リーダー

リーダーです。

桂歌丸さん亡くなっちゃいましたねぇ・・・・。

バンドメンバーではTakayuki君が落語好き。僕はTVで時々見る程度で、寄席に行ったのは生涯で2回。落語好きとはとても言えない身の上で、乗っかる様に哀悼の意を示すなどは出来ないのであるが、「時代の変遷を感じさせる人の死」と言うのは中々に感慨深い。

大喜利は時々何と無く流し見するのであるが、大笑いする時もあれば全く笑わない時もある。一番腹を抱えて笑ったのは林家木久扇が司会を務めた会だったのを覚えている。



偽馬鹿と称される林家木久扇。うん、こう言う進行でライブを進めたいものであるが、素人の辛さかこの様な進行は出来る筈も無く、メンバーに助けを求めようと見やれば、「平均年齢45歳、フジコ・オーバードライブです。今日も僕達は馬鹿です」って顔でこっちを見返す始末。

60年代のライブでは司会者が居たらしいが・・・・それも良いよな。かと言って「司会者募集しない?」と提案しても、「歌もギターもやんなくて良いからお前やれ」とか言われるんだろうなぁ・・・・。

リーダーとして、座布団全部持ってけの権利は欲しい所。



さて、それは兎も角だ。

本来であればバンド練習がある週であるが、メンバーの事情でお休み。

ワタクシも義母の四十九日であり丁度良かった・・・・と思えば、諸般の事情で欠席。お世話になった義母が(仏教上では)涅槃に行く日なので出席したかったが、如何ともし難く不義理をする始末。

所用の為早起きして午後には用事を済ませる。

では、楽器屋でも行ってみようかと本日は秋葉原。

土曜日の秋葉原となれば相当に混み合っているんだろうなぁと諦めて向かえば、思いの外混雑しておらず若干の肩透かし。

日本の広い範囲での未曽有の大雨で、東京に来る人が少ないのかなぁとか考えたり。

御茶ノ水ではなく秋葉原へ向かった理由は特に無い。てか、最近御茶ノ水周辺に行ったばかりなので目先を変えただけ。

HARD OFF~千石電商~ラジオデパート~ラジオセンター~イケベ楽器リボレ秋葉原店と言う秋葉原に来た時には必ず巡るコースを本日も。

グッと来るものは残念ながら無く、006P(9V電池ね)を買ったのみ。安かったから10個買ったのはやり過ぎだったか・・・・重いのね、電池10個って。

ラジオデパートではオペアンプを物色。Dynamic Driverは半田無しのオペアンプ交換が可能なので色々と試そうかと思ったが、バンドで一度も試さずに交換するのはどうよ?と自粛。てか、幾つか持ってるんだよな、そう言えば。

エフェクターの自作をされると思しき方がパーツ類を物色されていたが、なんとも羨ましい光景であった。

エフェクターの自作。エフェクターが人よりほんのちょっとだけ好きなワタクシであるので当然興味があるのですが、老後の趣味にすると決めているので、今は我慢して手を出さないでいるのである。

手先を使う&考える・・・・ボケ防止の老人の趣味として非常に良いと思うし、パーツ類は廉価であるのでお金も掛からない。「老人の趣味」としてこんなに良い物は無いのではないかと思う。

電子工学なんかを生業とした人が老後にエフェクターを作ったとか、老人ホーム製のエフェクターとか、そんなん出たら非常に面白いと思う。ブランド名は「IREBA」とか「CAN-OK」とか「You Ray」とか「HOT KE」とか「An-O You」そんなんで(お前ホント怒られるぞ)。

・・・・ラインナップに極悪爆音ファズとかあったらなんか怖いが。

帰宅途中の近所の商店街でお祭りがあり軽く冷やかす。大好きな玉蒟蒻、玉蜀黍を購入。夏を感じさせる食べ物は、僕にとっては西瓜でもかき氷でもなく玉蜀黍。

出来れば茹でたものが食べたかったが止む無し。私見だが玉蜀黍は茹でた方が絶対に旨いと思う。

帰宅して珍しく曲作りをしようと言うマインドに相成る。

次回作CD「Hotel Oregon Banquet」の録音は既に済み、次々回作CDの収録予定曲が7曲も出来上がりつつある。相変わらず、よく言えばThe Fall並み曲の多さ、悪く言えば「増殖力だけ半端ない外来生物」。

1枚のCDを作るに辺り、10曲収録が我々のデフォルト。何と無くその半分を僕が担っていて既に4曲バンドで披露済み。未だ披露していない曲が3曲あり、別に無理して曲を作らなくても良いのだが、ビクシ君より「ミュージックみたいな曲を作って持って来る様に」と言う指示を賜る。



「あ、はい」となんか勢いに押されて承諾したのだが、上記の様な曲は手持ちに無く、取り掛かったのであるが・・・・出来ないったらない。

「こう言う感じの曲を」とイメージして出来る才能なんぞそもそも無い訳で、取り敢えずそれっぽいリフだけ作って手持ち曲にくっ付け様かと考えるもそれも出来ない。

うががががががと髪を掻き毟り、大体なんでビクシーの野郎に指示されなくちゃならねえんだよと今更ながらに腹立たしさを覚え、涼しさを取り戻したベランダで一人膝を抱え泣いていたのである嘘だけど。

家人が帰宅し軽く晩御飯。僕の晩御飯は玉蒟蒻。うん、やっぱ、美味いw。

さて、話は変わって・・・・。

先の記事でちょこっと書いたが、宿敵Book Band 8%さんと秋口にライブやろうてな話が盛り上がっている。

Book Band 8%さんとのライブ・・・・となれば、飯田橋Space Withが定番なのだが、ピンポイントでその日は会場が埋まっており、じゃその前後の空いている所で・・・・と提案するもBook Band 8%の方々の予定が合わず。

8人構成のバンドとは言え、7月時点で10月の予定が取れないってどんだけよ?と思う一方、「大人ってそんな先まで予定が埋まっているものなの・・・・?」との動揺がフジコ・オーバードライブ内で走る。因みにBook Band 8%は同年代のバンドである。

そう言えば、昨年のライブでお声掛けさせて頂いた際にも「練習する時間が無いので・・・・」との理由でお断りされた記憶があるが、「来週ですか?大丈夫ですよ」といつでもスクランブル発進が出来る我々との差異に驚かされたのである(「スクランブル発進は出来るけど100%負ける」と言うのもどうかと思うがってうるせえな)。

「ライブやるんでお暇なら・・・・」的なお声掛けをさせて頂く事があるが、可成り先の日付でも「その日はちょっと予定が・・・・」とのお断りをされる事があり、予定なんてないだろうになぁ・・・・と思っていたが強ち嘘じゃないのであろうか?

そんな事を予定が全く無い日曜日に考えているワタクシであります御機嫌よう。