リーダー

リーダーです。

働き方改革」と言う言葉がある。

国を挙げての取り組みで、それに反対する理由は一切無いどころか、総労働人口の減少を考えると、その取り組みは必要に思う。

残念ながら、それが機能する土壌は未だ出来上がっていない様にも思え、「やれなくは無いけど支障は出る」と言うのが現時点の環境ではないかと。

まぁ、趣旨を理解して行動して、次の世代に渡さないと拙いよなぁ・・・・と思ったり。

この土壌が育つか否かは働き手のマインド次第に思う。「働き方改革」を「自分(だけ)最適化」の道具と考えている方と時々遭遇し、「・・・・ん?」と思う事もあるが、それを認め過ぎると、却って環境は整備されないだろう。

少し話は逸れるのだが、時々「自分は輝いて生きる権利がある」的な行動、言動をされる方と遭遇するが、その手の方の多くが、言ってるほど出来ていない、例えば「勉強?して来ましたよ?⇒言う程やってない」を感じざるを得なく、「あのさ、何を根拠に、出来てる、やってるって言ってるの?」と本気で伺いたくなる事がある。

傍から拝見して、大変に痛々しい。

その手の方も心地良く生きられる世の中の是々非々は兎も角、見ているこっちが大変に恥ずかしくなり、取り敢えず距離を置くワタクシ。

大人になると言う事は、自分が極々普通の平凡な人間であると気付く事に近いしいと思う僕であり、他者に対しても、「貴方は確かに世界に一つだけの花かも知れませんが、別にそれは珍しくも無いし貴重な存在と言う訳でも無いと思いますよ?」とも思ってしまう。

こう言う事書くと「冷たい」と言われそうだが、いや実際僕は冷たい人間だと自覚しているが、他者に対する必要以上の許容は侮辱に近しいかと思う。馬鹿になる事を止めはしないがアシストするのは違うだろう。

そんなワタクシであるが、「痛々しさを自覚して敢えてやる」ってのは、これはもう愛でてしまう行動原理なのである。

例えば、「お前それ業務用だろ?」としか言い様がない4Kの65インチ有機ELテレビを購入しX BOXやるとか、「もう髪の毛一本入らないって!」と言う物理限界を超えるだけの物に溢れた部屋に居ながら更にドラムセット買うとか、ネスカフェはゴールドブレンド赤ラベルを愛でる人ですら違いが分からないエフェクターを揃えるとか・・・・は、「ワタクシは狂ってると自覚がある狂人です」と言う行動体系に思え、それは認めて然るべきじゃなかろうかと思う。

さ、自己弁護が終わりましたので、2017年のエフェクターを振り返りましょうか!

色々と買って、使い続けたものもあれば使わなくなったものもある。

気に入ったにも関わらず、敢えてバンドでは使っていないものもある。

一個一個書くのもアレなので、ちょいフォーカスして書きましょうか。

Sweet Honey Overdrive Deluxe

securedownload (1)

「低域をタイトに纏めるエフェクターが欲しい」との趣旨で購入したが、トランスペアレント系オーバードライブにある「弾き手のニュアンスにリニアに反応する仕様」が、ポンコツ・ギタリストたるワタクシにはToo Muchに思えたものの、これで後段の歪みペダル(アンプではない)をブーストすると気持ちが良いと言うか、それをする時はリフやソロを弾く時な訳で、そんな際にはニュアンスが出るペダルだと操作し易いと気付かせてくれた記念碑的なペダル。音の密度感を操作するとの趣旨で弄ると取り掛かり易いペダルに思います。

購入動機と使用方法は違いましたが、これは良いペダルだと思います、はい。

OD808

securedownload (2)

「コード・バッキングは適度なコンプレッション感がありつつも味付けが少ないペダルが良いんじゃないか?」との趣旨で「薄味なTS系」との認識で購入。Sweet Honey Overdrive Deluxeでブーストする事を前提に購入したが、個人的には素晴らしいと思うペダル。

解像度は高くないし、分離感も良い訳じゃない。Tube Screamer程中域に癖がある訳じゃないので、「アンプをブーストして美味しい帯域を持ち上げる」にもベストな選択とは思えない。レンジも広い訳じゃない、が、「大きな癖が無い分アンサンブルの中で過度に目立たない感じに纏めてくれるペダル」として大変に優秀。

「基本となる歪みはこれで作って、他のペダルで味付けする」と言う使い方が僕にはベスト。ブースターとしては癖が無い分評価はし難いかと思うが、「クリーン・ブースターとかでブーストするのは格好付けている感じで嫌だ」と言うマインドと言うか、「ごちゃごちゃ言うなよ?これで充分だろ?」的な漢気と言うか、そんな方には是非お勧めしたい。

Carbon Copy Bright

securedownload

長らくディレイを使って来なかったワタクシですが、サウンドの良さに惹かれて購入。ディレイは、目立たな過ぎても目立ち過ぎても駄目、がワタクシの接し方ですが、それを体感させてくれたペダル。

アナログ・ディレイ程引っ込まないけど、デジタル・ディレイ程前に出なず、アンサンブルに奥行きを持たせてくれたり、リフやソロで煌びやかさを出してくれたりと重宝している。



自分達の曲での紹介で大変に申し訳無いが、この右チャンネルのギターでは、クリーンでも歪ませても踏みっ放しで使っている。2:03辺りでTS9との組み合わせでソロっぽいフレーズを弾いていますが、このサウンドは個人的には凄く好きである(自画自賛で気持ち悪くて申し訳ない)。

・コーラスを見直す

securedownload

コーラスは、リバーブを好まずクリーンを多用する僕には生命線的なペダルで「クリーンのコードバッキング」とか「リフやソロのアクセント」等でと使用頻度が高かったのですが、上記Carbon Copy Brightにあるモジュレーション・モードでそれを担う事が多くなり位置付けを見直した。

それまではCE-5のイコライザーを重宝していたが、アンプの設定を変えた事で邪魔に思え、CH-1を購入してみたのだがバンドでは未だ試していない。

バンドをやってて、コーラス・ペダルを外した事が無い僕なのであるが、その位置付けが少し微妙になって来ている感じ。

アクセント的な使用と言う事であれば、フェイザーやトレモロなんかの方が悪が強くて面白いかもとか思う部分もあり、来年はコーラスを外すと言う選択を取るかも知れないなぁと思っている。

転換期、なのかも知れませぬ。

と言う訳でエフェクター2017で御座いました。

今日は大掃除&家人の所望でしゃぶしゃぶ、なのですが、牛肉を好まぬワタクシは、こっそりと握り飯をほうばってから行く算段である。

多分、今日はもう更新しないで御座います。