リーダー

リーダーです。

おや、6月も今日で終わりですか。

2018年も半分終わりまして、まぁ色々とあった訳ですが、此処最近はどうだったかと言うと、先の日曜日に体調を崩し、微熱続きの一週間。

泣きっ面に蜂と言わんばかりに高校時代の古傷である左膝の痛みが再発し水が溜まる始末。

風邪をひいた場合、僕はひき初めなら葛根湯、本格的に患ったら抗生物質のみが基本。

咳が出る場合は周囲の方々にご迷惑なので咳止めを服用する事もあるが、症状の緩和剤は基本飲まない。眠くなるのが嫌だってのが大きな理由だが、緩和剤は「勝ち負けで言ったら負け」な感じがする。うん、同調は求めていない。

鼻が詰まって眠れない、なんて時には止む無く服用するが、薬はね、やっぱり胃を荒らすからね・・・・。

膝に水が溜まった場合、どうしてもなら抜くがそれ以外は只管冷やす。

膝に水が溜まった場合、抜いた方が良いのか抜かぬ方が良いのか、ネットでちょいと調べてみれば現代医療に従事する方でも意見が分かれている有様。と言う事は正解は無いって事だろうが、僕は歩行困難になった場合以外は抜かないを採用している。

患部が炎症を起こしていてそれを冷やす為に水が溜まる訳で、抜くって事は炎症を加速させる訳で、となれば安易に抜くべきではない・・・・と高校時代にお世話になった先生に聞いて、以来それを守っている。

抜いてしまうと痛みが強くなったり悪化したりがあったから、僕の場合は抜かない方が良い様だと言うのが経験値。

膝に水が溜まった場合絶対にNGなのは「温める事」と「マッサージする事」に思う。一時的には改善するが大体悪化する。これも経験値。

自分の身体とどう付き合うか、は、人それぞれに思うが絶対的な正解は無い様に思え、一方で経験値から学ぶ事は多い。

自分が使っている楽器なんかもそうだ。使っていると楽器の癖が分かって、その癖に寄り添う様な使い方になって来る。自分が合わせ易い癖を持つ楽器を好む様にもなると思う。まぁ、自身の癖に合わせ易い楽器の癖ってのもあるわな、うん。

そんな訳で、今週末は療養するので書く事が無いのだよ、君。

書くの止めようかとも思ったが、鬼の様な一部読者から「なんで更新が無いんだコラ」と言われる始末で、仕方なくパソコンの前に座り、相変わらず何のプロットも無いままキーボードを打っている。因みにメンバーの都合で次の土曜日も練習ではない。やべぇ、本当に書く事無さそうだぞ。

いや、大体だ、50近いオッサンの日常で早々態々書くべきトピックなんぞ無い訳で、世がFIFA World Cupで盛り上がっているが、放映が夜半で療養の身としては夜更かししてみる訳にも行かずに過ごしたものだから、盛り上がりが分からずに居たのでネタにもならぬ。

と言うか、サッカーと言う競技にさして興味がある方でもないので、俄かで盛り上がるのにもリミッターが掛かる。

「なんか面白そうな事が起きているからそこに飛び込む」と言うのが出来ない。疎外感を味わって、とかじゃなく、なんか飛び込んで行くのが恥ずかしいのである。

思えば、小学校時代は周囲がファミコンで盛り上がる中、図書館の雰囲気が好きで本を読んで過ごしてみたり、中学時代は周囲が色気づいて来ているのに部活中心に過ごしてみたり、高校時代は選りすぐりの馬鹿を揃えた高校に通って浮いてみたり、大学時代はバブルで「いぇーい」な感じに盛り上がる方々を横目で見つつ貧乏に過ごしたり、どうも「周囲とか時代に乗れない」俺が常にいる。

今になってみれば積極的に時代と寝てみても良かったかもと思わなくもないが、ふとフジコ・オーバードライブの面々を見やれば、当事者じゃないにも関わらず80年代サブカルにどっぷり浸かるドラマーが居たり、今になってテラスハウスに嵌るリード・ギタリストが居たり、「評価が決まったものはつまらん」と言い出すベーシストが居たりと、なんかこうズレてる面々ばかりなのである。

生まれ育ちも趣味も性格も異なる面々が10年を超えて一緒にバンドをやってられるのは、「どっかズレてる」と言う共通項があるからなのか?だとしたら・・・・凄え嫌だw。

話は変わって・・・・。

梅雨が明けたらしい。

俺に断りも無くやって来るとは、今年の夏はなんとも無礼な夏である様だ。

夏が嫌いで嫌いで嫌いで、もう本当に嫌いなのだが、それが例年より早くやって来るとはどうなのだろうか。

星真一の小説に、夏の暑さにイライラが募り、何気なく目の前の蟻を潰してみれば何故かスッキリとし、その夏をイライラせず過ごせたので、翌年の夏も蟻を潰したがスッキリせず、より大きな動物を殺したらスッキリし、年々殺す動物が大きくなるって話があった。

