リーダーです。
今年も宜しくお願いします。
皆様に置かれましてはどの様な年末年始をお過ごしでしょうか。
偶々付けたTVでサンシャイン池崎(と言うか斎藤工)を見て、死ぬほど笑いました・・・・面白かったなぁ。
元旦にお宮参りしたのですが、小春日和でついつい足を延ばして散歩しちゃいまして、上野浅草界隈を散策。
この界隈に越して来て数年経つ訳ですが、未だ発見があったり、年始の喧騒でいつもと違う顔を見せる街と言うのは、中々に興味深いものです。
上野公園では、公の施設が閉まっていて、ひっそりと佇むその様は、中々に荘厳で良いものでした。
そんな、のんびりとした日を過ごして居たのですが、ノルマがありまして・・・・。
はい、レコーディングで御座います。
過去何度も書いており、定期的に読んで頂いている方々には辟易かと思いますが、我々フジコ・オーバードライブは、基本的にオリジナル曲をやるバンドです。
で、曲が10曲溜まりましたら録音しCDに纏め、ライブで配布する、を、しております。配布と言うか「押し付け」です。無料なので「押し売り」ではありません、「押し渡し」であります。
録音方法は、各自MTR(録音の機械です)にそれぞれのパートを録音し、全ての録音が終わったらミックスダウンをしCDにパッケージする、と。
今年もライブで配布するCDを作りましょって事で、取り敢えず纏まった6曲は録音を済ませていたのですが、残り4曲の録音を昨年より始めており、ドラム、ベースが終了。
で、この年末年始はワタクシの番、と相成りました。
納会でMTRを受け取り、では、と取り掛かるワタクシ。
先ずは軽く聞いてみよう・・・・と再生ボタンを押す。
そう言えばドラムのTakayuki君が「一箇所間違えた」とか、ベースの大先生も「正直自信が無いのでやり直せってんならやり直す」とか言ってたなぁ、大丈夫かなぁ・・・・と、不安を覚えつつ再生ボタンを押し、聞き終わって思いました。
「もっと不安に思うべきだった」、と。
うん、いつもより状況は悪い様だ・・・・しかし、ここで慌てては行けません。こんな事は良くあります。
この様に、「土台がグラついている上に家を建てる」のがワタクシ、リーダーの役目なので御座います。
と言う訳で、年始早々リズム隊に殺意を覚えつつ、録音を開始する。 逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ。
てな訳で、備忘で記録を残して行きましょか・・・・。
ギターは、クリーンのコード弾きが多いのでG6120DCを使う・・・・積りだった。
で、アンプに繋いだんですが、音が出ない。ホワイ何故に?リズム隊の呪いか?
彼方此方改造したのでどこか断線しているのでしょう。Naked Guitar Worksに持って行かなきゃ・・・・ああ、面倒臭い・・・・多分、ジャック・・・・だな・・・・新年早々の厄落としとは、今年はいい年になりそうだぜ。
てな訳で・・・・
まぁ、Stratocasterですわね。
こう言う時に必要なのは「割り切り」であって「拘り」に非ず。
ロー・コードはG6120DCで弾きたかったなぁと思うも、G6120DCは実は録音で使用した事が無いので未知数で、「ま、駄目だったらStratocaster弾けば良いや」と思っていたから、これで宜しい。てか、Stratocasterが壊れていた方が困っただろうな、うん、そう言う意味では良かったのかも知れない(前向きさん)。
<煙突>
略ロー・コードのカッティングだけなので楽じゃろうと思ったが、曲中でカッティングを微妙に変えており、そこで何度か間違えそうだな、と思うもすんなり終了・・・・の筈だったが、エンディングが僕が記憶している長さと違い「え?あれ?」となる。
普段の練習とは違い、歌とビクシ君のギターが入って居ないので僕が何処かで間違えたか・・・・と再度取り掛かるも・・・・やっぱりおかしい。
練習の録音物聞いて確認・・・・。
エンディングが短いじゃん!最後の最後でやり直しになったんだがこれは何のトラップだ?
取り敢えず録音物に合わせるしかない。こう言う時に必要なのは「割り切り」であって「拘り」に非ず。
ギターを重ねようかなとも思ったが、この曲はビクシ君のギターがメインなので余計な事はしない方が良かろうと重ねず。基本クリーン・トーンなんですが、ミドル・ピックアップが良い感じでそれで弾きました。
ビクシー>
気を付けろ、Takayukiトラップがあるぞ。
ベースの大先生>
気付いていたなら言わんか馬鹿者!気付いていないなら何故すんなり出来ちゃうんだ馬鹿者!
