リーダー

リーダーです。

水無月も半ばともなれば夏を感じざるを得ないかと思えば梅雨冷の様な天気が続く今日この頃。

僕はと言えば、相変わらずFuzz Face Miniに夢中になっているのである。

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手持ちのFuzz Face Miniは3機種。FFM1FFM3、そしてFFM6

前回練習の録音物を聞いても「やっぱええのう」とスケベ親父丸出しでグフグフ言って家人に気持ち悪がられるばかりだが楽しいんだから仕方ない。

ビクシ君からは「うるせえ」と言われるばかりのファズだが、録音物聞く限りアンサンブルでNGじゃないと思える内容だったし・・・・大体ビクシーの野郎も結構ファズ使ってねぇ???

彼は時々俺の音に寄せて来る事がある。結果、他のバンドでは起こらないであろう「ファズ被り」「フェイザー被り」「フランジャー被り」等の謎なハレーションが起きる事が結構ある。

最初は「リーダー、あんたに任せちゃおけねえから俺がやりますから引っ込んでて下さい」とのメッセージかと思い、「じゃあ任せるねっ」ってな趣旨で僕が使うの止めれば何故か彼も止めてしまい、今度は謎の静寂が起こり混乱したものである。

その経験値から、どれだけ嫌がられようがファズは絶対使い続けてやろうと思っている。うん、止めないからね?

まぁ、それは兎も角。

そんな訳で家でもFuzz Face Miniを繋いでグヘヘヘヘしているワタクシだが、思い立って他の方のレビューなんぞを読んで参考にさせて頂こうと思えば、これがもう本当に同じエフェクターかって位千差万別なレビューで驚く。

Fuzz Face Miniの設計に携わったJeorge Tripps曰く「Fuzz Faceはそれ自体が楽器」との事だが、それを裏付ける様な感じ。Fuzz Faceって面白いなぁ。

こうなりゃFFM2とかFFM4とかも欲しい訳だが(後者は生産中止だっけ?)、まぁ機会があればって程度の物欲しかない。手持ちの3つで充分に楽しいからね。

どこかで良い出会いがあったら買いましょう。

さて、週末。

と、書き始めてみたものの、なんせ今週も書く事が無い・・・・w。

書く事無いなら書かなきゃ良いじゃねえかと思うのだが、以前書くのサボったら「なんで更新が無いんだ?」とのご指摘を複数頂き、なんか義務感を感じている。まぁ、徒然なるままに書いてみましょう。

・夕食にお粥を続けた

今週の夕食はずーっとお粥だった。

別に罰ゲームではなく、月曜日に胃痛を覚え、翌日に家人にお粥を作って貰ったのだが、これがなんとも美味しく、以来続けて貰ったのである。

お粥に美味いも不味いもあるかと言われるかもだが、なんか美味い。美味いったらない。芥川龍之介の芋粥の主人公の気持ちが分かるのである。

元々胃腸は弱い方で、夕食は軽くが望ましいのであるが、口が卑しい所為かついつい食べ過ぎる事があり、下手すりゃ夕食後も何かつまんでしまう事すらある。

不思議とお粥だと満足感と満腹感が大きく、お粥、佃煮、漬物程度で充分。

食の不思議を思った今週であった。

・粋じゃない

某漫画の表紙カバーに対して「配慮不足」とのコメントが殺到しているとのニュースを読んでウンザリした。

SNSの発達で匿名の批評家が多くなっちゃって、この手の批判をする人に接しちゃう機会が増えた訳だが、批判内容の是々非々は兎も角、この手の安全圏から批判するやり口がどうにもこうにも好きになれぬからである。配慮しろとの台詞にはうんざりだから配慮してくれ(ん?)。

この手の人達がどうにも苦手でならぬのは、どうやら遺伝子レベルなのかも知れぬと思った。

と言うのが、某共〇党さんと喧嘩した亡父が、集団でやって来た党員に対して「つまらん事で大騒ぎして、全く粋じゃねえなぁ、あんたら」と言ったのを横目で見ていた中学時代。どちらが正しいかなんてのは正解が無く、勝てば官軍負ければ賊軍が罷り通る世界に薄々気が付き始めた思春期に、「粋か粋じゃないか」の二元論で返した亡父の台詞がすーっと身体に入って来て、以来なんともしたり顔で批判する人が嫌で堪らぬ。

