リーダーです。
アニメや漫画なんかで「俺は怒ったぞーーーーー!」ってな後に何かしらの特殊能力に目覚める、なんてシーンがよくあるが、我々フジコ・オーバードライブの場合どうなるかを考えてみた。
リーダー「妻に言いつけてやる!」
ベースの大先生「(不貞寝)」
エクソビクスさん「(コントローラーを投げ付ける)」
Takayuki君「(スティックを投げ付ける)」
と、戦闘力が甚だ低い事に今更ながら気付く。
では、と他の面々で考えてみれば矢張りそんなに戦闘力が高くなく
Book Band 8%の超先生「配当止めるぞ!」
が一番な気がするのですよごきげんよう。
訳あって休日な金曜日。
世間様が働いているのに休むと言うのは、帰省の為の夏季休暇以外はなんとも罪悪感があるのだが、そうは言っても嬉しい訳で、そんな日は楽器屋街を普段よりじっくり見て回ったり、とか、散歩に適した場所を探したり、とか、心躍る訳ですが・・・・
僕は朝からミックスダウンをしたんです。ええ、5/20のライブで配布するCDの、です。
ミックスダウン時の悩み、それを簡単に言うと「俺はもっと格好良い筈だからこの演奏や歌は何かの間違えである」と言うメンバーの大いなる誤解を「そ、そうですよね!もうちょっと頑張ってみますね!」と頑張る振りして誤魔化すその匙加減である。リバーブ万歳。
リーダー「歌の音程が不安定?馬鹿言うな、僕が作って僕が歌っている以上、こういう歌なのである」
ベースの大先生「歌い出しとか弾き始めが遅れてる?馬鹿言うな、これはコブシを利かせているんだ」
エクソビクスさん「ギターがうるさい?馬鹿言うな、このバンドは僕のギターが聞こえていれば成立するんだ」
Takayuki君「リズムがずれてる?馬鹿言うな、これはグルーブだ」
と、四者四様、肯定以外は耳塞ぐ。
自覚があるので逆切れだと理解しつつの運営なのだが、最近「一発録りでも良いんじゃね?」と言う意見が出始めて、エクスキューズがいつの間にか恰も事実であるかの様な昇華具合があるのだが、それは流石に如何なものかと僕が難色を示しているのは、ミックスダウンで否が応でも実力を認識せざるを得ない役割を担っているからだとの自覚がある。
先の歌入れ後、軽くミックスダウンを施しメンバーに周知すれば、感想と共に「もう少しこんな感じで」な意見が出て、再度ミックスダウンをしたのであるが、相変わらず正解かどうか分からないのがミックスダウン。
なんせ、答えが、ないんだもの。
ミックスダウンをしてメンバーに周知する度に失敗しなたなと思うのが、ある程度根詰めてミックスしたものを周知しちゃう事である。
コメントを頂く「通りすがりの立ち止まり」さんに倣い、エフェクト処理など施さず周知すれば、ある程度の改善でOKが得られるのではなかろうか・・・・。
30度のお湯に浸かった人が40度のお湯に浸かれば「熱い」と感じ、45度のお湯に浸かった人が40度のお湯に浸かると「ぬるい」と感じるって事に毎度周知してから気付くのである。
そんな訳で取り組んだのであるが、まーもー上手く行かないったら無い。
何となく縦の合って無さを誤魔化そうとリバーブだのディレイだの掛ければ「気になる」と言われ、外してみれば矢張り縦の合わなさは気になり、他のパートにエフェクト処理して誤魔化す始末。
加えて今回は、ドラムのTakayuki君が色々と試行錯誤して己のパートを録ったは良いが、なんせサウンドのバランスが変な上にシンバルが所々欠損してたりタムのトラックに入ってたりと、ギレン・ザビでも地球連邦軍と和平交渉しちゃうレベルの訳分からなさで混乱に拍車が掛かる始末。
ひいひい言わされながらも粛々とミックスダウンを進めるワタクシ。メンバーからはやれ魔改造だの煽られるが、いいか、よく聞けよ?
俺は今、折角の休日だってのにお前等の拙い演奏を誤魔化す魔ミックスをやってるんだぞ!
