リーダー

リーダーです。

AT130のフロント用にと、Grinning Dog StudioさんにオーダーしていたP-90が届きました。

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7~10日間の納期と伺ってましたが可成り早く仕上げて頂き、結局6日で手元に。

受注生産なのにこんなに早く出来上がるとは感謝の言葉しかない・・・・有難う御座いました。あ、因みにで申し上げますが、「早く仕上げて」とかは一切言ってません。「頼めば早く仕上げてくれるの?」との誤解をされませぬ様・・・・。

リアは既に同工房のP-90に交換済みなのですが、この度フロントも交換しようと思い立ちオーダーしました。

オーダーの経緯はこちらに既述しておりますが、これを以って改造は完了と思われるので備忘で纏めて書きませう。

持ち込んだのは勿論、浅草は観音裏の魔改造窟”Naked Guitar Works”。

途中、立ち寄るはナポレオン・キッシュ

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何時訪ねても、笑顔で迎えてくれる店員さん。味も素晴らしく(アンチョビとオリーブのキッシュとディナーのコースがお勧め。野菜が苦手な僕が「野菜をもっと食べたい」と思える、唯一のお店)、Naked Guitar Worksに行く際は最近必ず立ち寄っている。

リーダー「と言う訳だ。何時出来る?」

NGW「えーっと、パッシブのピックアップ交換だからお代は・・・・」

リーダー「値段を聞いているんじゃない、納期を聞いているんだ」

MGW「・・・・これだからリリンは」

リーダー「トットト交換シナサーイ」と洋風に依頼し、はい、完成。

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(AT130~Arctop Tribute。渋谷のジャズギターの名店WALKIN’さんのオリジナル・ブランド。寺田楽器製)

前にも書きましたが改めて・・・・。

ワタクシは、ジャズギターを嗜むギター弾きに非ず、変なの変なの変なのと、黒歴史を持つ、オリジナルをやるアマチュア・バンドのメンバーです。

ですので、このAT130をジャズギター用に購入され、改造を考えている方には一切役に立つ情報を書いておりません事、予め申し上げておきます。

商品説明を、Walkin'さんのHPより転載させて頂きます。

100% Made in Japanに拘ったウォーキン・プロデュースのブランド”Archtop Tribute”。こちらはそのシンライン・モデル、「AT130」です。17度のヘッドアングルとドット・インレイのローズウッド指板を持つ、やや太めのグリップの1ピース・マホガニーネックは、16フレット部分でボディとジョイントされ、国産汎用パーツをモディファイし全長を整えた専用テイルピースや、フィニッシュの色合いも含め、スペックは”1959”仕様!さらに、良くも悪くもES-330やCasino系モデルの特徴とも言える、「前後ピックアップの出力バランスの悪さ」にも着目。フロント・ピックアップには特注薄型カバーを採用し、またピックアップ下に挟み込む2種類の厚みのスペイサーを用意することにより、前後ともピックアップの高さをアジャスト可能に致しました!こちらにより、前後の出力バランスが整えられた優等生的なセッティングから、オリジナルモデルのような相対的にリアが弱めの味わいの有るハーフトーンまで、外観のデザインバランスを損なうことなく、数種類のサウンド・セッティングをお楽しみ頂ける仕様に仕上がっております。もちろん、カスタムラインでのフレッティングを始めとした優れたプレイアビリティも、他モデル同様に健在!名器サンサンマルをより現代風にアレンジした、Archtop Tributeならではのシンライン・モデルをお楽しみ下さい!こちらはメタリックのバーガンディがややフェイドしたイメージを再現したカラー”Antique Burgundy Metallic”仕様です。(出典:http://www.walkin.co.jp/guitars/290292.htm)


上記の通り、GibsonのES-330を模したギター。購入動機は「P-90がマウントされた箱物ギターが欲しい」であります。

ES-330は、66年製(売却済)、そして兄から借りている近年の物、の2本を試すもピンと来ずで、それなのに何故これを購入したかと申しますと、

1.兄から借りている物が中々良く、改造したら好みの物になるんじゃないかと思った
2.色合いが気に入った(本当はグリーンメタリックが欲しかったけど不満がある訳じゃない)
3.16フレットジョイントで弾き易い
4.造りが非常に良い
5.音が素晴らしい

の、5点。

66年製をバンドで使いましたが、ハウリングや音抜けに悩まされ手放しましたが、その後改造を他のギターで色々と試し、「今なら使い熟せるんじゃないか?」と思ったのも購入を後押ししました。

