リーダー

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と言う訳で本日は、姉は旧友と、母は俳句教室と、遊び相手が居ない甥っ子(三男)と行動を共にせねばならず、言うまでも無く憂鬱な一日。兎に角今回の帰省は自分の時間が少ないったらない。まぁ、仕方なしか。

寝坊な甥っ子にあわせ昼過ぎに出発し、お昼は甥っ子の希望でこちら。

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想像以上の混み具合で暫し待つ。地元民のみならず、観光客、海外観光客も多し。

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がっつく甥っ子。馬鹿と半身揚げは良く似合う。

「俺、足のジューシーな所の方が好きだ、胸肉より全然好きだ」を500回くらい言う甥っ子。何の主張か分からぬが、馬鹿は同じ話をするらしい事は分った(「お前OD-1の話何回したんだよ?」と言う貴方とは語り合う必要があると思う・・・・拳で)。

昨夜、一緒に「対決列島」を見た所為か、「ソフトクリームが食べたい」と言い出す甥っ子。では「美園」にでも・・・・と思えば定休日かやっておらず、山中牧場のソフトクリームをと相成る。

甥っ子「僕、モカ」

リーダー「貴様と言うお前は、ミルクが美味しい牧場系ソフトクリームでモカを食うと言うのか?バニラだろ普通」

甥っ子「・・・・確かに。でも、モカも食べたいから・・・・ミックスかな」

リーダー「まぁ、良い落し処かな」

甥っ子「で、K兄ちゃん(叔父であるがこう呼ばれている)のバニラちょっと貰う」

リーダー「いや、俺モカだし」

甥っ子「・・・・」

と言いつつ僕は食べなかったが、この手のやり取りは昨年次男ともやっている

甥っ子「北一硝子にどーしても行きたいんだよねー」

リーダー「ほう?そりゃ又なんで?」

甥っ子「いや、女の子にお土産?的な?」

リーダー「貴様もそう言う年になったか・・・・で、何を買う訳?」

甥っ子「えーっと、オルゴールとか?アクセサリーとか?」

リーダー「因みに、もう付き合ってるの?」

甥っ子「未だだけど、何度もご飯とか行ってるし、間違いないかと・・・・」

リーダー「ふぅん、じゃ、今回のお土産と言うかプレゼントで決定的に振られるな」

甥っ子「はぁ?なんでだよ?俺悪いけど滅茶苦茶もてるよ?」

リーダー「確かに貴様は容姿は悪くないし、一部の構いたがりな女性に受ける性格だから、まぁそこそこは行くだろうな」

甥っ子「僻みだな・・・・」

リーダー「ま、オルゴールだのガラスのアクセサリーだの買って、”うわぁ”と思われて振られるが良いさ」

甥っ子「・・・・じゃあ、ガラスのペンとかは?」

リーダー「21世紀のこの時代にガラスのペン?何に使うの?因みに僕の妻に渡したら、俺を刺す事以外の用途を見出さないと思うぞ?」

甥っ子「試しに聞こう、何が行けない?」

リーダー「あのな、女性へのお土産やプレゼントは、”上げたいもの上げる”んじゃないだぞ?」

甥っ子「はぁ?」

リーダー「女性が欲しいものを考えて贈るんだ」

甥っ子「・・・・オルゴールとかガラスのアクセサリーは駄目なの?」

リーダー「大学生ともなる女性が、ガラスのアクセサリーなぞ貰って着けるか?あ?”本物”を身に付けたいと思う年頃ではないか?」

甥っ子「・・・・な、成る程」

リーダー「オルゴールなんざ致命的だ。それを貰って嬉しく聞く女性が21世紀のこの世に居ると思うか?僕の妻なら跨ぐぞ?」

甥っ子「・・・・どうしよう。そうすると、お土産が思い付かない」

リーダー「まぁ、待て。女性の機微を知る俺が貴様に指南してやるから安心するが良い」

甥っ子「・・・・こんな不安しかない展開は初めてだぜ。で、何が良い訳?」

リーダー「ステンドグラスの手鏡だね」

甥っ子「そんなもん喜ぶの?」

リーダー「然程高価じゃないが故に貰っても委縮されず、且つ実用的なので使って頂ける可能性が高い代物だ。因みに、君の叔父の奥方も持っていて、未だに使っているし、お世話になった女性に贈って感謝して頂いておる」

甥っ子「・・・・成る程。いや、K兄ちゃん凄いわ」

リーダー「妻と言う名の獣を娶ってから、女性と言うのが如何にプラグマティストかを叩き込まれたからな。いいか、あいつ等滅茶苦茶現実的だぞ?感傷的って言葉は男性の枕詞だと知るが良い」

