リーダー

リーダーです。

気が付けば師走ですね。 

何度か書いているが、「年を取ると1日は長いが1年は短い」と思う。

師走の落ち着きの無さが好きな僕であるが、上京して四半世紀を過ごしても、東京の寒さは身に染みる。

故郷の北海道は、家の中は暖かいので、外出しなければぬくぬくと過ごせる。おかしな話だが、家の中では割と薄着だったりする。

こちらでは、暖かい恰好をして、それでも寒ければ暖房を入れる、がデフォルトに思え、屋内では「もこもこした格好」が要求される。家人が暖房器具で暖を取る事を好まないので(床暖房は好む)、結果我が家は他人様より寒い環境下に居るのかも知れぬ。ギターの金属部分に触れると「ひゃっ」と生娘の様な声が出る始末。

かと言って、それが嫌いかと言うとそうでもない。

湯船に浸かり、如何に身体が冷えていたかを実感しながらも、それ故の至福の時が過ごせるのは好ましい。季節に抗する習慣と言うものは、季節を感じられて宜しい。

北海道では、「身体を綺麗にする」為に入って居たお風呂だが、身体の芯を温める作業としての入浴ってのは気持ちが良いのだと改めて思った。

そう言えば、「冬を乗り切る為にギリギリまで暖かい恰好をしない」と言う人がいるが、その手の人が「夏の暑さを乗り切る為にギリギリまでコートを着続ける」と言うのを聞いた事が無いのは何故か。

「伊達の薄着」って言葉があるが、「伊達の厚着」って言葉は無い。「敢えて着ない」はあるけれど「敢えて着る」ってのは無い。

「敢えて」なる言葉は、「本来ならそうすべきorそうすべきじゃないけれどする行為」と言う文章の前置詞的な役割を担う訳で、「敢えて着る」ってのが無いって事は、
「本来ならそうすべきorそうすべきじゃないけれど・・・・」と言う文節の続きすら許さぬ、「完全に有り得ない選択肢」なのだろう。

で、だ。

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GretschはG6120DC Chet Atkins Double Cutaway Nashville

このギターは「敢えて弾く」と言う感じがする。

色々と改造を施し、このギターのポテンシャル以上のものは発揮出来たサウンドだと思う。元々、クリーンで弾く分には素晴らしかったが(私見ですよ、為念で)、歪ませた時のサウンドはどうにも満足出来ず、僕の中では禁じ手であったブリッジ交換をする事で(交換前のブリッジの構造が好きだったんでね)、一応の決着を見たのだが、

a)その箱鳴り感がバンド・アンサンブルで邪魔(fujico overdriveでは、ですよ)
b)ボディ厚がありソリッド・ギター比で弾き難い
c)全長が長く弾き難い

と言う困難な面が未だ残る。

上記(a)に関しては、2ボリュームのアンプを選び、(低域が強調される)ゲインを絞り気味にしたり(イコライザーのローを削るのとはちょいニュアンスが違う)、ローを余り歪ませないペダルを選択する事で改善は出来る。ああ、コンプレッサー使う手もあるわ。

でも、「構造的に弾き難い」ってのは、もう、どうしようもない訳だ。魔改造請負職人のNaked Guitar Worksでも如何ともし難いだろう(こう言う事言うと嫌がるだろうが・・・・それ故に、言うw)。

と言う訳で、常識的な判断をすれば、弾き易さ、音作りの安易さ、取り回しの良さ、で、Stratocasterを選択するのが正解には思う。

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ハイ・グレードとは言い難いスペックのギターだが・・・・、僕以外は全く価値を見出さないであろうギターだがw、僕にとってはマスタービルダーだのカスタムショップだのとの交換を持ち掛けられても全力で拒否する一本。それ位、気に入っている。

で、そこまで気に入って、且つ思い入れもあるのならStratocaster弾けば良いじゃないかと思うが、僕と言う人間の浅ましさが、「敢えてグレッチを弾く」と言う行為になんとも惹かれるんだから厄介極まりない。