太いネックは持った瞬間「これは無いわぁ」と思うも、フラットな指板で弾き難さを覚えず。

ヘッド角度は17度。これによりテンション(弦張力)は高まるも、長めのブランコ・テールピースの所為かテンションは低め。ヘッド形状はGibsonのそれと同じ。

ジャックはSwichcraft、ポットはCTS、コンデンサーはオレンジドロップと、デフォルトで廉価品(廉価だから悪い訳では無いです。為念で)じゃないのも気に入りました(最初は知らなくて交換しようとしてました。Naked Guitar Worksに持ち込んで判明。「CTSからCTSに交換するんで?」と小園の野郎に皮肉られたのは思い出しても腹立たしい)。

では、改造点を。

①ペグの交換

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GOTOHのクルーソン・タイプ(SD90)からSD90-MG、形状は変えずマグナムロック仕様へ。

チューニングの狂いの軽減を狙ってではなく、弦交換の安易さ、テンションの統一感を考えて。

非常に好きなペグで、手持ちのギターの殆どをこれに交換して居る。

マグナムロックと言えど、チューニングの狂いはそこそこある。「これに交換すればアーミングしても狂わない・・・・」と言う事は無い。それなりに狂いますw。

テンションの統一感、とは、シャフトに弦を何回巻くか、で、弦交換の度にのテンション感が変わるのが嫌で、それを避ける為。

巻き数にもよりますが、交換によりテンション感は緩くなります。それを否とする方にはお勧めしないペグです。

②ナットの交換

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Black TUSQに交換。

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弦のゲージはデフォルトから変えませんでしたが(0.11~0.49)、溝切りと弦ピッチが今一に思えたのと、TUSQに交換したギターを一度試させて頂き、「!」と思ったのでこれに。

解放弦とフレットを抑えた時の差異が少ないナットに思います。

③ブリッジの交換

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GOTOHのブリッジから
Freedom Custom Guitar ReserchさんのLockable Bridge SP-B-01Nに交換。駒はブラス製。

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サウンド云々ではなく、弦交換で弦を外すとブリッジの高さが変わるのが嫌でこれにw。兄はこれを凄く嫌っている(理由は不明)。僕は大好きであります。

写真の通り中古で購入。買い物上手のやりくり上手。「すてきな奥さん」の取材が来たら受けようと思う。

ブリッジの固定によりサスティンは少し増すと思います。筐体に因るとは思いますが、僕のAT130では感じました。

交換前のブリッジと質量は然程変わらないと思います。チタンの駒のをG6120DCにマウントしておりますが、あれは随分とスッキリしたサウンドが出るな、と感じたのを覚えております。

④ノブの交換

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スイッチ・ノブは金属製に、ポットのノブはメタルハットに。この辺は、何となくで拘りがあった訳じゃないと言うか見た目がこっちの方が好きなのでw。

⑤SWING CHIP

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Swing Chipを添付してみました。貼ったのは、以下の青丸の辺り。

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ベース用の大きなものを貼りました。張った理由はハウリング対策。

過去、その効果をStratocasterのイナーシャブロックに添付した時以外「?」だったのですが、AT130では効果が絶大でした。

ハウリングが抑えられ、扱い易くなり、「買うと幸福になる壺」並みに怪しいと思っていた同製品を凄く見直した次第です。

倍音が抑えられ、箱の共鳴が軽減されます。ハウリングに悩むギタリストさんには自己責任でお試しされます事お勧めします。

購入したSWING CHIPは小さいのも入ってましたが、それは未だ貼っておらず。どこに貼ろうか逡巡中。

⑥リア・ピックアップの交換

Grinning Dog Studioさんの
G-SOAP DEに交換しました。

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ハウリング対策に、ポッティング処理したP-90が欲しいと思い立ち、色々と調べて結局はお気に入りのGrinning Dog Studioさんにオーダー。

最初リアのみとしたのは、お試しってのもありましたが、弦間ピッチが10mmの物しか無いと思っていたから。後述しますが、フロントのピックアップ・カバーは9.5mmで、削らないと合わないと思ったから&デフォルトのフロント・ピックアップをポッティング処理して試してみたかったから、です。

意気揚々とNaked Guitar Worksに持ち込めば、「オリジナルもポッティング処理されてまっせ?」と言われ目が点に。

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(外したデフォルトのP-90。ドッグイヤーではなくソープ・バーがピックアップ・カバーに接着されていた。接着する事で振動を抑えるハウリング対策かと思ったが、Naked Guitar Worksのジーニアス小園氏曰く「ピックアップ・カバーが薄いので、ドッグイヤーだと加工が大変だったのでは?」との事。うん、そっちが正解に思ったちくしょう)。

