リーダーです。
梅雨ですねえ・・・・。
雨の何が嫌なのか、と真面目に考えて気付く理由は「機動力の低下」。
狭い歩道に傘が鬩ぎ合って歩き難い、とか、濡れぬ様に歩くのが億劫、とか、行動に対する制限が発生してしまうのが嫌な様だ。
そんな訳で、どうしてもじゃなければ雨の日は態々出掛ける事もしないし、梅雨の時期に予定を入れるなどもしたくないのであるが、先の金曜日に、以前お世話になっていた会社の方からお声掛け頂き日比谷へ向かう。幸いにも雨ではなかった。
梅雨の晴れ間の金曜日の銀座~日比谷界隈ともなれば嘸かし混んでおろうと覚悟して行ったが然程でもなく、ミッドタウン日比谷に初上陸。楽器屋は、無かった(あったら吃驚だ)。
男女4人で楽しくお食事させて頂き近況報告。開始時間が晩かったのでもう少し話したいと、1名除いて2次会は新橋のガード下。
ガード下で食べた塩昆布キャベツの方がミッドタウン日比谷で食べたスペイン料理より美味しいと思ったワタクシは庄屋舌。
終電間近の山手線で帰宅したのであるが、久々に激混みの山手線に乗った。近くに居た若い女性二人が「ありえへんわ、こんな混んでんのありえへんわー」「うん、ありえへん」「でしょ、ありえへんって」とずーっと言っててなんか可愛かった。確かに有り得ない混み具合だったけどw。
ターミナル駅で下車すれば、いつもは華やかな行き先案内板が沈黙してて、なんかちょっと得した気分。こう言う雰囲気が好きだったりする。
話は前後するが、晩くなる事が分かって居たので早く帰れた木曜日に事前練習をしたワタクシ。
世界的に無かったであろう事にされるであろう次回作CD「Hotel Oregon Banquet」の次のCDの収録予定曲6曲を練習した訳であるが、うん、まぁ楽なのだ。
今取り掛かっている曲は「ギターこんな感じにするから・・・・」でアレンジが決まらぬ様にしていてると言うか、バッキングをメインにしようと思っていて、結果コード弾きが中心なんで、展開さえ確認すれば良く事前練習が楽。
トータルなアレンジも、1曲除いて余り口に出していない。
理由はまぁ色々とあるんだけど、まぁそうしてみようかと思ったんだ。
練習行く前にも軽く練習し、曇天模様の梅雨空の下、練習場所へ向かう。
立ち寄った楽器屋さんで「ムムム….」と悩むエフェクターあるもスルー。スルーした理由は、位置的にはファズの場所に入るエフェクターなので、ファズに飽きる・・・もとい、ファズを使わないと判断する迄は、との自制心から。
そんな訳で練習開始。
上記は「準備万端な3人」。一方、ベースの大先生はと言うと・・・・。
一生懸命何かを聞いてらっしゃる。
「新曲を作って来て、メロディを思い出しているんだな」とそっとしておけば、事前練習する時間が無く、既存曲を一生懸命思い出してらっしゃる最中であった・・・・。
最近「ボケない為のバンド活動」の様相を呈してきたフジコ・オーバードライブである。色々と大丈夫なのか我々は。
練習は、粛々と。
今回はベースの大先生のミスが大変に目立つ展開。
暫く我慢していたが、流石に間違いが多かったので、「インテリジェント・デザイン」と言う曲を終えた際に苦言を・・・・と思えば、ベースの大先生が遮る様に「ビクシーのリフにずれている音がある」と言い出し話題はそちらに。
匠の技で非難を避ける術を身に着けたベースの大先生。そろそろVARを導入すべきかも知れぬ。
一通り課題曲を練習し、ビクシ君の新曲に取り掛かる。
これがねぇ、もう本当に良い曲で驚いた次第。プロの楽曲であれば、僕はお金出して買っても良いと思う秀逸なメロディであった。
以前よりメロディメーカーとしてビクシ君には絶対敵わない思っており、歌詞に関してはベースの大先生がバンド随一に思っているので、
作詞:ベースの大先生
作曲:ビクシー
にするのがバンドとして一番良い様に思う。歌も勿論ビクシーで。
その提案をしてみれば、僕以外全員がうにゃうにゃうにゃと言うリアクション。
「敢えて最善を選択しない。理由は無い」と言うのがデファクトスタンダードなフジコ・オーバードライブ。うん、謎である(お前もメンバーだろうが)。
