzz Face Mini、外した」。爆笑するメンバー。なんだろう・・・・何か、悔しい。
練習は、粛々と。
本日メインで取り組んだのは、ビクシ君の「ノート」と僕の「大人のナイフ」の2曲。
前者は「長過ぎね?」って所からアレンジを始め、良い感じに収まった感じ。まぁ、これから色々と細部も煮詰まって行くだろう。凄く良い曲なので、良い感じに纏まればと思う。
「大人のナイフ」は・・・・
練習場所から出てみれば、台風の影響か圧迫感たっぷりの激しい雨。
慌てて庄屋さんに退避する中年4人。「交通機関が不安だから帰ろうよ」と言い出す輩は居ない。妙な所は頑なな我々。
リーダー「そろそろライブの曲を決めねばならんのう」
ビクシー「カバーをやりましょう」
リーダー「候補曲はあるのかね?」
ビクシー「この曲、どうですかね?」
リーダー「別に反対はしないが、君が歌う訳だからさ、折角だからさ、なんかこう独り身に戻った感情とかさ、失恋の歌とかさ・・・・」
ビクシー「なんすか、このバンドって私生活を切り売りする様な歌詞を書くバンドなんすか?もしそうだったら今すぐ僕ぁ辞めますよ?恥の多い人生を送って来てるのになんでそんな事しなきゃならんのですか?大体皆さんも私生活を歌詞にしたら惨憺たるものじゃないんですか?リーダーなんざ”Fuzz Face Mini4つ買ったけど使わねぇ”とかそんな歌詞になるんですよ良いんですか?Switchが故障して任天堂の対応があまりにも悪くてイライラしている僕をそれ以上挑発するなよ、ゴラァ!」
リーダー「・・・・俺が悪かったから謝るが、1曲だけやりたい曲があるんだかそれだけは反対しないで欲しいんだが駄目か?」
ビクシー「・・・・何の曲ですか?」
リーダー「君が作った”マトリョーシカ”」
ビクシー「・・・・別に良いですけどなんで?」
リーダー「いやほら、MCで”次の曲はマトリョーシカと言う曲です。曲はビクシ君、歌詞はビクシ君のEX WIFEが書きました。夫婦揃って「最後の共同作業」です”って言いたいじゃん?」
ビクシー「・・・・ちょっと美味しいかなって思ったけどお断りです。てか、そんな理由で選曲するのおかしいでしょ?」
リーダー「馬鹿野郎!さっきライブの曲決めた時に、やれ”ガーデンはベースが面倒臭いから嫌だ”だの”、象の海岸はモスクワは涙を信じないとドラムが同じだから嫌だ”だの、リズム隊が自分の都合だけで選曲してたじゃねえか!MCの都合で選曲して何が悪い!」
ビクシー「リズム隊のお二方が自分の都合だけで選択する事なんざ今に始まった事じゃないでしょ?」
リーダー「じゃ、俺の都合でも良い訳じゃん?」
ビクシー「それは駄目ですよ」
リーダー「なんで?」
ビクシー「残念な人がこれ以上増えたらバンド崩壊しますよ?」
リズム隊A「見て下さいよ、あの二人。さっきから醜い争いしちゃって。あ、JDハイボール下さい」
リズム隊B「人間、あーなったらお終いだよな?あ、普通のハイボール下さい」
リズム隊A「そう言えば焼き鳥盛り合わせのつくねは俺が食べるんで取らないで下さいよ」
リズム隊B「ああん?俺もつくね食べたいんだよ?」
リズム隊A「リーダーが好きなぼんじり食べれば良いじゃないですか?」
リズム隊B「流石に怒らないか?アイツ皆で頼んだメンチカツもピザも鳥天カレー塩も鮪アボカドも全く食ってないぞ?飲み物も緑茶1杯だし」
リズム隊A「大丈夫ですよ。ご飯とみそ汁と生姜焼き食わしとけば文句言わないっすよ。怒ったら枝豆食わしとけば機嫌治ります」
リズム隊B「これで割り勘とか・・・・美味し過ぎるな越後屋。あ、普通のハイボール下さい」
リズム隊A「それを10年以上ですからね・・・・あ、JDハイボール下さい」
リズム隊B「流石にそろそろ怒るかな?アイツ怒ると面倒臭いぞ?」