<ゲカカゲ>
これが一番大変だろうな、と思っていたが、クリーンと歪みを別トラックに録ったので以外にすんなり終わった。静と動がある曲で、練習ではリズムが揺れがちな曲なのですが、録音では安定してたので弾き易かった。
以前は得意だったアルペジオで何度か躓いたのは内緒にしてくれ・・・・子分になるから・・・・そう言えば最近、リズム・キープしようと練習ではアルペジオ弾いてなかったんだよな・・・・練習してないとこうなるな、うん。
<二人は踊る>
「ベースは2トラック入れてね」と言ってたんだが1トラックしか入ってませんがどう言うメッセージでしょう?>大先生
この曲、ビクシ君がイントロ以外あんまり弾いてくれないのでギター3トラックを重ね録り。ギター・ソロも僕なのだが、ソロはどうしてもファズを使いたくてトライするも・・・・
全然上手く弾けません。自分で考えたソロが弾けないんですよどう言う事です?
と四苦八苦。
ま、こんなもんだろうってな所まで辿り着く。
ライブでは絶対再現出来ないオーバー・ダビングだが、こう言う時に必要なのは「割り切り」であって「拘r(以下略)。
<狂気>
練習がいつもぶっ早くなって、で、サビでなんか減速しちゃう曲。何と言うプログレ。この曲も大変だろうなあ・・・・と覚悟していたが・・・・
BPMが練習より大分遅くて楽勝
で御座いました。 うん、このBPMだよね、やっぱいつも早過ぎだよね。なんでいつもあんなに早くなるんでしょうか・・・・?
この曲もビクシ君がギターをあまり弾かないのでオーバーダビングを施す。
「ガチャガチャした曲だからガチャガチャしたギターが良かろう」と取り掛かるもごちゃごちゃして収拾付かず。「ガチャガチャ」と「ごちゃごちゃ」には大きな違いがある様だ・・・・。
計4曲、セッティング込みで延々4時間。
2曲程、その場でギターを考えたりした試行時間があったので時間が掛かったが、練習通りだったら2/3の時間で終わったと思う。うん、重ね録りするならちゃんとアレンジ考えておかないと駄目ですね・・・・。
で、日を改めて、(仮の)歌入れ。
先ずはマイク(Electro VoiceのBlue Revenなるマイク。安かったのと見た目で購入)を立てる(後ろに見えるは亡父の油絵w)。
で、歌入れのエフェクター。
VE-20なるBOSSさんのボーカルエフェクターと同じくBOSSさんのLM-2。ボーカル・エフェクターはこれ以外にもあるのだがメンバーに貸出中なのでこれで対応。
LM-2を使った理由は、ボーカルって結構ピーク・アウト(≒入力過多で音が割れる事)しちゃいまして、その対策で。
「仮の歌入れ」と書いたのは、LM-2を試したかったからってのがその理由(歌がOK貰えたら万々歳だけどw)。
使いました結論ですが、うん、凄く使えます。他のメンバーの歌入れでも積極的に使おう。
2曲を2時間程(セッティング込み)で終了。
歌は・・・・うん、本当に自信が無いし、何より自分の声が嫌いだし、なので、何回か録って終了。
歌が駄目な人は、やればやる程駄目になると思う・・・・取り敢えず、外しても真っ直ぐ歌う方が良いと思っている(僕の場合ですけど)。
で、ビクシ君のギターと他メンバーのボーカル、コーラスは未だだが軽くミックスを、する。
この段階で「こりゃ流石に駄目だろう」をチェック。出来上がりを聞いた事ある人からすると「それで・・・・あの出来映え?」と驚かれるだろう。一度この段階で聞いて御覧なさい。どんだけ
トラックを確認し、歌詞に間違いがないかも確認(黒く消してある箇所は僕の名前が入って居るからw)。
真面目にやってんですよ、こ!れ!で!も!
てな訳で、ミックスダウン開始。
・・・・ドラム、ノイズ、酷くない・・・・?
ハットをオープンにすると、ノイズが強調される感じで、更にタム関連は1トラックに纏められててPANが出来ない上にシンバルが遠い・・・・。
何故、こんな、録音に・・・・?
「こう言う音を出したい」があるんだと思うが、ノイズ嫌いな彼にはなんとも珍しい・・・・。
いつも通りの四苦八苦七転八倒。なんとか「こうかなぁ・・・・?」を作るも、ううん。
ま、ビクシ君のギターとボーカルとコーラス入れないとなんとも言えぬし何とかなるだろうと相変わらずの根拠無いポジティブ指向(諦念とも言う)。
取り敢えずメンバーにシェアしてみたが、果たして感想は如何に???
何時も楽しみに拝見しています。
私はレスポールが好きなので、ギターの方向性は少し違いますが、とても楽しい記事ですね。
テレキャスターも好きです。
今年も楽しみにしていますので、更新を待っています。
宜しくお願いします。