大体だ、僕がバンドをやっている主目的はギターが弾きたいであって、で、好きなのはアンサンブルが纏まる様なギターを提供するであって、曲書いたり歌ったりとかは好きじゃないのだ(特に後者は好きじゃない)。
なんでバンドで一番曲書いて一番歌ってるのか、それが一番分からぬ(お前自分の事だろが)。
閑話休題。
「曲の雰囲気を決定付けるギターは弾かない」をテーマにしているので、アンサンブル上必要なメリハリを弾こうと思ってたが、イントロでこのテーマソングをフレーズとして弾いちゃうワタクシ。
とある曲で、ビクシ君が歌メロをなぞる様なギター・ソロを弾いていて、で、その手のギター・ソロを好まぬワタクシ(とベースの大先生)であるが、普通に「それ止めて」と言っても止めてくれない天邪鬼ビクシー。
それを止めさせる為のストーリーとして、
・クリエイトのメロディを弾く
・「それは止めて」とビクシ君が言う
・これ止める代わりにあの歌メロなぞりのギター・ソロを止めろと提案
・双方歩み寄り
を考えての事だったが、どうやら俺はビクシーと言う野郎を侮っていたらしく
「いやリーダーそれマジで良いっすよ、もう絶対それで行きましょう!てか天才かアンタは!」
と大乗り気で思わぬ展開に。
自分で弾いときながら、その自分が必死に「これは止めよう、止めようよ」と懇願する謎の展開。
「止めた場合は・・・・貸しですから」と何故か力関係が劣後する始末。どうしてこうなった。
ある程度あーでもないこーでもないをしてTIME UP。この曲は非常に重要な曲であるので、しっかりと纏めようと思う。
練習後、飲み会。
ビクシー「最近、バチェラーとテラスハウスに嵌ってましてね」
リーダー「・・・・はぁ」
ビクシー「まぁ、面白くない時も多いのですが、問題児が居るとこれが面白くて面白くて」
リーダー「・・・・ほぅ」
ビクシー「なんでしょな、男女の下種な絡みってのがマイ・ブームなんですわ」
リーダー「あーゆーのってさ、脚本あんじゃねえの?」
ビクシー「脚本の有無なんざどうでも良いんですよ。下種な絡みさえ見れれば。ああ、もっと下種な展開を!」
リーダー「・・・・」
えー、何方でも構いませんので、彼とお付き合い頂ける女性居りませんでしょうか?橋下徹激似ながら、サイモン・コーウェル要素もある不思議な顔立ちですが、職あり家あり次男坊と言う、傷物ながらお買い得物件です。なんかもう・・・・最近の彼の病み具合がとてもとても見てられないので何方か彼に安らぎをお与え下さい。プロアマ自薦他薦問いません。
リーダー「バチェラーは兎も角、テラスハウスって流行ったの随分前じゃない?」
ビクシー「良いんですよ、俺は時代に遅れてマイ・ブームが来るんです」
ベースの大先生「分かる、分かるぞ」
ベースの大先生「リーダー君って漫画読むの?」
リーダー「ONE PIECEとHUNTER×HUNTER位かな?」
ベースの大先生「意外な趣味だなぁ」
リーダー「俺さ、話が進むに連れ平仄取る展開って駄目でさ」
ベースの大先生「どう言う意味?」
リーダー「ほら、キャラクター設定が手探りで、物語の最初と比べてキャラクターが変わって来るとか、なんかそう言うの駄目でね」
ベースの大先生「ふぅん」
リーダー「ONE PIECEとHUNTER×HUNTERって、ちゃんと先々の展開が練られている感じで、安心して読んでられるんだよ」
ベースの大先生「成る程・・・・」
ビクシー「アダルト・ビデオでくノ一物、忍び物ってジャンルがありましてね」
リーダー「・・・・どうした突然」
ビクシー「そのシリーズ、序盤のストーリー仕立ての部分、展開とか映像の取り方とか、物凄く凝ってるんですよ」
リーダー「へー?」
ビクシー「なんですけど、どれもこれも結局敵に捕まってあんあんあんあんってなるんですが、そうなった時の雑さが凄いんですわ」
リーダー「・・・・同じ次元で話してる様な雰囲気にしないでくれないか?」
前日も晩かったので、キリングフロアー2をやる為に帰宅するビクシ君に合わせて先に帰宅。
飲み足りぬリズム隊は延長戦に。サドンデスが無い飲み会なので、以前終電に乗り損ねたらしいが今回は大丈夫だったのだろう・・・・か?
