リーダー

リーダーです。

この土日は近所の氏神様のお祭り。

「屋台の味は母の味」を自負するワタクシ。当然の如く出撃・・・・かと言うと自粛。四十九日までは祭り事は自粛した方が良いらしい。知らなかった。

聞こえて来る祭囃子に、漂泊の思い募るも超人的な精神力で自粛。

焼き鳥ぃ、鮎の塩焼きぃ、焼きソバぁ・・・・。

さて、しつこい様だが我が愛器はArchtop TributeはAT130である。

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メイン・ギターであるが故に、ちょっとでも気になる箇所は調整したい思いが止まないAT130。

そんな訳で、先のBlogで書かせて頂きました通り、改造と言うかパーツ交換を施すべく、向かうは観音裏はNaked Guitar Works

リーダー「ハロー・ワールド」

N.G.W「最近頻度高くないか?高いだろう?」

リーダー「上客の来店に随分な対応じゃないか。さ、ポットの交換、ブリッジの交換、総合メインテナンス、宜しく頼むぜってこれなぁに?」

N.G.W「ああ、ファイターズの練習ボールですよ」

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リーダー「ななななななななんでこれがここに?」

N.G.W「ああ、ちょっとした知り合いに頂きまして・・・・」

リーダー「スワローズ・ファンなのに?」

N.G.W「そうなんですが・・・・お断りするのもどうかと思いまして」

リーダー「仕方ない。ファイターズ・ファンのワタクシが受け取ろう」

N.G.W「ああ、駄目です。頂き物ですし、嫌な客が来たらぶつける用なので・・・・」

リーダー「おい、こっち向いて振りかぶるな」

パーツ交換したのは上記の通りポットとブリッジ。

先ずはポット。デフォルトの500㏀のポットに戻しましたw。

リアのハイを抑える目的で250㏀に交換したのですが。期待したのはリアの中低域が(相対的に)目立つ事だったが、それ以上に「元気が無くなったなぁ」と感じましてね・・・・。

そんな訳で元に戻した次第。どちらもCTS製品で御座います。

戻した感想は、うん、ハイが云々・・・・じゃなくて、元気が良くなった感じ。

どちらが正解って事じゃなくて、こっちの方が好みってだけで御座います。てか、フロントを変えるべきだったなぁと今にして思ったがもう遅い。

次にブリッジ。

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Freedom Custom Guitar ResearchさんのLockable Bridge。製造は世界のGOTOH。変更前も同製品なのだが、駒をチタンのそれにした(変更前の駒はブラスのものなのだが、共鳴が気になりどうせ変えるなら気になっていたチタン製にしてみた。溝は切ってありますが、弦に合わせ調整して頂いております。弦間ピッチを考慮して、ブリッジ変えるならナットも交換した方がベターとの見解を持つ僕ですが、同じメーカーの駒だけ違いなのでナットはそのまま。

チタン製の駒は、①サスティンが伸びる、②分離が良くなる、がその特性と上記リンク先に記載があるが、感想は「すっげぇ変わる」でした。

でもですね、上記リンク先の特性とはちょっと違うように思ったのですよ。

凄く感じたのはサウンドの「軽さ」。倍音が抑えられる感じ。

倍音が抑えられた結果の分離の良さ、は、その通りだと思うのですが、サスティンはちょっと違うんじゃないのかなと思った。

ディケイが整えられる感じで、サスティンが伸びると言うよりばらつきが無くなると言うか・・・・。その結果か、膜が取れた様な心地良さを覚えた次第。「ブライトさ」と言うのとは違う「明瞭さ」があると思います。
特に巻弦での効果を顕著に感じました。

生音レベルの違いがアンプを通してどう変わるか、は、バンドで試してからにします。変わらない筈が無いなってレベルの違いだけれど・・・・。

個人的にはとても気に入りました>チタンサドル。G6120DCも交換しちゃおうかなぁ・・・・。

序に総合メインテナンス。

最近自分でネックを調整したのですが、ブリッジを変えたので「プロの基準」が知りたくて。

結果はと言うと・・・・、うん、やっぱプロはすげえよって思いました。

歴だけは長いギター弾きなワタクシで、様々な種類のギターを弾いてきましたが、設定の「基準」ってギター本体(勿論弾き手も)によって違うと思うんですよね。「6弦12フレットで何ミリ・・・・」ってのは基準の一つに過ぎず、違いがあるんじゃないかと思う次第です。

で、やっぱ(信頼出来る)プロって、ギターそれぞれの「あるべき姿」が把握出来て、それを以っての設定をしているって、ある様に思います。

AT130の場合、ヘッド角は急でテンションが強く、一方のテールピースは長めでテンションが弱い訳ですが、そう言う「個体の癖」でメインテナンスを変えている様に思います。「基準はこうだから」しか言わないメインテナンス屋さんも居るのは知っておりますが、Naked Guitar Worksは違うんじゃないかなと。

そんな訳で、非常に満足行く状態になったAT130。

なんかこれが「終のギター」なんじゃないかなぁと言う気がしなくもない。