リーダー

リーダーです。

先日、出社する際ふと手を見れば、なんとも年を取ったなぁってな肌の具合。

乾燥する冬って事もあろうが、後一月で47歳だもんな・・・・そりゃあ、年も取る訳だ。

ちょいとした雑学だが、年齢と言うのは誕生日の前日に加算される。知ってた?

ま、それは兎も角だ。

年齢に抗うは愚と思うワタクシ。

「お前・・・・なんかやったろ?」てな感じの女優さんとか、妙に若作りな人を見ると、なんか痛々しいと言うか、こちらが恥ずかしくなってしまう・・・・。

老人に対して「お元気ですね」と言うのは宜しいが、そこそこの年齢の人に対して「お若いですね」とか「とてもXX才には見えません」とか言うのは失礼にも思う。言われて喜ぶ様は「貴方は馬鹿ですね」と言われて喜ぶのに等しいと思う。

無理に「年相応」であろうとも思わぬのだが、大体「年相応」とはどの様な振る舞いなのか分からない僕であるが、「綺麗に年齢を重ねているなぁ」と言う人を見ると、なんとも羨ましいとは思う。

「綺麗に年齢を重ねているなぁ」と思う人には、どこか共有する「品」がある。

「品」と言うものをどの様に身に付けたら良いのか、下品に年齢を重ねて来た僕には分からぬのであるが、「他者の都合を考えない」と言う行為は下品であるとは思う。僕自身が下品であるが故にそれが理解出来るってうるさいわ。

前述した「年齢より若く見える人」にも品がある人が居て、そう言う人にあるのは「無理している感が無い」事である。

「〇〇さんって品があるよね」とは、僕が出来得る最大限の褒め言葉であって、これまでにそれを言った人は片手に余る。

そう言えば・・・・

昨年7月にした際、亡父に庭の手入れを命じられた。

「ちゃんと手入れしないと来年花が咲かないだろ?折角母さん大事にしてるのに」との発言は、なんとも品がある台詞だったなと今でも思う。

余命長くない事を自覚していた父が、 自分が見れぬとも来年見る人の為に手入れを命じるとは、中々に品があって宜しい。

やんちゃな性格で、品があるとは言えなかった亡父らしくはない台詞だったが・・・・ってごめんね、お父さんw。

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で、さ・・・・。

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えー、此処最近このネタばかりで申し訳ないが、もうちょっと付き合って欲しい。GretschはG6120DC、ナッシュビルの名が冠された62年仕様の復刻版。

僕ね、このギター「弾き手の事を考えて作ったのか?」と訝しく思う箇所が、どうしても看過出来ない箇所が2つあるんだよ。

先ず、1点目はブリッジ。何故、ボディに固定しないのであろうか・・・・?

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弦の張力で押さえているのであるが、弦を外せば外れてしまう。激しいピッキングや激しいアーミングでズレてしまふ・・・・。

センターブロックを持たない構造故固定出来ないのは理解出来るし、台座の木が変形した場合交換出来る様にしているのかもと前向きに考えられなくもないのだが、その利点を慮っても、固定化しなかった理由が分からない。

センターブロックを入れるか入れないかはサウンドに大きな影響を与えると思え、その点から固定化しなかったのだろうとも思えるが、ピン・ブリッジにはしても良かったと思うし現行の全機種に対応すべしとも思う。

又、ブリッジのRと指板のRが微妙に違うブリッジがあったりと、なんと言うか・・・・訳が分からないw。

2点目がネックのジョイント。

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ハイ・フレットの弾き難さを齎す、他の追従を許さないなんとも独特なジョイント構造。

ハイ・フレットをこんなに弾き難い構造にしておきながら、指板のRはハイ・フレットに行くに従いきつくなる。いやいやいやいや、その前にする事あるだろう、と、突っ込みたくなる。

加えて・・・・

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ネック・エンドは宙に浮いていて、ボディとのジョイントが中途半端。強度的に固定化した方が良いと思うのだが、何故こんな仕様なのか、理解が出来ぬわ埃は溜まるわで・・・・笑ってしまうw。

「この構造じゃないとこの音じゃなくなる!」ってな拘りがあるのなら別だが、それを感じさせないサウンドってのが疑問に拍車を掛ける。

どうにも「弾き手を考えない構造」がGretschにはあり、「どうしてこうなった?」と気になり、Gretschのギター開発に多くのアイデアを出したChet Atkinsの映像を見てて、「ああ、もしかして・・・・」と思ったんですが・・・・


(Gibsonの名機Les Paulの開発に携わったLes PaulとChet Atkinsの共演)

Chet Atkinsって、Les Paul程、ハイ・フレット弾かなかったんじゃないかな、と・・・・だから、「ハイ・フレットの弾き難さを考慮しなかった」んじゃないかな、と・・・・。

ま、全くの推測なんですけどね。

でも、開発に携わったギタリストの「癖」ってのがギター構造に影響を与えたんじゃないかなってのはある様に思う。オクターブ・チューニングに難があるバー・ブリッジのカントリー・ジェントルマンを使い続けたのも、ハイ・フレットを弾く会か少ないって理由からではないかと。

ま、全くの推測なんですけどね。

開発する場合、「自分の意見が100%反映される」なんて事は無いだろうとも思う。アイデアを出しても却下される事もあったろう。

それ故、Gretschの納得感が無い構造をChet Atkinsに負わせるは気の毒に思う。メーカー側が適宜改善して𠮟るべきだったろうに。

「人間工学に基づいた構造のギターなんですよ!」とは下の人が自身のギターを評しての発言であるが・・・・

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(練習日を間違えたエクソビクスさんの、在りし日の陽気なお姿)

うん、これ弾くなら弾き難かろうがGretsch弾くわ、と思う俺も居る・・・・。

ギターと言う「道具」に機能性を求めるのは尤もだと思うのだが、一方で機能性だけで選ぶものでもない。僕にとって、「許容の境界線」がGretschなのかも知れない・・・・。

と、ギターの事を考えながら過ごした、幸せな日曜日でした。

そう言えば、ベースの大先生は「チョッパーは品が無い」と仰ってたが、僕の「品の定義」と彼のそれとはどうも違う様である。

千利休はいつなんどき人が来ても持て成しが出来る様にしていたと聞くが、僕にはまぁ無理だな。一生下品として過ごす事になりそうだわ。