ギターは勿論AT130。
ブリッジの交換の効果を存分に感じた。同時に行ったポットの交換による影響もあるのかもだけど・・・・。
チタンサドルって、やっぱサスティンが稼げる感じがなく、主だった特徴は倍音を纏めるだと思った。ベースの大先生が、「なんか今日はビクシ君のギターが大きく感じられた」と言ってたが、僕の倍音が纏められたからだと思う。バンド・アンサンブルでの分離が良くなった感じ(良し悪しじゃない)。
個人的には狙った感じであったし満足であるが、練習の録音物を聞いてアンプの設定は弄るかも(今回も少し低域を足す感じにした)。
サウンドは良い感じに纏まったので、これ以上改造はしないと思うが、敢えて是正したい点を上げれば、フロントとリアのバランスの悪さ位か。
フロント・ピックアップはGrinning Dog Studioさんでコイルのターン数を8,000に抑えたP-90を作って貰ったのだが(通常は10,000ターン)、それでもリア比でフロントの方が大きく、フロント、リアの切り替えではバランスは取り難い。
但し、このバランスでのセンターのサウンドが大変気に入っているのでピックアップ交換は考えていない。
続きまして足元。こんな感じで挑みました。
FFM1(Jim Dunlop)~ファズ
↓
Fulltender(Jersey Girl Homemade Guitars)~オーバードライブ
↓
CE-5(BOSS)~コーラス
↓
DM-2(BOSS)~ディレイ
↓
micro amp +(MXR)~ブースター
前回との違いはFFM1。
Fuzz Face Miniシリーズの中では、「ハイゲイン」「ドンシャリ」とも評されるFFM1だが、個人的にはフラットな特性を持っている機種と僕は思っている。ゲインに付いてはインプットゲインの違いではないだろうか。
購入したものの実践投入は未だだったので試してみた。
結果は・・・・うん、手持ちのFuzz Face Miniシリーズ中では、FFM3が一番バンドに合っている様に思った(あくまで「フジコ・オーバードライブで使うなら」です)。
FFM3とFFM1の違いは、FFM3の方がダークな質感で、毛羽立った感が少ない。
バッキングでの使用で使うのを主としており、エンハンスの効いたクランチ、ブーミーな歪みを使い分けているのだが、FFM3の方が良い感じでアンサンブルに馴染む(しつこい様ですが「フジコ・オーバードライブで使うなら」です)。
こうなって来るとそのニュアンスが強いFFM2も気になってならぬ。
やっぱ・・・・買おうかなぁ・・・・。
そう言いつつ、最近はこれも大変に気になっている。
ファズのマイ・ブームは未だ続きそうな予感。
そんな練習で御座いました。
メンバーそれぞれ良いところがあっても、客観的になれないぶん、リーダーさん含めて自分の良さに気づかないものなんですかね。
そういえば、昨日は花菖蒲を撮影していたら、見ず知らずのオバサンから「イケメンのカメラマンですね」などと言われた自分。 …おれ、イケメンなのかな?w
…と、思ったら「イケメンのカメラ」と言っただったようで orz