リーダーです。
黒歴史の地雷原である我々のCDであるが、その次回作「Hotel Oregon Banquet」のギター録音をこの土曜日に行った。
既に5曲録音済で、残りは5曲。
ドラムのTakayuki君、ベースの大先生の2名が終了したデータをSDカードごと先の練習で受け取ったのであるが、1曲はデータ破損で読み取れず、1曲は録音そのものが入っていないと言う難儀。
データが生きている3曲の録音を先の休日に行ったのであるが、ビクシ君の楽曲「マトリョーシカ」以外は気に入らず改めて録音しようと決断。
又、破損していた1曲、入っていなかった1曲は、ドラムとベースのデータを別にメールで取得していたので、入手したデータをMTRに読み込めば対応可能・・・・の筈も、とある事由でMTRに読み取れず「さて、如何致そう」と悩んで、結果「こう言う手法なら読み取れる筈」を試したら・・・・読み取れた。可成り面倒な手順なんで推奨しないがw。
極めてアナログな手法でデジタルのデータを取り込んだのであるが、マニュアル読んでもネットで調べてもワタクシのやり方は見付けられず、果たしてこれで問題ないのか不安であるが、まぁ、取り合えず録音環境は整った。
先の休日の録音の失敗は、機材の選択が良くなかった事、オーバーダブするギターを余り考えていなかった事、ドラムとベースの録音をしっかり聞いてニュアンスを掴んでいなかった事がその要因であり、それを対処して録音を開始。
ギターは、Rickenbackerは360C63とFender JapanのJaguarを選択。
360C63、Jaguarは、共にソリッドなサウンド。終了した5曲ではArchtop TributeはAT130を使ったが、今回録音した5曲はリフが多く、AT130の箱鳴りよりソリッド感を欲した次第。
で、Jaguarの弦交換を始めちゃうワタクシ。
ギターレストにJaguarを置いて・・・・
弦を外す。GOTOHさんのマグナム・ロックは弦交換が容易で宜しい。加えてテンションが一定に保たれるのも好ましい。テンションは(ポストに弦を巻き付ける回数が減る故に)下がるのでリテイナーを追加。ストリング・リテイナーが2個って・・・・なんか怪しいから好きw。
Sugiの指板オイル。これ、良い品だと思うんだけどもう売ってなくてね(多分)。大事に使っております。
Jaguarの指板。ビクシ君から譲り受けた(のかStratocasterと交換したのか今一不確かw)時は長時間放置されていたのか、フレットのバリが酷かったがメインテナンスして復活。中々良いローズ・ウッドに思います。この後フレット磨き。フレットが綺麗だと気持ち良い。ステンレス・フレットはいつもピカピカで良いよな。手持ちのギター、出来れば全部ステンレス・フレットにしたい。
弦はElixer。ゲージは0.10~0.46ですが、Jaguarには0.11~0.49でも良い気がしている。
Mastery Birdge。見た目と性能が宜しくて好きだ。そう言えば、360C63もMastery Birdgeだ。今回の録音はMastery Birdgeのギターを選択した・・・・と言うのは後付けの理由。
弦交換も済ませ、録音開始。
で、結果は・・・・うん、まぁ、満足。
苦労したのは、自分がメインで弾く「満身創痍アート」と「マトリョーシカ」の2曲。
両方ともビクシ君の楽曲で、ビクシ君が歌うが故に僕がメインで弾いているのだが、前者は特に好きな曲なので頑張ってみた。
「満身創痍アート」は、なんかこうゴージャスな感じにしたくて手持ちの空間系エフェクターを彼是と試し、歪みペダルにコーラスとフェイザーを深くかけて、ギターも同じパートを音色を変えて敢えてオーバーダビング。
自分で聞いてても嫌になる位に五月蠅いw、が、派手な感じに仕上がって個人的には満足。手前で弾いて手前で満足してりゃ世話ないな、と我ながら思うが、自分で満足出来るって、実はそんなに無い様な気もする。
「マトリョーシカ」ではメインのリフをファズでオーバーダブ。ファズの毛羽立った感じはやっぱり気持ち良いなぁ・・・・。
残り3曲は僕の曲で、メインはビクシ君が弾くので、ビクシ君のギターを確認しながらちょっとだけ味付けする感じに。ボーカルが入っていないとついついギターでメロディを弾いちゃったりするが、大体が歌メロと合わない、と言うか、歌い難くしちゃうだけだったり、する。
基本クリーンのコード・バッキングにJaguarのプリセットを使用。
使わない人が多いサウンドかと思うが、「粒立ちを敢えて目立たせないコード・バッキング」としてすごく良いと思った。
又、プリセットじゃないJaguarのサウンドは、暴れる感じがアンサンブルで抜けて来て良いなぁと思うも、弾きなれているからかついつい360C63を多用しちゃったりw。
普段使わないフェイザーとトレモロを多用。フェイザーはバッキングではPhase45をメインに。
Phase90も使ったが、バッキングには薄味のPhase45の方が合わせ易いかなって事でPhase45を選択。
この動画見てPhase45を買ったのだが、動画の中にあるSex Pistolsの「Anarchy in the UK」のサウンドは大変に好み。
久々に使ったがやっぱりPhase45が好きだ。好きなんだけど・・・・ONで音量下がるのがなぁ・・・・バンドで使うには難儀。
と言う訳でギターの録音は終了。
明日は歌入れに近所のスタジオに行く心算。
ギターの音が格好良いから歌入れしたくない・・・・w。
あ・・・・気が付けば3月11日だ。
ワタクシはアンプの底面に超強力両面テープでホームセンターで仕入れたゴム足を張り付ける、という間(の抜けた)改造をしておりました…数日前キャビネットを手に入れたのてますが、アンプの足が思いの外短くて、キャビネットの上部のハンドルのところを跨がなかったためです。
ご自宅の写真を見ていつも思うのですが、北欧風というか、統一感のある綺麗なお家で羨ましい限りです。
ワタクシん家は…………えーと、本と楽器とCDとDVDの間にベッドがあります、ハイ。