リーダー

リーダーです。

我がバンド、フジコ・オーバードライブの練習後の飲み会の話題と言えば、本当に取り留めのない話ばかりなのだが、先日の飲み会の際、闇過ぎる性癖を持つリード・ギタリストのエクソビクス君と、疲れると憑りつかれた様にパンクなドラムを叩き始めるドラムのTakayuki君の、所謂「格安スマホ」への乗り換えが話題が挙がった。

この両名、iPhone5位までは新しいメディアを嬉々として楽しんでいたクチなのだが、スマホが日常品化して以来、その興味が薄れたか、遂には格安スマホに辿り着いたのが興味深い。

以前も何処かで書いたが、スマートフォンが日常品となった以上、そこに「所有のステータス」は無い訳で、「安いので充分じゃん」と相成るのは理解出来るのだが、その手の物が好きな両名がそうなるのはなんとも面白いと思う次第。

極めると簡素化すると言う事象を何度か見て来たワタクシだが、この両名はその域に居るのであろう。

ベースの大先生もこの手のガジェット感あるメディアはお好きで、上記両名と以前はキャッキャッしてたのであるが、最近は触る頻度がめっきり減ったとの事で、矢張り極めた先にいらっしゃるのであろう。

メンバー3名には、馬鹿にしているのでは決してないが、どこかミーハーなノリを感じる事があり、スマートフォンと言うメディアにキャッキャッしたのもそのノリかと思うが、覚めた時の引き方も又、ミーハーな感じであった。

かく言うワタクシと言えば、スマホに乗り換えた時期も可成り遅く、そもそも興味が無いのでアプリを購入した事も無ければアプリもデフォルトのままで、興味が無いが故にか格安スマホへの乗り換えすらも興味が無く、そう言えば携帯会社を乗り換えた事すらない。

「時流に乗ってパーティーに参加する」と言う楽しみ方が出来ない、なんともつまらぬ性格なのだと自覚している。

そんなつまらない性格のワタクシがキャッキャッしているのがギター関連の機材だったり改造だったりするのであるが、未だ「極めたが故に簡素になった」と言う状況にはなっておらず、欲しい機材は両手に足りぬ。

齢47になるので、そろそろ極めてみたいのだが、未だその域に達せずにいるのは、求め方に誤りがある様な気がしてならぬ。

満足する為には、機材に回答を求めるのではなく、寧ろ絶対的に足りない練習によるテクニックなのではないかと思うのだが、それは横に置いといて言わせて頂くと、「あ、これ、欲しい!」と思う大きな要素にデザイン性があり、「似たような物持ってはいるけどデザインが好きだから欲しい!」となってしまうのは、ワタクシが馬鹿だからか、若しくはそこに根源的な欲求があるからか。

ついては、iPhoneさんも、機能性の追求よりもデザイン性の追求をした方がベターな気がしてならぬ。円熟した後の市場の拡大は、詰まる所それしかない様に思う。

換言すれば、デザイン性の優秀さは機能を凌駕する魅力があるとも言え、「但しイケメンに限る」とはなんとも簡素にそれを言い表していると感心した次第。

・・・・我々の不人気さも、酷く納得したのである。

さて、梅雨の晴れ間の土曜日。

こんな日は楽器屋へ・・・・と思うも、Grinning Dog StudioさんにP-90をオーダーし、欲しいブツとマネーの両方を失った俺は、気晴らしにぶらぶらと近場を散歩しに出掛けた。

さて、何処へ行こうかと歩き始めれば、暫しお参りに行っていない寛永寺に行こうと足が向かう。

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寛永寺の境内

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古代蓮は花の時期には早かったが・・・・

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躑躅は綺麗でした。

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紫陽花も、境内に数は少ないが見頃で、竜胆の花も見掛けた。紫陽花は、地元小樽では9月が見頃で、この時期の紫陽花には未だ違和感がある。

軽くお参りを済ませ、はて、何処へ行こうかと考えれば、近くに住むのに東京国立博物館に一度も行った事が無かった事を思い出し、足を向ける。

特別展示が無いので空いており、ゆっくり見て回れた。うん、これ位の人出の方がのんびり見られてよい。

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種痘で高名なジェンナーの像。当て字の漢字が新鮮であった。

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本館の階段。2回は半回廊。

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2回テラスから。建物が美しいので、居るだけで心地良い。

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本館から恩賜公園を望む。池の水は張られてなかった。

展示内容は想像以上の充実ぶりで、特別展示が無くても充分楽しめる。僕は撮らなかったが、展示品によっては写真もOKで、サービス精神旺盛。620円でこれだけ楽しめるミュージアムも中々無いのではなかろうか。歌川広重とメソポタミア文明とミイラが見れるミュージアムなんざ中々無いと思う。

徳川慶喜が蟄居(幽閉だっけ?)された居がある庭園は通常非公開でこの日も見れなかったのが残念。家人は見た事あるとの事で自慢気であった。うん、鬱陶しい。

博物館にせよ、美術館にせよ、僕は最初に売店を見る。そうすると、どんなものが展示されているか大体分かる。そこで見たい物の見当を付ける。

大き目な博物館だと、見て回るだけで疲れ、全て見ようとすると楽しめないワタクシ。見当を付けてそれを楽しむが基本。それ以外は流す様に見るのだが、「ほう?」と目を惹くものがあれば、それを楽しむ。

展示品は多くは無いが、期待してなかったメソポタミアの展示品にはなんか惹かれた。ヘレニズム文明の像は、なんかこう・・・・僕には有難味が少なく、ジェンナーの像と同じ感じで「へー、こんなものもあるのか」程度で見流してしまった。

江戸時代(だったかな)の釘隠しの繊細さと根付のマニアックな造りに、常軌を逸した拘りがあった事が興味深かった。
今も昔も文化と言う意味では、「そこ拘るの?」な拘りがある物が愛でれると思う。

家人とよく行く中華料理屋さんで食事をし帰宅。食費除けば家人と二人で2千円も使ってないw。食費入れても1万円には遠く及ばない。5千円程度じゃなかろうか。

それにしては楽しめたなぁ・・・・。

帰宅後、前回の練習の録音物を聞く。

うん、あれはこうしよう、とか、これはああしよう、とか、そんなんしながら聞く。

1曲は没かなぁとか考えながら聞く。さすれば、ノルマ的にもう1曲かあ・・・・面倒だなw。

最新CDのLatencyは、自画自賛でお寒くて申し訳ないが、個人的にはよく出来たと思っている。

で、9曲もある次回作だが・・・・なんかこう、取り止めが無いなぁって感じw。

さて、如何致そうか。

そう言えば、Grinning Dog StudioさんにオーダーしたP-90が完成したらしい。

明日間に合えばNaked Guitar Worksにピックアップ交換に行きたいなぁ・・・・。

そんな、週末。