因みに、その某共〇党と亡父の喧嘩の原因は、飲み屋で党員さんが女将さんに難癖付けて(既婚者なのに口説いて断られたんだそうなw)、見かねた亡父が女将さんを庇ったからだそうで・・・・政治的思想の相違による揉め事じゃないってのが亡父らしくて宜しいが、女将さんに振られたからって仲間集めて態々政治的な問題に転嫁して家まで押しかけて来る行動力は今思っても中々だと思う。

で、やって来たその党員さんがどうなったかと言うと、娘が姉の同級生と分かった瞬間に動揺し始め、挙句「〇〇ちゃんのお父さん、女将さんにHな事したいって言ったって本当なんですか?しかも・・・・赤ちゃん言葉でwwww」と姉に言われてなんか土下座して終了。何故姉がそれを知っているかと言うと、女将さんと同じ茶道教室に通っていたから。てか何の話してんだ女って怖い。

「娘にはどうか言わないで下さい!」と泣いてた姿は粋じゃなかったが、「ケチな飲み方しといて女将さんのおっぱい触りたいとかケチな事言ってんじゃねえよ!お前よりドーンと呑んでるけど俺だって未だ触ってねぇ!」と言ってたのがばれて母に殴られていた亡父も粋じゃないな、うん。

・思わぬ所から朝顔が発芽した

三社祭のその日に朝顔の種を蒔いて、それが芽を吹き蔓が伸び・・・・ているのだが、蒔いた記憶が無い場所から芽を出しているのに先日気付いてなんか得した気分。

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芽を出すには遅過ぎる気がするが、育つと良いなぁ。

亡くなった義母の遺品に、「四十九日までね」と水をあげている家人が、毎朝取り替える水を朝顔にまいている。

その水の余りを使っていない鉢の土にまいていたら発芽したらしい。種は・・・・多分弾けてたんだろう。それ以外考えられぬ。

花を愛で、緑の手(植物を育てるが上手い人の比喩ね)を持っていた義母の水だからかなぁと思ったり。

・ミックスダウンしてみようかと思って止めた

世界で最も待望されていないと専らの評判であるフジコ・オーバードライブの次回作CD「Hotel Oregon Banquet」。

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ジャケットのピエロと化したワタクシの似顔絵には悪意しか感じられず、実際それを指摘してみれば

ビクシ画伯「悪意?それしかありませんよ?」

と言われる始末。野郎がスマホで書いた絵のデータが全て消えたのは俺の呪いであろう。

そんなHotel Oregon Banquetであるが、ベースの大先生のミックスダウンが難航しているらしい(ベースの大先生の曲以外は完了している)。

元々、ミックスダウンは紆余曲折あってワタクシが担う事となったのだが、ワタクシのミックスダウンに「俺のイメージと違う!」とベースの大先生から指摘があり、「流石に他人の俺が君のイメージを具現化するのは無理だわごめん」と大先生の曲のミックスはご本人にお任せとなったのだが、どうやら思い通りには行かないご様子。

ベースの大先生「DAWで聞いてる分には良いんだが、ミックスダウンすると変に圧縮されて駄目だ」

ミックスダウンの難しさに長年翻弄されて来たワタクシにはそれが痛いほど分かる。使用しているDAWソフトが違うので指南などは一切出来ないし、同様の経験をし、それなりに得た経験則から出来上がりをイメージして各パートのエフェクトを弄る様になって久しいが、それでも満足行く仕上がりとは言えないレベルの技術なので指南する資格も無い。

とは言え、僕の私生活が色々と落ち着き、「そろそろライブの日程でも組もうか」と言う段階にあるので、ライブで配布する(=押し付ける)CDはボチボチ完成させねばならぬ。

