リーダー

リーダーです。

お寒くなりましたねぇ・・・・。

つい数ヶ月前までは暑い暑いと文句を言っていた訳で、地球の公転速度と言うのは可成りのものだとつくづく実感する(ざっと計算して秒速で大体30㎞?自信無し)。

そんなスピードで動いていたらそりゃあ季節の移り変わりと言うのも早いものだと納得し、そう言えば公転のみならず地球の自転も、地元(北海道)に住んでいた時に計算してみたらマッハ1だと分かり驚いたのを思い出した(こちらも計算間違いだったら御免なさいよ)。

で、学校の先生に(静止衛星ではない)人工衛星が肉眼で見えると聞き、時間と方角も教えて貰い「マッハ1を肉眼で見たらどんだけ早いんだろう?」とワクワクして空を見て待てば、見えた事は見えたけどそんなに早く感じず、なんかガッカリしたのを覚えている。

何故そう早く見えないかを後々その先生に教えて頂いたが、既に興味は薄れ聞き流してしまったのは未だに失礼であったと思う。うん、すいませんでした。でも、僕が見たかったのは「見た事無いスピードで動く物体」だった訳で、理屈はどうでも良かったんです・・・・。

そんな訳で寒い11月の中旬。ちょいと仕事で珍しく外出が続き、出先の一つが御茶ノ水。楽器屋さんを目の前に寄らずに居ると言うストレスが爆発しちゃって、生憎の空模様にも関わらず、僕は御茶ノ水に向かったのである。

特に何か目的があった訳では無く、何となく楽器屋さんをブラブラしたかった。楽器屋さんは、僕にとっては教会なのである。

普段は家⇒御茶ノ水⇒秋葉原が楽器屋巡りの定番なのだが「今日は逆打ちで行ってみよう」と、先ず向かうは秋葉原はイケベ楽器リボレ秋葉原店。

一通り見て回るもピンと来るブツは無し。Midnght BlueのRickenbackerは格好良いなぁ・・・・とか思ったけど思っただけw。

神田川沿いの喫煙所で一服。雨の所為か人が居らず。いつも混み合っているのに珍しいなぁ・・・・。

雨は降ったり止んだり。

雨の日の散歩も嫌いじゃないし、暑いよりは歩くのに心地良いのだが、狭い歩道で傘さして歩くのは矢張りストレスで、空いている道を選びつつ御茶ノ水へ。

今日の御茶ノ水は、酔って良い感じになったご老人が多かった。何かの大きな集まりがあったのかな?

時間もあるのでゆっくりと見て回れば、某楽器店で爆音で試し弾きする若人ありけり。

まぁ、折角買うんだからしっかり試したい気持ちは少しだけ分かるけど、だからと言って非常識な音量出しても良いとはやっぱりオジサン思わないわ。うん、何が常識かの定義は無いけど、うるせえ。

「お金出すんだから良いじゃん」な発想と言うか「お客様は神様ですと客が言う」発想と言うか、それは47年生きて来てもやっぱり理解は出来ない。

そんな若人を横目で見つつ、これを購入。

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と言うか、とある理由で家人にプレゼントされた。有り難い。

中々に面白いペダルです。と言うか色々と考えさせられるペダルです。色々と弄って「あ、俺ってこう言うのが好きだと思ってたけど違うんだ!」と言うパラダイムシフトが起きたペダルです。

暫く使った上で、詳しく書かせて頂きます。

一旦帰宅し、何とは無しにこれで試してみた。

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そしたらね、吃驚する位弾き難さを覚えたワタクシ。

メインで使っていた時期もあるし、好きなギターだし、あれ?なんで?とメインであるAT130に交換してみれば、ううん、弾き易いったらない・・・・。

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一般的なギター比で太いグリップだし、弦も太いの張っているし、なんで?なんで?と少なからずパニックになるも、改めてこのギターの造りが良いんだなぁと実感した。

前回の録音の音源聞いても「良い音だなぁ」と思えるし、見た目も好きだし、やっぱ浮気は止めて暫くこれ弾こう・・・・。

家人と近場で外食し、Twin Peaksの最新作「The Return」を見る。



「これ、面白いか?」とか「てか、伏線広げ過ぎじゃないか?」とか思っていましたが、第16話から劇的に面白くなり、と言うか、尋常じゃないカタルシスがあり、もう堪らなく良い、凄く、良い。

途中で見るのを止めようかと何度も思ったが、第16話のカタルシスの為の、長い長い伏線だったと思えば、「(我慢して)見てて良かったぁ!」と思ってしまう。

んで、第17話はこれ又面白くて、来週の最終話に期待が高まる。

さて、どうなるんでしょ?

見終わった後、定量分析の本を読む(定量分析とは簡単に言うと数的データで行う分析)。

気になる分野で何冊か読んだ事があるのだが、「でも、サブプライムローンの破綻って起きたよなぁ」と思ってしまう。定量分析の判断では、サブプライムローンは「買い判断の投資」じゃなかったのか?と。且つその答えを出してくれるものも無かったり、する。

ぼんやりと、だが、「定量分析で為された判断はハイリスクである」と言う意識が僕の中で強くなって来ている。

定量分析の本には大体「定性分析(質的データで行う分析)との併用が大事」との記載があるのだが、その発言も今一納得感が無い。

「定量分析は実績値の数的データの分析に過ぎず、標準偏差を大きく変える事態の発生を組み込めない」との認識があり、そのエクスキューズに定性分析との併用が謳われている様に読み取れるのだが、標準偏差を大きく変える事態を定性分析で行えるともどうしても思えないのである。

定量分析が重要視されるのは「確かに結果はこうなっちゃったけど定量分析での意思決定だったから仕方ないよねっ」と言う逃げ口の必要性からじゃないか、と言うのは邪推のし過ぎかも知れないが、
「定量分析で為された判断はハイリスクである」との前提で、極端な偏差で耐え得るかの確認が重要な気がする。うん、断言出来ないのは理解出来ない変数が多く有るからなんだ。

うむ、慣れぬ話を書くと筆が進まぬw。

バンドなんぞをやってて思うのは、回帰線に近しいケースと、標準偏差を大きく変えるケースが、やってて楽しいと思うんだ、と、通算700個目の記事を強引にバンド話で終わらせてみるワタクシなのである。