リーダーどすえ。
ううむ、選挙・・・・どうしましょうかねぇ。
取り敢えず、「あの人とあの人は無いな」ってのは決まっているけどどうしましょ。
ま、もう暫く悩みましょっと。
いつも楽しい話題を提供頂くデジマート・マガジンさん。毎回楽しく読ませて頂いておりまして、最新版は木材についてのこちらの記事。
「へー?」と思いつつ読ませて頂いた。
僕のStratocasterはボディはバスウッド。
敢えてバスウッドを使っている高級メーカーも一部ありますが、廉価なギターに使われる木材の代表格みたいな代物、それがバスウッド。
重いギターは好きじゃないので、軽量なバスウッドのボディは僕はウェルカム。
サウンドの違いについても、僕は軽い音のギターを重く鳴らせる方が好きで、ギター自体がヘヴィなサウンドだと逆に敬遠してしまう。気に入った音作りが出来ないのです。
「うん、お前には安物がお似合いだ」五月蠅い黙れ。
さて・・・・
えー、ちらっと書きましたが、時間を見付けてはミックスダウンやってます。
次回作CDの内6曲録音し、内4曲は歌まで完了。
4曲の内、僕がボーカルをやった3曲はミックスダウンを済ませ、メンバーからも「ま、いいでしょ」と相成っていたのだが、ドラムのTakayuki君が、ドラムの音色等を差し替えた、との事で再ミックスを・・・・との依頼。
メンバー了解済の僕の3曲については、流石にもう面倒くさくて、「差し替えたいならTakayuki君がミックスやってメンバーの合意得てよ」、と押し返すも(ごめんねTakayuki君)、ビクシ君の楽曲「ミスタードリラー」は、Takayuki君がミックスしていたものの、複数の耳を通した方が良かろうとの趣旨に加えて、僕自身過去軽くしかミックスしてなかったので取り掛かる。
Takayuki君のミックスをベースに、気になった点・・・・ボーカルとスネアが前に出過ぎと思ったので調整。
ボーカルは、コピペして薄~~~~~くリバーブを掛けたものを鳴らしつつ、コンプレッサーを差し替えボーカルを押さえる。
スネアは、バチンバチンと鳴っていたのでイコライジングし、他のドラムパートの輪郭を出す。
先ずはTakayuki君に聞いて貰おうとデータを送れば、「ドラム(特にスネア)が味気なくなった」との回答・・・・ううむ。
かと言って、僕はドラムのサウンドがおかしいと思っており、ここは共通を見るは難しかろうと他2名のメンバーに意見を求めるべしとデータを送れば、メンバーはワタクシのミックスを支持するもOKではなく・・・・
ベースの大先生>サウンドをタイトに
ビクシ君>バッキングをもっと大きめに
との意見・・・ううむ。
ここで、「抜本的に作り直した方が早いんじゃね?」と思い立つ。
ベースの大先生とビクシ君の意見は相反する様に思え、且つTakayuki君の意向も踏まえると収拾付かぬのう・・・・と思い、はてどうしましょ?と困惑する46歳。
ミックスに「正解」は無く、「パッと聞いて良いなって思えたらそれが正解」と思うのですが、「パッと聞いて良い」と思える水準じゃないのだろうと思い、であれば抜本的にやり直そうと。
各パート、全体に掛かっていたエフェクトを全て外し、その状態で、適当に音量調整とPANをして聞いてみやれば、なんともごちゃっとした、抜けの悪いサウンド。ううむ・・・・。
フジコ・オーバードライブは、録音は各自が自宅で録り、歌を皆で合わせて・・・・ってなスタイル。
ドラムのTakayuki君はエレドラ、ベースの大先生はコンプ経由でMTR、ビクシ君はマルチエフェクター内臓のプリアンプ、僕はこれを使い、それぞれ各パートを録音している。
つまり・・・・楽器隊は全て「生音」ではなく、所謂「ライン録音」。
で、ライン録音って、マイク経由の生音の録音より低域(の倍音)が出る気がするんです。裏付け出来る根拠は無いんですが・・・・。
で、ですね、低域って、ちゃんとコントロールしないと、アンサンブルがごちゃっとしちゃって抜けて来ないと僕は思っています。ライブや練習ではそれがないと寂しいのですが・・・・。
あ、低域の主張が強いファズがアンサンブルで抜けて来ないのはそう言う理由だろうな・・・・。
過去何枚かCDを作り、その都度ミックスダウンをやって来たのですが、以前は重心を低くした方が良いんじゃないかと思っていて、そんなミックスを施して来たのですが、なんと言うか・・・・聞いてて疲れるサウンドw。
上記は、10周年記念盤(笑)で過去の楽曲をリミックスした内の1曲ですが、このリミックス、低域削ろうとベースやバスドラを抑え気味にしたミックスを施していたんですが、今聞いてみれば未だ重い気がする・・・・。
重く感じる原因はなんじゃろね?と考え、(ボーカル以外で)大きく鳴っているパートの低域が出過ぎなんじゃないか?と思い立つ。
「低域を削る=ベースやバスドラを削る」ではなく、大きく出ている楽器の低域を削れば全体がスッキリしてくるんじゃなかろうか・・・・と。
結果、スネアの低域を削って見やれば、うん、バランスが良くなった。
ベースとバスドラの低域も少し削ったが、全体的な効果で言えばスネアの低域を削った時に大きな効果があった。
加えて、他のパートも、出来るだけ低域を調整。調整幅はほんのちょっとでも、効果は大きい場合があり、なんか・・・・今までのミックスも、この辺もっとシビアにやっておくべきだったなぁと今更ながらに思った(遅ぇよ)。
ごちゃっとした感じが無くなった結果、左右にPANした僕とビクシ君のギターも抜け良く出て来て・・・・演奏の粗が目立つったら無い・・・・おい。
メンバーに送ってみれば、ベースの大先生とビクシ君から「とても良いと思いました」とのコメント。ああ、良かった・・・・。
Takayuki君は「僕が鳴らしたかったドラムの音じゃない」と言う感想かと思うが、ま、すまん、民主主義w。
これでTakayuki君の満足感も得られる様にするにはどうしたら良いか?を考えると、一発録り、生音での録音しかない様にも思う次第。
先に書いた通り、「マイクを通した音」は、ある程度低域がマスキングされる様にも思え、ライン録音で録った音では出せないニュアンスが出る様にも思うのですが、その音だったら、Takayuki君の満足感が得られるんじゃないかと推測。
その為には・・・・もう少ししっかりした演奏しなくちゃだなぁ・・・・ある意味一番ハードル高いなぁw。