リズム隊A「怒りゃあしやせんよ、旦那。先日会社の飲み会で、新人分の飲み代5万円出したらしいすが誰にもお礼言われなかったらしいですぜ?それで怒らないヤツがこの程度じゃあ怒りませんよ」
リズム隊B「前世でどんな悪事働いてあんな星の下に生まれたのかねぇ?」
リズム隊A「ああはなりたくないですな。あ、JDハイボール下さい」
リズム隊B「全くですな。あ、普通のハイボール下さい」
リズム隊A「そんであれでしょ?結局ミックスダウンも任せたんでしょ?」
リズム隊B「そうそう。ミックスダウン、ヤツより上手く出来んだろと思ってやってみたけどさ、意外と面倒でさ」
リズム隊A「今更よく引き受けましたね、あの人」
リズム隊B「なぁに、ちょいと煽てりゃ一発よ」
リズム隊A「ホントどんな罰を背負って生まれてきたんですかね、あの人。あ、JDハイボール下さい」
リズム隊B「こっちは普通のハイボール下さい」
・・・・さて、ライブのスケジュール確認をライブハウスさんとしなくちゃな。ステージが狭いから、ドラムとベースはアンプの向こうで良いな、うん。
本日もギターはArchtop TributeはAT130。
ピックガードのガタつきが未だ気になる・・・・ちょっと手を入れてみるか。
足元はこちらに書かせて頂いた通り以下で。
Rooster(Jam Pedals)~トレブル・ブースター
↓
Dynamic Driver(Zahnrad)~オーバードライブ
↓
CE-5(BOSS)~コーラス
↓
EVH Phase90(MXR)~フェイザー
↓
micro amp(MXR)~クリーン・ブースター
今回、凄く気に入ったのはmicro amp。これ、凄く良かった。
現行品ではなく、Jim Dunlopへ売却される前のものだけど、あんまこう言う事書きたくないんだけど、「現行品とは音が違う」と思います。
現行品は音を素直に上げて行く感じだけど(素直に上げるが故に低域の方が出易くなるとは思うが)、今回使用したのは倍音も加える感じで、中低域がロックな感じになり良い、凄く良い。
こう書くと「単純比較で現行品より良いの?」との疑問をお持ちになる方も居るかもだが、この辺は相性かと思います。
AT130はセンターブロックの無い構造で箱鳴りがあるギター。それに繋ぐアンプ(Marshall)は、ゲインを絞って低域を抑えるセッティング。倍音を抑えたフラットな感じのサウンドにしています。
リフやソロで前に出る時には、倍音が多く中低域に張りがあるペダルでブーストすると好きなサウンドになるのですが、そんな時にはこれが心地良いと言うお話。
ビクシ君に貸しているmicro ampはShin's Musicのモディファイ品で、それは低域をスッキリさせた解像度の高いサウンド。アクティブ回路で図太いサウンドを出す彼にはそっちの方が相性が良いと思う。
メンバーに評判良かったのはフェイザー。ビクシ君の新曲「ノート」のサビの盛り上げでは活躍してくれました。
Roosterにはちょっと不満が残った。サウンドは良いんだけど、足でスイッチ触っちゃって切り替わる事があり、歌いながらブラインドでON-OFFするにはちと向かないかも・・・・。
とは言え、凶事が重なり金は無い。
さて・・・・どうしよう?
路面電車、我が郷里岡山にもあります。行動圏とは逆だったり、そもそも高校時代の移動手段は自転車だったりしたので、住んでいた時はあまり乗る機会もなかったのですが、今思うと良い乗り物だなあ、と。無くなって欲しくないですね。
懐かしの「東京ラブストーリー」で、松山について「道路が広くて建物が低くて、空が広く見える」と描写していましたが、松山に限らず高知や岡山などの中四国の街って、そんな感じがします。そういうところもノスタルジーをそそられる、ような気がします。夏は信じられない程暑うござんすが。