リーダー

リーダーです。

本日、某電車内で「iPhoneで音楽聞いていらっしゃる方」に遭遇。

いや、そんな方沢山いるのは知っているのですが、彼は

ヘッドフォンを使わずスピーカーで大音量で音楽聞いている

と言う奇特さを持ち合わせていて愕然とさせて頂いた。ポルナレフだけじゃなく承太郎でも驚くわあんなん。

いや、本格的な馬鹿ってあまり遭遇しないのだけど、本日遭遇の奇跡。動物園から脱走して来たのかな?場所が場所だけに(@上野)と本気で思ってしまった。

春が、近いんですねぇ。

さて、ビクシ君がTwitterで以下の様に呟いていた。

RT 会社でスマホ導入した後が大変だった。

「ねぇ、このappleIDのパスワードが分からないんだけど?」

し・る・か。


メディアの造詣深い彼に質問が集中する環境を嘆いたのであろうが、結成10年を越えて尚、未だ僕に「リーダー、C△7どうやって押さえるんでしたっけ?」と聞いてくる人の発言とは思えぬとは思ってしまう。

そんな彼の素晴らしい所は、「C△7?C弾いときゃいいだろ」と自己解決出来る事である。

聞・け・よ。

とか、思っちゃあいませんぜ?

最近は適当に嘘を教え楽しむ様にしているので、それなりにストレス発散出来るから、ね。


はい、と言う訳で、JaguarにマウントするMastery Bridgeで御座います。

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此処最近見掛けず、ネットでも売り切れで在庫無しが多い。なんででしょ?売れないのかな。まぁ、高いものねぇ・・・・。

先ずは、輸入代理店さんの頁より説明文を引用させて頂き申す。

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Mastery Bridge / M2
 

Mastery Bridgeは、ジャスマスター、ジャガー、ムスタング、Bass VI、Jag-Stang、そしてビグズビートレモロを搭載したテレキャスターのモデルに取り付けることのできるリプレイスメントブリッジです。

 

・サドルからの弦落ちを完全に解消

・激しいプレイをしてもチューニングの狂いを軽減

・ギターの音色にさらなる響きを実現

 

Mastery Bridgeを使用すれば、これまでのブリッジとは違い、激しいプレイでも弦がサドルから外れてしまうことがなく、さらにギター全体を生かした美しい響きのある音色を実現します。

 

Mastery Bridgeは、Fender社のオリジナルフローティングスタイルのブリッジに一切の加工を施すことなく、取り付けることができます。

 

特許出願中のMastery Bridgeは、すべてミネアポリスで製作されています。全てのブリッジはメーカーにて最高級のパフォーマンスを発揮することを確認後、世界各地に発送されています。

Mastery Bridgeを構成する全てのパーツは、最高級品質の非腐食性素材を使用しており、錆びからブリッジを守ります。

 

Mastery Bridgeのブリッジポストはヴィンテージ、モダンにかかわらず、Fenderスタイルのボディに完全にフィットし、弦を変えた時にも、演奏中にも動いたりすることはありません。

また、完全にフィットすることで、弦からボディへと振動が伝わり、まるでアコースティックギターのような美しい響きを実現します。

 

ボディにブリッジポストを取り付ける際、ギターによって細かな違いが必ずあります。Mastery Bridgeのブリッジポストはネジによって微調整できるようデザインされています。ブリッジポストも、Mastery Bridgeの他のパーツ同様、腐食のしないステンレスで作られています。

 

Mastery Bridgeのユニークなベースは304ソリッドステンレススティールシートからCNCレーザーカットで削り出されています。その後、研磨され、角張りを取り除き、サテンポリッシュフィニッシュが施されます。

 

また、Mastery Bridgeは他に類を見ない形状のユニークなブリッジサドルを採用しています。4つのイントネーション調整ネジは、弦に邪魔されることなく、自由に調整することができます。

6つの各サドルは4つのイントネーション調整ネジによって完全に独立して調整可能です。また、サドルにに刻まれたストリンググルーブは、弦落ちを完全に防止します。Mastery Bridgeは、一般的な多くのゲージの弦に対応でき、レフトハンドモデルでもライトハンドモデル同様簡単にご使用いただけます。

4本の弦高調整ネジによって、様々なフィンガーボードのカーブに合わせた弦高調整が可能です。

Mastery Bridgeのサドルは、ソリッドブラスを採用し、ハードクロムプレートフィニッシュが施されています。

 

ハードクロムプレートは、エンジンのピストンリングや油圧シリンダ、軸受の表面のような、摩擦を軽減する必要なる部位に施されるメッキです。これは多くのブリッジに施されるフィニッシュよりも高価ですが、サドルで起きる弦との摩擦を低減することで、よりチューニングを安定させることができます。

 

さらに、全てのネジには18-8、または316ソリッドステンレスを採用し、スプリングには302ソリッドステンレスを使用しています。腐食することなく、いつまでもご愛用いただけます。

 

 

【M1とM2の違い】

アメリカ製ギターとその他のギターでは、ギターボディのブリッジをはめ込む穴の大きさに違いがあります。Mastery Bridgeはこれらに対応するため2種類のラインナップを用意しています。M1とM2は、ブリッジ自体は同じ物ですが、ギターボディにはめ込む足部分の金属筒の直径が異なっていることから、「M2」の方には付け替え用の金属筒パーツがセットになっています。

