リーダー

リーダーです。

卯月も一週間を過ぎれば、関東の桜はほぼ葉桜となり、人の目を奪う季節を過ぎた今、来年の花を咲かす為に葉を茂らせ日の光を一身に浴びているその様は、人の目を奪う事などどうでも良い様な、しれっとした佇まいで中々に清しい。

そんな麗らかな週末の土曜日。

看做し独身のワタクシは、どうれ暫く振りに楽器屋へでも行こうか、と家を出る。

近所の小学校の周辺を通り過ぎた時、小学校低学年と思しき男の子と女の子がいて、男の子の方が「ディズニーシーはしってるけど、AとBは何処にあるの?」と女の子に聞いててなんか感心する。その着眼点は中々。

御茶ノ水に歩を進めれば、この時期恒例の新社会人と思しき若人が、高級ギターのローンを組んでたりして微笑ましいったらない。

今日一番可愛らしかったのは、坊主頭でほっぺが赤い中学生と思しき少年が「B'zみたいな音出るギターが欲しいです」って店員さんに相談していた光景。

店員さんが真摯に対応された事を願って止まない。言うまでもなく「あー、それならGibsonのLes PaulとKlonのCentaurが必須だね。50万円は必要だけど?」とかが真摯って意味じゃない。

頑張れ、少年!

かく言うワタクシはと言うと、彼是見て回るもグッと来るものは無く、
James Bay SignatureのEpiphoneのCenturyに少々惹かれた程度でした。



Thin Bodyで弾き易そうだなぁ・・・・。

その他では、夏頃に発売が延期とされつつ近頃販売され始めたNutubeを搭載したTS808がちょっと気になった程度。このペダル、一体どんなギタリストをターゲットにしているのかやっぱり分からずスルーした次第。トランジスタアンプのSend~Returnに繋いでチューブアンプっぽいニュアンスを出す・・・・だろうか?ううん。

その趣旨であれば、VOXのNutubeを使用したアンプの方が汎用性がありそうな気がする。てか、欲しいんだよなぁ。



最近は種類が増えて5種類となった様ですが(販売は未だかも)、欲しいのは「Clean」。

自宅録音で使えそうとの趣旨で欲しいのだが、そもそも次回作CDの録音は完了しており、使う予定が無いのでなんとも食指が動かない・・・・訳でも無いw。てか、欲しい。A3GPに不満は無いが、A3GPより安易に使えそうな感じが堪らなく良い。

買おうかな、と思ったが、上記VOXのアンプは可成りな軽量、小型なのであるが、とは言え嵩張らない訳ではないので、春の夜の街を散歩もしたく、買うにしてもネット・ショッピングで済ませてしまおうと考え、御茶ノ水を後にした。

そう言えば・・・・。

その意味のみならず、その語感すらも嫌悪感が伴う言葉が僕には幾つかある(「幸せのお裾分け」だの「感動を有難う」だの・・・・もうInsect VinegarがRunする)。

その一つに「賢い消費者」ってのもある。何と言うか・・・・ケチ臭くて・・・・いや、欲深い感じで嫌なのだ。

「損をする事」は誰だって嫌だろうが、欲深さを出すってのは、なんとも卑しく思ってしまう。

実家の全員は、お金に対する執着が希薄な方で、それ故に裕福だった事は一度も無いが、さもしい事も無く、僕はそれで良かったと今でも思っている。

そんなワタクシが考える「賢い消費」ってのは、「安く手に入れる」ではなくて、「安心して手に入れる」なのである。故に、個人売買は嫌だったり、「これは長く使うであろう」ってものは中古品を避けてしまったりする。

母も同じ感覚なのか、「あのお店でこれを買って来て」と言う指示をよく受けていた。付き合いもあったろうが、それだけって訳でも無かった様に思う。

ネット・ショッピングでも、安心出来る店を選択する傾向があり、故にイケベ楽器リボレ秋葉原店のネット・ショップで探してしまう俺だったり、する。

閑話休題。

御茶ノ水を後にし暫し散歩。

本日のBGMはRoxy Music。一番好きなアルバムは「For Your Pleasure」。



レコードを起こしたものか、ノイズが多いがそれが心地良い。

Roxy Musicは3枚目までいや、ENO在籍時の2枚目迄しか聞かないワタクシ。

ForYourPleasure_Inside_Eno-e1392831447464
(血気盛んな頃のENOさん。少しばかり歌丸師匠似なのは気の所為か)