(エクソビクスさんのTwitterより。・・・・笑えねぇよ)
まぁ、「こんな感じかな?」を作り終えた時点で腹が減り、昼食がてらNaked Guitar Worksへ。
リーダー「ポット交換一丁!」
N.G.W「あいよ、ポット交換入りましたーって馬鹿野郎!」
と言う友好的な会話を済ませ、マスタートーンのポットを1000KΩから250KΩへ交換。
前回の練習以降、バンドで一度も試さずに
・フロント・ピックアップの交換
・リア・ピックアップの交換
・コンデンサーの交換
そして今回はポットの交換をしたJaguar・・・・。
「バンドで試してから必要に応じて交換しなさい」が出来ない、我慢の効かぬ性格。
リーダー「じゃ、頼むね、僕、とん将行ってくるから」
N.G.W「待ちなさいよ、1日に2度も来て貰いたくないから!面倒臭いから!すぐやっから!」
リーダー「あ、そう?なら序にコンデンサーも交換してちょ」
N.G.W「言うんじゃなかったあああああああああああ!俺の馬鹿あああああああああああ!」
(壊れてしまった人)
(壊れかけの人)
コンデンサー交換の記事で書いた通り、ロー・カットじゃなくて「籠らせるスイッチ」として0.1μfのコンデンサーを付けたが
上記に交換。いつ買ったか記憶にないが、Stratocasterにマウントしていた時期があった・・・・筈。
リーダー「確かにさ、無茶を押し付ける僕も行けないけど君等も悪いんだぞ?」
N.G.W「何言ってるんですか貴方と言う名のホモ・サピエンスは?」
リーダー「家のすぐ近くにメインテナンス屋なぞ開業するから、改造に拍車が掛かったんじゃん。言うなれば君達は必要悪」
N.G.W「・・・・もう、帰ぇれ!」
そして僕は改造を終え、とん将へ討ち入る。
とんかつには、「サクサク系」と「じゅわっと系」があると僕は思っていて、とん将さんは僕好みの後者に近いがサクッと感もあり、一番好きなとんかつ屋さん。豚肉嫌いな癖にとん将さんでは僕から必ずとんかつの真ん中部分を取り上げる家人を見るに、まぁ、美味いのでしょう美味いんだけど。
帰り道に見付けたお店。良い雰囲気。今度行こう。
(分かり難いですが民家を改造したお店。良い雰囲気なのと浅草の民家の作りが気になった次第)
さて、Jaguarはと言うと・・・・
うん、Jaguarの暴れ具合に困っている人は、ピックアップの交換より先にポットを交換しちゃうと宜しいと思います。
僕は、ミッドローが出るピックアップに交換しましたが、オリジナルの方はボリューム500KΩ、トーン250KΩ辺りに交換すれば良い感じになると思います(言うまでも無く自己責任で宜しく)。
今回トーンを交換した理由は、プリセット・コントロールの籠った感じが良いなぁと思って、プリセット・コントロールは1000KΩ、50KΩのポットが付いており、ポットの値を減らせばハイが抑えられるんじゃね?との安易な発想で行ったのだが、非常に使い易いです。
フロントはTelecasterのリアの様なジャキジャキ感でクリーン・サウンドで、リアは鼻詰まりな中域サウンドが歪ませた時に心地良し。
本当は、マスター・ボリューム、マスター・トーン共に500KΩにしちゃおうかと思ったんですが、「折角1000KΩのポット買ったのにぃ」と貧乏くささ全開で取り敢えずマスター・トーンのみ交換したんですが、うん、僕のJaguarではこれが正解な気がする。
加えて、0.1μfのコンデンサーをマウントした事で籠ったサウンドが演出出来て、フロントとリアの併用時に上手くアンサンブルに馴染む具合となったと思います。
「最早Jaguarのサウンドじゃないじゃん」と言われればその通り。でも、「僕が欲しかったJaguarのサウンドはこれなんです」と言い切れる。
バンドで試したらどうなるか分かりませんが、抜けが悪いと感じたら配線材の交換を施そうと思いますが、今時点ではこれ以上望む所は無いです。うん、ハッキリ申し上げますが、滅茶苦茶気に入りました。
気分が良くなった俺は、家に戻りミックスダウンを最終調整。