 

「M1」:フェンダーUSAをはじめとするアメリカ製ギター用。ブリッジ足部分をはめ込む穴の直径は「0.310インチ(約7.874mm)」です。

 

「M2」:上記アメリカ製ギター以外のギター用。ブリッジ足部分をはめ込む穴の直径は「0.315インチ(約8.001mm)」です。

 

 

※基本的には上記の基準にてお使いいただけますが、国内外問わず、メーカーや製作工場により設計が異なる場合があるため、お持ちのギターに取り付け可能か確実ではない場合は、メーカーや購入店などにご確認頂くことをおすすめします。


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だ、そうです。ま、読んでもよく分からないけどw。

面白い構造で、

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ポストとブリッジが分離され、レンチでブリッジを固定する仕様。

ブリッジは2つで、1~3弦、4~6弦でサドルが一つ。Telecasterの3連サドルより少ない2連サドル。なんとも面白い構造ですなぁ。

Naked Guitar Worksで総合調整兼ねて交換しようかな、とも思いましたが、調整は結構自身があるのと短気な性格なんで自分でやっちゃおうと決心。早速装着しましょうそうしましょう。

先ずは、元のブリッジを外して・・・・

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(ミュートスイッチの穴が開いているけどFender Japan仕様のピックガード。ホワイ何故に?)

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装着、と。

ブリッジとポストを固定して取り敢えず弦を張る。

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うん、写真の構図が逆なのは・・・・意味は無いんだと言うか何も考えて無かったごめんなさい。

弦がビビらない程度にブリッジを上げ・・・・様として、「弦高調整ってブリッジ自体でした方が良いのか、サドルでした方が良いのか?」迷う。

Jaguarのブリッジ調整で書かせて頂きましたが、オリジナル(サドルとか変えているのでオリジナルでも無いけどw)のブリッジの場合、サドルでの弦高調整は「微調整」に止めていた。

理由は、

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ブリッジ自体を上げないと、ともすればサドルの螺子と弦が接触しちゃうから。

で、Mastery Bridgeの場合、構造上それが無いので、サドルで弦高調整しても支障ないんだよな、と。

はてさてどうしましょ?と思いましたが、ま、いっかとブリッジ全体の調整を選択。

結果・・・・

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こんな感じに。

ブリッジは「若干」グラつきます。

交換前のブリッジは、
別の記事に既述でありますが、サドルをRetro ToneさんのHeavy Duty Brass Saddle KITに、ブリッジの固定に、同じくRetro ToneさんのBridge Fixing Bush for JM,JG,MGと言う商品とPost Lock for Offset Guitarsを装着しておりましたが(ブリッジ関連の詳細はこちら)、「ブリッジの固定」と言う意味では、交換前に軍配が上がるが、ま、気にならない程度

指板のRに合わせサドルを調整し弦高調整。その後オクターブ調整。

2連ブリッジですので、正確にオクターブ・チューニング出来ないかと言うと、うん、結構合いますよ。4、6弦と、1、3弦は細かく調整出来るし、結果決まっちゃう2、5弦ですが、僕のJaguarではピッタリ合いました、はい。不満は無いし、まぁ、僕の耳だしw。

尚、ブリッジの上下、サドルの上下、オクターブ調整は全てレンチで行います。

てな訳で、完成。

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(うん、接写しなきゃ分からないねw)

で、サウンドですが・・・・うん、凄く良いですね、やっぱり良いです。音は、結構変わりますね。

生音から違います。分かり易く大きくなりました。交換前もブリッジを固定していたので、「固定した事による音質の変化」では無いと思います、はい。

Rickenbackerは360C63マウントして、非常に気に入ったMastery Bridge。

気に入った大きな理由に「各弦の分離の良さ」が御座います。

これは、恐らく、ですが、低音の倍音の違いじゃないかなと。

5、6弦がタイトで、結果全体がスッキリと纏まって良い感じです。

ショートスケールで5、6弦のテンションは弱めで、結果ローに「だらしなさ」を感じるJaguarですが、それがシャキッとした感じです。

Jazzmasterに装着された方のコメントに、「らしさ」が無くなったとのコメントがありますので、スケールに因らずサウンドは変わるのかなと。

物凄く矮小に言うと、「グシャッとした感じが無くなる」と言えるんじゃないかと思います。

それを好むか否かで、このブリッジの評価は変わるのではないでしょうか。

弦落ち、は、全くありませんが、これは交換前からなので、特に感動も無くw。

エフェクター乗りが良いなぁと思ったのですが、これは倍音が纏められ音が団子にならないからかと思料しております。

お安い物じゃないですし、サウンドも結構変わりますので、万人にお勧め出来るかと言うと躊躇しちゃう僕ですが、僕は、このブリッジ、大好きです。

パーツ代のみならず、改造代を含めると、いよいよ「安く改造する」との趣旨から乖離が大きく離れて来ましたが、結果は至極満足で、このギターをライブで使いたいなぁと思い始めています。