「For Your Pleasure」では、タイトル曲にしてエンディング曲のドラムの音がなんか好きだったりする。



1枚目も聞いたんだが、1枚目ではIf there is somethingがやっぱ好きだなぁ。



そんなん聞きながら、少しばかり散歩をし早目の帰宅。VOX のアンプをポチっとしようかなと思うも、ま、未だいっか、と先送り。

次回作CDの録音が終わったと言う事は、それは曲を作らねばならぬと言う事でもあり、では作ろうかと取り掛かる。

曲を作ろうと思って作れるものではなく、ううんううんと唸る訳であるが、唸って出来るものでもなく、「これはきっとアレだ、ギターを弾きたいと言うモチベーションを高めないと駄目なんだ!モチベーションアップには何が必要だ?うん、アンプだ!」との屁理屈で、結局VOXのアンプをポチっとしちゃうワタクシ。

己の不甲斐無さを物欲に転嫁するのは資本主義社会では重要な行動である、と、よく分からぬ理屈で自分を納得させたのであるが、バンドの事前練習でも、曲を作る時でも、何と無く音楽を流してギターを弾く時でも、一切アンプに繋げないワタクシ。アンプを使うのは録音の時とエフェクターを試す時だけであって、本当に今アンプが必要だったのか、いや、そもそもこのアンプが必要なのかは考えない様にした。

そしてポチっとした事に満足し僕はギターを置いたのである。言うまでもなく曲なんぞ出来ぬ。

CDを1枚作るに辺り、何と無く僕が5曲作るのが不文律となっているのであるが、別にそれに不満がある訳ではないのだが、メンバー欠席時の練習用に「時間を持て余さない様に」とさして考えず作った曲が幾つかあり、実際それらを練習した事がある。

その全てを「流石に安易過ぎやしないか」と没にしたのであるが、時折ビクシ君が「あの曲とあの曲は没じゃなくて良い出来栄えだった」との発言をしており、いざとなったらそれ使い回せば良いやと思っているのだが、最大の問題は僕が全くその曲を思い出せないと言う事である。うん、もうあれだ、この世に存在しない曲なのだどうしよう。

そんな葛藤の中、僕はシチュー作りに取り掛かる。

義母の見舞いで帰省してる家人であるが土曜日は戻って来るのが最近のデフォルト。

流石に見舞い疲れもあろうと、日曜日の食事は吾輩が作ろうと決める。

昼はクリーム・シチュー、夜は海老とアスパラとベーコンのガーリック炒め、うん。完璧である。

何が完璧よ?と言われるかもだが、平日は家人が居ない為に食材を買い溜め出来ぬ此処最近。家人が居る時に消費し切れる食材での調理と言うのを意識しなくてはならぬのである。

ワタクシが作るクリーム・シチューはブロッコリーが肝も、残念ながら無いので普段と異なるが、まぁそれなりな味に仕上がった。

日曜日の昼食を土曜日に作る・・・・ちょっと考えるとおかしいかもだが、やっぱ煮込み系は1日寝かせると味が違うんだよ、うん。

料理後、次回作「Hotel Oregon Banquet」の収録予定曲「君は狂ってる」の動画(?)を作成。



この曲はFender JapanのJaguarで録音した。因みに左チャンネル。

securedownload

彼是改造しているので「これがJaguarの音です」とは言えないと思いますが・・・・w。

この曲のクリーン・バッキングはプリセット・スイッチをON・・・・要するに、プリセット・トーンで録音した。あんま使う人いないと思うけどw。

籠った感じの音だけど、アンプ側でハイを思いっ切り出すとこんな感じになる。で、Jaguarの暴れる感じは結構抑えられた音が出ると思う。3:16でクリーンのバッキングが聞こえるんですが、その音は凄く好きで、これからも使うと思う。

多分だけど、Jaguarの肝ってやっぱポットの様な気がするなぁ・・・・。やっぱポットを250kΩにしようかなぁ。

歪みはSoul DrivenにPhase90を合わせて作った音。Jaguarのピックアップはフロント&リア。

粘っこい感じではなく、適度に高域が暴れる感じで、この暴れる感じは何気にミックスし易かった。適度に抜けてくれるので。

Jaguarはメインで使う気にはなれないのだが、録音では良い仕事するなぁ・・・・。

そんなんしてたら義母の見舞いから家人が戻る時間。

看病で疲れているだろうから近所で外食。何度も行っているのですが注文するメニューはいつも同じ。何食べても美味しいお店なのだが、なんか変えられない。

そんな風が強い週末で御座いました。