「こんなもんかなぁ・・・・」まで仕上がったのでメンバーに周知のメール送る。満足はしていないが、これ以上出来る事も思い付かない。とは言え、自分で自分に合格点を出せない性格なのでメンバーからの意見を聞いて再度調整と成ろう。一部、ちょい音のバランス悪いかなと思う箇所もあるので、その辺の指摘は入る様にも思う。もう少し低域を削っても良いかなと思ったり、こうして聞き返してみるとRickenbackerの音が凄く良かったなと思ったり・・・・。
それが午後2時頃だったので、どうにも身体が凝っていてならないのでマッサージ屋さんへ行き、その足楽器屋さんへでも行こうか、と相成り出発。
ふと空を見やれば、いつの間にかの曇り空。なんか「あ、雪が降る」と思った。雪が降る前の空って、なんか独特なんですよ。で、僕はそれが大好きなんですよ、うん。
マッサージを終え、秋葉原でHARD OFF、千石電商さんなんぞを取り敢えずチェック。Jaguarのノブが普通過ぎるので交換したいなと思いつつ、僕のセンスでやると「なんで態々格好悪くするの?」と家人に真面目な顔で聞かれるので自粛。僕が交換したJaguarのフロント・ピックアップが殆ど在庫が無い感じになっていたが、つい先日までは沢山あったのにどうしたんだろ?そんなに売れ筋じゃないと思うんだけど・・・・謎。
その後リボレ秋葉原店へ突撃。
これを見掛けて欲しくなる。
一体、いつになったら、こう言うギターが似合う男になるのであろう・・・・。
その他、FenderのAmerican ProfessionalのJaguarを見やる。
格好良いなぁ・・・・。
怒られるかもだけど、僕のFender JapanのJauguarは「フェンダーのジャガーっぽいギター」に過ぎないと僕は思っていて、機能、性能、サウンドで劣後する事は無いと思っているが、やっぱり「なんか、違うよな」と思って弾いている。それが嫌な訳じゃないし、使用頻度が低いギター売って買うかと言う気にもならないのだが、やっぱ、なんか、違うんだよなぁ・・・・w。
「サウンドの不満は改造で改善出来る」と思う僕であるが、「看板の重み」ってのはやっぱあるんだろうと思う。
TS7の中古が3000円、OD880とOD820がそれぞれ7000千円で買おうかと思ったが、今日は限定品のDS-1。
んで、そのお目当てのDS-1のアニバーサリー・モデルですが
「たった今売れちゃいました」
との事で・・・・。
君達ね、(多分)色が違うだけだよ?(多分)中身は同じだよ?何をそんな目の色変えて買うのさ?だから今すぐよこせ馬鹿野郎。
無いと分かると欲しくなるワタクシは、御茶ノ水迄歩こうかと思うもやっぱり雪で・・・・。
「雪の中の散歩ってのも悪くないか」と思うも、つい先日風邪っぽい症状があったので自粛。
じゃ、安い順でTS7でも・・・・ともう一度見やる。
・・・・なんでしょう、Tube Screamerのシリーズで、個人的には最も魅力を感じなかった。
と言う訳で、残念ながら断念。
まぁ、雪が見れたからね、良しとしましょう。
家人は仕事だったので晩御飯を準備。と言っても、買って来たものばかりw。
家人に対して申し訳なさが募るが、魔ミックスなんぞをしなければならなかったのでご容赦頂こうと思う。
そんな、一日。
ポット交換は分かりやいと思います。
CTSのポットってかなりばらつきが有って、私がお世話になっているショップは測定してマッチングをしてくれます。
納品伝票にしっかりと測定値を書いてくれます。
CTSの輸入代理店でもあるので在庫が豊富です。
トルク調整も好みに合わせてくれます。
リーダー様同様、私もプロに任せる事にしています。
自分でやるのは弦交換とオクターブ調整位です。
幸い、私のギター達は何故かネックが安定しているので助かります。
ネックってそんなに動くのでしょうか?
結構神経質な方ですが、気になった事は有りません。
76年のレスポールは好みに1回調整したのみ。
53年はチューニングもほぼ狂わないほど。
2009年のジェフ・ベックモデルも購入時に1回したのみ。
テレキャスターは1回も触って居ません。
って、話がずれましたがポットとか配線、ハンダは分かりやいと思います。
ピックアップにお金を使う前にやる意味はあると思います。
でも、プロにやってもらうと言う前提で。
職人さんは偉いです。