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(Stratocasterを抱えるの図)

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(G6120DCを抱えるの図)

下段の方が、怪しさがあって良いよなぁと思ってしまって・・・・僕の夕刊フジみたいなオレンジ色のギターのみならず、ビクシーのギター、気持ちの悪い紫色だもんな・・・・あ、Parkerだけで充分に怪しいか・・・・いや、Parkerある限り、俺、視覚的にも出番無くない?インパクトあり過ぎだろ>Purple Parker

Stratocaster程ではないが、合格点のサウンドが出せ、フォトジェニックなG6120DC。

G6120DCではないが、


(Black Hawkを弾くエドウィン・コリンズ率いるOrange Juice)

こう言うサウンド、好きなんだよなぁ・・・・。

当て振りではBurns弾いちゃうって事は、特に見た目が好きって訳でも無いのかな・・・・



因みに、上記は英国の音楽番組Top of the Popsなのだが、この番組、基本「口パク」なんだが、尊敬して止まないNew Orderは、同番組出演に際して「俺達はライブでしかやらねえよ」と大ヒット中の「Blue Monday」を態々ライブで披露し・・・・



余りの下手さにチャート順位を下げたと言うナイスなエピソードがある。ううん、良い話だなぁ。

おっと、閑話休題。

メンバーに「音はStratocaster、見た目はG6120DC」と言われ、「サウンド拘るバンドでもないよなぁ・・・・G6120DC弾こうかなぁ・・・・」と思えば、Takayuki君は「僕は一番Rickenbackerの見た目が好きですね」と更に迷わす発言を・・・・。

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360C63。何故この構図で写真撮ったんだっけw) 

デザインを職とし、ジャケットのデザイン全てを担う彼の美的センスはバンドで一番確かであろう。僕とビクシ君はふざけちゃうし、ベースの大先生は・・・・客観性が乏しいw。

そんなTakayuki君が言うんだから360C63でも良いのかなぁと思うも、G6120DCよりも音作りが難しいギター故、逡巡してしまう。

でも、ネックの感じは360C63が一番好きなんだよなぁ・・・・細くて、弾き易いんだよねえ。 でも、本気でメインに据えるなら、ラウンド・シェイプの360が欲しいなぁ・・・・。

fujico overdriveのリード・ギターはビクシ君であり、こんだけギターに纏わる記事書いておいてなんだが、僕はギタリストとしてバンドでの貢献度は大きくはない。

それであれば視覚的に貢献出来ぬものかと考えてしまう俺が居る(但し年一回w)。

年に一回しかライブやらねってのにフォトジェニックもなんも無いから素直にStratocaster弾いておけば良いのでしょうけど・・・・w。

でね・・・・

G6120DC、360C63共に、Stratocaster比で「持ってて疲れる」のですよ、ええ。

総重量は然程変わらないのに、いや、その差が大きいのかもだけれど、G6120DCと360C63で練習に挑むと滅茶苦茶疲れるのですよ、うん。

「だったらStratocasterで良いじゃん」と益々思うのですが、「加齢で体力が落ちたらG6120DCや360C63を本格的に使えなくなるかもな」と思うと、「今の内に使っておこうか」とも思ったり。

かと思えば、Naked Guitar Worksの多田社長には「リーダーさんはTelecasterのイメージです」と言われるしなぁ・・・・w。

はてさて、どうしましょうか、ねぇ・・・・。

そんな決められないワタクシですから、信頼出来る誰かに「君はXXXが似合うからそれ弾きなよ」と言われたらそれを弾いちゃう俺も居るw。

 

上記の動画には、僕のG6120DCは無いのですが、ああ、良いサウンドだなって思っちゃう僕が居る。特にAnnversaryが好きだなぁ・・・・。

なんだかんだで、Gretsch、好きなんだよなぁ・・・・。

そんな逡巡をした、師走の頃。