リーダー

リーダーです。

NHKでエヴァンゲリオンを放送していて、次回で最終回。

改めて見てみると、このTV版の終わり方は凄く良いなって思った。

ビクシ君のご学友のイマムー氏は「リアルタイムで見ていた身で言わせて貰うと、あの終わり方の釈然としない感じは・・・・」と言っていたが、僕は好きである。

無論、補完的な旧劇場版を見たからそう言えるのかもだが、「ハッキリと終わらない良さ」と言うか、「ハッキリと説明しない清々しさ」が凄くあると今更ながら思う。

「ちゃんと終わる」と言うのは、日々の中で中々起こりえないもので、自分の与り知らぬ所で環境が変化して行くのは常だと思うが、それは別に翻弄されての結果で終わるのでは無く、「そう言うものだ」と言う事なのだと思う。うん、上手く説明出来ないわw。解釈は色々とあるだろうし。

と言いつつ、旧劇場版は物凄く納得感があったのだが(
最後の台詞「気持ち悪い」は、個人的には凄く感動した台詞)、なんせ心象風景の説明が長過ぎて、途中で飽きた感が否めなかった。

「綺麗に収束する」ってのは中々難しいもので、その思いは亡父の死に接して改めて自覚したのであるが、「綺麗に収束しよう」と言う意志とその為に足掻く様は、中々に美しいものだとも思った。

と言う訳で、僕も「終の棲家」に託けて「終のギターを探してみようではないか」と書いた訳だが、割と真面目にRickenbackerを買ってやろうかと、此処最近楽器店に足を運んでいるのである。

「持ってるじゃん!」と言う突っ込みは僕には全く意味が無いと言うのは、当Blogを少しでもご覧頂いた方はご理解頂けると思うのだが、お初の方の為に一言添えておくと

そう言う人だから

以上の言葉が出ないのが、己を表現する言葉を持たぬ故諦めて頂くしかない。

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(Rickenbacker 360C63・・・・の上にMXRのフェイザーが乗っかっているの図)

狙いは330で、まーもーファイヤーグローじゃなけりゃ何でも良いわいと何本か弾かせて頂いたが、「これ」ってのに巡り合わないのである。

見た目は気に入るも音が好きじゃなかったり、どうも弾き心地が今一だったりと「あれえ?」と戸惑うばかりの小生。

「Rickenbackerは弾き易いですぞ?」と言っておきながら何故「あれえ?」なのかと申しますと、やっぱり「フレットの上から塗装する」Rickenbackerならではの仕様に対する違和感であろうかと。

ローズ指板には一般的に塗装しないのに塗装するのもRickenbackerの特徴的な仕様だが(僕は嫌いではない)、フレットの上まで塗装するのは頂けない。

僕のRickenbackerはフレットの擦り合わせをしているので、フレット上の塗装は剝がされているのだが、それが残っているフレットに、言い様も無い違和感を覚えた次第。

RickenbackerのフレットはJim Dunlopの6230。僕のは擦り合わせ(と指板上の塗装が厚いのか)で、フレットレスワンダーかって位に低くなっている。

つまり、「僕のRickenbackerが弾き易いのはその調整の所為」であって、「新しいRickenbackerでその弾き易さを求めるのは無理」なのである。うん、そう言えば購入当初は弾き難いって思ってたんだ忘れてたw。

「Rickenbackerは(僕には)弾き易い」ではなく「僕のRickenbackerは(僕には)弾き易い」が正解だったんだ。

Mastery Bridgeに交換して弾き易さが増したので、それも必要になる訳で、「終のギターを探す」と言うより、「終のギターに仕上げて行く」と言うのが正しい様な気がして来て、少し狼狽している次第である。 

何故態々こんな事を書いたかと申しますと、「終の棲家」に託けた「終のギター」って感じで330買って記事にしようかと思っていたのだが、どうも買わない感じになって来ちゃったからw。

そう言いつつ、「お?」と思ったのがフロント・ピックアップ。

僕のRicknenbackerと位置が違い、少しタイトなフロントのその音が、なんか良かったんですよねえ。

と、「買った場合の保険」を掛けておく事にするw。

うん「気持ち悪い」。