バンドで試す前に交換しちゃったのでBefore/Afterが出来ないのですが、「ああ、これだよね、この音が欲しかったんだよね」と思えるサウンド。

出力が大きい、太いサウンドで、それでいてシングルコイル特有のレンジの広さを味わえる。他のメーカーのピックアップと比較した訳では無いが、やっぱりGrinning Dog Studioさんのピックアップは、いつも僕を満足させてくれる。

⑦フロント・ピックアップの交換←今ここ

結局、フロント・ピックアップもGrinning Dog Studioさんにオーダーしてしまい申した・・・・。

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(ベースプレートの高さは7mm。因みにリアは3mm)

リアと同様、G-SOAP DEですマグネットはAlnico Ⅴ、コイルのターン数は8000とデフォルトの10000から抑え、ポッティング処理を施して頂き、ポールピース・ピッチは9.5mmでオーダー。

上記の仕様としましたのは、AT130、初の実戦投入で以下の不満を覚えて、です。

・フロント/リアの音量差(フロント>リア)
・バレーをしてフレーズを弾くと、ピッキングしていない弦が鳴る
・ミックスで歪ませた時のレンジの狭さ

上記理由が「フロント・ピックアップの出力の大きさ」であろうと推測したワタクシは、ターン数を減らしたP-90にその答えを求め、Grinning Dog Studioさんにオーダーした次第。9.5mmの弦間ピッチはデフォルトではなく、特別仕様でご対応頂いた。

リアが10000、フロントは8000、マグネットは同じ。

出力が弱いマグネットにしようかなとも思ったが、現時点のサウンドから大きく離れそうな気がしてターン数で調整。

⑧スペーサーの調整

フロント・ピックアップの交換に合わせて、ピックアップ・カバーの下のスペーサーをリアは外した。

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(外したスペーサー。写真下の切れ端は、マウントする為に加工し切り落とした部分)

外した理由は、フロント/リアのバランス取りに加え、リアが弦と近過ぎて音割れしている感じだったから(購入時から可成り弦高を下げました)。弦とピックアップの隙間はフロントで1.1mm、リアが10mm程度。もう少しあった方が良い様にも思います。

この状態でも若干フロントが強いが、かと言って嵩上げすると元の木阿弥なので、後はボリュームで調整しようと思う。

帰宅し軽く試す。

うん、期待した通りのサウンド。

大変気に入ったクリーン・トーンが気に入らなくなるかな、との不安は杞憂。フロントの交換でレンジが広がり、タイトな低域が気持ち良いったらない。

「アンバランスな出力のフロントとリアのミックスこそがES-330(若しくはEpiphone Casino)の魅力じゃん?」な方にはお勧め出来ない改造ですが、僕は大変気に入りました。

ハウリングは家で試す限り全く起こらず。うん、使い易い。

見た目的にBigsbyのB7をマウントしたいなと思う一方、それやるとテンション強くなるから弦のゲージ下げるとかナットの調整が必要とか、色々とあるので今の所はお見送り。今の音、弾き心地が気に入っているのであんまり変えたくない・・・・。

そう思う一方で「購入して2ヶ月で改造が終わるなんて・・・・とんだ期待外れなギターだよ」と腹立たしくも思った。もう少し粘って欲しかった(何を?)。

以上です。

僕の改造が最良かは分かりませんし、モア・ベターがあるかも知れません。弾くジャンルや使い方によっては、「改悪じゃん!」と思われる方もいらっしゃると思います。

僕は、気に入りました。

それが僕の答えとなります。

最後に、Naked Guitar Worksに行った時にあった会話。

NGW「そう言えば、リーダーさんのBlog読んだって方が先日ご来店されましてね」

リーダー「ほう?そろそろ君等も、僕に広告費出しても良いんじゃないか?」

NGW「(無視して)FenderのJaguarを持ち込まれたんですよ」

リーダー「・・・・ほぅ?」

NGW「同じ改造にしてくれ、と」

リーダー「(・.・)」

NGW「リーダーさんに宜しく、と・・・・態々水戸からお越しに」

リーダー「いや、ちょっと待ってくれ」

なんか物凄く罪悪感を覚えたワタクシ。該当されます方、万が一お読みなら申し上げておきます。


































なんかもう色々と申し訳ないですごめんなさい。