甥っ子「じゃなくてさ、K兄ちゃんって醜男なのに、なんでA姉ちゃん(家人)と結婚出来たんだろって子供の頃から不思議だったけど、
醜男であるが故にもてる為にいっぱい努力して来たからなんだね!凄いよ!」

リーダー「お前マジでガラスのペンで刺すぞ?」

と言う訳で北一硝子でプレゼントを買う甥っ子。途中、ステンドグラスの足元灯はどうだ?と聞かれたので、部屋のインテリアに合うかも分からず買って振られたいならどうぞと言うと止めていた。くそ、指南せず振られた方が面白かったな・・・・。

「あー、オスパ行きてーわー、マジで行きて-わー」と騒ぐので、オスパまでぶらぶら。これで、滞在中は1日除きオスパに行った事となる。因みにこの日、受付女性から回数券を強く勧められる。いよいよ顔も覚えられた模様。

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甥っ子「てかさ、温泉ってどう浸かるのが良いの?」

リーダー「オスパ・マイスターを自称する俺が貴様に今日二度目の指南をしてやらう」

甥っ子「お願いします」

リーダー「先ず、身体を綺麗にする。これはもうマナーのレベルだ。例え内風呂であろうとも、同行者がいる場合は湯船を汚さぬ必須な行動だ。分かるな?」

甥っ子「分かります師匠」

リーダー「続いて入浴だ。オスパは露天風呂、内風呂、電気風呂、ジャグジー、打ち湯、サウナ、水風呂が完備されているのは知っているな?因みにいつ行っても電気風呂に浸かっているオッサンがいて、先日他の入浴者が”電気のオヤジ”と揶揄していたが、そう言う癖がある入浴者の傍には基本近付かない事だ」

甥っ子「なんで?」

リーダー「公共の施設を独占する行為を恥ずかしげも無く出来るのは馬鹿と認定して良かろう。で、馬鹿と言うのは馬鹿と言っても理解が出来ない。だって、馬鹿なんだからな」

甥っ子「ふむふむ」

リーダー「故に絡んで無駄な時間を過ごす事は無い。折角のオスパである」

甥っ子「了解しました師匠」

リーダー「で、オスパでの入浴の基本は露天風呂だ。この季節の北海道は、熱いと感じたら外気に少し身を晒せば充分に身体を冷ませる。故に露天風呂で暖まり、露天風呂で身体を冷ますを繰り返すのが宜しい。内風呂だけだと直ぐにのぼせるから気を付けろ」

甥っ子「承知しました師匠。で、ちょっと良いですか?」

リーダー「質問を許可する」

甥っ子「オスパに浸かって、肌荒れが収まった師匠を見た師匠の奥様が、”肌荒れが収まって不細工さが際立った”と仰ってましたが、それについて一言お願いします」

リーダー「・・・・」

入浴後、涼みがてら海岸線を歩く。

リーダー「そう言えば先日さ、此処(海岸線沿いの商業施設)でスイカのジュース見付けてさ」

甥っ子「それ飲みたい、絶対に」

リーダー「いや、拙いと思うよ?スイカ系の食品って数が少ないじゃん?その事実がそれを予め証明していると思う」

甥っ子「今回は違うね。スイカ好きの俺は飲まない訳には行かないさ」

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付き合って飲んだ。味は推して知るべし。実を言うとスイカ好きのワタクシも「今度こそ」と期待して臨んだので失望感は大きかった。

帰宅し、対決列島の続きを甥っ子と見るもなんか疲れてしまい殆ど寝ていた。そんな風に最後の夜は更けて行った。

8/30

帰京の日。

早朝、散歩に出かける。

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実家傍の木は、早くも秋の気配。

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神社へと続く山道を歩く。

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海と増毛連山を見つつ・・・・

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幼少期の遊び場だった裏山を見る。

小さな沢があり、粘土質の土とかザリガニ(日本ザリガニ)を探してたのを思い出す。

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沢の水を引いた水路。水が恐ろしく綺麗で、山椒魚の卵とかがあった。

山道へ突入。


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山の中の、凛とした空気を存分に楽しむ。山中に動物の気配があったが、恐らくキタキツネであろう。

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道に落ちた胡桃。果実はとてもべとべとしている。

家に戻って部屋掃除。数日過ごしたのでそれなりに汚れており、朝からちょっとした労働。

前日、昼食やオスパをご馳走した甥っ子が手伝うと言っていたが安定の寝坊。

そんなんしてたら出発のお時間。

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さよなら小樽。又、来年。

したい事は殆ど出来ない帰省であった。来年は、もう少しゆっくり出来たら良いなぁ。