数年そんなんして過ごすと、その慣習が身に付き、夏が来る前に前年より大きな動物を用意しておく様になったのだが、ある夏の日の前に、警察に逮捕して欲しいと願い出る。

理由が「今年の春に結婚したから」と言うね・・・・なんとも星新一らしいお話。

ストレスの発散は人それぞれ。僕の回答はと言うと、こんなん購入しましたって事で・・・・。

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ZahnradのDynamic Driver。オーバードライブで御座います。

「手鏡かと思って買ったらエフェクターだった。てへ」と言って家人に殴られた訳ですが、まぁ、仕方ないですわね。

先ずは動画をば。





Zahnradって、Nature Soundを主催するビルダーさんの新ブランドだそうで、ブランドを敢えて使い分けた理由は・・・・すいません、存じませんw。

まぁ、Nature Soundって、TS808だったりOD-1だったりCentaurだったりの現代版コピーを主に作ってるイメージですが、Zahnradはそうじゃないブランド・・・・とかなのかしら。推測に過ぎませんが・・・・。

Nature Soundのペダルは一つ持ってます。家人に対する言い訳が6年前と一緒で驚いたわ。

説明書が面白くて・・・・

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オペアンプの種類まで書いてあると言う・・・・w。

現行品は基盤を晒さないワタクシですが、上記メーカーのリンク先にもあるので乗せちゃいます。

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なんかこう・・・・「こいつ出来る」感がある内部です。うん、意味が分からない人には意味が分からないと思う(そりゃそうだよな)。

オペアンプはMUSES 8920、Sprague製セラミックコンデンサ、ERO製フィルムコンデンサ、TELEFUNKEN製ダイオード、ALPHA製高耐久スイッチ、Belden製 ヴィンテージワイヤと、拘りありまくりが分かる仕様。こう言う基盤は見てるだけで楽しい・・・・。

購入動機はですね、一度試して「ああ良いな」って思って以来、いつか買おうと思ってて、で、後述しますがFuzz Face Miniとの相性を考えて。

試し弾きの際に「良いなぁ」と思ったのは、何と言うか凄く普通なサウンドのオーバードライブだって点です。味付けは多くない。と言うか、癖と言う癖が無い。

僕が「素晴らしい」と思ったのは、密度が濃く、それでいて粒立ちが良い所。この2つを両立しているペダルは中々無い。密度が濃いペダルは粒立ちが悪く抜けてこない。粒立ちを求めるとジャキジャキしちゃってジャカジャカ弾くには五月蠅い。

ボリューム、トーンを12時、ゲインを絞り切るとON-OFFで差が無い。そこからトーンやゲインで好みの感じに調整して行く。

ゲインの上がり方は素直な感じだが、少し低域はスポイルすると思う。それが抜けの良さを演出しているのではなかろうか。

サイドのスイッチはボトムアップとの事だが、ボトムアップと言うより寧ろ「低域をスポイルしないスイッチ」に思う。全体域に効く感じもあり、ストラトのリアなんかでは効果があるでしょう。

又「反応の速さ」もこのペダルの魅力。「反応の速さ」と言うとなんか意味不明ですが、弾き手のニュアンスが出し易いと感じたペダルなのです。

で、ですね・・・・。

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FFM3な訳ですよ。

此処最近Fuzz Face Miniシリーズを彼是試すワタクシですが、その使い方をね、試行錯誤してまして、で、「こうかなぁ?」と思った使い方は

①ギターのボリュームを絞ってエンハンスが効いたクリーン~クランチを出す
②ギターのボリュームを上げてブーミーなサウンドを出す

と言う「Fuzz Face使うならそうでしょ?」な使い方に、結局は帰結しまして・・・・。

で、上記①を演出している時に、ギターのボリュームを上げずに歪みサウンドを出したいと思う事があって、それに合いそうだなと思ったのがDynamic Driverで御座いました。

何故そう思ったかと言うと、Dynamic Driverの密度の濃さとの相性。密度が濃いペダルなら他にもありますが、単体で使うなら単体の抜けの良さも重要な訳で、それも演出出来るとなるとDynamic Driverかなと。

んで家で試した限りでは、果たして相性は良く、まぁ狙いは間違いじゃなかったかなと思いました。

以上で御座います。

このペダル、どう言う人に勧めるかと言うと誰にでも勧められるペダルに思いますが、基本アンプで歪ませて、ペダルは使わないって人にこそ試して欲しいペダルだったりします。

リフやソロで、音質は変えず、ちょっとばかし+αが欲しい方には良いのじゃないかなと。

そう言えば、夏は嫌いでも夏の暑い中での昼寝は好きだったりするんですが、あれってなんか、暑苦しい音は嫌いだけどFuzz Faceの暑苦しさは好きってのと共通点が・・・・いや、無いな、無い無いw。