「難航しているならもう一回僕がやってみようかなぁ」とDAWソフトを立ち上げみたものの、NGだった自身のミックスを聞き直して止めてしまった。

そもそも、指摘が多いベースの大先生の曲は可成り気を付けてミックスし、個人的には「これ以上は無理!」とのレベルで仕上げたので、これ以外の回答が用意出来ないなと気付いたのである。

と言う訳で・・・・頑張ってね、大先生っw。

・AT130の改造を画策している

最近すっかりお気に入りのArchtop TributeはAT130

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既に彼是改造をしているのであるが、以下の改造をしようかと余計な事を画策。

①リアのボリューム・ポットを元に戻す(250㏀⇒500㏀)

思う所あってリアのボリューム・ポットを500㏀から250㏀にしたのだが元に戻そうかと思う。

リアのハイを抑える目的の交換。期待したのはリアの中低域が(相対的に)目立つ事だったが、なんか「元気が無くなった」な感じでね・・・・。

これはこれで嫌いじゃないのだが、ファズを使うならハイは出る様にした方が良いだろうと決断。元のポットもあるしね。

②ブリッジの交換

現在使用しているのはFreedom Custom Guitar ResearchさんのLockable Bridge

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中古で買ったものなのだが、共鳴が気になり(共鳴が発生し難い構造の筈なのだが・・・・)、交換しようかなと。

駒がブラス製なのだが、どうせならチタン製を試してみたいと思って・・・・ポチっと。

チタンは「鉄より軽いけど硬い」んだそう。質量とサスティンは比例するとの見解を持つ僕であるが、チタン製品の駒は「サスティンが得られる」とのコメントを複数拝見し、「え?マジ?」と以前より気になっていたのでこれを気に。

Lockable Bridgeは、ミリ規格インチ規格に対応する製品となっているものの、対応不可なスタッドがあるともどこぞで読んで「大丈夫かな」と不安になって気付く。

「そもそも、Lockable Bridgeマウントしてるんだから合わない筈ないじゃん」

ギターの改造は、時に己の馬鹿さ加減を反省するに役立つと思う。役立つが改善はしないのが残念でならぬ。

ステンレス・フレットにもしたいのであるが、なんせ工数が1カ月以上かかるので逡巡。

話は逸れるがギターのビビりに対して世のギタリストの皆様はどれ位の許容範囲をもっているのであろうか?

吾輩の場合は(ネックが反っているのでは無ければ)「アンプ通して気にならなければOK」が基準で、実際AT130も強く弾くと(可成り強くのレベルだけど)少しビビるフレットがある。

人によっては少しでもビビったら擦り合わせ・・・・とかなんだろうか?

以前は生音で少しでもビビったら嫌で部分擦り合わせ含め対応していたのであるが、無意味に思えて止めてしまった。

箱モノは生音が大きいのでビビりは目立つ。アコギなんぞだと気になるんだろうなぁ・・・・。

・黒船亭に行こうと家人を誘ったら叙々苑になった

黒船亭に行きたいと予てから思っていた。目的はビーフシチュー。

牛肉、特に牛の焼肉を食すを好まぬワタクシだが、ビーフシチューは好みであり、時々無性に食べたくなる。

黒船亭は、ジョン・レノンも訪れた事があると言う噂があり気になっていたのであるが、諸々落ち着いた家人への労いを口実に行くには良かろうと誘えば何故か叙々苑に。

しつこい様だが牛焼肉は好まぬのである。

「同じ位の値段なら叙々苑、叙々苑叙々苑・・・・」と念仏を唱える様に呟く家人に押され叙々苑に。

しつこい様だが牛焼肉は好まぬのである。

今回のワタクシの失敗は「家人の労い」を口実にした事である。そりゃ、家人の希望に沿わねばならぬ。

因みに、叙々苑に行ったとしてもそれなりのお値段で収まるのが我が家。

僕が「ホルモン焼き定食」となる事が一番の理由だが、これで僕が牛カルビだ牛タンだのしてたら結構お高く付くだろう事は想像に難くない。家人が「安くて沢山」より「少なくて良いから好きなものを」な人物であることも大きい。

それなりのお値段は、ワタクシのエフェクター売却代金と相殺される事となった。

うん、何か色々とおかしい。

そんな、週末。